JP2022134155A - 電子錠取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サムターン装置を有する扉に対して、電子錠を容易に脱着可能にし、且つ、電子錠を強固に取り付け可能にすること。【解決手段】電子錠取付構造は、サムターン装置を有する扉に電子錠を取り付けるための電子錠取付構造であって、サムターン装置に置き換えて扉に設置され、電子錠が取り付けられる台座と、台座を挿通して設けられ、扉の箱錠に連結されるシャフトと、電子錠が有する回転体を、シャフトに連結させる連結部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、電子錠取付構造に関する。
下記特許文献1には、サムターンのつまみを挟持可能な挟持機構を備え、当該挟持機構をモータによって回転させることで、サムターンのつまみを回転動作させて、扉を施錠又は開錠することができる、錠開閉装置(いわゆる、電子錠)が開示されている。
特許第6060471号公報
しかしながら、従来の電子錠は、電子錠を扉に固定するために、電子錠を両面テープで扉の表面に貼り付ける必要がある。このため、従来の電子錠は、扉から取り外したときに扉に両面テープの跡が残り見映えが悪くなる等の問題を有する。
一実施形態に係る電子錠取付構造は、サムターン装置を有する扉に電子錠を取り付けるための電子錠取付構造であって、サムターン装置に置き換えて扉に設置され、電子錠が取り付けられる台座と、台座を挿通して設けられ、扉の箱錠に連結されるシャフトと、電子錠が有する回転体を、シャフトに連結させる連結部とを備える。
一実施形態によれば、サムターン装置を有する扉に対して、電子錠を容易に脱着可能にし、且つ、電子錠を強固に取り付け可能にすることができる。
第1実施形態に係る電子錠ユニットの概略構成を示す図 第1実施形態に係る電子錠ユニットの概略構成を示す図 第1実施形態に係る電子錠ユニットの分解斜視図 第1実施形態に係る電子錠ユニットの分解斜視図 第1実施形態に係る電子錠ユニットの取り付け手順を説明するための図 第1実施形態に係る電子錠ユニットの取り付け手順を説明するための図 第1実施形態に係る電子錠ユニットの取り付け手順を説明するための図 第2実施形態に係る電子錠取付構造の概略構成を示す図 第2実施形態に係る電子錠取付構造の概略構成を示す図 第2実施形態に係る電子錠取付構造の概略構成を示す図 第2実施形態に係る電子錠取付構造の概略構成を示す図 第2実施形態に係る電子錠取付構造の分解斜視図 第2実施形態に係る電子錠取付構造の分解斜視図
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態では、扉20の表面20Aの上下方向に対応する方向を、Z軸方向とする。また、扉20の表面20Aの左右方向に対応する方向をX軸方向とする。また、扉20の表面20Aと直交する方向(前後方向)をY軸方向とする。但し、上方向をZ軸正方向とし、右方向をX軸正方向とし、Y軸正方向を前方向とする。
〔第1実施形態〕
(電子錠取付構造10の概略構成)
図1および図2は、第1実施形態に係る電子錠取付構造10の概略構成を示す図である。図1は、前側(Y軸正側)から見た電子錠取付構造10を示す。また、図2は、後側(Y軸負側)から見た電子錠取付構造10を示す。
図1および図2に示す電子錠取付構造10は、サムターン装置を備える扉20の室内側の表面20A(図5および図6参照)に取り付けられる。図1および図2に示すように、電子錠取付構造10は、電子錠100、シャフト120、および台座130を備えて構成されている。台座130は、既設のサムターン装置に置き換えて、扉20の表面20Aに設置される。シャフト120は、台座130を挿通して設けられる。シャフト120は、その後端部(Y軸負側の端部)において、扉20が備える箱錠30(図6参照)に係合する。図1に示すように、電子錠100および台座130は、互いに分離可能である。これにより、電子錠取付構造10は、台座130が扉20の表面20Aに設置されている状態で、台座130に対して電子錠100を着脱することができる。
電子錠取付構造10は、台座130に電子錠100が装着されることにより、シャフト120の前端部(Y軸正側の端部)が電子錠100に連結される。これにより、電子錠取付構造10は、各種無線機器(例えば、スマートフォン、リモコン等)からの無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等)を介した遠隔操作によって、電子錠100がシャフト120を回転操作することで、箱錠30を動作させて、扉20を施錠および開錠することができる。
なお、図1に示すように、電子錠取付構造10は、台座130を上下方向(Z軸方向)に貫通する2本の電子錠固定ネジ141を備える。これにより、電子錠取付構造10は、電子錠100を台座130に装着した状態で、台座130の下側から台座130を貫通する2本の電子錠固定ネジ141によって、電子錠100を台座130に確実に固定することができる。
(電子錠取付構造10の詳細構成)
図3および図4は、第1実施形態に係る電子錠取付構造10の分解斜視図である。図3および図4に示すように、電子錠取付構造10は、電子錠100、シャフト120、台座130、中継シャフト142、2本の電子錠固定ネジ141、アタッチメント150、およびワッシャ123を備える。
図3および図4に示すように、電子錠100は、筐体101、回転体102、ノブ103、係合部材104、および4本のネジ105を有する。
筐体101は、電子錠100の外形状をなす樹脂製且つ箱状の部材である。筐体101は、電子錠100の各種構成部品を収容および保持する。筐体101は、右側(X軸正側)の側壁面101B、左側(X軸負側)の側壁面101C、および、下側(Z軸負側)の凸状に湾曲した下面101Dを有する。筐体101の下側(Z軸負側)且つ背面側(Y軸負側)には、概ね直方体形状に切り欠かれた形状を有する切り欠き部101Aが形成されている。切り欠き部101Aには、台座130が嵌め合わされる。切り欠き部101Aは、台座130の外形状と同形状を有する。これにより、筐体101は、台座130が嵌め合わされることにより、当該筐体101の側壁面101B,101Cと台座130の側壁面130A,130Bとの間に隙間および段差を生じさせることなく、台座130と一体化することができる。
回転体102は、回転中心軸AX上において、筐体101の下部(切り欠き部101Aよりも前側(Y軸正側)の部分)の内部に設けられている、概ね円盤状の部材である。回転体102は、筐体101の内部に設けられたモータ(図示省略)の駆動によって、扉20の表面20Aと直交する方向(Y軸方向)に延びる回転中心軸AXを回転中心として回転可能である。回転体102は、筐体101の下部の背面(Y軸負側の面)から露出している。これにより、回転体102は、当該回転体102の後方(Y軸負方向)から、中継シャフト142を取り付け可能である。
ノブ103は、回転中心軸AX上において、筐体101の下部の表面(Y軸正側の面)から露出して設けられている、概ね円盤状の部材である。ノブ103は、回転体102と連結されており、回転中心軸AXを回転中心として、回転体102と一体に回転可能である。ノブ103は、操作者による回転操作が可能である。
係合部材104は、筐体101の上部(切り欠き部101Aよりも上側(Z軸正側)の部分)の背面に取り付けられる、金属製且つ平板状の部材である。係合部材104は、当該係合部材104の後方(Y軸負方向)から、当該係合部材104を貫通する4本のネジ105によって、筐体101の上部の背面に対してネジ止め固定される。係合部材104は、下縁部の左右方向(X軸方向)における中央から下方(Z軸負方向)に突出した突出部104Aを有する。突出部104Aは、筐体101が台座130の台座130に装着されたときに、台座130の背面と扉20の表面20Aとの間の隙間(凹部136)内に挿し込まれることにより、筐体101が台座130から容易に外れてしまわないようにすることができる。なお、係合部材104は、下縁部から前方(Y軸正方向)に直角に折り曲げられることにより形成される、左右一対の水平部104Bを有する。各水平部104Bにおいて、台座130の貫通孔134と対向する位置には、当該水平部104Bを上下方向に貫通するネジ孔104C(図6参照)が形成されている。
台座130は、扉20の室内側の表面20Aから突出した状態で、扉20にネジ止め固定され、さらに、電子錠100が取り付けられる、箱状の部材である。台座130は、右側(X軸正側)の側壁面130A、左側(X軸負側)の側壁面130B、および、下側(Z軸負側)の凸状に湾曲した下面130Cを有する。台座130の外形状は、電子錠100の筐体101の切り欠き部101Aと同形状(図1に示す例では、概ね直方体形状)を有する。これにより、台座130は、電子錠100の筐体101が取り付けられたときに、筐体101を保持するともに、当該台座130の側壁面130A,130Bと筐体101の側壁面101B,101Cとの間に、隙間および段差を生じさせることなく、筐体101と一体化することができる。
台座130は、表面(Y軸正側の面)から背面側(Y軸負側)に向かって凹んだ形状、且つ、平面視において円形状の凹部131を有する。凹部131には、シャフト120および中継シャフト142が回転可能に配置される。凹部131の奥底面の中央(回転中心軸AX上)には、シャフト120を挿通させるための、第1挿通孔132が形成されている。また、凹部131の奥底面における第1挿通孔132の周囲には、台座130を扉20に固定するための台座固定ネジ135(図5参照)を挿通させるための、一対の第2挿通孔133が形成されている。
また、台座130には、当該台座130を上下方向に貫通する、左右一対の貫通孔134が形成されている。一対の貫通孔134の各々には、2本の電子錠固定ネジ141の各々が挿通される。
また、図4に示すように、台座130の背面には、上縁部の左右方向(X軸方向)における中央から下方に延在し、且つ、一定の左右幅を有して凹んだ形状の凹部136が形成されている。凹部136には、係合部材104の突出部104Aが係合する。
シャフト120は、回転中心軸AX上においてY軸方向に延在して設けられる、金属製且つ棒状の部材である。シャフト120は、その後端部(Y軸負側の端部)の近傍位置に、部分的に直径が拡大されたフランジ部121を有する。シャフト120は、フランジ部121よりも後ろ側の部分が、台座130の凹部131の奥底面の前方(Y軸正方向)から、台座130の第1挿通孔132と、アタッチメント150の第3挿通孔151とに挿通される。そして、シャフト120は、その後端部(Y軸負側の端部)の近傍に形成された溝部122にワッシャ123が嵌め込まれることにより、台座130およびアタッチメント150に対する抜け止めがなされる。これにより、シャフト120は、アタッチメント150および台座130に対して、回転中心軸AXを回転中心として回転可能に組み込まれる。なお、シャフト120の後端部は、扉20の内部において、扉20の箱錠30(図6参照)に係合することにより、扉20の箱錠30に連結される。これにより、シャフト120は、回転中心軸AXを回転中心として回転することにより、扉20の箱錠30を施錠動作および開錠動作させることができる。
アタッチメント150は、台座130の後ろ側(Y軸負側)に設けられる円盤状の部材である。アタッチメント150は、既設のサムターン装置を取り外したことによって扉20の表面20Aに生じる開口部20B内に嵌め込まれることにより、当該開口部20Bに対する台座130の位置決めをする役割を担う。したがって、アタッチメント150は、開口部20Bの形状に応じた外形状(本実施形態では、円盤状)を有するものが用いられる。アタッチメント150の中央(回転中心軸AX上)には、シャフト120を挿通させるための、第3挿通孔151が形成されている。また、アタッチメント150における第3挿通孔151の周囲には、台座130を扉20に固定するための台座固定ネジ135(図5参照)を挿通させるための、一対の第4挿通孔152が形成されている。
2本の電子錠固定ネジ141の各々は、台座130の下側(Z軸負側)から、台座130の一対の貫通孔134の各々の各々に挿通される。そして、2本の電子錠固定ネジ141の各々は、係合部材104の一対の水平部104Bの各々に設けられた一対のネジ孔104Cの各々に螺合する。
中継シャフト142は、回転体102とシャフト120との間において、回転中心軸AX上をY軸方向に延在して設けられる、棒状の部材である。中継シャフト142は、その前側(Y軸正側)の部分に半径方向に互いに異なる方向に延びる一対の腕部を有し、当該一対の腕部の各々の先端部に形成された一対のネジ孔142Bの各々に対し、回転体102を貫通する一対のネジ102Aの各々が螺合することによって、回転体102にネジ止め固定される。また、中継シャフト142は、その後側(Y軸負側)の部分に形成された嵌合孔142Aに、シャフト120の前端部が嵌め込まれることにより、シャフト120に固定される。これにより、中継シャフト142は、回転中心軸AX上において、回転体102およびシャフト120と一体的に回転することができる。すなわち、中継シャフト142は、回転体102をシャフト120に連結する「連結部」として機能する。なお、嵌合孔142Aの内周面およびシャフト120の外周面には、一部に平面部が形成されており、これにより、嵌合孔142Aは、シャフト120に対する回り止めがなされている。
(電子錠取付構造10の取り付け手順)
以下、図5~図7を参照して、第1実施形態に係る電子錠取付構造10の取り付け手順を説明する。図5~図7は、第1実施形態に係る電子錠取付構造10の取り付け手順を説明するための図である。
初めに、取付作業者は、シャフト120のフランジ部121よりも後ろ側の部分を、台座130の第1挿通孔132を介してアタッチメント150の第3挿通孔151に貫通させて、ワッシャ123をシャフト120の溝部122に嵌め込んで台座130を組み立てる。そして、図5に示すように、扉20の表面20Aに対して、そのシャフト120およびアタッチメント150が組み込まれた状態の台座130を取り付ける。具体的には、取付作業者は、台座130の背面を、扉20の表面20Aに押し当てる。この際、取付作業者は、アタッチメント150を扉20の開口部20B(図6参照)内に嵌め込み、且つ、シャフト120の後端部を、扉20の内部の箱錠30(図6参照)の構成部品に係合させる。そして、取付作業者は、2本の台座固定ネジ135の各々を、台座130の一対の第2挿通孔133の各々と、アタッチメント150の一対の第4挿通孔152の各々とに挿通させて、扉20の内部の箱錠30に螺合させる。もしくは、図6に示すように、2本の台座固定ネジ135の各々を、箱錠30を貫通させて、扉20の室外側の表面から組み付けられたシリンダ錠40の背面側に形成されたネジ孔40Aに螺合させてもよい。これにより、台座130は、扉20の表面20Aに対してネジ止め固定される。
次に、取付作業者は、図6に示すように、台座130に対して、電子錠100を取り付ける。具体的には、取付作業者は、電子錠100の上部の背面に、係合部材104を取り付けておく。また、取付作業者は、電子錠100の回転体102に、中継シャフト142を取り付けておく。そして、取付作業者は、図6に示すように、電子錠100を僅かに前傾させた状態で、中継シャフト142の嵌合孔142Aに、シャフト120の前端部を嵌め込ませつつ、電子錠100の前傾を解消させて、台座130の凹部136に、係合部材104の突出部104Aを挿し込むことにより、台座130に対して、電子錠100を取り付ける。
これにより、図7に示すように、電子錠100は、中継シャフト142を回転駆動させることによってシャフト120を回転させることが可能な状態で、台座130と一体化する。この際、図7に示すように、電子錠100の筐体101の側壁面101B,101Cと、台座130の側壁面130A,130Bとは、隙間および段差を生じさせることなく、Y軸方向に連続する平面を形成することとなる。また、図7に示すように、電子錠100の筐体101の下面101Dと、台座130の下面130Cとは、隙間および段差を生じさせることなく、Y軸方向に連続する曲面を形成することとなる。
さらに、図7に示すように、取付作業者は、台座130の下側から、2本の電子錠固定ネジ141の各々を、台座130の一対の貫通孔134の各々に挿通させて、係合部材104の一対の水平部104Bの各々に設けられた一対のネジ孔104Cの各々に螺合させる。これにより、電子錠100は、台座130に対してネジ止め固定される。
なお、電子錠取付構造10を取り外す際には、取外作業者は、2本の電子錠固定ネジ141の各々を取り外すことにより、電子錠100を、台座130から容易に取り外すことができる。さらに、取外作業者は、一対の台座固定ネジ135の各々を取り外すことにより、扉20の表面20Aから、台座130を容易に取り外すことができる。この際、扉20の表面20Aには、両面テープ等の跡は残らない。
以上説明したように、第1実施形態に係る電子錠取付構造10は、扉20に設置されたサムターン装置に電子錠100を取り付けるための電子錠取付構造10であって、既設のサムターン装置に置き換えて扉20に設置され、電子錠100が取り付けられる台座130と、台座130を挿通して設けられ、扉20の箱錠30に連結されるシャフト120と、電子錠100が有する回転体102を、シャフト120に連結させる中継シャフト142(連結部)とを備える。
これにより、第1実施形態に係る電子錠取付構造10は、既設のサムターン装置に置き換えて扉20に台座130を設置することで、扉20に対して、電子錠100を容易に着脱可能にし、且つ、電子錠100を強固に取り付け可能にすることができる。
また、第1実施形態に係る電子錠取付構造10において、台座130は、電子錠100側の表面から扉20側に向かって凹んだ形状の凹部131を有し、凹部131は、奥底面の中央にシャフト120が挿通する第1挿通孔132を有し、奥底面における第1挿通孔132の周囲に、台座130を扉20に固定するための台座固定ネジ135が挿通する第2挿通孔133を有する。
これにより、第1実施形態に係る電子錠取付構造10は、外部から見えないように、凹部131内にシャフト120および台座固定ネジ135を配置することができるため、台座130の見映えをよくすることができる。
また、第1実施形態に係る電子錠取付構造10は、電子錠100の背面に取り付けられ、電子錠100が台座130に装着された状態において、台座130に係合する係合部材104を備える。
これにより、第1実施形態に係る電子錠取付構造10は、台座130に電子錠100が装着されたとき、ねじ止め固定前の状態であっても、台座130から電子錠100が容易に抜け落ちてしまわないようにすることができる。
また、第1実施形態に係る電子錠取付構造10は、電子錠100が台座130に装着された状態において、電子錠100の側壁面101B,101Cと台座130の側壁面130A,130Bとの間に、隙間および段差を有しない。
これにより、第1実施形態に係る電子錠取付構造10は、台座130に電子錠100が装着されたとき、見た目上の違和感を生じさせることなく、電子錠100と台座130とを一体化することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について説明する。以下、第2実施形態に係る電子錠取付構造10-2について、第1実施形態に係る電子錠取付構造10からの変更点について主に説明する。
(電子錠取付構造10-2の概略構成)
図8~図11は、第2実施形態に係る電子錠取付構造10-2の概略構成を示す図である。図8は、前側(Y軸正側)から見た、台座130に電子錠100が装着されている状態の、電子錠取付構造10を示す。また、図9は、後側(Y軸負側)から見た、台座130に電子錠100が装着されている状態の、電子錠取付構造10を示す。
また、図10は、前側(Y軸正側)から見た、台座130に電子錠100が装着されていない状態の、電子錠取付構造10を示す。また、図11は、後側(Y軸負側)から見た、台座130に電子錠100が装着されていない状態の、電子錠取付構造10を示す。
図8~図11に示すように、第2実施形態に係る電子錠取付構造10-2は、電子錠100、シャフト120、台座130、中継シャフト142、2本の電子錠固定ネジ141、およびワッシャ123を備える点では、第1実施形態に係る電子錠取付構造10と同一であるが、台座130の背面側に、アタッチメント150の代わりにアタッチメント160を備える点で、第1実施形態に係る電子錠取付構造10と異なる。
(電子錠取付構造10-2の詳細構成)
図12および図13は、第2実施形態に係る電子錠取付構造10-2の分解斜視図である。図12および図13に示すように、アタッチメント160は、台座130の後ろ側(Y軸負側)に設けられるブロック状(概ね円柱状)の部材である。アタッチメント160は、形状および固定方法が、第1実施形態のアタッチメント150と異なる。
アタッチメント160は、扉20の内部において、箱錠30の構成部品に嵌め込み可能な外形状を有する。アタッチメント160は、外周面から上方(Z軸正方向)および下方(Z軸負方向)に突出した一対の突出部161を有する。一対の突出部161の各々には、当該突出部161を左右方向(X軸方向)に貫通する貫通孔161Aが形成されている。アタッチメント160は、箱錠30の構成部品に嵌め込まれた状態で、上下一対の貫通孔161Aの各々に対して、扉側面部から箱錠30を貫通して組付けられるピン(図示省略)が挿し込まれることにより、箱錠30に固定される。
アタッチメント160の中央(回転中心軸AX上)には、挿通孔(図示省略)が形成されている。当該挿通孔には、前側(Y軸正側)から、シャフト120のフランジ部121よりも後側の部分が挿通される。これにより、アタッチメント160は、シャフト120を回転可能に支持する。シャフト120は、そのフランジ部121よりも後側の部分が挿通孔に挿通された状態で、アタッチメント160の背面側からワッシャ123が嵌め込まれることにより、アタッチメント160から抜け落ちないようになっている。
シャフト120のフランジ部121よりも前側の部分は、台座130の第1挿通孔132を挿通した状態で、台座130に電子錠100が装着されるとき、その前端部が、回転体102にネジ止め固定されている中継シャフト142の嵌合孔142Aに嵌め込まれる。これにより、シャフト120は、中継シャフト142を介して回転体102と連結され、回転体102と一体に回転可能となる。
このように、一実施形態に係る電子錠取付構造10,10-2は、「アタッチメント」として、扉20の箱錠30の種類に応じて、箱錠30の種類に専用の形状および固定方法を用いることができる。すなわち、一実施形態に係る電子錠取付構造10,10-2は、「アタッチメント」を除くその他の部品については、多様な種類の箱錠30に用いることができる、汎用性の高いものである。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形または変更が可能である。
10,10-2 電子錠取付構造、20 扉、20A 表面、20B 開口部、30 箱錠、40 シリンダ錠、40A ネジ孔、100 電子錠、101 筐体、101A 切り欠き部、101B,101C 側壁面、101D 下面、102 回転体、103ノブ、104 係合部材、104A 突出部、104B 水平部、104C ネジ孔、105 ネジ、120 シャフト、121 フランジ部、122 溝部、123 ワッシャ、130 台座、130A,130B 側壁面、130C 下面、131 凹部、132 第1挿通孔、133 第2挿通孔、134 貫通孔、135 台座固定ネジ、136 凹部、141 電子錠固定ネジ、142 中継シャフト、142A 嵌合孔、142B ネジ孔、150 アタッチメント、151 第3挿通孔、152 第4挿通孔、160 アタッチメント、161 突出部、161A貫通孔、AX 回転中心軸

Claims (4)

  1. サムターン装置を有する扉に電子錠を取り付けるための電子錠取付構造であって、
    前記サムターン装置に置き換えて前記扉に設置され、前記電子錠が取り付けられる台座と、
    前記台座を挿通して設けられ、前記扉の箱錠に連結されるシャフトと、
    前記電子錠が有する回転体を、前記シャフトに連結させる連結部と
    を備えることを特徴とする電子錠取付構造。
  2. 前記台座は、
    前記電子錠側の表面から前記扉側に向かって凹んだ形状の凹部を有し、
    前記凹部は、
    奥底面の中央に前記シャフトが挿通する第1挿通孔を有し、
    前記奥底面における前記第1挿通孔の周囲に、前記台座を前記扉に固定するためのネジが挿通する第2挿通孔を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子錠取付構造。
  3. 前記電子錠の背面に取り付けられ、前記電子錠が前記台座に装着された状態において、前記台座に係合する係合部材を備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子錠取付構造。
  4. 前記電子錠が前記台座に装着された状態において、前記電子錠の側壁面と前記台座の側壁面との間に、隙間および段差を有しない
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子錠取付構造。
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