JP2022101834A - 便器装置および便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄動作中に便蓋が開になった場合でも、排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が飛散することを防止できる便器装置及び便座装置を提案する。【解決手段】洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いているときには、便蓋駆動部22による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉止後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われる構成とされ、制御部5は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に前記便蓋が開状態になったことが検知された場合、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させる。【選択図】図1

Description

本発明は、便蓋と便蓋駆動部とを有する便器装置、および便器本体に取りつけて使用される、便蓋と便蓋駆動部とを有する便座装置に関する。
近時、便器洗浄時における排泄物に含まれる汚染物質の拡散防止の観点から、ボウルに排泄した便に含まれる汚染物質を含んだ飛沫が便器の外部に飛散しないように、排泄後には便蓋を閉じた状態でボウルを洗浄することが奨励されている。
このような便蓋の閉じた状態でのボウル洗浄を確実に実施させるために、洗浄指示があったときに、まず便蓋を便蓋駆動部により電動で閉止させ、便蓋が閉止された後にボウルの洗浄を行う便器装置が提案されている。つまり飛散防止モードの洗浄ができるようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平07-158142号公報 特開2018-062774号公報
ところで、便蓋の閉止状態で便器洗浄が開始された後、汚物が流れたか否かを確認するために使用者が便蓋を開ける場合がある。また、トイレ室への入室を検知する人体検知部を備えている便器装置では、洗浄動作中の人の入室により便蓋が自動で開く場合がある。上記特許文献1,2のような便器装置では、便器洗浄中に便蓋が開になってしまうと、その後、便蓋は自動で閉止しないので、汚染物質を含んだ飛沫の飛散防止ができなくなる。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、洗浄動作中に便蓋が開になった場合でも、排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が飛散することを防止できる便器装置及び便座装置を提案することにある。
上記目的を達成するために、本発明の便器装置は、ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部と、を備えた便器装置であって、前記洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉止後に、前記便器洗浄部による洗浄動作が行われる構成とされ、前記制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に前記便蓋が開状態になったことが検知された場合、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする。
また、本発明の便座装置は、便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、ボウルと該ボウルへ洗浄水を供給し前記ボウル内を洗浄する便器洗浄部とを備えた便器本体に対し洗浄指示を出力するボウル洗浄指示手段と、便座側制御部と、を備え、前記便器本体に取りつけられる便座装置であって、前記ボウル洗浄指示手段または前記便器本体による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉止後に、前記便器本体に対し洗浄指示が出力される構成とされ、前記便座側制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に前記便蓋が開状態になったことが検知された場合、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする。
本発明の便器装置および便座装置はそれぞれ上述した構成とされているため、洗浄動作中に便蓋が開になった場合でも、排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が飛散することを防止できる。
本発明の一実施形態に係る便器装置の基本ブロック図である。 (a)は同便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図、(b)は他例の便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図である。 図1の便器装置の基本動作の一例を示すフローチャートである。 図1の便器装置において、洗浄動作中に人体の不検知から検知へと変化があった場合の動作の別例を示すフローチャートである。 (a)は本発明の他の実施形態に係る便器装置及びそれに用いられる便座装置の基本ブロック図であり、(b)は同便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
便器装置1,3は、排泄物に含まれる汚染物質の拡散防止の観点から、便蓋20,40の閉状態でのボウル12の洗浄を行うものである。そのため、洗浄指示があったときに、便蓋20,40が開いているときには、便蓋駆動部22,42による便蓋20,40の閉動作が開始し、便蓋20,40の閉止後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われる。
まず、本実施形態に係る便器装置1について以下に記述する。この便器装置1は図1、図2に示した構成の装置であり、図3、図4に示す基本動作を実行可能としたものである。
本便器装置1は、ボウル12と、ボウル12へ洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13と、便蓋20と、便蓋20の開閉を検知する便蓋開閉検知部21と、便蓋20を開閉する便蓋駆動部22とを備えている。また、本便器装置1は、便器洗浄部13に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部5と、を備えている。ここで、洗浄指示手段としては、使用者の洗浄操作によるものや、使用者の動作にもとづく自動的なものがあるが、詳細については後述する。
本便器装置1は、洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いているときには、便蓋駆動部22による便蓋20の閉動作が開始され、便蓋20の閉止後に、便器洗浄部13による洗浄動作が行われる構成とされる。
図3に示すように、制御部5は、便器洗浄部13による洗浄動作中に便蓋20が開状態になったことが検知された場合、便蓋駆動部22に便蓋20の閉動作を開始させる。
そして、本便器装置1は、便器洗浄部13による洗浄動作中に、人体の検知から不検知への変化があったときに、便蓋20が開いているときには、便蓋駆動部22に便蓋20の閉動作を開始させる。
また図4の動作の別例に示すように、本便器装置1は、人体の不検知から検知への変化があったときに、便蓋20が閉じているときには、便蓋駆動部22による便蓋20の開動作が開始される構成とされる。
そして、制御部5は、便器洗浄部13による洗浄動作中に、人体の不検知から検知への変化によって便蓋20が開状態になったときには、人体が不検知になってから便蓋駆動部22に便蓋20の閉動作を開始させる。
以上のように、本便器装置1は、便器洗浄部13による洗浄中に便蓋20が開状態になった場合でも、便蓋20が閉止されるので、便器の周囲に排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が飛散することを防止できる。
次に、本便器装置1の詳細な構成、構造および基本動作について説明する。
図1~図4は便器装置1の説明図である。上述したように、図3は便器装置1の基本動作の一例、図4は便器装置1の洗浄動作中に人体の不検知から検知へと変化があった場合の動作の別例に関する説明図である。なお、図2(a)(b)は、洗浄方式(構造)が相異する2形態を示す便器装置1の内部を模式的に示した模式的側面図であり、いずれの方式のものであってもよい。
図2(a)(b)に示す便器装置1は、トイレ空間内の床や壁などに固定される腰掛式の洋風便器装置である。この便器装置1の便器本体10は、上方に向けて開口したボウル12がスカート部11に囲まれるように内装され、ボウル12の上側にはボウル12の開口面に対し起倒自在とした、それぞれが回転動作をなす便座24、便蓋20を備えている。
スカート部11の内部空間には、ボウル12内の汚水を排出するとともに、吐出口14からボウル12内に洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13が配されている。この便器洗浄部13は給水機構と排水機構とを有する。
給水機構は、水道管(不図示)と、水道管から供給される洗浄水を吐出口14からボウル12内に供給する洗浄水供給路15と、洗浄水供給路15の途中に配され、ボウル12への給水を供給又は遮断する給水弁16とを備えている。
図2(a)に示した排水機構は、ボウル12の底部より後方に延びるように接続された筒状の屈曲状のトラップ17を有し、そのトラップ17がさらに下方に延び排水口18に接続されている。この種の排水機構としては、サイホン式やサイホンゼット式、サイホンボルテックス式などがあり、サイホン作用により排水状態または封水状態が形成される機構とされている。
また排水機構としては、図2(b)に示すような可動式のトラップ17Aを有した構造のものであってもよい。このトラップ17Aは、駆動部(不図示)によって矢印方向に回動されて排水状態または封水状態を形成する。図例のトラップ17Aは封水状態での位置にあり、排水状態ではトラップ17Aの開放端17aが排水口18に向くように回転動作する。なおトラップ17Aはトラップケース(不図示)に囲まれて、汚水や臭気が外部に漏れないようになっている。
また便器装置1には、サイホン式、可動式のいずれでもない排水機構、例えば洗い落とし式の排水機構も適用可能である。また、図例では、便器装置1を、水洗タンク(ロータンク)を備えていない、水道直結式のタンクレスタイプとした例を示しているが、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
また便器装置1は、上述したように、図1にも示すように、便蓋開閉検知部21と、便蓋駆動部22とを備え、さらに便蓋駆動部22に対する使用者からの開閉指示を受けつける便蓋操作部23とを備えている。さらに便器装置1は、便座24と、便座24の開閉を検知する便座開閉検知部25と、便座24を開閉する便座駆動部26と、便座駆動部26に対する開閉指示を受けつける便座操作部27と、着座検知部28と、人体検知部9と、を備えている。
便蓋駆動部22及び便座駆動部26は、それぞれモーター等で構成されている。便蓋駆動部22は便蓋操作部23からの指示があった場合等に便蓋20を電動で開閉し(起倒させ)、便座駆動部26は便座操作部27からの指示があった場合等に便座24を電動で開閉する(起倒させる)。
なお本明細書においては、便蓋20、便座24のいずれにおいても、略垂直状に起立した状態を開状態といい、略水平状に倒れ、ボウル12の開口面に対し略平行とした状態を閉状態という。
便器装置1は、便器本体10に設けられた本体操作部(不図示)と、便器本体10から離れた位置に設けられたリモコン(不図示)とを備えている。これらには、各種の操作や設定等ができる操作スイッチや操作ボタン等が設けてある。リモコンとしては赤外線通信のものが好適に用いられる。リモコンには送信部、便器本体10には受信部(不図示)が設けられている。
着座検知部28としては、たとえば便座24に内蔵された荷重センサや、便座24の回転軸部の近傍に設けられた赤外線センサ等が採用される。これらのセンサが使用者の着座/離座を検知する。便蓋開閉検知部21及び便座開閉検知部25としては、開角度により開閉状態を検知する構成とされたものが採用される。
人体検知部9は、トイレ室内で人体を検知できれば、特に限定されることはなく、例えば焦電型赤外線センサ、超音波センサ等を利用できる。この人体検知部9の人体検知に応じて、便蓋20の自動開閉等の処理が行われる。人体検知部9が設けられる場所は、便器本体10や、便器本体10に設けられた本体操作部(不図示)、便座24等、特に限定されることはない。
さらに便器装置1は、使用者の局部を洗浄する局部洗浄装置やボウル12内を脱臭する脱臭装置、便座24を温める加温部、洗浄開始から所定時間経過するまで便蓋20の開動作を禁止する便蓋開禁止手段等の各種の機能装置を備えてもよい。
さらに便器装置1は、便器洗浄部13に対する洗浄指示を出力する洗浄操作部29を備えている。この洗浄操作部29は、洗浄の指示を、後述する制御部5を介して便器洗浄部13に対して出力する大便用洗浄ボタン29a及び小便用洗浄ボタン29bを備えている。これら大便用洗浄ボタン29a及び小便用洗浄ボタン29bが操作されると、便器洗浄部13は、ボウル12内の排泄物等を洗浄水とともに排出するとともに洗浄水を流してボウル12内を洗浄する。
洗浄操作部29の操作は洗浄指示手段として作用するが、さらに、着座検知部28により検知された、着座中から離座への状態変化も洗浄指示手段として作用する。つまり、人が着座中のときに便座24から立ち上がった際には、洗浄ボタンの操作に代えて自動洗浄がなされる。
なお、洗浄操作部29は便器本体10に設けられた本体操作部(不図示)、便器本体10から離れた位置に設けられたリモコン(不図示)のいずれにも配されていることが望ましい。また、大便用洗浄ボタン29a及び小便用洗浄ボタン29bの両方を設けずに、1つの洗浄ボタンで洗浄指示を出力する構成としてもよい。つまり、その場合のボウル12への洗浄水の水量としては、大便用大容量、小便用小容量の区別がなく、大便用大容量の1種類のみとされる。
便器装置1は、上記制御対象(給水弁16やトラップ17等の便器洗浄部13や便蓋駆動部22、便座駆動部26等)を制御する制御部5を備えている。制御部5は、上記制御対象を制御する一方、洗浄操作部29や便蓋開閉検知部21、便座開閉検知部25、着座検知部28、人体検知部9等の出力信号を受ける。この制御部5はCPUやMPU等のプロセッサ及び種々のプログラムを含んで構成される。便器装置1はさらに、各種時間を計測する計時部6や、便器装置1に電源を供給する電源部(不図示)を備えている。
また、便器装置1は、装置の異常や状態、ガイダンスを音や音声合成で報知するスピーカ等で構成された報知部7を備えている。なお報知部7としては、音出力のものに代えてもしくは加えて、LED等のディスプレイや、点灯や点滅を行うランプを備えた構成としてもよい。
ついで、本便器装置1の基本動作について、図3のフローチャートに基づいて説明する。図3の動作は、いずれかの洗浄指示手段によって洗浄指示があったときの制御部5による動作である。
なお、下記の基本動作は一例であり、これらに限定されることはない。例えば、以下の説明では、洗浄指示は洗浄操作部29の操作によるものとしているが、使用者が便座24から離座したことを着座検知部28が検知し、着座から離座に変化したことをトリガーにして洗浄指示がされてもよい。
以下の動作説明においては、便蓋20の開閉状態の検知や便座24の開閉状態の検知は各検知部によるものであるが、それらの検知部の動作の説明については省略する。また、便蓋20の開閉動作や便座24の開閉動作は各駆動部によるものであるが、それらの駆動部の動作の説明については省略する。
まず、図3の動作について、ステップS100~S114で示されるフローチャートに沿って説明する。なお以下の説明では、図3の操作ステップについて、「ステップS×××」と記述するところを、符号のみの「S×××」と略記した。
洗浄指示を受けたときには、まずそのことが例えば電子音「ピピッ」などで報知部7により報知される(S100、S101)。そして便蓋20の開/閉状態が判別され、閉状態であれば、その後すぐにボウル12の洗浄が実行される(S102のN、S108)。また、便蓋20が開状態で便座24に着座中の場合にも、ボウル12の洗浄が実行される(S102のY、S103のY、S108)。
便蓋20が開状態であって、着座中でなく便座24が閉状態であれば便蓋20の閉動作が実行される(S102のY、S103のN、S104のN、S106)。また着座中でなく便座24が開状態であれば便座24の閉動作が実行され、便座24が閉止した後に、もしくは便座24の閉動作に連動して、便蓋20の閉動作が実行される(S103のN、S104のY、S105、S106)。そして便蓋20が閉止されれば、洗浄指示のときとは異なる電子音「ピッ」などで便蓋20の閉止が報知され、ボウル12の洗浄が実行される(S107、S108)。なお、便蓋20の閉止が報知されるのではなく、洗浄を実行することが報知されてもよい。つまりその場合には、洗浄指示後の便蓋20が閉(S102のN)のときにも報知される。
本便器装置1は、洗浄指示を受けたときには、以上の動作が実行される。すなわち、便器装置1は便蓋20が閉じた状態での洗浄が前提とされる。便器装置1は、洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、便蓋20が開いているときには、便蓋駆動部22による便蓋20の閉動作が開始され、便蓋20の閉止後に、便器洗浄部13による洗浄動作が実行される。つまり、本便器装置1は、飛散防止モードを備えた洋風便器装置である。もちろん便座24が開いていれば、便蓋20の閉動作に先立って便座24の閉動作が実行される。
次に、洗浄動作中に便蓋20が開状態になったことが検知された場合の動作について説明する。なお、以下の動作の説明では、便器洗浄部13の給水弁16が開となっている状態を洗浄動作中とし、給水弁16が開から閉に変化することで洗浄動作の終了と判別する。この洗浄動作の終了は給水弁16の開閉状態に限定されることはなく、例えば、洗浄動作の開始からの所定時間の経過で判別されてもよい。また、便器装置1が図2(b)に示すような可動式のトラップ17Aを有するものであれば、トラップ17Aの開放端17aが排水状態から封水状態の位置に変化することで洗浄動作の終了が判別されてもよい。
本便器装置1は、上記したように、便蓋20が閉状態での洗浄が前提とされるため、洗浄開始直後、便蓋20は閉状態である。なお、便蓋20が略垂直状に起立した状態を開状態とし、この開状態になっているのかが下記の説明では判別される。
洗浄動作中に便蓋20の開が検知されると、人の検知から不検知に変化したかを判別され、人が不検知であれば便蓋20が閉動作される(S109のY、S110のN、S113)。そして、便蓋20が閉止されれば、洗浄動作が終了しているか判別され、洗浄動作が終了していれば、動作は終了される(S114のY)。洗浄動作の終了は、上記したように、給水弁16の開閉状態によって判別されるが、可動式のトラップ17Aの状態や洗浄時間等で判別される態様であってもよい。
上記の動作例は、使用者が洗浄動作中に便蓋20を開動作させてボウル12内から汚物等の内容物が排出されたのを確認し、便蓋20が開状態(略垂直状に起立した状態)になる前にトイレ空間から退室したことが想定される。また、使用者が洗浄動作中に退室して一度人体が不検知になった後、洗浄動作が終了する前に新たな入室者による人体の検知によって便蓋20の開動作が開始され、便蓋20が開状態になる前に入室者がトイレ空間から退室したことが想定される。本便器装置1は、洗浄動作中に便蓋20の開動作が開始されてすぐに人がトイレ室から退室した場合は、速やかに便蓋20が閉止されるため、再び汚染物質の飛散防止が可能となる。なお、本便器装置1では、便蓋操作部23による開指示や人体検知による便蓋20の自動開の場合、閉状態の便蓋20の開動作が開始してから便蓋20が開状態になるまでの時間は約5秒である。
人を検知している状態であれば、一定時間のディレイを設ける(S110のY、S111)。このディレイは、使用者の汚物等の内容物がボウル12内から排出されたか否かの洗浄確認用の時間である。このディレイの間に洗浄動作が終了する場合があるため、ディレイの後に洗浄動作が終了しているか判別され、洗浄が終了していなければ便蓋20が閉止され、その後洗浄動作が終了しているか判別される(S112のN、S113、S114)。このディレイの時間は、計時部6によって計測される。このディレイは、使用者がボウル12内の汚物等の内容物が排出されたか確認できる程度の時間であればよく、この時間は約5~10秒程度あればよい。
S111のディレイの間に洗浄動作が終了していれば、便蓋20は閉止されず、動作は終了される(S112のY)。ディレイ中に洗浄が終了しているため、あえて便蓋20を閉止する必要がないからである。なお、図3のフローチャートには図示していないが、便蓋20が開状態のまま洗浄動作が終了してから、一定時間経過した時点で便蓋20が閉止されてもよい。また、洗浄動作の終了後に人の検知から不検知に変化したタイミングで、便蓋20が閉止されてもよい。
また、本便器装置1は便蓋開禁止手段を備えてもよい。そして、図3のフローチャートでは図示されていないが、S108の洗浄が開始してから所定時間経過するまで、便蓋開禁止手段によって便蓋20の開動作が禁止されてもよい。便蓋開禁止手段としては、例えば使用者が便蓋20に手をかけて便蓋20を開けようとしたり、便蓋操作部23により便蓋20を開けようとすると、便蓋20に逆トルクをかけるものや便蓋20の回転軸部の回転をロックするロック機構が挙げられる。そのほかの便蓋開禁止手段としては、例えば、報知部7による警告音やランプの点灯等の警告報知等を行って使用者に便蓋20の開動作を警告するものが挙げられる。便蓋開禁止手段による便蓋20の開動作が禁止されることによって、洗浄開始直後における排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が便器本体10の周囲に飛散することが抑制される。洗浄が開始してから便蓋20の開動作が禁止される所定時間としては、洗浄開始から大便等がボウル12内から排出されるまでの時間が望ましい。なお本便器装置1は、洗浄開始から約7~10秒程度で、ボウル12内から大便等が排出される。そのため、上記所定時間は約7~10秒程度あればよい。本便器装置1は、洗浄開始から洗浄終了するまでの時間(給水弁16の開時間)は、約20~70秒程度である。そのため、上記所定時間経過後に使用者の操作や、使用者の退室後の新たな入室者の検知による便蓋20が開状態になっても、洗浄動作中に便蓋20が自動で閉止されることによって、その後の水滴等の飛沫の飛散が抑制される。
使用者が汚物等の内容物がボウル12内から排出されたのか確認のために便蓋操作部23を操作したり、便蓋20に手をかけて開けてしまっても、上述したように、本便器装置1は、便蓋20が洗浄動作中に再び閉止される。つまり、再び便蓋20が閉止されることによって、便器本体10の周囲への汚染物質の飛散防止が可能となる。
なお、上記動作例において、図3のS109の便蓋20の開では、使用者がトイレ空間から退室して一度人体が不検知になった後、新たな入室者によって再び人体を検知することによって便蓋20が開動作した場合も含めているが、これに限定されることはない。例えば、洗浄動作中において、人体の不検知から検知に変化した場合の動作は、図3のS110~S114に代わり、次に説明する図4の動作が行われてもよい。
図4に示す動作例について、ステップS200~S206で示されるフローチャートに沿って説明する。なお以下の説明では、図4の操作ステップについて、「ステップS×××」と記述するところを、符号のみの「S×××」と略記した。
図4の動作は、便器洗浄部13による洗浄動作中に人体の不検知から検知へと変化したときの制御部5による動作である。ようするに前の使用者がトイレ空間から退室して一度人体が不検知になった後、洗浄動作中に新たな入室者によって再び人体を検知した場合における図3の動作の別例を図4では示している。
洗浄動作中に人体の不検知から検知になると、便蓋20の開動作が開始される(S200、S201)。なお、便蓋20が開状態になった後に洗浄指示がされた場合には、図3のフローチャートに沿った動作がされる(S202のY)。この洗浄指示は、上記したように洗浄操作部29によるもの以外にも、便座24の着座から離座に変化したことをトリガーにして洗浄指示がされてもよい。
図4に示す動作においても、図3と同様に給水弁16が開から閉に変化することで洗浄動作の終了と判別する。この洗浄動作の終了は給水弁16の開閉状態に限定されることはなく、例えば、洗浄動作の開始からの所定時間の経過で判別されてもよい。また、便器装置1が図2(b)に示すような可動式のトラップ17Aを有するものであれば、トラップ17Aの開放端17aが排水状態から封水状態の位置に変化することで洗浄動作の終了が判別されてもよい。
なお、図4のフローチャートでは図示されていないが、S200で人体の不検知から検知になった際、洗浄開始から所定時間経過していない場合は、便蓋20の開動作が開始されない態様であってもよい。上記所定時間は約7~10秒程度あればよい。そのようにすれば、洗浄開始直後における排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が便器本体10の周囲に飛散することが抑制される。また、洗浄開始から所定時間経過するまでは便蓋開禁止手段によって便蓋20の開動作が禁止されてもよい。上記所定時間は約7~10秒程度あればよい。上記所定時間経過後に便蓋20が開状態になっても、洗浄動作中に便蓋20が自動で閉止されるので、その後の飛沫の飛散が抑制される。
便蓋20が開状態になった後、洗浄指示されることなく人体の検知から不検知に変化した場合は、洗浄動作が終了しているのかが判別され、洗浄動作中で便蓋20が閉状態であれば動作は終了される(S202のN、S203のN、S204のN、S205のN)。洗浄動作が終了しておらず、便蓋20が開状態であれば便蓋20の閉動作がされて動作は終了される(S204のN、S205のY、S206)。これにより、排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が便器本体10の周囲に飛散することが再び抑制される。
人体の検知から不検知に変化するまでの間に洗浄動作が終了していれば、便蓋20は閉止されず、動作は終了される(S203のN、S204のY)。なお、図4のフローチャートには図示していないが、便蓋20が開状態のまま洗浄動作の終了から一定時間経過した時点で人体が不検知であれば、便蓋20が閉止されてもよい。また、図4ではS203で人体が不検知になった後に洗浄動作が終了しているか判別しているがこれに限定されることはなく、人体の検知から不検知に変化したのを検出したタイミングで洗浄動作の終了を判別することなく便蓋20が閉止される態様であってもよい。
図4に示す動作例では、便器洗浄中にあらたな入室者を検知して便蓋20が開になった場合、洗浄中であっても人体が不検知になるまで便蓋20を閉止しない。そのため、新たな入室者が便器洗浄中に立位で排泄(小便)を行っても、自動で便蓋20が閉止されないので、閉動作中の便蓋20に尿等が当たって周囲に飛び散ることが防止される。また、洗浄動作中に新たな入室者が排泄を行うことなく立ち去った場合には便蓋20の閉動作を開始するので、便蓋20が開状態のまま放置されることが抑制され、排泄物に含まれる汚染物質の飛沫が便器本体10の周囲に飛散することが再び抑制される。
便器装置1は以上のものに限られず、便座24と便蓋20とが一体として取り替え可能なものであってもよい。特に図5に示すような便座装置30が後付けされた(あるいは取り替えられた)便器装置3であってもよい。図5(a)(b)にもとづいて、本発明の他の実施形態に係る便器装置3の基本構成について説明する。なお本実施形態では、図5(b)に可動式のトラップ17Aを例示しているが、便器本体がサイホン式のトラップ17を有したものや、その他の方式のものにも適用は可能である。
具体的には便器装置3は、ボウル12と、ボウル12へ洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13と、便座装置30と、便器洗浄部13に対し洗浄の指示を出力する洗浄操作部29とを備えている。便器装置3はさらに、制御部5と、計時部6と、報知部7とを備えている。
便座装置30は、便器装置3の便器本体(便座装置30を除く部位)とは着脱可能な別体とされている。便座装置30は、便蓋40、便蓋開閉検知部41、便蓋駆動部42、便蓋操作部43、便座44を備えている。さらに便座装置30は、便座開閉検知部45、便座駆動部46、便座操作部47、人体検知部39、着座検知部48、ボウル洗浄操作部49、便座側制御部35、便座側計時部36、報知部37を備えている。また、便座装置30、便器本体間では信号の送受が可能とされている。
なお、便座装置30を除く便器装置3(便器本体)の構成は図1のものとおおむね同様であるため、詳細な説明は省略する。また、便座装置30が備える、便蓋40、便蓋開閉検知部41、便蓋駆動部42、便蓋操作部43、便座44、便座開閉検知部45、便座駆動部46、便座操作部47、着座検知部48は図1のものと略同様であり、その説明を省略する。
図5の便座装置30は、便座装置30側より便器洗浄部13に対しボウル12の洗浄指示が出力できる構成とされている。具体的には、便座装置30は、ボウル洗浄操作部49より洗浄の指示があったときに、便座側制御部35がこれを受けて、便器本体側の制御部5を通じて、便器洗浄部13を制御してボウル12の洗浄ができるようになっている。また、便座側制御部35が直接、便器洗浄部13を制御する構成としてもよい。
なお、図5に示すように、便器装置3は便座装置30側のボウル洗浄操作部49だけではなく、本体側の洗浄操作部29をも含んだ構成とされている。つまり、図5のものは、洗浄操作部29、ボウル洗浄操作部49のいずれでも洗浄指示ができる構成とされている。また、本体側に洗浄操作部29を設けずに、ボウル洗浄操作部49でのみ洗浄指示ができる構成であってもよい。なお、ボウル洗浄操作部49も大便用洗浄ボタンと小便用洗浄ボタンとを有することが望ましい。
ボウル洗浄操作部49の操作はボウル洗浄指示手段として作用するが、さらに、着座検知部48により検知された、着座中から離座への状態変化もボウル洗浄指示手段として作用する。つまり、着座中のときに便座44から立ち上がった際には、洗浄ボタンの操作に代えて自動洗浄がなされる。
この便器装置3も、洗浄指示手段による洗浄指示があったときには図1の便器装置1と同様に、図3、図4などの動作が可能とされる。ようするに、便器洗浄部13は、ボウル洗浄指示手段(ボウル洗浄操作部49)または便器本体から洗浄の指示があったときに、便蓋40が開いているときには、便蓋駆動部42による便蓋40の閉動作が開始される。そして、便器装置3は、便蓋40の閉止後に、便器本体に対し洗浄指示が出力される。
そして、この便器装置3も、便器洗浄部13による洗浄動作中に便蓋40が開状態になったことが検知された場合、図1の便器装置1と同様に、便蓋駆動部42に便蓋40の閉動作の開始がなされる。
以上のように、本便座装置30は、便座44と、便蓋40と、便蓋40の開閉を検知する便蓋開閉検知部41と、便蓋40を開閉する便蓋駆動部42とを備える。さらに本便座装置30は、ボウル12とボウル12へ洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13とを備えた便器本体に対し洗浄指示を出力するボウル洗浄指示手段と、便座側制御部35と、を備えた、便器本体に取りつけられる装置である。ボウル洗浄指示手段または前記便器本体による洗浄指示があったときに、便蓋40が開いているときには、便蓋駆動部42による便蓋40の閉動作が開始され、便蓋40の閉止後に、便器本体に対し洗浄指示が出力される構成とされる。
便座側制御部35は、便器洗浄部13による洗浄動作中に便蓋40が開状態になったことが検知された場合、便蓋駆動部42に便蓋40の閉動作を開始させる。
また、本便座装置30は、便座側計時部36をさらに備えており、便座側制御部35は、便器洗浄部13による洗浄動作中に便蓋40が開状態になったことが検知された場合、所定時間経過後、便蓋駆動部42に便蓋40の閉動作を開始させる。つまり、この動作は図3に示したものに対応する。この所定時間の計測には、便座装置30が備える便座側計時部36により計測されるが、これに代わり、便器本体が備える計時部6によって上記所定時間が計測されてもよい。
また、便座装置30は、人体検知部39をさらに備えており、便座側制御部35は、便器洗浄部13による洗浄動作中に、人体の検知から不検知への変化があったときに、便蓋40が開いているときには、便蓋駆動部42に便蓋40の閉動作を開始させる。つまり、この動作は図3に示したものに対応する。この人体の検知/不検知の変化は、便座装置30が備える人体検知部39により検出されるが、これに代わり、便器本体が備える人体検知部9によって上記人体の検知/不検知が検出されてもよい。
また、本便座装置30は、人体の不検知から検知への変化があったときに、便蓋40が閉じているときには、便蓋駆動部22による便蓋40の開動作が開始される構成とされる。そして、便座側制御部35は、便器洗浄部13による洗浄動作中に、人体の不検知から検知への変化によって便蓋40が開状態になったときには、人体が不検知になってから便蓋駆動部42に便蓋40の閉動作を開始させる。つまり、この動作は図4に示したものに対応する。
便器装置3の動作における洗浄指示タイミングの報知や、便蓋40の閉止タイミングの報知などの種々の報知については、便座装置30の報知部37、便器本体の報知部7のいずれで行ってもよい。
また、便座装置30は、便蓋開禁止手段を備えることによって、洗浄が開始してから所定時間経過するまで便蓋40の開動作が禁止されてもよい。便蓋開禁止手段としては、例えば使用者が便蓋40に手をかけて便蓋40を開けようとしたり、便蓋操作部43により便蓋40を開けようとすると、便蓋40に逆トルクをかけるものや便蓋40の回転軸部の回転をロックするロック機構が挙げられる。そのほかの便蓋開禁止手段としては、例えば、報知部37による警告音やランプの点灯等の警告報知等を行って使用者に便蓋40の開動作を警告するものが挙げられる。なお、報知部37による警告報知等は、これに代わり、便器本体が報知部7を備えることで上記警告報知等がされてもよい。また、便座装置30に代わり、便器本体が報知部7等による便蓋開禁止手段を備えてもよい。
なお、便座装置30としては図5のものには限らない。便座装置30としては例えば、局部洗浄装置を備えた構成であってもよいし、種々(例えば局部洗浄装置)の操作や設定ができる便座用操作部(不図示)を有する構成であってもよい。
1、3 便器装置
5 制御部
6 計時部
7 報知部
9 人体検知部
12 ボウル
13 便器洗浄部
20 便蓋
21 便蓋開閉検知部
22 便蓋駆動部
23 便蓋操作部
24 便座
25 便座開閉検知部
26 便座駆動部
27 便座操作部
28 着座検知部
29 洗浄操作部
30 便座装置
35 便座側制御部
36 便座側計時部
37 報知部
39 人体検知部
40 便蓋
41 便蓋開閉検知部
42 便蓋駆動部
43 便蓋操作部
44 便座
45 便座開閉検知部
46 便座駆動部
47 便座操作部
48 着座検知部
49 ボウル洗浄操作部

Claims (8)

  1. ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部と、を備えた便器装置であって、
    前記洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉止後に、前記便器洗浄部による洗浄動作が行われる構成とされ、
    前記制御部は、
    前記便器洗浄部による洗浄動作中に前記便蓋が開状態になったことが検知された場合、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便器装置。
  2. 請求項1において、
    計時部をさらに備えており、
    前記制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に前記便蓋が開状態になったことが検知された場合、所定時間経過後、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便器装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    人体検知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に、人体の検知から不検知への変化があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便器装置。
  4. 請求項3において、
    人体の不検知から検知への変化があったときに、前記便蓋が閉じているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の開動作が開始される構成とされ、
    前記制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に、人体の不検知から検知への変化によって前記便蓋が開状態になったときには、人体が不検知になってから前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便器装置。
  5. 便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、ボウルと該ボウルへ洗浄水を供給し前記ボウル内を洗浄する便器洗浄部とを備えた便器本体に対し洗浄指示を出力するボウル洗浄指示手段と、便座側制御部と、を備え、前記便器本体に取りつけられる便座装置であって、
    前記ボウル洗浄指示手段または前記便器本体による洗浄指示があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の閉動作が開始され、前記便蓋の閉止後に、前記便器本体に対し洗浄指示が出力される構成とされ、
    前記便座側制御部は、
    前記便器洗浄部による洗浄動作中に前記便蓋が開状態になったことが検知された場合、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便座装置。
  6. 請求項5において、
    便座側計時部をさらに備えており、
    前記便座側制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に前記便蓋が開状態になったことが検知された場合、所定時間経過後、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便座装置。
  7. 請求項5又は請求項6において、
    人体検知部をさらに備え、
    前記便座側制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に、人体の検知から不検知への変化があったときに、前記便蓋が開いているときには、前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便座装置。
  8. 請求項7において、
    人体の不検知から検知への変化があったときに、前記便蓋が閉じているときには、前記便蓋駆動部による前記便蓋の開動作が開始される構成とされ、
    前記便座側制御部は、前記便器洗浄部による洗浄動作中に、人体の不検知から検知への変化によって前記便蓋が開状態になったときには、人体が不検知になってから前記便蓋駆動部に前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便座装置。

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