JP2022115506A - 超音波診断装置、超音波診断システム及び超音波診断装置の制御プログラム - Google Patents

超音波診断装置、超音波診断システム及び超音波診断装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より確実に被検体の組織性状に関するパラメータを得る。【解決手段】超音波診断装置1のプロセッサ7は、少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が加振器50によって付与されて、機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、第1の周波数成分に応じた第1のパルス繰り返し周波数で超音波パルスを所要時間送信した後、第2の周波数成分に応じた第2のパルス繰り返し周波数で超音波パルスを送信するよう超音波プローブ2を制御する。プロセッサ7は、第1のパルス繰り返し周波数で送信された超音波パルスのエコー信号に基づいて、第1の剪断波の第1の伝搬速度を算出し、第2のパルス繰り返し周波数で送信された超音波パルスのエコー信号に基づいて、第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出し、第1の伝搬速度及び記第2の伝搬速度を用いて、前記被検体の組織性状に関するパラメータを算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、剪断波の伝搬速度を算出する超音波診断装置、超音波診断システム及び超音波診断装置の制御プログラムに関する。
被検体の組織性状を定量化する手法の一つに、被検体内に発生させた剪断波を検出して組織性状に関するパラメータを算出する手法がある。例えば、特許文献1には、超音波のプッシュパルスによって被検体内に剪断波を発生させ、この剪断波の周波数と伝搬速度に基づいて粘性の定量値を算出する超音波装置が開示されている。組織性状に関するパラメータには、他にも弾性値や剪断波の伝搬速度が含まれる。
特開2019-118820号公報
超音波のプッシュパルスで、例えば被検体の肝臓内に剪断波を発生させた場合、この剪断波は非常に微弱であり、伝搬距離も短く、SNも悪い。このような悪条件下で、剪断波に対する周波数解析を実施して粘性に関するパラメータを算出することは困難である。組織性状に関するパラメータをより確実に算出することが求められる。
一態様の超音波診断装置は、プッシュパルスの代わりに、機械的振動を被検体に付与して剪断波を発生させることで、上記の課題を解決した。具体的には、機械的振動によって異なる周波数成分を持つ剪断波を生じさせてそれぞれの剪断波の伝搬速度を算出することで組織性状の定量化が可能となる。異なる周波数成分を持つ剪断波を検出するために、各々の周波数成分に応じたパルス繰り返し周波数で超音波パルスを送信する。すなわち、一態様の超音波診断装置は、被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、プロセッサとを備える。プロセッサは、少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、この機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分に応じた第1のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを所要時間送信した後、前記第2の周波数成分に応じた第2のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御する。前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでいる。そして、前記プロセッサは、前記第1のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度を算出し、 前記第2のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する。
他の態様の超音波診断装置は、被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、プロセッサとを備える。前記プロセッサは、 少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、この機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分及び前記第2の周波数成分に応じたパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御する。前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでいる。そして、前記プロセッサは、前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度及び前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する。
上記態様における超音波診断装置によれば、少なくとも第1及び第2の周波数成分を含む機械的振動を付与することで発生した第1及び第2の剪断波の伝搬速度が、第1及び第2の周波数成分の各々に応じた第1及び第2のパルス繰り返し周波数で超音波パルスを送信して得られたエコー信号に基づいて算出される。プッシュパルスの代わりに機械的振動を用いることで、より確実に被検体の組織性状に関するパラメータを得ることができる。また、超音波パルスのパルス繰り返し周波数を、第1及び第2の周波数成分の各々に応じた第1及び第2のパルス繰り返し周波数とすることにより、第1及び第2の剪断波を検出して第1及び第2の伝搬速度を算出することができる。
また、上記他の態様における超音波診断装置によれば、少なくとも第1及び第2の周波数成分を含む機械的振動を付与することで発生した第1及び第2の剪断波の伝搬速度が、第1及び第2の周波数成分の各々に応じた1つのパルス繰り返し周波数で超音波パルスを送信して得られたエコー信号に基づいて算出される。そして、これら第1及び第2の伝搬速度を用いて、被検体の組織性状に関するパラメータが算出される。プッシュパルスの代わりに機械的振動を用いることで、より確実に被検体の組織性状に関するパラメータを得ることができる。また、超音波パルスのパルス繰り返し周波数を、第1及び第2の周波数成分の各々に応じた1つのパルス繰り返し周波数とすることにより、第1及び第2の剪断波を検出して第1及び第2の伝搬速度を算出することができる。
実施形態による超音波診断システム及び超音波診断装置の一例を示すブロック図である。 実施形態における機械的振動の付与及び超音波パルスの送受信についてのフローチャートの一例である。 実施形態における機械的振動の付与及び超音波パルスの送受信についてのフローチャートの他例である。 他の実施形態による超音波診断システム及び超音波診断装置の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1に示す超音波診断システム100は、超音波診断装置1及び加振器50を備える。超音波診断装置1は、超音波プローブ2、送信ビームフォーマ3及び送信機4を含む。超音波プローブ2は、被検体に対して超音波スキャンを実行して超音波のエコーを受信する。
より具体的には、超音波プローブ2は、パルス超音波を被検体(図示せず)に放射する複数の振動素子2aを有する。複数の振動素子2aは、送信ビームフォーマ3および送信機4によってドライブされパルス超音波を放射する。振動素子2aは、圧電素子である。
超音波診断装置1は、さらに受信機5及び受信ビームフォーマ6を含む。振動素子2aから放射されたパルス超音波は、被検体内において反射して振動素子2aに戻るエコーを生成する。エコーは、振動素子2aによって電気信号に変換されてエコー信号となり、受信機5に入力される。エコー信号は、受信機5において所要のゲインによる増幅等が行なわれた後に受信ビームフォーマ6に入力され、この受信ビームフォーマ6において受信ビームフォーミングが行われる。受信ビームフォーマ6は、受信ビームフォーミング後の超音波データを出力する。
受信ビームフォーマ6は、ハードウェアビームフォーマであってもソフトウェアビームフォーマであってもよい。受信ビームフォーマ6がソフトウェアビームフォーマである場合、受信ビームフォーマ6は、グラフィックス処理ユニット(GPU)、マイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、または論理演算を実行することができる他の種類のプロセッサのうちの任意の1つまたは複数を含む1つまたは複数のプロセッサを備えることができる。受信ビームフォーマ6を構成するプロセッサは、後述のプロセッサ7とは別のプロセッサで構成されていてもよいし、プロセッサ7で構成されていてもよい。
超音波プローブ2は、送信ビームフォーミングおよび/または受信ビームフォーミングの全部または一部を行うための電気回路を含むことができる。例えば、送信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、および受信ビームフォーマ6の全部または一部は、超音波プローブ2内に設けられていてもよい。
超音波診断装置1は、送信ビームフォーマ3、送信機4、受信機5、および受信ビームフォーマ6を制御するためのプロセッサ7も含む。さらに、超音波診断装置1は、ディスプレイ8、メモリ9及びユーザインタフェース10を含む。
プロセッサ7は、1つ又は複数のプロセッサを含んでいる。プロセッサ7は、超音波プローブ2と電子通信している。プロセッサ7は、超音波プローブ2を制御して超音波データを取得することができる。プロセッサ7は、振動素子2aのどれがアクティブであるか、および超音波プローブ2から送信される超音波ビームの形状を制御する。プロセッサ7はまた、ディスプレイ8とも電子通信しており、プロセッサ7は、超音波データを処理してディスプレイ8上に表示するための超音波画像にすることができる。「電子通信」という用語は、有線通信と無線通信の両方を含むように定義することができる。プロセッサ7は、一実施形態によれば中央処理装置(CPU)を含むことができる。他の実施形態によれば、プロセッサ7は、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)、または他のタイプのプロセッサなど、処理機能を実行することができる他の電子構成要素を含むことができる。他の実施形態によれば、プロセッサ7は、処理機能を実行することができる複数の電子構成要素を含むことができる。例えばプロセッサ7は、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、およびグラフィックスプロセッシングユニットを含む電子構成要素のリストから選択された2つ以上の電子構成要素を含むことができる。
プロセッサ7は、RFデータを復調する複合復調器(図示せず)を含むこともできる。別の実施形態では、処理チェーンの早いうちに復調を実行することができる。
プロセッサ7は、複数の選択可能な超音波モダリティに従った1つまたは複数の処理動作をデータに行うように構成されている。エコー信号が受信されるとき、データは走査セッション中にリアルタイムで処理することができる。この開示のために、「リアルタイム」という用語は、いかなる意図的な遅延もなく行われる手順を含むように定義される。
また、データは、超音波の走査中に一時的にバッファ(図示せず)に格納し、ライブ操作またはオフライン操作でリアルタイムではなく処理することができる。この開示において、「データ」という用語は、本開示においては、超音波診断装置1を用いて取得される1つまたは複数のデータセットを指すように使用することができる。
超音波データは、プロセッサ7によって他のまたは異なるモード関連モジュール(例えば、Bモード、カラードプラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドプラ、造影モード、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度、など)で処理して超音波画像のデータを作ることができる。例えば、1つまたは複数のモジュールが、Bモード、カラードプラ、Mモード、カラーMモード、スペクトルドプラ、造影モード、エラストグラフィ、TVI、歪み、歪み速度、およびそれらの組合せ、などの超音波画像を生成することができる。
画像ビームおよび/または画像フレームは保存され、データがメモリに取得された時を示すタイミング情報を記録することができる。前記モジュールは、例えば、画像フレームを座標ビーム空間から表示空間座標に変換するために走査変換演算を実行する走査変換モジュールを含むことができる。被検体に処置が実施されている間にメモリから画像フレームを読み取り、その画像フレームをリアルタイムで表示する映像プロセッサモジュールが設けられてもよい。映像プロセッサモジュールは画像フレームを画像メモリに保存することができ、超音波画像は画像メモリから読み取られディスプレイ8に表示される。
なお、本明細書で使用する場合、「画像」という用語は、可視画像と可視画像を表すデータの両方を広く指す。また、「データ」という用語は、走査変換演算前の超音波データであるローデータ(raw data)と、走査変換演算後のデータである画像データを含みうる。
プロセッサ7が複数のプロセッサを含む場合、プロセッサ7が担当する上述の処理タスクを、複数のプロセッサが担当してもよい。例えば、第1のプロセッサを使用して、RF信号を復調および間引きすることができ、第2のプロセッサを使用して、データをさらに処理した後、画像を表示することができる。
また、例えば受信ビームフォーマ6がソフトウェアビームフォーマである場合、その処理機能は、単一のプロセッサで実行されてもよいし、複数のプロセッサで実行されてもよい。
ディスプレイ8は、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどである。
メモリ9は、任意の既知のデータ記憶媒体である。一例では、超音波画像表示システム1は、メモリ9として非一過性の記憶媒体及び一過性の記憶媒体を含み、複数のメモリ9を含んでいる。非一過性の記憶媒体は、例えば、HDD(Hard Disk:ハードディスク)、ROM(Read Only Memory)などの不揮発性の記憶媒体である。非一過性の記憶媒体は、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの可搬性の記憶媒体を含んでいてもよい。非一過性の記憶媒体には、プロセッサ7によって実行されるプログラムが記憶される。
一過性の記憶媒体は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性の記憶媒体である。
ユーザインタフェース10は、オペレーターの入力を受け付けることができる。例えば、ユーザインタフェース10は、オペレーターからの指示や情報の入力を受け付ける。ユーザインタフェース10は、キーボード(keyboard)、ハードキー(hard key)、トラックボール(trackball)、ロータリーコントロール(rotary control)及びソフトキー等を含んで構成されている。ユーザインタフェース10は、ソフトキー等を表示するタッチスクリーンを含んでいてもよい。
加振器50は、機械的振動を発生する。一例では、加振器50は、圧電素子を備え、この圧電素子に駆動電圧が印可され機械的振動を発生する。機械的振動は、少なくとも第1の周波数成分f1と第2の周波数成分f2を含んでいる。
加振器50は、超音波診断装置1とは独立して動作し、また独自の電源を有している。
次に、本例の作用について説明する。図2は、機械的振動の付与及び超音波パルスの送受信についてのフローチャートである。先ず、ステップS1では、加振器50が被検体に対する機械的振動の付与を開始する。加振器50は、被検体の表面に置かれた状態で機械的振動を付与する。一例では、オペレーターが、加振器50を被検体の表面に置き、なおかつ加振器50を動作させる。
機械的振動は、少なくとも第1の周波数成分f1及び第2の周波数成分f2を含んでいる。機械的振動により、被検体内の生体組織には剪断波が発生する。剪断波は、第1の周波数成分f1に応じた周波数の第1の剪断波と、第2の周波数成分f2に応じた周波数の第2の剪断波を含んでいる。第1の剪断波の周波数及び第2の剪断波の周波数は、互いに異なっている。
次に、ステップS2では、機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、プロセッサ7は第1のパルス繰り返し周波数PRF1で超音波パルスを所要時間送受信するよう超音波プローブ2を制御する。ステップS2において送信される超音波パルスは、剪断波に含まれる第1の剪断波を検出する超音波パルスであり、第1のパルス繰り返し周波数PRF1は、第1の周波数成分f1に応じた周波数である。第1のパルス繰り返し周波数PRF1については、後で詳しく述べる。
プロセッサ7は、このステップS2において送信された超音波パルスのエコー信号に基づいて、第1の剪断波の第1の伝搬速度V1を算出する。プロセッサ7は、超音波パルスのエコー信号に対して、組織ドプラ処理を行なってドプラデータを作成し、このドプラデータに基づいて第1の伝搬速度V1を算出する。
第1の伝搬速度V1が算出されるタイミングは、次のステップS3に移行する前であってもよいし、ステップS3以降であってもよい。また、第1の伝搬速度V1が算出されるタイミングは、図2のフローチャートの処理が終了した後であってもよい。
プロセッサ7が、ステップS2において第1のパルス繰り返し周波数PRF1で超音波パルスを所要時間送受信するよう超音波プローブ2を制御した後、ステップS3へ移行する。ステップS3では、機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、プロセッサ7は第2のパルス繰り返し周波数PRF2で超音波パルスを所要時間送受信するよう超音波プローブ2を制御する。ステップS3において送信される超音波パルスは、剪断波に含まれる第2の剪断波を検出する超音波パルスであり、第2のパルス繰り返し周波数PRF2は、第2の周波数成分f2に応じた周波数である。第2のパルス繰り返し周波数PRF2については、後で詳しく述べる。
プロセッサ7は、このステップS3において送信された超音波パルスのエコー信号に基づいて、第2の剪断波の第2の伝搬速度V2を算出する。プロセッサ7は、超音波パルスのエコー信号に対して、組織ドプラ処理を行なってドプラデータを作成し、このドプラデータに基づいて第2の伝搬速度V2を算出する。
第2の伝搬速度V2が算出されるタイミングは、図2のフローチャートの処理が終了する前でも終了した後でもよい。
第1及び第2の伝搬速度V1、V2が算出されると、プロセッサ7は、これら第1及び第2の伝搬速度V1、V2を用いて、被検体の組織性状に関するパラメータを算出する。このパラメータの算出の一例について以下に説明する。
剪断波の伝搬速度は、剪断波の周波数に応じて変化する。具体的には、剪断波の周波数が高くなるほど、剪断波の伝搬速度が速くなる。また、剪断波が伝搬する媒質の粘性に応じて、周波数に対する伝搬速度の変化の度合い、すなわち周波数と伝搬速度の分布の傾きが変わる。そこで、プロセッサ7は、パラメータとして、第1及び第2の伝搬速度V1、V2と第1及び第2の周波数成分f1、f2を用いて粘性に関する値を算出する。剪断波の周波数は、機械的振動の周波数に応じたものになるので、ここでは粘性に関する値の算出において第1及び第2の周波数成分f1、f2が用いられる。一例では、粘性に関する値は、周波数成分f1、f2と伝搬速度V1、V2の分布における傾き、すなわち(V2-V1)/(f2-f1)である。また、プロセッサ7は、この傾きに基づいて粘性率を算出してもよい。
ここで、第1及び第2のパルス繰り返し周波数PRF1、PRF2について説明する。第1及び第2の剪断波は、上述のように、組織の動きを検出する組織ドプラの手法を用いて検出される。組織ドプラの手法においては、組織の動きの周波数、すなわち振動周波数に対して、動きをより確実に検出しうる超音波パルスのパルス繰り返し周波数がある。従って、第1のパルス繰り返し周波数PRF1は、組織ドプラ処理において第1の剪断波をより確実に検出しやすいよう、第1の周波数成分f1に応じて設定された周波数である。また、第2のパルス繰り返し周波数PRF2は、組織ドプラ処理において第2の剪断波をより確実に検出しやすいよう、第2の周波数成分f2に応じて設定された周波数である。ここでは、第1のパルス繰り返し周波数PRF1及び第2のパルス繰り返し周波数PRF2は、互いに異なる周波数である。
一例では、第1のパルス繰り返し周波数PRF1と第1の周波数成分f1との関係は、特許第6498183号の段落0016に記載された式(1)で示される関係であってもよい。また、第2のパルス繰り返し周波数PRF2と第2の周波数成分f2との関係も同様に、特許第6498183号の段落0016に記載された式(1)で示される関係であってもよい。すなわち、具体的には、
f1={(2m+1)/4}×PRF1
f2={(2m+1)/4}×PRF2
であってもよい。ただし、「m」は0以上の整数であり、「PRF1」は第1のパルス繰り返し周波数PRF1、「PRF2」は第2のパルス繰り返し周波数PRF2である。この場合、PRF1、PRF2は、
PRF1=4×f1/(2m+1)
PRF2=4×f2/(2m+1)
である。
図2のフローチャートにおいて、プロセッサ7が、ステップS3において第2のパルス繰り返し周波数PRF2で超音波パルスを所要時間送受信するよう超音波プローブ2を制御した後、処理を終了する。
本例のように、被検体に対して継続的な機械的振動が付与されることで、超音波のプッシュパルスを用いる場合と比べて、より大きな振幅の剪断波を発生させることができる。そして、機械的振動は、少なくとも第1及び第2の周波数成分f1、f2を含み、これらに応じて発生した第1及び第2の剪断波の伝搬速度を算出することで、より信頼性のある粘性に関するパラメータを算出することができる。第1及び第2の剪断波は、第1及び第2の周波数成分f1、f2に応じた第1及び第2のパルス繰り返し周波数PRF1、PRF2で超音波パルスを送信することにより検出することができる。第1及び第2の剪断波の検出においては、機械的振動の付与と、第1及び第2のパルス繰り返し周波数PRF1、PRF2の切り替えに関して、加振器50と超音波診断装置1との間で同期する必要性を無くすことができる。
次に、実施形態の変形例について説明する。超音波診断システム1において、機械的振動の付与及び超音波パルスの送受信は、図3に示すフローチャートに従って行われてもよい。ステップS10では、ステップS1と同様に、加振器50が被検体に対する機械的振動の付与を開始する。次に、ステップS11では、機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、プロセッサ7はパルス繰り返し周波数PRF3で超音波パルスを所要時間送受信するよう超音波プローブ2を制御する。ステップS11において送信される超音波パルスは、剪断波に含まれる第1及び第2の剪断波を検出する超音波パルスであり、パルス繰り返し周波数PRF3は、第1及び第2の周波数成分f1、f2に応じた周波数である。
パルス繰り返し周波数PRF3について説明する。パルス繰り返し周波数PRF3は、組織ドプラ処理において第1及び第2の剪断波をより確実に検出しやすいよう、第1及び第2の周波数成分f1、f2の両方に応じて設定された周波数である。一例では、パルス繰り返し周波数PRF3は、第1及び第2の周波数成分f1、f2の公倍数である。公倍数は、最小公倍数であってもよい。
また、パルス繰り返し周波数PRF3は、上述の特許第6498183号の段落0016に記載された式(1)から導きだされる下記の2つの式を満たすものであってもよい。
PRF3=4×f1/(2m+1)
PRF3=4×f2/(2n+1)
ただし、「m」及び「n」は0以上の整数であり、「PRF3」はパルス繰り返し周波数PRF3である。
プロセッサ7は、ステップS11において送信された超音波パルスのエコー信号に基づいて、第1の剪断波の第1の伝搬速度V1と、第2の剪断波の第2の伝搬速度V2を、上述と同様に組織ドプラ処理によって算出する。第1の剪断波を検出するための超音波パルスが送受信される期間と、第2の剪断波を検出するための超音波パルスが送受信される期間とが分かれていてもよい。
第1及び第2の剪断波の伝搬速度V1、V2が算出されるタイミングは、図3のフローチャートの処理が終了する前でも終了した後でもよい。
第1及び第2の伝搬速度V1、V2が算出されると、プロセッサ7は、上述と同様にして被検体の組織性状に関するパラメータを算出する。
図3のフローチャートにおいて、プロセッサ7が、ステップS11において超音波パルスを所要時間送受信するよう超音波プローブを制御した後、処理を終了する。
本発明についてある特定の実施形態を参照して説明してきたが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を施してもよく、均等物に置換してもよい。加えて、本発明の範囲から逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させるために、多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されず、本発明が添付の特許請求の範囲内に属するすべての実施形態を含むことになることを意図している。
例えば、加振器50は超音波診断装置1と接続されていてもよい。この場合、加振器50は、超音波診断装置1から電力が供給されるようになっていてもよい。
また、超音波診断システム100は、図4に示すように、加振器50の代わりに第1の加振器51及び第2の加振器52を備えていてもよい。第1の加振器51及び第2の加振器52の基本的な構成は加振器50と同一であるが、第1の加振器51は第1の周波数成分f1の機械的振動を発生し、第2の加振器52は第2の周波数成分f2の機械的振動を発生する。
また、被検体の組織性状に関するパラメータは、粘性に関する値に限られるものではない。例えば、組織性状に関するパラメータとして、第1の伝搬速度及び第2の伝搬速度のうち、より条件の良い方から弾性値が算出されてもよい。より条件が良いとは、より正確な弾性値が得られることを意味する。また、組織性状に関するパラメータは、より条件の良い状態で得られた第1の伝搬速度又は第2の伝搬速度のいずれかであってもよい。さらに、組織性状に関するパラメータは、第1の伝搬速度及び第2の伝搬速度であってもよい。
また、上記実施形態は、
被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、プロセッサと、を備える超音波診断装置の制御方法であって、
方法は、
少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、該機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分に応じた第1のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを所要時間送信した後、前記第2の周波数成分に応じた第2のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを前記プロセッサによって制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
前記第1のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度を前記プロセッサによって算出し、
前記第2のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を前記プロセッサによって算出する、ことを含む超音波診断装置の制御方法としてもよい。
また、上記実施形態は、
被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、プロセッサと、を備える超音波診断装置の制御方法であって、
前記方法は、
少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、該機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分及び前記第2の周波数成分に応じたパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを前記プロセッサによって制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度及び前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を前記プロセッサによって算出する、ことを実行させる超音波診断装置の制御方法としてもよい。
1 超音波診断装置
2 超音波プローブ
7 プロセッサ
50 加振器
51 第1の加振器
52 第2の加振器
100 超音波診断システム

Claims (12)

  1. 被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、
    プロセッサとを備え、
    該プロセッサは、
    少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、該機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分に応じた第1のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを所要時間送信した後、前記第2の周波数成分に応じた第2のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
    前記第1のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度を算出し、
    前記第2のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する、
    ことを含む制御を行なうよう構成される超音波診断装置。
  2. 前記プロセッサは、前記第1のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に対して組織ドプラ処理を行なってドプラデータを作成し、該ドプラデータに基づいて前記第1の伝搬速度を算出し、前記第2のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に対して組織ドプラ処理を行なってドプラデータを作成し、該ドプラデータに基づいて前記第2の伝搬速度を算出する、請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、
    プロセッサとを備え、
    該プロセッサは、
    少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、該機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分及び前記第2の周波数成分に応じたパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
    前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度及び前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する、
    ことを含む制御を行なうよう構成される超音波診断装置。
  4. 前記プロセッサは、前記超音波パルスのエコー信号に対して組織ドプラ処理を行なってドプラデータを作成し、該ドプラデータに基づいて前記第1及び前記第2の伝搬速度を算出する、請求項3に記載の超音波診断装置。
  5. 前記プロセッサは、さらに前記第1の伝搬速度及び前記第2の伝搬速度を用いて、前記被検体の組織性状に関するパラメータを算出する請求項1~4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  6. 前記被検体の組織性状に関するパラメータは、前記被検体の生体組織の粘性に関するパラメータである、請求項5に記載の超音波診断装置。
  7. 被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、
    プロセッサと、
    前記被検体に対して少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動を付与する加振器と、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分に応じた第1のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを所要時間送信した後、前記第2の周波数成分に応じた第2のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
    前記第1のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度を算出し、
    前記第2のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する、
    ことを含む制御を行なうよう構成される超音波診断システム。
  8. 被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、
    プロセッサと、
    前記被検体に対して少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動を付与する加振器と、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分及び前記第2の周波数成分に応じたパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
    前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度及び前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する、
    ことを含む制御を行なうよう構成される超音波診断システム。
  9. 前記加振器は1つである、請求項6又は7に記載の超音波診断システム。
  10. 前記加振器は、少なくとも第1の加振器と第2の加振器を含んで構成され、
    前記第1の加振器は、前記第1の周波数成分の機械的振動を付与し、
    前記第2の加振器は、前記第2の周波数成分の機械的振動を付与する、
    請求項6又は7に記載の超音波診断システム。
  11. 被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、プロセッサと、を備える超音波診断装置の制御プログラムであって、
    前記プロセッサに、
    少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、該機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分に応じた第1のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを所要時間送信した後、前記第2の周波数成分に応じた第2のパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
    前記第1のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度を算出し、
    前記第2のパルス繰り返し周波数で送信された前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する、ことを実行させる超音波診断装置の制御プログラム。
  12. 被検体に対して超音波パルスを送信してエコー信号を受信する超音波プローブと、プロセッサと、を備える超音波診断装置の制御プログラムであって、
    前記プロセッサに、
    少なくとも第1の周波数成分と第2の周波数成分を含む機械的振動が付与されて、該機械的振動によって剪断波が発生している被検体に対し、前記第1の周波数成分及び前記第2の周波数成分に応じたパルス繰り返し周波数で前記超音波パルスを送信するよう前記超音波プローブを制御し、前記剪断波は、前記第1の周波数成分に応じた周波数の第1の剪断波と、前記第2の周波数成分に応じた周波数の第2の剪断波を含んでおり、
    前記超音波パルスのエコー信号に基づいて、前記第1の剪断波の第1の伝搬速度及び前記第2の剪断波の第2の伝搬速度を算出する、ことを実行させる超音波診断装置の制御プログラム。
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