JP2022141029A - スイッチングデバイスとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022141029000001
【課題】電極を形成するときにボイドの発生を抑制する。
【解決手段】 スイッチングデバイスであって、上面に凹部(25)と凸部(24)を有する半導体基板(12)と、前記凹部の底面(25v)を覆うゲート絶縁膜(30)と、前記ゲート絶縁膜の上面を覆うゲート電極(32)と、前記ゲート電極の上面(32t)を覆う層間絶縁膜(34)と、前記層間絶縁膜の上面(34t)を覆うとともに前記凸部の上面(24t)に接する上部電極(40)、を有する。前記半導体基板が、ソース層(14)と、ボディ層(16)と、ドレイン層(22)を有する。前記ソース層、前記ボディ層及び前記ドレイン層の少なくとも1つが、前記凸部の前記上面まで伸びるとともに前記上部電極に接するコンタクト部(14a、16a)を有する。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示の技術は、スイッチングデバイスとその製造方法に関する。
特許文献1には、半導体基板上に設けられた絶縁層にコンタクトホールを形成し、コンタクトホール内を導電材料で埋め込む技術が開示されている。コンタクトホール内に埋め込まれた導電材料は、半導体基板に対して電気的に接続される。
特開2009-272630号公報
特許文献1のようにコンタクトホール内を導電材料で埋め込むときに、コンタクトホール内にボイド(空隙)が形成される場合がある。特に、アスペクト比が高いコンタクトホールを導電材料で埋め込む場合には、コンタクトホールを導電材料で隙間なく埋め込むことが難しく、コンタクトホール内にボイドが形成され易い。本明細書では、電極を形成するときにボイドの発生を抑制可能なスイッチングデバイスの構造とその製造方法を提案する。
本明細書が開示するスイッチングデバイスは、上面に凹部(25)と凸部(24)を有する半導体基板(12)と、前記凹部の底面(25v)を覆うゲート絶縁膜(30)と、前記ゲート絶縁膜の上面を覆うゲート電極(32)と、前記ゲート電極の上面(32t)を覆う層間絶縁膜(34)と、前記層間絶縁膜の上面(34t)を覆うとともに前記凸部の上面(24t)に接する上部電極(40)、を有する。前記凸部の前記上面が、前記ゲート電極の前記上面と同じ高さ、または、前記ゲート電極の前記上面より上側に位置している。前記半導体基板が、前記凹部の前記底面で前記ゲート絶縁膜に接するn型のソース層(14)と、前記凹部の前記底面で前記ゲート絶縁膜に接するp型のボディ層(16)と、前記凹部の前記底面で前記ゲート絶縁膜に接するとともに前記ボディ層によって前記ソース層から分離されているn型のドレイン層(22)と、を有する。前記ソース層、前記ボディ層及び前記ドレイン層の少なくとも1つが、前記凸部の前記上面まで伸びるとともに前記上部電極に接するコンタクト部(14a、16a)を有する。
このスイッチングデバイスでは、半導体基板の上面に凸部が設けられている。凸部内にソース層、ボディ層、及び、ドレイン層の少なくとも1つのコンタクト部が設けられており、コンタクト部が凸部の上面で上部電極に接している。このように、半導体基板の上面に上部電極に接続される凸部が設けられているので、層間絶縁膜に深いコンタクトホール(すなわち、アスペクト比の高いコンタクトホール)を設けることなく、上部電極を凸部に接続することができる。このため、高アスペクト比のコンタクトホールを上部電極で埋め込む必要が無く、上部電極を形成するときにボイドの発生を抑制できる。
本明細書が開示するスイッチングデバイスの製造方法は、半導体基板加工工程、ゲート絶縁膜形成工程、ゲート電極形成工程、層間絶縁膜形成工程、凸部露出工程、及び、上部電極形成工程を有する。
前記半導体基板加工工程では、
・前記半導体基板の上面が凹部と凸部を有する、
・前記半導体基板が、前記凹部の底面に露出するn型のソース層と、前記凹部の前記底面に露出するp型のボディ層と、前記凹部の前記底面に露出するとともに前記ボディ層によって前記ソース層から分離されているn型のドレイン層と、を有する、
・前記ソース層、前記ボディ層及び前記ドレイン層の少なくとも1つが、前記凸部の上面まで伸びるコンタクト部を有する、
という条件を満たすように前記半導体基板を加工する。前記ゲート絶縁膜形成工程では、前記凹部の前記底面を覆うゲート絶縁膜を形成する。前記ゲート電極形成工程では、前記ゲート絶縁膜の上面を覆うゲート電極を形成する。ここでは、前記ゲート電極の上面が前記凸部の前記上面と同じ高さ、または、前記凸部の前記上面より下側に位置するように前記ゲート電極を形成する。前記層間絶縁膜形成工程では、前記ゲート電極の前記上面と前記凸部の前記上面を覆う層間絶縁膜を形成する。前記凸部露出工程では、前記層間絶縁膜の一部を除去して前記凸部の前記上面を露出させる。前記上部電極形成工程では、前記層間絶縁膜の上面を覆い、前記凸部の前記上面で前記コンタクト部に接する上部電極を形成する。
この製造方法においては、半導体基板の上面に凸部を形成し、凸部に上部電極を接続するので、層間絶縁膜に深いコンタクトホール(すなわち、アスペクト比の高いコンタクトホール)を設けることなく上部電極を凸部に接続することができる。このため、高アスペクト比のコンタクトホールを上部電極で埋め込む必要が無く、上部電極を形成するときにボイドの発生を抑制できる。
実施例1のスイッチングデバイスの断面図(図2のI-I線における断面図)。 実施例1のスイッチングデバイスの半導体基板の上面を示す平面図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の製造方法の説明図。 実施例1の変形例の製造方法の説明図。 実施例2のスイッチングデバイスの断面図。 実施例2の製造方法の説明図。 半導体基板の上面に凸部を有さない比較例1のスイッチングデバイスの断面図。 実施例3のスイッチングデバイスの断面図。 半導体基板の上面に凸部を有さないとともにテーパ形状のコンタクトホールを有する比較例2のスイッチングデバイスの断面図。 参考例のスイッチングデバイスの断面図。 参考例の製造方法の説明図。 参考例の製造方法の説明図。
本明細書が開示する一例のスイッチングデバイスでは、前記凸部の前記上面が、前記層間絶縁膜の前記上面と同じ高さ、または、前記層間絶縁膜の前記上面より上側に位置していてもよい。
この構成によれば、層間絶縁膜の上面を覆う上部電極を、凸部の上面に容易に接触させることができる。
本明細書が開示する一例のスイッチングデバイスでは、前記層間絶縁膜に、前記凸部の前記上面に達するコンタクトホール(60)が設けられていてもよい。前記上部電極が、前記コンタクトホール内で前記凸部の前記上面に接していてもよい。
この構成では、凸部が設けられていない場合に比べて、コンタクトホールの深さを浅くすることができる。すなわち、アスペクト比が低いコンタクトホール内で上部電極を凸部の上面に接続することができる。したがって、コンタクトホールを上部電極で埋め込むときに、ボイドの発生を抑制できる。
前記層間絶縁膜に前記凸部の前記上面に達するコンタクトホールが設けられている場合には、前記コンタクトホールが、下側ほど幅が細くなるテーパ形状を有していてもよい。
この構成によれば、コンタクトホールを上部電極で埋め込むときに、ボイドの発生をより効果的に抑制できる。
本明細書が開示する一例のスイッチングデバイスは、前記半導体基板の下面を覆う下部電極(42)をさらに有していてもよい。前記ソース層と前記ボディ層が前記コンタクト部を有していてもよい。前記ドレイン層(20)が前記下部電極に接していてもよい。
本明細書が開示する一例のスイッチングデバイスの製造方法においては、前記半導体基板を加工する前記工程では、前記半導体基板の前記上面に複数の前記凸部を形成してもよい。また、前記層間絶縁膜の一部を除去して前記凸部の前記上面を露出させる前記工程では、複数の前記凸部の上部と複数の前記凸部の間に位置する前記ゲート電極の上部に跨る範囲で前記層間絶縁膜をエッチングすることによって、複数の前記凸部の前記上面を露出させてもよい。
この構成によれば、複数の凸部の上部と複数の凸部の間に位置するゲート電極の上部に跨る広い範囲に上部電極を形成するので、上部電極を形成するときにボイドが生じ難い。
また、本明細書が開示する他の一例のスイッチングデバイスの製造方法においては、前記層間絶縁膜の一部を除去して前記凸部の前記上面を露出させる前記工程では、前記層間絶縁膜のうちの前記凸部の前記上面を覆う部分にコンタクトホールを形成してもよい。
この構成によれば、凸部が存在しない場合に比べて、層間絶縁膜に形成されるコンタクトホールのアスペクト比が低くなる。したがって、コンタクトホールを上部電極で埋め込むときに、ボイドが生じ難い。
前記コンタクトホールを形成する構成においては、前記コンタクトホールが、下側ほど幅が細くなるテーパ形状を有していてもよい。
この構成によれば、したがって、コンタクトホールを上部電極で埋め込むときに、よりボイドが生じ難い。
本明細書が開示する一例のスイッチングデバイスの製造方法では、前記半導体基板を加工する前記工程が、前記ボディ層の前記コンタクト部をエピタキシャル成長によって形成する工程と、前記ボディ層の前記コンタクト部の一部をエッチングすることによって前記ボディ層の前記コンタクト部によって構成された前記凸部であるp型凸部を形成する工程、を有していてもよい。
前記p型凸部を形成する前記工程では、複数の前記p型凸部を形成してもよい。前記半導体基板を加工する前記工程が、複数の前記p型凸部の少なくとも1つにn型不純物を注入することによって、n型凸部を形成する工程を有していてもよい。前記n型凸部が、前記ソース層の前記コンタクト部であってもよい。
本明細書が開示する一例のスイッチングデバイスの製造方法においては、前記ゲート絶縁膜を形成する前記工程では、前記凹部の前記底面と側面を覆うように前記ゲート絶縁膜を形成してもよい。
この構成によれば、ゲート電極と凸部の間を適切に絶縁することができる。
図1に示す実施例1のスイッチングデバイス10は、半導体基板12を有している。半導体基板12は、窒化ガリウム(すなわち、GaN)により構成されている。なお、半導体基板12が、シリコン、炭化シリコン等の他の半導体材料により構成されていてもよい。半導体基板12の上面には、複数の凸部24が設けられている。図2に示すように半導体基板12の上面を平面視したときに、複数の凸部24は一方向(図2のy方向)に長く伸びており、y方向に直交するx方向に間隔を開けて配置されている。なお、図1、2では2つの凸部24(すなわち、凸部24aと凸部24b)を示しているが、図1、2で図示されている範囲外にも複数の凸部24が存在する。各凸部24の間に凹部25が設けられている。すなわち、半導体基板12の上面に複数の凹部が設けられている。以下では、凸部24aと凸部24bの間に配置されている凹部25を、凹部25aという。
半導体基板12の上部に、ゲート絶縁膜30、ゲート電極32、層間絶縁膜34、及び、ソース電極40が設けられている。
ゲート絶縁膜30は、各凹部25の底面25vと側面25sを覆っている。凹部25の側面25sは、凸部24の側面ともいえる。ゲート絶縁膜30は、酸化シリコンによって構成されている。
ゲート電極32は、ゲート絶縁膜30のうちの底面25vを覆う部分の上面を覆っている。ゲート電極32は、ゲート絶縁膜30を介して半導体基板12に対向している。各凸部24は、ゲート電極32の上面32tよりも上側まで伸びている。したがって、各凸部24の上面24tは、ゲート電極32の上面32tよりも上側に位置している。
層間絶縁膜34は、ゲート電極32の上面32tを覆っている。層間絶縁膜34は、NSG(non-doped silicate glass)膜34aとBPSG(Boron Phosphorus Silicate Glass)膜34bを有している。NSG膜34aは、ノンドープの酸化シリコンにより構成されている。BPSG膜34bは、ボロンとリンがドープされた酸化シリコンにより構成されている。NSG膜34aは、凹部25内に配置されており、ゲート電極32の上面32tを覆っている。BPSG膜34bは、NSG膜34aの上面を覆っている。また、層間絶縁膜34には、溝部60が形成されている。溝部60の底面は、NSG膜34aの上面と各凸部24の上面24tによって構成されている。以下では、溝部60内の層間絶縁膜34の上面を、上面34tという。各凸部24の上面24tは、層間絶縁膜34の上面34t(すなわち、各凸部24に隣接する層間絶縁膜34の上面)と同じ高さに位置している。
ソース電極40は、層間絶縁膜34を覆っている。ソース電極40は、アルミニウム等によって構成されている。ソース電極40は、溝部60内において、層間絶縁膜34の上面34tと各凸部24の上面24tを覆っている。各凸部24の上面24tにおいて、ソース電極40は半導体基板12に接続されている。
半導体基板12の下部に、ドレイン電極42が設けられている。ドレイン電極42は、半導体基板12の下面に接している。
半導体基板12は、複数のソース層14、複数のボディ層16、及び、ドレイン層22を有している。
図2に示すように、各凸部24と重複する範囲に複数のソース層14が設けられている。各凸部24の長手方向に沿って間隔を開けて複数のソース層14が設けられている。図1に示すように、各ソース層14は、n型であり、凹部25aの底面25vでゲート絶縁膜30に接している。各ソース層14は、ゲート絶縁膜30を介してゲート電極32に対向している。各ソース層14は、凹部25aの底面25vの位置から凸部24内まで伸びている。以下では、各ソース層14のうちの凸部24内の部分を、コンタクト部14aという。各コンタクト部14aは、凸部24の上面24tまで伸びている。各コンタクト部14aは、凸部24の上面24tでソース電極40にオーミック接触している。
図1に示すように、各ボディ層16は、高濃度部16aと低濃度部16bを有している。図2に示すように、各ボディ層16(すなわち、高濃度部16aと低濃度部16b)は、各凸部24に沿って設けられている。図1に示すように、各ボディ層16は、p型である。凸部24内にソース層14が設けられている範囲では、各ボディ層16はソース層14の下側から側方まで分布している。凸部24内にソース層14が設けられていない範囲では、各ボディ層16は凸部24内からその下側まで分布している。高濃度部16aは低濃度部16bよりも高いp型不純物濃度を有している。図2に示すように、高濃度部16aは、凸部24内のうちのソース層14が設けられていない範囲内に設けられている。図1に示すように、高濃度部16aは、凸部24の上面24tにおいてソース電極40にオーミック接触している。低濃度部16bは、高濃度部16aの下側とソース層14の下側及び側方に設けられている。低濃度部16bは、高濃度部16aを介してソース電極40に接続されている。低濃度部16bは、凹部25aの底面25vのうちのソース層14に隣接する位置で、ゲート絶縁膜30に接している。低濃度部16bは、ゲート絶縁膜30を介してゲート電極32に対向している。
ドレイン層22は、ドリフト層18と高濃度n型層20を有している。ドリフト層18は、n型であり、各ボディ層16の下側に配置されている。また、ドリフト層18は、各ボディ層16の下側の位置から複数のボディ層16の間の位置まで伸びている。以下では、ドリフト層18のうちの複数のボディ層16の間の部分を、JFET(junction field effect transistor)部18aという。ドリフト層18は、ボディ層16によってソース層14から分離されている。ドリフト層18のJFET部18aは、凹部25aの底面25vのうちのボディ層16(より詳細には、低濃度部16b)に隣接する位置で、ゲート絶縁膜30に接している。したがって、凹部25aの底面25vのうちのソース層14とJFET部18aの間の位置で、ボディ層16がゲート絶縁膜30に接している。JFET部18aは、ゲート絶縁膜30を介してゲート電極32に対向している。
高濃度n型層20は、ドリフト層18よりも高いn型不純物濃度を有するn型層である。高濃度n型層20は、ドリフト層18の下側に配置されている。高濃度n型層20は、半導体基板12の下面においてドレイン電極42に接している。
ゲート電極32にゲート閾値以上の電位を印加すると、ゲート絶縁膜30に隣接する範囲でボディ層16の低濃度部16bにチャネルが形成される。チャネルによって、ソース層14とJFET部18aが接続される。したがって、ソース層14からチャネルとドリフト層18を介して高濃度n型層20へ電子が流れる。すなわち、スイッチングデバイス10がオンする。ゲート電極32の電位をゲート閾値未満の電位まで低下させると、チャネルが消失し、スイッチングデバイス10がオフする。
次に、スイッチングデバイス10の製造方法について説明する。スイッチングデバイス10は、高濃度n型層20によって構成されている半導体基板から製造される。まず、図3に示すように、高濃度n型層20上にドリフト層18をエピタキシャル成長させる。次に、ドリフト層18上にボディ層16の低濃度部16bをエピタキシャル成長させる。次に、低濃度部16b上に、高濃度部16aをエピタキシャル成長させる。エピタキシャル成長によれば、高濃度にp型不純物を含むGaNである高濃度部16aを適切に形成することができる。
次に、図4に示すように、ドリフト層18のJFET部18aを形成する。JFET部18aは、イオン注入またはエピタキシャル成長によって形成することができる。イオン注入を用いる場合には、高濃度部16aと低濃度部16bにn型不純物を注入することによってJFET部18aを形成する。エピタキシャル成長を用いる場合には、高濃度部16aと低濃度部16bの一部(JFET部18aに相当する部分)をエッチングにより除去し、エッチングにより形成された凹部内にJFET部18aをエピタキシャル成長させる。JFET部18aを形成すると、JFET部18aによってボディ層16が複数に分割される。
次に、図5に示すように、エッチングによって高濃度部16aを部分的に除去する。ここでは、低濃度部16bの上面の一部に高濃度部16aが残存するように、高濃度部16aをエッチングする。高濃度部16aがエッチングされた部分が凹部25となり、高濃度部16aが残存する部分が凸部24となる。ここでは、凹部25の底面25vに低濃度部16bとJFET部18aを露出させる。
次に、図6に示すように、高濃度部16aと低濃度部16bに選択的にn型不純物をイオン注入することによって、ソース層14を形成する。ここでは、図2に示すように、各ボディ層16内に複数のソース層14を形成する。また、ここでは、図6に示すように、ソース層14が凹部25aの底面25vから凸部24内まで分布するように、各ソース層14を形成する。各ソース層14は、低濃度部16bに隣接する範囲で凹部25aの底面25vに露出する。
次に、図7に示すように、半導体基板12上にゲート絶縁膜30を形成する。ここでは、凹部25の底面25v、凹部25の側面25s、及び、凸部24の上面24tを覆うようにゲート絶縁膜30を形成する。次に、ゲート絶縁膜30を覆うようにゲート電極32を形成する。次に、図8に示すように、ゲート電極32のうちの凸部24の上面24tと凹部25の側面25sを覆う部分をエッチングにより除去する。ゲート電極32のうちの凹部25の底面25vを覆う部分は残存させる。したがって、ゲート電極32の上面32tは、凸部24の上面24tよりも下側に位置する。
次に、図9に示すように、半導体基板12上に層間絶縁膜34を形成する。より詳細には、まず、半導体基板12上に、NSG膜34aを形成する。NSG膜34aは、半導体基板12の表面形状(すなわち、凹部25及び凸部24の形状)に沿って形成される。次に、NSG膜34a上に、BPSG膜34bを形成する。BPSG膜34bは、上面が略平坦となるように形成される。このように層間絶縁膜34を形成することで、ゲート電極32の上面32tと凸部24の上面24tが層間絶縁膜34によって覆われる。
次に、図10に示すように、層間絶縁膜34を部分的にエッチングすることによって、層間絶縁膜34に溝部60を形成する。ここでは、凸部24a、凸部24b、及び、凹部25aの上部に跨る範囲に溝部60を形成することによって、溝部60内に凸部24a、24bの上面24tを露出させる。また、ゲート電極32上には、層間絶縁膜34(より詳細には、NSG膜34a)を残存させる。その結果、凸部24a、24bの上面24tは、溝部60内の層間絶縁膜34の上面34tと同じ高さに位置する。
次に、図11に示すように、半導体基板12上にソース電極40を形成する。ここでは、スパッタリング等によって、溝部60がソース電極40で埋め込まれるようにソース電極40を形成する。ソース電極40は、溝部60内で凸部24の上面24t(すなわち、高濃度部16aとコンタクト部14a)に接する。溝部60が凸部24a、凸部24b及び凹部25aの上部に跨って伸びているので、溝部60の幅が広い。したがって、溝部60をソース電極40で埋め込むときに、溝部60内のソース電極40内にボイドが発生することが抑制される。
次に、半導体基板12の下面にドレイン電極42を形成する。これによって、図1に示すスイッチングデバイス10が完成する。
以上に説明したように、実施例1の製造方法によれば、幅が広い溝部60内に凸部24a、24bの上面24tを露出させ、その溝部60内にソース電極40を形成してソース電極40を凸部24a、24bに接続する。凸部24a、24bがゲート電極32の上面32tよりも上側まで伸びているので、ゲート電極32と干渉することなく凸部24a、24bに達する溝部60を形成することができ、溝部60の幅を広くすることができる。したがって、ソース電極40を形成するときに、溝部60内のソース電極40内でのボイドの発生を抑制できる。この製造方法によれば、ソース層14及びボディ層16に接続されるソース電極40を好適に形成することができる。
また、この製造方法では、NSG膜34aとBPSG膜34bによって構成された層間絶縁膜34が形成される。NSG膜34aが高い耐圧を有するので、層間絶縁膜34として高い耐圧を実現することができる。また、BPSG膜34bは、その表面が平坦化し易い。したがって、層間絶縁膜34に溝部60を形成するときに、適切に層間絶縁膜34をエッチングすることができる。また、BPSG膜34bはNa等の可動イオンをゲッタリングする効果を有するので、層間絶縁膜34がBPSG膜34bを有することで、外来イオンによるスイッチングデバイス10への影響を抑制することができる。
なお、実施例1では、溝部60を形成する工程において、図10のように凸部24の上面24tが溝部60内の層間絶縁膜34の上面34tと同じ高さとなった。しかしながら、図12のように、凸部24の上面24tが溝部60内の層間絶縁膜34の上面34tよりも上側に位置してもよい。この場合でも、溝部60内にソース電極40を形成することで、ソース電極40を凸部24の上面24tに接続することができる。また、この構成でも、溝部60内にソース電極40を埋め込むときに、ソース電極40内でのボイドの発生を抑制できる。
また、実施例1の製造方法では、凹部25の側面25sをゲート絶縁膜30で覆うので、凸部24とゲート電極32の間をゲート絶縁膜30によって絶縁することができる。すなわち、凸部24とゲート電極32の間の絶縁距離を、ゲート絶縁膜30の厚みにより管理することができる。これによって、凸部24とゲート電極32の間を確実に絶縁しながら、これらの間の絶縁距離を最小限とすることができる。したがって、スイッチングデバイス10を小型化することができる。
次に、実施例2のスイッチングデバイスとその製造方法について説明する。図13に示す実施例2のスイッチングデバイスでは、図1の溝部60の代わりに、複数のコンタクトホール62が設けられている。実施例2のスイッチングデバイスのその他の構成は、実施例1のスイッチングデバイス10と等しい。図13に示すように、各コンタクトホール62は、各凸部24の上部の層間絶縁膜34に設けられている。ソース電極40は、各コンタクトホール62内で凸部24の上面24t(すなわち、ソース層14のコンタクト部14aとボディ層16の高濃度部16a)に接している。
実施例2の製造方法では、実施例1の製造方法と同様にして、図9の状態まで加工を実施する。次に、図14に示すように、層間絶縁膜34を選択的にエッチングすることによって、コンタクトホール62を形成する。すなわち、各凸部24の上部の位置で層間絶縁膜34をエッチングして、コンタクトホール62を形成する。これによって、コンタクトホール62内に各凸部24の上面24tを露出させる。
次に、図13に示すように、スパッタリング等によって、半導体基板12の上部にソース電極40を形成し、半導体基板12の下部にドレイン電極42を形成する。これによって、実施例2のスイッチングデバイスが完成する。
以上に説明したように、実施例2の製造方法では、各コンタクトホール62をソース電極40で埋め込む。ここで、半導体基板12の上面に凸部24が形成されていない場合には、図15に示すように、ソース層14とボディ層16を露出させるためには、層間絶縁膜34に深いコンタクトホール62xを形成する必要がある。これに対し、実施例2の製造方法では、図13に示すように、半導体基板12の上面に凸部24が形成されているので、浅いコンタクトホール62でソース層14とボディ層16を露出させることができる。このように、各コンタクトホール62が浅い(すなわち、各コンタクトホール62のアスペクト比が低い)ので、実施例2の製造方法では、各コンタクトホール62をソース電極40で埋め込むときに、各コンタクトホール62内のソース電極40内でボイドの発生を抑制できる。
また、図15に示すように半導体基板12が凸部24を有さない場合には、コンタクトホール62xの形成位置がずれると、コンタクトホール62x内にゲート電極32が露出する。この場合、コンタクトホール62x内にソース電極40を形成すると、ソース電極40とゲート電極32がショートする。図15においてこのようなショートを防止するためには、コンタクトホール62xとゲート電極32の間に製造誤差を考慮した十分に広い間隔を設ける必要がある。しかしながら、このような広い間隔を設けると、スイッチングデバイスが大型化する。これに対し、実施例2の製造方法では、図13に示すように、各凸部24がゲート電極32よりも上側まで伸びている(すなわち、各凸部24の上面24tがゲート電極32の上面32tよりも上側に位置している)ので、層間絶縁膜34に形成されるコンタクトホール62が浅い。したがって、コンタクトホール62の形成位置がずれても、コンタクトホール62とゲート電極32が干渉することがない。このように、実施例2の構成によれば、コンタクトホール62を形成するときに位置ずれが生じても、コンタクトホール62内にゲート電極32が露出しない。したがって、コンタクトホール62とゲート電極32の間の間隔を狭くすることができ、スイッチングデバイスを小型化することができる。
次に、実施例3のスイッチングデバイスとその製造方法について説明する。図16に示す実施例3のスイッチングデバイスでは、各コンタクトホール62が、下側ほど幅が細くなるテーパ形状を有している。実施例3のスイッチングデバイスのその他の構成は、実施例2と等しい。
実施例3のスイッチングデバイスの製造方法では、コンタクトホール62を形成する工程において、下側ほど幅が細くなるテーパ形状を有するコンタクトホール62を形成する。その後、半導体基板12の上部にソース電極40を形成し、半導体基板12の下部にドレイン電極42を形成する。これによって、実施例3のスイッチングデバイスが完成する。
各コンタクトホール62が下側ほど幅が細くなるテーパ形状を有するので、各コンタクトホール62をソース電極40で埋め込むときに、コンタクトホール62内のソース電極40内にボイドがより生じ難い。実施例3の製造方法によれば、ボイドの発生をより効果的に抑制できる。
また、図17に示すように半導体基板12が凸部24を有さない場合にテーパ形状を有するコンタクトホール62yを形成すると、ゲート電極32の上面32tとコンタクトホール62y(すなわち、ソース電極40)の間の間隔が極めて狭くなる。したがって、コンタクトホール62yが位置ずれしたときに、コンタクトホール62yがゲート電極32に干渉し易い。これに対し、実施例3では、図16に示すように、凸部24がゲート電極32の上面32tよりも上側まで伸びているので、コンタクトホール62がテーパ形状を有していてもコンタクトホール62とゲート電極32との干渉が生じない。コンタクトホール62内のソース電極40をゲート電極32から確実に絶縁することができる。
なお、上述した実施例1~3では、半導体基板12の上部にソース電極40が設けられており、半導体基板12の下部にドレイン電極42が設けられているスイッチングデバイス(すなわち、縦型のスイッチングデバイス)について説明した。しかしながら、半導体基板の上部にソース電極とドレイン電極が設けられている横型のスイッチングデバイスに本明細書に開示の技術を適用してもよい。この場合、半導体基板の上面に凸部と凹部を形成し、ドレイン層を凹部の底面から凸部の上面まで伸びるように形成し、凸部の上面でドレイン層をドレイン電極に接続してもよい。この構成によれば、ドレイン電極を形成するときに、ドレイン電極内にボイドが生じることを抑制できる。
また、上述した実施例では、層間絶縁膜34がNSG膜34aとBPSG膜34bを有していた。しかしながら、層間絶縁膜34が単層(例えば、NSG膜34aの単層、または、BPSG膜34bの単層)により構成されていてもよい。
また、上述した実施例では、凸部24がゲート電極32の上面32tよりも上側まで伸びていたが、凸部24の上面24tがゲート電極32の上面32tと同じ高さであってもよい。
(参考例)
次に、参考例のスイッチングデバイスとその製造方法について説明する。図18は、参考例のスイッチングデバイスを示している。なお、参考例のスイッチングデバイスの説明においては、実施例1~3のスイッチングデバイスの各部に対応する構成部分については、実施例1~3と同じ参照符号を用いて説明する。
図18に示すように、参考例のスイッチングデバイスでは、半導体基板12の上面に凸部24が設けられていない。また、凸部24に相当する部分に、導体により構成されたコンタクト電極124が設けられている。コンタクト電極124は、ソース層14及びボディ層16の高濃度部16aに接している。
参考例のスイッチングデバイスの製造方法では、図19に示すように、各半導体層(すなわち、高濃度n型層20、ドリフト層18、ボディ層16、及び、ソース層14)を形成した後に、半導体基板12の上面にコンタクト電極124を形成する。ここでは、半導体基板12の上面から上側に突出するようにコンタクト電極124を形成する。例えば、コンタクト電極124を半導体基板12の上面全域に形成し、その後、コンタクト電極124を部分的に除去することで、図19に示すようにコンタクト電極124をパターニングすることができる。次に、実施例1と同様にして、図20に示すように、ゲート絶縁膜30、ゲート電極32、及び、層間絶縁膜34を形成する。次に、図18に示すように、実施例1と同様にして、層間絶縁膜34に溝部60を形成し、溝部60をソース電極40で埋め込む。次に、半導体基板12の下面にドレイン電極42を形成する。以上の工程によって、図18に示す参考例のスイッチングデバイスが完成する。
参考例のスイッチングデバイスでも、コンタクト電極124がゲート電極32の上面32tよりも上側まで伸びているので、広い溝部60内でソース電極40をコンタクト電極124に接続することができる。したがって、溝部60内のソース電極40内にボイドが生じることを抑制できる。なお、参考例のようにコンタクト電極124を用いる場合に、実施例2、3のようにコンタクトホール62を用いてもよい。
実施例のソース電極40は、上部電極の一例である。実施例のコンタクト部14aは、ソース層のコンタクト部の一例である。実施例の高濃度部16aは、ボディ層のコンタクト部の一例である。実施例のドレイン電極42は、下部電極の一例である。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10:スイッチングデバイス、12:半導体基板、14:ソース層、14a:コンタクト部、16:ボディ層、16a:高濃度部、16b:低濃度部、22:ドレイン層、24:凸部、25:凹部、30:ゲート絶縁膜、32:ゲート電極、34:層間絶縁膜、40:ソース電極、42:ドレイン電極

Claims (12)

  1. スイッチングデバイスであって、
    上面に凹部(25)と凸部(24)を有する半導体基板(12)と、
    前記凹部の底面(25v)を覆うゲート絶縁膜(30)と、
    前記ゲート絶縁膜の上面を覆うゲート電極(32)と、
    前記ゲート電極の上面(32t)を覆う層間絶縁膜(34)と、
    前記層間絶縁膜の上面(34t)を覆い、前記凸部の上面(24t)に接する上部電極(40)、
    を有し、
    前記凸部の前記上面が、前記ゲート電極の前記上面と同じ高さ、または、前記ゲート電極の前記上面より上側に位置しており、
    前記半導体基板が、
    前記凹部の前記底面で前記ゲート絶縁膜に接するn型のソース層(14)と、
    前記凹部の前記底面で前記ゲート絶縁膜に接するp型のボディ層(16)と、
    前記凹部の前記底面で前記ゲート絶縁膜に接し、前記ボディ層によって前記ソース層から分離されているn型のドレイン層(22)と、
    を有し、
    前記ソース層、前記ボディ層及び前記ドレイン層の少なくとも1つが、前記凸部の前記上面まで伸びるとともに前記上部電極に接するコンタクト部(14a、16a)を有する、
    スイッチングデバイス。
  2. 前記凸部の前記上面が、前記層間絶縁膜の前記上面と同じ高さ、または、前記層間絶縁膜の前記上面より上側に位置している、請求項1に記載のスイッチングデバイス。
  3. 前記層間絶縁膜に、前記凸部の前記上面に達するコンタクトホール(60)が設けられており、
    前記上部電極が、前記コンタクトホール内で前記凸部の前記上面に接している、
    請求項1に記載のスイッチングデバイス。
  4. 前記コンタクトホールが、下側ほど幅が細くなるテーパ形状を有する、請求項3に記載のスイッチングデバイス。
  5. 前記半導体基板の下面を覆う下部電極(42)をさらに有し、
    前記ソース層と前記ボディ層が前記コンタクト部を有し、
    前記ドレイン層(20)が前記下部電極に接している、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のスイッチングデバイス。
  6. スイッチングデバイスの製造方法であって、
    半導体基板を加工する工程であって、
    ・前記半導体基板の上面が凹部と凸部を有する、
    ・前記半導体基板が、前記凹部の底面に露出するn型のソース層と、前記凹部の前記底面に露出するp型のボディ層と、前記凹部の前記底面に露出するとともに前記ボディ層によって前記ソース層から分離されているn型のドレイン層と、を有する、
    ・前記ソース層、前記ボディ層及び前記ドレイン層の少なくとも1つが、前記凸部の上面まで伸びるコンタクト部を有する、
    という条件を満たすように前記半導体基板を加工する工程と、
    前記凹部の前記底面を覆うゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上面を覆うゲート電極を形成する工程であって、前記ゲート電極の上面が前記凸部の前記上面と同じ高さ、または、前記凸部の前記上面より下側に位置するように前記ゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の前記上面と前記凸部の前記上面を覆う層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜の一部を除去して前記凸部の前記上面を露出させる工程と、
    前記層間絶縁膜の上面を覆い、前記凸部の前記上面で前記コンタクト部に接する上部電極を形成する工程、
    を有する製造方法。
  7. 前記半導体基板を加工する前記工程では、前記半導体基板の前記上面に複数の前記凸部を形成し、
    前記層間絶縁膜の一部を除去して前記凸部の前記上面を露出させる前記工程では、複数の前記凸部の上部と複数の前記凸部の間に位置する前記ゲート電極の上部に跨る範囲で前記層間絶縁膜をエッチングすることによって、複数の前記凸部の前記上面を露出させる、請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記層間絶縁膜の一部を除去して前記凸部の前記上面を露出させる前記工程では、前記層間絶縁膜のうちの前記凸部の前記上面を覆う部分にコンタクトホールを形成する、請求項6に記載の製造方法。
  9. 前記コンタクトホールが、下側ほど幅が細くなるテーパ形状を有する、請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記半導体基板を加工する前記工程が、
    前記ボディ層の前記コンタクト部をエピタキシャル成長によって形成する工程と、
    前記ボディ層の前記コンタクト部の一部をエッチングすることによって、前記ボディ層の前記コンタクト部によって構成された前記凸部であるp型凸部を形成する工程、
    を有する請求項6~9のいずれか一項に記載の製造方法。
  11. 前記p型凸部を形成する前記工程では、複数の前記p型凸部を形成し、
    前記半導体基板を加工する前記工程が、複数の前記p型凸部の少なくとも1つにn型不純物を注入することによって、n型凸部を形成する工程を有し、
    前記n型凸部が、前記ソース層の前記コンタクト部である、
    請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記ゲート絶縁膜を形成する前記工程では、前記凹部の前記底面と側面を覆うように前記ゲート絶縁膜を形成する、請求項6~11のいずれか一項に記載の製造方法。
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