JP2022137332A - 荒引線の製造方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022137332000001
【課題】2種類以上の添加元素を含む鋳造合金から成る荒引線における添加元素の濃度を安定化させる。
【解決手段】一実施の形態である荒引線の製造方法は、連続鋳造圧延によって得られる荒引線の製造方法であって、(a)母材からなる溶融金属を得る工程と、(b)前記溶融金属に第1添加元素を線材43として連続的に供給する工程と、(c)前記(b)工程の前または前記(b)工程の後に、前記溶融金属に前記第1添加元素とは異なる第2添加元素を塊44として間欠的に供給する工程と、(d)前記第1添加元素および前記第2添加元素が混合された前記溶融金属を鋳型50内で連続的に鋳造し、鋳造材を成形する工程と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、荒引線の製造方法に関する。
荒引線の原料となる鋳造合金を連続的に鋳造する方法として、母材である金属に、2種類の添加剤を添加する場合がある(例えば特許文献1、特許文献2、および特許文献3参照)。
特開2017-20085号公報 特開平11-277184号公報 特開2007-217792号公報
溶融金属に添加元素を供給する場合、添加元素の濃度を安定化させる観点からは、線状に成形された添加元素から成る線材を、溶融金属に連続的に投入する方法が好ましい。ただし、添加元素の種類によっては、線状に成形することが難しい場合がある。あるいは、仮に線状に成形できたとしても、線材が柔らかい場合には、溶融金属への供給中に線材が変形してしまうことで、溶融金属中への線材の供給速度が安定しない場合がある。この場合、連続的に鋳造することにより製造された荒引線における添加元素の濃度が安定しない。
そこで、本発明は、2種類以上の添加元素を含む鋳造合金から成る荒引線における添加元素の濃度を安定化させることができる技術を提供することを目的とする。
一実施の形態である荒引線の製造方法は、連続鋳造圧延によって得られる荒引線の製造方法であって、(a)母材からなる溶融金属を得る工程と、(b)前記溶融金属に第1添加元素を線材として連続的に供給する工程と、(c)前記(b)工程の前または前記(b)工程の後に、前記溶融金属に前記第1添加元素とは異なる第2添加元素を塊として間欠的に供給する工程と、(d)前記第1添加元素および前記第2添加元素が混合された前記溶融金属を鋳型内で連続的に鋳造し、鋳造材を成形する工程と、を有する。
本発明の代表的な実施の形態によれば、2種類以上の添加元素を含む鋳造合金から成る荒引線における添加元素の濃度を安定化させることができる。
一実施の形態である荒引線の製造装置の構成例を示す説明図である。 図1に示す塊供給部から溶融金属へ供給される塊の形状の一例を示す斜視図である。 図2に示す塊の切断面を示す断面図である。 図1に対する変形例を示す説明図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<荒引線製造装置の構成例>
図1は、本実施の形態の荒引線の製造装置の構成例を示す説明図である。本実施の形態で製造される荒引線80は、銅を母材とし、母材中に含まれる添加元素を備える鋳造合金から成る。荒引線80は、用途に応じてさらに伸線され、例えば電線やケーブルに使用される導線などの用途に利用される荒引線である。銅を母材とする鋳造合金から成る銅荒引き線である荒引線80の製造方法を取り上げて、荒引線の製造方法および製造装置について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の荒引線製造装置100は、溶解炉10、保持炉20、タンディッシュ30、添加元素供給部40、鋳型50、圧延部60、および巻取り部70を備えている。溶解炉10と保持炉20との間、および保持炉20とタンディッシュ30との間は、それぞれ移送樋11により接続されている。また、タンディッシュ30には、スパウト31が接続され、タンディッシュ30に貯液された溶融金属は、スパウト31を介して鋳型50内に供給される。
本実施の形態の荒引線の製造方法は、荒引線80を構成する鋳造合金の母材である銅を溶融させる工程(母材溶解工程)を有する。この母材溶解工程は、図1に示す溶解炉10で行う。溶解炉10で溶解した銅の溶融金属は、移送樋11を介して保持炉20に移送される。保持炉20では、溶融金属が溶融状態を維持しつつストックされる。保持炉20にストックされた溶融金属は、移送樋11を介して、順次タンディッシュ30に移送される。
タンディッシュ30では、溶融金属中に介在する異物(介在物)が除去される(異物除去工程)。異物の除去方法としては、例えば、溶融金属の液面に浮かぶ異物をすくって除去する方法がある。なお、図1では、保持炉20とタンディッシュ30とが移送樋11を介して接続される例を示しているが、変形例として、保持炉20とタンディッシュ30との間に、図示しない取鍋と呼ばれる容器が介在する場合がある。この場合、異物の除去は、取鍋でも実施される場合がある。
本実施の形態の荒引線の製造方法は、タンディッシュ30に溜まった溶融金属を鋳型50に供給する工程(溶融金属供給工程)を有する。溶融金属供給工程では、例えばタンディッシュ30に溜まった溶融銅を、スパウト(ノズル)31を介して鋳型50に供給する。鋳型50は、側面視において円形を成し、円の中心を回転軸として回転運動する鋳造輪51を有する。図1では鋳造輪51の回転方向r1を模式的に示している。
鋳造輪51の周縁部には、鋳造輪51の円周方向に沿って溝(図示は省略)が形成されている。また、鋳造輪51の周縁部には、鋳造輪51の溝と対向するように、鋳造ベルト53が配置されている。鋳造輪51の溝は、溶融金属を鋳造する鋳型として機能する。また、溝と対向する位置に鋳造ベルト53を配置することで、鋳造途中の金属が鋳型50から脱落することを防いでいる。溶融金属は、スパウト31から鋳型50の溝内に供給される。溝内に供給された金属は、鋳造輪51を介して急激に冷却され、鋳型50の形状、すなわち、溝の形状に成形された鋳造材81が得られる。
本実施の形態の荒引線の製造方法は、溶融金属に2種類以上の添加元素を供給する工程(添加元素添加工程)を有する。荒引線80の母材である溶融状態の銅に供給される添加元素は、保持炉20から鋳型50に至る経路中の位置で、添加元素供給部40から、溶融金属中に供給される。図1では、一例として、保持炉20とタンディッシュ30とを接続する移送樋11において、溶融金属中に2種類の添加元素を供給する例を示している。ただし、添加元素を供給する位置は、図1に示す例には限定されず、例えば、タンディッシュ30において供給される場合、あるいは鋳型50に直接的に添加元素が供給される場合がある。添加元素の供給方法の詳細は、後述する。
本実施の形態の荒引線の製造方法は、添加元素が添加された溶融金属を鋳型50内で鋳造する工程(鋳造工程)を有する。図1に示すように、鋳型50の鋳造輪51は、回転方向r1に沿って回転している。鋳型50内に供給された、添加元素を含む溶融金属は、鋳造輪51と鋳造ベルト53とに囲まれた領域内で鋳造され、母材金属と添加元素との合金である鋳造材81が得られる。
本実施の形態の荒引線の製造方法は、得られた鋳造材81を圧延して、荒引線80を成形する工程(圧延工程)を有する。圧延工程では、例えば、図1に示す圧延部60が備える複数のローラ(図示は省略)を用いて鋳造材81を徐々に圧延し、荒引線80のような線材に圧延した圧延材が得られる。得られた圧延材に対して表面酸化物の除去などの表面清浄化処理を施すことにより、荒引線80が得られる。
圧延工程を経て得られた荒引線80は、巻取り部70によりリール(図示は省略)に巻き取られる。なお、荒引線80の外径は、例えば、6mm以上30mm以下である。
<添加元素供給工程の詳細>
次に、上記した添加元素供給工程の詳細について説明する。導線などに用いられる荒引線80は、導線化された時の機能あるいは特性を向上させる観点から、様々な添加元素が母材に添加されることで形成される。この添加元素は、母材を構成する溶解金属中に供給される。添加元素を供給する作業のし易さ、あるいは、装置のレイアウトを考慮すれば、図1に示す移送樋11やタンディッシュ30において添加元素を供給する方法が好ましい。例えば、タンディッシュ30では、溶融金属中に含まれる異物を浮かせて除去する工程を実施する場合があるので、溶融金属の液面の上方には、異物の除去作業を行うことができる程度のスペースが確保されている。このため、このスペースを利用して添加元素を供給すれば、作業を効率的に行うことができる。また、添加元素の供給装置の配置スペースも確保し易い。
本実施の形態のように、連続的に鋳造を行う場合、荒引線を構成する鋳造合金中の添加元素の含有率のバラつきを低減させる観点から、溶融金属が流れる速度と、添加元素の供給速度とを調整した上で、添加元素を溶融金属に連続的に供給することが好ましい。添加元素を連続的に供給する方法としては、図1において線材供給部41として示すように、線状(ワイヤ形状)に成形された線材43を溶融金属に連続的に供給する方法が好ましい。線材43の線径は、バラつきが小さいことが好ましい。これにより、供給場所(図1の場合には、移送樋11)における溶融金属の流速と、線材43の供給速度が制御し易くなるため、連続鋳造により製造された荒引線における添加元素の濃度を比較的容易に安定化させることができる。
添加元素の種類によっては、線状に成形することが難しい場合がある。例えば、インジウムなどの柔らかい金属の場合、線状に成形することが難しく、仮に、線状に成形できたとしても、溶融金属への供給中に線材が変形してしまうことがある。供給中に線材が変形してしまうと、溶融金属中への線材の供給速度が安定しない場合がある。この場合、連続鋳造により製造された荒引線における添加元素の濃度が安定しない。添加元素の濃度にバラつきがある場合、荒引線を伸線して製造する銅合金線の引張強さ、あるいは導電率などの特性が安定しない原因になる。
そこで、本実施の形態では、2種類以上の添加元素が添加された鋳造合金から成る荒引線の製造工程において、添加元素供給部40では、線材供給部41から溶融金属へ供給される線材43の供給と、塊供給部(インゴット供給部)42から溶融金属へ供給される塊(インゴット)44の供給とを併用する。言い換えれば、本実施の形態の荒引線の製造方法は、(例えばインジウムよりも硬い(ブリネル硬さ(HB)の数値が大きい)錫などの)第1添加元素を線材43として溶融金属に連続的に供給することで溶融金属を構成する母材中に第1添加元素が添加される工程(第1添加工程)と、(例えば、錫から成る金属で構成される第1添加元素よりも硬くない(ブリネル硬さ(HB)の数値が小さい)インジウムなどの金属で構成される)第2添加元素を塊44として溶融金属に間欠的に添加することで溶融金属を構成する母材中に第2添加元素が添加される工程(第2添加工程)と、を有している。第2添加元素としては、例えば、ブリネル硬さの数値が0.1HB以上1.0HB以下である金属で構成される。このような金属としては、例えば、インジウム(In)などが用いられる。第1添加元素としては、第2添加元素を構成する金属よりもブリネル硬さの数値が大きい金属で構成される。第1添加元素としては、例えば、ブリネル硬さの数値が1.0HBよりも大きい金属で構成される。このような金属としては、例えば、錫(Sn)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、ジルコニウム(Zr)、銀(Ag)などが用いられる。なお、ブリネル硬さは、例えば、ブリネル硬度計によって測定することができる。
このように、2種類以上の添加元素が添加された鋳造合金から成る荒引線の製造工程において、線状に成形することが難しい添加元素(第2添加元素)を塊(インゴット)44として溶融金属へ供給して母材中に第2添加元素を添加する第2添加工程を、添加元素(第1添加元素)を線材として溶融金属へ供給して母材中に第1添加元素を添加する第1添加工程と併用して具備することにより、2種類以上の添加元素のそれぞれの濃度を安定化させた鋳造合金から成る荒引線を連続鋳造により安定して製造することができる。
なお、母材中に添加された添加元素の濃度の安定化という観点から、塊44として第2添加元素を添加する第2添加工程では、以下の条件を満たしていることが好ましい。これにより、第2添加元素を塊44として溶融金属中に供給したときに、母材中に存在する添加元素の濃度がバラつきにくくなる。
まず、上記した第2添加工程において添加される複数の塊44のそれぞれは、100g以上300g以下の質量を備えることが好ましい。塊44の質量を300g以下とすることにより、塊44の溶融金属中への溶解速度を促進することができるので、溶解速度のバラつきに起因する添加元素の濃度のバラつきを低減できる。また、塊44を溶融金属中に供給する際に、周囲環境の影響により塊44が飛散することを抑制する観点からは、塊44の質量が100g以上であることが好ましい。
また、上記した第2添加工程では、複数の塊44を間欠的に溶融金属中に供給することが好ましい。この場合、溶融金属を構成する母材中に存在する第2添加元素の濃度を安定化させるためには、塊44の溶融金属への供給間隔(塊44を溶融金属へ供給してから次の塊44を溶融金属へ供給するまでの間隔)を短くすることが好ましい。第2添加工程では、塊44は、1秒以上30秒以下の間隔で間欠的に溶融金属へ供給されることが好ましい。塊44を供給する間隔を短くすることにより、溶融金属を構成する母材中に溶解する添加元素の濃度のムラが低減することができるので、得られる荒引線を構成する鋳造合金に添加された添加元素の濃度分布のバラつきを低減することができる。なお、上述した塊44の溶融金属への供給間隔は、溶融金属の流速や溶融金属の流量が変化することに応じて変更することが可能である。
図2は、図1に示す塊供給部から溶融金属へ供給される塊の形状の一例を示す斜視図である。図3は、図2に示す塊の切断面を示す断面図である。例では、第2添加元素で構成される塊44は、インゴット形状(塊形状)である。インゴット形状とは以下のように定義できる。塊44は、四角形を成す上面44tと、上面44tと面積が同じか上面44tよりも面積が大きい四角形を成し、上面44tの反対側の下面44bと、上面44tおよび下面44bとに連なる側面44sと、を備える。また、上面44tの中心および下面44bの中心を通る面に沿った断面44cvの形状は、図3に示すように台形である。塊44の断面44cvの形状は、台形に限らず、長方形から成る形状であってもよい。
塊44の形状には種々の変形例がある。例えば、線状に成形されたものをインゴット形状に変形させたものなども、塊44に含まれる。ただし、上記した第2添加工程では、複数の塊44が間欠的に供給される。このため、複数の塊44のそれぞれの質量を安定化させる観点から、複数の塊44は、同一の形状に成形されていることが好ましい。これにより、塊44の質量のバラつきを低減できるので、供給のタイミングを制御すれば、得られる荒引線を構成する鋳造合金に添加された添加元素の濃度分布のバラつきを低減することができる。また、図2および図3に例示するインゴット形状の場合、線状に成形する場合と比較して、成形作業が容易であり、原料ロスが少ない。このため、塊44の製造効率を向上させることができる点でインゴット形状の塊44を用いることが好ましい。
<変形例>
次に、図1に対する変形例について説明する。図4は、図1に対する変形例を示す説明図である。図4に示す変形例である荒引線製造装置101は、塊供給部42が線材供給部41よりも上流側に配置されている点で図1に示す荒引線製造装置100と相違する。
荒引線製造装置101を用いた荒引線の製造方法の場合、上記した第2添加工程は、第1添加工程の前に実施される。すなわち、保持炉20から供給された溶融金属中に、先に第2添加元素から成る塊44が間欠的に供給され、その後、第1添加元素から成る線材43が連続的に供給される。このように、図1を用いて説明した第1添加工程と第2添加工程との順序の前後は、特に限定されない。上記した相違点を除き、図4に示す荒引線製造装置101を用いた荒引線の製造方法は、図1を用いて説明した荒引線の製造方法と同様であるので、重複する説明は省略する。なお、保持炉20から供給された溶融金属中に、先に第2添加元素から成る塊44が間欠的に供給され、その後、第1添加元素から成る線材43が連続的に供給される場合には、第1添加元素からなる線材43の供給位置が鋳型50に比較的近くなるため、第1添加元素が酸素に対して活性が高い金属で構成されていても金属溶融中に第1添加元素を溶けやすくすることができる。
本発明は前記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明は、電線やケーブルなどに使用される導体を構成する合金線を製造する際に広く適用可能である。
10 溶解炉
11 移送樋
20 保持炉
30 タンディッシュ
31 スパウト(ノズル)
40 添加元素供給部
41 線材供給部
42 塊供給部
43 線材
44 塊
44t 上面
44b 下面
44s 側面
44cv 断面
50 鋳型
51 鋳造輪
53 鋳造ベルト
54 鋳型
54 プール部
60 圧延部
70 巻取り部
80 荒引線
81 鋳造材(インゴット)
100,101 荒引線製造装置
r1 回転方向

Claims (3)

  1. 連続鋳造圧延によって得られる荒引線の製造方法であって、
    (a)母材からなる溶融金属を得る工程と、
    (b)前記溶融金属に第1添加元素を線材として連続的に供給する工程と、
    (c)前記(b)工程の前または前記(b)工程の後に、前記溶融金属に前記第1添加元素とは異なる第2添加元素を塊として間欠的に供給する工程と、
    (d)前記第1添加元素および前記第2添加元素が混合された前記溶融金属を鋳型内で連続的に鋳造し、鋳造材を成形する工程と、
    を有する、荒引線の製造方法。
  2. 請求項1に記載の荒引線の製造方法において、
    前記第2添加元素は、前記第1添加元素よりも硬くない金属で構成される、荒引線の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の荒引線の製造方法において、
    前記第2添加元素は、インジウムである、荒引線の製造方法。
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