JP2022139431A - サージ抑制装置及びモータ用配線部品 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022139431000001
【課題】生産性を向上させることができるサージ抑制装置及びモータ用配線部品を提供する。
【解決手段】サージ抑制装置1は、抵抗21及びコンデンサ22を有する複数の直列回路部2と、複数の抵抗21及び複数のコンデンサ22を配置するケース4と、を備える。複数の直列回路部2のそれぞれのコンデンサ22側の端部は、ケース4に設けられた接続電極33を介して互いに電気的に接続されている。モータ用配線部品は、交流電流をモータに供給するものである。モータ用配線部品は、モータのステータコイルと接続される複数の導電線と、複数の導電線のステータコイルと接続される側と反対側の端部に設けられ、端子台の電極と接続される配線端子と、サージ抑制装置1を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、サージ抑制装置及びモータ用配線部品に関する。
インバータからの三相交流電流をモータに供給するモータ用配線材が知られている。モータ用配線材は、複数の導電線を備え、モータにおけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する。
インバータからはパルス幅変調(PWM)によりパルス状の電圧が出力される。このパルス状の電圧の立ち上がり時にサージ電圧が発生し、モータに過電圧が印加されるおそれがある。そこで、このようなサージ電圧を抑制して、モータに過電圧が印加されることを抑制するために、サージ抑制ユニットが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のサージ抑制ユニットは、抵抗とコンデンサとの直列回路を3つ有するとともに、3つの直列回路は、コンデンサ側の端部同士が互いに接続されている。3つの直列回路は、筐体内に収容されている。
特開2014-132811号公報
しかしながら、特許文献1においては、筐体に配置された3つの直列回路がどのようにして互いに電気的に接続されているかについては何ら記載されておらず、特許文献1に記載のサージ抑制ユニットにおいては、筐体に配置された複数の直列回路同士の電気的接続の作業を容易にし、生産性を向上させる観点から改善の余地がある。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、生産性を向上させることができるサージ抑制装置及びモータ用配線部品を提供することを目的とする。
本発明は、前記の目的を達成するため、抵抗及びコンデンサを有する複数の直列回路部と、複数の前記抵抗及び複数の前記コンデンサを配置するケースと、を備え、前記複数の直列回路部のそれぞれの前記コンデンサ側の端部は、前記ケースに設けられた接続電極を介して互いに電気的に接続されている、サージ抑制装置を提供する。
また、本発明は、前記の目的を達成するため、交流電流をモータに供給するモータ用配線部品であって、前記モータのステータコイルと接続される複数の導電線と、前記複数の導電線の前記ステータコイルと接続される側と反対側の端部に設けられ、端子台の電極と接続される配線端子と、前記モータに過電圧が印加されることを抑制するためのサージ抑制装置と、を備え、前記サージ抑制装置は、抵抗及びコンデンサを有する複数の直列回路部と、複数の前記抵抗及び複数の前記コンデンサを配置するケースと、を有し、前記複数の直列回路部のそれぞれの前記抵抗側の端部は、各相の前記導電線にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の直列回路部のそれぞれの前記コンデンサ側の端部は、前記ケースに設けられた接続電極を介して互いに電気的に接続されている、モータ用配線部品を提供する。
本発明によれば、生産性を向上させることができるサージ抑制装置及びモータ用配線部品を提供することが可能となる。
実施の形態における、モータ用配線部品を備えたモータの全体構成を示す模式図である。 実施の形態における、サージ抑制装置を備えるモータ用配線部品を示す第1の斜視図である。 実施の形態における、サージ抑制装置を備えるモータ用配線部品を示す第2の斜視図である。 実施の形態における、モータ用配線部品の回路図である。 実施の形態における、サージ抑制装置の第1の斜視図である。 実施の形態における、サージ抑制装置の第2の斜視図である。 実施の形態における、サージ抑制装置の正面図である。 実施の形態における、サージ抑制装置の側面図である。 実施の形態における、サージ抑制装置における分解斜視図である。 実施の形態における、配線ユニットにサージ抑制装置を組み付ける前の様子を示す斜視図である。 実施の形態における、配線ユニットにサージ抑制装置が組み付けられた後の様子を示す斜視図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図11を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(モータ11の説明)
図1は、モータ用配線部品10を備えたモータ11の全体構成を示す模式図である。モータ11は、電力によって駆動される電気自動車、ハイブリッド車等の車両に搭載される。
モータ11は、ロータ(回転子)111と、ロータ111を囲うように配置されたステータ(固定子)112と、端子台113と、を備えている。ロータ111は、軟磁性金属からなるロータコア111aに複数の磁石111bが埋め込まれて構成されており、中心部に挿通されたシャフト114と共に回転する。ステータ112は、軟磁性金属からなるステータコア112aと、複数のコイル片112bとを有している。
以下の説明では、シャフト114の回転軸線Oを通りかつ回転軸線Oに対して垂直な方向を径方向といい、シャフト114の回転方向を周方向という。
図示していないが、ステータコア112aは、円筒状のバックヨークと、バックヨークから径方向内方に向かって突出した複数のティースとを一体に有している。周方向に隣り合うティースの間には、スロットが形成されている。それぞれのコイル片112bは、ステータコア112aのスロットに収容され保持されている。
また、コイル片112bは、銅、アルミニウム等の良導電性を有する導電性金属112Mと、導電性金属112Mの表面を被覆する電気絶縁性の被覆層112Iとを有する。本形態では、導電性金属112Mが断面矩形状の平角単線であり、被覆層112Iがエナメル被覆からなる。コイル片112bの端部であるコイルエンド112cでは、被覆層112Iが除去されて導電性金属112Mが露出している。各コイル片112bは、コイルエンド112c同士が溶接され、電気角の位相が所定角度ずれた2組の三相(U相,V相,及びW相)ステータコイル112dを構成している。
また、モータ11は、ステータ112を収容するハウジング(図略)と、ハウジングに固定された端子台113と、を備えている。端子台113は、ハウジングに固定された樹脂からなる基台113aと、インバータから三相交流電流(パルス幅変調によるパルス状の信号)が供給される3つの電極113bとを有している。
さらに、モータ11は、本形態に係るモータ用配線部品10を備えている。モータ用配線部品10は、ステータ112のコイルエンド112cと端子台113の電極113bとを接続するための部材であり、インバータから端子台113の電極113bを介して供給された三相交流電流を、モータ11の各相のステータコイル112dに供給する。
(モータ用配線部品10)
図2は、サージ抑制装置1を備えるモータ用配線部品10を示す第1の斜視図である。図3は、サージ抑制装置1を備えるモータ用配線部品10を示す第2の斜視図である。図4は、モータ用配線部品10の回路図である。
図2及び図3に示すごとく、本形態のサージ抑制装置1は、モータ11にサージ電圧が印加されることを抑制するものであり、モータ用配線部品10の一部を構成するものである。モータ用配線部品10は、配線ユニット100にサージ抑制装置1を組み付けてなる。図4に示すごとく、配線ユニット100は、モータ11とインバータ12とを電気的に接続するための配線を構成するものである。配線ユニット100は、インバータ12から出力されるU相電流が流れるU相配線部13uと、インバータ12から出力されるV相電流が流れるV相配線部13vと、インバータ12から出力されるW相電流が流れるW相配線部13wとを有する。また、図2及び図3に示すごとく、配線ユニット100は、U相配線部13u、V相配線部13v、及びW相配線部13wを保持する保持部14を備える。以後、U相配線部13u、V相配線部13v、及びW相配線部13wを特に区別しない場合は、単に配線部13という。
配線部13は、一端がモータ11のステータ112のコイルエンド112cに電気的に接続される2本の導電線131と、2本の導電線131の他端に圧着された配線端子132とを備える。配線部13の2本の導電線131の一端は、ステータコア112aに巻回された各層の2組のステータコイル112dにそれぞれ接続されている。配線部13の2本の導電線131の他端は、配線端子132のバレル132a内にまとめて挿入されるとともにバレル132aを2本の導電線131に向けてかしめることにより、配線端子132に固定されている。配線端子132は、端子台113の電極113bに接続される。導電線131の両端部を除く部位は、絶縁被覆130によって被覆されている。
保持部14は、3つの配線部13を一体化している。保持部14は、例えば熱可塑性の樹脂からなり、その成形型の内側に3つの配線部13のそれぞれの一部を配置した状態で成形型内に溶融樹脂を注入し、硬化させるインサート成形により、3つの配線部13と一体的に形成される。保持部14を構成する樹脂は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂とすることができる。
図3に示すごとく、保持部14には、一方向に突出するとともに、サージ抑制装置1が載置される載置部141が形成されている。載置部141上に、サージ抑制装置1が載置されている。本形態において、サージ抑制装置1は、載置部141に載置されるとともに、後述の3つの端子部311が3つの配線部13と接続されることにより、配線ユニット100に固定される。なお、配線ユニット100に対するサージ抑制装置1の固定方法はこれに限られず、例えばサージ抑制装置1の後述のケース4にスナップフィット用の係合片を形成し、スナップフィットによってサージ抑制装置1を保持部14に固定してもよい。また、サージ抑制装置1と保持部14をと互いにスライド係合させるよう構成することも可能である。
(サージ抑制装置1)
図5は、サージ抑制装置1の第1の斜視図である。図6は、サージ抑制装置1の第2の斜視図である。図7は、サージ抑制装置1の正面図である。図8は、サージ抑制装置1の側面図である。図9は、サージ抑制装置1における分解斜視図である。
図4、図5及び図6に示すごとく、サージ抑制装置1は、抵抗21とコンデンサ22とを直列に接続した直列回路部2を3つ有する。直列回路部2の抵抗21側の端部は、各相の導電線131に電気的に接続される。また、3つの直列回路部2のコンデンサ22側の端部同士は、互いに電気的に接続されることでスター結線されている。サージ抑制装置1は、3つの抵抗21と、3つのコンデンサ22と、後述する端子付き電極31、中継電極32、及び接続電極33が一体に設けられたケース4とを備える。
抵抗21は、例えば、導電ゴム又は導電プラスチックにより構成されたものを用いることができる。例えば、導電ゴムまたは導電プラスチックからなる抵抗本体部211の両端部分にそれぞれリード線212a,212bを差し込むことで、抵抗21を構成することができる。なお、抵抗21はこれに限られず、カーボン等の高抵抗材料でパターン形成することで抵抗21を構成してもよいし、電気回路等で使用されるリード付き抵抗を組み合わせて抵抗21を構成してもよい。
抵抗21は、抵抗本体部211が一方向に長尺な四角柱状に形成されており、その長手方向の一方から後述の端子付き電極31に接続されるリード線212a、他方からコンデンサに接続されるリード線212bがそれぞれ引き出されている。
コンデンサ22は、素子を内蔵したコンデンサ本体221と、コンデンサ本体221から同じ側に突出した一対のリード線222a,222bとを備える。リード線222aは、中継電極32を介して抵抗21のリード線212bに接続されており、リード線222bは、接続電極33に接続されている。
抵抗21の一対のリード線212a,212b及び、コンデンサ22の一対のリード線222a,222bは、所定形状に屈曲した形状を有するが、これについては後述する。抵抗21は、ケース4の後述する抵抗配置凹部424に収容されており、コンデンサ22は、ケース4の後述するコンデンサ配置凹部425に収容されている。
ケース4は、収容する抵抗21及びコンデンサ22の熱を放熱すべく、熱伝導率の高い樹脂によって構成することができる。具体的には、ケース4を構成する材料は、PA6(ポリアミド6)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などのエンジニアリングプラスチック又はPPS(ポリフェニレンサルファイド)などのスーパーエンジニアリングプラスチックに、絶縁性が高く熱伝導率が高いセラミックス材料(熱伝導性フィラー)を混ぜた絶縁放熱材料とすることができる。これらの絶縁放熱材料は、一般的なプラスチック材料の熱伝導率(約0.2W/m/K)に比べて、1~10W/m/Kと5~50倍程度の高い熱伝導率を有する。
ケース4は、厚み方向から見たときの形状が略長方形状となるような、矩形板状に形成されている。以後、ケース4の長手方向をX方向、ケース4の短手方向をY方向、X方向とY方向との双方に直交する方向であって、ケース4の厚み方向をZ方向という。
ケース4は、Z方向に厚みを有する長方形板状の底壁41と、底壁41の各辺からZ方向の一方側に立設された側壁42とを有する。側壁42は、X方向に延在する一対の横側壁421と、Y方向に延在する一対の縦側壁422とを有する。一対の縦側壁422の一方である第1縦側壁422aは、他方の縦側壁422である第2縦側壁422bよりも厚みが大きくなるよう形成されている。
また、一対の横側壁421の間には、側壁42及び底壁41によって囲まれる領域を3つの領域に分ける2つの仕切壁423が形成されている。仕切壁423は、X方向に長尺に形成されており、そのX方向の両端部が一対の横側壁421に連結されており、Z方向の一端が底壁41に連結されている。底壁41、側壁42、及び2つの仕切壁423によって、3つの抵抗配置凹部424が構成されている。
抵抗配置凹部424は、抵抗21の抵抗本体部211を収容している。本形態において、3つの抵抗21の抵抗本体部211は、互いに別の抵抗配置凹部424に配されている。抵抗配置凹部424は、X方向に長尺に形成されているとともに、Z方向の底壁41と反対側に開口している。3つの抵抗配置凹部424は、Y方向に並ぶよう形成されている。なお、本形態においては、3つの抵抗配置凹部424のそれぞれに3つの抵抗本体部211のそれぞれを収容する例を示すが、これに限られず、例えば本形態のケース4に対して仕切壁423を無くし、1つの大きな抵抗配置凹部に3つの抵抗本体部211をまとめて収容する構成を採用することも可能である。
一対の縦側壁422には、抵抗21の6つのリード線212a,212bをそれぞれ挿入する6つの引出用凹部422cが形成されている。引出用凹部422cは、抵抗配置凹部424に配された抵抗21のリード線212a,212bを、ケース4外に引き出すために形成されたものである。引出用凹部422cは、Z方向における抵抗配置凹部424が開口する側と同じ側に開口しているとともに、縦側壁422をX方向に貫通するよう形成されている。なお、例えば、第2縦側壁422bに形成した3つの引出用凹部422cを1つの大きな凹部とし、当該1つの大きな凹部に3つの抵抗21における3つのリード線212aをまとめて挿入してもよい。
第1縦側壁422aには、3つのコンデンサ22をそれぞれ収容する3つのコンデンサ配置凹部425が形成されている。3つのコンデンサ配置凹部425は、第1縦側壁422aの外側面に開口するよう形成された凹部である。なお、外側といったときは、ケースの内側から遠ざかる側を意味するものとし、外側面といったときは、外側を向く面を意味するものとする。図8に示すごとく、X方向から見たとき、3つのコンデンサ配置凹部425は、それぞれがX方向に長尺に形成されており、Y方向に並ぶよう形成されている。図7に示すごとく、コンデンサ配置凹部425のX方向の第2縦側壁422b側は、第1縦側壁422aの一部によって閉塞されている。すなわち、コンデンサ配置凹部425と抵抗配置凹部424とは互いに連通していない。
コンデンサ配置凹部425は、第1縦側壁422aに形成された3つの引出用凹部422cよりもZ方向の底壁41側に離れた位置に形成されている。X方向から見たとき、3つのコンデンサ配置凹部425は、互いに別の抵抗21とX方向に重なる位置に形成されている。コンデンサ22は、コンデンサ本体221部がコンデンサ配置凹部425に収容されているとともに、コンデンサ22の一対のリード線222a,222bがコンデンサ配置凹部425からコンデンサ配置凹部425外に引き出されている。
また、ケース4には、底壁41におけるX方向の第1縦側壁422a側の端部からZ方向の側壁42が立設した側と反対側に突出した突出壁426が形成されている。突出壁426のX方向の第2縦側壁422b側と反対側の面は、第1縦側壁422aの外側面と面一に形成されている。突出壁426のX方向の第2縦側壁422b側と反対側の面に、後述の接続電極33が固定されている。
3つのコンデンサ22同士の電気接続、コンデンサ22と抵抗21との電気接続、抵抗21と導電線131との電気接続は、それぞれ、ケース4に固定された端子付き電極31、中継電極32、又は接続電極33を介して行われている。本形態において、ケース4は、ケース4を成形するための成形型の内側に、端子付き電極31、中継電極32、及び接続電極33を配置した状態で成形型内にケース4を構成する溶融樹脂を注入して硬化させるインサート成形によって形成される。これによって端子付き電極31、中継電極32、及び接続電極33のそれぞれは、その表面を露出させつつケース4に埋まり込んだ形で、ケース4と一体化されている。端子付き電極31、中継電極32、及び接続電極33のそれぞれは、その厚み分、ケース4に埋め込まれており、ケース4から露出した面はケース4の表面と略面一になるよう形成されている。なお、端子付き電極31、中継電極32、及び接続電極33は、例えば圧入、熱溶着、接着等のような方法によってケース4に固定されていてもよい。
図6に示すごとく、3つの端子付き電極31は、互いに別の抵抗21のリード線212aに接続されている。端子付き電極31は、長尺な板状を折り曲げてなる形状を有し、その一部が、第2縦側壁422bの外側の部位に配されており、他の一部が底壁41における側壁42が立設された側と反対側の部位に形成されている。
3つの端子付き電極31のそれぞれにおける一端には、端子部311が形成されている。端子部311は、ケース4には埋め込まれておらず、ケース4から引き出されている。図2に示すごとく、3つの端子部311のそれぞれは、互いに別の配線部13(U相配線部13u、V相配線部13v、及びW相配線部13w)の導電線131に接続される。3つの端子部311は、X方向に並ぶよう配されている。3つの端子部311は、X方向の互いに同じ側に開口するようU字状に屈曲した形状を有し、配線部13の導電線131が挿入されている。
図10は、配線ユニット100にサージ抑制装置1を組み付ける前の様子を示す斜視図である。図11は、配線ユニット100にサージ抑制装置1が組み付けられた後の様子を示す斜視図である。サージ抑制装置1を配線ユニット100に取り付ける際は、まず、図10に示すごとく、サージ抑制装置1を載置部141に載置するとともに3つの端子部311のそれぞれの開口側に、挿入対象となる配線部13の導電線131を位置させる。そして、図10及び図11に示すごとく、サージ抑制装置1と配線ユニット100とをX方向の互いに反対側に相対移動させる。これにより、3つの端子部311に三相の配線部13の導電線131を一度に挿入することができる。それゆえ、本形態においては、配線ユニット100に対してサージ抑制装置1を容易に後付けすることができる。端子部311と導電線131とは、導電線131が端子部311に挿入された後、互いに溶接等によって接合されてもよい。また、図6に示すごとく、3つの端子部311は、底壁41において突出するよう形成された3つの底壁凸部411の突出側端面に配されている。これにより、3つの端子部311は、底壁41における側壁42が立設した側と反対側の主面からZ方向に離れた位置に配されている。
図6に示すごとく、3つの端子付き電極31のそれぞれにおける端子部311が形成された側と反対側の端部312は、第2縦側壁422bに形成された3つの引出用凹部422cに対してY方向の一方側である上側(例えば、図6及び図8の上側)に近接した位置に配されている。なお、Y方向における上側と反対側(例えば、図6及び図8の下側)を下側という。上下の表現は便宜的なものであり、例えばサージ抑制装置1の使用状態における鉛直方向に対する姿勢を限定するものではない。端子付き電極31の端部312には、隣り合う引出用凹部422cに挿入されたリード線212aが接続されている。第2縦側壁422bに形成された3つの引出用凹部422cにそれぞれ配された3つのリード線212aは、ケース4の外側領域においていずれも上側に向かって屈曲されており、屈曲部分から上側の部位が端子付き電極31の端部312に溶接されている。図5及び図8に示すごとく、抵抗21のコンデンサ22に接続される側のリード線212bは、中継電極32に接続されている。
中継電極32は、直列回路部2における抵抗21とコンデンサ22との間を電気的に中継する電極であり、板状に形成されている。中継電極32は、第1縦側壁422aにおける外側の部位に3つ形成されている。3つの中継電極32は、3つのコンデンサ配置凹部425のZ方向の突出壁426側と反対側に隣り合う位置に形成されている。3つの中継電極32は、Y方向に並ぶよう配されており、かつ、第1縦側壁422aに形成された3つの引出用凹部422cのそれぞれに対して上側に近接する位置に配されている。
中継電極32には、隣り合う引出用凹部422cに挿入されたリード線212bが接続されている。第1縦側壁422aに形成された3つの引出用凹部422cにそれぞれ配された3つのリード線212bは、ケース4の外側においていずれも上側に向かって屈曲されており、その屈曲部分から上側の部位が中継電極32に溶接されている。
また、中継電極32には、Z方向に隣り合うコンデンサ配置凹部425に収容されたコンデンサ22の上側のリード線222aが溶接されている。コンデンサ22の上側のリード線222aは、Z方向の突出壁426側と反対側に折り曲げられており、その屈曲部分から先端側の部位が中継電極32に接続されている。そして、コンデンサ22の下側のリード線222bは、Z方向における突出壁426側に屈曲されており、その屈曲部分から先端側の部位が接続電極33に溶接されている。すなわち、本形態において、コンデンサ22の一対のリード線222a,222bは、Z方向の互いに反対側に向けて折り曲げられた形状を有する。
接続電極33は、3つのコンデンサ22の下側のリード線222b同士を電気的に接続する電極である。接続電極33は、第1縦側壁422a及び突出壁426における外側の部位に形成されている。また、接続電極33は、3つのコンデンサ配置凹部425を挟んで3つの中継電極32と反対側に形成されている。換言すると、複数のコンデンサ22は、接続電極33と複数の中継電極32との間に位置している。接続電極33は、3つのコンデンサ22のそれぞれの下側のリード線222bとZ方向に隣り合うよう、Y方向に長尺に形成される。接続電極33には、3つのコンデンサ22のそれぞれの下側のリード線222bの屈曲部分から先端側が接続されている。
以上のように、直列回路部2における抵抗21とコンデンサ22との接続は、中継電極32を介して行われており、3つの直列回路部2のコンデンサ22側の端部同士の接続は、接続電極33を介して行われており、直列回路部2の抵抗21側の端部と配線部13の導電線131との接続は、端子付き電極31を介して行われている。
(サージ抑制装置1の製造方法)
本形態のサージ抑制装置1の製造方法の一例を説明する。
まず、端子付き電極31、中継電極32、及び接続電極33が設けられたケース4、一対のリード線212a,212bが所定形状に折り曲げられた抵抗21、及び、一対のリード線222a,222bが所定形状に折り曲げられたコンデンサ22を準備する。
そして、ケース4の3つの抵抗配置凹部424に、3つの抵抗21をZ方向に挿入し、ケース4の3つのコンデンサ配置凹部425に3つのコンデンサ22をX方向に挿入する。このとき、抵抗21の一対のリード線212a,212bを引出用凹部422cに挿入させつつ、抵抗本体部211を抵抗配置凹部424に収容させる。また、コンデンサ22は、コンデンサ本体221がコンデンサ配置凹部425に収容され、一対のリード線222a,222bはコンデンサ配置凹部425から露出されるようにする。ケース4に3つの抵抗21及び3つのコンデンサ22を配置した状態においては、抵抗21のリード線212aが端子付き電極31に対向し、抵抗21のリード線212b及びコンデンサ22のリード線222aが中継電極32に対向し、コンデンサ22のリード線222bが接続電極33に対向する。
次いで、抵抗21のリード線212aと端子付き電極31とを溶接し、抵抗21のリード線212b及びコンデンサ22のリード線222aのそれぞれと中継電極32とを溶接し、コンデンサ22のリード線222bと接続電極33とを溶接する。以上により、サージ抑制装置1が製造され得る。
(実施の形態の作用及び効果)
本形態のサージ抑制装置1においては、抵抗21及びコンデンサ22を有する3つの直列回路部2が、ケース4に組み付けられている。さらに、3つの直列回路部2のそれぞれのコンデンサ22側の端部は、ケース4に設けられた接続電極33を介して互いに電気的に接続されている。それゆえ、3つのコンデンサ22をケース4に組み付けることにより、3つのコンデンサ22とケース4と接続電極33との間の位置決めがある程度なされ、その状態で3つのコンデンサ22のリード線222bと接続電極33との接続作業を行うことができる。これにより、サージ抑制装置1の生産性を向上させることができる。
また、3つの直列回路部2のそれぞれの抵抗21側の端部は、ケース4に設けられるとともに外部の導電線131に接続される端子部311を有する端子付き電極31に電気的に接続されている。それゆえ、例えば、抵抗21のリード線212aを特殊な形状にする必要がなく、抵抗21と導電線131との接続を、端子付き電極31を介して容易に行うことができる。また、抵抗21のリード線212aをケース4に設けられた端子付き電極31に接続する構成を採用することにより、抵抗21をケース4にある程度位置決めした状態で、抵抗21のリード線212aと端子付き電極31との電気的接続の作業を行うことができ、サージ抑制装置1の生産性を向上させることができる。
また、3つの端子付き電極31の端子部311は、X方向に並ぶよう配されており、かつ、X方向の互いに同じ側に開口するよう屈曲した形状を有する。それゆえ、前述のごとく、3つの端子部311の開口部に3つの配線部13が挿入されるよう、配線ユニット100とサージ抑制装置1とをX方向に相対移動させることにより、容易に3つの端子部311と3つの配線部13とを接続することが可能となる。
また、3つの直列回路部2のそれぞれにおいて、抵抗21とコンデンサ22とは、ケース4に設けられた中継電極32を介して電気的に接続されている。それゆえ、抵抗21とコンデンサ22とをケース4に組み付けて、抵抗21とコンデンサ22とケース4との相互の位置決めがある程度なされた状態で、抵抗21とコンデンサ22とのそれぞれをケース4に設けられた中継電極32に接続することにより、抵抗21とコンデンサ22との電気的接続を容易にすることができる結果、サージ抑制装置1の生産性を向上させることができる。
また、3つのコンデンサ22はY方向に並ぶようケース4に配されており、接続電極33はY方向に長尺に形成されており、3つの中継電極32はY方向に並ぶよう配されている。そして、3つのコンデンサ22は、接続電極33と3つの中継電極32との間の位置に配されている。3つのコンデンサ22のそれぞれの一対のリード線222a,222bは、一方が3つの中継電極32の1つに接続され、他方が接続電極33と接続されるところ、本構成によれば、3つのコンデンサ22と接続電極33及び3つの中継電極32との接続を、小スペースにて実現することが可能となる。
また、ケース4には、ケース4内に配された3つの抵抗21のそれぞれのリード線212a,212bを通してケース4の外部に引き出すための引出用凹部422cが形成されている。抵抗21のリード線212a,212bと他の部位との接続作業は、ケース4内では行い難いところ、本構成によれば、抵抗21のリード線212a,212bを容易にケース4外に引き出すことができる。
以上のごとく、本形態によれば、生産性を向上させることができるサージ抑制装置及びモータ用配線部品を提供することができる。
(実施の形態の変形例)
なお、実施の形態において、配線ユニット100は、三相の配線部13u~13wを備える例を示したが、これに限られず、二相の配線部を有するものであってもよい。この場合、サージ抑制装置1の直列回路部2は2つとなる。
また、ケース4を金属にて構成することも可能である。この場合、端子付き電極31、中継電極32、及び接続電極33とケース4との間は、絶縁処理が施される。
また、例えば抵抗21のリード線212bとコンデンサ22とのリード線212aとは、中継電極32を介さず、直接的に溶接等によって接続することも可能である。同様に、抵抗21のリード線212aと配線の導電線131との接続は、端子付き電極31を介さず行うことも可能である。この場合は、抵抗21のリード線212aを、導電線131とともに配線端子132のバレル132a部に圧着させることが考えられる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]抵抗(21)及びコンデンサ(22)を有する複数の直列回路部(2)と、複数の前記抵抗(21)及び複数の前記コンデンサ(22)を配置するケース(4)と、を備え、前記複数の直列回路部(2)のそれぞれの前記コンデンサ(22)側の端部は、前記ケース(4)に設けられた接続電極(33)を介して互いに電気的に接続されている、サージ抑制装置(1)。
[2]前記複数の直列回路部(2)のそれぞれの前記接続電極(33)と接続される側と反対側の端部は、前記ケース(4)に設けられるとともに外部の導電線(131)に接続される端子部(311)を有する端子付き電極(31)に電気的に接続されている、前記[1]に記載のサージ抑制装置(1)。
[3]複数の前記端子付き電極(31)の前記端子部(311)は、端子並び方向(Y)に並ぶよう配されており、かつ、前記端子並び方向(Y)の互いに同じ側に開口するよう屈曲した形状を有する、前記[2]に記載のサージ抑制装置(1)。
[4]前記複数の直列回路部(2)のそれぞれにおいて、前記抵抗(21)と前記コンデンサ(22)とは、前記ケース(4)に設けられた中継電極(32)を介して電気的に接続されている、前記[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のサージ抑制装置(1)。
[5]前記複数のコンデンサ(22)は、一方向(Y)に並ぶよう前記ケース(4)に配されており、前記接続電極(33)は、前記一方向(Y)に長尺に形成されており、複数の前記中継電極(32)は、前記一方向(Y)に並ぶよう配されており、前記複数のコンデンサ(22)は、前記接続電極(33)と前記複数の中継電極(32)との間の位置に配されている、前記[4]に記載のサージ抑制装置(1)。
[6]前記ケース(4)には、前記ケース(4)内に配された前記複数の抵抗(21)のそれぞれのリード線(212a,212b)を通して前記ケース(4)の外部に引き出すための引出用凹部が形成されている、前記[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のサージ抑制装置(1)。
[7]交流電流をモータ(11)に供給するモータ用配線部品(10)であって、前記モータ(11)のステータコイル(112d)と接続される複数の導電線(131)と、前記複数の導電線(131)の前記ステータコイル(112d)と接続される側と反対側の端部に設けられ、端子台(113)の電極(113b)と接続される配線端子(132)と、前記モータ(11)に過電圧が印加されることを抑制するためのサージ抑制装置(1)と、を備え、前記サージ抑制装置(1)は、抵抗(21)及びコンデンサ(22)を有する複数の直列回路部(2)と、複数の前記抵抗(21)及び複数の前記コンデンサ(22)を配置するケース(4)と、を有し、前記複数の直列回路部(2)のそれぞれの前記抵抗(21)側の端部は、各相の前記導電線(131)にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の直列回路部(2)のそれぞれの前記コンデンサ(22)側の端部は、前記ケース(4)に設けられた接続電極(33)を介して互いに電気的に接続されている、モータ用配線部品(10)。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、前述した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…サージ抑制装置
10…モータ用配線部品
11…モータ
112d…ステータコイル
113…端子台
113b…電極
131…導電線
132…配線端子
2…直列回路部
21…抵抗
212a,212b…抵抗のリード線
22…コンデンサ
31…端子付き電極
311…端子部
32…中継電極
33…接続電極
4…ケース
422c…引出用凹部

Claims (7)

  1. 抵抗及びコンデンサを有する複数の直列回路部と、
    複数の前記抵抗及び複数の前記コンデンサを配置するケースと、を備え、
    前記複数の直列回路部のそれぞれの前記コンデンサ側の端部は、前記ケースに設けられた接続電極を介して互いに電気的に接続されている、
    サージ抑制装置。
  2. 前記複数の直列回路部のそれぞれの前記接続電極と接続される側と反対側の端部は、前記ケースに設けられるとともに外部の導電線に接続される端子部を有する端子付き電極に電気的に接続されている、
    請求項1に記載のサージ抑制装置。
  3. 複数の前記端子付き電極の前記端子部は、端子並び方向に並ぶよう配されており、かつ、前記端子並び方向の互いに同じ側に開口するよう屈曲した形状を有する、
    請求項2に記載のサージ抑制装置。
  4. 前記複数の直列回路部のそれぞれにおいて、前記抵抗と前記コンデンサとは、前記ケースに設けられた中継電極を介して電気的に接続されている、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサージ抑制装置。
  5. 前記複数のコンデンサは、一方向に並ぶよう前記ケースに配されており、
    前記接続電極は、前記一方向に長尺に形成されており、
    複数の前記中継電極は、前記一方向に並ぶよう配されており、
    前記複数のコンデンサは、前記接続電極と前記複数の中継電極との間の位置に配されている、
    請求項4に記載のサージ抑制装置。
  6. 前記ケースには、前記ケース内に配された前記複数の抵抗のそれぞれのリード線を通して前記ケースの外部に引き出すための引出用凹部が形成されている、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサージ抑制装置。
  7. 交流電流をモータに供給するモータ用配線部品であって、
    前記モータのステータコイルと接続される複数の導電線と、
    前記複数の導電線の前記ステータコイルと接続される側と反対側の端部に設けられ、端子台の電極と接続される配線端子と、
    前記モータに過電圧が印加されることを抑制するためのサージ抑制装置と、を備え、
    前記サージ抑制装置は、抵抗及びコンデンサを有する複数の直列回路部と、複数の前記抵抗及び複数の前記コンデンサを配置するケースと、を有し、
    前記複数の直列回路部のそれぞれの前記抵抗側の端部は、各相の前記導電線にそれぞれ電気的に接続され、
    前記複数の直列回路部のそれぞれの前記コンデンサ側の端部は、前記ケースに設けられた接続電極を介して互いに電気的に接続されている、
    モータ用配線部品。
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