JP2022116849A - ケーブル巻取装置及びケーブル巻取装置の組立方法 - Google Patents

ケーブル巻取装置及びケーブル巻取装置の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができ、ひいては組立性を向上させたケーブル巻取装置を提供する。【解決手段】ケーブル巻取装置1は、FFC2と、FFC2を固定するシャフト3と、シャフト3及びシャフト3の周囲に巻き付けられたFFC2を収容する筐体4(ロアケース5及びアッパーカバー6)とを有している。そして、ケーブル巻取装置1には、シャフト3をロアケース5の内側における所定箇所に装着可能とする軸体装着部7が設けられている。【選択図】図2

Description

この発明は、フレキシブルフラットケーブルのケーブル巻取装置及びケーブル巻取装置の組立方法に関する。
従来より、フレキシブルフラットケーブルのケーブル巻取装置が知られている。特許文献1に開示されたケーブル巻取装置は、軸体と筐体とが一体的に構成されており、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルが巻き付けられた構造となっている。
ところで、このような構造のケーブル巻取装置においては、その組立工程において次のような作業が行われる。すなわち、フレキシブルフラットケーブルを軸体に固定するとともに、フレキシブルフラットケーブルを軸体の周囲に巻き付ける作業が行われる。
この点、フレキシブルフラットケーブルを軸体の周囲に巻き付ける作業は、フレキシブルフラットケーブルを斜め上方から案内しつつ、これを旋回させて筐体の内側に位置する軸体に対して垂直に巻き付けていく必要がある。しかし、かかる作業は、帯状の長尺物の取り回しの難しさから、作業者にとって困難を伴うものであった。
特開2019-218150号公報
この発明は、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができ、ひいては組立性を向上させたケーブル巻取装置を提供することを目的としている。
この発明は、フレキシブルフラットケーブルと、前記フレキシブルフラットケーブルを固定する軸体と、前記軸体及び当該軸体の周囲に巻き付けられた前記フレキシブルフラットケーブルを収容する筐体とを備えたケーブル巻取装置であって、前記軸体を前記筐体の内側における所定箇所に装着可能とする軸体装着部が設けられたことを特徴としている。
またこの発明は、ケーブル巻取装置の組立方法であって、前記軸体の周囲に前記フレキシブルフラットケーブルを巻き付けてケーブル巻回体を作成する工程と、前記ケーブル巻回体を前記筐体の内側における所定箇所に装着する工程とを有することを特徴としている。
この発明により、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができ、ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
詳述すると、本願発明に係るケーブル巻取装置によれば、軸体を筐体から取り外した状態で、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付けることが可能となる。そのため、フレキシブルフラットケーブルを巻き付ける際に、筐体の周壁部をかわす必要がないため、フレキシブルフラットケーブルを軸体に対して垂直に案内し、かつ軸体を回転させることによって巻き付けていくことが可能となる。したがって、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを容易に巻き付けることができる。また、同作業の自動化に関しても、軸体を駆動軸に取り付けて回転させ、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き取ることが可能となる。したがって、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付ける作業の自動化を図ることが容易となる。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
この発明の態様として、前記筐体が、ロアケースと、当該ロアケースに嵌合されて開口を塞ぐアッパーカバーとで構成されており、前記軸体装着部が、前記軸体の端面と、少なくとも前記ロアケースの底面又は当該底面に対向する前記アッパーカバーの裏面とを嵌合する嵌合部を有してもよい。
この発明により、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付けたもの(前述したケーブル巻回体である)をロアケースの底面又は底面に対向するアッパーカバーの裏面における所定箇所に装着することができる。そのため、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付ける作業を容易としつつ、この作業によって作成されたケーブル巻回体を一個の円盤体として装着することが可能となる。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、前記嵌合部が、対向する面の一方側に設けられた嵌合凹部と、対向する面の他方側に設けられた嵌合凸部とで構成されており、前記嵌合凹部と前記嵌合凸部が挿入嵌合されてもよい。
この発明により、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付ける作業を容易としつつ、簡素な構成でありながら確実にケーブル巻回体を一個の円盤体として装着することが可能となる。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部と、他の一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部とが互いに対して平行に配置されてもよい。なお、嵌合凹部及び嵌合凸部の断面形状は、円形状に限定するものではない。
この発明により、軸体の装着角度を定めることができる。すると、軸体を装着する際に、軸体の装着角度を適宜に調整する作業が不要となる。また、軸体の装着後に軸体が不用意に回転することもない。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、前記軸体の中心軸に対して同心円上に他の前記嵌合凹部である位置決め用嵌合凹部が複数設けられており、前記軸体の中心軸に対して前記同心円上に他の前記嵌合凸部である位置決め用嵌合凸部が設けられており、いずれかの前記位置決め用嵌合凹部と前記位置決め用嵌合凸部が挿入嵌合されてもよい。
この発明により、軸体の装着角度を変更することができる。そのため、軸体の周囲に巻き付けられたフレキシブルフラットケーブルの巻付開始位置(軸体の周方向における位置)を変更することができる。したがって、フレキシブルフラットケーブルの最大繰出長さを段階的に変更することが可能となる。すると、フレキシブルフラットケーブルの最大繰出長さが異なる仕様のケーブル巻取装置において、長さが異なるフレキシブルフラットケーブルを選択し、これを巻き付ける作業が不要となる。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部のみが設けられ、前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部の断面形状が非円形状に形成されてもよい。なお、非円形状には、所定の位相で嵌合可能である多角形状を含むものとする。例えば五角形や六角形等である。また、キー嵌合形状も含むものとする。
この発明により、軸体の装着角度を定めることができる。すると、軸体を装着する際に、軸体の装着角度を適宜に調整する作業が不要となる。また、軸体の装着後に軸体が不用意に回転することもない。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部の断面形状が回転対称形状に形成されてもよい。なお、回転対称形状とは、任意の位相で嵌合可能である形状であって、例えば各辺の長さが等しく、二つの辺のなす角度も等しい正多角形状を含む。つまり、正五角形や正六角形等を含む。また、-字や+字だけでなく、星型(スプライン)形状等も含むものとする。
この発明により、軸体の装着角度を変更することができる。そのため、軸体の周囲に巻き付けられたフレキシブルフラットケーブルの巻付開始位置(軸体の周方向における位置)を変更することができる。したがって、フレキシブルフラットケーブルの最大繰出長さを段階的に変更することが可能となる。すると、フレキシブルフラットケーブルの最大繰出長さが異なる仕様のケーブル巻取装置において、長さが異なるフレキシブルフラットケーブルを選択し、これを巻き付ける作業が不要となる。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、前記軸体の周面と端面との角部に径外側方向に延出する鍔部が設けられてもよい。なお、鍔部は、いずれか一方側の角部に設けられていてもよいし、両方の角部に設けられていてもよい。
この発明により、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付ける際に、フレキシブルフラットケーブルを鍔部に沿わせることで軸体に対して垂直に案内することができる。そのため、フレキシブルフラットケーブルをズレなく巻き付けることが可能となる。したがって、軸体の周囲にフレキシブルフラットケーブルを巻き付ける作業がさらに容易となる。また、軸体の周囲に巻き付けられたフレキシブルフラットケーブルが緩んでズレたり解けたりすることを防止できる。ひいてはケーブル巻取装置の組立性を向上させることが可能となる。
またこの発明の態様として、外径が異なる前記軸体の周囲に前記フレキシブルフラットケーブルを巻き付けて作成されたケーブル巻回体のうち、選択された一の前記ケーブル巻回体を備えてもよい。
この発明により、フレキシブルフラットケーブルの最大繰出長さが異なる仕様のケーブル巻取装置において、筐体を共通化することが可能となる。また、フレキシブルフラットケーブルの最大繰出長さが短いケーブル巻取装置においては、軸体の外径が大きいものにフレキシブルフラットケーブルを巻き付ければ、筐体の内側に適宜な密度でフレキシブルフラットケーブルを収容することが可能となる。これにより、筐体の外周壁にフレキシブルフラットケーブルが当たって異音が生じることを防ぐことができる。
反対に、フレキシブルフラットケーブルの最大繰出長さが長いケーブル巻取装置においては、軸体の外径が小さいものにフレキシブルフラットケーブルを巻き付ければ、筐体の内側に適宜な密度でフレキシブルフラットケーブルを収容することが可能となる。これにより、筐体の外周壁や隣り合うフレキシブルフラットケーブル同士が擦れてスムーズな巻き取りあるいは繰り出しが阻害されることを防ぐことができる。
ケーブル巻取装置の斜視図。 ケーブル巻取装置の分解斜視図。 シャフトの斜視図。 ロアケースの斜視図。 アッパーカバーの斜視図。 ケーブル巻取装置の組立工程のフロー図。 ケーブル巻回体を作成している状況を示す斜視図。 ケーブル巻回体をロアケースに装着している状況を示す斜視図。 ロアケースにアッパーカバーを嵌合している状況を示す斜視図。 他の実施形態に係るシャフトを示す斜視図。 他の実施形態に係るシャフトとロアケースの斜視図。 他の実施形態に係るシャフトとロアケースの斜視図。 他の実施形態に係るシャフトとロアケースの斜視図。 他の実施形態に係るシャフトを用いたケーブル巻回体の斜視図。
この発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
図1はケーブル巻取装置1の斜視図であり、図2はケーブル巻取装置1の分解斜視図であり、図3はシャフト3の斜視図であり、図4はロアケース5の斜視図であり、図5はアッパーカバー6の斜視図である。
また、図6はケーブル巻取装置1の組立工程のフロー図であり、図7はケーブル巻回体10を作成している状況を示す斜視図であり、図8はケーブル巻回体10をロアケース5に装着している状況を示す斜視図であり、図9はロアケース5にアッパーカバー6を嵌合している状況を示す斜視図である。本願においては、各図面に示すように、前後方向、上下方向、左右方向を規定する。
本願発明に係るケーブル巻取装置1は、自動車のスライドシートに対して配索されるフレキシブルフラットケーブル2を巻き取りあるいは繰り出すものである。フレキシブルフラットケーブル2は、平行に並べた帯状の導電体21をシート状の絶縁体22で挟んだものである。以下においては、フレキシブルフラットケーブル2をFFC2として説明する。
図1及び図2に示すように、ケーブル巻取装置1は、前述したFFC2のほか、シャフト3と筐体4とを備えている。筐体4は、ロアケース5とアッパーカバー6とで構成されている。また、ケーブル巻取装置1は、シャフト3をロアケース5の底面5bに装着可能とする軸体装着部7を設けている。軸体装着部7は、二つの嵌合部71,72を有している。
図3に示すように、シャフト3は、円筒状に形成されている。シャフト3は、その上端面3tから下方側に向かって穿設されたスリット31が設けられている。スリット31は、外周面3cのスリット入口から外周面3cに沿って湾曲し、やがて左右方向に延びるスリット出口3oにつながっている。シャフト3は、スリット31に嵌め込まれたFFC2を固定することができる。なお、FFC2は、スリット出口3oにて斜めに折り曲げられることにより、上方側に向かって引き出される(図7参照)。
また、シャフト3には、その下端面3bから上方側に向かって穿設された嵌合穴34,35が設けられている。嵌合穴34は、嵌合部71を構成しており、スリット出口3oよりも後方側にて中心軸Cに対して平行に形成されている。嵌合穴34は、その断面形状が円形状であり、さらにはシャフト3の上端面3tまで突き抜けない有底穴となっている。他方、嵌合穴35は、嵌合部72を構成しており、スリット出口3oよりも前方側にて中心軸Cに対して平行に形成されている。嵌合穴35も、その断面形状が円形状であり、さらにはシャフト3の上端面3tまで突き抜けない有底穴となっている。
図4に示すように、ロアケース5は、上方側から視てq字状に形成されている。ロアケース5は、底壁部51と、底壁部51の外周端部から上方側に向かって延設された周壁部52とを有している。周壁部52は、ほぼ円筒状となっているが、後方部分における右方側の壁部52bが左右方向に延びている。また、右壁部分における後方側の壁部52rが前後方向に延びており、かつ右方に折れ曲がって壁部52bに対して平行となっている。こうして、ロアケース5には、右方側に延出されたケーブル通路53が形成されている。
また、ロアケース5には、その底面5bから上方側に向かって延設された嵌合軸54,55が設けられている。嵌合軸54は、嵌合部71を構成しており、前述した嵌合穴34に対応する位置及び大きさにて中心軸Cに対して平行に形成されている。嵌合軸54は、その断面形状が円形状であり、さらには先端側から基端側に向かうにつれて直径が大きくなるテーパ形状となっている。他方、嵌合軸55は、嵌合部72を構成しており、前述した嵌合穴35に対応する位置及び大きさにて中心軸Cに対して平行に形成されている。嵌合軸55も、その断面形状が円形状であり、さらには先端側から基端側に向かうにつれて直径が大きくなるテーパ形状となっている。
なお、ロアケース5の上端部には、内側の収容空間を閉じるような壁がなく、開口5oが形成されている。また、ロアケース5の底面5bには、放射状に広がる複数の補強リブ511が設けられている。さらに、ロアケース5の外周面(周壁部52)には、アッパーカバー6を嵌合した際に、後述する嵌合壁部62における先端縁が当接する嵌合受部521が設けられている。嵌合受部521は、所々で下方側に向かって折れ曲がっており、上下方向に沿って互いに平行となる二つの嵌合受部521によって後述する係止板部65を案内する役割も果たしている。下方側に向かって延びる嵌合受部521の間には、係止爪522が設けられている。
図5に示すように、アッパーカバー6は、上方側から視てq字状に形成されている。アッパーカバー6は、蓋壁部61と、蓋壁部61の外周端部から下方側に向かって延設された嵌合壁部62とを有している。嵌合壁部62は、ほぼ円筒状となっているが、後方部分における右方側の壁部62bが左右方向に延びている。また、右壁部分における後方側の壁部62rが前後方向に延びており、かつ右方に折れ曲がって壁部62bに対して平行となっている。こうして、アッパーカバー6には、前述したロアケース5のケーブル通路53を覆う蓋部63が形成されている。
また、アッパーカバー6には、その表面6fから裏面6bまで貫通するスリット64が左方部分から中央部分まで設けられている。スリット64は、シャフト3から上方側に向かって引き出されたFFC2を通すためのものである。さらに、アッパーカバー6には、その嵌合壁部62からさらに下方側に向かって延設された係止板部65が設けられている。係止板部65は、前述した係止爪522に対応する位置にて中心軸Cに対して平行に形成されている。係止板部65は、上下方向に沿って互いに平行となる二つの嵌合受部521の間に収まる板幅とされており、さらには内周面から外周面まで貫通する係止孔652が形成されている。
次に、ケーブル巻取装置1の組立工程について説明する。
図6に示すように、ケーブル巻取装置1の組立工程においては、ケーブル巻回体作成工程S1と、ケーブル巻回体装着工程S2と、アッパーカバー嵌合工程S3とを有しており、これらが順に行われる。但し、本願にて説明しない他の工程が存在してもよい。
図7に示すように、ケーブル巻回体作成工程S1は、ケーブル巻回体10を作成する工程である。ケーブル巻回体作成工程S1においては、シャフト3を駆動軸Sに取り付けて回転させ、シャフト3の周囲にFFC2を巻き取っていく。このような構成により、ロアケース5の周壁部52をかわす必要がないため、FFC2をシャフト3に対して垂直に巻き付けることが可能となる。なお、FFC2をズレなく巻き付けるため、走行するFFC2をガイドローラ等にて案内することが好ましい。
図8に示すように、ケーブル巻回体装着工程S2は、ケーブル巻回体10をロアケース5の内側における所定箇所に装着する工程である。ケーブル巻回体装着工程S2においては、ケーブル巻回体10の中心にあるシャフト3をロアケース5の底面5bにおける所定箇所に装着する。具体的に説明すると、嵌合部71を構成している嵌合穴34と嵌合軸54とを嵌合し、同時に、嵌合部72を構成している嵌合穴35と嵌合軸55とを嵌合する。このような構成により、ケーブル巻回体10を一個の円盤体として装着できる。
図9に示すように、アッパーカバー嵌合工程S3は、ロアケース5にアッパーカバー6を嵌合する工程である。アッパーカバー嵌合工程S3においては、ケーブル巻回体10が装着されたロアケース5に対してアッパーカバー6を被せて互いに係止する。具体的に説明すると、上下方向に沿って互いに平行となる二つの嵌合受部521の間にアッパーカバー6の係止板部65を嵌め合わせ、そのまま押し込むことによって係止孔652に係止爪522を引っ掛ける。このような構成により、ロアケース5の開口5oを塞ぐことができ、同時にアッパーカバー6の裏面6bにてシャフト3(ケーブル巻回体10)が抜けないように押さえることができる。アッパーカバー6の裏面6bは、シャフト3(ケーブル巻回体10)を面で抑えるために上下方向に対して垂直な平面となっている。
以上のように、ケーブル巻取装置1は、FFC2と、FFC2を固定するシャフト3と、シャフト3及びシャフト3の周囲に巻き付けられたFFC2を収容する筐体4(ロアケース5及びアッパーカバー6)とを有している。そして、ケーブル巻取装置1には、シャフト3をロアケース5の内側における所定箇所に装着可能とする軸体装着部7が設けられている。
また、ケーブル巻取装置1は、その組立工程において、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付けてケーブル巻回体10を作成するケーブル巻回体作成工程S1と、ケーブル巻回体10をロアケース5の内側における所定箇所に装着するケーブル巻回体装着工程S2とを行う。
このようなケーブル巻取装置1及びその組立方法によれば、シャフト3の周囲にFFC2を容易に巻き付けることができ、ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
詳述すると、本願発明に係るケーブル巻取装置1によれば、シャフト3をロアケース5から取り外した状態で、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付けることが可能となる。そのため、FFC2を巻き付ける際に、ロアケース5の周壁部52をかわす必要がないため、FFC2をシャフト3に対して垂直に案内し、かつシャフト3を回転させることによって巻き付けていくことが可能となる。したがって、シャフト3の周囲にFFC2を容易に巻き付けることができる。また、同作業の自動化に関しても、シャフト3を駆動軸Sに取り付けて回転させ、シャフト3の周囲にFFC2を巻き取ることが可能となる。したがって、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付ける作業の自動化を図ることが容易となる。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
また、ケーブル巻取装置1においては、筐体4が、ロアケース5と、ロアケース5に嵌合されて開口5oを塞ぐアッパーカバー6とで構成されており、軸体装着部7が、シャフト3の下端面3bと、ロアケース5の底面5bとを嵌合する二つの嵌合部71,72を有している。
このようなケーブル巻取装置1によれば、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付けたもの(前述したケーブル巻回体10である)をロアケース5の底面5bにおける所定箇所に装着することができる。そのため、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付ける作業を容易としつつ、この作業によって作成されたケーブル巻回体10を一個の円盤体として装着することが可能となる。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
また、ケーブル巻取装置1においては、嵌合部71,72が、シャフト3の下端面3bに設けられた嵌合穴34,35と、ロアケース5の底面5bに設けられた嵌合軸54,55とで構成されており、嵌合穴34,35と嵌合軸54,55が挿入嵌合される。
このようなケーブル巻取装置1によれば、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付ける作業を容易としつつ、簡素な構成でありながら確実にケーブル巻回体10を一個の円盤体として装着することが可能となる。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
また、ケーブル巻取装置1においては、一対の嵌合穴34及び嵌合軸54と、他の一対の嵌合穴35及び嵌合軸55とが互いに対して平行に配置されている。なお、嵌合穴34,35及び嵌合軸54,55の断面形状は、円形状であるが、これに限定するものではない。
このようなケーブル巻取装置1によれば、シャフト3の装着角度を定めることができる。すると、シャフト3を装着する際に、シャフト3の装着角度を適宜に調整する作業が不要となる。また、シャフト3の装着後にシャフト3が不用意に回転することもない。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
この発明の構成と前述の実施形態との対応において、この発明のケーブル巻取装置はケーブル巻取装置1に対応し、
以下同様に、
フレキシブルフラットケーブルはFFC2に対応し、
軸体はシャフト3に対応し、
軸体の端面は下端面3bに対応し、
筐体は筐体4に対応し、
ロアケースはロアケース5に対応し、
ロアケースの底面は底面5bに対応し、
アッパーカバーはアッパーカバー6に対応し、
アッパーカバーの裏面は裏面6bに対応し、
軸体装着部は軸体装着部7に対応し、
ケーブル巻回体はケーブル巻回体10に対応し、
嵌合凹部は嵌合穴34,35に対応し、
嵌合凸部は嵌合軸54,55に対応し、
嵌合部は嵌合部71,72に対応し、
ケーブル巻回体を作成する工程はケーブル巻回体作成工程S1に対応し、
ケーブル巻回体を筐体の内側における所定箇所に装着する工程はケーブル巻回体装着工程S2に対応するも、この発明は、前述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えばケーブル巻取装置1においては、シャフト3の外周面3cは、前述したスリット入口を除いて円筒状に形成されている。しかし、図10に示すように、シャフト3の外周面3cとその各端面3t,3bとの角部に径外側方向に延出する鍔部36が設けられていてもよい。なお、鍔部36は、いずれか一方側の角部に設けられていてもよいし、両方の角部に設けられていてもよい。
このような実施形態に係るケーブル巻取装置1によれば、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付ける際に、FFC2を鍔部36に沿わせることでシャフト3に対して垂直に案内することができる。そのため、FFC2をズレなく巻き付けることが可能となる。したがって、シャフト3の周囲にFFC2を巻き付ける作業がさらに容易となる。また、シャフト3の周囲に巻き付けられたフFFC2が緩んでズレたり解けたりすることを防止できる。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
また、前述したように、ケーブル巻取装置1においては、一対の嵌合穴34及び嵌合軸54と、他の一対の嵌合穴35及び嵌合軸55とが互いに対して平行に配置された構造となっている。しかし、図11に示すように、シャフト3の中心軸C上に一対の嵌合穴34及び嵌合軸54が設けられ、シャフト3の中心軸Cに対して同心円上に他の嵌合穴である位置決め用嵌合穴35が複数設けられており、シャフト3の中心軸Cに対して同心円上に他の嵌合軸である位置決め用嵌合軸55が設けられており、いずれかの位置決め用嵌合穴35と位置決め用嵌合軸55が挿入嵌合されてもよい。
このような実施形態に係るケーブル巻取装置1によれば、シャフト3の装着角度を変更することができる(図11における矢印R参照)。そのため、シャフト3の周囲に巻き付けられたFFC2の巻付開始位置(シャフト3の周方向における位置)を変更することができる。したがって、FFC2の最大繰出長さを段階的に変更することが可能となる。すると、FFC2の最大繰出長さが異なる仕様のケーブル巻取装置1において、長さが異なるFFC2を選択し、これを巻き付ける作業が不要となる。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
但し、シャフト3の装着角度を変更すれば、シャフト3から上方側に向かって引き出されたFFC2の位相が変わってしまう。そのため、アッパーカバー6については、シャフト3の装着角度に応じたものを用いる必要がある。つまり、スリット64の穿設方向について、シャフト3の装着角度に応じたものを用いる必要がある。この点を考慮しても、シャフト3とロアケース5が共通となるので、組立性を向上させることが可能となる。
また、前述したように、ケーブル巻取装置1においては、一対の嵌合穴34及び嵌合軸54と、他の一対の嵌合穴35及び嵌合軸55とが互いに対して平行に配置された構造となっている。しかし、図12に示すように、一対の嵌合穴34及び嵌合軸54のみが設けられ、嵌合穴34及び嵌合軸54の断面形状が非円形状に形成されてもよい。なお、非円形状には、所定の位相で嵌合可能である多角形状を含むものとする。例えば正五角形や正六角形等である。また、キー嵌合形状も含むものとする。
このような実施形態に係るケーブル巻取装置1によれば、シャフト3の装着角度を定めることができる。すると、シャフト3を装着する際に、シャフト3の装着角度を適宜に調整する作業が不要となる。また、シャフト3の装着後にシャフト3が不用意に回転することもない。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
また、前述したように、ケーブル巻取装置1においては、一対の嵌合穴34及び嵌合軸54と、他の一対の嵌合穴35及び嵌合軸55とが互いに対して平行に配置された構造となっている。しかし、図13に示すように、シャフト3の中心軸C上に一対の嵌合穴34及び嵌合軸54が設けられ、嵌合穴34及び嵌合軸54の断面形状が回転対称形状に形成されてもよい。なお、回転対称形状とは、任意の位相で嵌合可能である形状であって、例えば各辺の長さが等しく、二つの辺のなす角度も等しい正多角形状を含む。つまり、正五角形や正六角形等を含む。また、-字や+字だけでなく、星型(スプライン)形状等も含むものとする。
このような実施形態に係るケーブル巻取装置1によれば、シャフト3の装着角度を変更することができる(図13における矢印R参照)。そのため、シャフト3の周囲に巻き付けられたFFC2の巻付開始位置(シャフト3の周方向における位置)を変更することができる。したがって、FFC2の最大繰出長さを段階的に変更することが可能となる。すると、FFC2の最大繰出長さが異なる仕様のケーブル巻取装置1において、長さが異なるFFC2を選択し、これを巻き付ける作業が不要となる。ひいてはケーブル巻取装置1の組立性を向上させることが可能となる。
さらに、前述したように、ケーブル巻取装置1においては、外径が異なるシャフト3の周囲にFFC2を巻き付けて作成されたケーブル巻回体10のうち、選択された一のケーブル巻回体10を備えてもよい。
このような実施形態に係るケーブル巻取装置1によれば、FFC2の最大繰出長さが異なる仕様のケーブル巻取装置1において、ロアケース5及びアッパーカバー6を共通化することが可能となる。また、FFC2の最大繰出長さが短いケーブル巻取装置1においては、シャフト3の外径が大きいものにFFC2を巻き付ければ、ロアケース5の内側に適宜な密度でFFC2を収容することが可能となる。これにより、ロアケース5の外周壁42にFFC2が当たって異音が生じることを防ぐことができる。
反対に、FFC2の最大繰出長さが長いケーブル巻取装置においては、シャフト3の外径が小さいものにFFC2を巻き付ければ、ロアケース5の内側に適宜な密度でFFC2を収容することが可能となる。これにより、ロアケース5の外周壁42や隣り合うFFC2同士が擦れてスムーズな巻き取りあるいは繰り出しが阻害されることを防ぐことができる。
1…ケーブル巻取装置
2…フレキシブルフラットケーブル
3…シャフト
4…筐体
5…ロアケース
6…アッパーカバー
7…軸体装着部
10…ケーブル巻回体
34…嵌合穴
35…嵌合穴
54…嵌合軸
55…嵌合軸
71…嵌合部
72…嵌合部
3b…シャフトの下端面
5b…ロアケースの底面
6b…アッパーカバーの裏面
S1…ケーブル巻回体作成工程
S2…ケーブル巻回体装着工程

Claims (10)

  1. フレキシブルフラットケーブルと、
    前記フレキシブルフラットケーブルを固定する軸体と、
    前記軸体及び当該軸体の周囲に巻き付けられた前記フレキシブルフラットケーブルを収容する筐体とを備えたケーブル巻取装置であって、
    前記軸体を前記筐体の内側における所定箇所に装着可能とする軸体装着部が設けられた
    ケーブル巻取装置。
  2. 前記筐体が、ロアケースと、当該ロアケースに嵌合されて開口を塞ぐアッパーカバーとで構成されており、
    前記軸体装着部が、前記軸体の端面と、少なくとも前記ロアケースの底面又は当該底面に対向する前記アッパーカバーの裏面とを嵌合する嵌合部を有している
    請求項1に記載のケーブル巻取装置。
  3. 前記嵌合部が、対向する面の一方側に設けられた嵌合凹部と、対向する面の他方側に設けられた嵌合凸部とで構成されており、
    前記嵌合凹部と前記嵌合凸部が挿入嵌合される
    請求項2に記載のケーブル巻取装置。
  4. 一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部と、他の一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部とが互いに対して平行に配置された
    請求項3に記載のケーブル巻取装置。
  5. 前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、
    前記軸体の中心軸に対して同心円上に他の前記嵌合凹部である位置決め用嵌合凹部が複数設けられており、
    前記軸体の中心軸に対して前記同心円上に他の前記嵌合凸部である位置決め用嵌合凸部が設けられており、
    いずれかの前記位置決め用嵌合凹部と前記位置決め用嵌合凸部が挿入嵌合される
    請求項4に記載のケーブル巻取装置。
  6. 一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部のみが設けられ、
    前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部の断面形状が非円形状に形成された
    請求項3に記載のケーブル巻取装置。
  7. 前記軸体の中心軸上に一対の前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部が設けられ、
    前記嵌合凹部及び前記嵌合凸部の断面形状が回転対称形状に形成された
    請求項6に記載のケーブル巻取装置。
  8. 前記軸体の周面と端面との角部に径外側方向に延出する鍔部が設けられた
    請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のケーブル巻取装置。
  9. 外径が異なる前記軸体の周囲に前記フレキシブルフラットケーブルを巻き付けて作成されたケーブル巻回体のうち、選択された一の前記ケーブル巻回体を備えた
    請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のケーブル巻取装置。
  10. フレキシブルフラットケーブルと、
    前記フレキシブルフラットケーブルを固定する軸体と、
    前記軸体及び当該軸体の周囲に巻き付けられた前記フレキシブルフラットケーブルを収容する筐体とを備えたケーブル巻取装置の組立方法であって、
    前記軸体の周囲に前記フレキシブルフラットケーブルを巻き付けてケーブル巻回体を作成する工程と、
    前記ケーブル巻回体を前記筐体の内側における所定箇所に装着する工程とを有する
    ケーブル巻取装置の組立方法。
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