JP2022148239A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】新規の文書に対して付与される文字列の候補を生成する。【解決手段】情報処理装置2は、ユーザによって文書データに付与された文字列の履歴を取得し、文字列の履歴を用いて、文書データに付与された文字列の規則性を特定し、文書データに含まれる文字列と、特定した規則性とに応じて、文書データに付与される文字列の候補を生成して提示する。また、情報処理装置2は、業務の順序に関する情報を取得し、業務の順序に関する情報を用いて、文書データに付与される文字列の規則性を特定し、特定した規則性に応じて、文書データに付与される文字列の候補を生成して提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
例えば特許文献1には、所望の情報の種類を示す属性を分析対象として抽出可能である文書を取得し、その属性が有効であるかどうかを判定し、有効であると判定した属性候補の中から分析に用いる選択属性を選択し、文書からその選択属性に属する表現を属性表現として抽出することが開示されている。
特開2016-99741号公報
本発明は、新規の文書に対して付与される文字列の候補を生成することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、ユーザによって文書データに付与された文字列の履歴を取得し、前記文字列の履歴を用いて、前記文書データに付与された文字列の規則性を特定し、文書データに含まれる文字列と、特定した前記規則性とに応じて、前記文書データに付与される文字列の候補を生成する。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、プロセッサを有し、前記プロセッサは、業務の順序に関する情報を取得し、前記業務の順序に関する情報を用いて、文書データに付与される文字列の規則性を特定し、特定した前記規則性に応じて、文書データに付与される文字列の候補を生成する。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は2記載の構成において、前記プロセッサは、生成した文字列の候補を提示し、提示した文字列の候補が指定された場合には、当該文字列を前記文書データと関連付けて登録する。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項1又は2記載の構成において、前記プロセッサは、文書データに付与される文字列の候補として生成した文字列の候補と、当該文書データに既に付与されている文字列との類似度が閾値以上の場合には、前記文字列の候補を提示しない。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、請求項1又は2記載の構成において、前記プロセッサは、新規に生成した文字列の候補と、既存の文書データに付与されている文字列とを識別可能に提示する。
本発明の請求項6に係る情報処理装置は、請求項3記載の構成において、前記プロセッサは、文字列が関連付けられて登録されている文書データの量に関する情報を提示する。
本発明の請求項7に係る情報処理装置は、請求項2記載の構成において、前記プロセッサは、前記業務の順序に関する情報と、当該業務に関する情報以外の情報とを組み合わせて、前記規則性を特定する。
本発明の請求項8に係るプログラムは、コンピュータに、ユーザによって文書データに付与された文字列の履歴を取得させ、前記文字列の履歴を用いて、前記文書データに付与された文字列の規則性を特定させ、文書データに含まれる文字列と、特定した前記規則性とに応じて、前記文書データに付与される文字列の候補を生成させるためのプログラムである。
本発明の請求項9に係るプログラムは、コンピュータに、業務の順序に関する情報を取得させ、前記業務の順序に関する情報を用いて、文書データに付与される文字列の規則性を特定させ、特定した前記規則性に応じて、文書データに付与される文字列の候補を生成させるためのプログラムである。
請求項1、8に係る発明によれば、ユーザによって文書データに付与された文字列の履歴を利用して、新規の文書に対して付与される文字列の候補を生成することができる。
請求項2、9に係る発明によれば、業務の順序に関する情報を利用して、新規の文書に対して付与される文字列の候補を生成することができる。
請求項3に係る情報処理装置によれば、指定された文字列を文書データと関連付けて登録することができる。
請求項4に係る情報処理装置によれば、既存の文書データに付与されている文字列との類似度が閾値以上の文字列の候補を提示しなくて済む。
請求項5に係る情報処理装置によれば、新規に生成した文字列の候補と、既存の文書データに付与されている文字列とが識別可能となる。
請求項6に係る情報処理装置によれば、既存の文書データに付与されている文字列が関連付けられている文書データの量に関する情報を知らせることができる。
請求項7に係る情報処理装置によれば、業務に関する情報のみを用いた場合に比べて、規則性を特定するときの精度が向上する。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を例示するブロック図である。 本実施形態に係る文書データ格納装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。 文書データ格納装置に記憶されるデータを例示する図である。 文書データ格納装置に記憶されるデータを例示する図である。 本実施形態に係る情報処理装置の機能構成を例示するブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 本実施形態の情報処理装置のUI部の表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
[1]構成
図1は、本実施形態に係る情報処理システム100の構成を例示するブロック図である。情報処理システム100は、文書データ格納装置1及び情報処理装置2を備える。文書データ格納装置1及び情報処理装置2はいずれもコンピュータ装置であり、無線又は有線を含む通信回線3により接続されている。
図2は、文書データ格納装置1のハードウェア構成を例示する図である。プロセッサ11は、文書データ格納装置1の他の要素を制御するプロセッサである。メモリ12は、プロセッサ11がプログラムを実行するためのワークエリアとして機能する記憶装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)を含む。ストレージ13は各種のプログラム及びデータを記憶する記憶装置であり、例えばSSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)を含む。プロセッサ11がメモリ12又はストレージ13に記憶されているプログラムを実行することにより文書データ格納装置1において各種機能が実装される。通信IF(Interface)14は、予め定められた無線又は有線の通信規格に従って通信回線3を介して他の装置と通信を行う。
図3は、情報処理装置2のハードウェア構成を例示する図である。プロセッサ21は、情報処理装置2の他の要素を制御するプロセッサである。メモリ22は、プロセッサ21がプログラムを実行するためのワークエリアとして機能する記憶装置であり、例えばRAMを含む。ストレージ23は各種のプログラム及びデータを記憶する記憶装置であり、例えば、SSD又はHDDを含む。プロセッサ21がメモリ22又はストレージ23に記憶されているプログラムを実行することにより情報処理装置2において各種機能が実装される。通信IF24は、予め定められた無線又は有線の通信規格に従って他の装置と通信を行う。UI(User1 Interface)部25は例えばタッチスクリーンや各種キーを備えており、ユーザの操作を受け付ける。
情報処理システム100において、ユーザは情報処理装置2を操作して、新たな文書データを作成して文書データ格納装置1に格納したり、文書データ格納装置1に格納されている各種の文書データを閲覧したりすることができる。文書データ格納装置1に格納されている文書データに対しては、ユーザが任意の文字列を、例えばタグとかメタデータと呼ばれる情報として付与することができる。このような文字列を付与文字列という。付与文字列は、例えば文書データ格納装置1に格納されている文書データの検索、抽出、並び替え等に用いられる。
ここで、このように文書データに付与される文字列は、文書データに対して予め決まった固定的な情報であることが一般的である。例えば、文書の種別を意味する文字列として「請求書」、「発注書」、「契約書」等があり、文書に対応するフェーズ(後述)を意味する文字列として「受注」、「施工」、「修繕」等があり、これらの予め決められた文字列群からいずれかが選択されて文書データに付与される。これに対し、本実施形態では、文書データに対してユーザが任意に決め得る文字列が付与される。しかしながら、各ユーザが自身の思うがままに、何の規則性もない文字列を自由に文書データに付与した場合、上記のような検索、抽出、並び替え等の利用時において利便性が損なわれてしまい、文字列を付与した意味がなくなってしまうおそれがある。例えばユーザAが考える文字列の付与規則とユーザBが考える文字列の付与規則とが大きく異なっている場合、ユーザAが文書データに付与した文字列を用いてユーザBがその文書データを適切に検索することが難しいケースが考えられる。そこで、本実施形態では、各ユーザが文書データに文字列を付与するときの自由度を維持しつつ、一定の規則性に基づいて付与すべき文字列を各ユーザに示唆することを目的としている。
図4は、文書データ格納装置1に格納される文書データに関する情報を例示する図である。図に示すように、文書データ格納装置1には、文書データを識別する文書ID、その文書データ、及びその文書データに付与された付与文字列が対応付けられて格納される。例えば文書ID「D001」の文書データには、「X案件2020/10/15」「α社発注」という2つの付与文字列が対応付けられている。
情報処理システム100は、ユーザが行う複数の業務に用いられる。これら複数の業務は、例えば製品やサービスの受注前に関する業務、その受注に関する業務、その施工に関する業務、その修繕に関する業務といった、時系列に順序だてて実施される。文書データ格納装置1は、このような業務の順序に関する情報を記憶している。
図5は、文書データ格納装置1に格納される業務の順序に関する情報を例示する図である。図において、一連の複数の業務からなる単位をプロセスと呼び、そのプロセス単位でそれぞれ識別するためのプロセスIDが用意されている。各プロセスを構成する時系列の業務の段階を、フェーズと呼ぶ。例えば、プロセスID「P001」のプロセスは、「受注前」、「受注」、「施工」、「修繕」といった順序で実施される4つの業務からなり、各々の業務の段階が1つのフェーズに相当する。また、例えば、プロセスID「P002」のプロセスは、「発注前」、「発注」、「納品」、「検証」といった順序で実施される4つの業務からなり、各々の業務の段階が1つのフェーズに相当する。
図6は情報処理装置2の機能構成を例示するブロック図である。情報処理装置2は、取得部201、規則性特定部202、文字列候補生成部203、提示部204及び登録部205を有する。これらの各機能は、プロセッサ21、メモリ22ななどのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ21が演算を行うことで、通信IF24による通信を制御したり、メモリ22及びストレージ23におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
取得部201は、ユーザによって文書データに付与された付与文字列の履歴を文書データ格納装置1から取得する。また、取得部201は、業務の順序に関する情報を文書データ格納装置1から取得する。
規則性特定部202は、取得した付与文字列の履歴を用いて、文書データに文字列を付与するときに従うべき規則性を特定する。また、規則性特定部202は、取得した業務の順序に関する情報を用いて、文書データに文字列を付与するときに従うべき規則性を特定する。
文字列候補生成部203は、新たに文字列の付与対象となる文書データに含まれる文字列と、規則性特定部202により付与文字列の履歴を用いて特定された規則性とに応じて、上記文書データに付与される文字列の候補を生成する。また、文字列候補生成部203は、規則性特定部202により業務の順序に関する情報を用いて特定された規則性に応じて、上記文書データに付与される文字列の候補を生成する。
提示部204は、文字列候補生成部203により生成された文字列の候補を表示するなどして、ユーザに提示する。
登録部205は、提示部204により提示された文字列の候補がユーザにより指定された場合には、当該文字列を、文字列の付与対象となる上記文書データと関連付けて文書データ格納装置1に登録する。
[2]動作
図7に示すフローチャートを参照して、情報処理装置2の動作について説明する。図7において、ユーザが情報処理装置2において新規の文書データを作成し、その文書データ(これを文字列付与対象文書データという)に文字列を付与することを指示すると(ステップS1;YES)、取得部201は、全ての文書データに付与された付与文字列の履歴を文書データ格納装置1から取得する(ステップS2)。また、取得部201は、業務の順序に関する情報を文書データ格納装置1から取得する(ステップS2)。
次に、規則性特定部202は、取得した付与文字列の履歴を用いて、文書データに付与された付与文字列の規則性を特定する(ステップS3)。例えば図4の例では、規則性特定部202は、取得した付与文字列の履歴を所定の基準で並び替えて互いに比較するなどして、「〇案件」(〇は任意の文字列)という付与文字列に続く付与文字列は日付を意味する数字であるという規則性を特定する。また、規則性特定部202は、取得した業務の順序に関する情報を用いて、文書データに付与された付与文字列の規則性を特定する。例えば図4、5の例では、規則性特定部202は、「〇社」という付与文字列に続く付与文字列は業務のフェーズに相当する文字であるという規則性を特定する。規則性特定部202は、上記のような2通りの規則性特定方法のうち、その特定が可能な少なくともいずれか一方の方法で規則性を特定する。
次に、文字列候補生成部203は、付与文字列の履歴を用いて規則性が特定された場合には、文字列付与対象文書データに含まれる文字列がその規則性に合致するか否かを判断し、合致するなら、文字列付与対象文書データに含まれる文字列と上記規則性とに従い、文字列付与対象文書データに付与される文字列の候補を生成する(ステップS4)。例えば文字列付与対象文書データに含まれる文字列として「Z案件」という文字列があった場合、文字列候補生成部203は、「〇案件」(〇は任意の文字列)という付与文字列に続く付与文字列は日付を意味する数字であるという規則性から、現時点の日時を意味する文字列(例えば2021/1/18)を「Z案件」という文字列の後に配置した「Z案件2021/1/18」という文字列の候補を生成する。文字列候補生成部203は、文字列付与対象文書データに含まれる文字列がその規則性に合致するか否かを判断するとき、文字列付与対象文書データに含まれる文字列として、例えば文字列付与対象文書データのファイル名や文書内のタイトルといった、そのデータ内の所定の位置に配置された文字列を用いてもよい。なお、規則性特定部202により特定される規則性は複数あってもよいから、文字列候補生成部203によって生成される文字列の候補も複数あってよい。例えば文字列付与対象文書データに含まれる文字列として「Z案件」という文字列があった場合、「〇案件」(〇は任意の文字列)という付与文字列に続く付与文字列は日付を意味する数字であるという規則性のほか、「〇案件」という付与文字列に続く付与文字列は、文字列付与対象文書データに含まれる企業名を意味する文字列であるという規則性がある場合には、文字列候補生成部203は、「Z案件2021/1/18」という文字列の候補のほか、文字列付与対象文書データに含まれる企業名を意味する文字列(例えばK株式会社)を「Z案件」という文字列の前に配置した「K株式会社Z案件」という文字列の候補を生成する。
また、文字列候補生成部203は、業務の順序に関する情報を用いて規則性が特定された場合には、文字列付与対象文書データに含まれる文字列がその規則性に合致するか否かを判断し、合致するなら、文字列付与対象文書データに含まれる文字列と上記規則性とに従い文字列付与対象文書データに付与される文字列の候補を生成する(ステップS4)。例えば文字列付与対象文書データに含まれる文字列として「γ社」という文字列があった場合、文字列候補生成部203は、「〇社」(〇は任意の文字列)という付与文字列に続く付与文字列は業務のフェーズを意味する文字列であるという規則性から、図示せぬ業務フェーズ管理システムを検索して「γ社」に関する業務のフェーズを特定し、特定した業務のフェーズを意味する文字列(例えば受注)を「γ社」という文字列の後に配置した「γ社受注」という文字列の候補を生成する。文字列候補生成部203は、文字列付与対象文書データに含まれる文字列がその規則性に合致するか否かを判断するとき、文字列付与対象文書データに含まれる文字列として、例えば文字列付与対象文書データのファイル名や文書内のタイトルといった、そのデータ内の所定の位置に配置された文字列を用いてもよい。なお、規則性特定部202により特定される規則性は複数あってもよいから、文字列候補生成部203によって生成される文字列の候補も複数あってよい。例えば文字列付与対象文書データに含まれる文字列として「γ社」という文字列があった場合、文字列候補生成部203は、「〇社」(〇は任意の文字列)という付与文字列に続く付与文字列は業務のフェーズを意味する文字列であるという規則性のほか、「〇社」という付与文字列の前にある付与文字列は現時点の日時を意味する文字列であり且つ「〇社」という付与文字列に続く付与文字列は業務のフェーズを意味する文字列であるという規則性がある場合には、文字列候補生成部203は、「γ社受注」という文字列の候補のほか、さらに「γ社」の前に現時点の日時を意味する文字列を配置した「2021/1/18γ社受注」という文字列の候補を生成する。
次に、提示部204は、文字列候補生成部203により生成された文字列の候補をユーザに提示する(ステップS5)。具体的には、提示部204は、情報処理装置2のUI部25に含まれる表示装置において、文字列を入力する入力欄に、文字列候補生成部203により生成された文字列の候補を例えばプルダウン方式で表示する。このとき、上述したな2通りの規則性特定方法によってそれぞれ規則性が特定されて文字列の候補がそれぞれ生成された場合には、提示部204は、これらの候補を全て提示してもよいし、いずれか一方の規則性特定方法に基づく候補を提示してもよい。
ここで、図8は、情報処理装置2のUI部25の表示装置に表示される画面の一例を示す図である。この画面251には、文字列を入力する入力欄252と、その入力欄252の下方に配置されたプルダウン欄253と、文字列を登録するための登録ボタン254とが表示されている。この例では、文字列候補生成部203により生成された文字列の候補として、「Z案件2021/1/18」、「K株式会社A案件」「K株式会社A案件2021/1/18」、「2021/1/18Z案件」という4つの候補が提示されている。つまりここでは、規則性特定部202により特定される規則性は4種類である。ユーザはこれらの候補の中から任意のものを選択して登録ボタン254を操作することにより、その候補を指定する。さらにユーザは提示部204により提示された文字列の候補のうち一部を修正入力したり、提示部204により提示された文字列の候補ではない文字列を入力したりすることもできる。
そして、登録部205は、提示部204により提示された文字列の候補がユーザにより指定された場合には、当該文字列を、文字列付与対象文書データと関連付けて文書データ格納装置1に登録する(ステップS6)。このとき、提示部204により提示された文字列の候補のうち1つがユーザにより指定された場合には、当該文字列を、文字列付与対象文書データと関連付けて文書データ格納装置1に登録するが、さらに、ユーザがこれ以外の文字列の候補を指定すれば、その文字列も、文字列付与対象文書データと関連付けて文書データ格納装置1に登録することができる。つまり、ユーザは複数の文字列を文書データに付与することができる。なお、登録部205は、提示部204により提示された文字列の候補のうち一部がユーザにより修正入力された場合や、提示部204により提示された文字列の候補ではない文字列がユーザにより入力された場合には、当該文字列を、文字列付与対象文書データと関連付けて文書データ格納装置1に登録する。
以上説明した実施形態によれば、ユーザによって文書データに付与された文字列の履歴又は、業務の順序に関する情報を利用して、新規の文書に対して付与される文字列の候補を生成することができる。
[3]変形例
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わされて実施されてもよい。
(1)プロセッサ21は、文書データに付与される文字列の候補として生成した文字列の候補と、当該文書データに既に付与されている文字列との類似度が閾値以上の場合には、その文字列の候補を提示しないようにしてもよい。例えば、ユーザの入力等により或る文書データに付与されている文字列が「C社_発注」であった場合に、その文書データに対して付与するものとして新たに生成された文字列の候補が「C社-発注」である場合には、これらの文字列の類似度が閾値(例えば90%)以上となり、これらの文字列はほぼ同じ意味であるから、このような場合には、「C社-発注」という文字列の候補を提示しない。
(2)プロセッサ21は、新規に生成した文字列の候補を提示するときに、その文字列と合わせて、既存の文書データに付与されている文字列であって、新規に生成した文字列の候補と類似する文字列を表示してもよい。この場合、新規に生成した文字列の候補と合わせて、既存の文書データに付与されている文字列を識別可能に提示するようにしてもよい。例えば、既存の文書データに付与されている文字列が「C社_発注前」である場合に、或る文書データに対して付与するものとして生成された文字列の候補が「C社_受注」である場合には、これらの文字列について、例えば「C社_発注前/既存」である場合に、或る文書データに対して付与するものとして生成された文字列の候補が「C社_受注/新規」というように提示してもよい。これにより、ユーザは、新規に生成した文字列の候補と、既存の文書データに付与されている文字列であって、新規に生成した文字列の候補と類似する文字列との違いを知ることができる。
(3)上記のように、プロセッサ21は、新規に生成した文字列の候補を提示するときに、その文字列と合わせて、既存の文書データに付与されている文字列であって、新規に生成した文字列の候補と類似する文字列を表示してもよい。このとき、プロセッサ21は、新規に生成した文字列の候補と同じ文字列が付与された文書データの数と、新規に生成した文字列の候補と類似する文字列が付与された文書データの数を表示してもよい。これにより、ユーザは、新規に生成した文字列の候補が付与されている文書の数と、新規に生成した文字列の候補と類似する文字列が付与された文書データの数との違いを知ることができる。
(4)プロセッサ21は、業務の順序に関する情報と、当該業務に関する情報以外の情報とを組み合わせて、規則性を特定するようにしてもよい。業務に関する情報以外の情報とは、例えばユーザが文書データに関連付けて入力した情報(例えば文書データが関連する案件名)、ユーザが属する組織に関する情報(例えばユーザが属する部署名や会社名)などである。プロセッサ21は、業務に関する情報以外の情報を例えば情報処理装置2に対する入力情報や外部装置から取得し、これを業務の順序に関する情報と合わせて、文字列の候補を生成するようにしてもよい。
(5)図4に例示した文書データに関する情報と、図5に例示した業務の順序に関する情報は異なる装置が記憶していてもよいし、いずれの情報も情報処理装置2が記憶していてもよい。
上述の実施形態において、情報処理装置2のプロセッサ21又は文書データ格納装置1のプロセッサ11により実行されるプログラムは、インターネットなどの通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、これらのプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
1…文書データ格納装置、11…プロセッサ、12…メモリ、13…ストレージ、14…通信IF、2…情報処理装置、21…プロセッサ、22…メモリ、23…ストレージ、24…通信IF、25…UI部、201…取得部、202…規則性特定部、203…文字列候補生成部、204…提示部、205…登録部。

Claims (9)

  1. プロセッサを有し、
    前記プロセッサは、
    ユーザによって文書データに付与された文字列の履歴を取得し、
    前記文字列の履歴を用いて、前記文書データに付与された文字列の規則性を特定し、
    文書データに含まれる文字列と、特定した前記規則性とに応じて、前記文書データに付与される文字列の候補を生成する情報処理装置。
  2. プロセッサを有し、
    前記プロセッサは、
    業務の順序に関する情報を取得し、
    前記業務の順序に関する情報を用いて、前記文書データに付与される文字列の規則性を特定し、
    特定した前記規則性に応じて、文書データに付与される文字列の候補を生成する情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    生成した文字列の候補を提示し、
    提示した文字列の候補が指定された場合には、当該文字列を前記文書データと関連付けて登録する
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    文書データに付与される文字列の候補として生成した文字列の候補と、当該文書データに既に付与されている文字列との類似度が閾値以上の場合には、前記文字列の候補を提示しない
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    新規に生成した文字列の候補と、既存の文書データに付与されている文字列とを識別可能に提示する
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    文字列が関連付けられて登録されている文書データの量に関する情報を提示する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記業務の順序に関する情報と、当該業務に関する情報以外の情報とを組み合わせて、前記規則性を特定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    ユーザによって文書データに付与された文字列の履歴を取得させ、
    前記文字列の履歴を用いて、前記文書データに付与された文字列の規則性を特定させ、
    文書データに含まれる文字列と、特定した前記規則性とに応じて、前記文書データに付与される文字列の候補を生成させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    業務の順序に関する情報を取得させ、
    前記業務の順序に関する情報を用いて、前記文書データに付与される文字列の規則性を特定させ、
    特定した前記規則性に応じて、文書データに付与される文字列の候補を生成させるためのプログラム。
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