JP2022123230A - 燃料電池システムと燃料電池システムの運転方法 - Google Patents

燃料電池システムと燃料電池システムの運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、燃料電池のカソードシール部材の不純物を、燃料電池の組立後に、初めてカソードにガスが供給されるよりも前に、外部に排出することによって、発電運転時の電池性能の低下を抑制する燃料電池システムを提供する。【解決手段】本開示における燃料電池システムは、燃料電池の組立後に、初めてカソードにガスが供給されるよりも前に、燃料ガス供給手段と電源とを動作させて、アノードに燃料ガスが供給されている状態で、アノードから高分子電解質膜を介してカソードに電流を流して、カソードにおいて水素ガスを生成させる。【選択図】図1

Description

本開示は、燃料電池システムと燃料電池システムの運転方法に関する。
特許文献1は、発電性能および耐久性を向上できる燃料電池を開示する。この燃料電池は、膜電極接合体と一対のセパレータと一対のシール部材とを有する燃料電池において、セパレータの厚み方向から見て、一対のシール部材のうちの少なくとも一方と接触するように、膜電極接合体及びセパレータの間に配置される不純物吸着部材をさらに有する。
特開2012-226933号公報
本開示は、燃料電池のカソードシール部材の不純物を、燃料電池の組立後に、初めてカソードにガスが供給されるよりも前に、外部に排出することによって、発電運転時の電池性能の低下を抑制する燃料電池システムと燃料電池システムの運転方法を提供する。
本開示における燃料電池システムは、電解質膜-電極接合体とアノードセパレータとカソードセパレータとアノードシール部材とカソードシール部材とを備えた燃料電池と、燃料ガス供給手段と、電源と、制御器と、を備えている。
電解質膜-電極接合体は、高分子電解質膜と、高分子電解質膜の一方の主面に配置されるアノードと、他方の主面に配置されるカソードと、で構成されている。
アノードセパレータは、アノードと当接する面にアノードガス流路が形成され、カソードセパレータは、カソードと当接する面にカソードガス流路が形成されている。
アノードシール部材は、アノードガス流路を通流するガスが高分子電解質膜とアノードセパレータとの間から漏れ出ないように、高分子電解質膜とアノードセパレータとの間でアノードを囲むように配置されている。
カソードシール部材は、揮発性の不純物を含有する部材であって、カソードガス流路を通流するガスが高分子電解質膜とカソードセパレータとの間から漏れ出ないように、高分子電解質膜とカソードセパレータとの間でカソードを囲むように配置されている。
燃料ガス供給手段は、アノードガス流路を介してアノードに、水素を含む燃料ガスを供給するように構成されている。電源は、アノードから高分子電解質膜を介してカソードに電流を流すように構成されている。
制御器は、燃料電池の組立後に、初めてカソードにガスが供給されるよりも前に、燃料ガス供給手段と電源とを動作させて、アノードに燃料ガスが供給されている状態で、アノードとカソードとの間に電流を流して、カソードにおいて水素ガスを生成させるように構成されている。
本開示における燃料電池システムは、燃料電池の組立後に、初めてカソードにガスが供給されるよりも前に、カソードにおいて水素ガスを生成させることにより、組立後のカソードシール部材の不純物を、カソードにおいて生成される水素ガスとともに、カソードに付着させることなく外部に排出することができる。そのため、運転時の電池性能の低下を抑制することができる。
実施の形態1における燃料電池システムの概略構成図 実施の形態1における燃料電池システムの動作を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、燃料電池の組立後においてカソードシール部材は不純物を含有しており、燃料電池の運転時にカソードに酸素を含む酸化剤ガスを供給することで、カソードシール部材の不純物がカソードに移送され付着して電池性能が低下していた。そのため、燃料電池の運転前に、慣らし運転を行って、カソードに付着する不純物を除去することで電池性能を回復していた。
しかしながら、慣らし運転では、カソードに付着した不純物を完全に除去することができず、徐々に不純物が蓄積し、電池性能が低下することを課題として、カソードシール部材と接触するように電解質膜-電極接合体とセパレータとの間に不純物吸着部材を配置することで、運転時にカソードシール部材の不純物がカソードに移送され難くして電池性能の低下を抑制していた。
そうした状況下において、発明者らは、組立後のカソードシール部材の不純物は、カソードにガスを供給したときに、カソードに移送されてカソードに付着することをヒントにして、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、燃料電池の組立後に、初めてカソードにガスが供給されるよりも前に、アノードに燃料ガスが供給されている状態で、アノードとカソードとの間に電流を流して、カソードにおいて水素ガスを生成させる燃料電池システムを提供する。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面及び以下の説明は、当事者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより、特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1および図2を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1は、実施の形態1における燃料電池システムの概略構成図である。
図1に示すように、燃料電池システム200は、燃料電池100と、燃料ガス供給手段121と、温度調節手段123と、不純物量検出手段124と、電源125と、制御器150と、を備える。
そして、燃料電池100は、電解質膜-電極接合体104と、アノードセパレータ105と、カソードセパレータ106と、アノードシール部材114と、カソードシール部材115と、を備える。
電解質膜-電極接合体104は、高分子電解質膜101と、アノード102と、カソード103と、を備える。アノード102とカソード103は、高分子電解質膜101よりも面積が小さく、高分子電解質膜101を挟んで高分子電解質膜101の両主面の略中央部に配置された一対の電極である。
アノードセパレータ105とカソードセパレータ106は、電解質膜-電極接合体104と厚み以外は略同じ大きさの板状に形成されて、電解質膜-電極接合体104の両外側に配置される。
電解質膜-電極接合体104は、高分子電解質膜101の両主面が鉛直方向と略平行となる向きで、アノードセパレータ105とカソードセパレータ106との間に挟まれる。アノードセパレータ105はアノード102に接触し、カソードセパレータ106はカソード103に接触する。
アノードセパレータ105には、アノードセパレータ105における外側の面から内側の面にわたって貫通するように、アノード流路入口107と、アノード流路出口108とが、それぞれ設けられる。
アノード流路入口107は、反応ガスとしての燃料ガスをアノード102に供給するための孔である。アノード流路出口108は、アノード102に供給された燃料ガスのうちでアノード102において消費されなかったガスをアノード102から排出するための孔である。
また、アノードセパレータ105におけるアノード102と対向する面には、上流側端部でアノード流路入口107と連通し、下流側端部でアノード流路出口108と連通する溝状のアノードガス流路109が形成されている。
なお、アノードセパレータ105において、アノード流路入口107はアノードガス流路109の上端部に位置し、アノード流路出口108はアノードガス流路109の下端部に位置する。また、アノードガス流路109は、アノード流路入口107からアノードガス流路109に流入した燃料ガスが、蛇行しながら重力に逆らわずにアノード流路出口108に向かって流れるように形成されている。
一方、カソードセパレータ106には、カソードセパレータ106における外側の面から内側の面にわたって貫通するように、カソード流路入口110とカソード流路出口111とが、それぞれ設けられる。
カソード流路入口110は、反応ガスとしての酸化剤ガスをカソード103に供給するための孔である。カソード流路出口111は、カソード103に供給された酸化剤ガスのうちでカソード103において消費されなかったガスと、カソード103において電気化学反応で生成された水と、をカソード103から排出するための孔である。
また、カソードセパレータ106におけるカソード103と対向する面には、上流側端部でカソード流路入口110と連通し、下流側端部でカソード流路出口111と連通する溝状のカソードガス流路112が形成されている。
なお、カソードセパレータ106において、カソード流路入口110はカソードガス流路112の上端部に位置し、カソード流路出口111はカソードガス流路112の下端部に位置する。また、カソードガス流路112は、カソード流路入口110からカソードガス流路112に流入した酸化剤ガスと、カソード103において生成された水とが、蛇行しながら重力に逆らわずにカソード流路出口111に向かって流れるように形成されている。
アノードシール部材114は、一対のアノードセパレータ105とカソードセパレータ106とで電解質膜-電極接合体104を挟んだときに、アノード102を囲むように、且つ、高分子電解質膜101と接触して弾性変形するようにアノードセパレータ105に設けられる。
カソードシール部材115は、一対のアノードセパレータ105とカソードセパレータ106とで電解質膜-電極接合体104を挟んだときに、カソード103を囲むように、且つ、高分子電解質膜101と接触して弾性変形するようにカソードセパレータ106に設けられる。
燃料電池100は、アノードセパレータ105におけるアノード流路入口107とアノードガス流路109とを通ってアノード102に燃料ガスが供給され、カソードセパレータ106におけるカソード流路入口110とカソードガス流路112とを通ってカソード103に酸化剤ガスが供給された場合に、発電するように構成されている。
このとき、アノード102に供給された燃料ガスに含まれる水素と、カソード103に供給された酸化剤ガスに含まれる酸素と、により電気化学反応が進行して起電力が生じ、アノード102とカソード103とが外部回路によって電気的に接続されると、アノード102の電子が外部回路を通ってカソード103に流れることによって、外部回路に電流が流れる。
なお、アノード102に供給された燃料ガスのうちでアノード102において消費されなかったガスは、アノード102からアノードガス流路109を通ってアノード流路出口108から排出される。また、カソード103に供給された酸化剤ガスのうちでカソード103において消費されなかったガスとカソード103において電気化学反応で生成された水とは、カソード103からカソードガス流路112を通ってカソード流路出口111から排出される。
高分子電解質膜101は、アノード102で生成する水素イオンをカソード103に輸送する機能を果たすものである。高分子電解質膜101は、水素イオン伝導性を有する高分子材料で構成されている。具体的には、高分子電解質膜101は、水素イオン交換基としてスルホン酸基を有するパーフルオロカーボンスルホン酸系の高分子材料によって構成されている。
アノード102は、アノードセパレータ105のアノードガス流路109からアノード102に供給される燃料ガスに含まれる水素を、水素イオンと電子とに解離する電気化学反応を促進する機能を果たす。
カソード103は、アノード102から高分子電解質膜101を通ってカソード103に移動する水素イオンと、アノード102から外部回路を通ってカソード103に移動する電子と、カソードセパレータ106のカソードガス流路112からカソード103に供給される酸化剤ガスに含まれる酸素と、から水を生成する電気化学反応を促進する機能を
果たす。
アノード102、カソード103は、触媒層とガス拡散層とで構成されている。触媒層は、触媒を担持した導電性材料と、水素イオン伝導性を有する高分子材料と、分散媒との混合物を、カーボン製フェルト上に塗布して乾燥させて分散媒を除去したものを用いている。触媒層は高分子電解質膜101と対向する面側に配置されている。
具体的には、触媒は、白金で構成されている。導電性材料は、ケッチェンブラックで構成されている。水素イオン伝導性を有する高分子材料は、水素イオン交換基としてスルホン酸基を有するパーフルオロカーボンスルホン酸系の高分子材料で構成されている。
アノードセパレータ105とカソードセパレータ106とは、ガス透過性のない導電性部材である圧縮カーボンによって構成されている。
アノードシール部材114とカソードシール部材115とは、反応ガスの燃料電池100から外部への漏出を遮断又は抑制するために、弾性変形可能なゴム材によって構成されている。本実施の形態では、ゴム材として、耐久性に優れたフッ素ゴムを用いている。
アノードシール部材114は、アノードセパレータ105に圧接着される。アノードシール部材114は、燃料電池100の組立て時にアノードセパレータ105と高分子電解質膜101との間で圧縮されて反力を発生して、燃料ガスが燃料電池100の外部に漏洩しないように燃料ガスを封止するシールとしての機能を果たす。
カソードシール部材115は、カソードセパレータ106に圧接着される。カソードシール部材115は、燃料電池100の組立て時にカソードセパレータ106と高分子電解質膜101との間で圧縮されて反力を発生して、酸化剤ガスが燃料電池100の外部に漏洩しないように酸化剤ガスを封止するシールとしての機能を果たす。
アノードセパレータ105とカソードセパレータ106とにアノードシール部材114とカソードシール部材115とを圧接着によって一体化する手法は、アノードシール部材114とカソードシール部材115との原料である未架橋のゴム材を、アノードセパレータ105とカソードセパレータ106とに直接形成して転写成型した後、加圧加熱処理をして架橋反応を行い、架橋したゴム材とする。
このとき、架橋反応を促進させるために、架橋剤をあらかじめゴム材中に配合しておくことが必要である。架橋剤は、高い架橋効率や反応性を考慮して、有機過酸化物架橋剤を用いている。架橋剤に有機過酸化物架橋剤を用いたアノードシール部材114とカソードシール部材115とは、架橋剤分解生成物として揮発性の不純物を含有する。
以上のような燃料電池100を用いて燃料電池システム200を構成する。そして、燃料電池システム200を構成する時に用いる燃料電池100は、組立後に、カソード103にガスを供給したことがないものとする。
燃料ガス供給手段121は、アノード供給経路131を介してアノードセパレータ105に設けられたアノード流路入口107と連通する。
アノードセパレータ105に設けられたアノード流路出口108は、アノード排出経路132を介して燃料電池100の外部と連通する。
カソードセパレータ106に設けられたカソード流路入口110は、カソード第一供給
経路133を介して不純物量検出手段124と連通する。さらに、不純物量検出手段124は、カソード第二供給経路134を介して燃料電池100の外部と連通する。
カソードセパレータ106に設けられたカソード流路出口111は、燃料電池100から遠い側の端部が閉塞されたカソード排出経路135が接続され、燃料電池100の外部と連通しない。
温度調節手段123は、カソードシール部材115と熱伝達可能に燃料電池100の外側に設けられ、カソードシール部材115の温度を制御器150から指示された温度に調節できるように構成されている。本実施の形態では、温度調節手段123として、カソードシール部材115を、制御器150から指示された温度に加熱または冷却するペルチェ素子を用いている。
燃料ガス供給手段121は、燃料電池100のアノード102に燃料ガスを供給するためのもので、制御器150によって供給動作と供給流量を制御可能に構成されている。本実施の形態の燃料ガス供給手段121は、燃料ガスを貯蔵するボンベと、その燃料ガスを制御器150からの指示流量で供給するマスフローコントローラと、で構成されている。
不純物量検出手段124は、カソードシール部材115から揮発してカソード103から燃料電池100の外部に排出されるガスに含まれる不純物の量を検出し、検出した不純物量を制御器150に送るように構成されている。不純物量検出手段124は、不純物量検出に四重極質量分析計を用いている。
電源125は、アノードセパレータ105とカソードセパレータ106とに電気的に接続され、アノード102がカソード103よりも高電位になるようにアノード102とカソード103との間に電圧を印加して、アノード102から高分子電解質膜101を介してカソード103へ電流を流すように構成されている。
本実施の形態では、電源125として、電流量を調節可能に構成された直流電源を用いている。電源125のONとOFFと電流量は、制御器150によって制御される。
制御器150は、燃料ガス供給手段121が供給する燃料ガスの供給量を制御できるように、燃料ガス供給手段121と接続されている。また、制御器150は、電源125が流す電流量を制御できるように、電源125と接続されている。また、制御器150は、カソードシール部材115の温度を制御できるように、温度調節手段123と接続されている。また、制御器150は、不純物量検出手段124から送られる不純物量を受け取れるように、不純物量検出手段124と接続されている。また、制御器150は、時間を管理するためのタイマー機能を有している。
[1-2.動作]
以上のように構成された燃料電池システム200において、以下、図1および図2に基づいて、その動作、作用を以下に説明する。
図2は、実施の形態1における燃料電池システム200の動作を示すフローチャートである。
まず、制御器150は、燃料ガス供給手段121から所定流量(毎分5リットル)の燃料ガスが供給されるように、燃料ガス供給手段121を動作させる(S001)。このとき、燃料ガス供給手段121から供給された燃料ガスは、アノード供給経路131、アノード流路入口107、アノードガス流路109を経由してアノード102に供給される。
S001を実行してから、所定時間(1分間)待機(S002)した後に、制御器150は、アノード102から高分子電解質膜101を介してカソード103へ所定量(100アンペア)の電流が流れるように電源125をONにする(S003)。
これにより、アノード102において、アノード102に供給された燃料ガスに含まれる水素ガスが、水素イオンと電子とに解離し、その電子は、アノード102から電源125を通ってカソード103に移動し、アノード102の水素イオンは、高分子電解質膜101を透過してカソード103に移動し、カソード103において、水素イオンが電子と結びついて、水素ガスが生成される。
また、アノード102に供給された燃料ガスのうち、燃料電池100の電気化学反応に使われない(アノード102から高分子電解質膜101を介してカソード103に透過しなかった)燃料ガスは、アノードガス流路109、アノード流路出口108、アノード排出経路132を経由して燃料電池100の外部に排出され、適切に処理される。
そして、カソード103において生成した水素ガスは、カソードシール部材115から揮発する不純物をパージし、不純物を含んだガスが、カソードガス流路112、カソード流路入口110、カソード第一供給経路133、不純物量検出手段124、カソード第二供給経路134を経由して燃料電池100の外部に排出され、適切に処理される。
次に、制御器150は、カソードシール部材115の温度が所定温度(25℃)になるように温度調節手段123を動作させる(S004)。
これにより、カソードシール部材115の温度が25℃の時に揮発する不純物が、カソード103に付着することなく、カソードガス流路112、カソード流路入口110、カソード第一供給経路133、不純物量検出手段124、カソード第二供給経路134を経由して燃料電池100の外部に排出される。
次に、制御器150は、不純物量検出手段124において検出した不純物の量のデータを不純物量検出手段124から取得する(S005)。
これにより、カソードシール部材115の温度が25℃の時の、燃料電池100の外部に排出されるガス中に含まれる不純物量のデータが取得される。
次に、制御器150は、カソードシール部材115の温度が所定温度(80℃)になるように温度調節手段123を動作させる(S006)。
これにより、カソードシール部材115の温度が80℃の時に揮発する不純物が、カソード103に付着することなく、カソードガス流路112、カソード流路入口110、カソード第一供給経路133、不純物量検出手段124、カソード第二供給経路134を経由して燃料電池100の外部に排出される。
S006を実行してから、所定時間(1分間)待機(S007)した後に、制御器150は、不純物量検出手段124において検出した不純物の量のデータを不純物量検出手段124から取得する(S008)。
これにより、カソードシール部材115の温度が80℃の時の、燃料電池100の外部に排出されるガス中に含まれる不純物量のデータが取得される。
次に、制御器150は、S008で取得した不純物量が所定量(S005で取得した不純物量)より多いかを確認する(S009)。
S009の確認の結果、S008で取得した不純物量が所定量より多ければ、S009をYes側に分岐してS007に戻る。
S009の確認の結果、S008で取得した不純物量が所定量以下になれば、S009をNo側に分岐してS010に移行する。
S010では、制御器150は、電源125をOFFにするとともに、燃料ガス供給手段121、温度調節手段123、不純物量検出手段124の動作を、それぞれ停止させる(S010)。
これにより、燃料電池システム200は、カソード103で水素ガスを生成する動作を終了する。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態における燃料電池システム200は、電解質膜-電極接合体104とアノードセパレータ105とカソードセパレータ106とアノードシール部材114とカソードシール部材115とを備えた燃料電池100と、燃料ガス供給手段121と、電源125と、制御器150と、を備えている。
電解質膜-電極接合体104は、高分子電解質膜101と、高分子電解質膜101の一方の主面に配置されるアノード102と、他方の主面に配置されるカソード103と、で構成されている。
アノードセパレータ105は、アノード102と当接する面にアノードガス流路109が形成され、カソードセパレータ106は、カソード103と当接する面にカソードガス流路112が形成されている。
アノードシール部材114は、アノードガス流路109を通流するガスが高分子電解質膜101とアノードセパレータ105との間から漏れ出ないように、高分子電解質膜101とアノードセパレータ105との間でアノード102を囲むように配置されている。
カソードシール部材115は、揮発性の不純物を含有する部材であって、カソードガス流路112を通流するガスが高分子電解質膜101とカソードセパレータ106との間から漏れ出ないように、高分子電解質膜101とカソードセパレータ106との間でカソード103を囲むように配置されている。
燃料ガス供給手段121は、アノードガス流路109を介してアノード102に、水素を含む燃料ガスを供給するように構成されている。電源125は、アノード102から高分子電解質膜101を介してカソード103に電流を流すように構成されている。
制御器150は、燃料電池100の組立後に、初めてカソード103にガスが供給されるよりも前に、燃料ガス供給手段121と電源125とを動作させて、アノード102に燃料ガスが供給されている状態で、アノード102とカソード103との間に電流を流して、カソード103において水素ガスを生成させるように構成されている、
これにより、本実施の形態における燃料電池システム200は、燃料電池100の組立後に、初めてカソード103にガスが供給されるよりも前に、カソード103において水素ガスを生成させることにより、組立後のカソードシール部材115の不純物を、カソー
ド103において生成される水素ガスとともに、カソード103に付着させることなく燃料電池100の外部に排出することができる。
そのため、燃料電池100を運転した時の、カソードシール部材115の不純物が燃料電池100のカソード103に付着することを抑制し、燃料電池100の電池性能の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態における、燃料電池システム200のように、さらに、カソードシール部材115の温度を調節する温度調節手段123を備え、カソード103において水素ガスを生成させているときは、温度調節手段123によりカソードシール部材115の温度を高くするように、制御器150を構成してもよい。
これにより、カソードシール部材115の温度を高くしない場合よりも、カソードシール部材115から揮発する不純物が増加して、より多くのカソードシール部材115の不純物を、カソード103が生成する水素ガスとともにカソード103に付着させることなく燃料電池100の外部に排出することができる。
そのため、燃料電池100を運転した時の、カソードシール部材115の不純物が燃料電池100のカソード103に付着することを抑制する効果を高め、燃料電池100の電池性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
また、本実施の形態における、燃料電池システム200のように、さらに、カソードガス流路112から燃料電池100の外部に排出される水素ガスに含まれる不純物量を検出する不純物量検出手段124を備え、不純物量検出手段124によって検出される不純物量が所定値以下になると、カソード103において水素ガスを生成させる運転を終了するように制御器150を構成してもよい。
これにより、カソードシール部材115の不純物を、カソード103が生成する水素ガスとともにカソード103に付着させることなく燃料電池100の外部に排出する動作の過剰な実施を無くすことができる。
そして、カソードシール部材115の不純物を、カソード103が生成するガスとともにカソード103に付着させることなく燃料電池100の外部に排出する動作に掛かる時間を短縮することができる。そのため、効率よく燃料電池100の電池性能の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態における、燃料電池システム200の運転方法は、電解質膜-電極接合体104とアノードセパレータ105とカソードセパレータ106とアノードシール部材114とカソードシール部材115とを備えた燃料電池100と、燃料ガス供給手段121と、電源125と、を備えた燃料電池システム200の運転方法である。
電解質膜-電極接合体104は、高分子電解質膜101と、高分子電解質膜101の一方の主面に配置されるアノード102と、他方の主面に配置されるカソード103と、で構成されている。
アノードセパレータ105は、アノード102と当接する面にアノードガス流路109が形成され、カソードセパレータ106は、カソード103と当接する面にカソードガス流路112が形成されている。
アノードシール部材114は、アノードガス流路109を通流するガスが高分子電解質
膜101とアノードセパレータ105との間から漏れ出ないように、高分子電解質膜101とアノードセパレータ105との間でアノード102を囲むように配置されている。
カソードシール部材115は、揮発性の不純物を含有する部材であって、カソードガス流路112を通流するガスが高分子電解質膜101とカソードセパレータ106との間から漏れ出ないように、高分子電解質膜101とカソードセパレータ106との間でカソード103を囲むように配置されている。
燃料ガス供給手段121は、アノードガス流路109を介してアノード102に、水素を含む燃料ガスを供給するように構成されている。電源125は、アノード102から高分子電解質膜101を介してカソード103に電流を流すように構成されている。
上記構成の燃料電池システム200の運転方法の特徴は、燃料電池100の組立後に、初めてカソード103にガスが供給されるよりも前に、燃料ガス供給手段121と電源125とを動作させて、アノード102に燃料ガスが供給されている状態で、アノード102とカソード103との間に電流を流して、カソード103において水素ガスを生成させることである。
燃料電池100の組立後に、初めてカソード103にガスが供給されるよりも前に、カソード103において水素ガスを生成させることにより、組立後のカソードシール部材115の不純物を、カソード103において生成される水素ガスとともに、カソード103に付着させることなく燃料電池100の外部に排出することができる。
そのため、燃料電池100を運転した時の、カソードシール部材115の不純物が燃料電池100のカソード103に付着することを抑制し、燃料電池100の電池性能の低下を抑制することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、燃料ガス供給手段121は、アノードセパレータ105に設けられたアノード流路入口107と連通するが、連通するのはアノード流路入口107に限定されず、燃料ガスがアノード102に供給されるものであればよい。
実施の形態1では、カソードセパレータ106に設けられたカソード流路出口111には、燃料電池100から遠い側の端部が閉塞されたカソード排出経路135が接続され、カソード流路出口111は燃料電池100の外部と連通しないが、燃料電池100の外部と連通させてもよい。その場合、カソード103において生成した水素ガスは、カソードシール部材115から揮発する不純物をパージし、不純物を含んだガスが、カソード流路出口111を経由して、燃料電池100の外部に排出される。
実施の形態1では、燃料ガス供給手段121は、水素を含有する燃料ガスを供給するものであるが、水素ガスを供給するものであってもよい。
実施の形態1では、アノード102の触媒として白金を用いたが、アノード102の触媒は、白金に限定されず、水素を水素イオンと電子とに解離する電気化学反応を促進する
ものであればよい。
ただし、アノード102の触媒として白金を用いれば、電気化学反応を促進する効果が高く、燃料電池100の発電電圧を高めることができる。また、アノード102の触媒として、白金、ルテニウム、パラジウム、鉄、銅、クロム、コバルト、ニッケル、マンガン等金属や、これらの合金を用いてもよい。
実施の形態1では、カソード103との触媒として白金を用いたが、カソード103の触媒は、白金に限定されず、水素イオンと電子と酸素とから水を生成する電気化学反応を促進するものであればよい。
ただし、カソード103の触媒として白金を用いれば、電気化学反応を促進する効果が高く、燃料電池100の発電電圧を高めることができる。また、カソード103の触媒として、白金、ルテニウム、パラジウム、鉄、銅、クロム、コバルト、ニッケル、マンガン等金属や、これらの合金を用いてもよい。
実施の形態1では、アノード102、カソード103の導電性材料としてケッチェンブラックを用いたが、アノード102、カソード103の導電性材料は、ケッチェンブラックに限定されず、連なることによって電子の経路を形成するものであればよい。
ただし、アノード102、カソード103の導電性材料としてケッチェンブラックを用いれば、電気伝導性が高く、燃料電池100の発電電圧を高めることができる。また、アノード102、カソード103の導電性材料としてカーボンナノチューブなどの繊維状炭素、導電性酸化物、導電性窒化物、導電性炭化物等や、これらの混合物を用いてもよい。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、固体高分子形電解質を用いた燃料電池に適用可能である。具体的には、燃料電池車や定置型燃料電池等の燃料電池などに、本開示は適用可能である。
100 燃料電池
101 高分子電解質膜
102 アノード
103 カソード
104 電解質膜-電極接合体
105 アノードセパレータ
106 カソードセパレータ
107 アノード流路入口
108 アノード流路出口
109 アノードガス流路
110 カソード流路入口
111 カソード流路出口
112 カソードガス流路
114 アノードシール部材
115 カソードシール部材
121 燃料ガス供給手段
123 温度調節手段
124 不純物量検出手段
125 電源
131 アノード供給経路
132 アノード排出経路
133 カソード第一供給経路
134 カソード第二供給経路
135 カソード排出経路
150 制御器
200 燃料電池システム

Claims (4)

  1. 高分子電解質膜と前記高分子電解質膜の一方の主面に配置されるアノードと他方の主面に配置されるカソードとで構成される電解質膜-電極接合体と、前記アノードと当接する面にアノードガス流路が形成されたアノードセパレータと、前記カソードと当接する面にカソードガス流路が形成されたカソードセパレータと、前記アノードガス流路を通流するガスが前記高分子電解質膜と前記アノードセパレータとの間から漏れ出ないように前記高分子電解質膜と前記アノードセパレータとの間で前記アノードを囲むように配置されるアノードシール部材と、前記カソードガス流路を通流するガスが前記高分子電解質膜と前記カソードセパレータとの間から漏れ出ないように前記高分子電解質膜と前記カソードセパレータとの間で前記カソードを囲むように配置されるカソードシール部材と、を備え、前記カソードシール部材が揮発性の不純物を含有する燃料電池と、
    前記アノードガス流路を介して前記アノードに水素を含む燃料ガスを供給するように構成された燃料ガス供給手段と、
    前記アノードから前記高分子電解質膜を介して前記カソードに電流を流すように構成された電源と、
    制御器と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記制御器は、前記燃料電池の組立後に、初めて前記カソードにガスが供給されるよりも前に、前記燃料ガス供給手段と前記電源とを動作させて、前記アノードに前記燃料ガスが供給されている状態で、前記アノードと前記カソードとの間に前記電流を流して、前記カソードにおいて水素ガスを生成させるように構成されている、ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記カソードシール部材の温度を調節する温度調節手段を備え、
    前記制御器は、前記カソードにおいて水素ガスを生成させているときは、前記温度調節手段により前記カソードシール部材の温度を高くする、ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記カソードガス流路から前記燃料電池の外部に排出される水素ガスに含まれる不純物量を検出する不純物量検出手段を備え、
    前記制御器は、前記不純物量検出手段によって検出される不純物量が所定値以下になると、前記カソードにおいて水素ガスを生成させる運転を終了する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 高分子電解質膜と前記高分子電解質膜の一方の主面に配置されるアノードと他方の主面に配置されるカソードとで構成される電解質膜-電極接合体と、前記アノードと当接する面にアノードガス流路が形成されたアノードセパレータと、前記カソードと当接する面にカソードガス流路が形成されたカソードセパレータと、前記アノードガス流路を通流するガスが前記高分子電解質膜と前記アノードセパレータとの間から漏れ出ないように前記高分子電解質膜と前記アノードセパレータとの間で前記アノードを囲むように配置されるアノードシール部材と、前記カソードガス流路を通流するガスが前記高分子電解質膜と前記カソードセパレータとの間から漏れ出ないように前記高分子電解質膜と前記カソードセパレータとの間で前記カソードを囲むように配置されるカソードシール部材と、を備え、前記カソードシール部材が揮発性の不純物を含有する燃料電池と、
    前記アノードガス流路を介して前記アノードに水素を含む燃料ガスを供給するように構成された燃料ガス供給手段と、
    前記アノードから前記高分子電解質膜を介して前記カソードに電流を流すように構成された電源と、を備えた燃料電池システムの運転方法であって、
    前記燃料電池の組立後に、初めて前記カソードにガスが供給されるよりも前に、前記燃料ガス供給手段と前記電源とを動作させて、前記アノードに前記燃料ガスが供給されてい
    る状態で、前記アノードと前記カソードとの間に前記電流を流して、前記カソードにおいて水素ガスを生成させる、ことを特徴とする燃料電池システムの運転方法。
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