JP2008086080A - 集中配電部品 - Google Patents

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Tomoaki Toratani
智明 虎谷
Satoru Isogai
悟 磯貝
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】環状導体とステータコイルの電気的な接続構造を簡単化して、環状導体とステータコイルの電気的な接続状態の安定化を図ることができ、小型化が可能な集中配電部品を提供する。
【解決手段】複数の環状導体10,11,12,13と、複数の環状導体が環状導体の軸方向に沿って相互に間隔を空けて配列された状態で複数の環状導体を一体に保持する複数の保持部品31〜34と、複数の保持部品により保持された複数の環状導体に対してそれぞれ別々に電気的に接続された複数の中継端子40とを備える。そして、環状導体10,11,12,13は矩形断面を有しており、環状導体と中継端子40との電気的な接続部分600が、保持部品40内に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータ用の集中配電部品に関し、特に車両に搭載されるモータのステータに
配置されている複数相のコイルに対して集中的に配電を行うための集中配電部品に関する
近年、環境を重視して省燃費化をはかるために、ハイブリッドカーの開発が行われてい
る。ハイブリッドカーは、自動車の主動力源としては化石燃料用いたエンジンを用いていて、このエンジンをアシストするためのモータアシスト機構を備えている。
自動車に用いられるモータは、例えばエンジンのシャフトに直結されたロータと、この
ロータの周囲に配置されたリング状のステータを備えている。このステータは、コアに複
数相のコイルを施すことにより形成された多数の磁極と、これらの磁極を収納しているス
テータホルダと、複数相のコイルに対して集中的に配電を行うための集中配電部品を有す
る。
従来の集中配電部品は、U相、V相、W相のバスリングを有している。各バスリングは
、略円環状に折り曲げて形成したもので、これらのバスリングの一部を折り曲げることにより、それぞれ直径方向に沿って内側にU字型に曲げ加工された複数の端子部が形成されている。これらの端子部は、複数のモールド樹脂により固定されており、端子部はコイルに対して電気的に接続されている。端子部は、隣接するモールド樹脂の間に配置されている。
バスリングが複数の突出した端子部を有するのは、各バスリングが対応する位置のコイ
ルに電気的にかつ機械的に接続された状態で、隣接するバスリング同士が電気的に接触し
ないように、相互の距離を確保して電気絶縁性を確保するためである(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−229677号公報
ところが、特許文献1の集中配電部品では、ヒュージング端子部材が各バスリングの各端子部とステータコイルの末端部との間を接続することで、各バスリングとステータコイルとの電気的な接続を行っている。
各バスリングにはU字型の端子部を設ける必要があり、しかも各ヒュージング端子部材は複雑な構造である。このため、ヒュージング端子部材を用いて各バスリングの各端子部とステータコイルの各末端部との間を接続する作業を行うのは面倒であり、各バスリングの端子部とステータコイルの末端部との間における電気的な接続状態を安定化することが難しい。しかも、集中配電部品には、各端子部と各ヒュージング端子部材を収容するための大きな収容スペースが必要になり、集中配電部品の構造が複雑であり、組み立てが面倒で集中配電部品の大型化が避けられないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題を解消するために、環状導体とステータコイルの電気的な接続構造を簡単化して、環状導体とステータコイルの電気的な接続状態の安定化を図ることができ、小型化が可能な集中配電部品を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明の集中配電部品は、モータのステータに配置されて前記ステータのコイルに電気的に接続される集中配電部品であって、
複数の環状導体と、
前記複数の環状導体が前記環状導体の軸方向に沿って相互に間隔を空けて配列された状
態で前記複数の環状導体を一体に保持する複数の保持部品と、
前記複数の保持部品により保持された前記複数の環状導体に対してそれぞれ別々に電気
的に接続された複数の中継端子と、
を備え、
前記環状導体は矩形断面を有しており、前記環状導体と前記中継端子との電気的な接続部分が、前記保持部品内に配置されていることを特徴とする。
本発明の集中配電部品は、好ましくは前記中継端子は、平板状の接続用突起を備え、前記接続用突起は前記ステータコイルの接続用端部に溶接により電気的に接続されることを特徴とする。
本発明の集中配電部品は、好ましくは前記中継端子の前記接続用突起は、前記保持部品により保持された前記複数の環状導体の配列方向に平行な方向に長く形成された接続面を有していることを特徴とする。
本発明の集中配電部品は、好ましくは各前記保持部品は、前記保持部品により保持された前記複数の環状導体の間に環状導体用の電気絶縁部を有することを特徴とする。
本発明の集中配電部品は、好ましくは各前記保持部品は、前記中継端子の前記接続用突起と、前記保持部品により保持された前記複数の環状導体との間に中継端子用の電気絶縁部を有することを特徴とする。
本発明の集中配電部品は、好ましくは前記複数の環状導体の各内径は略同じであり、前記複数の環状導体の内側には円形の空間
が形成されていることを特徴とする。
本発明の集中配電部品は、好ましくは前記複数の環状導体は、3相ブラシレスモータの
U相の環状導体とV相の環状導体とW相の環状導体を少なくとも含むことを特徴とする。
本発明の集中配電部品は、好ましくは前記複数の環状導体は、さらに前記中性相の環状
導体を含むことを特徴とする。
本発明の集中配電部品によれば、環状導体とステータコイルの電気的な接続構造を簡単化して、環状導体とステータコイルの電気的な接続状態の安定化を図ることができ、小型化が可能である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の集中配電部品の好ましい実施形態を示す図である。
図1に示す集中配電部品1は、例えばハイブリッド自動車に搭載される3相のDCブラ
シレスモータの複数の巻線(コイル)に対して駆動電流を給電するのに使用される。この
モータは、例えばエンジンのシャフトに直結されたロータと、このロータの周囲に配置さ
れたリング状のステータを備えている。このステータは、コアに複数相のコイルを配置す
ることにより形成された多数の磁極と、これらの磁極を収納しているステータホルダと、
複数相のコイルに対して集中的に配電を行うための集中配電部品1を有する。
図1に示す集中配電部品1は、環状の集中配電部材である。集中配電部品1は、3相分
の環状導体11,12,13と、中性相用の環状導体10と、複数組の電気絶縁性を有す
る保持部品31,32,33,34と、複数の導電性を有する中継端子40を備える。
環状導体11は3相ブラシレスモータのU相に対応し、環状導体12はV相に対応し、
そして環状導体13はW相に対応し、環状導体10は中性相に対応する。各環状導体11,12,13,10は、例えば銅の厚板を打ち抜くことで必要寸法のバスバーを得て、そのバスバーを円環状に折り曲げることで形成されている。各環状導体11,12,13,10は、バスリングあるいは帯状導体とも呼ぶことができる。
まず、図1に示す3相の環状導体11,12,13と、中性相用の環状導体10につい
て説明する。
図1に示す環状導体11,12,13と環状導体10は、同じ直径を有しており、それぞれ矩形断面形状を有している。環状導体11,12,13と環状導体10は、好ましくは同じ大きさの長方形の断面形状を有している。図1に示すように、環状導体11の両端部は、給電端子11Dに接続されている。同様にして、環状導体12の両端部は、給電端子12Dに接続され、環状導体13の両端部は、給電端子13Dに接続されている。環状導体10の両端部10Cは電気的に接続されている。給電端子10D、11D、12Dと両端部10Cの位置は、重ならないようにするために、互いに円周方向Rに沿ってずらしてある。
図2に示すように、給電端子11D、給電端子12D、給電端子13Dは、U相のコイ
ル100、V相のコイル101、W相のコイル102の各一端部に電気的にそれぞれ接続
され、中性相の環状導体10は、U相のコイル100、V相のコイル101、W相のコイ
ル102の各他端部に電気的に接続される。
次に、図1の保持部品31,32,33,34について説明する。
保持部品31,32,33,34は、集中配電部品1の環状導体11,12,13と環
状導体10に対して、円周方向Rに沿って好ましくは等しい間隔を互いに空けて配置されている。
保持部品31,32,33,34は、電気絶縁性を有するPPS(ポリフェニレンサル
ファイド)等の耐熱樹脂により形成されている。保持部品31,32,33,34は、環
状導体11,12,13と環状導体10の間に間隔を空けた状態で、環状導体11,12
,13と環状導体10を平行に保持し、各環状導体11,12,13と環状導体10が同じ直径になるようにする。これにより、各環状導体11,12,13と環状導体10は、保持部品31,32,33,34により、中心軸を中心として同じ間隔をおいて配列して保持されている。
図1に例示するように、保持部品31,32,33,34は、円周方向R(時計回り方
向)にそって、保持部品31,32,31,33,31,34,31,32,31,33
,31・・・の順に配置されている。つまり、保持部品32,33,34の相互の間には
、保持部品31が配置されている。
図3(A)〜図3(D)は、それぞれ保持部品31,32,33,34内において配置された各環状導体10,11,12,13と中継端子40との電気的かつ機械的な接続部分の構造例を示している。図(A)〜図3(D)に示すように、各環状導体10,11,12,13は、好ましくは同じ大きさを有する長方形の断面形状を有する。この長方形の断面形状の長軸は、E方向に沿っており、長方形の断面形状の短軸は、F方向に沿っている。
図3(A)に示す保持部品31と図3(D)に示す保持部品34は、同じ形のものであ
り、上下が逆に使用される。同様にして、図3(B)に示す保持部品32と図3(C)に
示す保持部品33は、同じ形のものであり、上下が逆に使用される。従って、保持部品3
1,32,33,34は、4本の環状導体10〜13に対応して4つの態様で使用される
が、形状としては2種類用意すればすむ。これにより、保持部品は4種類必要ではなく2
種類ですむので、部品の種類を低減でき、コストダウンが図れる。図1の例では、これら
の保持部品31,32,33,34は、合計48個使用している。
図3(A)に示す保持部品31と図3(D)に示す保持部品34の形状を説明する。
保持部品31,34は、直方体形状を有しており、環状導体の収容溝50,51と、中
継端子40の取り付け溝60を有している。図3(A)に示す保持部品31の環状導体の
収容溝50は、環状導体10を収容して保持するための溝であり、保持部品31の環状導体の収容溝51は、環状導体11,12,13を収容して保持するための溝である。
図3(D)に示す保持部品34の環状導体の収容溝51は、環状導体10,11,12を収容して保持するための溝であり、保持部品34の環状導体の収容溝50は、環状導体13を収容して保持するための溝である。収容溝50,51はE方向に沿って反対側から形成されている。
図3(B)に示す保持部品32と図3(C)に示す保持部品33の形状を説明する。
保持部品32,33は、直方体形状を有しており、環状導体の収容溝70,71,72
と、中継端子40の取り付け溝80を有している。図3(B)に示す保持部品32の環状
導体の収容溝70は、環状導体10を収容して保持するための溝であり、保持部品32の環状導体の収容溝71は、環状導体12,13を収容して保持するための溝である。環状導体の中央の収容溝72は、環状導体11を収容して保持するための溝である。
図3(C)に示す保持部品33の環状導体の収容溝71は、環状導体10,11
を収容して保持するための溝であり、保持部品33の環状導体の収容溝70は、環状導体13を収容して保持するための溝である。環状導体の中央の収容溝72は、環状導体12を収容して保持するための溝である。収容溝70、71はE方向に沿って反対側から形成されている。収容溝72は、F方向に沿って形成されており、F方向とE方向とは直交する。
保持部品31,34の収容溝50,51と保持部品32,33の収容溝70,71内に
は、対応する環状導体10,11,12,13の周囲面をはめ込んで確実に保持するため
のはめ込み凹部69が形成されている。これにより、環状導体10,11,12,13は
、保持部品31,32,33,34のはめ込み凹部69,69にはめ込まれて、一定の間隔をおいて平行になるように保持できる。
図4は、環状導体10(11,12,13)と、中継端子40と、コイルの接続用端部150の電気的かつ機械的な接続例を示す斜視図である。図5は、図4のKS方向から見た環状導体10と中継端子40の電気的かつ機械的な接続部分の構造例を示す図である。図6は、中継端子40の形状例を示す斜視図である。
環状導体10と中継端子40の接続部分600は、図3(A)〜図3(D)に示すように、各保持部品31〜34の内部に配置されている。図4〜図6に示すように、使用している各中継端子40は、この実施形態では、一種類使用している。これにより使用する中継端子の種類を減らすことができ、コストダウンが図れる。図4〜図6に示す中継端子40は、例えば銅の基材に錫をメッキした厚みが1.2mmの平板状の部材を折り曲げることで作られている。中継端子40は、環状導体接続端41と、延長部42と、平板状の接続用突起43を有している。
図4〜図6に示す中継端子40の環状導体接続端41は、図4のKS方向から見てほぼJ字型形状を有しており、環状導体接続端41の凹部44には、環状導体10(11,12,13)がはめ込まれるようになっている。図5に示すように、環状導体10(11,12,13)の1つの広い端面420と2つの狭い端面421が、環状導体接続端41の凹部44の内面に当接され、この環状導体接続端41と環状導体10(11,12,13)は、好ましくは溶接により固定されることで、電気的にかつ機械的に確実に接続される。
図4と図6に示す中継端子40の延長部42は、環状導体接続端41の平板状の部分41Rに連続して形成されており、延長部42の形成されている方向E1は、平板状の部分41Rの形成されている方向F1に対して例えば直交している。延長部42は、長方形状の平板であり環状導体10(11,12,13)の広い端面420とは平行である。
図4と図6に示すように、延長部42の端面部分42Pには、平板状の接続用突起43が舌状に方向F1に突出して形成されている。この平板状の接続用突起43は、図6に示すように方向F1に沿って長さSLを有し、方向E1に沿って長さSRを有している長方形状部分である。
平板状の接続用突起43の接続用の表面部43Dには、コイルの接続用端部150が密着されて好ましくは溶接により電気的に機械的に接続される。コイルの接続用端部150の断面も、好ましくは矩形断面である。
これにより、コイルの接続用端部150は、平板状の接続用突起43の接続用の表面部43Dに対して、確実に密着した状態で溶接することができる。しかも、溶接器具が、例えばコイルの接続用端部150と平板状の接続用突起43を両側から挟んで両者を密着した状態で電流を流して溶接する際に、この電流がコイルの接続用端部150と平板状の接続用突起43以外の他の部位には流れないことから、コイルの接続用端部150と平板状の接続用突起43だけに流せる。このため、コイルの接続用端部150と平板状の接続用突起43の溶接状態を安定化することができ、溶接品質が安定する。
また、平板状の接続用突起43は、方向E1に沿ってに沿って長さSRを有しており長く形成され、コイルの接続用端部150が、方向E1に沿った長さSRの範囲の中では平板状の接続用端部43の接続用の表面部43Dに対して、確実に密着して接続できるようになっている。これにより、図3(A)〜図3(D)に示すように、コイルの接続用端部150の方向E1に関する位置が固定されていて、中継端子40の方向E1に関する位置や上下の向きが変わっていても、コイルの接続用端部150は、平板状の接続用突起43の接続用の表面部43Dに対して、確実に溶接して固定できる。
次に、図7〜図10を参照して、4つの環状導体10〜13と、複数の保持部品31,32,33,34と、複数の中継端子40の組み立て構造例について説明する。
図7では、長方形断面を有する各環状導体10〜13が、保持部品31の対向している凹部69,69にはめ込んで保持され、各環状導体10〜13は好ましくは等間隔をおいてE方向に配列されている。
中継端子40の環状導体接続端41が、中性相の環状導体10に対して、保持部品31内において嵌め合わせて溶接されることにより電気的にかつ機械的に固定されている。つまり、中継端子40の環状導体接続端41と中性相の環状導体10の電気的接続部分600は、保持部品31の内部に配置されている。
一方、中継端子40の平板状の接続用突起43の表面部43Dは、コイルの接続用端部150に対して溶接により電気的にかつ機械的に固定されている。これにより、中性相の環状導体10は、中継端子40とコイルの接続用端部150を介して、U相のコイル100、V相のコイル101、W相のコイル102に電気的に接続される。
図7に示すように、保持部品31では、環状導体10と隣の環状導体11の間に、電気絶縁隔壁81が形成されている。この電気絶縁隔壁81は、環状導体用の電気絶縁部(第1電気絶縁部ともいう)であり、電気絶縁隔壁81は環状導体10と隣の環状導体11の間の電気的絶縁を確保することができる。しかも、3つの環状導体11,12,13と中継端子40の延長部42との間には、保持部品31の電気絶縁隔壁82が配置されているので、3つの環状導体11,12,13と中継端子40の延長部42と接続用突起43との間の電気的絶縁を確保することができる。電気絶縁隔壁82は、中継端子用の電気絶縁部(第2電気絶縁部ともいう)である。
次に、図8では、環状導体10〜13が、保持部品32の対向している凹部69,69にはめ込んで保持され、各環状導体10〜13は好ましくは等間隔をおいてE方向に配列されている。中継端子40の環状導体接続端41が、環状導体11に対して、保持部品32内において嵌め合わせて溶接されることにより電気的にかつ機械的に固定されている。つまり、中継端子40の環状導体接続端41と環状導体11の電気的接続部分600は、保持部品31の内部に配置されている。
一方、中継端子40の平板状の接続部分43の表面部43Dは、コイルの接続用端部150に対して溶接により電気的にかつ機械的に固定されている。これにより、U相の環状導体11は、中継端子40を介して、U相のコイル100の一端部側のコイルの接続用端部150に電気的に接続される。
図8に示すように、保持部品32では、環状導体11と、隣の環状導体11,12の間
には、電気絶縁隔壁81,83が形成されている。この電気絶縁隔壁81,83は、環状導体用の電気絶縁部(第1電気絶縁部ともいう)であり、環状導体11と隣の環状導体10,12の間の電気的絶縁を確保することができる。しかも、環状導体12,13と中継端子40のコイルの延長部42との間には、保持部品32の電気絶縁隔壁82が配置されているので、環状導体12,13と中継端子40の延長部42と接続用突起43の間の電気的絶縁を確保することができる。電気絶縁隔壁82は、中継端子用の電気絶縁部(第2電気絶縁部ともいう)である。
次に、図9では、環状導体10〜13が、保持部品33の対向している凹部69,69にはめ込んで保持され、各環状導体10〜13は好ましくは等間隔をおいてE方向に配列されている。中継端子40の環状導体接続端41が、環状導体12に対して、保持部品33内において嵌め合わせて溶接されることにより電気的にかつ機械的に固定されている。つまり、中継端子40の環状導体接続端41と環状導体12の電気的接続部分600は、保持部品33の内部に配置されている。ただし、中継端子40は、図7と図8の例とは異なり、上下逆向きに使用されている。
中継端子40の環状導体接続端41は、環状導体12に対して電気的にかつ機械的に接続されている。中継端子40の平板状の接続用突起43は、コイルの接続用端部150に対して溶接により電気的にかつ機械的に固定されている。これにより、V相の環状導体12は、中継端子40を介して、V相のコイル101の一端部側のコイルの接続用端部150に電気的に接続される。
図9に示すように、保持部品33では、環状導体12と、隣の環状導体11,13の間
には、電気絶縁隔壁83,81が形成されている。この電気絶縁隔壁83,81は、環状導体用の電気絶縁部(第1電気絶縁部ともいう)であり、環状導体12と隣の環状導体11,13の間の電気的絶縁を確保することができる。しかも、環状導体10,11と中継端子40のコイルの延長部42との間には、保持部品32の電気絶縁隔壁82が配置されているので、環状導体10,11と中継端子40の延長部42と接続用突起43の間の電気的絶縁を確保することができる。電気絶縁隔壁82は、中継端子用の電気絶縁部(第2電気絶縁部ともいう)である。
最後に、図10では、保持部品34の対向している凹部69,69にはめ込んで保持され、各環状導体10〜13は好ましくは等間隔をおいてE方向に配列されている。中継端子40の環状導体接続端41が、環状導体13に対して、保持部品34内において嵌め合わせて溶接されることにより電気的にかつ機械的に固定されている。つまり、中継端子40の環状導体接続端41と環状導体13の電気的接続部分600は、保持部品34の内部に配置されている。ただし、中継端子40は、図9の例と同様に、上下逆向きに使用されている。
中継端子40の環状導体接続端41は、環状導体10に電気的に固定されている。中継端子40の接続用突起43は、コイルの接続用端部150に対して溶接により電気的にかつ機械的に固定されている。これにより、環状導体13は、中継端子40を介して、W相のコイル102の一端部側のコイルの接続用端部150に電気的に接続される。
図10に示すように、保持部品34では、環状導体12と、隣の環状導体13の間には
、電気絶縁隔壁81が形成されている。この電気絶縁隔壁81は、環状導体用の電気絶縁部(第1電気絶縁部ともいう)であり、環状導体12と隣の環状導体13の間の電気的絶縁を確保することができる。しかも、環状導体10,11,12と中継端子40の延長部42との間には、保持部品34の電気絶縁隔壁82が配置されているので、環状導体10,11,12と中継端子40の延長部42と接続用突起43の間の電気的絶縁を確保することができる。電気絶縁隔壁82は、中継端子用の電気絶縁部(第2電気絶縁部ともいう)である。
このようにして、環状導体10,11,12,13と中継端子40の延長部42と接続用突起43およびコイルの接続用端部150との間の電気的絶縁を確保できる。中継端子40の環状導体接続端41が各環状導体10,11,12,13に対して直接接続する構造であっても、各保持部品31〜34においては、隣接する環状導体間の電気絶縁状態と、中継端子40には接続されない残りの3つの環状導体と中継端子40との電気絶縁状態を確保できる。
次に、図11と図12を参照して、集中配電部品1が用いられるモータ300の構造例
を説明する。モータ300は、ステータ200と、ロータ201を備えている。
ロータ201は、複数の駆動用のマグネットを有している。ロータ201のマグネット
の磁力と、ステータ200のU相のコイル100、V相のコイル101、W相のコイル1
02の発生する磁束との相互作用により、ロータ201はステータ200に対して中心軸
CLを中心として回転するようになっている。
ステータ200は、コイルボビン220と、ステータコア221を有している。コイル
ボビン220は、円周方向に沿ってリング状の収容部230を有している。この収容部2
30は、コイル100,101,102の外側に位置しており、図1に示す集中配電部品
1をはめ込んで収容する部分である。
図11の部分P1では、図7に示す保持部品31とその周辺部分を示しており、図11
の部分P2では、図8に示す保持部品32とその周辺部分を示している。図12の部分P
3では、図9に示す保持部品33とその周辺部分を示しており、図12の部分P4では、
図10に示す保持部品34とその周辺部分を示している。
このような構造を有する集中配線部品1は、図11と図12に示すステータ200の収
容部230内に、DN方向に沿って収容すれば、各中継端子40の接続部分43は、対応する位置にあるコイルの接続用端部150に対して溶接により電気的かつ機械的に確実に接続される。
次に、上述した構造を有する集中配線部品1の組み立て手順について、図13から図1
7を主に参照して説明する。なお、図13〜図17では、環状導体10〜13は、円環状に折り曲げて組み立てをする前の直線状の導体として図示している。
図13(A)と図14(B)は、手順1,2を示している。
図13(A)に示す手順1では、複数の保持部品32が、図示しない治具により所定の
間隔をおいて配列される。図13(A)に示す手順2では、U相の環状導体11が、図3
(B)に示すようにして、これらの保持部品32の収容溝72にはめ込まれる。その後、
各保持部品32の収容溝72付近では中継端子40の取り付け溝80において、図8に示
す中継端子40の環状導体接続端41が、U相の環状導体11にかみ合わされて溶接される。これにより、U相の環状導体11と中継端子40が電気的かつ機械的に簡単に接続される。
図14(A)と図14(B)は、手順3,4を示している。
図14(A)に示す手順3では、U相の環状導体11が、図9に示すようにして複数の
保持部品33の収容溝71にはめ込まれる。各保持部品33は、隣の保持部品32に対し
て所定の間隔をおいて配置されている。図14(B)に示す手順4では、必要に応じて、これらの保持部品33が次の手順5の作業を円滑にするために、少し回転させた待避状態に維持される。
図15(A)と図15(B)は、手順5,6を示している。
図15(A)に示す手順5では、V相の環状導体12がU相の環状導体11に平行に配
置されて、図3(B)に示すようにして、V相の環状導体12がこれらの保持部品32の
収容溝71にはめ込まれる。図15(B)に示す手順6では、待避していた保持部品33
が元の状態に戻され、図3(C)に示すようにしてV相の環状導体12が各保持部品33
の収容溝72にはめ込まれる。これにより、V相の環状導体12とU相の環状導体11が
、複数の保持部品32,33により平行に保持される。
図16(A)と図16(B)は、手順7,8を示している。
図16(A)に示す手順7では、U相の環状導体11とV相の環状導体12が、複数の
保持部品31に保持される。すなわち、U相の環状導体11とV相の環状導体12が、図
3(A)に示すようにして保持部品31の収容溝51内に保持される。これにより、保持
部品31は隣の保持部品32あるいは保持部品33に対して所定間隔をおいて配置され、
保持部品31,32,31,33,31の順番に配列される。
図16(B)に示す手順8では、さらに中性相の環状導体10が、環状導体11,12
に平行に配置される。中性相の環状導体10は、図3(A)に示すように保持部品31の
収容溝50内に保持され、図3(B)に示すように保持部品32の収容溝70内に保持さ
れ、図3(C)に示すように保持部品33の収容溝71内に保持される。これにより、中
性相の環状導体10とU相の環状導体11とV相の環状導体12が、保持部品31,32
,31,33,31・・・により所定の間隔をおいて平行に保持される。
次に、図17(A)と図17(B)は、手順9,10を示している。
図17(A)に示す手順9では、複数の保持部品34がさらに追加され、各保持部品3
4は、隣の保持部品31,31の間に配置される。
そして、図17(B)に示す手順10では、W相の環状導体13が、保持部品31,3
2,31,33,31,34に対して保持される。すなわち、W相の環状導体13は、図
3(A)に示すように保持部品31の収容溝51内に保持され、図3(B)に示すように
保持部品32の収容溝71内に保持され、図3(C)に示すように保持部品33の収容溝
70内に保持され、そして図3(D)に示すように保持部品34の収容溝50内に保持さ
れる。これにより、中性相の環状導体10とU相の環状導体11とV相の環状導体12お
よびW相の環状導体13が、保持部品31,32,31,33,31,34・・・により
所定の間隔をおいて平行に一体になるように保持される。各中継端子40の環状導体接続端41と各環状導体10,11,12,13とは、溶接により電気的に機械的に固定される。
このようにして図17(B)に示すように構成された帯状の組み立て体は、図1に示す
ように円環状に曲げて、中性相の環状導体10の両端部10Cを結線する。U相の環状導体11とV相の環状導体12およびW相の環状導体13の一端部と他端部は、それぞれ給電端子11D、12D、13Dに接続される。これにより、図1に示すような環状の集中配線部品1が得られる。
図1に示す環状の集中配線部品1は、図11と図12に示すように、コイルボビン22
0の収容溝230内にDN方向に沿って挿入することで設定される。集中配線部品1が収
容部230内に設定されると、図7〜図10に示すように、各中継端子40の接続用突起43の表面部43Dがコイルの接続用端部150に位置される。そして、各中継端子40の接続部分43の表面部43Dとコイルの接続用端部150とは、溶接器具により挟まれた状態で電流を流すことにより、コイルの接続用端部150は各中継端子40の接続用突起43の表面部43Dに押し付けられながら溶接される。
この際、コイルの接続用端部150は、平板状の接続用突起43の接続用の表面部43Dに対して確実に密着した状態で溶接することができる。しかも、この溶接を行う際には、溶接器具が、例えばコイルの接続用端部150と平板状の接続用突起43の接続用の表面部43Dを挟んで両者を密着した状態で電流を流して溶接する際に、この電流がコイルの接続用端部150と平板状の接続用突起43以外の他の部位には流れずコイルの接続用端部150と平板状の接続用突起43だけに流せるので、溶接状態を安定化することができ、溶接品質が安定する。
また、図6に示すように平板状の接続部分43は、方向E1に沿って長さSRを有しており、コイルの接続用端部150が、方向E1に沿った長さSRの範囲の中では平板状の接続部分43に対して接続できるようになっている。これにより、図3(A)〜図3(D)に示すように、コイルの接続用端部150の方向E1に関する位置が固定されていて、中継端子40の接続用突起43の位置と中継端子40の向きが逆になっていても、コイルの接続用端部150は、平板状の接続用突起43の接続用の表面部43Dに対して確実に溶接して固定できる。つまり、1種類の中継端子40を用いるだけで、4つの環状導体10,11,12,13の位置が異なるにもかかわらず、中継端子40は、環状導体10,11,12,13とコイルの接続用端部150とを確実に電気的に機械的に接続できる。しかも、各環状導体10,11,12,13と中継端子40の環状導体接続端41は、各保持部品31,32,33,34内において、各環状導体10,11,12,13相互の電気絶縁状態を保ちながら、電気的にかつ機械的に接続できる。
U相の環状導体11とV相の環状導体12およびW相の環状導体13は、それぞれコイル100,101,102の各一端部に対して、中継端子40を介して電気的にかつ機械的に接続される。また、中性相の環状導体10は、コイル100,101,102の各他端部に対して、中継端子40を介して電気的にかつ機械的に接続される。
本発明の実施形態では、図11と図12に示すように、コイルの接続用端部150のコイルボビン220の底部229に対する高さSZは、コイル100,101,102の取り出し高さであるが、この高さSZは、図11の部分P1,P2と図12の部分P3,P4のいずれの位置においても一定にすることができる。この理由としては、コイルの接続用端部150の高さSZが同じであっても、コイルの接続用端部150と中継端子40の接続部分43とが必ず溶接して固定できるからである。
これにより、環状導体10,11,12,13が中心軸CL方向に間隔をおいて配列さ
れた構造であるにもかかわらず、各環状導体10,11,12,13は、中継端子40を
用いて、同位置の高さFのコイルの接続用端部150に対して、電気的にかつ機械的に容易に接続できる。
本発明の実施形態の集中配電部品1は、複数の環状導体10,11,12,13と、複
数の環状導体が環状導体の軸方向に沿って相互に間隔を空けて配列された状態で複数の環
状導体を一体に保持する複数の保持部品31〜34と、複数の保持部品により保持された
複数の環状導体に対してそれぞれ別々に電気的に接続された複数の中継端子40とを備え
る。そして、環状導体10,11,12,13は矩形断面を有しており、環状導体と中継端子40との電気的な接続部分が、保持部品40内に配置されている。これにより、環状導体とステータコイルの電気的な接続構造を簡単化して、環状導体とステータコイルの電気的な接続状態の安定化を図ることができ、小型化が可能である。
本発明の実施形態では、中継端子は、平板状の接続用突起43を備え、接続用突起43はステータコイルの接続用端部150に溶接により電気的に接続される。これにより、平板状の接続用突起43に対してコイルの接続用端部150を密着して、良好な溶接状態を保ちながら確実に溶接して固定できる。
本発明の実施形態では、中継端子の接続用突起43は、保持部品31,32,33,34により保持された複数の環状導体10,11,12,13の配列方向に平行な方向に長く形成されている。これにより、複数の環状導体10,11,12,13の位置が異なっているが、中継端子の接続用突起43は、環状導体の位置の差を吸収して、各環状導体とコイルの接続用端部を電気的に機械的に接続できる。
本発明の実施形態では、各保持部品31,32,33,34は、保持部品により保持された各環状導体10,11,12,13の間に環状導体用の電気絶縁部81,83を有する。これにより、環状導体用の電気絶縁部81,83は環状導体間の電気絶縁性を確保できる。
本発明の実施形態では、各保持部品31,32,33,34は、中継端子40の接続用突起43と、保持部品により保持された複数の環状導体10,11,12,13との間に中継端子用の電気絶縁部82を有する。これにより、中継端子用の電気絶縁部82は、中継端子40の接続用突起43と、中継端子に接続されていない残りの複数の環状導体との間の電気絶縁性を確保できる。
本発明の実施形態では、複数の環状導体10,11,12,13の各内径は略同じであり、複数の環状導体の内側には円形の空間が形成されている。これにより、集中配電部品の小型化が図れる。中継端子40は一種類使用すればすみ、部品の種類を減らし、材料費と加工費を低減できる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形例を採用できる。
例えば、中性相、U相、V相、W相の環状導体10,11,12,13は、同じ大きさの矩形断面形状を有しているが、必要に応じて環状導体11,12,13と環状導体10とは、異なる大きさの矩形断面形状を採用してしても良い。環状導体の矩形断面は、角形断面ということもでき、長方形断面であっても正方形断面であっても良い。
中性相、U相、V相、W相の環状導体10,11,12,13は、例えばあらかじめ必要寸法に形成した厚板条(バスバー)を円環状に曲げて形成して良いし、厚板を打ち抜くことで必要寸法に形成したバスバーを得てそのバスバーを円環状に曲げて形成して良い。
また、環状導体10は他の環状導体11,12,13とは別の位置に設けることにして、集中配電部品1は、環状導体11,12,13で構成するようにしても良い。
本発明の集中配電部品の好ましい実施形態を示す斜視図である。 U相、V相、W相の環状導体と、中性相の環状導体とコイルの接続例を示す図である。 保持部品における各環状導体と中継端子との電気的かつ機械的な接続部分の構造例を示す図である。 環状導体と中継端子とコイルの接続端子の電気的かつ機械的な接続例を示す斜視図である。 図4のKS方向から見た環状導体と中継端子の電気的かつ機械的な接続例を示す図である。 中継端子の形状例を示す斜視図である。 環状導体と、保持部品と、中継端子の組み立て構造を示す図である。 環状導体と、保持部品と、中継端子の組み立て構造を示す図である。 環状導体と、保持部品と、中継端子の組み立て構造を示す図である。 環状導体と、保持部品と、中継端子の組み立て構造を示す図である。 モータの断面構造例を示す図である。 モータの断面構造例を示す図である。 集中配電部品の組み立て手順1,2を示す図である。 集中配電部品の組み立て手順3,4を示す図である。 集中配電部品の組み立て手順5,6示す図である。 集中配電部品の組み立て手順7,8を示す図である。 集中配電部品の組み立て手順9,10を示す図である。
符号の説明
1 集中配線部品
10 中性相に対応する環状導体
11 U相に対応する環状導体
12 V相に対応する環状導体
13 W相に対応する環状導体
31〜34 保持部品(ホルダー)
40 中継端子
41 中継端子の環状導体接続端
42 中継端子の延長部分
43 中継端子の平板状の接続用突起
81 電気絶縁隔壁(環状導体用の電気絶縁部)
82 電気絶縁隔壁(中継端子用の電気絶縁部)
83 電気絶縁隔壁(環状導体用の電気絶縁部)
99 電気絶縁被覆
150 コイルの接続用端部
200 ステータ
201 ロータ
230 集中配線部品の収容部
300 モータ
600 環状導体と中継端子との電気的な接続部分

Claims (8)

  1. モータのステータに配置されて前記ステータのコイルに電気的に接続される集中配電部品であって、
    複数の環状導体と、
    前記複数の環状導体が前記環状導体の軸方向に沿って相互に間隔を空けて配列された状
    態で前記複数の環状導体を一体に保持する複数の保持部品と、
    前記複数の保持部品により保持された前記複数の環状導体に対してそれぞれ別々に電気
    的に接続された複数の中継端子と、
    を備え、
    前記環状導体は矩形断面を有しており、前記環状導体と前記中継端子との電気的な接続部分が、前記保持部品内に配置されていることを特徴とする集中配電部品。
  2. 前記中継端子は、平板状の接続用突起を備え、前記接続用突起は前記ステータコイルの接続用端部に溶接により電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の集中配電部品。
  3. 前記中継端子の前記接続用突起は、前記保持部品により保持された前記複数の環状導体の配列方向に平行な方向に長く形成された接続面を有していることを特徴とする請求項2に記載の集中配電部品。
  4. 各前記保持部品は、前記保持部品により保持された前記複数の環状導体の間に環状導体用の電気絶縁部を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の集中配電部品。
  5. 各前記保持部品は、前記中継端子の前記接続用突起と、前記保持部品により保持された前記複数の環状導体との間に中継端子用の電気絶縁部を有することを特徴とする請求項4に記載の集中配電部品。
  6. 前記複数の環状導体の各内径は略同じであり、前記複数の環状導体の内側には円形の空間が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の集中配電部品。
  7. 前記複数の環状導体は、3相ブラシレスモータのU相の環状導体とV相の環状導体とW相の環状導体を少なくとも含むことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の集中配電部品。
  8. 前記複数の環状導体は、さらに前記中性相の環状導体を含むことを特徴とする請求項7に記載の集中配電部品。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8154163B2 (en) 2008-04-15 2012-04-10 Honda Motor Co., Ltd. Electric power collection/distribution ring of rotary electric machine
JP2013519353A (ja) * 2010-02-04 2013-05-23 プロティアン エレクトリック リミテッド 複数歯を放射状にマウントしたステーター
JP2014124009A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Hitachi Metals Ltd 集配電リング及び電動機
WO2015140895A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立金属株式会社 集配電リング

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