JP2022121969A - 外出付添いサービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者と援助者とをマッチングさせ、比較的容易に利用者の外出付添い依頼を援助者が受託して付添う外出付添いマッチング管理サーバを提供する。【解決手段】外出付添いサービスシステムにおいて、マッチング管理サーバは、利用者が希望する時間帯ごとに外出付添いの依頼をする意思情報取得する手段と、利用者の居住地域と個人情報を取得する手段と、利用者の居住地域と同じ居住地域に居住している複数の援助者を選択する手段と、意思情報、利用者の居住地域及び外出付添いを希望する時間帯を、選択された複数の援助者の援助者端末に送信する手段と、複数の援助者の中で、外出付添いの依頼の受託を希望する援助者からの、マッチング管理サーバに対する受託の申請を受け付ける手段と、申請者を正式な援助者として承認する手段と、利用者の住所及び電話番号、及び、外出付添いを希望する時間帯を、正式な援助者の、援助者端末に送信する手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、外出付添いサービスシステムに関し、更に詳しくは、利用者から依頼があった外出に援助者が付添う外出付添いサービスシステムに関する。
世の中には免許返納や体の障害により外出に困っている高齢者が大勢いる。
このため、外出手段がない高齢者は、買い物や病院に行ったり生活に必要な銀行や役場の手続きに行くことが困難になり、家族や近所の人に送迎や付添いを頼んだり、高いタクシー代を払って外出するのが現状となっている。
一方で、買い物が困難な人の買い物を支援できる支援システムがある。
例えば、買い物が困難な人の発信端末と買い物を代行する人の受発信端末とマッチング管理サーバとがネットワークを介して接続されてなる、買い物代行サービスシステムが知られている。
特許第6655237号
しかしながら上記特許文献1記載の買い物代行サービスシステムは、買い物に限定されたサービスであり、かつ、買い物が困難な人は買い物を代行してもらうことで食糧確保が可能となるものの、自分の眼で見て商品を選ぶことができないため、その結果、買ってきてもらった商品に満足できない事があるという問題が生じることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、外出が困難な人と外出に付添う人とをマッチングさせることで、外出手段がない人が付き添いを受けながら安全に外出でき、買い物に行って商品を自分で選んだり、通院や生活に必要な銀行や役場の手続きに行くことができる外出付添いサービスシステムを提供する事を目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、以下の手段により、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものである。
本発明にかかる外出付添いサービスシステムは、ネットワークを介して接続された、複数の援助者の援助者端末及びマッチング管理サーバ、を使用して利用者から依頼があった外出付添いを、何れかの援助者が受託し付添う外出付添いサービスシステムであって、マッチング管理サーバが利用者情報データベースおよび援助者情報データベースを有し、更に、利用者が外出付添いを希望する時間帯ごとに設けられた電話番号にかけられた利用者の利用者電話機からの電話により、利用者の希望する時間帯ごとに外出付添いの依頼をする意思情報を取得する手段と、利用者電話機の電話番号に基づいて、利用者群が登録された利用者情報データベースから、利用者の居住地域、住所、電話番号、を含む利用者の個人情報を取得する手段と、利用者の個人情報から、利用者と同じ居住地域に居住している複数の援助者を、援助者の個人情報が登録された援助者群の援助者情報データベースから選択する手段と、意思情報、利用者の居住地域、及び、外出付添いを希望する時間帯を、選択された複数の援助者の援助者端末に送信する手段と、複数の援助者の中で、外出付添いの依頼の受託を希望する援助者からの、マッチング管理サーバに対する受託の申請を受け付ける手段と、その申請がマッチング管理サーバによって受理され、申請者を正式な援助者として承認する手段と、利用者の住所及び電話番号、及び、外出付添いを希望する時間帯を、正式な援助者の、援助者端末に送信する手段と、を有することを特徴としている。
本発明に係る外出付添いサービスシステムは、利用者を代理する利用者代理人の利用者代理人端末がネットワークに更に接続されており、マッチング管理サーバは、正式な援助者が外出付添いを実施後に援助者端末を用いてマッチング管理サーバに終了報告を登録することにより、該終了報告を受け付ける手段と、利用者代理人端末に終了報告を送信する手段とをさらに有することを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。まず、請求項1の発明によれば、外出付添いを依頼したい利用者は、外出付添いをしてほしい前日に、コンピューター等を使わずとも利用者電話機2でマッチング管理サーバ1に着信を入れるだけで、外出付添いサービスシステムが自動で進行するので、正確且つ迅速に外出付添いの代行をしてくれる援助者を募ることができる。
また、マッチング管理サーバ1は利用者と同じ居住地域に住んでいる援助者を、援助者情報データベースの中から自動的に選定して募集をかけるため、地理的に近くに住む援助者が選択され、かつ、援助者は自分の意思で受託するか否かを判断できるため、負担にもならず手空き時間などに気軽に外出付添いの依頼を受託することができる。
また、このシステムを使えば、例えば山間部や過疎地などで公共交通機関が乏しい地域に住む利用者であっても、外出付添いを受託してくれる援助者さえいれば外出することができる様になる。
本発明においては、例えば食料品の宅配サービスが存在しない山間部や過疎地などに住む利用者であっても、外出付添いを受託してくれる援助者さえいれば食料品を買いに行くことができるようになる。
したがって、本発明によれば、利用者が食糧確保に困らなくなるという利点がある。これにより、いわゆる買い物難民を減らすことができる。
また、本発明を利用することで、買い物のみならず通院や銀行や役場での手続きなど、日常生活上の役務のほとんどを賄えるため、利用者は自ら車を運転する必要性が低下する。これにより、利用者が高齢者である場合は、車を手放しても生活できるようになるため、車の運転免許証の返納率を高めることができる。
また、その波及効果として、利用者が高齢者である場合は、当該高齢者と地域住民の出会いの機会が増えて、地域のつながりが生まれてくるという利点がある。
さらに、外出付添いだけにとどまらず、利用者が高齢者である場合は、当該高齢者が困っている「電球の交換」や「雪かき」等、高齢者と援助者の間の交渉次第で、様々な援助に広がる可能性がある。
本発明に係る外出付添いサービスシステムは、利用者を代理する利用者代理人の利用者代理人端末がネットワークに更に接続されており、マッチング管理サーバは、正式な援助者が外出付添いを実施後に援助者端末を用いてマッチング管理サーバに終了報告を登録することにより、該終了報告を受け付ける手段と、利用者代理人端末に終了報告を送信する手段とをさらに有することを特徴としている。
本発明に係る外出付添いサービスシステムの一実施形態を示す全体図である。 同実施形態に係るマッチング管理サーバ1のブロック図である。 同実施形態に係る外出付添いサービスシステムを用いた、一使用例を説明するフローチャート図である。 同実施形態に係る外出付添いサービスシステムを用いて、利用者が依頼した外出付添いの案件が、候補援助者群の援助者端末4に配信され表示された際の画面例を示す図である。 同実施形態に係る外出付添いサービスシステムを用いて、利用者が外出付添いを申し込むと、候補援助者の援助者端末4に、その申し込み内容が表示された際の画面例を示す図である。 同実施形態に係る外出付添いサービスシステムを用いて、正式な援助者が外出付添いを行う際に必要とする利用者の詳細な個人情報が、援助者端末4に表示された際の画面例を示す図である。 同実施形態に係る外出付添いサービスシステムを用いて、正式な援助者が終了報告を入力する際に、援助者端末4に表示される入力用の画面例を示す図である。 同実施形態に係る外出付添いサービスシステムを用いて、正式な援助者により送信された終了報告が、利用者代理人端末4により受信されて表示される画面例を示す図である。
以下、本発明に係る外出付添いサービスシステムは、利用者からの外出付添い依頼を援助者が受託し付添うサービスのシステムであり、その一実施形態について、図1~図8を参照して具体的に説明する。
図1に示すように、本発明の外出付添いサービスシステムは、利用者電話機2と援助者端末4がそれぞれマッチング管理サーバ1と通常の電話回線で接続されており、同時に利用者代理人端末3と前記援助者端末4と前記マッチング管理サーバ1がネットワークNを介して接続されている。援助者端末4、利用者代理人端末3は、パーソナルコンピューターやスマートフォンや携帯電話、タブレット等で構成されてなるものである。なお、本実施形態に於いては、説明の都合上、利用者電話機2と、援助者端末4と、利用者代理人端末3とを一つだけ用いる例を示しているが、複数用いても良い。
本発明において、「利用者」とは、外出付添いを依頼し付添ってもらう者であり、特に限定されないが、例えば、加齢や障害によって車を運転できなくなった人や一人ではバスに乗って外出できない高齢者等が挙げられる。 また、「利用者代理人」とは、利用者を代理する人であり、自然人、法人を問わない。なお、代理権の有無も問わない。
マッチング管理サーバ1は、図2に示すように、CPU等からなる中央制御部10と、援助者情報取得生成部11と、援助者情報データベース12と、利用者情報取得生成部13と、利用者情報データベース14と、付添い依頼情報取得生成部15と、付添い実施情報取得生成部16と、付添い終了情報取得生成部17と、付添い情報データベース18と、画面プログラム20と、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力部21と、液晶ディスプレイ等の表示部22と、無線LAN、有線LAN、ダイヤルアップ等の通信手段でネットワークNに接続が可能な通信部19とで構成されている。
援助者情報取得生成部11は、援助者から、当該援助者の居住地域、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、等の個人情報を取得し、その援助者に対し一意のIDとパスワードを発行するものである。そして援助者情報データベース12には上記援助者情報取得生成部11により取得された援助者の個人情報並びに上記発行されたIDとパスワードが格納される。
利用者情報取得生成部13は、利用者若しくは利用者代理人から、利用者の居住地域、住所、氏名、電話番号、等の利用者の個人情報、及び、利用者代理人が居る場合は、利用者代理人の居住地域、住所、氏名、メールアドレス等の利用者代理人の個人情報を取得する。そして、利用者データベース14にはそれらの情報が格納される。
付添い依頼情報取得生成部15は、利用者から外出付添いの依頼をする意思表示に基づく意思情報を取得する。また、援助者データベース12に格納された全ての援助者(以下「援助者群」ともいう。)の中から、後述する外出付添いサービスシステム使用例に記載した手段により選定された複数の援助者(以下「候補援助者」ともいう。)に対して外出付添いの依頼をする。そして、付添い情報 データベース18にはそれらの情報が格納される。
付添い実施情報取得生成部16は、外出付添い依頼に対して受託を希望する援助者(以下「受託希望援助者」ともいう。)の中から、後述する外出付添いシステム使用例に記載した手段を用いて一人の正式な援助者を選定し、外出付添いに係る詳細な情報を提供する。そして、付添い情報 データベース18にはそれらの情報が格納される。
付添い終了情報取得生成部17は、利用者代理人が居る場合、正式な援助者が外出付添いサービスの終了報告を入力することにより、利用者代理人端末3に対し外出付添いサービスの終了報告をするものである。そして、付添い情報 データベース18にはそれらの情報が格納される。
画面プログラム20は、Webページを生成するためのプログラムが格納されている。すなわち、図5,7,8に示す画面G6,G4及びG5を生成するための画面プログラムが格納されている。
〈外出付添いサービスシステム使用例〉
次に、上記説明した外出付添いサービスシステム使用例を図3のフローチャート図に基づいて説明し、さらに、図4~図8に示す画面例も用いて説明する。
本発明の外出付添いサービスシステムによれば、利用者と援助者とをマッチングさせることで、比較的容易に、利用者からの外出付添い依頼を援助者が受託し付添うことができる。
まず、利用者、援助者、利用者代理人が居る場合は利用者代理人の個人情報をマッチング管理サーバ1に以下の手順で事前登録をしていく。なお事前登録においては、登録する順番に決まりはなく、登録時期に制限もない。
利用者は、利用者電話機を用いた電話により、例えば、マッチング管理サーバ1の管理人に個人情報を伝え、当該管理人が、利用者の居住地域、住所、氏名、電話番号、等の個人情報を入力する。なお、居住地域は、入力せず、利用者の住所から自動的に割り出してもよい。
利用者代理人が居る場合、利用者代理人が、利用者代理人端末3を用いてネットワークNを介してマッチング管理サーバ1に接続すると、中央制御部10が、画面プログラム20に基づいて、利用者代理人に利用者の個人情報の入力を促す画面(図示せず)を読み出し、その読み出した画面を利用者代理人端末3に送信する。これにより、利用者代理人は、利用者代理人端末3に送信されてきた画面に基づいて、利用者の居住地域、住所、氏名、電話番号、等の利用者の個人情報を入力する(ステップS1A)。また、利用者代理人の居住地域、住所、氏名、メールアドレス等の利用者代理人の個人情報を入力する。なお、居住地域は、入力せず、利用者や利用者代理人の住所から自動的に割り出してもよい。
そして、入力された利用者の個人情報がネットワークNを介して通信部19に送信されると、利用者情報取得生成部13は通信部19より送信されてきた利用者の個人情報を取得し、利用者情報データベース14に格納する(ステップS2A)。
一方、援助者が、援助者端末4を用いてネットワークNを介してマッチング管理サーバ1に接続すると、中央制御部10が、画面プログラム20に基づいて、援助者に援助者情報の入力を促す画面(図示せず)を読み出し、その読み出した画面を援助者端末4に送信する。これにより、援助者は、援助者端末4に送信されてきた画面に基づいて、援助者の居住地域、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、等の援助者の個人情報を入力する(ステップS1B)。なお、居住地域は、入力せず、援助者の住所から自動的に割り出してもよい。
そして、その入力された援助者の個人情報がネットワークNを介して通信部19に送信されると、援助者情報取得生成部11は通信部19より送信されてきた援助者の個人情報を取得し、その援助者の個人情報を識別するための一意のID及びパスワードを発行する(ステップS2B)。なお、上記援助者の個人情報並びにID及びパスワードは、援助者データベース12に格納される(ステップS3B)。
次に、具体的に外出付添いシステムを利用して、外出付添いが遂行される流れについて説明をする。
まず、利用者が利用者電話機2を用いてマッチング管理サーバ1に電話するが、ここでは翌日の午前中に付添いを頼むための電話番号と翌日の午後に付添いを頼むための電話番号がそれぞれ別に設けられており、利用者は自分が希望する方に電話をかけることによって(ステップS3AM,S3PM)、マッチング管理サーバ1は、午前もしくは午後に外出付添いの依頼をする意思表示からなる意思情報を取得する(ステップS4AM,S4PM)。
ここで、電話は、有線、無線を問わない。
利用者からの電話においては、外出付添いを依頼したいという意思表示が行われる。すなわち、意思表示からなる意思情報を取得することによって、外出付添いサービスシステムが開始される。なお、当該意思表示は、利用者若しくは利用者代理人との合意があれば、電話の着信のみを以って、意思表示とすることも可能である。
また、利用者が電話をすると、所定の録音ガイダンスが流れるようになっている。この録音ガイダンスにより、援助者を選定する操作に入ること、追って外出付添い依頼を受託した援助者から電話連絡があること、及び、電話を切って待機することを利用者に伝えるようになっている(ステップS5AM,S5PM)。これにより、利用者は電話を切って待機する。
次いで、中央制御部10は、利用者電話機2からの着信番号に基づいて、事前登録された利用者情報データベース14から、利用者の個人情報を取得する(ステップS7AM,S7PM)。
次に、中央制御部10は、ステップS7AM,S7PMで取得された利用者の個人情報に含まれる「利用者が居住する居住地域」を抽出し、その居住地域と同一の居住地域に居住して援助者情報データベース12に登録している援助者全てを候補援助者群として選定する(ステップS8AM,S8PM)。
続いて、中央制御部10は、ステップS8AM,S8PMで選定した候補援助者群の援助者端末4に対して、メールの一斉送信を行う。このメールには、外出付添いを依頼したいという意思情報が届いたことを知らせる文書と、外出付添いを希望している利用者の大まかな居住地と外出付添いを希望する時間帯及び外出付添いの対価としての報酬額が記載され、更に候補援助者群の中で外出付添いの受託希望者がいる場合は、その受託意思を伝達する手段も併せて伝えるものである(図4の画面G2参照)(ステップS9AM,S9PM)。
こうして、メールに書かれた内容を検討した結果、候補援助者の中で受託を希望する援助者は、図4の画像G2aに示すURLをクリックする。これにより、中央制御部10は、画面プログラム20より援助者ページログイン画面を読み出し、受託希望援助者の援助者端末4に送信する。そして、受託希望援助者は、ステップS2Bで発行された援助者IDとパスワードを使用し、援助者ページにログインする(ステップS11)。
これにより中央制御部10は、図6の画面G6を援助者端末4に送信する。図6の画面G6には、利用者からの外出付添い依頼文が表示されており、その依頼文には図6の画面G6aに示されている「申込む」ボタンが設置されている。そして、当該候補援助者は外出付添い依頼文に設置されている「申込む」ボタンをクリックすることで、当該候補援助者が外出付添いの受託を希望するという意思がマッチング管理サーバ1に送信される(ステップS12)。
なお、援助者端末4を用いて一つの外出付添い依頼に対して複数の候補援助者が申し込みを希望した場合、マッチング管理サーバ1は最も申し込みが早かった候補援助者に対してその受託希望を承認する。また、既に援助者が正式に決定した外出付添い依頼に関しては、図6の画面G6aに示されている「申込む」ボタンの表示が「受付終了」という表示に変わり、それ以降は申し込みできないようになっている。
こうして、当該受託希望援助者が受託希望を承認され、正式な援助者として決定した後、中央制御部10は、図6に示す画面G3を援助者端末4に送信する(ステップS14)。画面G3には、正式な援助者として決定したことを知らせる文面(画像G3a)と、利用者情報データベース14に格納されている外出付添いを依頼した利用者の居住地域、住所、氏名、電話番号等の個人情報、外出付添いを希望する時間帯、外出付添いの対価としての報酬金額(画像G3b)と、援助終了報告時に入力する終了報告入力フォームへリンクするURL(画像G3c)とが設けられている。
そして、正式な援助者は、図6の画面G3が援助者端末4に送信されてくると、その内容を確認し(ステップS15)、そこに記載されている利用者電話機2の電話番号に電話をする(ステップS16)。
正式な援助者から電話を受けた利用者(場合によっては利用者代理人)は、口頭で翌日自宅に迎えに来て欲しい時間と外出先や外出目的を具体的に伝える。(ステップS17)。
そして、利用者(場合によっては利用者代理人)から外出付添いの詳細を確認した受託援助者は、翌日指定の時間に車で自宅に迎えに行き、一緒に外出付添いを行った後に、再び自宅にお送りする。(ステップS18)。なお、外出付添いの報酬は、援助者が利用者から現金で受け取ってもよく、援助者が運営会社から受け取り、運営会社がその料金を予め登録された利用者の預金口座から引き落としてもよい。
なお、このとき、必要となったガソリン代等の必要経費は、外出付添いの対価としての報酬に含まれる。またこの報酬額は一律として運営会社が決定するものとするが、個々の受託援助者と利用者の間の双方の同意があれば、報酬額を変更も可能であり、お金ではなく品物で支払がなされてもよい。
こうして、外出付添いが終了した正式な援助者は、図6の画像G3cに示すURLをクリックし終了報告をする。これにより、中央制御部10は、画面プログラム20より終了報告入力フォーム画面(図7の画面G4)を読み出し、援助者端末4に送信する。そして、正式な援助者は、終了報告入力フォームに必要項目を入力しマッチング管理サーバ1に送信することにより、外出付添いが終了したことを報告する。報告内容の項目は大きく二つに分かれており、外出付添いが無事に終了した場合と何らかの理由で外出付添いができなかった場合のどちらかを、まず始めに選択する。外出付添いが無事に終了した場合は画像G4aに示す「外出付添い終了」項目にチェックを入れ、何らかの理由で外出付添いができなかった場合は画像G4dに示す「外出付添いできませんでした」にチェックを入れる。そして「外出付添い終了」にチェックを入れた場合は、引き続き外出付添いの様子が分かる情報を入力していく。例えば、外出している時の利用者が喜ぶ顔写真(図7の画面G4b)、利用者の様子などが分かるコメント(図7の画面G4c)などである。また「外出付添いできませんでした」にチェックを入れた場合は、引き続きその理由を入力していく。例えば、図7の画面G4dに示す項目の中から該当する項目を選びチェックを入れ、「その他」を選択した場合はその詳細な説明も入力するなどの方法がある。そしてこれらの情報が入力完了したら図7の画面G5eに示す「送信」ボタンをクリックすることで情報がマッチング管理サーバ1に送信される(ステップS19)。
これにより、その入力された終了報告がネットワークNを介して通信部19に送信されると、付添い終了情報取得生成部17は、その終了報告を取得し、中央制御部10を介して付添い情報データベース18に格納する。次いで中央制御部10は、外出付添いが無事に終了した場合に限り、利用者代理人端末3に通信部19を介して外出付添い終了報告が届いたことを知らせるメール(図示せず)を配信する(ステップS20)。
そうして、利用者代理人は、外出付添い報告が届いたことを知らせるメールが利用者代理人端末3に送信されてくると、その内容を確認したのち、終了報告を閲覧する場合は画面に示すURLをクリックする。これにより、中央制御部10は、画面プログラム20より終了報告画面(図8の画面G5参照)を読み出し、利用者代理端末3に送信し、利用者代理人はその画面を確認する。(ステップS21)。この終了報告により、利用者代理人は、利用者が外出付添いサービスを利用したことをリアルタイムで把握でき、つまり利用者が無事に暮らしていることを確認できるという効果がある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る外出付添いサービスシステムにおいては、マッチング管理サーバ1と、援助者端末4と、利用者代理人端末3とがネットワークNを介して接続されているが、利用者代理人が居ない場合は、利用者代理人端末がネットワークを介してこれらに接続されていなくてもよい。
本実施形態に係る外出付添いサービスシステムにおいて、正式な援助者が外出付添いを実施後に援助者端末を用いてマッチング管理サーバに終了報告を登録することにより、該終了報告を前記マッチング管理サーバが受け付ける手段と、マッチング管理サーバが利用者代理人端末に終了報告を送信する手段とを有しているが、利用者代理人が居ない場合は必ずしも必須ではない。
また、図面を用いてデータの画像を示したが、これらは、一例に過ぎず、これらの画像に限定されるものではない。
本発明の外出付添いサービスシステムは、利用者からの外出付添い依頼を援助者が受託し付添うサービスシステムとして利用できる。
本発明の外出付添いサービスシステムによれば、利用者と援助者とをマッチングさせることで、比較的容易に、利用者からの外出付添い依頼を援助者が受託し付添うことができる。
1 マッチング管理サーバ
2 利用者電話機
3 利用者代理人端末
4 援助者端末
N ネットワーク

Claims (2)

  1. ネットワークを介して接続された、複数の援助者の援助者端末及びマッチング管理サーバ、を使用して利用者からの外出付添いの依頼を、何れかの前記援助者が受託し付添う外出付添いサービスシステムであって、
    前期マッチング管理サーバが、利用者情報データベースおよび援助者情報データベースを有し、更に、
    前記利用者の利用者電話機から外出を希望する時間帯ごとに設けられた別々の電話番号に電話をかけることにより、前記利用者が希望する時間帯ごとに外出付添いの依頼をする意思情報取得する手段と、
    前記利用者電話機の電話番号に基づいて、利用者群が登録された前記利用者情報データベースから、前記利用者の居住地域、住所及び電話番号を含む前記利用者の個人情報を取得する手段と、
    前記利用者の個人情報から、前記利用者の居住地域と同じ居住地域に居住している複数の援助者を、援助者群が登録された援助者情報データベースから選択する手段と、
    前記意思情報、前記利用者の居住地域、及び、外出付添いを希望する時間帯を、選択された前記複数の援助者の前記援助者端末に送信する手段と、
    前記複数の援助者の中で、外出付添いの依頼の受託を希望する援助者からの、前記マッチング管理サーバに対する受託の申請を受け付ける手段と、
    その申請が前記マッチング管理サーバによって受理され、申請者を正式な援助者として承認する手段と、
    前記利用者の住所及び電話番号、及び、外出付添いを希望する時間帯を、前記正式な援助者の、前記援助者端末に送信する手段と、
    を有する外出付添いサービスシステム。
  2. 利用者を代理する利用者代理人の利用者代理人端末が前記ネットワークに更に接続されており、
    前記正式な援助者が外出付添い実施後に、前記援助者端末を用いて前記マッチング管理サーバに終了報告を登録することにより、該終了報告を受け付ける手段と、
    前記利用者代理人端末に前記終了報告を送信する手段とをさらに有する請求項1に記載の外出付添いサービスシステム。
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