JP2022114086A - 回転金具 - Google Patents

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JP2022114086A
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益男 石川
Masuo Ishikawa
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Abstract

【課題】杭に溶接した後、容易に取り外すことが可能な回転金具を提供する。【解決手段】回転金具は、地中に埋設される杭に溶接される。回転金具は、筒状に形成された本体部210と、本体部210に形成された内部空間を塞ぐ壁部220と、から構成されている。壁部220は、本体部210の端部から所定分内側に入った箇所で本体部210に溶接されており中空部230を有している。杭に溶接された回転金具を取り除く際、壁部220の部分を切断する必要がない。【選択図】図5

Description

本発明は、回転金具に関し、特に地中に埋設する杭に溶接する回転金具に関する。
杭を埋設する際の補助として、杭の端部付近に回転金具を溶接することが知られている。例えば、特許文献1に記載されているように、回転金具としては、略直方体状の鋼材を用いることが一般的である。
特開2020-200650号公報
杭の端部付近に杭頭補強筋などを溶接する際、回転金具の存在が邪魔になる。そのため、杭を埋設した後、杭に溶接した回転金具はガス切断などにより取り外されることになる。このとき、特許文献1に記載のように回転金具として鋼材を用いた場合、切り取る際に手間がかかる、という課題が生じていた。
このように、杭に溶接する回転金具を容易に取り外し可能とすることが難しい、という課題が生じていた。そこで、本発明の目的は、杭に溶接する回転金具を容易に取り外し可能とすることが難しい、という課題を解決する回転金具を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である回転金具は、
杭に溶接される回転金具であって、
前記回転金具は、当該回転金具を前記杭と溶接する箇所に中空部を有している
という構成をとる。
また、他の形態である回転金具は、
前記回転金具は、前記杭と溶接する箇所が開口している
という構成をとる。
また、他の形態である回転金具は、
前記回転金具は、前記杭と溶接する箇所よりも内部側に、前記回転金具に形成された内部空間の少なくとも一部をふさぐ壁部を有している
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である回転金具は、
前記回転金具は、筒状に形成された本体部と、前記本体部に形成された内部空間の少なくとも一部をふさぐ前記壁部と、を有している
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、杭に溶接した後、容易に取り外すことが可能な回転金具を提供することが可能となる。
杭に回転金具を溶接した際の一例を示す斜視図である。 杭と回転金具の一例を示す平面図である。 回転金具の一例を示す斜視図である。 回転金具の一例を示す正面図である。 回転金具の一例を示す断面図である。 杭と回転金具の他の一例を示す平面図である。 回転金具の一例を示す斜視図である。 回転金具の一例を示す正面図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1から図8までを参照して説明する。図1は、杭110に回転金具200を溶接した際の一例を示す斜視図である。図2は、杭110と回転金具200の一例を示す平面図である。図3から図5までは、回転金具200の一例を示す図である。図6は、本発明の他の形態である杭120と回転金具400の一例を示す図である。図7、図8は、回転金具400の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態においては、杭110に溶接する回転金具200について説明する。回転金具200は、杭110を地中に埋設した後、ガス切断やグラインダーを用いたカッター切断などを行うことで杭110から取り外される。後述するように、本実施形態の場合、回転金具200は、当該回転金具200を溶接する箇所に中空部230を有している。そのため、回転金具200は、ガス切断などにより杭110から容易に取り外すことが出来る。
図1は、杭110に回転金具200を溶接した際の一例を示す斜視図である。また、図2は、杭110と回転金具200の一例を示す平面図である。図1、図2を参照すると、本実施形態において説明する回転金具200は、例えば、SC杭である杭110の端部付近の側面に溶接される。例えば、図1の場合、杭110の端部付近側面に、等間隔で3つの回転金具200が溶接されている。
一例として、回転金具200は、脚長6mm程度で杭110に全周溶接される。そのため、例えば、図2で示すように、回転金具200のうち杭110と当接する側の側面は、溶接個所300に覆われることになる。
図3から図5は、回転金具200の構成例を示している。例えば、図3は、回転金具200の構成例を示す斜視図である。また、図4は、回転金具200の構成例を示す正面図である。また、図5は、回転金具200の構成例を示す断面図である。図3から図5で示すように、回転金具200は、例えば、筒状に形成された本体部210と、筒状の本体部210に形成された内部空間を塞ぐ壁部220と、から構成されている。図5で示すように、例えば、回転金具200は、2つの壁部220を有している。なお、回転金具200は、壁部220を有さなくてもよいし、1つまたは3つ以上の壁部220を有してもよい。
図3から図5で示すように、本体部210は、内部に空間が形成された筒状の形状を有している。例えば、本体部210は、2つのL字型鋼板(例えば、等辺山形鋼)を溶接することで筒状に形成されている。具体的には、例えば、本体部210は、6×50×56(つまり、厚み6mm、一辺の長さが50mm、他方の一辺の長さが56mm)の大きさを有する2つのL字型鋼板を筒状になるように当接させた状態で溶接することで、正面視で正方形となる筒状に形成されている。
また、図5で示すように、本体部210の内部では、当該本体部210内部に形成された内部空間を塞ぐ壁部220が本体部210に溶接されている。例えば、壁部220は、平板状の鋼板である。例えば、壁部220は、44mm×44mmの大きさを有するなど、内部空間を完全にふさぐように本体部210の形状に応じた大きさを有している。壁部220は、長方形状の鋼板であるなど、本体部210に形成された内部空間の一部を塞ぐものであってもよい。なお、壁部220の厚みは、例えば、3mm程度である。壁部220の厚みは例示した以外であってもよい。
ここで、図5で示すように、本実施形態の場合、壁部220は、回転金具200を杭110に溶接した際に壁部220の位置が溶接個所300と重ならないように、例えば、溶接個所300よりも本体部210の内部側となる位置で本体部210に溶接されている。換言すると、壁部220は、本体部210の端部から少なくとも溶接個所300の脚長に応じた長さ分内側となる箇所に溶接される。このように構成することで、例えば、杭110に溶接された回転金具200を取り除く際、壁部220の部分をガス切断などで切断する必要がないことになる。
なお、上述したような構成によると、回転金具200のうち当該回転金具200を杭110と溶接する箇所に、内部空間を塞ぐ壁部220が形成されていない。そのため、回転金具200は、回転金具200のうち当該回転金具200を杭110と溶接する箇所に中空部230を有している、ということも出来る。また、言い換えると、回転金具200は、杭110と溶接する箇所が開口している、ということも出来る。
以上が、回転金具200の一例である。このように、回転金具200は、本体部210と壁部220とを有している。また、壁部220は、本体部210の端部から所定分内側に入った箇所で本体部210に溶接されている。このような構成によると、杭110に溶接された回転金具200を取り除く際、壁部220の部分をガス切断などで切断する必要がないことになる。その結果、より容易に回転金具200を杭110から取り外すことが可能となる。なお、上記効果は、例えば、回転金具200が壁部220を有さない場合でも生じる。そのため、回転金具200は、壁部220を有さなくてもよい。一方で、回転金具200が壁部220を有することで、回転金具200の強度を上げることが出来る。そのため、回転金具200は壁部220を有する方が望ましい、ということも出来る。
なお、本体部210の大きさは上記例示した以外であってもよい。また、本体部210は、正面視で長方形となる筒状に形成される、正面視で円形となる筒状に形成されるなど、上記例示した以外の形状であってもよい。また、本体部210は、例えば、4枚の鋼板を溶接するなど、上記例示した以外の方法で形成されてもよい。回転金具200としては、角鋼菅や円形鋼管などを用いてもよい。
続いて、図6から図8までを参照して、他の例について説明する。図6は、杭120と回転金具400の一例を示す平面図である。図6を参照すると、他の例である回転金具240は、例えば、PHC杭である杭120の端部に溶接される。例えば、図6の場合、杭120の端部に、等間隔で3つの回転金具400が溶接されている。
一例として、回転金具400の場合も、回転金具200と同様に、杭120と回転金具400とが重なる箇所の周囲を溶接される。そのため、例えば、図6で示すように、回転金具400のうち杭120と当接する側の側面のうち平面視で杭120と回転金具400とが重なる箇所は、溶接個所300に覆われることになる。
図7、図8は、回転金具400の構成例を示している。例えば、図7は、回転金具400の構成例を示す斜視図である。また、図8は、回転金具400の構成例を示す正面図である。図7、図8で示すように、回転金具400は、例えば、開口を有するU字型(凹形状)を有する本体部410と、凹形状の本体部410に形成された内部空間を塞ぐ壁部420と、から構成されている。図8で示すように、一例として、回転金具400は、1つの壁部420を有している。なお、回転金具400は、壁部420を有さなくてもよいし、2つ以上の壁部420を有してもよい。
図7、図8で示すように、本体部410は、内部に空間が形成された凹形状を有している。例えば、本体部410は、2つのL字型鋼板(例えば、等辺山形鋼)を溶接することで筒状に形成されている。具体的には、例えば、本体部210は、5×30×150(つまり、厚み5mm、一辺の長さが30mm、他方の一辺の長さが150mm)の大きさを有する2つのL字型鋼板を、長辺側の端部通しが当接するように溶接することで、凹形状に形成されている。
また、図7、図8で示すように、本体部410の内部では、当該本体部410内部に形成された内部空間を塞ぐ壁部420が本体部410に溶接されている。例えば、壁部420は、平板状の鋼板である。例えば、壁部220は、50mm×150mmの大きさを有するなど、内部空間を完全にふさぐように本体部410の形状に応じた大きさを有している。壁部420は、正方形状の鋼板であるなど、本体部410に形成された内部空間の一部を塞ぐものであってもよい。なお、壁部220の厚みは、例えば、3mm程度である。壁部220の厚みは例示した以外であってもよい。
ここで、図8で示すように、本実施形態の場合、壁部420は、回転金具400を杭110に溶接した際に壁部420の位置が溶接個所300と重ならないように、例えば、溶接個所300よりも本体部210の内部側(つまり、上側)となる位置で本体部410に溶接されている。換言すると、壁部420は、本体部410の端部から少なくとも溶接個所300の脚長に応じた長さ分上側となる箇所に溶接される。このように構成することで、例えば、杭120に溶接された回転金具400を取り除く際、壁部420の部分をガス切断などで切断する必要がないことになる。
なお、上述したような構成によると、回転金具400のうち当該回転金具400を杭120と溶接する箇所に、内部空間を塞ぐ壁部420が形成されていない。そのため、回転金具400は、回転金具400のうち当該回転金具400を杭120と溶接する箇所に中空部430を有している、ということも出来る。また、言い換えると、回転金具400は、杭120と溶接する箇所が開口している、ということも出来る。
以上が、回転金具400の一例である。このように、回転金具400は、本体部410と壁部420とを有している。また、壁部420は、本体部410の端部から所定分上側で本体部410に溶接されている。このような構成によると、杭120に溶接された回転金具400を取り除く際、壁部420の部分をガス切断などで切断する必要がないことになる。その結果、より容易に回転金具400を杭120から取り外すことが可能となる。なお、上記効果は、例えば、回転金具400が壁部420を有さない場合でも生じる。そのため、回転金具400は、壁部420を有さなくてもよい。一方で、回転金具400が壁部420を有することで、回転金具400の強度を上げることが出来る。そのため、回転金具400は壁部420を有する方が望ましい、ということも出来る。
例えば、以上のように、回転金具200の他に回転金具400であっても本発明の目的を達成することが出来る。なお、回転金具200の場合と同様に、回転金具400の大きさなどは上記例示した場合に限定されない。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
110 杭
120 杭
200 回転金具
210 本体部
220 壁部
300 溶接個所
400 回転金具
410 本体部
420 壁部

Claims (4)

  1. 杭に溶接される回転金具であって、
    前記回転金具は、当該回転金具を前記杭と溶接する箇所に中空部を有している
    回転金具。
  2. 前記回転金具は、前記杭と溶接する箇所が開口している
    請求項1に記載の回転金具。
  3. 前記回転金具は、前記杭と溶接する箇所よりも内部側に、前記回転金具に形成された内部空間の少なくとも一部をふさぐ壁部を有している
    請求項1または請求項2に記載の回転金具。
  4. 前記回転金具は、筒状に形成された本体部と、前記本体部に形成された内部空間の少なくとも一部をふさぐ前記壁部と、を有している
    請求項1から請求項3までのうちのいずれか1項に記載の回転金具。


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