JP2022128791A - 便器装置および便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイマー洗浄による便蓋の閉動作が開始することを使用中の人に報知する便器装置および便座装置を提供する。【解決手段】洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いているときには、便蓋駆動部22による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉状態が検知された後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われるシーケンス動作が許容されており、前記洗浄指示手段による洗浄指示には、タイマー設定による洗浄指示が含まれており、制御部5は、前記タイマー設定による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記シーケンス動作が実行される前に、前記タイマー設定による前記シーケンス動作が実行されることを報知部7に報知させる。【選択図】図1

Description

本発明は、便蓋と便蓋駆動部とを有する便器装置、および便器本体に取りつけて使用される、便蓋と便蓋駆動部とを有する便座装置に関する。
近時、便器洗浄時における排泄物に含まれる汚染物質の拡散防止の観点から、ボウルに排泄された便に含まれる汚染物質を含んだ飛沫が便器の外部に飛散しないように、排泄後には便蓋を閉じた状態でボウルを洗浄することが奨励されている。
このような便蓋の閉じた状態でのボウル洗浄を確実に実施させるために、洗浄指示があったときに、まず便蓋を便蓋駆動部により電動で閉止させ、その後ボウルの洗浄を行う便器装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平07-158142号公報
ところで、便器装置における便器洗浄としては、排便・排尿の際に洗浄操作部の操作や便座を離座したタイミングでなされるものの他、排便・排尿のタイミングとは関係なく定期、不定期に自動的に実施されるタイマー洗浄がある。タイマー洗浄としては例えば、24時間、便器洗浄がなされていない場合に所定のタイミングに実行される自動掃除(洗浄)などが含まれる。
したがって、洗浄指示があったときに便蓋の閉動作、ボウルの洗浄のシーケンス動作が実施される便器装置であれば、タイマー洗浄の場合にも、そのようなシーケンス動作が実施されることとなる。
しかしながら、このようなタイマー洗浄のタイミングが使用者の便器使用と重なる場合があり、不都合が生じる可能性がある。例えば、男子が立位での排尿タイミングとタイマー洗浄とが重なった場合、特に排尿中にタイマー洗浄のタイミングとなった場合、シーケンス動作による便蓋の閉動作によって排尿が邪魔され、便蓋や床に尿が飛散するおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、タイマー洗浄による便蓋の閉動作が開始することを使用中の人に報知する便器装置および便座装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の便器装置は、ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、計時部と、報知部と、制御部と、を備えた便器装置であって、前記洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉状態が検知された後に、前記便器洗浄部による洗浄動作が行われるシーケンス動作が許容されており、前記洗浄指示手段による洗浄指示には、タイマー設定による洗浄指示が含まれており、前記制御部は、前記タイマー設定による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記シーケンス動作が実行される前に、前記タイマー設定による前記シーケンス動作が実行されることを前記報知部に報知させることを特徴とする。
また、本発明の便座装置は、便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、便器本体に対し洗浄指示を出力するボウル洗浄指示手段と、便座側報知部と、便座側制御部と、を備え、前記便器本体に取りつけられる便座装置であって、前記ボウル洗浄指示手段または前記便器本体による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉状態が検知された後に、前記便器本体に対し洗浄指示を出力するシーケンス処理が許容されており、前記ボウル洗浄指示手段または前記便器本体による洗浄指示には、タイマー設定による洗浄指示が含まれており、前記便座側制御部は、前記タイマー設定による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記シーケンス処理が実行される前に、前記タイマー設定による前記シーケンス処理が実行されることを前記便座側報知部または前記便器本体の報知部に報知させることを特徴とする。
本発明の便器装置および便座装置はそれぞれ上述した構成とされているため、タイマー洗浄による便蓋の閉動作が開始することを使用中の人に報知することができる。
本発明の一実施形態に係る便器装置の基本ブロック図である。 (a)は同便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図、(b)は他例の便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図である。 図1の便器装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図1の便器装置の動作の他例を示すフローチャートである。 (a)は本発明の他の実施形態に係る便器装置およびそれに用いられる便座装置の基本ブロック図であり、(b)は同便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図である。
以下に本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。以下に説明する便器装置1,3は、排泄物に含まれる汚染物質の拡散防止の観点から、便蓋20,40の閉状態でのボウル12の洗浄を原則としたものである。そのため、洗浄指示があったときに、便蓋20,40が開いているときには、便蓋駆動部22,42による便蓋20,40の閉動作が開始され、便蓋20,40の閉状態が検知された後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われるシーケンス動作が実行される。本便器装置1,3は、タイマー設定による洗浄指示の場合には、シーケンス動作が実行される前に、タイマー設定によるシーケンス動作が実行されることを報知部7または便座側報知部37に報知させるようにしてある。
まず、本実施形態に係る便器装置1の概要について以下に記述する。この便器装置1は図1、図2に示した構成の装置であり、図3、図4に示すような動作を択一的に実行可能としたものである。
本便器装置1は、ボウル12と、ボウル12へ洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13と、便蓋20と、便蓋20の開閉を検知する便蓋開閉検知部21と、便蓋20を開閉する便蓋駆動部22と、を備えている。また本便器装置1は、便器洗浄部13に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、計時部6と、報知部7と、制御部5と、を備えている。ここで、洗浄指示手段としては、使用者の洗浄操作によるものや、使用者の離座動作にもとづく自動的な洗浄指示のほか、タイマー設定による自動的な洗浄指示も含まれる。
本便器装置1は、洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いていれば、便蓋駆動部22による便蓋20の閉動作が開始され、便蓋20の閉状態を検知した後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われるシーケンス動作が許容されている。
洗浄指示があったときの基本動作としては複数の態様のものがある。
図3に例示した動作例では、タイマー設定による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いているときには、報知部7による報知後、所定時間経過後に便蓋駆動部22による便蓋20の閉動作が開始される。
図4に例示した動作例では、報知部7は、シーケンス動作の実行の際には、シーケンス報知を行い、タイマー設定による洗浄指示があったときにおけるシーケンス動作前の報知は、シーケンス報知とは異なる態様の報知(警報)とされる。
以上のような動作のいずれかが実行されることで、タイマー設定による洗浄が使用中の人の使用タイミングで実施された場合でも、タイマー設定によるシーケンス動作が実行されることが報知部7によって事前に報知される。そのため、便蓋20の閉動作が開始される前に、使用中の人は、便蓋20との接触を回避するための行動をとることができる。
次に便器装置1の詳細な構成、構造および基本動作について説明する。
図1~図4は便器装置1の説明図である。上述したように、図3は本便器装置1の一動作例、図4は他の動作例に関する説明図である。なお、図2(a)(b)は、洗浄方式(構造)が相異する2形態を示す便器装置1の内部を模式的に示した模式的側面図であり、いずれの方式のものであってもよい。
便器装置1は、トイレ空間内の床や壁などに固定される腰掛式の洋風便器装置である。この便器装置1の便器本体10は、上方に向けて開口したボウル12がスカート部11に囲まれるように内装され、ボウル12の上側にはボウル12の開口面に対し起倒自在とした、それぞれが回転動作をなす便座24、便蓋20を備えている。
スカート部11の内部空間には、ボウル12内の汚水を排出するとともに、給水口14からボウル12内に洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13が配されている。この便器洗浄部13は給水機構と排水機構とを有する。
給水機構は、給水口14と、水道管(不図示)から供給される洗浄水をボウル12内に給水口14を通じて供給する洗浄水供給路15と、洗浄水供給路15の途中に配されている、ボウル12への給水を供給または遮断する給水弁16とを備えている。
図2(a)に示した排水機構は、ボウル12の底部より後方に延びるように接続された筒状の屈曲状のトラップ17を有し、そのトラップ17がさらに下方に延び排水口18に接続されている。この種の排水機構としては、サイホン式やサイホンゼット式、サイホンボルテックス式などがあり、サイホン作用により排水状態または封水状態が形成される機構とされている。
また排水機構としては、図2(b)に示すような可動式のトラップ17Aを有した構造のものであってもよい。このトラップ17Aは、駆動部(不図示)によって矢印方向に回動されて排水状態または封水状態を形成する。図例のトラップ17Aは封水状態での位置にあり、排水状態ではトラップ17Aの開放端が排水口18に向くように回転動作する。なおトラップ17Aはトラップケース(不図示)に囲まれて、汚水や臭気が外部に漏れないようになっている。
また便器装置1には、サイホン式、可動式のいずれでもない排水機構、例えば洗い落とし式の排水機構も適用可能である。
また、図例では、便器装置1を、水洗タンク(ロータンク)を備えていない、水道直結式のタンクレスタイプとした例を示しているが、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
また便器装置1は、上述したように、図1にも示すように、便蓋開閉検知部21と、便蓋駆動部22とを備え、さらに便蓋駆動部22に対する使用者からの開閉指示を受けつける便蓋操作部23とを備えている。さらに便器装置1は、便座24と、便座24の開閉を検知する便座開閉検知部25と、便座24を開閉する便座駆動部26と、便座駆動部26に対する開閉指示を受けつける便座操作部27とを備え、さらに着座検知部28も備えている。
着座検知部28としては、例えば便座24に内装された、着座/離座を検知する荷重センサーや、便座24の回転軸部の近傍より着座/離座を検知する赤外線センサーなどが採用される。便蓋開閉検知部21および便座開閉検知部25としては、開角度により開閉状態を検知する構成とされたものが採用される。
便蓋駆動部22および便座駆動部26は、それぞれモーターなどで構成されている。便蓋駆動部22は便蓋操作部23からの指示があった場合などに便蓋20を電動で開閉し(起倒させ)、便座駆動部26は便座操作部27からの指示があった場合などに便座24を電動で開閉する(起倒させる)。
なお本明細書においては、便蓋20、便座24のいずれにおいても、略垂直状に起立した状態を開状態といい、略水平状に倒れ、ボウル12の開口面に対し略平行とした状態を閉状態という。なお、ボウル12の開口面を覆う角度まで便蓋20が閉じた状態であれば、便蓋20は閉状態とする態様であってもよい。例えば、ボウル12の上面とのなす角度が2度未満、5度未満などわずかな角度になるまで便蓋20が閉じていれば、便蓋20がボウル12の開口面を覆うので、ボウル12内の洗浄が開始されても、飛沫が便器本体10の周囲に飛散する懸念が少なくなる。便座24の閉状態についても、同様の態様であってもよい。また、便蓋20や便座24は、閉動作の開始から所定時間の経過で閉状態とする態様であってもよい。
本便器装置1では、便蓋操作部23などにより便蓋20の閉動作の指示があったときに便蓋20、便座24がともに開状態であれば、まず便座24が閉動作をなし、閉止(閉状態で停止)後に、便座24の閉動作に連動するように、便蓋20が閉動作をなす。また、便座操作部27などにより便座24の開動作の指示があったときに便座24、便蓋20がともに閉状態であれば、まず便蓋20が開動作をなし、開止(開状態で停止)後に、便蓋20の開動作に連動するように、便座24が開動作をなす。
便器装置1はさらに、ボウル12内を脱臭する脱臭装置や、便座24を温める加熱装置、局部を洗浄する局部洗浄装置などの各種機能装置を備えた構成としてもよい。
さらに便器装置1は洗浄操作部29を備えている。この洗浄操作部29は、洗浄の指示を、後述する制御部5を介して便器洗浄部13に対して出力する大便用洗浄ボタン29aおよび小便用洗浄ボタン29bを備えている。
なお、洗浄操作部29は本体操作部(不図示)、リモコン(不図示)のいずれにも配されていることが望ましい。これらには、各種の操作や設定などができる操作スイッチや操作ボタンなども設けてある。リモコンとしては赤外線通信のものが好適に用いられる。リモコンには送信部(不図示)、便器本体10には受信部(不図示)が設けてあることはいうまでもない。
洗浄操作部29の操作は洗浄指示手段として作用するが、さらに、着座検知部28により検知された、着座中から離座への状態変化も洗浄指示手段として作用する。つまり、人が着座中のときに便座24から立ち上がった際には、洗浄ボタンの操作に代えて自動洗浄がなされる。
また、大便用洗浄ボタン29aおよび小便用洗浄ボタン29bの両方を設けずに、1つの洗浄ボタンで洗浄指示を出力する構成としてもよい。つまり、その場合のボウル12への洗浄水の水量としては、大便用大容量、小便用小容量の区別がなく、大便用大容量の1種類のみとされる。
またさらに、便器装置1は、タイマー洗浄設定部8を備えている。タイマー洗浄設定部8は、使用者の排便、排尿とは無関係に実行される、定期便器洗浄や自動掃除機能などのタイマー洗浄を設定するための操作設定部である。タイマー洗浄は、長時間使用しない場合にボウル12を洗浄する機能であり、制御部5、計時部6および便器洗浄部13の協働により定期的な掃除が行われる。
例えば、あまり使用されない夜間の定時に、つまり24時間間隔や、留守中に6時間間隔で、自動洗浄がなされる。またタイマー洗浄には、最後に使用してから6時間経過するまでに使用されなかった場合、6時間経過時に洗浄するようなものも含まれる。
タイマー洗浄設定部8は、このような洗浄タイミングに関する種々の設定に用いられる。洗浄タイミングが設定されれば、その時刻になったとき、あるいは所定時間が経過したときに、便器洗浄部13により洗浄が開始される。このようなタイマー設定による洗浄指示も、洗浄指示手段による洗浄指示として含まれる。
便器装置1は、上記制御対象(便器洗浄部13の給水弁16や便蓋駆動部22、便座駆動部26など)を制御する一方、洗浄操作部29や便蓋開閉検知部21、便座開閉検知部25、着座検知部28などの出力信号を受ける制御部5を備えている。この制御部5はCPUやMPUなどのプロセッサおよび種々のプログラムを含んで構成される。便器装置1はさらに、タイマー洗浄などで動作する計時部6および電源部(不図示)を備えている。
また、便器装置1は、装置の異常や状態、ガイダンスを音や音声合成で報知するスピーカなどで構成された報知部7を備えている。なお報知部7としては、音出力のものに代えてあるいは加えて、LEDなどのディスプレイを備えた構成としてもよい。
ついで、この便器装置1の動作例について、図3および図4のフローチャートにもとづいて説明する。これらの動作はいずれも、洗浄指示手段による洗浄指示があったときの制御部5による動作である。
便器装置1は、洗浄指示があったときに図3や図4に示すような動作が実行される動作構成となっていればよいが、いずれかの動作が実行されるように便器装置1に対する設定で変更できるようにしてあってもよい。
以下の動作説明においては、便蓋20の開閉状態の検知や便座24の開閉状態の検知は各検知部によるものであるが、それらの検知部の動作の説明については省略する。また、便蓋20の開閉動作や便座24の開閉動作は各駆動部によるものであるが、それらの駆動部の動作の説明については省略する。
まず、図3の動作について、ステップS100~S116で示されるフローチャートに沿って説明する。なお以下の説明では、図3、図4の動作ステップについて、「ステップS×××」と記述するところを、符号のみの「S×××」と略記した。
洗浄指示手段による洗浄指示を受けたときには、まず、洗浄指示がタイマー設定によるもの(タイマー洗浄)なのかが判別され、タイマー洗浄でなければ、洗浄指示を受けたことが報知部7により報知される(S100、S101のN、S102)。この報知部7による報知は例えば電子音の「ピピッ」などで実行される。その後、便蓋20の開/閉状態が判別され、閉状態であれば、ボウル12の洗浄が実行される(S103のN、S109)。また、便蓋20が開状態であっても、便座24に着座中であれば、 ボウル12の洗浄が実行される(S103のY、S104のY、S109)。
図3には示されていないが、洗浄終了後には便蓋20は開動作し、開状態となってから一定時間後に、開状態となった便蓋20は閉動作して、閉止して待機状態(便蓋20が閉じた状態)となるようにしてもよい。
この洗浄後の便蓋20の開動作は、洗浄後のボウル12内に汚物の残存を使用者が確認するために実行される動作である。つまり使用者は、洗浄後にボウル12内の確認のために手動で便蓋20を開く必要はない。
なお、上記一定時間のディレイに代えて、人感センサーにより人が検知されなくなったタイミングで待機状態に戻してもよい。もちろん、使用者が便蓋操作部23で便蓋20を閉動作させることができるので、自動で待機状態に戻さなくてもよい。
便蓋20が開状態であって、便座24に着座中でなければ、便座24の開/閉状態が判別される(S103のY、S104のN、S105)。便座24が閉状態であればその後、また便座24が開状態であれば閉動作が実行されて便座24が閉状態になった後に、便蓋20の閉動作が実行される(S106、S107)。そして便蓋20が閉状態となれば、そのことをS102の報知のときとは異なる電子音「ピッ」などで報知部7により報知され、その後洗浄が実行される(S108、S109)。なお、この報知は、便蓋20の閉止直前のほぼ閉止となったタイミングでなされてもよいし、便蓋20の完全な閉止タイミングでなされてもよい。また、洗浄が実行されることが報知部7により報知されてもよい。つまりその場合には、洗浄指示後の便蓋20の閉(S103のN)のときにも報知部7により報知される。
このように、洗浄操作部29による洗浄指示や、着座中から離座への状態変化の検出による自動洗浄指示のときには、以上の動作が実行される。すなわち、便器装置1は便蓋20が閉状態での洗浄が原則とされ、洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いていれば、便蓋20の閉動作が実行される。そして、便蓋20の閉状態が検知された後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われるシーケンス動作が実行される。もちろん便座24が開いていれば、便蓋20の閉動作に先立って便座24の閉動作が実行される。
一方、洗浄指示がタイマー設定によるものであるときには、便蓋20の開/閉状態が判別され、便蓋20が閉状態であれば、すぐに洗浄が実行される(S101のY、S110のN、S116)。洗浄指示がタイマー設定によるものであって、便蓋20が開いているときには、上記シーケンス動作が実行される前に、タイマー設定によるシーケンス動作が実行されることが報知部7により報知される(S101のY、S110のY、S111)。この報知は、例えば「ピピッ」といった電子音などで報知部7により実行される。報知部7による報知後、所定時間経過後に便座24の開/閉状態が判別され、便座24が閉状態であればその後、また便座24が開状態であれば閉動作が実行されて便座24が閉状態になった後に、便蓋20の閉動作が実行される(S112~S115)。そして便蓋20が閉状態となれば、洗浄が実行される(S116)。なお、報知部7による報知後に設けられる所定時間のディレイは、数秒から約10秒あればよい。
このように、洗浄指示がタイマー設定によるものであれば、報知部7による報知後、所定時間のディレイが設けられる。使用中の人は、タイマー洗浄タイミングであることを報知部7の報知によって知ることができ、便蓋20の閉動作が開始されるまでの間に、便蓋20との接触を事前に回避することを容易に行うことができる。また、男子が立位で排尿しようとしたタイミングにタイマー洗浄が重なった場合でも、シーケンス動作が実行される前に報知部7により報知される。そのため、立位で排尿しようとした男子は、閉じようとする便蓋20によって尿が周囲に飛散することを回避することができる。そして、便蓋20が閉状態になった後に洗浄が実行されるので、汚染物質を含んだ飛沫等が便器本体10の周囲に飛散することが抑制される。
図3には示されていないが、洗浄指示がタイマー設定によるものであって、便蓋20が開状態であっても、便座24に着座中であれば、報知部7による報知後に洗浄を実行してもよい。また、洗浄指示がタイマー設定によるものであっても、便座24に着座中であれば、便蓋20が閉状態とみなして報知部7による報知を行わずに洗浄を実行してもよい。
また図3には示されていないが、タイマー設定による洗浄指示があったときに、便蓋20が開状態である場合、報知部7による報知後の所定時間のディレイ中に便蓋20の閉状態への変化を監視する動作構成であってもよい。その場合、ディレイ中に便蓋20が閉状態になれば、すぐに洗浄が開始されるようにすればよい。ディレイ後も便蓋20が開状態のままであれば、便座24の開/閉状態が判別され、便座24が閉状態であればその後、また、便座24が開状態であれば便座24の閉動作が実行されて便座24が閉状態になった後に、便蓋20の閉動作が実行される。そして便蓋20が閉状態となれば、洗浄が実行される。
次に、図4の動作について、ステップS200~S215で示されるフローチャートに沿って説明する。
洗浄指示手段による洗浄指示を受けたときには、まず、洗浄指示がタイマー設定によるもの(タイマー洗浄)なのかが判別され、タイマー洗浄でなければ、報知部7により報知される(S200、S201のN、S202)。この報知部7による報知は、シーケンス動作の実行の際に報知されるシーケンス報知とされ、シーケンス報知は例えば電子音の「ピピッ」などで実行される。そして、便蓋20の開/閉状態が判別され、閉状態であれば、ボウル12の洗浄が実行される(S203のN、S209)。また、便蓋20が開状態であっても、便座24に着座中であれば、 ボウル12の洗浄が実行される(S203のY、S204のY、S209)。
図4には示されていないが、洗浄終了後には便蓋20は開動作し、開状態となってから一定時間後に、開状態となった便蓋20は閉動作して、閉止して待機状態(便蓋20が閉じた状態)となるようにしてもよい。
この洗浄後の便蓋20の開動作は、洗浄後のボウル12内に汚物の残存を使用者が確認するために実行される動作である。つまり使用者は、洗浄後にボウル12内の確認のために手動で便蓋20を開く必要はない。
なお、上記一定時間のディレイに代えて、人感センサーにより人が検知されなくなったタイミングで待機状態に戻してもよい。もちろん、使用者が便蓋操作部23で便蓋20を閉動作させることができるので、自動で待機状態に戻さなくてもよい。
便蓋20が開状態であって、便座24に着座中でなければ、便座24の開/閉状態が判別される(S203のY、S204のN、S205)。便座24が閉状態であればその後、また便座24が開状態であれば閉動作が実行されて便座24が閉状態になった後に、便蓋20の閉動作が実行される(S206、S207)。そして便蓋20が閉状態となれば、シーケンス動作の実行により便蓋20が閉状態になったことを電子音「ピッ」などで報知部7により報知(シーケンス報知)され、その後洗浄が実行される(S208、S209)。なお、この報知は、便蓋20の閉止直前のほぼ閉止の状態となったタイミングでなされてもよいし、便蓋20の完全な閉止タイミングでなされてもよい。また洗浄が実行されることが報知(シーケンス報知)されてもよい。つまりその場合には、洗浄指示後の便蓋20の閉(S203のN)のときにも報知される。
このように、洗浄操作部29による洗浄指示や、着座中から離座への状態変化の検出による自動洗浄指示のときには、以上の動作が実行される。すなわち、便器装置1は便蓋20が閉状態での洗浄が前提とされ、洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いていれば、便蓋20が閉動作する。そして、便蓋20の閉状態の検知後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われるシーケンス動作が実行される。もちろん便座24が開いていれば、便蓋20の閉動作に先立って便座24の閉動作が実行される。
一方、洗浄指示がタイマー設定によるものであるときには、便蓋20の開/閉状態が判別され、便蓋20が閉状態であれば、すぐに洗浄が実行される(S201のY、S210のN、S215)。洗浄指示がタイマー設定によるものであって、便蓋20が開いているときには、シーケンス動作が実行される前に、タイマー設定によるシーケンス動作が実行されることが、報知部7により報知(警報)される(S201のY、S210のY、S211)。この警報は、音の出力パターンや音の出力時間などがシーケンス報知とは異なる電子音「ピッピッピー」などで報知部7により実行される。報知部7による警報後に便座24の開/閉状態が判別され、便座24が閉状態であればその後、また便座24が開状態であれば閉動作が実行されて便座24が閉状態になった後に、便蓋20の閉動作が実行される(S212~S214)。そして便蓋20が閉状態となれば、洗浄が実行される(S215)。
このように、洗浄指示がタイマー設定によるものであれば、報知部7にシーケンス報知とは異なる態様の報知(警報)が実行される。シーケンス報知とは異なる警報によって、使用中の人は、タイマー洗浄による便蓋20の閉動作が開始することが事前に知らされるので、便蓋20との接触を容易に回避することができる。また、男子が立位で排尿しようとしたタイミングにタイマー洗浄が重なった場合でも、シーケンス動作が実行される前に報知部7により警報される。そのため、立位で排尿しようとした男子は、閉じようとする便蓋20によって尿が周囲に飛散することを回避することができる。そして、便蓋20が閉状態になった後に洗浄が実行されるので、汚染物質を含んだ飛沫等が便器本体10の周囲に飛散することが抑制される。なお、報知部7によるシーケンス報知とは異なる報知(警報)は、便蓋20の閉動作までのディレイ代わりとなるように数秒から約10秒の間、実行されることが望ましい。警報時間が数秒から約10秒あれば、使用中の人が便蓋20との接触を事前に回避することを容易に行うことができる。
図4には示されていないが、洗浄指示がタイマー設定によるものであって、便蓋20が開状態であっても、便座24に着座中であれば、報知部7による報知(警報)後に洗浄が実行されてもよい。また、洗浄指示がタイマー設定によるものであっても、便座24に着座中であれば、便蓋20が閉状態とみなして報知部7による報知(警報)が行われずに、洗浄が実行されてもよい。
また図4には示されていないが、タイマー設定による洗浄指示があったときに、便蓋20が開状態である場合、報知部7による警報後、所定時間のディレイが設けられてもよい。またこのディレイ中に便蓋20の閉状態への変化を監視する動作構成であってもよい。その場合、ディレイ中に便蓋20が閉状態になれば、すぐに洗浄が開始されるようにすればよい。ディレイ後も便蓋20が開状態のままであれば、便座24の開/閉状態が判別され、便座24が閉状態であればその後、また、便座24が開状態であれば便座24の閉動作が実行されて便座24が閉状態になった後に、便蓋20の閉動作が実行される。そして便蓋20が閉状態となれば、洗浄が実行される。この動作態様では、警報後にディレイが設けられているので、使用中の人が便蓋20との接触を事前に回避することを容易に行うことができる。また、この動作態様では警報後にディレイが設けられているので、警報時間はディレイ代わりとなるような数秒から約10秒でなくてよい。
また、図4に示す警報は、シーケンス報知とは異なる態様の電子音としているが、これに限定されることはない。警報は、例えば「タイマー洗浄を開始します。」といった音声合成であってもよい。また、警報は音出力ではなく光出力であってもよく、例えば、LEDの点灯や点滅、ディスプレイによるメッセージ表示といったものであってもよい。さらにまた、シーケンス報知と同一または異なる態様の電子音に加え、上述したような音声合成や光出力といったものが組み合わされた警報であってもよい。また、警報は、音の出力パターンや音の出力時間をシーケンス報知の電子音「ピッ」「ピピッ」などから変えずに、音の高低や音量を変えたものであってもよい。なお、これら警報は、トイレ空間内の人が知ることができれば十分であり、トイレ空間外の人にまで伝わる必要はない。
なお、図3、図4の動作例は一例に過ぎず、これらとは異なる動作態様であってもよい。例えば、洗浄指示がタイマー設定によるものであって、便蓋20が開状態であり、便蓋20の閉動作後、便蓋20の閉状態が検知された後に報知部7による報知または警報が実行されてもよい。また、上述の説明では、便蓋20、便座24が共に開状態と判別された場合、まず便座24の閉動作が実行されて便座24が閉状態になった後に、便蓋20の閉動作が実行されているが、便座24の閉動作に連動して便蓋20の閉動作が実行されてもよい。
また、便器装置1は以上のものに限られず、便座24と便蓋20とが一体として取り替え可能なものであってもよい。特に図5に示すような便座装置30が後付けされた(あるいは取り替えられた)便器装置3であってもよい。図5(a)(b)にもとづいて、本発明の他の実施形態に係る便器装置3の基本構成について説明する。なお本実施形態では、図5(b)に可動式のトラップ17Aを例示したが、便器本体がサイホン式のトラップ17(図2(a)参照)を有したものや、その他の方式のものにも適用は可能である。
具体的には便器装置3は、ボウル12と、ボウル12へ洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13と、便座装置30と、便器洗浄部13に対し洗浄の指示を出力する洗浄操作部29とを備えている。便器装置3はさらに、制御部5と、計時部6と、報知部7と、タイマー洗浄設定部8とを備えている。
便座装置30は、便器装置3の便器本体(便座装置30を除く部位)とは着脱可能な別体とされている。便座装置30は、便蓋40、便蓋開閉検知部41、便蓋駆動部42、便蓋操作部43、便座44、便座開閉検知部45、便座駆動部46、便座操作部47、着座検知部48、ボウル洗浄操作部49、便座側制御部35、便座側報知部37を備えている。また、便座装置30、便器本体間では信号の送受が可能とされている。
なお、便座装置30を除く便器装置3(便器本体)の構成は図1のものとおおむね同様であるため、詳細な説明は省略する。また、便座装置30が備える、便蓋40、便蓋開閉検知部41、便蓋駆動部42、便蓋操作部43、便座44、便座開閉検知部45、便座駆動部46、便座操作部47、着座検知部48についても図1のものとおおむね同様であり、その説明を省略する。
図5の便座装置30は、便座装置30側より便器洗浄部13に対しボウル12の洗浄指示が出力できる構成とされている。具体的には、便座装置30は、ボウル洗浄操作部49より洗浄の指示があったときに、便座側制御部35がこれを受けて、洗浄指示を便器本体に通知し、便器本体側の制御部5を通じて、便器洗浄部13を制御してボウル12の洗浄ができるようになっている。また、便座側制御部35が直接、便器洗浄部13を制御する構成としてもよい。
なお、図5に示すように、便器装置3は便座装置30側のボウル洗浄操作部49だけではなく、本体側の洗浄操作部29を含んだ構成とされている。つまり、図5のものは、洗浄操作部29、ボウル洗浄操作部49のいずれでも洗浄指示ができる構成とされている。また、本体側に洗浄操作部29を設けずに、ボウル洗浄操作部49でのみ洗浄指示ができる構成であってもよい。なお、ボウル洗浄操作部49も大便用洗浄ボタンと小便用洗浄ボタンとを有することが望ましい。
ボウル洗浄操作部49の操作はボウル洗浄指示手段として作用するが、さらに、着座検知部48により検知された、着座中から離座への状態変化もボウル洗浄指示手段として作用する。つまり、着座中のときに便座44から立ち上がった際には、洗浄ボタンの操作に代えて自動洗浄がなされる。
また、便器本体による洗浄指示には、図1に示した便器装置1と同様、タイマー設定による洗浄指示が含まれており、便座装置30は、ボウル洗浄指示手段や便器本体の洗浄操作部29による洗浄指示の他、タイマー設定による洗浄指示も受けつける。
この便器装置3も、洗浄指示があったときには、図1の便器装置1と同様、図3、図4などの動作が可能とされる。ようするに、便器洗浄部13は、ボウル洗浄指示手段(ボウル洗浄操作部49)または便器本体から洗浄の指示があったときには、原則としては、便蓋40の閉状態を検知した後にボウル12の洗浄が実行される。そして、タイマー設定による洗浄指示を便器本体から受けつけたときには、図3、図4の動作が実行される。
以上のように、本便座装置30は、便座44と、便蓋40と、便蓋40の開閉を検知する便蓋開閉検知部41と、便蓋40を開閉する便蓋駆動部42と、を備えている。また便座装置30は、便器本体に対し洗浄指示を出力するボウル洗浄指示手段と、便座側報知部37と、便座側制御部35と、を備え、便器本体に取り付けられる装置である。便座装置30は、ボウル洗浄指示手段または便器本体による洗浄指示があったときに、便蓋40が開いているときには、便蓋駆動部42による便蓋40の閉動作が開始される。そして、便座装置30は、便蓋40の閉状態が検知された後に、便器本体に対し洗浄指示を出力するシーケンス処理が許容されている。
この洗浄指示を便器本体が受けつければ、便器本体ではボウル12の洗浄が開始される。つまり、便座装置30によるシーケンス処理は、便器装置3(便座装置30と便器本体の協働)によるシーケンス動作(図1で示したシーケンス動作と同等の動作)が実行される。
ボウル洗浄指示手段または便器本体による洗浄指示には、タイマー設定による洗浄指示が含まれている。便座側制御部35は、タイマー設定による洗浄指示があったときに、便蓋40が開いているときには、シーケンス処理が実行される前に、タイマー設定によるシーケンス処理が実行されることを便座側報知部37または便器本体の報知部7に報知させる。
また、タイマー設定による洗浄指示があったときに、便蓋40が開いているときには、便座側報知部37または便器本体の報知部7による報知後、所定時間経過後に便蓋駆動部42による便蓋40の閉動作が開始されてもよい。つまり、この動作は図3に示したものに対応する。
また、便座側報知部37または便器本体の報知部7は、シーケンス処理の実行の際には、シーケンス報知を行い、タイマー設定による洗浄指示があったときにおけるシーケンス処理前の報知は、シーケンス報知とは異なる態様の報知とされてもよい。つまり、この動作は図4に示したものに対応する。
便器装置3の動作における洗浄指示タイミングの報知やタイマー洗浄によるシーケンス動作の報知などの種々の報知については、便座装置30の便座側報知部37、便器本体の報知部7のいずれで行ってもよい。また、シーケンス処理実行の際のシーケンス報知やタイマー洗浄によるシーケンス報知とは異なる報知(警報)などについても、便座装置30の便座側報知部37、便器本体の報知部7のいずれで行ってもよい。また、図5には図示していないが、便座装置30が計時部を備えるものであってもよい。その場合には、各種時間の計測には、便座装置30の計時部、便器本体の計時部6のいずれで行ってもよい。
なお、便座装置30としては図5のものには限らない。便座装置30としては例えば、局部洗浄装置を備えた構成であってもよいし、種々(例えば局部洗浄装置)の操作や設定ができる便座用操作部(不図示)を有する構成であってもよい。
1,3 便器装置
5 制御部
6 計時部
7 報知部
8 タイマー設定部
12 ボウル
13 便器洗浄部
20 便蓋
21 便蓋開閉検知部
22 便蓋駆動部
24 便座
29 洗浄操作部
30 便座装置
35 便座側制御部
37 便座側報知部
40 便蓋
41 便蓋開閉検知部
42 便蓋駆動部
44 便座
49 ボウル洗浄操作部

Claims (6)

  1. ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、計時部と、報知部と、制御部と、を備えた便器装置であって、
    前記洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉状態が検知された後に、前記便器洗浄部による洗浄動作が行われるシーケンス動作が許容されており、
    前記洗浄指示手段による洗浄指示には、タイマー設定による洗浄指示が含まれており、
    前記制御部は、
    前記タイマー設定による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記シーケンス動作が実行される前に、前記タイマー設定による前記シーケンス動作が実行されることを前記報知部に報知させることを特徴とする便器装置。
  2. 請求項1において、
    前記タイマー設定による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記報知部による報知後、所定時間経過後に前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始されることを特徴とする便器装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記報知部は、前記シーケンス動作の実行の際には、シーケンス報知を行い、
    前記タイマー設定による洗浄指示があったときにおける前記シーケンス動作前の報知は、前記シーケンス報知とは異なる態様の報知とされることを特徴とする便器装置。
  4. 便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、便器本体に対し洗浄指示を出力するボウル洗浄指示手段と、便座側報知部と、便座側制御部と、を備え、前記便器本体に取りつけられる便座装置であって、
    前記ボウル洗浄指示手段または前記便器本体による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉状態が検知された後に、前記便器本体に対し洗浄指示を出力するシーケンス処理が許容されており、
    前記ボウル洗浄指示手段または前記便器本体による洗浄指示には、タイマー設定による洗浄指示が含まれており、
    前記便座側制御部は、
    前記タイマー設定による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記シーケンス処理が実行される前に、前記タイマー設定による前記シーケンス処理が実行されることを前記便座側報知部または前記便器本体の報知部に報知させることを特徴とする便座装置。
  5. 請求項4において、
    前記タイマー設定による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便座側報知部または前記便器本体の前記報知部による報知後、所定時間経過後に前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始されることを特徴とする便座装置。
  6. 請求項4または請求項5において、
    前記便座側報知部または前記便器本体の前記報知部は、前記シーケンス処理の実行の際には、シーケンス報知を行い、
    前記タイマー設定による洗浄指示があったときにおける前記シーケンス処理前の報知は、前記シーケンス報知とは異なる態様の報知とされることを特徴とする便座装置。
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