JP2022122786A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】デバイス管理システムにより管理されるデバイスにおいて、複数のデバイスを親機に対する子機として動作させるための設定を簡便にする。【解決手段】アプリ306がそれぞれインストールされた複数の画像処理装置に含まれる親機102は、子機として動作する複数の画像処理装置に対する、子機として動作させるために必要な1以上の設定値を含む設定情報の設定を行う設定部313と、子機として動作する複数の画像処理装置に、設定情報を配信する設定値配信部311と、配信された設定情報に含まれる子機として動作させるために必要な設定値として、反映するために再起動が必要な設定値が含まれていた場合に、該設定値の配信対象となった画像処理装置に再起動コマンドを送信する再起動部312と、子機として動作する複数の画像処理装置から受信した稼働情報を、デバイス管理システム104に対して送信する送信部309と、を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
現在、プリンタ等の画像処理装置の各種カウンタ情報やデバイス情報は、画像処理装置から直接、或いは一旦親機となる画像処理装置が子機となる複数の画像処理装置の情報を収集し、管理サーバに送信している。管理サーバに送信された情報は、販売会社(サービスセンタ)等により集計/分析/管理が行われ、この情報を元に課金処理が行われている。親機/子機は、それぞれ親機/子機として情報を送信するための設定を行う。多数の子機に対して子機設定を個別に行うことは手間であるため、親機から子機へ設定値の配信を行うことで設定の手間を軽減させることができる。特許文献1は、親機から子機へルート証明書などのセキュリティ情報を配信し、親機と子機の間でセキュアな通信を行う技術を開示している。
しかしながら、特許文献1が開示するセキュリティ設定はどのタイミングで設定しても良い設定であるが、親機と子機の関係のシステム構成を構築するためには、親機が子機登録を行うタイミングで子機となるデバイスの設定を行う必要がある。子機となるデバイスの設定を行う際には、子機となるデバイスに対して個別に手動で設定を行うか、親機から子機となるデバイスに設定値配信を行う場合でもどの設定値を配信するかを子機となるデバイスごとに決定して配信を行う必要がある。そのため、複数のデバイスを子機として登録する際には、子機とする複数のデバイスで個別の設定が必要であり、子機となるデバイスの数だけ手間が必要である。
本発明は、デバイス管理システムにより管理されるデバイスにおいて、複数のデバイスを親機に対する子機として動作させるための設定を簡便にすることができる。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、デバイス管理アプリケーションがそれぞれインストールされた複数の画像処理装置に含まれる、親機として動作する画像処理装置であって、複数の画像処理装置に含まれる子機として動作する複数の画像処理装置に対する、子機として動作させるために必要な1以上の設定値を含む設定情報の設定を行う設定手段と、子機として動作する複数の画像処理装置に、前記設定情報を配信する配信手段と、配信された前記設定情報に含まれる子機として動作させるために必要な設定値として、反映するために再起動が必要な設定値が含まれていた場合に、該設定値の配信対象となった画像処理装置に、再起動コマンドを送信する再起動手段と、前記子機として動作する複数の画像処理装置から受信した稼働情報を、デバイス管理システムに対して送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、デバイス管理システムにより管理されるデバイスにおいて、複数のデバイスを親機に対する子機として動作させるための設定を簡便にすることができる。
図1は、画像処理装置と管理サーバとを含むシステムの構成を例示する図である。本実施形態のシステムは、デバイスを管理するデバイス管理システム104と、デバイス管理システム104により管理される複数の画像処理装置(親機102、子機108~110)等のデバイスを含む。画像処理装置の親機102と複数の画像処理装置の子機108~110は、LAN(Local Area Network)101を介して互いに通信可能に接続されている。また、画像処理装置の親機102とデバイス管理システム104は、インターネット107を介して互いに通信可能に接続されている。
デバイス管理システム104は、複数の画像処理装置を管理する管理サービスを提供する。管理サービスは、管理対象の画像処理装置から収集した情報に応じて各画像処理装置に消耗品の補充やメンテナンス等の様々なサービスを提供する。そのために、デバイス管理システム104は、管理対象の画像処理装置の稼働情報に基づいて、画像処理装置の稼働状態や消耗品の情報を一元的に管理する機能を有する。ここで、画像処理装置の稼働情報とは、画像処理装置の稼働状態を示す情報である。稼働情報には、障害情報やカウンタ情報が含まれる。障害情報は、エラー、アラーム、ジャム等、画像処理装置内で発生した状態異常を示す情報である。カウンタ情報は、トナー等の消耗部品ごとの消耗度、また消耗度から算出される部品の寿命情報等の消耗品情報や、画像処理装置内でプリントを実行したプリント枚数など、画像処理装置内で計測される情報である。本実施形態では、稼働情報としてトナーの残量を例に説明する。
本実施形態のデバイス管理システム104は、同一のインターネット環境106内にある複数の画像処理装置のうち親機102から同一のインターネット環境106内にある複数の画像処理装置の情報を受信する。また、デバイス管理システム104は、例えば、情報処理装置である管理サーバ105を有する。デバイス管理システム104は、サーバ装置の他、サーバ装置を含むデータセンターにより提供されたリソースを利用した仮想マシン(クラウドサービス)により実現されてもよい。
デバイス管理システム104により管理される複数の画像処理装置として、本実施形態では同一のインターネット環境106内にある複数の画像処理装置の例を説明する。複数の画像処理装置には、親機として動作する画像処理装置である親機102と、子機として動作する複数の画像処理装置である子機108、子機109および子機110とが含まれる。デバイス管理システム104により管理される親機102および子機108~110にはそれぞれデバイス管理アプリケーション(アプリ306)がインストールされている。
親機102は、子機108~110の親機であり、子機108~110は、親機102の子機である。親機102は、親機102の稼働情報の送信先として設定されているデバイス管理システム104に親機102の稼働情報を送信する。さらに親機102は、子機108~110から各画像処理装置の稼働情報を取得し、管理サーバ105に子機108~110の稼働情報を送信する。親機102が、子機108~110から稼働情報を取得する通信プロトコルは、MIBなどの管理プロトコルを利用しても良いし、独自プロトコルを利用してもよいし、HTTPやHTTPSを利用してもよい。
親機102からデバイス管理システム104への稼働情報の送信は、Eメールで行われてもよいし他の方法で行われてもよい。親機102と管理サーバ105間の通信プロトコルは、SMTPなどのプロトコルを利用してもよいし、親機102がHTTPやHTTPSを利用してプロキシサーバとファイアウォールを介して管理サーバ105にデータを送信してもよい。例えば、SMTPを通信プロトコルとして利用する場合、サーバ111がメールサーバの機能を備え、親機102が送信したメールを、サーバ111を介してデバイス管理システム104に送信する。
画像処理装置である親機102および子機108~110は、例えば、デジタル複合機、ファクシミリ装置、プリンタ、スキャナ装置、MFP(Multifunction Peripheral)などの画像処理装置などである。なお、デバイス管理システム104により管理されるデバイスとして画像処理装置を例に説明するが、これに限られるものではなく、デジタル医療機器、ネットワークカメラ、各種ネットワーク家電等のデバイスが管理対象であってもよい。
インターネット環境106は、LAN101を介して相互に接続されたインターネットの環境である。インターネット環境106には、親機102および子機108~110の他、管理者PC103およびサーバ111が含まれる。管理者PC103は、PC等の情報処理装置であり、親機102の管理者が親機102の設定変更を行う際などに操作する。サーバ111は、インターネット107とLAN101の両方に接続している。親機102が送信する稼働情報は、サーバ111を経由して管理サーバ105に送信される。なお、本実施形態ではLAN101およびインターネット107を介して通信を行う例を説明したが、これに限られるものではなく、通信は無線通信、電話回線やLANなどの有線回線による通信、またはこれらの組み合わせにより行われてもよい。
図2は、ハードウェア構成を説明する図である。図2(A)は、親機102および子機108~110のハードウェア構成を示す図である。子機108~110のハードウェア構成も親機102のハードウェア構成と同様のため、ここでは親機102のハードウェア構成について説明する。親機102は、CPU201、RAM202、ROM203、記憶装置204、ネットワークI/F205、印刷制御部207、入出力I/F209、トナー残量検知部211、センサ部212を有する。これらの各ユニットは、内部バス206を介して互いに接続されている。また、親機102はさらに、印刷部208および入出力部210を有する。なお本実施形態では、親機102がプリント機能を有するプリンタである場合を例に説明するが、スキャナ機能やFAX機能などをその他の機能を有していてもよい。
CPU201(Central Processing Unit)は、内部バス206を介して各ユニットを総括的に制御することで、親機102全体を制御する。ROM203(Read Only Memory)は、は、不揮発性の記憶領域であり、各種データやプログラムが格納されている。ROM203に格納されているプログラムには、後述する図3(A)のソフトウェア構成を実現するプログラムが含まれる。また、ROM203には、親機102の仕向け情報等も格納されている。仕向け情報は親機102の設置場所に応じた情報であり、仕向け情報に従って入出力部210で表示する言語等が決定される。
RAM(Read Only Memory)202は、揮発性の記憶領域であり、CPU201のメモリやワークエリアとして機能する。CPU201は、RAM202に、ROM203に格納された各種プログラムを展開し、各種の演算処理を行い、親機102全体を制御する。記憶装置204は、画像データやプログラム等を記憶するほか、親機102の稼働情報および子機108~110から収集した稼働情報を一時的に保存することも可能である。記憶装置204に格納されているプログラムには、後述する図3(A)のソフトウェア構成を実現するプログラムが含まれる。ネットワークI/F205は、外部装置と通信を行うためのインタフェースである。ネットワークI/F205は、LAN101を介して、管理者PC103やデバイス管理システム104の管理サーバ105等の外部装置と通信を行う。
印刷部208は、外部から受信した印刷データに応じた画像を形成して用紙に出力したり、スキャナにセットされた原稿画像を光学的に読み取り用紙に出力したりする。印刷制御部207は、印刷部208を制御する。入出力部210は、表示装置および入力装置を備えており、ユーザに対して各種情報を表示し、また、ユーザによる操作、入力、指示を受け付ける。表示装置は、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルである。入力装置は、例えば、ポインティングデバイス(例えば、タッチパッド、タッチパネルなど)、操作ボタン、キーボード等である。入出力部210は、ユーザからの入力(ボタン入力など)を受け付け、該入力に対応する信号を入出力I/F209によって、親機102の各ユニットへ伝える。また、入出力部210は、表示装置に入出力I/F209を介して親機102から出力された情報を表示することでユーザに対して必要な情報を提供する。さらに、原稿を読み取り、入力として電子データを生成するスキャン装置も入出力部210に含まれてよい。
トナー残量検知部211は、印刷部208のトナーの残量をセンサによって検知するカウンタである。また、トナー残量検知部211は、トナーの残量に応じてアラート、アラームなどの信号を生成する。センサ部212は、トナーボトルの着脱等を検知するセンサである。また、センサ部212は、セットされたトナーボトルのシリアル番号を読み取ることが可能である。なお本実施形態では、親機102の消耗品の一例としてトナーを、カウンタの一例としてトナー残量検知部211を例に説明しているが、他の消耗品であってもよい。例えば、機器内で発生したスキャンやプリントの枚数、消耗部品ごとの消耗度、またそこから算出される部品の寿命情報などがカウンタにより稼働情報として管理される。
図2(B)は、デバイス管理システム104が有する管理サーバ105のハードウェア構成を示す図である。管理サーバ105は、CPU251、RAM252、ROM253、記憶装置254、入出力I/F257、ネットワークI/F255を備える。また、これらの各ユニットは内部バス256を介して互いに接続されている。
CPU251は、内部バス256を介して各ユニットを総括的に制御することで、デバイス管理システム104を制御する。ROM253は、は、不揮発性の記憶領域であり、各種データやプログラムが格納されている。ROM253に格納されているプログラムには、後述する図3(B)のソフトウェア構成を実現するプログラムが含まれる。RAM252は、揮発性の記憶領域であり、CPU251のメモリやワークエリアとして機能する。
記憶装置254は、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等の記憶装置である。記憶装置254には、各種データやプログラムが格納されている。具体例には、記憶装置254は、親機102から取得した親機102および子機108~110の稼働情報を記憶するほか、RAM252に代わってシステム情報及び処理情報を保存することも可能である。また、ROM253に格納されているプログラムには、デバイス管理システム104を実現するための、後述する図3(B)のソフトウェア構成を実現するプログラムが含まれる。CPU251は、RAM252に、ROM253または記憶装置254に格納された各種プログラムを展開し、各種の演算処理を行い、デバイス管理システム104を制御する。
入出力I/F257は、例えばPS2やUSBI/F(Universal Serial Bus Interface)、ディスプレイI/Fを備え、外部の入出力装置258と接続する。入出力装置258は、表示装置および入力装置を備えており、ユーザに対して各種情報を表示し、また、ユーザによる操作、入力、指示を受け付ける。表示装置は、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルである。入力装置は、例えば、ポインティングデバイス(例えばマウス、タッチパッド、タッチパネルなど)、操作ボタン、キーボード等である。入出力装置258は、ユーザからの入力(ボタン入力など)を受け付け、該入力に対応する信号を入出力I/F257を介して、管理サーバ105の各ユニットへ伝える。また、入出力装置258は、表示装置に入出力I/F257を介して管理サーバ105から出力された情報を表示することでユーザに対して必要な情報を提供する。ネットワークI/F255は、外部装置と通信を行うためのインタフェースである。ネットワークI/F255は、インターネット107を介して、インターネット107上の各デバイスと通信を行う。例えば、ネットワークI/F255は、インターネット107およびLAN101を介して、親機102、管理者PC103等の外部装置と通信を行う。なお、管理者PC103のハードウェア構成も管理サーバ105と同様とする。
図3は、本実施形態に関わる機能についてのソフトウェア構成を説明する図である。図3(A)は、親機102のソフトウェア構成を説明する図である。親機102は、通信部301、記憶部302、画像形成部303、デバイス情報制御部304、操作部305、デバイス管理アプリケーション(以下、アプリと記す)306、JAVA(登録商標)-Native変換部(以下、変換部と記す)313を有する。CPU201が、ROM203および記憶装置204に格納されたプログラムをRAM202に展開して実行することにより、図3(A)に記載の各ソフトウェアモジュールとして機能する。
通信部301は、子機108~110、デバイス管理システム104の管理サーバ105等の外部装置との通信を制御する。例えば、通信部301は、アプリ306の指示に応じて、子機108~110に設定値を含む設定情報を送信する。通信部301は、子機108~110から稼働情報やデバイス情報を受信する。また、通信部301は、アプリ306の指示に応じて、親機102や子機108~110に関する稼働情報やデバイス情報を管理サーバ105へ送信する。通信部301は、管理サーバ105や子機108~110との通信を行う。親機102と管理サーバ105との送受信は、SMTPやHTTP/HTTPSなどを用いた通信により行われる。
記憶部302は、RAM202、ROM203および記憶装置204の記憶領域を制御する。記憶部302は、親機102のデバイス情報および稼働情報を記憶領域に記憶させる。デバイス情報には、装置IDなどの画像処理装置識別情報、IPアドレスなどの通信情報が含まれる。稼働情報には、親機102のカウンタ情報等の動作履歴や様々な異常状態を表す情報など親機102の稼働状態を示す情報が含まれる。さらに、また、記憶部302は、管理サーバ情報として、親機102を管理する管理サーバ105のIPアドレスなどの通信情報も記憶領域に記憶させる。
画像形成部303は、印刷データを生成し出力する機能を有する。デバイス情報制御部304は、親機102の印刷制御や異常状態の管理などを行うとともに、カウンタ情報の管理や通知情報の管理も行う。例えば、デバイス情報制御部304は、印刷制御として色味調整や印刷モード等、印刷機能の設定に関する制御を行う。また、デバイス情報制御部304は、異常状態を管理するために親機102に障害が発生した際に障害情報を生成する。また、デバイス情報制御部304は、カウンタ情報としてトナーや部品など消耗品に関わる情報を管理する。これらの障害情報やカウンタ情報などの稼働情報は、アプリ306の指示に応じてネットワークI/F205を介してデバイス管理システム104へ送信される。
操作部305は、顧客ユーザによる印刷指示をはじめとする親機102に対する操作指示を可能とするインタフェースである。変換部315は、アプリ306と親機102のNativeモジュール(通信部301~操作部305)の間で情報の送受信を行うためのAPIである。
アプリ306は、デバイス管理システム104から提供されたデバイス管理アプリケーションである。アプリ306は、親機102にも子機108~110にもそれぞれインストールされているが、親機102と子機108~110とで一部の機能が異なる。親機102のアプリ306は、管理対象のデバイスから稼働情報を収集するデバイス管理システム104に対して、親機102の稼働情報と子機108~110から収集した稼働情報を送信する。また、親機102のアプリ306は、子機108~110を子機として動作させるために必要な設定情報の設定を行い、該設定情報を子機108~110に配信する。
まず、親機102のアプリ306のソフトウェア構成について説明する。アプリ306は、LUI制御部307、RUI制御部308、送信部309、存在確認制御部310、設定部313、設定値配信部311、再起動部312およびデバイス管理部314を含む。LUI(Local User Interface)制御部307は、親機102が有する操作部305に各種設定のためのUIを表示する。ユーザにより設定が実行された場合は、LUI制御部307は、記憶部302に対して設定を記憶させる。RUI(Remote User Interface)制御部308は、ネットワークを介して接続された外部装置からWebブラウザなどでアクセスされた場合に、設定ファイルのインポートとエクスポートができるUIを操作部305に表示する。外部装置から設定ファイルがインポートされた場合は、RUI制御部308は記憶部302に対して設定ファイルの設定を記憶させる。
送信部309は、デバイス管理システム104に稼働情報を送信する。具体例には、送信部309は、通信部301に対しデバイス管理システム104への稼働情報の送信指示を行う。親機102の送信部309がデバイス管理システム104に稼送信する稼働情報には、親機102の稼働情報の他、子機108~110から収集した子機108~110の稼働情報が含まれる。存在確認制御部310は、親機102から子機108~110に対し、子機108~110が稼働しているかどうかを確認するための存在確認を定期的に送信する。存在確認は、例えば、ポーリングにより行われる。また、存在確認制御部310は、子機108~110からの存在確認応答を受信する。
設定部313は、子機として動作する画像処理装置(子機108~110)に配信する設定値を含む設定情報を設定する。設定部313は、親機102の子機として動作する画像処理装置である子機108~110に配信する設定情報として、親機102に対する子機として動作させるために必要な1以上の設定値を含む情報を設定する。設定値配信部311は、親機102から子機108~110に設定情報を送信する。子機108~110は親機102から設定情報を受信すると、設定情報に含まれる設定値を自装置に反映させる。再起動部312は、親機102から子機108~110に再起動コマンドを送信する。子機108~110は、親機102から再起動コマンドを受信すると、自装置の再起動を実行する。デバイス管理部314は、子機108~110のデバイス情報を管理する。
次に、子機108~110のアプリ306のソフトウェア構成について説明する。子機108~110においても通信部301~変換部315を有するという構成は親機102と同様であり、アプリ306内で利用されるソフトウェア構成が異なる。ここでは、親機102のアプリ306と子機108~110のアプリ306の違いを説明することで子機108~110のアプリ306の説明とする。送信部309が稼働情報を送信する先は、デバイス管理システム104ではなく、親機102である。また、子機108~110は親機から設定値を含む設定情報を配信される側であるので、設定値配信部311は不要であり、設定部313は親機102から配信された設定情報に従い設定値を自装置に反映する。また、再起動部312は、親機102から受信した再起動コマンドに応じて、自装置の再起動を行う。また、子機108~110の存在確認制御部310は、親機102からの存在確認に対して応答する。子機108~110のデバイス管理部314は、親機102との通信に必要な情報を管理する。
図3(B)は、デバイス管理システム104の管理サーバ105のソフトウェア構成を説明する図である。CPU251が、R5M203および記憶装置254に格納されたプログラムをRAM252に展開して実行することにより、図3(B)に記載の各ソフトウェアモジュールとして機能する。管理サーバ105は、通信部351、記憶部352、表示部353、コマンド解析部354、レスポンス生成部355および保守情報管理部356を有する。
通信部351は、親機102やサーバ111等の外部装置との通信を行う。例えば、通信部351は、親機102から送信される稼働情報を受信したり、親機102へ必要な指示・情報を送信したりする。
記憶部352は、RAM252、ROM253、記憶装置254の記憶領域を制御する。記憶部352は、稼働情報や販売会社情報、顧客情報などを記憶領域に保存する。
記憶部352は、RAM252、ROM253、記憶装置254の記憶領域を制御する。記憶部352は、稼働情報や販売会社情報、顧客情報などを記憶領域に保存する。
表示部353は、記憶部352に格納された稼働情報等の情報をWeb画面として表示するための処理を行う。管理サーバ105内ではWWWサーバプログラムが動作しており、表示部353はWebブラウザからリクエストに応じてWeb画面をWebブラウザに提供する。PC103等でWebブラウザを用いて管理サーバ105が保持する管理デバイス(親機102、子機108~110)の稼働情報等の情報を、デバイス管理システム104を利用してサービスを提供する販売会社のサービスマン等が閲覧することが可能となる。以下では、Web画面を閲覧等するためのWebサイトをポータルサイトと呼ぶ。
コマンド解析部354は、親機102から送信されたコマンドを解析する。コマンド解析部354は、解析した結果を記憶部352、保守情報管理部356に反映させる。
レスポンス生成部355は、コマンド解析部354により解析されたコマンドに応じて、親機102へのレスポンスを生成する。
レスポンス生成部355は、コマンド解析部354により解析されたコマンドに応じて、親機102へのレスポンスを生成する。
保守情報管理部356は、親機102を監視し保守を行うために必要な情報を管理する。保守情報管理部356は、通知管理部357、販売会社情報管理部358、デバイス情報管理部359、顧客情報管理部360、消耗品在庫管理部361、マスタ情報管理部362を有する。通知管理部357は、管理対象の画像処理装置から収集した稼働情報に応じて通知する内容や通知先の指定を行い、通知データを生成する。通知管理部357による通知には、例えば、親機102や子機108~110を保守するサービスマンへの保守依頼通知や消耗品の補充依頼通知などがある。
販売会社情報管理部358は、顧客に設置された管理対象の画像処理装置の管理、サポートを行う販売会社の情報を管理する。デバイス情報管理部359は、管理対象の画像処理装置の情報を管理する。デバイス情報管理部359が管理する画像処理装置の情報には、例えば、画像処理装置の識別情報などのデバイス情報、画像処理装置の障害情報や消耗品情報などの稼働情報、保守履歴、画像処理装置の管理者情報などが含まれる。なお、障害情報は、エラー、アラーム、ジャムなどの状態異常の情報を含む。画像処理装置から障害情報を受信すると、デバイス管理システム104が提供するポータルサイトに障害情報が表示され、販売会社のディスパッチャ、サービスマンなどにより閲覧される。また、稼働情報は、販売会社等によるサービスの提供状況に応じて「未対応」、「対応中」、「対応済み」など対応状況を示すステータスと共に管理される。
顧客情報管理部360は、管理対象の画像処理装置が設置された顧客の情報を管理する。顧客情報管理部360が管理する顧客情報の中には、販売会社との保守契約に関する情報も含まれる。消耗品在庫管理部361は、管理対象の画像処理装置のトナー/インク、部品といった消耗品の在庫管理を行う。具体的には、消耗品在庫管理部361は、親機102から送信される稼働情報に含まれるトナー/インク残量を示す情報や部品交換を示す情報に基づいて在庫管理を行う。消耗品在庫管理部361は、稼働情報に基づいて在庫減算を行い、在庫が設定した閾値を跨いだ際に通知管理部357と連動することで、販売会社のサービスマン等に消耗品の補充依頼通知などの通知を行う。
マスタ情報管理部362は、機種情報、稼働情報、部品情報などの表示に必要なマスタ情報を管理する。マスタ情報とは、例えばある機種の製品名称、使用する消耗品情報や、稼働情報の内容説明、部品の寿命値などである。
マスタ情報管理部362は、機種情報、稼働情報、部品情報などの表示に必要なマスタ情報を管理する。マスタ情報とは、例えばある機種の製品名称、使用する消耗品情報や、稼働情報の内容説明、部品の寿命値などである。
図4は、設定情報の一例を示す図である。子機登録の際に配信される設定情報は、親機から子機となる画像処理装置に最初に配信され該画像処理装置に適用される、子機として動作させるために必要な1以上の設定値を含む。設定情報は、親機102のアプリ306の設定部313で設定され、親機102から子機として動作させる画像処理装置に配信される。親機102から設定情報を受信した画像処理装置は、自装置の機能の設定値に対して設定情報に含まれる設定値を反映することで、親機102の子機として動作することが可能となる。
設定情報には、例えば、番号401、配信値403、モード404および再起動405が含まれる。番号401は、設定を一意に識別するための番号である。設定種別402は、配信する設定値が適用される機能を示す。ここで、設定種別402の詳細な例について説明する。番号401が1の設定情報の設定種別402はデータ送信である。データ送信は、デバイス管理システム104への直接のデータ送信を行う設定を示している。子機108~110のデータ送信機能を無効化することで、子機108~110からデバイス管理システム104に直接データを送信する構成から、親機102にデータを送信する構成に切り替えることができる。これにより、親機102が子機108~110の情報を集約してデバイス管理システム104へ送信する構成に切り替えることができる。
番号401が2の設定情報の設定種別402はオートシャットダウンである。オートシャットダウンは、タイマーにより自動的にシャットダウンする設定を示している。子機108~110のオートシャットダウンをOFFにすることで、子機108~110が自動的にシャットダウンしてしまい、親機102からの監視パケット等の情報を受信できなくなる事態を防ぐことができる。番号401が3の設定情報の設定種別402は管理ポートである。管理ポートは、所定の管理ポートに関する設定である。所定の管理ポートは、例えば、親機102からの監視パケットを受け付ける受信ポートである。子機108~110の管理ポートをONにすることで、子機108~110において親機102から監視パケット等の情報を受け付ける受信ポートを開くことができ、子機108~110を管理するための親機102との通信が可能となる。番号401が4の設定情報の設定種別402は高速起動である。高速起動は、シャットダウンを完全な電源OFFではなく超省電力状態にすることで、通常の電源OFFの場合より高速に起動を行う設定である。例えば高速起動がONのときに子機108~110の監視に支障があった場合に、子機108~110の高速起動をOFFにする。
配信値403は、配信する設定値を示す。実際には、配信値403がONの場合は数値の1、OFFの場合は数値の0が設定される。モード404は、設定値がサービスモードとユーザモードのいずれであるかを示す。サービスモードは、設定値がサービスマンのみが設定可能な値であることを示す。一方ユーザモードは、設定値が一般ユーザでも設定可能な値であることを示す。再起動405は、設定値を動作に反映させるために再起動が必要かどうかを示す。
図5は、親機102で表示される子機設定切り替えのUIの一例を示す図である。子機設定切り替え画面501は、画像処理装置を子機として動作させるために子機となる画像処理装置に最初に配信する設定(子機設定切り替え対象の設定)を、親機102のアプリ306の設定部313が設定する際に提供されるUIである。子機設定切り替え対象の設定は、画像処理装置を子機として動作させるために親機となる画像処理装置で最初に一度だけ行う設定であり、子機登録の度に行う設定ではない。
子機設定切り替え画面501には、画像処理装置を子機として設定する際に子機において適用される設定を設定するための画面が表示される。例えば、子機設定切り替え画面501には、子機設定502および子機設定503が表示される。子機設定502は、子機からデバイス管理システム104への直接のデータ送信についての設定である。ユーザは、子機からデバイス管理システム104への直接のデータ送信を無効化する場合にはONを、有効のままにする場合にはOFFを選択する。子機設定503は、オートシャットダウンを無効化する設定である。ユーザは、子機のオートシャットダウンを無効化する場合にはONを、有効のままにする場合にはOFFを選択する。子機設定504は、管理ポートを有効にする設定である。画像処理装置を子機として設定する際に必ず適用される設定にはON/OFF選択肢を表示しなくてもよく、例えば、子機設定504には選択肢が表示されない。
子機設定切り替え画面501のOKボタンが押下されると、設定部313はユーザの操作に応じた設定情報の設定を行う。設定部313により、子機設定502に対応する設定値として、図4に示される設定情報の番号401が1の設定値が設定される。同様に、設定部313により、子機設定503に対応する設定値として、図4に示される設定情報の番号401が2の設定値が設定される。なお、子機設定切り替え画面501で設定される設定はこの限りではなく、また、ON/OFFがユーザにより選択可能な子機設定もこれに限られるものではない。
図6は、親機102で表示される管理デバイス設定のUIの一例を示す図である。管理デバイス設定画面601には、親機102が子機として管理することが可能な画像処理装置のデバイス情報が一覧表示される。番号602は、デバイス情報を一意に識別するための番号である。製品名603は、画像処理装置の製品名を示す。シリアル番号604は、画像処理装置のシリアル番号を示す。IPアドレス605は、画像処理装置のIPアドレスを示す。各行は選択することが可能であり、選択した行に対し、編集や削除を行うことが可能である。登録606を押下すると、子機登録画面である図7に遷移する。編集607を押下すると、シリアル番号604やIPアドレス605を編集することができる。削除608を押下すると、選択されているデバイス情報を削除する。
図7は、親機102で表示される子機登録のUIの一例を示す図である。子機登録画面701は、親機102が画像処理装置を子機として登録するための画面である。例えば、管理デバイス設定画面601において登録606を押下すると、子機登録画面701が表示される。子機登録画面701には、例えば、文言702、シリアル番号703、IPアドレス704が表示される。文言702には、画像処理装置を子機として登録した際に子機に適用される設定が表示される。文言702により、子機として登録する際に配信される設定値をユーザに報知することができる。シリアル番号703は、子機として登録する画像処理装置のシリアル番号を示す。IPアドレス704は、子機として登録する画像処理装置のIPアドレスを示す。ユーザによりOKボタンが押下されると、子機の再起動が必要な場合は図8に遷移し、再起動が必要ない場合は図6に戻る。
図8は、親機102で表示される子機の再起動選択のUIを示す図である。再起動選択画面801は、子機として登録する画像処理装置を再起動の実行の可否を選択する画面である。図7の子機登録画面701においてOKボタンが押下されると、アプリ306は図4に示される設定情報を参照し、配信した設定情報に再起動が必要な設定が含まれているか否かを判定する。そして、子機として動作させるために必要な設定の中に再起動が必要な設定が含まれている場合に、再起動選択画面801を表示する。
再起動選択画面801には、例えば、文言802、許可ボタン803、拒否ボタン804が表示される。文言802は、登録する子機の再起動を許可するか否かを問うメッセージが表示される。ユーザは、再起動を行う場合には許可ボタン803を、再起動を行わない場合は拒否ボタン804を押下する。ユーザにより許可ボタン803が押下されると、再起動部312は、子機として登録する画像処理装置の再起動を行う。再起動部312は、子機として動作する画像処理装置を再起動させるために、例えば、MIB(Management information base)で再起動コマンドを送信してもよいし、独自プロトコルで再起動コマンドを送信してもよい。
図9は、親機が子機として動作させる画像処理装置に設定値配信を行う処理を示すシーケンス図である。ここでは、子機108を親機102の子機として登録する例について説明する。なお、図9に示される各処理は、親機102および子機108それぞれのCPU201がROM203または記憶装置204等に記憶されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S901で、親機102の設定部313は、子機となる画像処理装置の設定を切り替えるために、子機に適用する設定値を含む設定情報を設定する。具体例には、設定部313は、子機設定切り替え画面501を表示してユーザの選択を受け付け、ユーザの選択に応じた設定情報を設定する。設定情報には、画像処理装置を子機として動作させるために必要な1以上の設定値を含む。例えば、設定部313画像処理装置を子機として動作させるために必要な設定として、子機のデータの送信先をデバイス管理システム104から親機102に切り替えるための設定値を設定する。
S902で、親機102のデバイス管理部314は、親機102に対して子機として動作する画像処理装置の選択をユーザから受け付ける。具体例には、デバイス管理部314は、管理デバイス設定画面601を表示し、ユーザによる画像処理装置の選択を受け付ける。そして、ユーザが管理デバイス設定画面601において登録606を押下すると、デバイス管理部314は子機登録画面701を表示する。子機登録画面701においてシリアル番号やIPアドレスが入力されユーザによりOKボタンが押下されると、S903に進む。
S903で、親機102の再起動部312は、子機の再起動が必要であるか否か決定する。具体例には、再起動部312は、S901で設定した設定情報に、再起動が必要な設定値が含まれているか否か判定する。そして、再起動が必要な設定値が含まれている場合に、再起動選択画面801を表示し、ユーザの選択を受け付ける。
S904で、親機102の存在確認制御部310は、子機108へ存在確認ポーリングを送信する。存在確認ポーリングは、設定情報の配信済みとなり本処理が終了するまで繰り返し実行される。存在確認は、pingなどを使用してもよいし、httpを使用してもよい。親機からの存在確認ポーリングを受信した子機108は、S905で、親機102へ存在確認応答を送信する。
S906で、親機102の設定値配信部311は、子機108に子機設定切り替え対象の設定情報の配信を行う。子機設定切り替え対象の設定情報は、画像処理装置を子機として動作させるために必要な設定情報である。本実施形態では、図5の子機設定切り替え画面501で設定された設定値が、子機設定切り替え対象の設定情報である。S907で、子機108は、自装置に親機102から配信された子機設定切り替え対象の設定情報に含まれる設定値を設定する。S908で、親機102の設定値配信部311は、子機108に子機設定切り替え非対象の設定情報の配信を行う。子機設定切り替え非対象の設定情報は、ステップ906で配信した設定情報以外の設定情報である。S909で、子機108は、自装置に親機102から配信された子機設定切り替え非対象の設定情報に含まれる設定値を設定する。なお、設定値配信部311による設定値配信は、httpを使用してもよいし、独自プロトコルを使用してもよい。
S903で子機の再起動が必要であると判定されていた場合、S910で、親機102の再起動部312は、子機108へ再起動コマンドを送信する。親機102からの再起動コマンドを受信した子機108は、S911で自装置を再起動する。S912で、親機102の設定値配信部311は、子機108の配信済みフラグを立て、存在確認ポーリングを終了し、本処理を終了する。
なお、子機の種類は様々であるため、配信対象の設定値が設定できない機種がある場合がある。子機の能力確認として、配信対象の設定を行うことが可能かどうかを通信で確認してもよい。配信対象の設定を行うことができない子機の場合は、当該設定値の配信を省略する。また、S903の再起動選択の前に、個別の子機に対して、設定値配信を行うかどうかをユーザに選択させる画面を表示してもよい。設定値配信部311は、ユーザの選択に応じた設定値の配信を行う。また、S903の再起動選択の前に、配信する設定値を表示する画面を表示してもよい。
図10は、親機が子機として動作させる画像処理装置に設定値配信を行う処理のフローチャートである。このフローチャートにおける親機102の処理は、親機102のCPU201がROM203又は記憶装置204等に記憶されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、図10の処理は、図9のS902~S912の処理に対応しており、S901における子機として動作する画像処理装置に配信する設定情報の設定は事前に行われているものとする。
S1001において、デバイス管理部314は、親機102に対して子機として動作する画像処理装置の選択を受け付ける。具体例には、デバイス管理部314は、管理デバイス設定画面601を表示し、ユーザによる画像処理装置の選択を受け付ける。そして、ユーザが管理デバイス設定画面601において登録606を押下すると、デバイス管理部314は、子機登録画面701が表示する。子機登録画面701においてユーザによりOKボタンが押下されると、子機登録画面701に入力された画像処理装置を子機として登録する処理を行うために、S1002に進む。
S1002において、存在確認制御部310は、子機108へ存在確認ポーリングを送信する。存在確認ポーリングは、ステップS1009で設定情報の配信済みとなるまで繰り返し実行される。S1003において、存在確認制御部310は、子機108から存在確認応答を受信したかどうかを判断する。子機108から存在確認応答を受信した場合は、S1004に進む。一方、子機108から存在確認応答を受信していない場合は、S1003を繰り返す。
S1004において、設定値配信部311は、子機108に配信すべき子機設定切り替え対象の設定情報があるか否か判定する。子機108に配信すべき子機設定切り替え対象の設定情報があるか否かは、図5の子機設定切り替え画面501における設定に応じて決定される。子機設定切り替え画面501においてOKが押下された子機設定がある場合は、設定値配信部311は、子機108に配信すべき子機設定切り替え対象の設定情報があると判定しS1005に進む。一方、子機設定切り替え画面501においてOKが押下された子機設定がない場合は、子機108に配信すべき子機設定切り替え対象の設定情報がないと判定し、S1006に進む。
S1005において、設定値配信部311は、子機108に子機設定切り替え対象の設定情報の配信を行う。子機設定切り替え対象の設定情報は、画像処理装置を子機として動作させるために子機として動作する画像処理装置に最初に配信する設定情報であり、図5の子機設定切り替え画面501でONに設定された設定情報である。例えば、図4に示される稼働情報のうち、子機からデバイス管理システム104への直接稼働情報を送信するための機能を無効化する設定値と、オートシャットダウンを無効化する設定値と、所定の管理ポートを有効にする設定値が配信される。S1006において、設定値配信部311は、子機108に子機設定切り替え非対象の設定情報の配信を行う。子機設定切り替え非対象の設定情報は、S1005で配信した設定情報以外の設定情報である。例えば、図4に示される稼働情報のうち、高速起動を無効化する設定値が配信される。
S1007において、再起動部312は、設定情報を配信した画像処理装置に対して再起動コマンドを送信するか否か決定する。具体例には、配信した設定情報に含まれる子機として動作させるために必要な設定値として、反映するために再起動が必要な設定値が含まれていた場合に、該設定値の配信対象となった画像処理装置に対して再起動コマンドを送信する。再起動が必要な設定値であるか否かは、設定情報(図4)の再起動405の情報を参照することで判定できる。図4の例では画像処理装置がデバイス管理システムに直接稼働情報を送信するための機能を無効化するための設定値を配信した場合に再起動が必要とされており、再起動部312は該配信値の配信対象となった画像処理装置に対して再起動コマンドを送信する。なお、再起動部312は、設定値を反映するために再起動が必要な設定値が含まれていた場合において、再起動選択画面801を表示してユーザにより再起動が許可された場合にのみ実行するようにしてもよい。この場合、再起動部312は図8に示される再起動選択画面801を表示し、ユーザの選択を受け付ける。ユーザが許可ボタン803を押下した場合は、ステップS1008に進む。一方、ユーザが拒否ボタン804を押下した場合は、S1009に進む。S1008において、再起動部312は、子機108へ再起動コマンドを送信する。S1009において、設定値配信部311は、子機108の配信済みフラグを立てる。存在確認制御部310は、存在確認ポーリングを終了する。以上で、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、画像処理装置を親機に対する子機として動作させるために必要な設定を、複数の画像処理装置に対して配信することができる。また、親機が子機として動作する設定が反映された複数の画像処理装置から稼働情報を収集することで、親機が子機の稼働情報をデバイス管理システムに送信することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
Claims (10)
- デバイス管理アプリケーションがそれぞれインストールされた複数の画像処理装置に含まれる、親機として動作する画像処理装置であって、
複数の画像処理装置に含まれる子機として動作する複数の画像処理装置に対する、子機として動作させるために必要な1以上の設定値を含む設定情報の設定を行う設定手段と、
子機として動作する複数の画像処理装置に、前記設定情報を配信する配信手段と、
配信された前記設定情報に含まれる子機として動作させるために必要な設定値として、反映するために再起動が必要な設定値が含まれていた場合に、該設定値の配信対象となった画像処理装置に再起動コマンドを送信する再起動手段と、
前記子機として動作する複数の画像処理装置から受信した稼働情報を、デバイス管理システムに対して送信する送信手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記子機として動作させるために必要な1以上の設定値には、画像処理装置がデバイス管理システムに直接稼働情報を送信するための機能を無効化するための設定値が含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記反映するために再起動が必要な設定値は、画像処理装置がデバイス管理システムに直接稼働情報を送信するための機能を無効化するための設定値であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記画像処理装置がデバイス管理システムに直接稼働情報を送信するための機能を無効化するための設定値が反映された子機として動作する画像処理装置は、前記デバイス管理アプリケーションを利用して稼働情報を前記親機として動作する画像処理装置に送信することを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
- 前記子機として動作させるために必要な1以上の設定値には、オートシャットダウンの機能を無効にするための設定値、および、所定の管理ポートを有効にするための設定値の少なくとも何れかが含まれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記所定の管理ポートは、親機として動作する画像処理装置が子機として動作する画像処理装置を管理するための通信を行うためのポートであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記配信手段により配信される前記設定情報には、高速起動の機能を無効にするための設定値が含まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記設定手段は、前記子機として動作させるために必要な1以上の設定値を設定させるためのUIを表示してユーザの選択を受け付け、該選択に応じて前記設定情報の設定を行い、
前記再起動手段は、配信された前記設定情報に含まれる子機として動作させるために必要な設定値として、反映するために再起動が必要な設定値が含まれていた場合に、前記再起動コマンドを送信するか否かを設定させるためのUIを表示してユーザの選択を受け付け、該選択に応じて前記再起動コマンドの送信を決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - デバイス管理アプリケーションがそれぞれインストールされた複数の画像処理装置に含まれる、親機として動作する画像処理装置の制御方法であって、
複数の画像処理装置に含まれる子機として動作する複数の画像処理装置に対する、子機として動作させるために必要な1以上の設定値を含む設定情報の設定を行う設定工程と、
子機として動作する複数の画像処理装置に、前記設定情報を配信する配信工程と、
配信された前記設定情報に含まれる子機として動作させるために必要な設定値として、反映するために再起動が必要な設定値が含まれていた場合に、該設定値の配信対象となった画像処理装置に再起動コマンドを送信する再起動工程と、
前記子機として動作する複数の画像処理装置から受信した稼働情報を、デバイス管理システムに対して送信する送信工程と、を有することを特徴とする画像処理の制御方法。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021020255A JP2022122786A (ja) | 2021-02-10 | 2021-02-10 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム |
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