JP2022130567A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場を容易に探すことが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】イベント会場推奨システムは、競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を対象ユーザに推奨する。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、ユーザが指定した条件に適合し、ユーザの移動予定の経路に基づいて立ち寄り可能な店舗を検索する店舗検索システムが知られている。
例えば、特許文献1には、ユーザの移動予定の経路を示す経路情報と、各取扱店舗の位置情報と、に基づいて、ユーザが立ち寄り可能な店舗であって、ユーザから指定された商品又はサービスを取り扱っている店舗を検索し、ユーザの端末に提供する店舗検索サーバ、が開示されている。
特開2009-265864号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような従来のシステムでは、商品又はサービスを購入する店舗を探すだけであればまだしも、ライブビューイングと呼ばれるような競技観戦イベントを開催している会場又はこれから開催する予定の会場(以下、これらの会場を合わせて単に「開催している会場」という。)を探す場合は、ユーザにとって十分に機能するとは言い難い。例えば、競技観戦イベントの場合、同じ競技について開催している競技観戦イベントであっても、会場毎に応援対象が異なったり、演出又は観客の熱量等によって会場の雰囲気が全く異なったりすることも多々ある。また、普段一緒に観戦することの多い友人又は知人等がどこの会場にいるかわからない場合もある。そのため、ユーザは、自身の趣味趣向に合った競技観戦イベントを開催している会場を探すことが非常に困難であった。
そこで、本発明は、ユーザが、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場を容易に探すことが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を対象ユーザに推奨する推奨部を有する。
本発明の一態様によれば、ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場を容易に探すことができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置を含むイベント会場推奨システムの 概念図である。 競技観戦イベントに参加するためのユーザの動作の流れを示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置、及び端末のハードウェア構成を示 す図である。 本発明の一実施形態に係る端末の機能の説明図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置を構成するサーバの機能の説明図で ある。 本発明のイベント情報テーブルの一例を示す図である。 本発明のユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 イベント会場推奨処理の流れを示すフローチャートである。 イベント会場推奨処理の流れを示すフローチャートである。 会場特性予測処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の情報処理装置、情報処理方法及びプログラムについて、添付の図面に示す好適な実施形態を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするために挙げた一例にすぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、以下に説明する実施形態から変更又は改良され得る。また、当然ながら、本発明には、その等価物が含まれる。
また、以下の説明の中では、端末に表示される画面例については図示しないが、画面の構成例、表示される情報及びGUI(Graphical User Interface)の具体的な内容等については、設計仕様及びユーザの好みに応じて自由に設計及び変更し得るものである。
<競技観戦イベントについて>
図1に示される通信システム(以下、「イベント会場推奨システムS」という。)は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置(以下、「サーバ30」という。)を含む通信システムであり、ユーザUに対して、競技観戦イベントを開催している会場を推奨するサービス(以下、「イベント会場推奨サービス」という。)を提供する。
「競技観戦イベント」とは、所謂、ライブビューイングと呼ばれるイベントの一種であり、スポーツ等の競技が実施されている競技場からのライブ映像を他の会場で上映し、複数の観客が一緒に観戦するイベントである。通常、会場にはスクリーンが設置されており、会場に訪れた来客者は、そのスクリーンに上映される競技映像を観戦しつつ、自身の応援対象となる競技者を応援する。
なお、本実施形態では、競技観戦イベントを企画する者は、会場運営者又は専門のイベント企画会社等に限定されない。例えば、イベント会場推奨システムSを利用するユーザUの一人が主催者となり、ユーザU自身で競技観戦イベントを企画して来客者を募集する場合も含まれる。
「競技」とは、野球、サッカー若しくはバスケットボール等の球技、陸上、水泳又は格闘技等のスポーツに限らず、複数の競技者が一定のルールのもとで優劣を競うものであればよい。例えば、ビデオゲーム(エレクトロニック・スポーツを含む。)、囲碁、将棋、チェス、オセロ、ポーカー、バックギャモン、数学、珠算、暗算、書道、絵画、彫刻、文学、建築、音楽又は料理等であってもよい。
「会場」とは、競技のライブ映像を上映できる設備を備えている施設であればよく、飲食店等の店舗の他、ホテル、ホール、式場、イベントスペース、スタジオ又はスポーツ施設等も含まれる。また、会場内は、同じ競技者を応援する来客者(応援対象が同じ来客者)同士が集まりやすいように、空間、席又はテーブル等を区分けしてもよい。
「スクリーン」とは、競技のライブ映像を上映することができる表示装置全般をいう。例えば、中継放送を受信して競技映像を表示するLEDスクリーン若しくは大型モニター等のディスプレイ、又は、映写機若しくはプロジェクター等から投射される競技映像を映し出す映写幕等が含まれる。また、会場内の空間等を区分けした場合は、その区域毎にスクリーンを設置してもよい。
「応援対象」とは、競技における競技者のうち、各ユーザUによって支持される競技者をいう。したがって、ユーザUはその応援対象のファンである、と表現することもできる。応援対象は、チームであってもよいし、個人であってもよい。
ここで、図2を参照して、ユーザUが競技観戦イベントに参加するまでの一般的な流れについて説明する。
先ず、ユーザUは、競技観戦イベントに参加しようと考えた場合、自身の趣味趣向に合った競技観戦イベントを開催している会場を探すことから開始する(S101)。なお、以下、競技観戦イベントを開催している会場を探すユーザUを「対象ユーザ」という。
このとき、本実施形態のイベント会場推奨システムSでは、対象ユーザに対して、競技観戦イベントを開催している会場毎の来客ユーザのユーザ情報である競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザのユーザ情報である競技における応援対象に関する属性を含む対象ユーザ情報と、に基づいて選定された会場を推奨する。なお、会場を推奨する際には、会場属性及び会場の特性等を含むイベント情報を併せて提供してもよい。
「来客ユーザ」とは、実際に競技観戦イベントを開催している会場に来客しているユーザUに限らず、未だ会場にはいないが、競技観戦イベントのチケットを既に購入している、競技観戦イベントに予約をしている等、来客が確実な又は来客の見込みが高い来客予定のユーザUも含む。
「応援対象に関する属性」とは、性別、年齢及び連絡先等の属性と同様、ユーザU毎に関連付けられた属性の一つであり、ユーザUが支持する応援対象である競技者を識別するためのものである。すなわち、応援対象に関する属性は、そのユーザUが、特定のチーム又は特定の個人等のファンであり、それらのチーム又は個人等を応援していることを示している。
「選定」とは、会場毎の来客ユーザと対象ユーザの互いの応援対象に関する属性を比較し、対象ユーザの応援対象に関する属性と同様の応援対象に関する属性に分類される来客ユーザの数が多い会場又は比率が高い会場を優先して選ぶことをいう。このとき、同様の応援対象に関する属性に分類されるケースとしては、同じチーム又は個人を応援対象としている場合はもちろん、あるチームとそのあるチームに所属する個人を応援対象としている場合、又は、あるチームとそのあるチームに関連するチーム(例えば、同一オーナーが所有する他ジャンルのチーム等)等を応援対象としている場合等も含む。
「会場属性」とは、競技観戦イベントを開催している会場の属性をいい、例えば、会場名称、会場連絡先、会場住所、会場URL等が含まれる。
「会場の特性」とは、来客ユーザの応援対象に関する属性等から生じる動的な会場の特徴をいう。会場の特性には、例えば、どの競技者を応援する来客ユーザが多いか(それぞれの競技者に対するファンの多さ)によって左右される会場の雰囲気、及び、来客者数等による会場の盛り上がり具合等を含む。この会場の特性は、種々の要因によって決定されるが、例えば、集まっている来客ユーザの応援対象に関する属性、及び、チケットの販売実績が示す空席状況(来客率)等によっても影響を受けるため、時間の経過とともに変化することもある。
会場の特性は、競技観戦イベントの開始前であっても、チケットの販売実績等から、その会場で競技開始イベントが開始されるとどのような雰囲気になるか予測することができる。
具体的には、チケットと競技者とを関連付けて応援対象毎に分類してチケットを販売した場合、各チケットの販売数、すなわち、どの競技者に関連付けられたチケットがより多くユーザUに購入されているか分析することによって、会場の特性を予測することができる。例えば、競技者Aと競技者Bとが対戦する競技において、競技者Aに関連付けられたチケットがより多く購入されている場合、その会場には競技者Aのファンがより多く集まり、競技者Aを応援する雰囲気になると予測することができる。
また、チケットと競技者とを関連付けずにチケットを販売した場合等であっても、チケットを購入したそれぞれの来客ユーザの応援対象に関する属性を分析してどの競技者を応援する来客ユーザが多いか特定することによって、会場の特性を予測することができる。
また、会場を推奨する際には、対象ユーザ(厳密には、ユーザUの携帯する情報端末)の現在位置をGPS(Global Positioning System)等を使用して特定し、その現在位置と現在時刻とに基づいて、対象ユーザが競技観戦イベントの開催時間内に到着可能な会場を推奨してもよい。このとき、到着時間の計算にあたっては、公共交通機関を使用した平均的な移動時間を考慮することがよい。
「開催時間」とは、一般的には、競技が実際に行われている競技時間とその前後の所定時間を含む時間帯をいう。ただし、競技の終了後に会場に到着しても十分に楽しむことができない可能性もあることから、ここで推奨する会場は、競技時間内に到着可能な会場に限定してもよいし、競技時間の開始前又は競技時間を例えば半分以上残している場合等に到着可能な会場に限定してもよい。
また、会場を推奨する際には、対象ユーザに関連する来客ユーザがいる会場を推奨してもよい。例えば、対象ユーザと交友関係がある他のユーザUであって、ユーザU同士で互いに承認して紐付けられたユーザU(以下、「フレンド」という。)が来客ユーザとして参加している会場を推奨してもよい。また、過去に同じ競技観戦イベントに参加した経歴
(参加履歴)のあるユーザUが来客ユーザとして参加している会場を推奨してもよい。
そして、対象ユーザは、上記のようなイベント会場推奨システムSによって推奨された競技観戦イベントを開催している会場の中から自身の趣味趣向に合った会場を見つけると、イベント会場推奨システムSを利用してその競技観戦イベントのチケットを購入し(S102)、開催時間に合わせてその競技観戦イベントに参加する(S103)。このとき、イベント会場推奨システムSによって、対象ユーザの会場への入退場を管理してもよい。なお、イベント会場推奨システムSの外で、競技観戦イベントのチケットを購入できることとしてもよい。
<イベント会場推奨システムSの構成について>
次に、上記のイベント会場推奨サービスをユーザUに提供するためのイベント会場推奨システムSの構成について説明する。
図1に示されるように、イベント会場推奨システムSは、ユーザUに対して、競技観戦イベントを開催している会場を推奨するために構築されたものであり、ユーザUによって操作される情報端末(以下、「ユーザ端末10」という。)と、サーバ30とから構成されている。ユーザ端末10とサーバ30とは、インターネット等のネットワークNを介して相互に通信可能に接続されている。また、ユーザ端末10は、GPS衛星Gと通信可能に接続されている。
ユーザ端末10は、端末内に格納されたプログラムと、そのプログラムを実行するプロセッサとを搭載しており、その所有者であるユーザUによって携帯され、ユーザUは、競技観戦イベントを開催している会場を探す際に、そのユーザ端末10を操作する。ユーザ端末10としては、情報処理端末として用いられる公知の機器、例えば、スマートフォン、携帯電話、ノート型PC、タブレット端末、ウェアラブル端末、又は通信機能を備えるゲーム用機器等が利用可能である。なお、イベント会場推奨システムSを構成するユーザ端末10の台数は、特に限定されず任意の台数であってよいが、図1では、図示の便宜上、ユーザ端末10の台数を3台としている。
サーバ30は、本発明の情報処理装置を構成するコンピュータである。例えば、情報提供会社が管理するサーバコンピュータによって構成されており、イベント会場推奨サービスに関する一連の処理を担う。具体的には、ユーザUの情報をユーザU毎に管理し、各ユーザUに対して各種データを配信する。また、サーバ30は、単独で特定の機能を発揮する一台のコンピュータから成るサーバ装置に限定されず、分散して存在しているものの特定の機能を発揮するために協働する複数台のコンピュータから成るサーバ装置群により構成されている場合であってもよい。
ネットワークNは、ユーザ端末10とサーバ30とをデータ通信が可能な状態で接続するものであればよい。有線であるか無線であるかは問わず、インターネット、モバイル通信ネットワーク、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット及びイーサネット(登録商標)等を含む。また、ユーザ端末10同士は、ネットワークNを介して通信してもよいし、Bluetooth(登録商標)又はWi-Fi
Direct(登録商標)等を通じてネットワークNを介さずに直接通信してもよい。
本実施形態のイベント会場推奨システムSでは、上記構成により、ユーザ端末10とサーバ30とが協働することにより、イベント会場推奨サービスが実現する。具体的には、イベント会場推奨処理の一部をサーバ30側で行い、グラフィック処理等の一部をユーザ端末10側で実行する。例えば、サーバ30側で、一定のルール、ロジック及びアルゴリズムを含むプログラムを実行する。一方、ユーザ端末10側では、サーバ30と同期しつつ、サーバ30で実行されているプログラムと同様のルール、ロジック及びアルゴリズムにより、イベント会場推奨サービスをユーザUに提供する。
<ユーザ端末10の構成>
次に、本実施形態に係るユーザ端末10の構成について説明する。
図3に示されるように、ユーザ端末10は、ハードウェア構成として、プロセッサ11、記憶装置12、通信用インターフェース(図3中、通信用I/Fと表記。)13、入力装置14及び出力装置15を備え、これらの機器は不図示のバスを介して電気的に接続されている。
プロセッサ11は、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ(Micro Processing Unit)、グラフィクスプロセッサ(Graphics Processing Unit)、又は、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor)等を含み、記憶装置12に記憶されるプログラム又はデータに基づいて各種の演算処理を実行すると共に、ユーザ端末10の各部を制御する。プロセッサ11によって実行されるプログラムには、ユーザ端末10全体を制御するためのシステムソフトウェアであるOS(OperatingSystem)、及びイベント会場推奨サービス用のアプリケーションプログラム等が含まれ、それらの各種プログラムがプロセッサ11に読み取られて実行されることにより、イベント会場推奨システムSを構成するユーザ端末10としての機能が発揮される。
記憶装置12は、例えばメモリ又はストレージ等を含み、各種のプログラム又はデータを記憶する。
メモリは、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の半導体メモリによって構成され、プログラム及びデータを一時的に記憶することでプロセッサ11に作業領域を提供し、プロセッサ11が実行する処理によって生成される各種データを一時的に記憶する。
ストレージは、イベント会場推奨サービスに関する各種データを記憶し、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、FD(Flexible Disc)、MOディスク(Magneto-Optical disc)、CD(Compact Disc)、DVD
(Digital Versatile Disc)、SDカード(Secure Digital card)、及びUSBメモリ
(Universal Serial Bus memory)等によって構成されている。
通信用インターフェース13は、例えば、ネットワークインターフェースカード(NIC)等により構成され、ユーザ端末10の通信処理を制御する。通信用インターフェース13による通信規格については、特に限定されるものではなく、公衆向けの通信規格であれば制限なく適用可能である。また、通信用インターフェース13による通信方式は、無線方式であっても有線方式であってもよい。
入力装置14は、ユーザUの操作を受け付けて、受け付けた操作の内容を示すデータを生成するデバイスである。一例としては、ユーザ端末10に設けられた操作キー、操作ボタン、集音用マイク、及び撮影用カメラ等が利用可能である。
出力装置15は、画面を描画して画像及び文字列情報等を表示したり、音声を再生したりするデバイスである。一例としては、ユーザ端末10に設けられた液晶ディスプレイ又は有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイ及びスピーカー等が利用可能である。なお、本実施形態においては、出力装置15として、少なくともディスプレイを有する。ディスプレイは、タッチパネルディスプレイのように入力装置14及び出力装置15の両方の機能を兼ね備えるものであってもよい。
次に、図4を参照しながら、ユーザ端末10の構成について機能面から改めて説明する。
図4に示されるように、ユーザ端末10は、複数の機能部、具体的には、操作特定部16、位置情報取得部17、端末側記憶部18、端末側生成部19、端末側送受信部20、及び表示処理部21を備える。これらの機能部は、ユーザ端末10のハードウェア機器と、ユーザ端末10に格納されたソフトウェアとしてのプログラムとが協働することで実現される。
[操作特定部16]
操作特定部16は、主にプロセッサ11及び入力装置14により実現され、ユーザUがユーザ端末10の入力装置14を通じて行った各種の操作の内容を特定する。操作特定部16によって特定する操作には、競技観戦イベントを開催している会場を検索若しくは決定する操作、及び、チケット購入指示等の競技観戦イベントへの参加を申し込む操作等が含まれる。
[位置情報取得部17]
位置情報取得部17は、主にプロセッサ11及び通信用インターフェース13により実現され、ユーザ端末10の位置、すなわち、ユーザ端末10を携帯しているユーザUの位置情報(座標位置)を取得する。位置情報を取得する方法としては、例えば、GPSのようにGPS衛星Gからの信号によってユーザ端末10の位置を検出する方法、又は、不図示の携帯電話システムの基地局若しくはWifi通信のアクセスポイント等からの電波強度によってユーザ端末10の位置を検出する方法等が含まれる。
[端末側記憶部18]
端末側記憶部18は、主にプロセッサ11及び記憶装置12により実現され、イベント会場推奨サービスに関する各種データ(例えば、文字データ、画像データ、映像データ、及び、音声データ等)を記憶する。
[端末側生成部19]
端末側生成部19は、主にプロセッサ11及び記憶装置12により実現され、操作特定部16によって特定されたユーザUの操作内容に応じたデータ等を生成する。ここで生成されるデータには、競技観戦イベントを開催している会場を検索若しくは決定する操作、及び、チケット購入指示等の競技観戦イベントへの参加を申し込む操作等に応じた操作データが含まれる。これらの生成されたデータは、端末側送受信部20によってサーバ30に向けて送信される。
[端末側送受信部20]
端末側送受信部20は、主にプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現され、サーバ30及び他のユーザUのユーザ端末10との間でデータ及び情報の送受信を行う。例えば、端末側送受信部20は、サーバ30から送られてくるイベント会場推奨サービスに関する各種データを受信し、各種操作データをサーバ30に向けて送信する。
[表示処理部21]
表示処理部21は、主にプロセッサ11、記憶装置12及び出力装置15により実現され、端末側送受信部20が受信したデータ及び情報を、ブラウジング機能によってディスプレイに表示する表示処理を実行する。具体的に説明すると、表示処理部21は、端末側送受信部20がサーバ30から受信したイベント会場推奨サービスに関する各種データを展開し、ディスプレイ中に画像、文字及びその他の情報を表示する。
<サーバ30の構成>
次に、本実施形態に係るサーバ30の構成について説明する。
図3に示されるように、サーバ30は、一般的なサーバコンピュータのハードウェア構成と同様であり、プロセッサ31、記憶装置32、及び通信用インターフェース(図3中、通信用I/Fと表記。)33を備え、これらの機器は不図示のバスを介して電気的に接続されている。
プロセッサ31は、CPU、MPU、GPU、及びDSP等によって構成され、サーバ30にインストールされたプログラムを実行することで各種の処理を実行する。プロセッサ31によって実行されるプログラムは、サーバ30全体を制御するためのシステムソフトウェアであるOS、及び、サーバ30を本発明の情報処理装置として機能させるためのアプリケーションプログラム等である。
記憶装置32は、例えばメモリ又はストレージ等を含み、各種のプログラム又はデータを記憶する。
メモリは、ROM及びRAMなどの半導体メモリによって構成され、プログラム及びデータを一時的に記憶することでプロセッサ31に作業領域を提供し、プロセッサ31が実行する各種処理によって生成されるデータを一時的に記憶する。
ストレージは、ユーザU及びゲーム等に関する各種データを記憶し、例えば、フラッシュメモリ、HDD、SSD、FD、MOディスク、CD、DVD、SDカード、及びUSBメモリ等によって構成されている。なお、サーバ30とネットワークNを介して接続されたデータベース用のサーバコンピュータをストレージとして利用してもよい。
通信用インターフェース33は、例えば、ネットワークインターフェースカード等により構成され、サーバ30の通信処理を制御する。通信用インターフェース33による通信規格については、特に限定されるものではなく、公衆向けの通信規格であれば制限なく適用可能である。また、通信用インターフェース33による通信方式は、無線方式であっても有線方式であってもよい。
次に、図5を参照しながら、サーバ30の構成について機能面から改めて説明する
図5に示されるように、サーバ30は、複数の機能部、具体的には、サーバ側記憶部34、サーバ側送受信部35、サーバ側生成部36、推奨部37、位置特定部38、会場特性予測部39、及び、チケット管理部40を備える。これらの機能部は、サーバ30のハードウェア機器と、サーバ30に格納されたソフトウェアとしてのプログラムとが協働することで実現される。なお、サーバ30が複数台のコンピュータによって構成される場合には、上記の機能を分散させて、複数台のコンピュータの各々が互いに異なる機能を発揮してもよい。
[サーバ側記憶部34]
サーバ側記憶部34は、主にプロセッサ31及び記憶装置32により実現され、競技観戦イベントに関するデータ、ユーザUに関するデータ、及び、その他イベント会場推奨サービスに関するデータ等を含む各種データを記憶する。
図6に示されるように、会場毎の競技観戦イベントに関するデータであるイベント情報テーブルT1には、競技観戦イベントを特定するための整理番号、競技観戦イベントの名称、競技観戦イベントの主催者に関する情報(主催者ID及び主催者名称)、並びに、競技観戦イベントの開催日、開催時間、参加料金及び定員等に関する項目を含む。
また、その競技観戦イベントの対象となる競技に関する情報、すなわち、競技ジャンル、競技対象(対戦カード等)、競技日及び競技時間等に関する項目を含む。
また、会場に関する情報、すなわち、会場名称、会場連絡先、会場住所及び会場URL等に関する項目を含む。
また、その競技観戦イベントに参加するためのチケットの販売実績に関する情報、すなわち、総チケット数、売却済チケット数及び売却済チケットの内訳(図6中、売却済チケットA及び売却済チケットBと表記。)等に関する項目を含む。なお、本実施形態では、チケットAにはFC○○が関連付けられており、チケットBには△△SCが関連付けられている。そのため、チケットAを購入したユーザUはFC○○側のファンであり、チケットBを購入したユーザUは△△SC側のファンであると推定することができる。
また、その競技観戦イベントに参加する来客者の情報、すなわち、来客数、来客率及び来客者の内訳(図6中、来客者と表記。)等に関する項目を含む。本実施形態では、来客者数には、実際に来客しているユーザUの数とこれから来客予定のユーザUの数とを含むので、来客者数は売却済チケット数と等しくなる。また、来客者はチケット購入者と同義であり、来客者の内訳には、後述するユーザ情報に関連付けられた来客ユーザのユーザIDが示されている。
さらに、チケットの販売実績に関する情報及び来客者の情報等から特定された、会場の雰囲気及び会場の盛り上がり具合等を示す会場の特性等に関する項目を含む。
また、図7に示されるように、ユーザUに関するデータであるユーザ情報テーブルT2には、ユーザUを特定するためのID及びユーザUの個人情報(名称、性別、年齢、住所及び電話番号等)等に関する項目を含む。
また、ユーザUの趣味趣向に関する情報、すなわち、興味ジャンル及び応援対象等に関する項目を含む。
また、フレンド及び過去履歴等に関する項目を含む。フレンドには、ユーザUと紐付けられた他のユーザUを特定するユーザIDが示されている。過去履歴には、ユーザUが過去に参加した競技観戦イベントを示すイベント情報と関連付けられた整理番号が示されている。
[サーバ側送受信部35]
サーバ側送受信部35は、主にプロセッサ31、記憶装置32及び通信用インターフェース33により実現され、ユーザ端末10との間でデータ及び情報の送受信を行う。例えば、サーバ側送受信部35は、ユーザUのユーザ端末10に向けてイベント会場推奨サービスに関する各種データを送信し、そのユーザ端末10から各種操作データを受信する。
[サーバ側生成部36]
サーバ側生成部36は、主にプロセッサ31及び記憶装置32により実現され、サーバ側送受信部35によって送信されるデータを生成する。ここで生成されるデータには、具体的には、ユーザ端末10から受信した各種操作データに対応したイベント会場推奨サービスに関する各種データ等が含まれる。イベント会場推奨サービスに関する各種データには、後述する推奨部37により選定された会場に関する情報を含む。
[推奨部37]
推奨部37は、主にプロセッサ31及び記憶装置32により実現され、競技観戦イベントを開催している会場の中から対象ユーザに合った会場を選定し、その会場に関する情報を、サーバ側送受信部35と連携してユーザ端末10に提供することにより、対象ユーザに推奨する。具体的には、競技観戦イベントを開催している会場毎に、来客ユーザの応援対象に関する属性等を含むユーザ情報(来客情報)と、対象ユーザの応援対象に関する属性等を含むユーザ情報(対象ユーザ情報)とを比較して適合度を算出し、その適合度が所定値以上等の所定の条件を満たす会場を、対象ユーザに推奨する。なお、このとき推奨される会場は、一つであっても複数であってもよい。
「適合度」とは、競技観戦イベントを開催している会場が、対象ユーザの趣味趣向に適合した会場であるか否かを示す度合いであり、その会場の来客ユーザの属性及び数等によって決定される。例えば、対象ユーザの応援対象と同様の応援対象に分類される属性を有する来客ユーザの数が多い会場、又は、同来客ユーザの比率が高い会場は、適合度が高くなる。また、対象ユーザのフレンド若しくは過去に同じ競技観戦イベントに参加した経歴がある来客ユーザの数が多い会場、又は、同来客ユーザの比率が高い会場も、適合度が高くなる。
また、推奨部37は、適合度が所定の条件を満たす会場の中から、後述する位置特定部38が特定した対象ユーザの現在位置と現在時刻とに基づいて、対象ユーザが競技観戦イベントの開催時間内に到着可能な会場を選定して、対象ユーザに推奨することとしてもよい。
[位置特定部38]
位置特定部38は、主にプロセッサ31及び記憶装置32により実現され、ユーザ端末10から取得した位置情報に基づいて、ユーザUの現在位置を特定する。ここで特定された対象ユーザの現在位置は、推奨部37による会場選定において利用される。
[会場特性予測部39]
会場特性予測部39は、主にプロセッサ31及び記憶装置32により実現され、会場毎に販売された競技観戦イベントへ参加するためのチケットの販売実績等から、会場毎に会場の特性を予測する。具体的には、チケットと競技者とを関連付けて応援対象毎に分類してチケットを販売した場合、各チケットの販売数、すなわち、どの競技者に関連付けられたチケットがより多くユーザUに購入されているか分析することによって、会場の特性を予測する。また、チケットと競技者とを関連付けずにチケットを販売した場合等は、会場毎にチケットを購入したユーザU(来客ユーザ)の応援対象に関する属性等を分析してどの競技者を応援する来客ユーザが多いか特定し、会場の特性を予測する。
[チケット管理部40]
チケット管理部40は、主にプロセッサ31及び記憶装置32により実現され、会場毎に競技観戦イベントへの参加を許可するチケットを販売し、チケット代金(参加料金)の決済を行う。また、販売済チケットの消込を行い、チケットの販売実績等を管理して来客者数の集計等を行う。
なお、一般的にユーザ端末10及びサーバ30は、上記以外にも種々の機能を有しているが、ここでは、本発明におけるイベント会場推奨システムSにおいて作用効果を奏する特徴的な機能のみを説明することとし、その他の既知の機能等については図示及び説明を省略する。
<イベント会場推奨システムSの処理の流れについて>
次に、図8乃至図10を参照しながら、上記構成からなるイベント会場推奨システムSにおいて実行される処理の流れについて説明する。
本実施形態に係る情報処理方法は、コンピュータシステムとして機能するイベント会場推奨システムSを用いることで実現され、換言すると、イベント会場推奨システムSが実行する情報処理では、本実施形態に係る情報処理方法が適用されている。
[イベント会場推奨処理]
先ず、図8に基づいて、イベント会場推奨処理の一例について説明する。
「イベント会場推奨処理」とは、サーバ30において実行される処理であり、競技観戦イベントを開催している会場毎の来客ユーザの応援対象に関する属性等を含む来客情報と、対象ユーザの応援対象に関する属性等を含む対象ユーザ情報とに基づいて会場を選定し、その選定された会場を対象ユーザに推奨する処理をいう。
図8に示されるように、先ず、サーバ30は、サーバ側記憶部34に記憶されたユーザ情報から、対象ユーザの応援対象に関する属性等(フレンド及び過去履歴等の情報も含む。)を読み込む(S201)。また、サーバ30は、競技観戦イベントを開催している会場毎のイベント情報から特定された来客ユーザについて、サーバ側記憶部34に記憶されたユーザ情報から、その来客ユーザの応援対象に関する属性等(フレンド及び過去履歴等の情報も含む。)を読み込む(S202)。
次に、サーバ30は、読み込んだ対象ユーザの応援対象に関する属性等と、会場毎の来客ユーザの応援対象に関する属性等とを比較して(S203)、会場毎の対象ユーザに対する適合度を算出する(S204)。
そして、サーバ30は、算出した適合度が所定値以上等の所定の条件を満たす一又は複数の会場を選定し(S205)、その選定された会場を対象ユーザに推奨して(S206)、処理を終了する。
なお、イベント会場推奨処理においては、対象ユーザの現在位置と現在時刻とに基づいて、対象ユーザが競技観戦イベントの開催時間内に到着可能な会場を選定して、対象ユーザに推奨することとしてもよい。
具体的には、図9に示されるように、先ず、サーバ30は、サーバ側記憶部34に記憶されたユーザ情報から、対象ユーザの応援対象に関する属性等(フレンド及び過去履歴等の情報も含む。)を読み込む(S301)。また、サーバ30は、競技観戦イベントを開催している会場毎のイベント情報から特定した来客ユーザについて、サーバ側記憶部34に記憶されたユーザ情報から、その来客ユーザの応援対象に関する属性等(フレンド及び過去履歴等の情報も含む。)を読み込む(S302)。
次に、サーバ30は、読み込んだ対象ユーザの応援対象に関する属性等性と、会場毎の来客ユーザの応援対象に関する属性等とを比較して(S303)、会場毎の対象ユーザに対する適合度を算出し(S304)、その算出した適合度が所定値以上等の所定の条件を満たす一又は複数の会場を絞り込む(S305)。
そして、サーバ30は、対象ユーザの現在位置を特定した後(S306)、その現在位置と現在時刻とに基づいて、絞り込まれた会場の中から対象ユーザが競技観戦イベントの開催時間内に到着可能な会場を選定し(S307)、その選定された会場を対象ユーザに推奨して(S307)、処理を終了する。
[会場特性予測処理]
次に、図10に基づいて、会場特性予測奨処理の一例について説明する。
「会場特性予測処理理」とは、サーバ30において実行される処理であり、競技観戦イベントを開催している会場毎に販売された競技観戦イベントに参加するためのチケットの販売実績等から、会場毎に会場の特性を予測する処理をいう。
図10に示されるように、先ず、サーバ30は、サーバ側記憶部34に記憶されたイベント情報から、チケットの販売状況、すなわち、チケットの販売実績及びチケットを購入したユーザU(来客ユーザ)に関する情報等を読み込む(S401)。
そして、チケットが競技者に関連付けられて販売されている場合(S402:YES)、サーバ30は、各チケットの販売数、すなわち、どの競技者に関連付けられたチケットがより多くユーザUに購入されているか分析し、会場の特性を予測する(S403)。
一方、販売されたチケットが競技者に関連付けられていない場合(S402:NO)、サーバ30は、チケット販売状況から来客ユーザを特定し(S404)、サーバ側記憶部34に記憶されたユーザ情報から、特定した来客ユーザの応援対象に関する属性等を読み込み(S405)、その来客ユーザの属性等を分析して会場の特性を予測する(S406)。
そして、サーバ30は、分析の結果、予測された会場の特性をイベント情報に上書きして(S407)、処理を終了する。
なお、上記の処理では、チケットが競技者に関連付けられていない場合に来客ユーザの応援対象に関する属性等を参照することとしたが、チケットが競技者に関連付けられている場合であっても、チケット販売状況から来客ユーザを特定し、その来客ユーザの応援対象に関する属性等を分析して会場の特性を予測することとしてもよい。
また、対象ユーザの会場への入退場を管理している場合は、実際に会場に来場したことが確認できた来客ユーザに重みを付けて分析してもよいし、実際に会場に来場したことが確認できた来客ユーザのみを分析対象としてもよい。
<その他の実施形態>
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、サーバ30に本発明のプログラムを実行させ、本発明の情報処理装置として機能させているが、サーバ30が有する情報処理装置としての機能のうちの一部又は全部をユーザ端末10に備えることとしてもよい。例えば、推奨部37又は会場特性予測部39等に相当する機能が、ユーザ端末10に備わっていてもよい。
<まとめ>
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムの主な特徴は以下の通りである。
[1]本実施形態に係る情報処理装置は、競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を対象ユーザに推奨する推奨部を有する。
上記の情報処理装置によれば、来客ユーザの応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの応援対象に関する属性を含む対象ユーザ情報と、に基づいて選定される会場が、対象ユーザに推奨されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場を容易に探すことができる。
[2]上記の情報処理装置は、推奨部は、対象ユーザの属性と同様の属性に分類される来客ユーザの数が多い又は比率が高い会場を優先して対象ユーザに推奨する。
これにより、対象ユーザには、対象ユーザの属性と同様の属性に分類される来客ユーザの数が多い会場、又は、対象ユーザの属性と同様の属性に分類される来客ユーザの比率が高い会場が優先的に推奨されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場をより一層容易に探すことができる。
[3]上記の情報処理装置は、対象ユーザの現在位置を特定する位置特定部をさらに有し、推奨部は、現在位置と現在時刻とに基づいて選定される対象ユーザが競技観戦イベントの開催時間内に到着可能な会場を、対象ユーザに推奨する。
これにより、対象ユーザには、対象ユーザの現在位置と現在時刻とに基づいて選定される、対象ユーザが競技観戦イベントの開催時間内に到着可能な会場が推奨されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場をより一層容易に探すことができる。
[4]上記の情報処理装置は、推奨部は、対象ユーザと互いに紐付けられた来客ユーザがいる会場を対象ユーザに推奨する。
これにより、対象ユーザには、対象ユーザと互いに紐付けられた来客ユーザがいる会場が推奨されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場をより一層容易に探すことができる。
[5]上記の情報処理装置は、来客情報及び対象ユーザ情報には、参加した過去の競技観戦イベントを示す情報を含み、推奨部は、対象ユーザが参加した過去の競技観戦イベントと同じ過去の競技観戦イベントに参加した来客ユーザがいる会場を対象ユーザに推奨する。
これにより、対象ユーザには、参加した過去の競技観戦イベントと同じ過去の競技観戦イベントに参加した来客ユーザがいる会場が推奨されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場をより一層容易に探すことができる。
[6]上記の情報処理装置は、推奨部は、会場を対象ユーザに推奨する際に、会場属性又は来客情報に基づき特定された会場の特性を含むイベント情報を対象ユーザに提供する。
これにより、対象ユーザには、会場属性又は来客情報に基づき特定された会場の特性を含むイベント情報が提供されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場をより一層容易に探すことができる。
[7]上記の情報処理装置は、競技観戦イベントに参加するためのチケットの販売実績に基づいて会場の特性を予測する会場特性予測部をさらに有し、推奨部は、会場を対象ユーザに推奨する際に、予測された会場の特性をさらに含めたイベント情報を対象ユーザに提供する。
これにより、対象ユーザには、競技観戦イベントに参加するためのチケットの販売実績に基づいて予測された会場の特性をさらに含めたイベント情報が提供されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場をより一層容易に探すことができる。
[8]また、本実施形態に係る情報処理方法によれば、コンピュータが、競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を対象ユーザに推奨する。
上記の情報処理方法によれば、来客ユーザの応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの応援対象に関する属性を含む対象ユーザ情報と、に基づいて選定される会場が、対象ユーザに推奨されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場を容易に探すことができる。
[9]また、本実施形態に係るプログラムによれば、コンピュータにより実行されるプログラムであって、コンピュータに、競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を対象ユーザに推奨させる。
上記のプログラムによれば、来客ユーザの応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの応援対象に関する属性を含む対象ユーザ情報と、に基づいて選定される会場が、対象ユーザに推奨されるので、対象ユーザは、競技観戦イベントを開催している会場の中から、自身の趣味趣向に合った会場を容易に探すことができる。
10 ユーザ端末11 プロセッサ12 記憶装置13 通信用インターフェース14 入力装置15 出力装置16 操作特定部17 位置情報取得部18 端末側記憶部19 端末側生成部20 端末側送受信部21 表示処理部30 サーバ31 プロセッサ32 記憶装置33 通信用インターフェース34 サーバ側記憶部35 サーバ側送受信部36 サーバ側生成部37 推奨部38 現在位置特定部39 会場特性予測部40 チケット管理部G GPS衛星N ネットワークS イベント会場推奨システムT1 イベント情報テーブルT2 ユーザ情報テーブルU ユーザ

Claims (9)

  1. 競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの前記属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を前記対象ユーザに推奨する推奨部を有する、
    情報処理装置。
  2. 前記推奨部は、前記対象ユーザの前記属性と同様の前記属性に分類される前記来客ユーザの数が多い又は比率が高い前記会場を優先して前記対象ユーザに推奨する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記対象ユーザの現在位置を特定する位置特定部をさらに有し、
    前記推奨部は、前記現在位置と現在時刻とに基づいて選定される前記対象ユーザが前記競技観戦イベントの開催時間内に到着可能な前記会場を、前記対象ユーザに推奨する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記推奨部は、前記対象ユーザと互いに紐付けられた前記来客ユーザがいる前記会場を前記対象ユーザに推奨する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記来客情報及び前記対象ユーザ情報には、参加した過去の競技観戦イベントを示す情報を含み、
    前記推奨部は、前記対象ユーザが参加した前記過去の競技観戦イベントと同じ前記過去の競技観戦イベントに参加した前記来客ユーザがいる前記会場を前記対象ユーザに推奨する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記推奨部は、前記会場を前記対象ユーザに推奨する際に、会場属性又は前記来客情報に基づき特定された会場の特性を含むイベント情報を前記対象ユーザに提供する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記競技観戦イベントに参加するためのチケットの販売実績に基づいて前記会場の特性を予測する会場特性予測部をさらに有し、
    前記推奨部は、前記会場を前記対象ユーザに推奨する際に、予測された前記会場の特性をさらに含めた前記イベント情報を前記対象ユーザに提供する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが、
    競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの前記属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を前記対象ユーザに推奨する、
    情報処理方法。
  9. コンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    競技観戦イベントを開催している会場毎の来客している又は来客予定の来客ユーザの競技における応援対象に関する属性を含む来客情報と、対象ユーザの前記属性を含む対象ユーザ情報とに基づいて選定される会場を前記対象ユーザに推奨させる、
    プログラム。
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