JPWO2018055726A1 - 天吊型空気調和装置 - Google Patents

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恵司 井上
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英仁 坂本
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Abstract

室内側からメンテナンスできる範囲を拡大できる天吊型空気調和装置を提供する。空気調和装置100は、負荷側筐体11内に収容された送風機12と負荷側熱交換器14とを有する負荷側ユニット10と、負荷側熱交換器14と冷凍サイクルを構成する熱源側熱交換器24と圧縮機23とを有する熱源側ユニット20とを備え、負荷側ユニット10及び熱源側ユニット20は、天井面50と並行する方向に連結配置している。

Description

本発明は、建築物の天井裏に配置され、室内の空調を行う天吊型空気調和装置に関するものである。
従来から、冷凍サイクルを構成する蒸発器と凝縮器とを共に備えたケースを天井裏に埋め込み、室内の空調を行う空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62−60817号公報(第3−4頁、第1図)
従来の空気調和装置では、ファン、蒸発器、凝縮器など多くの機器が同一ケース内に装備されており、蒸発器が凝縮器の上部に配置されている。このような構成では、室内側からメンテナンスを行える機器もあるが、空気調和装置の上部に配置されている機器、例えば蒸発器などは室内側からメンテナンスを行うことができないため、室内側からのメンテナンスできる範囲に制限があるという問題があった。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、室内側からメンテナンスできる範囲を拡大できる天吊型空気調和装置を提供することを目的とする。
本発明における天吊型空気調和装置は、筐体内に収容された送風機と負荷側熱交換器とを有する負荷側ユニットと、負荷側熱交換器と冷凍サイクルを構成する熱源側熱交換器と圧縮機とを有する熱源側ユニットと、を備え、負荷側ユニット及び熱源側ユニットは、天井面と並行する方向に連結配置されるものである。
本発明における天吊型空気調和装置によれば、室内側からメンテナンスできる範囲を拡大でき、メンテナンス性を向上できる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の全体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の内部構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る負荷側ユニットの内部構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る熱源側ユニットの内部構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置を下側から見た外観図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の冷媒回路図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の冷房時における冷凍サイクルを示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の暖房時における冷凍サイクルを示す冷媒回路図である。
以下、本発明の実施の形態に係る空気調和装置について図面等を参照しながら説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の全体を示す斜視図である。図2は、図1においてA方向から見た空気調和装置の内部構成を示す構成図である。図3は、図1においてB方向から見た負荷側ユニットの内部構成を示す構成図である。図4は、図1においてC方向から見た熱源側ユニットの内部構成を示す構成図である。本実施の形態の空気調和装置100は、天井スラブと天井面50の間に形成された天井裏の空間に収容される天井カセット型の天吊型空気調和装置である。空気調和装置100は、天井面50に設けられた取付け用開口部に室内側から挿入され、吊り下げボルト等を介して天井裏に吊り下げられて固定されている。空気調和装置100は、負荷側ユニット10、熱源側ユニット20、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20を天井面50と並行する方向に連結させる連結部材101、空気調和装置100の天井面50に設けられるパネル102を備える。
負荷側ユニット10と熱源側ユニット20は連結部材101により天井面50と並行する方向に連結され、天井裏に配置される。より詳細に述べると、負荷側ユニット10の外郭を構成する負荷側筐体11は、2つの角付近で支持部材103aと着脱可能にねじ等により結合されており、それぞれの支持部材103aはねじ等により連結部材101と結合されている。さらに、負荷側ユニット10の負荷側筐体11は他の2つの角付近で支持部材103bと着脱可能にねじ等により結合されており、それぞれの支持部材103bはねじ等により連結部材101と結合されている。
熱源側ユニット20は、底板21と、底板21の上方に仕切板22を備える。底板21の上面には、後述する制御装置27等が配置され、仕切板22の上面には、後述する圧縮機23と熱源側熱交換器24等が配置される。底板21と仕切板22は2つの角付近で支持部材103bと着脱可能にねじ等により結合されている。さらに、底板21と仕切板22は他の2つの角付近で支持部材103cと着脱可能にねじ等により結合されており、それぞれの支持部材103cはねじ等により連結部材101と結合されている。つまり、負荷側ユニット10が支持部材103aと支持部材103bを介して連結部材101と結合され、熱源側ユニット20が支持部材103bと支持部材103cを介して連結部材101と結合されることにより、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20は天井面50と並行した方向に連結して配置される。
さらに、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20は、支持部材103a、103b、103cとそれぞれ着脱可能に結合されているため、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20は別々に天井裏から取り外すことができる。
なお、本実施の形態では、負荷側ユニット10は、支持部材103a、103bを介して連結部材101と結合させたが、負荷側筐体11と連結部材101を着脱可能にねじ等により直接結合しても良い。また、熱源側ユニット20は、側面や上面を覆う熱源側筐体を備え、熱源側筐体と支持部材103b、103cを着脱可能に結合しても良い。
次に、空気調和装置100の負荷側ユニット10と熱源側ユニット20の構成について説明する。
負荷側ユニット10は、外郭を構成する負荷側筐体11と、負荷側筐体11内に収容される送風機12、フィルタ13、負荷側熱交換器14、負荷側ドレンパン15、絞り装置16、風路ガイド17を備える。負荷側筐体11の下面は開口が形成されており、パネル102で覆われている。
送風機12は、図3に実線の矢印で示すように回転駆動により室内の空気を負荷側ユニット10内に取り込み、負荷側熱交換器14と熱交換させた空気を室内に供給させるものである。送風機12は、例えば、シロッコファン若しくはターボファン等の遠心ファン、クロスフローファン、斜流ファン、又はプロペラファンとして構成できる。フィルタ13は、負荷側ユニット10内に取り込んだ空気が通過されることで空気に含まれる塵埃などを捕集する。
負荷側熱交換器14は、内部に流れる冷媒と送風機12によって取り込まれた空気との間で熱交換を行うことが可能な空冷式熱交換器である。本実施の形態では、図3に示すように、プレート上の熱交換器を2つ向い合せに配置させることで構成される。負荷側熱交換器14は、冷房時には蒸発器として機能することで冷房用空気を生成し、暖房時には凝縮器として機能することで暖房用空気を生成する。負荷側熱交換器14は、伝熱管と複数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器、またはプレートフィン型熱交換器として構成される。なお、本実施の形態では、負荷側熱交換器14は2つの熱交換器を向い合せて配置させることで構成しているが、U字形状又はO字形状の熱交換器として一体化して構成しても良い。
負荷側ドレンパン15は、負荷側熱交換器14の下方に設けられ、負荷側熱交換器14において空気中の水分が凝縮されて生じるドレン水を受けるためのものである。本実施の形態では、負荷側ドレンパン15は2つの負荷側熱交換器14の下方にそれぞれ設けられることで構成される。また負荷側ドレンパン15にはドレン水を負荷側ユニット10の外部に排水するためのドレンポンプ(図示省略)が設けられている。
絞り装置16は、高圧液冷媒を膨張及び減圧させて、蒸発器に流入させるものである。絞り装置16は、例えば、機械式膨張弁である膨張機、又は多段階若しくは連続的に開度を調節可能なリニア電子膨張弁等の減圧装置として構成される。また、絞り装置16は、キャピラリーチューブとして構成してもよい。
風路ガイド17は、負荷側ドレンパン15の下方に設けられており、送風機12により取り込んだ空気がフィルタ13、負荷側熱交換器14を通過し、室内に供給させるように風路を形成するものである。
熱源側ユニット20は、底板21、仕切板22、圧縮機23、熱源側熱交換器24、四方弁25、熱源側ドレンパン26、制御装置27を備える。底板21は、熱源側ユニット20の下部に設けられており、上面に制御装置27を配置する。底板21は、図4に示すように室内側から制御装置27のメンテナンスやソフトウェアのアップデートをするための点検口28が設けられており、点検口28は開閉可能な点検蓋29により覆われている。仕切板22は、底板21より上方に設けられており、上面に圧縮機23、熱源側熱交換器24、四方弁25を配置する。
圧縮機23は、吸入した低圧冷媒を圧縮し、高圧冷媒として吐出する流体機械である。圧縮機23は、例えば、ロータリ圧縮機又はスクロール圧縮機として構成される。なお、圧縮機23は、例えば、回転周波数が一定の圧縮機として構成してもよいし、インバータを搭載した回転周波数を制御可能な圧縮機として構成してもよい。
熱源側熱交換器24は、内部に流れる冷媒と熱媒体との間で熱交換を行うことが可能な水冷式熱交換器として構成される。熱源側熱交換器24は、冷房時には凝縮器として機能し、暖房時には蒸発器として機能する。熱源側熱交換器24は、例えば、プレート式熱交換器、二重管熱交換器として構成される。また、熱媒体としては、水又はブライン等の液状態媒体が用いられる。
四方弁25は、冷房時における冷媒の流れと暖房時における冷媒の流れを切り替えるための流路切替装置である。冷房時及び暖房時における冷媒の流れについては、後述する。
熱源側ドレンパン26は、熱源側熱交換器24の下方に設けられ、熱源側熱交換器24において空気中の水分が凝縮されて生じるドレン水と熱媒体が流れる配管の結露水を受けるためのものである。また、熱源側ドレンパン26は、ドレン水配管30で少なくとも1つの負荷側ドレンパン15と接続されており、熱源側ドレンパン26で受けたドレン水を負荷側ドレンパン15に導いている。熱源側ドレンパン26から負荷側ドレンパン15へのドレン水の供給方法は、熱源側ドレンパン26を負荷側ドレンパン15よりも上方に配置し、位置関係を利用しても良く、またポンプなどを用いても良い。このように構成することで、空気調和装置100内に生じたドレン水を装置の外部に排水するためのドレンポンプを共通化することができ、コストを削減できる。
制御装置27は、室内温度センサや空気調和装置100に搭載される他の各種センサ(図示省略)からの情報及び運転情報と、使用者の設定情報に基づき、予め搭載されている制御プログラムに基づいて、空気調和装置100の運転を指令するものである。例えば、送風機12の回転数制御、絞り装置16の開度制御、圧縮機23の駆動周波数制御、四方弁25の切り替え制御等の制御を行う。制御装置27は、例えば、このような機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア、又はマイコン若しくはCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアで構成される。
図5は、図1においてD方向から見た空気調和装置の外観図である。パネル102は、空気調和装置100の天井面50に取り付けられる化粧パネルであり、吸込口104と吹出口105が設けられている。吸込口104は、例えば矩形状の開口部として構成され、パネル102上の対向する長辺に沿って2つ設けられている。吸込口104は送風機12の駆動によって室内の空気を負荷側ユニット10の内部に誘引させるように構成される。吹出口105は、例えば矩形状の開口部として構成され、吸込口104の外側に設けられている。吹出口105は、負荷側熱交換器14で熱交換された空気を室内に供給するように構成される。
上記の構成において、室内の空気は、パネル102の吸込口104から負荷側ユニット10内に吸い込まれ、風路ガイド17によりフィルタ13を通るように導かれた後、負荷側熱交換器14と熱交換し、吹出口105から室内に吹き出される。なお、図5では、パネル102に吸込口104及び吹出口105を2つずつ設けた構成としているが、例えば、吸込口104及び吹出口105を1つずつ設けた構成にしても良いし、パネル102の各辺に吸込口及び吹出口を1つずつ設けた構成としても良い。
またパネル102は、天井面50から取り外し可能な構成になっており、空気調和装置100の各機器をメンテナンスする際、パネル102を取り外して室内側から負荷側ユニット10及び熱源側ユニット20内の各機器のメンテナンスを行うことができる。さらに、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20は、支持部材103a、103b、103cとそれぞれ着脱可能に結合されているため、メンテナンスが必要なユニットだけを取り外して、メンテナンスを行ったり、ユニット交換を行うことができる。
さらに、パネル102を取り外し、熱源側ユニット20の底板21の点検蓋29を開くことで、点検口28を通して室内側から制御装置27のメンテナンスやソフトウェアのアップデートを行うことができる。
次に、実施の形態の空気調和装置100の冷媒回路について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の冷媒回路図である。空気調和装置100は、圧縮機23、四方弁25、熱源側熱交換器24、絞り装置16、及び負荷側熱交換器14が冷媒配管で接続され、内部を冷媒が循環する冷媒回路31を備えている。詳細に述べると、負荷側ユニット10では、第1の配管口32、絞り装置16、負荷側熱交換器14、第2の配管口33とが直列に接続されている。熱源側ユニット20では、第3の配管口34、熱源側熱交換器24、四方弁25が直列に接続されており、四方弁25の他の3つの接続口は、圧縮機23の吐出側、吸入側、及び第4の配管口35に接続されている。また、第1の配管口32は接続配管36により第3の配管口34と接続されており、第2の配管口33は接続配管37により第4の配管口35と接続されている。なお、第1の配管口32と第3の配管口34、及び第2の配管口33と第4の配管口35は、フレア加工により接続されている。
冷媒としてはフロン冷媒(例えばHFC系冷媒のR32冷媒やR125、R134a、またこれらの混合冷媒のR410AやR407c、R404Aなど)やHFO冷媒(例えばHFO−1234yf、HFO−1234ze(E)、HFO−1234ze(Z))が用いられる。その他、冷媒としては、CO2冷媒、HC冷媒(例えばプロパン、イソブタン冷媒)、アンモニア冷媒や、R32とHFO−1234yfとの混合冷媒のように前記の冷媒の混合冷媒など、蒸気圧縮式のヒートポンプに用いられる冷媒が用いられる。
さらに、本実施の形態では、熱源側熱交換器24は、水冷式熱交換器として構成されているため、冷媒回路31の冷媒と熱交換を行うための熱媒体回路41を備えている。なお、図示しないが、熱媒体回路41には、屋外に設置された冷却塔と、冷却塔の熱媒体の流出口側と熱源側熱交換器24の熱媒体の流入口側との間に配置された水冷ポンプとが、配管接続されている。冷却塔は、熱媒体を大気と直接的又は間接的に接触させて冷却する熱交換装置である。水冷ポンプは、冷却塔から熱媒体を吸引し、吸引した熱媒体を熱源側熱交換器24に圧入する流体機械である。
熱源側熱交換器24を水冷式熱交換器として構成することにより、排熱処理を冷却塔にて容易に行うことができ、空気調和装置100には排熱処理を行うためのダクト等を設ける必要がなくなる。したがって、熱源側熱交換器24を水冷式熱交換器として構成することにより、空気調和装置100の構成を小型化し、簡易にすることができる。また、熱源側熱交換器24を水冷式熱交換器として構成することにより、大気への熱の排出を最小限に抑制されるため、ヒートアイランド現象を抑制できる。
なお、熱源側熱交換器24は、空冷式熱交換器として構成してもよい。熱源側熱交換器24は、空冷式熱交換器として構成される場合、例えば、伝熱管と複数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器として構成できる。
次に、空気調和装置100の冷媒回路31の動作について図7及び図8を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の冷房時における冷凍サイクルを示す冷媒回路図である。図8は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の暖房時における冷凍サイクルを示す冷媒回路図である。冷房時と暖房時の冷媒の流れは四方弁25により切り替えることができる。なお、図7及び図8における冷媒の流れは、実線の矢印で示されており、熱媒体の流れは、点線の矢印で示されている。
まず、図7を用いて冷房時の動作について説明する。冷房時において、圧縮機23を駆動すると、高温高圧のガス冷媒が圧縮機23から吐出され、四方弁25を介して熱源側熱交換器24へ流入する。熱源側熱交換器24に流入した冷媒は、熱媒体回路41を流れる熱媒体と熱交換して凝縮され、低温高圧の冷媒となる。凝縮された冷媒は、第3の配管口34、第1の配管口32を通過して負荷側ユニット10に入り、絞り装置16で減圧され、気液二相冷媒となる。気液二相冷媒は、負荷側熱交換器14で空気と熱交換して蒸発される。蒸発した冷媒は、第4の配管口35、第4の配管口35を通過して熱源側ユニット20に入り、四方弁25を介して圧縮機23に吸引され、再び圧縮される。上記のように、冷房時においては負荷側熱交換器14を蒸発器として機能させることで室内を冷却するものである。
次に、図8を用いて暖房時の動作について説明する。暖房時において、圧縮機23を駆動すると、高温高圧のガス冷媒が圧縮機23から吐出され、四方弁25を介して、第4の配管口35、第2の配管口33を通過して負荷側ユニット10に入り、負荷側熱交換器14へ流入する。負荷側熱交換器14に流入した冷媒は、空気と熱交換して凝縮され、低温高圧の冷媒となる。凝縮された冷媒は、絞り装置16で減圧され、気液二相冷媒となり、第1の配管口32、第3の配管口34を通過して熱源側ユニット20に入り、熱源側熱交換器24に流入する。熱源側熱交換器24に流入した冷媒は、熱媒体回路41を流れる熱媒体と熱交換して蒸発される。蒸発した冷媒は、四方弁25を介して圧縮機23に吸引され、再び圧縮される。上記のように、暖房時においては負荷側熱交換器14を凝縮器として機能させることで室内を加熱するものである。
上記のように構成された実施の形態によれば、負荷側筐体11内に収容された送風機12と負荷側熱交換器14とを有する負荷側ユニット10と、負荷側熱交換器14と冷凍サイクルを構成する熱源側熱交換器24と圧縮機23とを有する熱源側ユニット20を備え、負荷側ユニット10及び熱源側ユニット20は天井面50と並行する方向に連結配置しているため、室内側から負荷側ユニット10及び熱源側ユニット20のメンテナンスが可能となり、室内側からメンテナンスできる範囲が拡大され、メンテナンス性を向上できる。
さらに、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20を天井面50と並行する方向に連結配置しているため、一つのユニットとして構成されていた従来の空気調和装置と比較して装置全体の高さを低く構成できる。そのため、空気調和装置の配置の自由度を高めることができる。
また、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20は連結部材101によって連結され、各々のユニットが連結部材101と着脱可能であるため、メンテナンス時にいずれかのユニットだけを取り外し、メンテナンスやユニット交換を行うことができる。
また、負荷側熱交換器14の下方に配置された負荷側ドレンパン15と、熱源側熱交換器24の下方に配置され、負荷側ドレンパン15とドレン水配管30を介して接続された熱源側ドレンパン26とを備えているため、空気調和装置100内に生じたドレン水を装置の外部に排水するためのドレンポンプを共通化することができ、コストを削減できる。
また、熱源側ユニット20は、点検口28を有する底板21を備え、底板21の上面に制御装置を配置しているため、制御装置27のメンテナンスやソフトウェアのアップデートを底板21の点検口28を通して室内側から行うことができる。
また、熱源側ユニット20は、底板21の上方に仕切板22を備え、仕切板22の上面に圧縮機23を配置しているため、室内との境界をなすパネル102と近接する底板21と仕切板22の間に空間が生じ、圧縮機23の振動がパネル102に伝わりにくい構成となっている。そのため、圧縮機23の振動による室内への騒音を低減できる。
以上、本発明を、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、本実施の形態では、連結部材101は、空気調和装置100の長辺に沿って2つ設けて、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20を連結させたが、負荷側ユニット10と熱源側ユニット20を支持する強度があれば、この構成に限らない。
また、本実施の形態では、絞り装置16は、負荷側ユニット10内に設けた構成としているが、例えば、熱源側ユニット20内に設けた構成としても良い。
また、本実施の形態では、熱源側ユニット20は、側面や上面に開口を設けた構成としているが、側面や上面を覆う熱源側筐体を備えた構成としても良い。圧縮機23を覆う筐体を備えることで、圧縮機23から生じる騒音を低減することができる。
また、本実施の形態では、負荷側ドレンパン15と熱源側ドレンパン26を接続するドレン水配管30を備えたが、熱源側ドレンパン26が受ける結露水が少ない場合、ドレン水配管を設ける必要はなく、自然蒸発を利用しても良い。
10 負荷側ユニット、 11 負荷側筐体、 12 送風機、 13 フィルタ、
14 負荷側熱交換器、 15 負荷側ドレンパン、 16 絞り装置、 17 風路ガイド、 20 熱源側ユニット、 21 底板、 22 仕切板、 23 圧縮機、
24 熱源側熱交換器、 25 四方弁、 26 熱源側ドレンパン、 27 制御装置、 28 点検口、 29 点検蓋、 30 ドレン水配管、 31 冷媒回路、
32 第1の配管口、 33 第2の配管口、 34 第3の配管口、
35 第4の配管口、 36,37 接続配管、 41 熱媒体回路、 50 天井面、 100 空気調和装置、 101 連結部材、 102 パネル、
103a、103b、103c 支持部材、 104 吸込口、 105 吹出口
本発明に係る天吊型空気調和装置は、筐体内に収容された送風機と負荷側熱交換器とを有し、天井裏に配置される負荷側ユニットと、前記負荷側熱交換器と冷凍サイクルを構成する熱源側熱交換器と圧縮機とを有し、前記天井裏に配置される熱源側ユニットと、吸込口と吹出口を有し、天井面から取り外し可能な構成であるパネルと、を備え、前記負荷側ユニット及び前記熱源側ユニットは、前記天井面と並行する方向に連結配置され、前記負荷側ユニット及び前記熱源側ユニットは、連結部材によって連結され、各々のユニットが前記連結部材と着脱可能であるものである。

Claims (5)

  1. 筐体内に収容された送風機と負荷側熱交換器とを有する負荷側ユニットと、
    前記負荷側熱交換器と冷凍サイクルを構成する熱源側熱交換器と圧縮機とを有する熱源側ユニットと、を備え、
    前記負荷側ユニット及び前記熱源側ユニットは、天井面と並行する方向に連結配置したことを特徴とする天吊型空気調和装置。
  2. 前記負荷側ユニット及び前記熱源側ユニットは、連結部材によって連結され、各々のユニットが前記連結部材と着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の天吊型空気調和装置。
  3. 前記負荷側熱交換器の下方に配置された負荷側ドレンパンと、前記熱源側熱交換器の下方に配置され、前記負荷側ドレンパンと配管を介して接続された熱源側ドレンパンとを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の天吊型空気調和装置。
  4. 前記熱源側ユニットは、点検口を有する底板を備え、前記底板の上面に制御装置を配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の天吊型空気調和装置。
  5. 前記熱源側ユニットは、前記底板の上方に仕切板を備え、前記仕切板の上面に前記圧縮機を配置したことを特徴とする請求項4に記載の天吊型空気調和装置。
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