JP7307310B2 - 空気調和機 - Google Patents
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この構成によれば、アップロード撮影条件に応じた撮影タイミングがコンピュータにより設定されるため、撮影タイミングを設定するための要素を省略できる。
以下、第1実施形態の空気調和機1について説明する。なお、本開示は、以下に記載する例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
冷房運転では、室外機の圧縮機で圧縮された冷媒が室外熱交換器で凝縮し、膨張弁で減圧される。減圧された冷媒は、室内機10の室内熱交換器41で蒸発し、圧縮機で再び圧縮される。室内ファン30が運転されると、室内空気RAがケーシング20の吸込口25Aからケーシング20の内部に吸い込まれる。吸込口25Aから吸い込まれた空気は、室内熱交換器41を通過する。室内熱交換器41では、冷媒が空気から吸熱することにより空気が冷却される。冷却された空気は、ケーシング20の吹出口26Aを通過した後、供給空気SAとして室内空間へ供給される。
ケーシング20は、例えば直方体の中空箱形に形成されている。ケーシング20を構成する材料の一例は、金属である。ケーシング20は、天板21、底板22、及び4つの側板として前面パネル23、後面パネル24、第1側面パネル25、第2側面パネル26を含む。ケーシング20が天井に設置された状態において、天板21及び底板22は鉛直方向において対向している。前面パネル23及び後面パネル24は、鉛直方向と直交する方向のうちの所定方向において対向している。第1側面パネル25及び第2側面パネル26は、所定方向及び鉛直方向と直交する方向において対向している。
電装品箱42は、カメラ70に電力を供給する電源部44を収容している。カメラ70と電源部44とを繋ぐ電源線45は、例えばケーシング20の第1開口部23Aを介してケーシング20の外部に引き出され、ケーシング20の外部から電装品箱42の内部に引き込まれる。このような配線によって、ケーシング20内のカメラ70と、電装品箱42内の電源部44とが電源線45を介して電気的に接続されている。これにより、電源部44からカメラ70に電力が供給される。電源部44は、空気調和機1を構成する他の機器の電源を兼用していてもよい。他の機器の一例は、室内ファン30である。
コンピュータ80は、ステップS11において、撮影データを取得する。コンピュータ80は、カメラ70により撮影された撮影データを直接的に取得してもよく、記憶部90に記憶された撮影データを取得してもよい。コンピュータ80は、ステップS12において、空気調和機1が運転中の撮影データか否かを判定する。具体的には、コンピュータ80は、ステップS11において取得した撮影データが、空気調和機1が運転中に撮影された撮影データか否かを判定する。コンピュータ80は、ステップS12において、空気調和機1が停止中の撮影データであると判定した場合、ステップS11に処理を戻す。一例では、空気調和機1が停止中の撮影データは、サーバSVにアップロードされずに破棄される。
(1-1)カメラ70により定期的に撮影された撮影データの全てがサーバSVにアップロードされると、アップロードに要する通信量が増大する。本実施形態の空気調和機1では、アップロード対象の撮影データがアップロード撮影条件に応じて抽出されるため、必要な撮影データのみをサーバSVにアップロードできる。このため、通信量の低減に貢献できる。
図6を参照して、第2実施形態の空気調和機1について説明する。本実施形態の空気調和機1は、第1実施形態の空気調和機1と比較して、コンピュータ80の処理内容が異なる。以下の説明において、便宜上、第1実施形態の空気調和機1の構成要素の機能と共通する構成要素には同一符号を付し、その機能の説明を省略する。
コンピュータ80は、ステップS21において、撮影データを取得する。コンピュータ80は、カメラ70により撮影された撮影データを直接的に取得してもよく、記憶部90に記憶された撮影データを取得してもよい。コンピュータ80は、ステップS22において、カメラ70の曇り度が所定曇り度未満の撮影データか否かを判定する。具体的には、コンピュータ80は、ステップS21において取得した撮影データが、カメラの曇り度が所定曇り度未満の状態で撮影された撮影データか否かを判定する。コンピュータ80は、ステップS22において、カメラ70の曇り度が所定曇り度以上の撮影データであると判定した場合、ステップS31に処理を戻す。一例では、カメラ70の曇り度が所定曇り度以上の撮影データは、サーバSVにアップロードされずに破棄される。
(2-1)コンピュータ80が、カメラ70の曇り度が所定曇り度未満の撮影データをアップロード対象として抽出する。この構成によれば、カメラ70の曇り度が低い撮影データがサーバSVにアップロードされ、カメラ70の曇り度が高い不要な撮影データがサーバSVにアップロードされない。このため、通信量の低減に貢献できる。また、カメラ70の曇り度が低い撮影データは有用性が高い。このため、作業者の作業効率の向上に貢献できる。
図7を参照して、第3実施形態の空気調和機1について説明する。本実施形態の空気調和機1は、第1実施形態の空気調和機1と比較して、コンピュータ80の処理内容が異なる。以下の説明において、便宜上、第1実施形態の空気調和機1の構成要素の機能と共通する構成要素には同一符号を付し、その機能の説明を省略する。
コンピュータ80は、ステップS31において、撮影データを取得する。コンピュータ80は、カメラ70により撮影された撮影データを直接的に取得してもよく、記憶部90に記憶された撮影データを取得してもよい。コンピュータ80は、ステップS32において、基準画像に対する撮影画像の差分が所定差分以上の撮影データか否かを判定する。具体的には、コンピュータ80は、ステップS31において取得した撮影データが、基準画像に対する撮影画像の差分が所定差分以上の撮影データか否かを判定する。コンピュータ80は、ステップS32において、基準画像に対する撮影画像の差分が所定差分未満の撮影データであると判定した場合、ステップS31に処理を戻す。一例では、基準画像に対する撮影画像の差分が所定差分未満の撮影データは、サーバSVにアップロードされずに破棄される。
(3-1)コンピュータ80が、基準画像に対する撮影画像の差分が所定差分以上の撮影データをアップロード対象として抽出する。この構成によれば、撮影画像の変化が大きい撮影データがサーバSVにアプロードされ、撮影画像の変化が小さい不要な撮影データがサーバSVにアップロードされない。このため、通信量の低減に貢献できる。また、撮影画像の変化が大きい撮影データは有用性が高い。このため、作業者の作業効率の向上に貢献できる。
図8を参照して、第4実施形態の空気調和機1について説明する。本実施形態の空気調和機1は、第1実施形態の空気調和機1と比較して、コンピュータ80の処理内容が異なる。以下の説明において、便宜上、第1実施形態の空気調和機1の構成要素の機能と共通する構成要素には同一符号を付し、その機能の説明を省略する。
コンピュータ80は、ステップS41において、撮影データを取得する。コンピュータ80は、カメラ70により撮影された撮影データを直接的に取得してもよく、記憶部90に記憶された撮影データを取得してもよい。コンピュータ80は、ステップS42において、ドレンパン50にドレン水が流れている状態の撮影データか否かを判定する。具体的には、コンピュータ80は、ステップS41において取得した撮影データが、ドレンパン50にドレン水が流れている状態で撮影された撮影データか否かを判定する。コンピュータ80は、ステップS42において、ドレンパン50にドレン水が流れていない状態の撮影データであると判定した場合、ステップS41に処理を戻す。一例では、ドレンパン50にドレン水が流れていない状態の撮影データは、サーバSVにアップロードされずに破棄される。
(4-1)コンピュータ80が、ドレンパン50にドレン水が流れている状態の撮影データをアップロード対象として抽出する。この構成によれば、ドレンパン50にドレン水が流れている状態の撮影データがサーバSVにアップロードされ、ドレンパン50にドレン水が流れていない状態の不要な撮影データがサーバSVにアップロードされない。このため、通信量の低減に貢献できる。また、撮影画像の変化が大きい撮影データは有用性が高い。このため、作業者の作業効率の向上に貢献できる。
図9を参照して、第5実施形態の空気調和機1について説明する。本実施形態の空気調和機1は、第1実施形態の空気調和機1と比較して、コンピュータ80の処理内容が異なる。以下の説明において、便宜上、第1実施形態の空気調和機1の構成要素の機能と共通する構成要素には同一符号を付し、その機能の説明を省略する。
コンピュータ80は、ステップS51において、アップロード撮影条件に応じて撮影タイミングを設定する。具体的には、コンピュータ80は、空気調和機1が運転中にカメラ70により撮影されるように撮影タイミングを設定する。コンピュータ80は、ステップS52において、撮影タイミングに関する情報を含む撮影指令をカメラ70に送信する。撮影制御部72は、撮影指令に含まれる撮影タイミングに応じて、空気調和機1が運転中にカメラ70が撮影するようにカメラ70の撮影の動作を制御する。
(5-1)カメラ70により定期的に撮影された撮影データの全てがサーバSVにアップロードされると、アップロードに要する通信量が増大する。本実施形態の空気調和機1では、アップロード撮影条件に応じた撮影タイミングで撮影された撮影データのみが取得されるため、必要な撮影データのみをサーバSVにアップロードできる。このため、通信量の低減に貢献できる。
上記各実施形態は、本開示に関する空気調和機が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本開示に関する空気調和機は、上記各実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その一例は、上記各実施形態の構成の一部を置換、変更、もしくは、省略した形態、又は上記各実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下の変更例において、上記各実施形態の形態と共通する部分については、上記各実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
70 カメラ
80 コンピュータ
90 記憶部
SV サーバ
Claims (6)
- 空気調和機(1)内に設けられるドレンパン(50)を撮影可能なカメラ(70)と、前記カメラ(70)により撮影された撮影データをサーバ(SV)にアップロードするコンピュータ(80)とを備える空気調和機(1)であって、
前記コンピュータ(80)は、アップロード対象となる前記撮影データを決めるアップロード撮影条件を保持し、
前記コンピュータ(80)が、
前記カメラ(70)により撮影された前記撮影データにおいて、前記アップロード撮影条件に応じた前記アップロード対象を抽出し、前記アップロード対象の前記撮影データを前記サーバ(SV)にアップロードする、又は、
前記アップロード撮影条件に応じた撮影タイミングにおいて前記カメラ(70)が撮影し、前記カメラ(70)により撮影された前記アップロード対象の前記撮影データを前記サーバ(SV)にアップロードするように構成され、
前記アップロード撮影条件は、前記空気調和機(1)の運転状態に関する条件として、前記空気調和機(1)が運転中であるという条件を含み、
前記アップロード撮影条件が、前記空気調和機(1)が運転中であるという条件である場合において、前記コンピュータ(80)は、前記空気調和機(1)が運転中の前記撮影データを前記アップロード対象として抽出する、又は、前記空気調和機(1)が運転中に前記カメラ(70)が撮影する
空気調和機。 - 前記アップロード撮影条件は、前記カメラ(70)の曇り度に関する条件を含み、
前記コンピュータ(80)が、前記アップロード撮影条件に応じて、前記曇り度が所定曇り度未満の前記撮影データを前記アップロード対象として抽出する
請求項1に記載の空気調和機。 - 前記アップロード撮影条件は、前記撮影データに含まれる撮影画像の変化に関する条件を含み、
前記コンピュータ(80)が、前記アップロード撮影条件に応じて、基準画像に対する前記撮影画像の差分が所定差分以上の前記撮影データを前記アップロード対象として抽出する
請求項1又は2に記載の空気調和機。 - 前記コンピュータ(80)が、前記アップロード撮影条件に応じて、前記空気調和機(1)内に水が流れている状態の前記撮影データを前記アップロード対象として抽出する
請求項3に記載の空気調和機。 - 前記カメラ(70)により撮影された前記撮影データを記憶する記憶部(90)をさらに備え、
前記コンピュータ(80)が、前記記憶部(90)に記憶された前記撮影データにおいて、前記アップロード撮影条件に応じた前記アップロード対象を抽出し、前記アップロード対象の前記撮影データを前記サーバ(SV)にアップロードする
請求項1~4のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記コンピュータ(80)が、前記アップロード撮影条件に応じて前記撮影タイミングを設定する
請求項1に記載の空気調和機。
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