JP2022134402A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換器の点検作業の効率を向上させることができる空気調和機の室内機を得る。【解決手段】この空気調和機1の室内機101は、天板117を有する筐体105と、筐体105の内側に設けられたファン111と、筐体105の内側に設けられ、ファン111を囲む熱交換器112と、熱交換器112におけるファン111に対向する面であるファン対向面119を撮影する撮影装置113と、を備え、撮影装置113は、天板117に沿って移動する移動体120と、移動体120に設けられ、ファン対向面119を撮影するカメラ121と、を有している。【選択図】図4

Description

本開示は、熱交換器を備えた空気調和機の室内機に関する。
従来、筐体と、ファンと、熱交換器と、化粧板と、を備えた空気調和機の室内機が知られている。筐体は、天板および側板を有している。ファンは、筐体の内側に設けられている。熱交換器は、ファンを囲むように筐体の内側に設けられている。化粧板は、筐体に対して下方から着脱可能に取り付けられている。化粧板が筐体に取り付けられることによって、ファンおよび熱交換器が筐体および化粧板に囲まれる(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-132476号公報
熱交換器におけるファンに対向する面であるファン対向面には、ファンから吹き付けられた空気に含まれる異物が付着する。したがって、熱交換器は、定期的に点検される。しかしながら、作業者が熱交換器を点検する場合には、作業者は化粧板を筐体から取り外す必要がある。また、熱交換器の点検の終了後には、作業者は化粧板を筐体に取り付ける必要がある。これにより、熱交換器の点検作業に多くの時間が必要となってしまうという問題点があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、熱交換器の点検作業の効率を向上させることができる空気調和機の室内機を提供するものである。
本開示に係る空気調和機の室内機は、筐体と、筐体の内側に設けられたファンと、筐体の内側に設けられ、ファンを囲む熱交換器と、熱交換器におけるファンに対向する面であるファン対向面を撮影する撮影装置と、を備えている。
本開示に係る空気調和機の室内機によれば、熱交換器の点検作業の効率を向上させることができる。
実施の形態1に係る空気調和機の室内機を備えた空気調和機システムを示す構成図である。 図1の室内機を示す側面図である。 図2の室内機を示す底面図である。 図2の室内機を示す縦断面図である。 図4のファン、熱交換器および撮影装置を示す底面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和機の室内機を備えた空気調和機システムを示す構成図である。空気調和機システムは、空気調和機1と、通信回線2と、監視センター3と、を備えている。空気調和機1および監視センター3は、通信回線2を介して互いに通信可能となっている。
実施の形態1では、1個の空気調和機1を備えた空気調和機システムについて説明するが、複数の空気調和機1を備えた空気調和機システムであってもよい。複数の空気調和機1を備えた空気調和機システムの場合には、複数の空気調和機1のそれぞれが通信回線2を介して監視センター3との間で通信可能となる。
空気調和機1は、空気調和機1が設置された部屋の空気の温度を設定された範囲内に調整する装置である。空気調和機1は、室内機101と、室外機102と、冷媒配管103と、制御装置104と、を備えている。
実施の形態1では、1個の室内機101を備えた空気調和機1について説明するが、複数の室内機101を備えた空気調和機1であってもよい。また、実施の形態1では、1個の室外機102を備えた空気調和機1について説明するが、複数の室外機102を備えた空気調和機1であってもよい。
室内機101は、部屋の天井に設置されている。具体的には、室内機101は部屋の天井に埋め込まれている。部屋の空気が室内機101に吸い込まれ、室内機101に吸い込まれた空気と室内機101との間で熱交換が行われ、熱交換が行われた空気が室内機101から部屋に吹き出される。
室外機102は、建物の外に設置されている。建物の外の空気が室外機102に吸い込まれ、室外機102に吸い込まれた空気と室外機102との間で熱交換が行われ、熱交換が行われた空気が室外機102から建物の外に吹き出される。
室内機101および室外機102は、冷媒配管103を介して互いに接続されている。冷媒配管103の中を冷媒が通る。冷媒配管103の中を冷媒が通ることによって、室内機101と室外機102との間で熱の伝達が行われる。
制御装置104は、例えば、マイクロコンピュータから構成されている。制御装置104は、室内機101および室外機102のそれぞれの駆動を制御する。制御装置104が室内機101および室外機102のそれぞれの駆動を制御することによって、部屋の空気の温度が設定された範囲内に調整される。
監視センター3は、監視装置301を有している。監視装置301は、通信回線2を介して、制御装置104に接続されている。監視装置301は、コンピュータから構成されている。作業者が監視装置301を操作することによって、監視装置301は空気調和機1の情報を取得する。監視装置301は、監視装置301が取得した空気調和機1の情報を表示する表示装置を有している。空気調和機1の情報には、後述する室内機の熱交換器および室内機のドレンパンが撮影された画像が含まれる。
図2は、図1の室内機101を示す側面図である。図3は、図2の室内機101を示す底面図である。室内機101は、部屋の天井に支持された筐体105と、筐体105における部屋側の部分に配置された化粧板106と、を備えている。
化粧板106には、部屋の空気が筐体105の中に吸い込まれる吸込口107と、筐体105の中の空気が部屋の中に吹き出される4個の吹出口108と、が形成されている。下方から化粧板106を見た場合に、吸込口107は、化粧板106における中央部分に配置されている。また、下方から化粧板106を見た場合に、4個の吹出口108は、吸込口107を囲むように配置されている。
また、室内機101は、化粧板106に設けられた吸込みグリル109をさらに備えている。吸込みグリル109は、吸込口107の内側に配置されている。吸込みグリル109には、複数の隙間が形成されている。部屋の空気は、吸込みグリル109の隙間を通って、筐体105の中に吸い込まれる。
また、室内機101は、4個の吹出口108のそれぞれに1個ずつ設けられた4個のベーン110をさらに備えている。4個のベーン110のそれぞれは、4個のベーン110のそれぞれに対応する4個の吹出口108を別々に開閉する。また、水平面に対する4個のベーン110のそれぞれの角度が別々に変更可能となっている。水平面に対する4個のベーン110のそれぞれの角度が別々に変更されることによって、4個の吹出口108それぞれから部屋の中に吹き出されるそれぞれの空気の流れの方向が別々に変更される。
図4は、図2の室内機101を示す縦断面図である。室内機101は、ファン111と、熱交換器112と、撮影装置113と、ドレンパン114と、モータ115と、ベルマウス116と、をさらに備えている。
筐体105は、天板117および側板118を有している。上方から見た場合に、天板117の形状は四角形状となっている。側板118は、天板117の周縁部から下方に延びるように配置されている。筐体105が天板117および側板118を有することによって、筐体105の内側には、空間が形成される。筐体105には、下方から化粧板106が着脱可能に取り付けられている。
ファン111、熱交換器112、撮影装置113、ドレンパン114、モータ115およびベルマウス116のそれぞれは、筐体105の内側に配置されている。
ファン111は、筐体105の中心に配置されている。ファン111が駆動することによって、部屋の空気が筐体105の中に吸い込まれ、筐体105の中の空気が部屋の中に吹き出される空気の流れが発生する。
上方から見た場合に、熱交換器112は、ファン111を囲んでいる。熱交換器112がファン111を囲むことによって、ファン111によって流れが発生した空気が熱交換器112に当たる。空気が熱交換器112に当たることによって、空気と熱交換器112との間で熱交換が行われる。
熱交換器112におけるファン111に対向する面をファン対向面119とする。上方から見た場合に、ファン対向面119の形状は四角形状となっている。ファン111によって流れが発生した空気は、ファン対向面119に当たる。したがって、ファン対向面119には、空気に含まれる異物が付着する場合がある。ファン対向面119に異物が付着した場合には、空気と熱交換器112との間に行われる熱交換の効率が低下する。したがって、熱交換器112は、定期的に点検される必要がある。
撮影装置113は、一対の移動体120と、一対のカメラ121と、を有している。それぞれの移動体120は、天板117に設けられている。また、それぞれの移動体120は、天板117に沿って別々に移動する。一対の移動体120のそれぞれには、カメラ121が1個ずつ設けられている。したがって、一対の移動体120のそれぞれが別々に移動することによって、一対のカメラ121のそれぞれは別々に移動する。一対のカメラ121のそれぞれは、熱交換器112のファン対向面119およびドレンパン114を撮影する。
ドレンパン114は、熱交換器112よりも下方に配置されている。ドレンパン114は、熱交換器112から滴下するドレン水を受ける。ドレンパン114に溜められたドレン水には、熱交換器112から落下した異物が含まれる。したがって、ドレンパン114は、定期的に清掃される必要がある。
モータ115は、ファン111よりも上方に配置されている。モータ115の回転軸は、ファン111の回転軸に接続されている。したがって、モータ115が駆動することによってファン111が回転する。モータ115の駆動は、制御装置104によって制御される。したがって、ファン111の回転は、制御装置104によって制御される。
ベルマウス116は、化粧板106とファン111との間に配置されている。ベルマウス116は、化粧板106の吸込口107から筐体105の内側に吸い込まれた空気を整流してファン111に送る。
図5は、図4のファン111、熱交換器112および撮影装置113を示す底面図である。撮影装置113は、一対のレール122を有している。
上方から見た場合に、それぞれのレール122は、ファン対向面119に沿って配置されている。一対のレール122のそれぞれには、移動体120が1個ずつ設けられている。それぞれの移動体120は、レール122に沿って移動する。したがって、上方から見た場合に、それぞれの移動体120は、ファン対向面119に沿って移動する。また、一対の移動体120のそれぞれは、互いに異なる領域を別々に移動する。
ファン対向面119は、ファン111の周方向に並べられた4つの面を有している。ファン対向面119における4つの面のうちの互いに隣り合う2つの面を第1撮影面119Aとし、ファン対向面119における4つの面のうちの互いに隣り合う2つの面であって第1撮影面119Aとは異なる2つの面を第2撮影面119Bとする。したがって、ファン対向面119は、第1撮影面119Aと第2撮影面119Bとに分けられている。
一対のレール122のうちの一方のレール122を第1レール122Aとし、一対のレール122のうちの他方のレール122を第2レール122Bとする。第1レール122Aおよび第2レール122Bのそれぞれの形状は、L字形状となっている。第1レール122Aは、第1撮影面119Aに対応して配置されている。第2レール122Bは、第2撮影面119Bに対応して配置されている。
一対の移動体120のうちの一方の移動体120を第1移動体120Aとし、一対の移動体120のうちの他方の移動体120を第2移動体120Bとする。
第1移動体120Aは、第1レール122Aに設けられている。第1移動体120Aは、第1レール122Aに沿って移動する。第2移動体120Bは、第2レール122Bに設けられている。第2移動体120Bは、第2レール122Bに沿って移動する。
一対のカメラ121のうちの一方のカメラ121を第1カメラ121Aとし、一対のカメラ121のうちの他方のカメラ121を第2カメラ121Bとする。
第1カメラ121Aは、第1移動体120Aに設けられている。第1移動体120Aが移動することによって、第1カメラ121Aが移動する。第1カメラ121Aは、ファン対向面119の部分である第1撮影面119Aを撮影する。
第1カメラ121Aが撮影する複数の撮影位置は、制御装置104に予め設定されている。第1カメラ121Aが撮影する複数の撮影位置は、第1撮影面119Aを撮影するための複数の撮影位置である。第1移動体120Aが移動することによって、複数の撮影位置のそれぞれに第1カメラ121Aが順に移動する。
第1カメラ121Aによる1回の撮影によって、第1撮影面119Aの一部分が撮影される。複数の撮影位置のそれぞれに第1カメラ121Aが順に移動することによって、第1カメラ121Aによって撮影される第1撮影面119Aの部分の位置が変化する。複数の撮影位置のそれぞれにおいて第1カメラ121Aが撮影することによって、第1撮影面119Aの全体が撮影される。また、第1カメラ121Aによって第1撮影面119Aの全体が撮影される場合には、第1撮影面119Aの下方にあるドレンパン114の部分も撮影される。この例では、第1カメラ121Aが静止画を撮影する撮影装置113の構成について説明するが、第1カメラ121Aが動画を撮影する撮影装置113の構成であってもよい。なお、撮影装置113は、第1カメラ121Aが撮影する第1撮影面119Aおよびドレンパン114に光を照らす照明装置をさらに有してもよい。撮影装置113が照明装置を有することによって、第1カメラ121Aによって撮影される第1撮影面119Aおよびドレンパン114の画像がより鮮明になる。
第2カメラ121Bは、第2移動体120Bに設けられている。第2移動体120Bが移動することによって、第2カメラ121Bが移動する。第2カメラ121Bは、ファン対向面119の部分である第2撮影面119Bを撮影する。
第2カメラ121Bが撮影する複数の撮影位置は、制御装置104に予め設定されている。第2カメラ121Bが撮影する複数の撮影位置は、第2撮影面119Bを撮影するための複数の撮影位置である。第2移動体120Bが移動することによって、複数の撮影位置のそれぞれに第2カメラ121Bが順に移動する。
第2カメラ121Bによる1回の撮影によって、第2撮影面119Bの一部分が撮影される。複数の撮影位置のそれぞれに第2カメラ121Bが順に移動することによって、第2カメラ121Bによって撮影される第2撮影面119Bの部分の位置が変化する。複数の撮影位置のそれぞれにおいて第2カメラ121Bが撮影することによって、第2撮影面119Bの全体が撮影される。また、第2カメラ121Bによって第2撮影面119Bの全体が撮影される場合には、第2撮影面119Bの下方にあるドレンパン114の部分も撮影される。この例では、第2カメラ121Bが静止画を撮影する撮影装置113の構成について説明するが、第2カメラ121Bが動画を撮影する撮影装置113の構成であってもよい。なお、撮影装置113は、第2カメラ121Bが撮影する第2撮影面119Bおよびドレンパン114に光を照らす照明装置をさらに有してもよい。撮影装置113が照明装置を有することによって、第2カメラ121Bによって撮影される第2撮影面119Bおよびドレンパン114の画像がより鮮明になる。
また、第1カメラ121Aおよび第2カメラ121Bのそれぞれが別々に予め設定された位置である点検位置にある場合に、第1カメラ121Aによって第2カメラ121Bが撮影され、第2カメラ121Bによって第1カメラ121Aが撮影される。
第1カメラ121Aによって撮影された画像には、ファン対向面119における第1撮影面119Aに異物が付着しているか否かの情報が含まれる。第2カメラ121Bによって撮影された画像には、ファン対向面119における第2撮影面119Bに異物が付着しているか否かの情報が含まれる。
ファン対向面119には、冷媒漏れが発生する場合がある。第1カメラ121Aによって撮影された画像には、ファン対向面119の第1撮影面119Aにおいて冷媒漏れが発生しているか否かの情報が含まれる。また、第2カメラ121Bによって撮影された画像には、ファン対向面119の第2撮影面119Bにおいて冷媒漏れが発生しているか否かの情報が含まれる。
第1カメラ121Aおよび第2カメラ121Bには、ファン111によって流れが発生した空気が当たる。これにより、第1カメラ121Aおよび第2カメラ121Bには、空気に含まれる異物が付着する場合がある。第1カメラ121Aが第2カメラ121Bを撮影することによって、第2カメラ121Bに異物が付着しているか否かの情報が画像に含まれる。第2カメラ121Bが第1カメラ121Aを撮影することによって、第1カメラ121Aに異物が付着しているか否かの情報が画像に含まれる。
熱交換器112には、油漏れが発生する場合がある。熱交換器112において油漏れが発生した場合には、熱交換器112から漏れ出た油がドレンパン114に滴下する。第1カメラ121Aによって撮影された画像および第2カメラ121Bによって撮影された画像には、熱交換器112において油漏れが発生しているか否かの情報が含まれる。
撮影装置113による撮影は、予め設定されたタイミングで行われる。実施の形態1では、撮影装置113による撮影は、1週間に1回ずつ行われる。したがって、1週間に1回の頻度で、第1カメラ121A、第2カメラ121B、ファン対向面119およびドレンパン114が撮影される。
撮影装置113が撮影した画像は、監視装置301に送られる。これにより、監視装置301を操作する作業者は、監視装置301の表示装置を介して、熱交換器112の汚れ、ファン対向面119からの冷媒漏れ、熱交換器112からの油漏れおよびドレンパン114の汚れを確認することができる。
以上説明したように、実施の形態1に係る空気調和機1の室内機101では、筐体105と、筐体105の内側に設けられたファン111と、筐体105の内側に設けられ、ファン111を囲む熱交換器112と、撮影装置113と、を備えている。撮影装置113は、熱交換器112におけるファン111に対向する面であるファン対向面119を撮影する。撮影装置113がファン対向面119を撮影し、撮影された画像が監視装置301に送られる。これにより、監視装置301を操作する作業者は、監視装置301の表示装置を介して、ファン対向面119に異物が付着しているか否かの点検を容易に行うことができる。したがって、熱交換器112の点検作業の効率を向上させることができる。
また、撮影装置113がファン対向面119を撮影する。熱交換器112のファン対向面119において冷媒漏れが発生した場合には、撮影装置113によって撮影された画像には、ファン対向面119から冷媒漏れが発生した様子が含まれる。これにより、監視装置301を操作する作業者は、ファン対向面119から冷媒漏れが発生しているか否かの点検を容易に行うことができる。したがって、熱交換器112の点検作業の効率を向上させることができる。
また、撮影装置113は、筐体105の天板117に沿って移動する移動体120と、移動体120に設けられ、ファン対向面119を撮影するカメラ121と、を有している。移動体120が移動することによって、ファン対向面119を撮影するための複数の撮影位置のそれぞれにカメラ121が順に移動する。複数の撮影位置のそれぞれにカメラ121が順に移動することによって、ファン対向面119の全領域が撮影される。これにより、ファン対向面119の全領域を簡単な構成で撮影することができる。
また、撮影装置113は、筐体105の天板117に沿って移動する一対の移動体120と、一対の移動体120のそれぞれに1個ずつ設けられ、それぞれがファン対向面119を撮影する一対のカメラ121とを有している。ファン対向面119は、一対のカメラ121のうちの第1カメラ121Aによって撮影される第1撮影面119Aと、一対のカメラ121のうちの第2カメラ121Bによって撮影される第2撮影面119Bと、に分けられている。一対の移動体120のそれぞれが互いに異なる領域を移動することによって、複数の撮影位置のそれぞれに第1カメラ121Aが順に移動し、複数の撮影位置のそれぞれに第2カメラ121Bが順に移動する。第1カメラ121Aが移動する複数の撮影位置は、第1カメラ121Aが第1撮影面119Aを撮影するための複数の撮影位置である。第2カメラ121Bが移動する複数の撮影位置は、第2カメラ121Bが第2撮影面119Bを撮影するための複数の撮影位置である。複数の撮影位置のそれぞれに第1カメラ121Aが順に移動し、複数の撮影位置のそれぞれに第2カメラ121Bが順に移動することによって、ファン対向面119の全領域が撮影される。これにより、ファン対向面119の全領域を簡単な構成で撮影することができる。
また、この空気調和機1の室内機101では、第1カメラ121Aおよび第2カメラ121Bのそれぞれが別々に予め設定された位置である点検位置にある場合に、第1カメラ121Aによって第2カメラ121Bが撮影される。また、第1カメラ121Aおよび第2カメラ121Bのそれぞれが別々に予め設定された位置である点検位置にある場合に、第2カメラ121Bによって第1カメラ121Aが撮影される。撮影された画像が監視装置301に送られる。これにより、監視装置301を操作する作業者は、第1カメラ121Aおよび第2カメラ121Bのそれぞれに異物が付着しているか否かの点検を容易に行うことができる。
また、移動体120は、上方から見た場合に、ファン対向面119に沿って移動する。これにより、カメラ121がファン対向面119の全領域を撮影する間、撮影されるファン対向面119の部分とカメラ121との間の距離を同一の距離にすることができる。
また、この空気調和機1の室内機101では、熱交換器112から滴下するドレン水を受けるドレンパン114をさらに備えている。撮影装置113は、ドレンパン114を撮影する。撮影された画像が監視装置301に送られる。これにより、監視装置301を操作する作業者は、ドレンパン114に異物が付着しているか否かの点検を容易に行うことができる。
また、撮影装置113がドレンパン114を撮影する。熱交換器112において油漏れが発生した場合には、熱交換器112から漏れ出た油がドレンパン114に滴下する。したがって、撮影装置113によって撮影された画像には、熱交換器112から漏れ出た油が含まれる。これにより、監視装置301を操作する作業者は、熱交換器112から油漏れが発生しているか否かの点検を容易に行うことができる。したがって、熱交換器112の点検作業の効率を向上させることができる。
なお、実施の形態1では、撮影装置113が一対の移動体120と、一対のカメラ121と、を有する構成について説明した。しかしながら、撮影装置113が1個の移動体120と、1個のカメラ121と、を有する構成であってもよい。また、撮影装置113が3個以上の移動体120と、3個以上のカメラ121と、を有する構成であってもよい。
また、実施の形態1では、撮影装置113が移動体120を有する構成について説明した。しかしながら、撮影装置113が移動体120を有さずカメラ121を有する構成であってもよい。この場合に、カメラ121は、上方から見た場合にファン対向面119に沿って並べられた複数のカメラ121を有する構成であってもよい。この場合であっても、撮影装置113は、ファン対向面119の全領域を撮影することができる。
1 空気調和機、2 通信回線、3 監視センター、101 室内機、102 室外機、103 冷媒配管、104 制御装置、105 筐体、106 化粧板、107 吸込口、108 吹出口、109 吸込みグリル、110 ベーン、111 ファン、112 熱交換器、113 撮影装置、114 ドレンパン、115 モータ、116 ベルマウス、117 天板、118 側板、119 ファン対向面、119A 第1撮影面、119B 第2撮影面、120 移動体、120A 第1移動体、120B 第2移動体、121 カメラ、121A 第1カメラ、121B 第2カメラ、122 レール、122A 第1レール、122B 第2レール、301 監視装置。

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内側に設けられたファンと、
    前記筐体の内側に設けられ、前記ファンを囲む熱交換器と、
    前記熱交換器における前記ファンに対向する面であるファン対向面を撮影する撮影装置と、
    を備えている空気調和機の室内機。
  2. 前記撮影装置は、
    前記筐体の天板に沿って移動する移動体と、
    前記移動体に設けられ、前記ファン対向面を撮影するカメラと、
    を有している請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記撮影装置は、
    前記筐体の天板に沿って移動する一対の移動体と、
    一対の前記移動体のそれぞれに1個ずつ設けられ、それぞれが前記ファン対向面を撮影する一対のカメラと、
    を有している請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  4. 一対の前記カメラのうちの一方の前記カメラである第1カメラおよび一対の前記カメラのうちの他方の前記カメラである第2カメラのそれぞれが別々に予め設定された位置である点検位置にある場合に、前記第1カメラによって前記第2カメラが撮影され、前記第2カメラによって前記第1カメラが撮影される請求項3に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記移動体は、上方から見た場合に、前記ファン対向面に沿って移動する請求項2から請求項4までの何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記熱交換器から滴下するドレン水を受けるドレンパンをさらに備え、
    前記撮影装置は、前記ドレンパンを撮影する請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
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