JP2009243840A - 室内ユニットおよび空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気清浄用のフィルタを通らずに室内に吹き出される空気を簡易な構成で低減すること。
【解決手段】室内送風機7および室内熱交換器を収容する筐体5を備え、筐体5には、筐体5内へと導かれる冷媒配管3および排出口11が挿通される開口部31が形成された室内ユニット1であって、冷媒配管3と排出口11との間には、冷媒配管3および排出口11を覆うように配置され、筐体5の外部の空気が開口部31と冷媒配管3および排出口11との隙間から室内送風機7へ流入するのを抑制する配管カバー13とを備える室内ユニット1を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、室内ユニットおよびこれを備える空気調和装置に関するものである。
一般に、空気調和装置では、室内ユニット内の熱交換器と室外ユニット内の圧縮機や熱交換器とが冷媒配管によって接続されており、室内ユニットの筐体には、この冷媒配管を通すための開口部が設けられている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の空気調和装置は、熱交換器に接続された冷媒ガス配管および冷媒液配管と、ドレンパンに接続されたドレン排出口とが、空気調和装置本体の筐体に形成された開口部を通されるようになっている。
この種の室内ユニットにおいては、筐体の外部の空気が開口部と冷媒配管およびドレン排出口との隙間から筐体内に入り込み、吸入グリルに設けられた空気清浄用のフィルタを通らない空気が室内に吹き出されてしまうという不都合があった。そのため、開口部と冷媒配管およびドレン排出口との間の隙間をパテ等によって塞ぐことにより、筐体の外部の空気が開口部の隙間から入り込まないようにされている。
特開2005−164211号公報
しかしながら、開口部と冷媒配管およびドレン排出口との間の隙間をパテ等によって塞ぐのでは、各配管等の位置に合わせてパテ等を埋め込む必要があり、作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、空気清浄用のフィルタを通らずに室内に吹き出される空気を簡易な構成で低減することができる室内ユニットおよび空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、送風機および熱交換器を収容する筐体を備え、該筐体には、該筐体内へと導かれる配管が挿通される開口部が形成された室内ユニットにおいて、前記配管と前記送風機との間には、前記配管を覆うように配置され、前記筐体の外部の空気が前記開口部と前記配管との隙間から前記送風機へ流入するのを抑制する配管カバーが設けられている室内ユニットを提供する。
本発明によれば、筐体の外部の空気が開口部と配管との隙間から筐体内に入り込んだとしても、配管カバーにより、この空気は送風機に流れ込むのが抑制される。したがって、空気清浄用のフィルタ等によって清浄されていない空気が、そのまま室内に吹き出されてしまうのを抑制することができる。
この配管カバーは、配管を覆うように配置されるので、例えば、外部の空気が筐体内に入り込まないように開口部の隙間をパテ等で埋める場合に比べて、空気清浄用のフィルタを通らずに室内に吹き出されてしまう空気を簡易な構成で低減することができる。
本発明は、上記の室内ユニットと、該室内ユニットに接続される室外ユニットとを備える空気調和装置を提供する。
本発明によれば、空気清浄用のフィルタを通らずに室内に吹き出される空気を簡易な構成で低減することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る室内ユニットおよびこれを備える空気調和装置について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る空気調和装置100は、例えば、図1および図2に示す天井吊下げ型の室内ユニット1と、この室内ユニット1に冷媒配管3によって接続されている室外ユニット(図示略)とを備えている。
室内ユニット1は、室内空気と冷媒との間で熱交換を行うことにより、室内空気を所定の温度に調温し、調温された空気を室内に吹出すものである。この室内ユニット1は、筐体5と、室内送風機(送風機)7と、室内送風機7を駆動するファンモータ9と、室内熱交換器(熱交換器、図示略)と、凝縮水を集めるドレンパン(図示略)と、室内熱交換器に接続されている冷媒配管3と、ドレンパンに接続されている排出口11と、冷媒配管3および排出口11を遮蔽する配管カバー13とを備えている。
筐体5は、略直方体形状に形成されており、上端面が天井に固定されている。この筐体5は、室内空気を室内ユニット1内に吸入する吸込みグリル15と、吸込みグリル15から吸込まれて室内熱交換器を通過した空気が吹出される吹出口17と、筐体5の内部を幅方向に2つに仕切る仕切部19とを備えている。
吸込みグリル15は、筐体5の長手方向に延在する網目状部材であり、筐体5の下端面の後方寄りに配置されている。吸込みグリル15の長手方向に延在する両側端部には、複数の引掛け部21が間隔をあけて設けられており、この引掛け部21により吸込みグリル15が筐体5に対して脱着可能とされている。吸込みグリル15の裏面(すなわち、筐体5の内側)には、吸込まれた室内空気に含まれる塵埃を取り除く空気清浄用のエアフィルタ(図示略)が設けられている。
吹出口17は、筐体5の長手方向に延在する開口部であり、筐体5の前方の端面に設けられている。吹出口17には、上下に風向きを振り分ける上下風向ルーバ23と、左右に風向きを振り分ける左右風向ルーバ(図示略)とが設けられている。上下風向ルーバ23は、吹出口17の長手方向に延在する板状部材であり、長手方向の両端部から外方に突出する支持軸25により、縦方向にスイング可能に吹出口17に支持されている。
左右風向ルーバは、上下風向ルーバ23より筐体5の内側に設けられており、吹出口17の長手方向に沿って間隔をあけて複数配置されている。これら左右風向ルーバは、吹出口17の幅方向に延在する支持軸(図示略)によって横方向にスイング可能に吹出口17に支持されている。
仕切部19は、筐体5の長手方向に延在する仕切部材であり、筐体5の内部を後方側の機械室27と前方側の熱交換室29とに分けている。機械室27には、4つの室内送風機7および2つのファンモータ9が配置されており、熱交換室29には、室内熱交換器およびドレンパンが配置されている。なお、筐体5および仕切部19には、筐体5の外部から機械室27内を介して熱交換室29内に冷媒配管3および排出口11を通すための開口部31が設けられている。
室内送風機7は、室内空気を室内ユニット1内に流入させ、室内熱交換器を通過させた後、室内ユニット1から吹き出させるものである。各室内送風機7および各ファンモータ9は、それぞれ筐体5の天井側端面の内壁に固定されており、吸込みグリル15およびエアフィルタの上方に位置するように設けられている。これら室内送風機7およびファンモータ9は、筐体5の長手方向を軸線として同軸上に配置されており、各ファンモータ9の両側にそれぞれ室内送風機7が1つずつ接続されている。
室内熱交換器は、室内空気と冷媒との間で熱交換を行うものである。室内熱交換器には冷媒配管3が接続されており、前記室外ユニットに収容されている室外熱交換器(図示略)や圧縮機(図示略)などとともに冷媒配管3を介して冷凍サイクルを構成するようになっている。この室内熱交換器には、筐体5内において室内送風機7によって吸込まれた室内空気が送り込まれるようになっている。
ドレンパンは、室内熱交換器の下方に配置されており、室内空気中の水分が温度低下により凝縮して生成された凝縮水を受けるようになっている。このドレンパンには排出口11が接続されており、排出口11を介して凝縮水を排水するようになっている。
冷媒配管3は、冷媒ガス配管33および冷媒液配管35を備えている。冷媒ガス配管33は、室内熱交換器と室外ユニットの圧縮機とを接続するものである。冷媒液配管35は、室内熱交換器と室外ユニットの室外熱交換器とを接続するものである。
これら冷媒ガス配管33および冷媒液配管35は、筐体5の開口部31から機械室27内に挿入され、機械室27内を通り仕切部19の開口部(図示略)を抜けて熱交換室29内の室内熱交換器に接続されている。
排出口11は、冷媒ガス配管33および冷媒液配管35と同様に、筐体5の開口部31から機械室27内に挿入され、機械室27内を通り仕切部19の開口部(図示略)を抜けて熱交換室29内のドレンパンに接続されている。
配管カバー13は、図3に示すように、機械室27内を通過する冷媒配管3および排出口11を覆うように配置される板状部材であり、外部の空気が筐体5の開口部31の隙間から室内送風機7へ流入するのを抑制するものである。
この配管カバー13は、冷媒配管3および排出口11の延在方向に直交する断面が略L字状に形成されており、筐体5の下端面に平行に延在する面と、この面に対して略垂直方向に延び、端部が筐体5の天井側端面に突き当てられる面とを有している。この筐体5の天井側端面に突き当てられる配管カバー13の端部は、筐体5の天井側端面に沿う方向に僅かに折り曲げられた形状となっていている。また、配管カバー13は、冷媒配管3および排出口11の延在方向の寸法が、機械室27の幅方向の寸法より僅かに短い寸法となっている。
室外ユニットは、室内ユニット1との間で冷凍サイクルを構成するものである。室外ユニットには、冷媒を圧縮する圧縮機と、室外気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器と、室外熱交換器に室外気を送風する室外送風機(図示略)と、冷媒を膨張させる膨張弁(図示略)などが備えられている。
このように構成された本実施形態に係る室内ユニット1およびこれを備える空気調和装置100の作用について説明する。
まず、空気調和装置100の冷房運転時の作用について説明する。
冷媒は、室外ユニットにおいて、圧縮機により圧縮され高温高圧の状態で室外熱交換器に送り出される。室外熱交換器に流入した冷媒は、室外空気に対して熱を放出し、凝縮・液化する。液化した冷媒は、膨張弁を通過する際に減圧され、冷媒液配管35を通って室内ユニット1へ送られる。
室内ユニット1においては、冷媒が室内熱交換器に流入し、室内空気から熱を奪って、蒸発・気化する。気化した冷媒は、冷媒ガス配管33を通って室外ユニットへ送られる。室外ユニットにおいては、冷媒が再び圧縮機に流入し、上述のサイクルを繰り返す。
次に空気調和装置100における暖房運転時の作用について説明する。
冷媒は、室外ユニットの圧縮機により圧縮され、冷媒ガス配管33を通って室内ユニット1の室内熱交換器に送り出される。室内熱交換器に流入した冷媒は、室内空気に対して熱を放出し、凝縮・液化する。液化した冷媒は、冷媒液配管35を通って室外ユニットへ送られる。
室外ユニットにおいては、膨張弁を通過する際に減圧され、室外ユニットの室外熱交換器に流入する。室外熱交換器に流入した冷媒は、室外熱交換器から熱を奪い、蒸発・気化する。気化した冷媒は再び圧縮機に流入し、上述のサイクルを繰り返す。
次に、室内ユニット1における室内空気の流れについて説明する。
室内空気は、ファンモータ9によって室内送風機7が回転させられることにより、吸込みグリル15から筐体5内に流入する。筐体5に流入した室内空気はエアフィルタを通過し、室内空気に含まれる塵埃がエアフィルタに捕集される。エアフィルタを通過した空気は、室内送風機7に吸込まれ、室内熱交換器に向かって送り出される。
冷房運転時には、空気は室内熱交換器を通過する際に冷媒に熱を奪われ冷却される。一方、暖房運転時には、空気は室内熱交換器を通過する際に冷媒から熱を受取り加熱される。室内熱交換器を通過した空気は、吹出口17から室内へ流出する。
この室内ユニット1において、外部の空気が筐体5の開口部31と冷媒配管3および排出口11との隙間から筐体5内、すなわち、機械室27内に入り込んだとしても、配管カバー13によって室内送風機7への流入を抑制することができる。したがって、吸込みグリル15の空気清浄用のフィルタを通過していない空気が、そのまま室内に吹き出されてしまうのを抑制することができる。
また、配管カバー13は板状部材であり、冷媒配管3および排出口11を覆うように配管カバー13を配置するので、取付け作業が容易である。したがって、例えば、外部の空気が筐体5内に入り込まないように開口部31の隙間をパテ等で埋める場合に比べて、室内ユニット1の取付け作業の簡略化を図ることができる。
以上、本実施形態に係る室内ユニット1およびこれを備える空気調和装置100によれば、配管カバー13により、空気清浄用のフィルタを通らずに室内に吹き出されてしまう空気を簡易な構成で低減することができる。
なお、本実施形態においては、天井吊下げ型の室内ユニット1を例示して説明したが、これに代えて、例えば、天井埋め込み型の室内ユニットに配管カバー13を採用することとしてもよい。
本発明の一実施形態に係る室内ユニットを下方から見た外観を示す概略図である。 図1の室内ユニットの機械室内部を示す概略図である。 図1の室内ユニットが備える配管カバーの斜視図である。
符号の説明
1 室内ユニット
3 冷媒配管(配管)
5 筐体
7 室内送風機(送風機)
11 排出口(配管)
13 配管カバー
31 開口部
100 空気調和装置

Claims (2)

  1. 送風機および熱交換器を収容する筐体を備え、
    該筐体には、該筐体内へと導かれる配管が挿通される開口部が形成された室内ユニットにおいて、
    前記配管と前記送風機との間には、前記配管を覆うように配置され、前記筐体の外部の空気が前記開口部と前記配管との隙間から前記送風機へ流入するのを抑制する配管カバーが設けられている室内ユニット。
  2. 請求項1に記載の室内ユニットと、該室内ユニットに接続される室外ユニットとを備える空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012093044A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 天吊型空気調和装置

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