JP2022140928A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観への影響を抑えつつ燃料タンクまたはトップカバー上に物品を容易かつ確実に装着することができる鞍乗型車両を提供する。【解決手段】車体フレームと、車体フレームの前部に転舵可能に支持され、乗員が把持するハンドル2と、ハンドル2の後方に配置され、乗員が着座するシートと、ハンドル2とシートとの間に配置され、上方を向く上面60tを有したトップカバー60と、トップカバー60の上面60tよりも上方に突出して設けられたステー部材50と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
自動二輪車等の鞍乗型車両は、乗員が着座するシートと、操舵を行うためのハンドルとの間に、燃料タンクを備えるものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2020-104837号公報
ところで、自動二輪車等の鞍乗型車両は、物品を収容するスペースが限られるため、燃料タンク上に物品を収容可能なタンクバッグを装着することがある。タンクバッグは、燃料タンク(あるいは燃料タンクの上面を覆うトップカバー)に、マグネット、ベルト、フック等を用いて装着される。
しかし、鉄製の燃料タンクであれば、タンクバッグ等の物品をマグネットで容易に装着することができるが、鉄以外の材質の燃料タンクや樹脂製のトップカバーの場合、マグネットを用いて装着することができない。この場合、ベルトやフック等を用いることとなるが、物品の着脱に手間が掛かるという課題がある。また、ベルトやフック等が露出することで外観を損ねるという課題もある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、外観への影響を抑えつつ燃料タンクまたはトップカバー上に物品を容易かつ確実に装着することができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、車体フレーム(20)と、前記車体フレーム(20)の前部に転舵可能に支持され、乗員が把持するハンドル(2)と、前記ハンドル(2)の後方に配置され、前記乗員が着座するシート(6)と、前記ハンドル(2)と前記シート(6)との間に配置され、上方を向く上面(60t)を有した燃料タンク(7)又はトップカバー(60)と、前記燃料タンク(7)又は前記トップカバー(60)の前記上面(60t)よりも上方に突出して設けられたステー部材(50)と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、燃料タンク又はトップカバーの上面よりも上方に突出して設けられたステー部材を備えることにより、ステー部材を利用して、タンクバッグ等の物品を容易かつ確実に装着することができる。また、車両に設けたステー部材を用いることで、物品の装着に要するベルトやフック等の別途の固定具を減らし、外観への影響を抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、前記ステー部材(50)は、前記上面(60t)に固定された前部脚部(51)と、前記前部脚部(51)に対して後方に離間して配置され、前記上面(60t)に固定された後部脚部(52)と、前記前部脚部(51)と前記後部脚部(52)との間で、前記上面(60t)から上方に隙間(S)をあけて配置され、前後方向に延びる中間ステー部(53)と、を一体に備えることを特徴とする。
この構成によれば、ステー部材が、前部脚部と後部脚部との間に、上面から上方に隙間をあけて配置された中間ステー部を備えるので、中間ステー部と上面との間に、タンクバッグ等の物品を装着するためのベルトなどを通すことができ、物品の装着を容易かつ確実にすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記ステー部材(50)は、左右方向に間隔(W)をあけて左右一対に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ステー部材が左右一対で設けられていることにより、タンクバッグ等の物品を安定的に装着することができる。
請求項4に記載の発明は、左右一対の前記ステー部材(50)の左右方向の間隔(W)は、前方から後方に向けて漸次縮小していることを特徴とする。
この構成によれば、左右一対のステー部材の左右方向の間隔が、前方から後方に向けて漸次縮小しているので、タンクバッグ等の物品の少なくとも一部を左右一対のステー部材の間に配置すれば、この物品が走行中に後方にずれることを抑えることができる。
請求項5に記載の発明は、左右方向で左右一対の前記ステー部材(50)の前部の間に配置され、前記上面(60t)から上方に突出し、左右一対の前記ステー部材(50)の間に配置された物品の前方への移動を規制する移動規制部材(55)をさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、左右一対のステー部材の前部の間に移動規制部材を備えるので、移動規制部材の後方かつ左右一対のステー部材の間にタンクバッグ等の物品の少なくとも一部を配置すれば、この物品が走行中に前方に移動することを規制することができる。
請求項6に記載の発明は、左右一対の前記ステー部材(50)と前記移動規制部材(55)とは、互いに一体に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、左右一対のステー部材と移動規制部材とが一体に形成されることにより、部品点数を削減することができる。また、移動規制部材を介して左右一対の移動規制部材が連結されるので、両部材の強度を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、前記左右一対の前記ステー部材(50)の間に、前記燃料タンク(7)の給油口(63)が配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、左右一対のステー部材の間に燃料タンクの給油口を備えるので、限られた空間内でステー部材および給油口を効率良く配置することができる。
請求項8に記載の発明は、前記ステー部材(50)は、上方を向く上向き面(50t)を有することを特徴とする。
この構成によれば、ステー部材に上向き面を備えることにより、ステー部材上に載置したタンクバッグ等の物品を安定的に保持することができる。
本発明によれば、外観への影響を抑えつつ燃料タンクまたはトップカバー上に物品を容易かつ確実に装着することができる鞍乗型車両を提供することができる。
本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一例としての自動二輪車を示す側面図である。 上記自動二輪車に設けられたステー部材を上方から見た図である。 上記ステー部材を斜め側方から見た図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また、以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、および車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗型車両の一例としての自動二輪車1を示す。自動二輪車1は、バータイプのハンドル2によって操向される前輪3と、エンジン11を含むパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備える。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム20前端部に形成されたヘッドパイプ21に操向可能に支持されている。ヘッドパイプ21には、ハンドル2に接続された不図示のハンドル操向軸が挿通されている。車体フレーム20の前後中央部にはパワーユニット10が配置されている。
例えば、車体フレーム20は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。車体フレーム20は、ヘッドパイプ21、メインフレーム22、ダウンフレーム23、傾斜フレーム24、ピボットフレーム26、シートレール27およびリアステー28を備えている。
ヘッドパイプ21は、ヘッドパイプ21の上端が後方に位置し、かつ、ヘッドパイプ21の下端が前方に位置するように傾斜している。
メインフレーム22は、ヘッドパイプ21とピボットフレーム26とを連結する。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21の下部から斜め後下方に延びるように左右一対に設けられている。
ダウンフレーム23は、メインフレーム22の前端部からメインフレーム22よりも急傾斜で斜め後下方に延びるように左右一対に設けられている。
傾斜フレーム24は、メインフレームとダウンフレームとをトラス状に接続するように複数設けられている。
ピボットフレーム26は、メインフレーム22の後端部から下方に延びるように左右一対に設けられている。
シートレール27は、メインフレーム22の後端部から斜め後上方に延びるように左右一対に設けられている。
リアステー28は、ピボットフレーム26の上部とシートレール27の後部とを連結する。リアステー28は、ピボットフレーム26の上部から斜め後上方に延びるように左右一対に設けられている。
パワーユニット10は、メインフレーム22の下方に配置されている。パワーユニット10は、メインフレーム22、ダウンフレーム23およびピボットフレーム26によって囲まれた領域に配置されている。パワーユニット10は、車体フレーム20に固定的に支持されている。パワーユニット10は、エンジン11および変速機12を一体に備えている。
左右ピボットフレーム26には、スイングアーム35の前端部がピボット軸36を介して揺動可能に支持されている。スイングアーム35の後部には、後輪4の車軸が支持されている。変速機12の出力軸と後輪4の車軸とは、ドライブチェーン等を含む動力伝達機構39を介して連結されている。車体フレーム20とスイングアーム35との間には、緩衝器であるクッションユニット(不図示)が渡設されている。
左右のシートレール27の上方には、乗員が着座するシート6が支持されている。シート6の前方で左右のメインフレーム22の上方には、エンジン11の燃料を貯留する燃料タンク7が支持されている。図中符号8は緩衝器としての左右一対のフロントフォーク、符号9は前輪3とともにストロークするフロントフェンダをそれぞれ示す。
ヘッドパイプ21の前方には、ヘッドライト40が配置されている。ヘッドライト40の上方には、光透過性材料からなるスクリーン44が設けられている。スクリーン44は、上方に向かって斜め後方に延びている。ヘッドライト40の左右方向両側の後方には、フロントサイドカバー41が左右一対に設けられている。左右のフロントサイドカバー41の後部は、後述するトップカバー60の左右方向両側に配置され、後述するサイドトップカバー62にビス等により締結固定されている。
図2、図3に示すように、燃料タンク7の上方には、トップカバー60が取り付けられている。トップカバー60は、車両の左右方向の中央部に配置されたセンタートップカバー61と、センタートップカバー61の左右方向両側に配置されたサイドトップカバー62と、を備えている。センタートップカバー61には、燃料タンク7内に燃料を給油するための給油口63が設けられている。給油口63には、開閉可能な燃料キャップ64が設けられている。図2中線CLは車体左右中心を示す。
<ステー部材>
トップカバー60上には、左右方向に間隔Wを空けて並ぶ左右一対のステー部材50が設けられている。左右一対のステー部材50の間には、給油口63が配置されている。各ステー部材50は、トップカバー60の上面60tよりも上方に突出して設けられている。各ステー部材50は、前部脚部51と、後部脚部52と、中間ステー部53と、を一体に備えている。
前部脚部51は、トップカバー60の上面60tに接地している。前部脚部51は、上面60tから上方に突出するように設けられている。前部脚部51の脚部上面51tは、前方に向かって斜め下方に傾斜している。例えば、前部脚部51の底面には、トップカバー60の上面60tに後方から係合する係止爪(図示無し)等が設けられている。前部脚部51は、係止爪を上面60tに形成された係止凹部(図示無し)等に係合させることで、トップカバー60に固定されている。前部脚部51は、トップカバー60にボルト等の締結具によって固定されてもよい。
後部脚部52は、前部脚部51に対して後方に離間して配置されている。後部脚部52は、上面60tに、ボルト54によって固定されている。後部脚部52の脚部上面52tは、後方に向かって斜め下方に傾斜し、トップカバー60の上面60tの後部に連なっている。後部脚部52は、トップカバー60に係止爪等のネジ止めを要さない構造によって固定されてもよい。
中間ステー部53は、前部脚部51と後部脚部52との間で、上面60tから上方に隙間をあけて配置されている。中間ステー部53は、上面60tと略平行に前後方向に延びている。中間ステー部53の上面は、ステー部材50における上方を向く上向き面50tを構成している。上向き面50tは、トップカバー60の上面60tと略平行に形成されている。上向き面50tは、前方に向かって僅かに斜め下方に延びている。
このようなステー部材50は、左右方向から見て、前部脚部51、後部脚部52、および中間ステー部53により門型を成し、中間ステー部53の下方に左右方向に連通する開口56を形成している。ステー部材50において、左右方向の車両中央側(車幅方向内側)には、上面60t側から見て起立するステー内側面50sが形成されている。左右一対のステー部材50のステー内側面50sは、左右一対のステー部材50の間に、例えばタンクバッグ等の物品が収められた場合、この物品の左右方向への移動を規制する。
左右一対のステー部材50の左右方向の間隔Wは、上方から見て、前方から後方に向けて漸次縮小している。これにより、左右一対のステー部材50の間に、例えばタンクバッグ等の物品が収められた場合、この物品の後方への移動を規制する。
左右一対のステー部材50の前部脚部51同士の間には、移動規制部材55が設けられている。移動規制部材55は、左右方向で左右一対のステー部材50の前部脚部51同士を一体に連結している。移動規制部材55は、左右方向に延びている。移動規制部材55の上面には、前方に向かって斜め上方に延びる傾斜面55sが形成されている。移動規制部材55の傾斜面55sは、左右一対のステー部材50の間に、例えばタンクバッグ等の物品が収められた場合、この物品の前方への移動を規制する。
ステー部材50の前部脚部51と、フロントサイドカバー41との間には、インナーパネル58が設けられている。インナーパネル58は、フロントサイドカバー41とサイドトップカバー62との隙間を上方から覆う。インナーパネル58には、後方に向かって開口する導風口58aが形成されている。このインナーパネル58は、ステー部材50と一体に形成されていてもよい。
例えば、左右一対のステー部材50上に、タンクバッグ等の物品を装着することもできる。タンクバッグ等の物品は、ステー部材50の上向き面50t上に載置され、開口56にベルトやフック等を挿入し、中間ステー部53に巻き付けることで固定される。また、前述のように、タンクバッグ100の少なくとも一部を、左右一対のステー部材50の間に収容するようにしてもよい。さらに、タンクバッグ100の底部形状を、左右一対のステー部材50と移動規制部材55とに合わせて成形するようにしてもよい。
以上説明したように、上記実施形態の自動二輪車1は、車体フレーム20と、車体フレーム20の前部に転舵可能に支持され、乗員が把持するハンドル2と、ハンドル2の後方に配置され、乗員が着座するシート6と、ハンドル2とシート6との間に配置され、上方を向く上面60tを有したトップカバー60と、トップカバー60の上面60tよりも上方に突出して設けられたステー部材50と、を備えている。
この構成によれば、トップカバー60の上面60tよりも上方に突出して設けられたステー部材50を備えることにより、ステー部材50を利用して、タンクバッグ100等の物品を容易かつ確実に装着することができる。また、車両に設けたステー部材50を用いることで、物品の装着に要するベルトやフック等の別途の固定具を減らし、外観への影響を抑えることができる。
上記自動二輪車1において、ステー部材50は、上面60tに固定された前部脚部51と、前部脚部51に対して後方に離間して配置され、上面60tに固定された後部脚部52と、前部脚部51と後部脚部52との間で、上面60tから上方に隙間Sをあけて配置され、前後方向に延びる中間ステー部53と、を一体に備えている。
この構成によれば、ステー部材50が、前部脚部51と後部脚部52との間に、上面60tから上方に隙間Sをあけて配置された中間ステー部53を備えるので、中間ステー部53と上面60tとの間に、タンクバッグ100等の物品を装着するためのベルトなどを通すことができ、物品の装着を容易かつ確実にすることができる。
上記自動二輪車1において、ステー部材50は、左右方向に間隔Wをあけて左右一対に設けられている。
この構成によれば、ステー部材50が左右一対で設けられていることにより、タンクバッグ100を安定的に装着することができる。
上記自動二輪車1において、左右一対のステー部材50の左右方向の間隔Wは、前方から後方に向けて漸次縮小している。
この構成によれば、左右一対のステー部材50の左右方向の間隔Wが、前方から後方に向けて漸次縮小しているので、タンクバッグ100等の物品の少なくとも一部を左右一対のステー部材50の間に配置すれば、この物品が走行中に後方にずれることを抑えることができる。
上記自動二輪車1は、左右方向で左右一対のステー部材50の前部の間に配置され、上面60tから上方に突出し、左右一対のステー部材50の間に配置された物品の前方への移動を規制する移動規制部材55をさらに備えている。
この構成によれば、左右一対のステー部材50の前部の間に移動規制部材55を備えるので、移動規制部材55の後方かつ左右一対のステー部材50の間にタンクバッグ100等の物品の少なくとも一部を配置すれば、この物品が走行中に前方に移動することを規制することができる。
上記自動二輪車1において、左右一対のステー部材50と移動規制部材55とは、互いに一体に形成されている。
この構成によれば、左右一対のステー部材50と移動規制部材55とが一体に形成されることにより、部品点数を削減することができる。また、移動規制部材55を介して左右一対の移動規制部材55が連結されるので、両部材の強度を高めることができる。
上記自動二輪車1において、左右一対のステー部材50の間に、燃料タンク7の給油口63が配置されている。
左右一対のステー部材50の間に燃料タンク7の給油口63を備えるので、限られた空間内でステー部材50および給油口63を効率良く配置することができる。
上記自動二輪車1において、ステー部材50は、上方を向く上向き面50tを有している。
ステー部材50に上向き面50tを備えることにより、ステー部材50上に載置したタンクバッグ100等の物品を安定的に保持することができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、ステー部材を、燃料タンクの上方を覆うトップカバー上に設けたが、これに限らない。ステー部材は、ハンドルとシートとの間で上方を向く上面を有する燃料タンク自体に設けるようにしてもよい。また、ステー部材は、ハンドルとシートとの間で上方を向く上面を有する部材であれば、燃料タンク以外にも物品収容部およびエアクリーナーボックス等に設けてもよく、かつこれらの上方を覆うトップカバー上に設けてもよい。
左右ステー部材の間に搭載する物品は、タンクバックに限らず、キャリアやボックス等でもよく、またナビゲーション装置やバッテリ等の各種電装部品でもよい。左右ステー部材が車体を取り回す際のグリップや後部同乗者が把持するグリップを兼ねてもよい。
前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれ、かつ電気モータを原動機に含む車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
2 ハンドル
6 シート
7 燃料タンク
20 車体フレーム
50 ステー部材
50t 上向き面
51 前部脚部
52 後部脚部
53 中間ステー部
55 移動規制部材
60 トップカバー
60t 上面
63 給油口
100 タンクバック(物品)

Claims (8)

  1. 車体フレーム(20)と、
    前記車体フレーム(20)の前部に転舵可能に支持され、乗員が把持するハンドル(2)と、
    前記ハンドル(2)の後方に配置され、前記乗員が着座するシート(6)と、
    前記ハンドル(2)と前記シート(6)との間に配置され、上方を向く上面(60t)を有した燃料タンク(7)又はトップカバー(60)と、
    前記燃料タンク(7)又は前記トップカバー(60)の前記上面(60t)よりも上方に突出して設けられたステー部材(50)と、を備えることを特徴とする鞍乗型車両(1)。
  2. 前記ステー部材(50)は、
    前記上面(60t)に固定された前部脚部(51)と、
    前記前部脚部(51)に対して後方に離間して配置され、前記上面(60t)に固定された後部脚部(52)と、
    前記前部脚部(51)と前記後部脚部(52)との間で、前記上面(60t)から上方に隙間(S)をあけて配置され、前後方向に延びる中間ステー部(53)と、を一体に備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両(1)。
  3. 前記ステー部材(50)は、左右方向に間隔(W)をあけて左右一対に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両(1)。
  4. 左右一対の前記ステー部材(50)の左右方向の間隔(W)は、前方から後方に向けて漸次縮小していることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両(1)。
  5. 左右方向で左右一対の前記ステー部材(50)の前部の間に配置され、前記上面(60t)から上方に突出し、左右一対の前記ステー部材(50)の間に配置された物品の前方への移動を規制する移動規制部材(55)をさらに備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の鞍乗型車両(1)。
  6. 左右一対の前記ステー部材(50)と前記移動規制部材(55)とは、互いに一体に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両(1)。
  7. 前記左右一対の前記ステー部材(50)の間に、前記燃料タンク(7)の給油口(63)が配置されていることを特徴とする請求項3から6の何れか一項に記載の鞍乗型車両(1)。
  8. 前記ステー部材(50)は、上方を向く上向き面(50t)を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)。
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