JP2022130011A - エンジン用マフラー、空冷式エンジン及び作業機 - Google Patents

エンジン用マフラー、空冷式エンジン及び作業機 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジン用マフラーを大型化することなく、エンジンの排気音の低周波側成分を効果的に減衰させる。【解決手段】エンジン用マフラー41であって、消音室111~113を有するマフラー本体94と、消音室111~113を通過した排気ガスを外部空間Sに排出する排出管99と、を備え、排出管99の排気方向下流側の縁部99bは、周方向に連続する波形状を成している。【選択図】図7

Description

本発明は、エンジン用マフラー、空冷式エンジン及び作業機に関する。
従来、エンジンには、燃焼過程で発生した排気ガスを排出するための排気装置が設けられている。排気装置は、排気ガスを通過させるための排気管や、排気ガスを浄化するための触媒や、排気音を低減するためのマフラー等を備えている。例えば、燃焼過程で発生した排気ガスは、排気管、触媒、マフラーを順次通過した後、エンジンの外部に排出される。
エンジンの排気音による騒音は積年の課題であり、これを抑制すべく様々な研究開発が実施されている。例えば、特許文献1には、膨張室に吸音材が充填された排気消音装置が開示されている。
特開2008-138608号公報
一般的に、上記のような吸音材は、排気音の高周波側成分(即ち、比較的周波数が高い成分)を減衰させる効果は高いものの、排気音の低周波側成分(即ち、比較的周波数が低い成分)を減衰させる効果は低い。そのため、特許文献1の排気消音装置では、排気音による騒音を十分に低減させることができない虞がある。
なお、エンジン用マフラーの消音室の容積を大きくすれば、排気音の高周波側成分だけでなく排気音の低周波側成分も減衰させることができる。しかし、このように消音室の容積を大きくすると、エンジン用マフラーが大型化してしまうため、このエンジン用マフラーを汎用エンジン等の比較的小型のエンジンに搭載することが困難になる。
本発明は、以上の背景に鑑み、エンジン用マフラーを大型化することなく、エンジンの排気音の低周波側成分を効果的に減衰させることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、エンジン用マフラー(41)であって、消音室(111~113)を有するマフラー本体(94)と、前記消音室を通過した排気ガスを外部空間(S)に排出する排出管(99)と、を備え、前記排出管の排気方向下流側の縁部(99b)は、周方向に連続する波形状を成している。
この態様によれば、エンジン用マフラーを大型化することなく、エンジンの排気音の低周波側成分を効果的に減衰させることができる。
上記の態様において、前記排出管の排気方向下流側の前記縁部は、前記マフラー本体の長手方向一方側に突出していても良い。
この態様によれば、排出管の排気方向下流側の縁部がマフラー本体の外周面から突出するのを回避することができる。そのため、エンジン用マフラーの大型化をより効果的に抑制することができる。
上記の態様において、前記排出管は、前記マフラー本体の長手方向に延びており、前記マフラー本体を貫通して前記マフラー本体の長手方向両側に突出しており、前記排出管の長手方向両端部には、一対の開口部(125)が設けられていても良い。
この態様によれば、排出管から排気ガスを排出する方向を、マフラー本体の長手方向一方側、マフラー本体の長手方向他方側、及びマフラー本体の長手方向両側の中から自由に選択することが可能になる。
前記排出管は、前記マフラー本体の長手方向一方側に突出する部分において屈曲されていても良い。
この態様によれば、排出管から排気ガスを排出する方向の自由度が増加するため、エンジン用マフラーが設置される作業機の使い勝手が向上する。
前記マフラー本体は、その長手方向に延びる筒部(101)と、前記筒部の両端開口を覆う一対の蓋部(102)と、を備え、前記排出管は、前記マフラー本体の長手方向に延びており、一方の前記蓋部を貫通して前記マフラー本体から突出する第1管部(99X)と、前記マフラー本体内で前記第1管部から屈曲され、前記筒部を貫通して前記マフラー本体から突出する第2管部(99Y)と、を備え、前記第1、第2管部の前記マフラー本体から突出する部分には、それぞれ開口部が設けられていても良い。
この態様によれば、排出管から排気ガスを排出する方向の自由度が増加するため、エンジン用マフラーが設置される作業機の使い勝手が向上する。
上記の態様において、一方の前記開口部の外周には、前記排出管の排気方向下流側の前記縁部が設けられ、他方の前記開口部は、蓋部材(126)によって閉止されていても良い。
この態様によれば、簡易な構成によって、排出管から排気ガスを排出する方向を決定することができる。
上記の態様において、前記排出管の排気方向下流側の前記縁部の外周は、カバー部材(129)によって覆われていても良い。
この態様によれば、排出管の排気方向下流側の縁部の破損を抑制すると共に、消音効果を高めることができる。
上記の態様において、前記排出管の排気方向下流側の前記縁部には、排気方向上流側に向かって凹む複数の第1湾曲部(99b1)と、排気方向下流側に向かって突出する複数の第2湾曲部(99b2)と、が交互に形成されていても良い。
この態様によれば、排出管の排気方向下流側の縁部に角部(尖った部分)が形成されなくなる。そのため、エンジン用マフラーの組み付け時等に排出管の排気方向下流側の縁部が他の部材に万一接触しても、排出管の排気方向下流側の縁部が変形しにくくなる。
上記の態様において、前記複数の第2湾曲部の曲率半径は、前記複数の第1湾曲部の曲率半径よりも小さくても良い。
この態様によれば、複数の第2湾曲部同士の周方向の間隔が広くなるため、排出管の排気方向下流側の縁部に波形状を容易に形成することができる。
上記の態様において、前記複数の第2湾曲部の曲率半径は、前記複数の第1湾曲部の曲率半径以上であっても良い。
この態様によれば、各第2湾曲部の周方向の幅が大きくなるため、エンジン用マフラーの組み付け時等に各第2湾曲部が他の部品に万一接触しても、各第2湾曲部が変形しにくくなる。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、空冷式エンジン(1)であって、前記エンジン用マフラーを備えている。
一般的に、空冷式エンジンは水冷式エンジン等と比較して小型であるため、本発明に係る小型で消音性能の高いエンジン用マフラーが好適である。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、作業機(P)であって、前記エンジン用マフラー又は前記空冷式エンジンを有する。
この態様によれば、作業機を大型化することなく、エンジンの排気音の低周波側成分を効果的に減衰させることができる。
以上の態様によれば、エンジン用マフラーを大型化することなく、エンジンの排気音の低周波側成分を効果的に減衰させることができる。
本発明の第1実施形態に係るV型エンジンを示す側面図 本発明の第1実施形態に係るV型エンジンを示す背面図 本発明の第1実施形態に係るエンジン本体及びエアクリーナを示す斜視図 本発明の第1実施形態に係るV型エンジンを示す分解斜視図 本発明の第1実施形態に係るV型エンジンを示す分解斜視図 本発明の第1実施形態に係る触媒パイプを示す断面図 本発明の第1実施形態に係るマフラーを示す断面図 本発明の第1実施形態に係る排出管の形状を例示する正面図 本発明の第1実施形態に係るV型エンジンの稼働時における周波数と音圧の関係を示すグラフ 本発明の他の実施形態に係るV型エンジンを示す背面図 本発明の他の実施形態に係るマフラーを示す断面図 本発明の他の実施形態に係るマフラーを示す断面図 本発明の第2実施形態に係るV型エンジンを示す側面図 本発明の第2実施形態に係るV型エンジンを示す底面図 本発明の第2実施形態に係るV型エンジンを示す分解斜視図 本発明の第2実施形態に係るV型エンジンを示す分解斜視図
(第1実施形態)
<V型エンジン1>
まず、図1~図7を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係るホリゾンタルタイプのV型エンジン1(以下、「エンジン1」と略称する)について説明する。以下、説明の便宜上、図1における図面上の右側をエンジン1の前側(正面側)と定義する。なお、本明細書中において、「ボルト(図示せず)によって固定されている」と記載する場合には、片側のみにねじ部を有する通常のボルトによって固定されている場合と、両側にねじ部を有するスタッドボルトによって固定されている場合の両方を含む。
図1、図2を参照して、エンジン1は、作業機Pの動力源として使用される汎用エンジンである。例えば、作業機Pは、コンクリートカッター等の切断機、床面均し機等の床面処理機、高圧洗浄機、発電機等である。エンジン1は、OHV式の空冷2気筒エンジンによって構成されている。なお、他の実施形態では、エンジン1は、OHV式以外の形式のエンジン(例えば、OHC式のエンジン)であっても良いし、空冷式以外の形式のエンジン(例えば、水冷式のエンジン)であっても良いし、3気筒以上の気筒数のエンジンであっても良い。更に、他の実施形態では、エンジン1は、V型エンジン以外の多気筒エンジン(例えば、直列型エンジン)であっても良いし、単気筒エンジンであっても良い。
エンジン1は、エンジン本体3と、エンジン本体3の上方に配置されるエアクリーナ4と、エンジン本体3の後上方に配置される排気装置5と、を有する。以下、エンジン1の構成要素について順番に説明する。
<エンジン本体3>
図3、図4を参照して、エンジン本体3は、クランクケース7と、クランクケース7から右上方に延びる第1シリンダバンク8と、クランクケース7から左上方に延びる第2シリンダバンク9と、を含んでいる。
クランクケース7の中央部には、クランクシャフト11が回転可能に支持されている。クランクシャフト11は、前後方向に延びる回転軸Xの周りを回転可能に設けられている。つまり、エンジン1は、クランクシャフト11の回転軸Xが水平方向に延びるホリゾンタルタイプのエンジンである。クランクシャフト11の後端部には、PTOシャフト12(パワーテイクオフシャフト:出力部の一例)が設けられている。PTOシャフト12は、作業機Pの作業部(例えば、コンクリートカッターの刃)に接続されており、PTOシャフト12の回転に応じて作業機Pの作業部が回転するように構成されている。PTOシャフト12は、クランクケース7の後面7a(側面)から後方に突出し、前後方向に延びている。クランクケース7の後面7aの上部には、左右一対の第1固定ボス13が設けられている。
第1、第2シリンダバンク8、9は、左右方向(エンジン本体3の幅方向)に並んでいる。第1、第2シリンダバンク8、9は、それぞれ、クランクケース7の斜め上方に設けられている。
第1、第2シリンダバンク8、9の下部(シリンダ)には、ピストン(図示せず)が往復運動可能に収容されている。ピストンは、コンロッド(図示せず)を介してクランクシャフト11に接続されている。
第1、第2シリンダバンク8、9の上部(シリンダヘッド)は、ピストンと共に燃焼室(図示せず)を画定している。第1、第2シリンダバンク8、9の上部の左右方向内側の面には、燃焼室と連通する吸気口(図示せず)が開口されている。第1、第2シリンダバンク8、9の上部の後面には、燃焼室と連通する排気口19が開口されると共に、排気口19の周囲にフランジ面20が形成されている。第1シリンダバンク8の上部には、その温度を検出する温度センサ21(図4参照)が配置されている。なお、他の実施形態では、第1、第2シリンダバンク8、9の両方に温度センサ21が配置されていても良いし、第1、第2シリンダバンク8、9に温度センサ21が配置されていなくても良い。
第1、第2シリンダバンク8、9の上部の後面には、フランジ面20の左右方向内側に第2固定ボス22が設けられている。第1シリンダバンク8の上部の後面には、フランジ面20の上方に第3固定ボス23が設けられている。第3固定ボス23には、L字状の取付板24(図4参照)がボルト(図示せず)によって固定されている。第2シリンダバンク9の上部の後面には、フランジ面20の上方に第4固定ボス25が設けられている。
<エアクリーナ4>
図3を参照して、エアクリーナ4は、左右方向及び前後方向に長い偏平形状(平板形状)を成している。エアクリーナ4は、エンジン本体3の第1、第2シリンダバンク8、9の間に配置されている。エアクリーナ4は、吸気管(図示せず)を介して第1、第2シリンダバンク8、9の吸気口(図示せず)に接続されており、エアクリーナ4によって清浄化された空気が吸気口を介して燃焼室(図示せず)に導入される。
<排気装置5>
排気装置5は、エンジン本体3から排出される排気ガスをエンジン1の外部に排出する装置である。以下、上流又は下流と記載する場合には、排気方向(即ち、排気装置5内において排気ガスが流れる方向)における上流又は下流を示す。各図に適宜付される一点鎖線矢印は、排気方向を示している。
図4、図5を参照して、排気装置5は、第1、第2排気管31、32と、触媒33と、触媒パイプ34と、酸素センサ35と、温度センサ36と、第1、第2補強部材37、38と、遮熱部材39と、エンジン用マフラー41(以下、「マフラー41」と略称する)と、を備えている。以下、排気装置5の構成要素について順番に説明する。
<第1、第2排気管31、32>
図4、図5を参照して、排気装置5の第1、第2排気管31、32は、エンジン本体3の後方に配置されており、左右方向に並んでいる。第1、第2排気管31、32の内径は、第1、第2シリンダバンク8、9の排気口19の内径よりも大きい。第2排気管32の長さは、第1排気管31の長さよりも長い。
第1排気管31は、湾曲しつつ下方から上方に延びている。第1排気管31の下端部(上流側の端部)の外周には、第1固定フランジ44が設けられている。第1固定フランジ44は、第1シリンダバンク8のフランジ面20に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。これにより、第1排気管31の下端部が第1シリンダバンク8の排気口19に接続されている。
第2排気管32の左側部(上流側の部分)は、湾曲しつつ左方から右方に延びている。第2排気管32の左右方向中央部は、左方から右方に直線状に延びている。第2排気管32の右側部(下流側の部分)は、湾曲しつつ下方から上方に延びている。第2排気管32の左端部(上流側の端部)の外周には、第2固定フランジ47が設けられている。第2固定フランジ47は、第2シリンダバンク9のフランジ面20に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。これにより、第2排気管32の左端部が第2シリンダバンク9の排気口19に接続されている。
<触媒33>
図4、図5を参照して、排気装置5の触媒33は、左右方向に長い円柱状を成している。つまり、本実施形態では、触媒33の長手方向は左右方向である。例えば、触媒33は、三元触媒によって構成されている。触媒33は、エンジン本体3から第1、第2排気管31、32を介して排出される排気ガスの有害成分を化学反応によって無害成分に変化させることで、排気ガスを浄化する。
<触媒パイプ34>
図1を参照して、排気装置5の触媒パイプ34は、エアクリーナ4の後方にエアクリーナ4と隣接して配置されている。触媒パイプ34は、PTOシャフト12の上方に配置されており、クランクケース7の後面7a(側面)よりも後方(側方)に突出している。触媒パイプ34の外面(エンジン本体3に対向する面とは反対側の面)は、カバー部材(図示せず)によって覆われている。
図2を参照して、触媒パイプ34は、第1、第2シリンダバンク8、9に隣接して配置されている。触媒パイプ34は、第1シリンダバンク8の上端側(先端側)から第2シリンダバンク9の上端側(先端側)まで左右方向に延びている。触媒パイプ34は、前後方向(クランクシャフト11の軸方向)に見て、エンジン本体3の幅W内に収まっている。
図4~図6を参照して、触媒パイプ34は、左右方向に長い円筒状を成している。つまり、本実施形態では、触媒パイプ34の長手方向は左右方向である。なお、他の実施形態では、触媒パイプ34は、円筒状以外の形状(例えば、角筒状)を成していても良い。触媒パイプ34は、第1、第2排気管31、32の下流側に配置されている。触媒パイプ34は、触媒33を収容している。
触媒パイプ34は、導入筒体51と、内筒体52と、導出筒体53と、外筒体54と、蓋体55と、カバー体56と、を含んでいる。なお、図4の矢印Mは、触媒パイプ34の左右方向の範囲(導出筒体53の左端部からカバー体56の右端部までの範囲)を示している。導入筒体51、内筒体52、及び導出筒体53の内径(即ち、触媒パイプ34のうちで排気ガスが流れる部分の内径)は、第1、第2シリンダバンク8、9の排気口19の内径よりも大きい。
導入筒体51は、左右方向に延びている。導入筒体51の下面には、左右方向に間隔をおいて排気ガスの第1、第2導入口58、59が設けられている。第1導入口58には、触媒33の右側(上流側)において第1排気管31の上端部(下流側の端部)が接続されている。第2導入口59には、触媒33の右側(上流側)において第2排気管32の右端部(下流側の端部)が接続されている。
導入筒体51の前面(第1、第2導入口58、59と対向する面)には、第1取付ボス60が設けられている。第1取付ボス60は、第1導入口58よりも左側且つ第2導入口59よりも右側に配置されている。つまり、第1取付ボス60は、左右方向において第1導入口58と第2導入口59の間に配置されている。導入筒体51の外周面には、固定片61が後方に向かって突出している。なお、固定片61は、図6を除いて表示が省略されている。
内筒体52は、左右方向に延びている。内筒体52は、導入筒体51の左側(下流側)に配置されている。内筒体52の右端部の内周は、導入筒体51の左端部の外周に溶接によって固定されている。内筒体52は、触媒33の外周を覆っている。内筒体52の内周面は、触媒33の外周面に溶接によって固定されている。
導出筒体53は、左右方向に延びている。導出筒体53は、内筒体52の左側(下流側)に配置されている。導出筒体53の右側部には、左側(下流側)から右側(上流側)に向かって縮径する第1縮径部63が設けられている。導出筒体53の右端部には、第1縮径部63よりも右側(上流側)において、内筒体52の左側部が摺動可能に嵌め込まれている。導出筒体53の左右方向中央部には、右側(上流側)から左側(下流側)に向かって縮径するテーパー部64が設けられている。テーパー部64の前面には、第2取付ボス65が設けられている。導出筒体53の左端部には排気ガスの導出口66が設けられており、導出口66の外周には接続フランジ67が設けられている。接続フランジ67は、導出筒体53の左端部に溶接によって固定されている。
外筒体54は、左右方向に延びている。外筒体54は、内筒体52の外周に配置されている。外筒体54の右側部には、左側(下流側)から右側(上流側)に向かって縮径する第2縮径部69が設けられている。外筒体54の右端部の内周は、導入筒体51と内筒体52の溶接部及び第2縮径部69よりも右側(上流側)において、導入筒体51の左側部の外周に溶接によって固定されている。外筒体54の左端部の内周は、導出筒体53の第1縮径部63よりも左側(下流側)において、導出筒体53の右側部の外周に溶接によって固定されている。外筒体54の外周面には、固定片70が後方に向かって突出している。なお、固定片70は、図6を除いて表示が省略されている。
蓋体55は、閉止片73と、閉止片73から右方に突出する突出片74と、を含んでいる。閉止片73は、導入筒体51の右端部(上流側の端部)の内周に溶接によって固定されている。これにより、蓋体55が導入筒体51の右端部を覆っている。突出片74は、閉止片73に溶接によって固定されている。
カバー体56は、左右方向に延びている。カバー体56は、導入筒体51の外周に配置されている。カバー体56の右端部(上流側の端部)は、蓋体55の突出片74に溶接によって固定されている。カバー体56の左端部(下流側の端部)は、外筒体54の第2縮径部69よりも左側(下流側)において、外筒体54の右側部の外周に溶接によって固定されている。
カバー体56の前面には、導入筒体51の第1取付ボス60と対応する位置に、切欠部76が設けられている。カバー体56の後面には、導入筒体51の固定片61と対応する位置に、穴部78が設けられている。なお、穴部78は、図6を除いて表示が省略されている。
<酸素センサ35>
図4を参照して、排気装置5の酸素センサ35は、エンジン本体3から第1、第2排気管31、32を介して排出される排気ガスの酸素濃度を検出するセンサである。酸素センサ35は、触媒33の右側(上流側)に配置されている。酸素センサ35は、触媒パイプ34の導入筒体51の第1取付ボス60に取り付けられており、左右方向において導入筒体51の第1導入口58と第2導入口59の間に配置されている。
<温度センサ36>
図4を参照して、排気装置5の温度センサ36は、触媒33を通過した排気ガスの温度を検出するセンサである。例えば、温度センサ36が検出する排気ガスの温度が所定の閾値を超えた場合に、エンジン1の稼働を停止させることで、触媒33を保護することができる。つまり、温度センサ36は、触媒を保護するためのセンサである。温度センサ36は、触媒33の左側(下流側)に配置されている。温度センサ36は、触媒パイプ34の導出筒体53の第2取付ボス65に取り付けられている。
<第1、第2補強部材37、38>
図4、図5を参照して、排気装置5の第1、第2補強部材37、38は、エンジン本体3の後方に配置されており、左右方向に並んでいる。第1、第2補強部材37、38は、触媒パイプ34と遮熱部材39の間に配置されている。
第1補強部材37は、上下方向に延びるベース部81と、ベース部81の右下部から前方に突出する突出部82と、を備えている。第1補強部材37の右側部は、第1排気管31の外周面に溶接によって固定されている。第1補強部材37の左側部は、第2排気管32の外周面に溶接によって固定されている。
第2補強部材38は、上下方向に延びている。第2補強部材38の上部は、触媒パイプ34の導出筒体53及び外筒体54の外周面に溶接によって固定されている。第2補強部材38の下部は、第2排気管32の外周面に溶接によって固定されている。
<遮熱部材39>
図4、図5を参照して、排気装置5の遮熱部材39は、エンジン本体3の後方に配置されており、左右方向に延びている。遮熱部材39は、触媒パイプ34とエアクリーナ4の間に配置されている。
遮熱部材39の右上部は、触媒パイプ34のカバー体56にボルト(図示せず)によって固定されている。遮熱部材39の右下部は、第1補強部材37のベース部81の下部と共に、第1シリンダバンク8の第2固定ボス22(図3参照)にボルト(図示せず)によって固定されている。遮熱部材39の左上部は、第2補強部材38の上部にボルト(図示せず)によって固定されている。遮熱部材39の左下部は、第2補強部材38の下部と共に、第2シリンダバンク9の第2固定ボス22(図3参照)にボルト(図示せず)によって固定されている。
<マフラー41>
図1、図2を参照して、排気装置5のマフラー41は、触媒パイプ34の下流側に配置されている。マフラー41は、触媒パイプ34に溶接されておらず、触媒パイプ34に対して分離可能に設けられている。なお、他の実施形態では、マフラー41は、触媒パイプ34に溶接等によって固定されていても良い。図5、図7を参照して、マフラー41は、マフラー本体94と、複数の隔壁95、96と、流入管97と、連通管98と、排出管99と、を有する。
図1を参照して、マフラー本体94は、触媒パイプ34の後下方に触媒パイプ34と隣接して配置されている。マフラー本体94は、クランクケース7の後面7a(側面)よりも後方(側方)に突出している。マフラー本体94の外面(エンジン本体3に対向する面とは反対側の面)は、前述のカバー部材(図示せず)によって覆われている。
図2を参照して、マフラー本体94は、触媒パイプ34と平行に配置されており、第1シリンダバンク8の上端側(先端側)から第2シリンダバンク9の上端側(先端側)まで左右方向に延びている。マフラー本体94の上部は、前後方向に見て、触媒パイプ34の下部と重なっている。マフラー本体94の左右両側部は、前後方向に見て、第1、第2シリンダバンク8、9の上部と重なっている。マフラー本体94は、前後方向に見て、エンジン本体3の幅W内に収まっている。
図5、図7を参照して、マフラー本体94は、左右方向に長い円筒状を成している。つまり、本実施形態では、マフラー本体94の長手方向は左右方向である。なお、他の実施形態では、マフラー本体94は、円筒状以外の形状(例えば、角筒状)を成していても良い。
マフラー本体94は、左右方向に延びる筒部101と、筒部101の両端開口を覆う一対の蓋部102と、を含んでいる。筒部101の外周面の左右方向中央部には、固定ブラケット104が前方に向かって突出している。固定ブラケット104は、クランクケース7の左右一対の第1固定ボス13に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。筒部101の外周面の左右両側部には、左右一対の固定ステー105が前方に向かって突出している。右側の固定ステー105は、第1シリンダバンク8に固定された取付板24にボルト(図示せず)によって固定されている。左側の固定ステー105は、第2シリンダバンク9の第4固定ボス25にボルト(図示せず)によって固定されている。筒部101の外周面には、左右一対の固定片(図示せず)が突出している。右側の固定片は、触媒パイプ34の導入筒体51の固定片61にボルト(図示せず)によって固定されている。左側の固定片は、触媒パイプ34の外筒体54の固定片70にボルト(図示せず)によって固定されている。
マフラー本体94の内部には、複数の消音室111~113が形成されている。複数の消音室111~113は、マフラー本体94の左端部に形成される第1消音室111と、マフラー本体94の右端部に形成される第2消音室112と、第1消音室111と第2消音室112の間に形成される第3消音室113と、を含んでいる。複数の消音室111~113の容積は、第1消音室111の容積、第2消音室112の容積、第3消音室113の容積の順に小さくなっている。つまり、第1消音室111の容積>第2消音室112の容積>第3消音室113の容積となっている。第1消音室111の左端部には、排気ガスの流入口109が設けられている。流入口109は、左側の蓋部102に設けられた穴によって構成されている。
複数の隔壁95、96は、第1消音室111と第3消音室113を左右方向に仕切る第1隔壁95と、第2消音室112と第3消音室113を左右方向に仕切る第2隔壁96と、を含んでいる。第2隔壁96には多数の小穴115が全域に亘って設けられており、この多数の小穴115を介して第2消音室112と第3消音室113が連通している。
流入管97は、マフラー本体94の左側(エンジン本体3の幅方向外側)に配置されている。流入管97は、左側(エンジン本体3の幅方向外側)に向かって突出するようにU字状に湾曲している。流入管97の前端部(上流側の端部)には、接続フランジ117が設けられている。接続フランジ117は、触媒パイプ34の導出筒体53の接続フランジ67に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。流入管97の後端部(下流側の端部)は、マフラー本体94の第1消音室111の流入口109に接続されている。流入管97の外周面には、パイプカバー(図示せず)が取り付けられている。
連通管98は、左右方向に延びている。連通管98は、第1、第2隔壁95、96を貫通することで、第1、第2隔壁95、96に支持されている。連通管98の左端部(上流側の端部)には、第1消音室111と連通する連通口121が設けられている。連通管98の右端部(下流側の端部)には、キャップ122が溶接によって固定されている。これにより、連通管98の右端部がキャップ122によって覆われている。連通管98の外周部には、第2消音室112と連通する多数の連通穴123が設けられている。以上のような構成により、第1消音室111と第2消音室112が連通管98を介して連通している。
排出管99は、左右方向に延びている。排出管99は、マフラー本体94の一対の蓋部102と第1、第2隔壁95、96を貫通することで、マフラー本体94の一対の蓋部102と第1、第2隔壁95、96に支持されている。排出管99の外周部には、第3消音室113と連通する多数の外周穴127が設けられている。排出管99の左右両端部は、マフラー本体94の左右方向両側に突出している。排出管99の左右両端部には、一対の開口部125が設けられている。排出管99の右端部に形成された開口部125には、蓋部材126が溶接によって固定されている。これにより、排出管99の右端部に形成された開口部125は、蓋部材126によって閉止されている。排出管99の左端部に形成された開口部125は、蓋部材126によって閉止されておらず、マフラー本体94の左側の外部空間Sと連通している。以上のような構成により、第3消音室113とマフラー本体94の左側の外部空間Sが排出管99を介して連通している。
排出管99の右縁部99aは、排出管99の右端部に形成された開口部125の外周に設けられ、排出管99の左縁部99b(下流側の縁部)は、排出管99の左端部に形成された開口部125の外周に設けられている。排出管99の左右両縁部99a、99bは、マフラー本体94の左右方向両側に突出している。
図1を参照して、排出管99の左右両縁部99a、99b(図1では左縁部99bのみを表示)は、第1、第2シリンダバンク8、9(図1では第2シリンダバンク9のみを表示)の上端部よりも下方に位置している。排出管99の左右両縁部99a、99bは、クランクケース7の下端部よりも上方に位置している。
図2を参照して、排出管99の左右両縁部99a、99bは、前後方向(クランクシャフト11の軸方向)に見て、エンジン本体3の幅W内に収まっている。排出管99の左右両縁部99a、99bは、排出管99の周方向に連続する正弦波形状を成している。なお、他の実施形態では、排出管99の左右両縁部99a、99bは、正弦波形状以外の波形状(例えば、ノコギリ波形状やパルス波形状)を成していても良い。また、他の実施形態では、排出管99の右縁部99a又は左縁部99bのいずれか一方(即ち、下流側の縁部に相当する方)のみが波形状を成していても良い。以下、排出管99の左縁部99bについてのみ説明を行い、排出管99の右縁部99aについては説明を省略する。
図8(a)~図8(c)を参照して、排出管99の左縁部99bには、右側(上流側)に向かって凹む複数の第1湾曲部99b1と、左側(下流側)に向かって突出する複数の第2湾曲部99b2と、が排出管99の周方向において交互に形成されている。排出管99の第1例(図8(a)参照)では、各第2湾曲部99b2の曲率半径は、各第1湾曲部99b1の曲率半径よりも小さくなっている。一方で、排出管99の第2例(図8(b)参照)及び第3例(図8(c)参照)では、各第2湾曲部99b2の曲率半径は、各第1湾曲部99b1の曲率半径以上になっている。
図8(a)~図8(c)を参照して、排出管99の左縁部99bには、複数の第1湾曲部99b1と複数の第2湾曲部99b2とをつなぐ複数の接続部99b3が形成されている。排出管99の第1例(図8(a)参照)及び第2例(図8(b)参照)では、各接続部99b3は、左右方向(排出管99の長手方向)に対して傾斜している。一方で、排出管99の第3例(図8(c)参照)では、各接続部99b3は、左右方向に対して平行である。
<排気ガスの流れ>
エンジン1の駆動時には、第1、第2シリンダバンク8、9の排気口19から排気ガスが排出される。排気口19から排出された排気ガスは、第1、第2排気管31、32を通過した後、第1、第2導入口58、59を介して触媒パイプ34の導入筒体51に流入する。触媒パイプ34の導入筒体51に流入した排気ガスは、触媒パイプ34の導入筒体51、内筒体52、導出筒体53を順次通過した後、導出口66を介して触媒パイプ34の導出筒体53から排出される。このように排気ガスが触媒パイプ34を通過することで、触媒パイプ34に収容された触媒33によって排気ガスが浄化される。
触媒パイプ34の導出筒体53から排出された排気ガスは、マフラー41の流入管97に流入する。流入管97に流入した排気ガスは、流入管97を通過した後、流入口109を介してマフラー41の第1消音室111に流入する。第1消音室111に流入した排気ガスは、第1消音室111を通過した後、連通口121を介してマフラー41の連通管98に流入する。連通管98に流入した排気ガスは、連通管98を通過した後、多数の連通穴123を介してマフラー41の第2消音室112に流入する。第2消音室112に流入した排気ガスは、第2消音室112を通過した後、第2隔壁96の多数の小穴115を介してマフラー41の第3消音室113に流入する。第3消音室113に流入した排気ガスは、第3消音室113を通過した後、多数の外周穴127を介してマフラー41の排出管99に流入する。排出管99に流入した排気ガスは、排出管99を通過した後、排出管99の左端部に形成された開口部125からマフラー本体94の左側の外部空間Sに排出される。このように排気ガスがマフラー41を通過することで、排気音が低減される。
<第1実施形態の効果>
図9には、エンジン1の稼働時における周波数と音圧(騒音レベル)の関係が、排出管99の左縁部99b(下流側の端部)の形状ごとに示されている。図9に示されるように、排出管99の左縁部99bを波形状とした場合には、排出管99の左縁部99bを直線形状とした場合よりも、低周波側の領域(例えば、300Hz以下の領域)において音圧のピーク値が低下している。このように、排出管99の左縁部99bを波形状とすることで、エンジン1の排気音の低周波側成分(即ち、比較的周波数が低い成分)を効果的に減衰させることができる。
また、このように排出管99の左縁部99bを波形状とすることで排気音の低周波側成分を減衰させているため、排気音の低周波側成分を減衰させるために複数の消音室111~113の容積を大きくする必要が無い。そのため、マフラー41の大型化を抑制することができる。
また、排出管99の左縁部99bは、マフラー本体94の左側(長手方向一方側)に突出している。このような構成を採用することで、排出管99の左縁部99bがマフラー本体94の筒部101の外周面から突出するのを回避することができる。そのため、マフラー41の大型化をより効果的に抑制することができる。
また、排出管99は、マフラー本体94を貫通してマフラー本体94の左右両側(長手方向両側)に突出しており、排出管99の左右両端部には、一対の開口部125が設けられている。このような構成を採用することで、排出管99の右端部に形成された開口部125を閉止すれば、マフラー本体94の左側に排気ガスを排出することができる。また、排出管99の左端部に形成された開口部125を閉止すれば、マフラー本体94の右側に排気ガスを排出することができる。更に、いずれの開口部125も閉止しなければ、マフラー本体94の左右両側に排気ガスを排出することができる。つまり、排気ガスを排出する方向を、マフラー本体94の左側、右側、及び左右両側の中から自由に選択することが可能になる。
本実施形態では、排出管99の右端部に形成された開口部125が蓋部材126によって閉止されている。このような構成を採用することで、簡易な構成によって、排出管99から排気ガスを排出する方向を決定することができる。
また、排出管99の左縁部99bには、複数の第1湾曲部99b1と複数の第2湾曲部99b2とが交互に形成されている。このような構成を採用することで、排出管99の左縁部99bに角部(尖った部分)が形成されなくなる。そのため、マフラー41の組み付け時等に排出管99の左縁部99bが他の部材に万一接触しても、排出管99の左縁部99bが変形しにくくなる。
また、排出管99の第1例(図8(a)参照)では、各第2湾曲部99b2の曲率半径が各第1湾曲部99b1の曲率半径よりも小さくなっている。このような構成を採用することで、複数の第2湾曲部99b2同士の周方向の間隔が広くなるため、排出管99の左縁部99bに波形状を容易に形成することができる。
一方で、排出管99の第2例(図8(b)参照)及び第3例(図8(c)参照)では、各第2湾曲部99b2の曲率半径が各第1湾曲部99b1の曲率半径以上になっている。このような構成を採用することで、各第2湾曲部99b2の周方向の幅Zが大きくなる。そのため、マフラー41の組み付け時等に各第2湾曲部99b2が他の部品に万一接触しても、各第2湾曲部99b2が変形しにくくなる。
本実施形態では、上記のようなマフラー41を空冷式エンジンに適用している。一般的に、空冷式エンジンは水冷式エンジン等と比較して小型であるため、上記のような小型で消音性能の高いマフラー41が好適である。
なお、本実施形態では、排出管99の左縁部99b(下流側の縁部)が露出している。一方で、他の実施形態では、図10に示されるように、排出管99の左縁部99bの外周がカバー部材129によって覆われていても良い。このような構成を採用することで、排出管99の左縁部99bの破損を抑制すると共に、消音効果を高めることができる。
また、本実施形態では、排出管99の全体が左右方向に直線状に延びている。一方で、他の実施形態では、図11に示されるように、排出管99は、マフラー本体94の左側又は右側(長手方向一方側)に突出する部分において屈曲されていても良い。このような構成を採用することで、排出管99から排気ガスを排出する方向の自由度が増加するため、マフラー41が設置される作業機Pの使い勝手が向上する。
更に、他の実施形態では、図12に示されるように、排出管99は、第1管部99Xと第2管部99Yとを備えていても良い。第1管部99Xは、左右方向(マフラー本体94の長手方向)に延びており、一方の蓋部102を貫通してマフラー本体94から突出している。第2管部99Yは、マフラー本体94内で第1管部99Xから屈曲され、前後方向に延びており、筒部101を貫通してマフラー本体94から突出している。第1、第2管部99X、99Yのマフラー本体94から突出する部分には、それぞれ開口部125が設けられている。このような構成を採用することで、排出管99から排気ガスを排出する方向の自由度が増加するため、マフラー41が設置される作業機Pの使い勝手が向上する。
(第2実施形態)
<V型エンジン131>
以下、図13~図16を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係るバーチカルタイプのV型エンジン131(以下、「エンジン131」と略称する)について説明する。以下、説明の便宜上、図13における図面上の左側をエンジン131の前側(正面側)と定義する。なお、第1実施形態と重複する説明は、適宜省略する。
図13、図14を参照して、エンジン131は、エンジン本体133と、エンジン本体133の上方に配置されるエアクリーナ134と、エンジン本体133の前下方に配置される排気装置135と、を有する。以下、エンジン131の構成要素について順番に説明する。
<エンジン本体133>
図13、図14を参照して、エンジン本体133は、クランクケース137と、クランクケース137から左前方に延びる第1シリンダバンク138と、クランクケース137から右前方に延びる第2シリンダバンク139と、を含んでいる。
クランクケース137の中央部には、クランクシャフト141が回転可能に支持されている。クランクシャフト141は、上下方向に延びる回転軸Yの周りを回転可能に設けられている。つまり、エンジン131は、クランクシャフト141の回転軸Yが上下方向に延びるバーチカルタイプのエンジンである。クランクシャフト141の下端部には、PTOシャフト142(パワーテイクオフシャフト:出力部の一例)が設けられている。PTOシャフト142は、クランクケース137の下面137aから下方に突出し、上下方向に延びている。クランクケース137の前面の下部には、取付部材143が左右一対のボルト(図示せず)によって固定されている。
クランクケース137の下方には、エンジンマウント144が配置されている。クランクケース137は、エンジンマウント144を介して作業機Pに取り付けられている。例えば、作業機Pは、乗用芝刈り機である。
図15、図16を参照して、第1、第2シリンダバンク138、139には、支持板145(支持部材の一例)が複数のボルト(図示せず)によって固定されている。第1シリンダバンク138には、第1固定板146が一対のボルト(図示せず)によって固定されている。第1固定板146には、第1接続板147が一対のボルト(図示せず)によって固定されている。第2シリンダバンク139には、第2固定板148(固定部材の一例)が一対のボルト(図示せず)によって固定されている。第2固定板148には、第2接続板149が一対のボルト(図示せず)によって固定されている。
<エアクリーナ134>
図13を参照して、エアクリーナ134は、左右方向に延びる円筒形状(キャニスター形状)を成している。エアクリーナ134は、エンジン本体133の第1、第2シリンダバンク138、139の間には配置されておらず、第1、第2シリンダバンク138、139よりも上方に位置している。
<排気装置135>
図15、図16を参照して、排気装置135は、第1、第2排気管161、162と、触媒163と、触媒パイプ164と、酸素センサ165と、温度センサ166と、マフラー167と、を備えている。
<触媒パイプ164>
図13を参照して、排気装置135の触媒パイプ164は、第1、第2シリンダバンク138、139の前方に位置しており、エアクリーナ134とは上下方向に隔てられている。触媒パイプ164は、クランクケース137の下面137aよりも上方に位置している。
図15、図16を参照して、触媒パイプ164の外周面の右側部(長手方向一側部)には、固定ステー169が上方に向かって突出している。固定ステー169は、第2固定板148にボルト(図示せず)によって固定されている。触媒パイプ164の外周面の左右両側部(長手方向両側部)には、左右一対の固定片170が後方に向かって突出している。左側の固定片170は、第1シリンダバンク138にボルト(図示せず)によって固定されている。右側の固定片170は、第2シリンダバンク139に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。触媒パイプ164の外周面の左右両側部には、一対のボス部171が設けられている。一対のボス部171は、支持板145に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。
<マフラー167>
図16を参照して、排気装置135のマフラー167は、第1実施形態に係るマフラー41と同様に、マフラー本体172と、複数の隔壁(図示せず)と、流入管173と、連通管(図示せず)と、排出管174と、を有する。
マフラー本体172の外周面の左右方向中央部には、左右一対の固定ブラケット176が後方に向かって突出している。左右一対の固定ブラケット176は、取付部材143に左右一対のボルト(図示せず)によって固定されている。マフラー本体172の外周面の左右両側部には、左右一対の固定ステー177が上方に向かって突出している。左側の固定ステー177は、第1接続板147に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。右側の固定ステー177は、第2接続板149に一対のボルト(図示せず)によって固定されている。
<第2実施形態の効果>
PTOシャフト142は、クランクケース137の下面137aから突出しており、触媒パイプ164は、クランクケース137の下面137aよりも上方に配置されている。このような構成を採用することで、バーチカルタイプのエンジン131において、触媒パイプ164がクランクケース137の下面137aよりも下方に突出するのを抑制することができる。そのため、触媒パイプ164とエンジンマウント144の干渉を抑制することができる。
また、触媒パイプ164の右側部(長手方向一側部)には、第2固定板148に固定される固定ステー169が設けられ、触媒パイプ164の左右両側部(長手方向両側部)には、第1、第2シリンダバンク138、139に固定される左右一対の固定片170と、支持板145に固定される左右一対のボス部171と、が設けられている。このような構成を採用することで、簡易な構成を用いて、触媒パイプ164をエンジン本体133にバランス良く固定することができる。そのため、エンジン本体133の周りにあるフレームに触媒パイプ164を固定する必要がなく、触媒パイプ164の固定作業を容易化することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。
1 (空冷式の)V型エンジン
41 エンジン用マフラー
94 マフラー本体
99 排出管
99b 排出管の左縁部(排気方向下流側の縁部)
99b1 第1湾曲部
99b2 第2湾曲部
99X 第1管部
99Y 第2管部
101 筒部
102 蓋部
111 第1消音室
112 第2消音室
113 第3消音室
125 開口部
126 蓋部材
129 カバー部材
P 作業機
S 外部空間

Claims (12)

  1. エンジン用マフラーであって、
    消音室を有するマフラー本体と、
    前記消音室を通過した排気ガスを外部空間に排出する排出管と、を備え、
    前記排出管の排気方向下流側の縁部は、周方向に連続する波形状を成していることを特徴とするエンジン用マフラー。
  2. 前記排出管の排気方向下流側の前記縁部は、前記マフラー本体の長手方向一方側に突出していることを特徴とする請求項1に記載のエンジン用マフラー。
  3. 前記排出管は、前記マフラー本体の長手方向に延びており、前記マフラー本体を貫通して前記マフラー本体の長手方向両側に突出しており、
    前記排出管の長手方向両端部には、一対の開口部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン用マフラー。
  4. 前記排出管は、前記マフラー本体の長手方向一方側に突出する部分において屈曲されていることを特徴とする請求項3に記載のエンジン用マフラー。
  5. 前記マフラー本体は、その長手方向に延びる筒部と、前記筒部の両端開口を覆う一対の蓋部と、を備え、
    前記排出管は、
    前記マフラー本体の長手方向に延びており、一方の前記蓋部を貫通して前記マフラー本体から突出する第1管部と、
    前記マフラー本体内で前記第1管部から屈曲され、前記筒部を貫通して前記マフラー本体から突出する第2管部と、を備え、
    前記第1、第2管部の前記マフラー本体から突出する部分には、それぞれ開口部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン用マフラー。
  6. 一方の前記開口部の外周には、前記排出管の排気方向下流側の前記縁部が設けられ、
    他方の前記開口部は、蓋部材によって閉止されていることを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載のエンジン用マフラー。
  7. 前記排出管の排気方向下流側の前記縁部の外周は、カバー部材によって覆われていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のエンジン用マフラー。
  8. 前記排出管の排気方向下流側の前記縁部には、排気方向上流側に向かって凹む複数の第1湾曲部と、排気方向下流側に向かって突出する複数の第2湾曲部と、が交互に形成されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載のエンジン用マフラー。
  9. 前記複数の第2湾曲部の曲率半径は、前記複数の第1湾曲部の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項8に記載のエンジン用マフラー。
  10. 前記複数の第2湾曲部の曲率半径は、前記複数の第1湾曲部の曲率半径以上であることを特徴とする請求項8に記載のエンジン用マフラー。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載のエンジン用マフラーを備えていることを特徴とする空冷式エンジン。
  12. 請求項1~10のいずれか1項に記載のエンジン用マフラー又は請求項11に記載の空冷式エンジンを有することを特徴とする作業機。
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