JP2022113770A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】電気かみそりを提供する。【解決手段】ハンドルと、駆動可能なカッタ素子及び剪断フォイルを含む少なくとも1つのカッタユニットを含むかみそりヘッドと、駆動トランスミッタを介してカッタ素子に接続されたモータと、を備え、かみそりヘッドは、旋回軸及び/又は傾斜軸を提供する支持構造によってハンドルに接続され、軸の周りで、かみそりヘッドがハンドルに対して旋回又は傾斜し、支持構造は、4ジョイントリンケージを形成する一対のリンクアームを含み、各リンクアームが、かみそりヘッドに接続されたヘッドジョイント、及びハンドル又はハンドルに接続されたベース部に接続されたハンドルジョイントを有し、リンクアームは、ヘッドジョイントがハンドルから更に遠く離れた起立構成に取り付けられ、駆動トランスミッタは、駆動シャフトを含み、4ジョイントリンケージの枢動軸は、その反対側で駆動シャフトに対して横方向に延びる。【選択図】図1

Description

本発明は、角度位置を皮膚輪郭に自己適合させることができるかみそりヘッドを有する電気かみそりに関する。より具体的には、本発明は、ハンドルと、少なくとも1つの駆動可能なカッタ素子を含むかみそりヘッドとを備える電気かみそりに関し、かみそりヘッドは、旋回軸及び/又は傾斜軸を提供する支持構造によってハンドルに接続され、これらの軸の周りで、かみそりヘッドがハンドルに対して旋回又は傾斜することができ、支持構造は、4ジョイントリンケージを形成する一対のリンクアームを含み、各リンクアームは、かみそりヘッド部に接続されたヘッドジョイント、及びハンドル又はハンドルに接続されたベース部に接続されたハンドルジョイントを有する。
電気かみそりは、通常、カッタ素子が剪断フォイルの下で往復運動する振動方式で電気駆動ユニットによって駆動される1つ以上のカッタ素子を有し、そのようなカッタ素子又はアンダーカッタは細長い形状を有し、長手方向軸に沿って往復運動することができる。他のタイプの電気かみそりは、振動式又は連続式に駆動され得る回転カッタ素子を使用する。電気駆動ユニットは、電気モーター又は磁気タイプリニアモーターを含むことができ、駆動ユニットは、モーターの駆動運動をカッタ素子に伝達するための細長い駆動トランスミッタなどの素子を有する駆動トレインを含むことができ、モーターは、かみそりのハンドル部分内に、又はその代わりに、そのかみそりヘッド内に受容されてもよい。
駆動ユニット及び駆動トレインの構造にかかわらず、カッタ素子は、上述の切断運動に加えて、剃毛される皮膚の輪郭に自己適応するように他の方向に移動可能であることができる。例えば、カッタ素子は、かみそりのハンドルに対して1つ以上の軸を中心に旋回可能なかみそりヘッドの一部であってもよく、かみそりヘッドをハンドルに接続する支持構造は、かみそりヘッドが、細長いカッタ素子及び/又はその往復運動軸と実質的に平行に延びる旋回軸の周りに旋回することを可能にすることができる。更に又はあるいは、支持構造は、かみそりヘッドが、ハンドルの長手方向軸に対して横方向に、かつ細長いカッタ素子及び/又はその往復運動軸に対して横方向に延びる傾斜軸の周りに傾斜することを可能にし得る。そのようなかみそりヘッドの動きに加えて又はその代わりに、カッタ素子は、剃毛される皮膚の輪郭に対する位置を調整するようにかみそりヘッド内にもぐりこむことができる。
かみそりヘッドをハンドルに接続する支持構造は、前述の旋回及び/又は傾斜運動を可能にし、駆動ユニットからカッタ素子まで延びる駆動トレインとの衝突を回避するように、異なる構成を有することができる。例えば、支持構造は、一対のリンクアームによって形成されたいわゆる4ジョイントリンケージを含むことができ、これらのリンクアームは、一方ではハンドルに枢動可能に取り付けられ、他方ではかみそりヘッドフレームなどのかみそりヘッド部に枢動可能に取り付けられ、リンクアームをハンドル及びかみそりヘッドにそれぞれ接続する枢動可能なジョイントは、互いに平行で、かつそのような4ジョイントリンケージによって画定される傾斜軸又は旋回軸に平行な枢動軸を画定することができる。リンクアームの旋回又は回転運動に起因して、かみそりヘッドは、その回転位置を調整して皮膚の輪郭によりよく追従するように傾斜又は旋回することができる。
例えば、先行技術文献の米国特許出願公開第2010/0175264(A1)号は、かみそりヘッドのハンドルへのそのような4ジョイントリンケージを示しており、リンクアームは一種の振り子又は吊り下げ配置に配置されている。ハンドルに取り付けられたインターポーザ部は、かみそりヘッド内に上方に突起する2つのポールを含み、リンクアームは、そのようなポールの上端部分に枢動可能に取り付けられてハンドルに向かって下方に延びるか吊り下げられる。このような吊り下げリンクアームの下端部分は、かみそりヘッドフレームに枢動可能に接続されている。
ハンドルに向かって「下方に吊り下げられた」リンクアームを用いるかみそりヘッドのかみそりのハンドルに対する同様の4ジョイントリンケージは、欧州特許第1621299(A1)号から公知であり、そのようなかみそりヘッドのカッタ素子は、かみそりヘッド内に受容されたモーターによって駆動される。かみそりヘッド内部のそのようなモーター配置のために、かみそり全体はもはやバランスがとれていないが、重量分布の点では上部が重い。更に、かみそりヘッド内のモーターに必要なスペースのために、ハンドルに対するかみそりヘッドの多軸運動を可能にする、第2の枢動軸、すなわち傾斜軸及び旋回軸を配置することは、かなり困難である。
電気かみそりのかみそりヘッドをそのハンドルに移動可能に接続する同様の支持構造が、参考文献の特開2016-77464(A)号に示されており、一対の吊り下げリンクアームを含む4ジョイントリンケージも示されている。
旋回軸及び傾斜軸を中心とした電気かみそりのかみそりヘッドの旋回及び傾斜を可能にする別の支持構造は、欧州特許第2435218(B1)号に示されており、クレードル状のハンドル部分に枢動可能に取り付けられ、他方では、カッタ素子が支持されているカッタフレームを枢動可能に支持するかみそりヘッドフレームを含むカルダニック支持構造を提案している。
更に、オーストリア特許第409604(B)号は、振動する切断運動に加えて、剃毛される皮膚に対するカッタ素子の位置の調整を可能にするようにかみそりの長手方向軸及びカッタ素子の振動軸に垂直な軸の周りに枢動し、かみそりハウジングの長手方向軸と平行な軸の周りに回転可能に振動することができるカッタ素子を有する電気かみそりを示している。駆動モーターをカッタ素子に接続するトランスミッショントレインは、かみそりハウジングの長手方向軸と平行な枢動軸の周りに回転可能に振動する連結構造を含む。
米国特許出願公開第2009/0025229(A1)号は、電気かみそりのカッタ素子のための駆動ユニットを開示しており、駆動ユニットは、かみそりハウジングからかみそりヘッドに向かって延びるトランスミッタピンを含み、トランスミッタピンの振動駆動運動は、かみそりヘッド内で振動往復運動するように支持された振動ブリッジを介してカッタ素子に加えられ、振動ブリッジは、カッタ素子の動きを調整することを可能にするように曲げやすい結合アームを含む。同様のトランスミッション構造が米国特許第7,841,090(B2)号から公知である。
カッタ素子の運動を適合させることを可能にする更なる電気かみそりは、米国特許第3,748,371(B)号、仏国特許第1391957(A)号、英国特許第811,207(B)号及び米国特許第5,704,126(B)号から公知である。
国際公開第2010/000352(A1)号は、一対のリンクアームを有する4ジョイントリンケージによってハンドルに接続されたかみそりヘッドを有するかみそりを示している。かみそりのカッタ素子は、ロッカーバーを介してモーターによって駆動され、このロッカーバーは、ロッカーバーに対して横方向の及びかみそりの長手方向軸に対して横方向の軸の周りにモーターによって回転され、このモーターは、かみそりヘッド内に又はハンドルの上部に一対のリンクアームに配置される。駆動ユニットのそのような配置のために、かみそり全体はもはやバランスがとれておらず上部が重いので、かみそりの快適な取り扱いを損なう。更に、モーターがヘッド内にあるときにはかみそりヘッドはかなり大きくなり、これは、鼻と唇との間の顔部分などのより小さな皮膚部分を剃ることを困難にすることがあり、更に、モーターがハンドルの上部にリンクアーム間に配置されているとき、4ジョイントリンケージの運動学が制限される。更に、ロッカーアームの曲がりにより駆動効率が制限される。
米国特許出願公開第2010/0175264(A1)号 欧州特許第1621299(A1)号 特開2016-77464(A)号 欧州特許第2435218(B1)号 オーストリア特許第409604(B)号 米国特許出願公開第2009/0025229(A1)号 米国特許第7,841,090(B2)号 米国特許第3,748,371(B)号 仏国特許第1391957(A)号 英国特許第811,207(B)号 米国特許第5,704,126(B)号 国際公開第2010/000352(A1)号
本発明の根底にある目的は、従来技術の欠点の少なくとも1つを回避し、かつ/又は既存の解決法を更に発展させる、改良された電気かみそりを提供することである。本発明の根底にあるより具体的な目的は、駆動トレインを制限することなく、かつ駆動ユニットとの衝突による支持構造の運動学を制限することなく、かみそりヘッドがハンドルに対するその位置を自己調整することを可能にすることである。
本発明の根底にある更なる目的は、かみそりヘッドを剃毛する皮膚の輪郭に沿って動かすときに、変化する皮膚輪郭に対するかみそりヘッドの自己調整旋回及び傾斜運動のより良好な応答性を含む、剃毛される皮膚輪郭に対するかみそりヘッドの角度位置のより良好な自己適応を有するかみそりの容易でバランスのとれた取り扱いを可能にすることである。
本発明の根底にある更に別の目的は、かみそりのカッタ素子の非常に効率的な駆動、並びに皮膚輪郭に接触する機能性かみそりヘッド表面にかかる圧力をより少なくした、剃毛される皮膚輪郭に対するかみそりヘッドの自己調整、及び/又はより少ない復元力によるかみそりヘッドのその中立位置へのより迅速な再調整、を達成することである。
前述の目的の少なくとも1つを達成するために、電気モーターはハンドルを形成するかみそりハウジング内に収容され、モーターをカッタ素子に接続する駆動トランスミッタは、ハンドルからかみそりヘッド内に延び、したがってかみそりヘッドをハンドルに対して傾斜及び/又は旋回させることを可能にする支持構造を通過する駆動シャフトを含む。より具体的には、モーターは、ハンドルジョイントのかみそりヘッドとは反対の側でハンドル内に受容され、リンクアームのハンドルジョイントとヘッドジョイントとによって画定される4ジョイントリンケージの枢動軸は、その反対側の駆動シャフトに対して横方向に延びる。
より具体的には、一対のリンクアームは、かみそりヘッド部に接続するリンクアームのヘッドジョイントが、ハンドル又はベース部に接続するリンクアームのハンドルジョイントよりもハンドルから更に遠く離れるように起立構成で配置することができる。4ポイントリンケージがかみそりヘッドとモーターとハンドルからかみそりヘッド内に延びるシャフトとの間に配置されるように、ハンドルの内側でリンクアームのハンドルジョイントの下に配置されたモーターと組み合わせて、かみそりヘッドの改良された運動学を、リンクアームの構成及び配置に対するより少ない制限で達成することができ、かつかみそりのバランスのとれた取り扱いを達成することができる。ハンドルの長手方向軸に対して実質的に平行に又はそれに対して僅かに傾いて延びる回転軸を有するシャフトは、その回転軸線に対して横方向に多くのスペースを必要としないかなり細い素子であり、4ジョイントリンケージのためのスペースが、具体的にはかみそり本体の中央領域に多くあり、したがって、かみそりヘッドの可動支持構造の所望の運動学を可能にする。それにもかかわらず、かみそりは、モーターの重量がハンドル内にあるために、よくバランスがとれている。更に、重量を節約するために小さな寸法で設計されているときでも、シャフトはロッカーバーよりも少ない曲げを受けたかなり堅いトランスミッタであるために、駆動効率を改善することができる。
かみそりが、かみそりヘッドをハンドルの上にした直立位置にあると考えると、リンクアームの上端部がハンドル接続され、リンクアームの吊り下げ下端部がかみそりヘッドに接続されている、リンクアームの吊り下げ配置又は振り子の配置とは対照的に、そのような起立構成は、ドライブトレインのために使用することができる追加のスペース、及びかみそりヘッドサポートのより良好な運動学を提供する。そのような起立構成の場合と同様に、かみそりの前述の直立位置を考えると、リンクアームの下端部分はハンドル又はベース部に接続され、リンクアームの上端部分はかみそりヘッド部に接続され、ハンドル又はベース部は、リンクアームの上端部に達するためにかみそりヘッド内に深く延びる必要がなく、かみそりヘッドの領域でかなりのスペースを節約し、したがってかみそりヘッドを通って延びるドライブトレインにより多くの自由度及びスペースを与える。
支持構造、具体的には前述の4ジョイントリンケージを通過するそのような駆動シャフトは、ハンドル及び/又はかみそりヘッドの中央領域内に延びることができ、4ジョイントリンケージの前述のリンクアーム間に延びることができる。言い換えると、リンクアームは、ドライブトレインの反対側に配置されてもよく、それらの間に前述の駆動シャフト又は細長いトランスミッタを挟んでもよい。あるいは、リンクアームは、駆動トレイン又はトランスミッタの片側に提供され得る。例えば、駆動アームがリンクアームの一方の側で支持構造を通過するように、リンクアームは、リンクアームによって画定される回転軸の方向にオフセットされてもよい。更に又はあるいは、リンクアームは、そのようなトランスミッタに対して、リンクアームによって画定された回転軸に対して垂直な方向にオフセットさせることもできる。
前述のようなシャフトの回転振動を少なくとも1つのカッタ素子の線形振動に変換するように、クランクアームをシャフトに取り付けてもよく、そのようなクランクアームはかみそりヘッド内に配置することができ、かつ/又はカッタ素子を駆動するための少なくとも1つの駆動ピンを支持することができる。例えば、そのような駆動ピンは、シャフトと実質的に平行に延びることができ、シャフト軸に対して偏心して延びるようにクランクアームに固定的に取り付けることができる。クランクアームが、その中立位置において、カッタ素子の所望の線形振動に対して実質的に垂直に延びると、そのような駆動ピンは、所望のカッタ素子の振動に対して接線方向に湾曲した経路に沿って移動し、したがってほぼ線形の振動を実行する。
4ジョイントリンケージのリンクアームの前述の起立配置に起因して、そのようなトランスミッタ構造のためにかみそりヘッドの領域に十分なスペースがあり、ここで、回転振動シャフトはリンクアーム間に延びることができる。
これら及び他の利点は、図面及び可能な実施例を参照する以下の説明からより明らかになる。
自己調整式かみそりヘッドの斜視図であり、かみそりヘッドの傾斜軸及び旋回軸が、かみそりヘッドのカッタ素子の往復運動駆動軸及びもぐりこみ軸に加えて示されている。 かみそりヘッド及びその支持構造の断面図であり、部分図(a)は、中立位置又は傾斜していない位置にあるかみそりヘッドを示し、支持構造のリンクアームは、かみそりの長手方向軸を含む中央平面に対して対称的であって僅かに傾いており、部分図(b)は、リンクアームが枢動され、かみそりヘッドの左側がハンドルに向かって下降された状態で傾斜位置にあるかみそりヘッドを示し、両部分図は、かみそりヘッドの瞬間回転中心、及び瞬間回転中心がそれに沿って移動するポールホード、並びにかみそりヘッドを傾斜させときに左右側の端部がその軌道に沿って移動する、カッタ素子の左右側の端部の軌道を示す。 かみそりヘッド及びその支持構造の断面図であり、部分図(a)は、中立位置又は傾斜していない位置にあるかみそりヘッドを示し、支持構造のリンクアームは、かみそりの長手方向軸を含む中央平面に対して対称的であって僅かに傾いており、部分図(b)は、リンクアームが枢動され、かみそりヘッドの左側がハンドルに向かって下降された状態で傾斜位置にあるかみそりヘッドを示し、両部分図は、かみそりヘッドの瞬間回転中心、及び瞬間回転中心がそれに沿って移動するポールホード、並びにかみそりヘッドを傾斜させときに左右側の端部がその軌道に沿って移動する、カッタ素子の左右側の端部の軌道を示す。 その運動学を示すためのかみそりヘッドのための支持構造のより概略的な図である。 代替態様に係るかみそりヘッドのための支持構造の概略図であり、かみそりヘッドの傾斜を可能にするための4ジョイントリンケージが、かみそりヘッドの旋回を可能にする旋回部上に支持されている。 傾斜力及び接触圧力のレバーアームを示すための、かみそりヘッドの既に傾斜した位置に対するかみそりヘッドの瞬間回転中心の位置の概略図であり、したがって更に傾斜させるためのかみそりヘッドの意欲を示す。 傾斜力及び接触圧力のレバーアームを示すための、かみそりヘッドの既に傾斜した位置に対するかみそりヘッドの瞬間回転中心の位置の概略図であり、したがって更に傾斜させるためのかみそりヘッドの意欲を示す。 かみそりヘッド及びその支持構造の斜視断面図であり、往復運動するカッタ素子を駆動するように、ハンドルから支持構造を通ってかみそりヘッド内に延びる4ジョイントリンケージのリンクアーム及び駆動トレインを示す。 かみそりヘッド用の支持構造の4ポイントリンケージの斜視分解図である。
皮膚に対するカッタ素子の角度位置の応答性のある自己調整を達成し、カッタ素子を駆動するための駆動トレインと支持構造との間の衝突を回避するために、4ジョイントリンケージは、直立した起立構成で配置された一対のリンクアームを含むことができ、ここで、かみそりヘッド部に接続されたリンクアームのヘッドジョイントは、ハンドル又はそのようなハンドルに接続されたベース部に接続されたリンクアームのハンドルジョイントよりもハンドルから更に遠く離れている。そのような起立リンクアーム構成は、支持構造の領域内で駆動トレインに延びるためのより大きなスペースを与えるだけでなく、起立リンクアームは、振り子アームを吊り下げるよりも、その位置を離れようとするので、剃毛される皮膚からのより少ない接触圧力の下でのかみそりヘッドの角度調整を可能にする。更に、そのような起立リンクアーム構成は、かみそりヘッドを回転可能に変位させるときに、瞬間回転中心が移動するポールホード又は経路の改良された配置を可能にする。同時に、かみそりヘッドへのより少ない振動、ひいては剃毛される皮膚へのより少ない振動で、かみそりのバランスのとれた取り扱い及び高い駆動効率を達成するために、電気モーターが、ハンドルを形成するかみそりハウジング内に収容され、モーターをカッタ素子に接続する駆動トランスミッタは、ハンドルからかみそりヘッド内へ延びる駆動シャフトを含み、したがって、支持構造を通ってかみそりヘッドがハンドルに対して傾斜し及び/又は旋回することを可能にする。より具体的には、モーターは、ハンドルジョイントのかみそりヘッドとは反対の側でハンドル内に受容され、リンクアームのハンドルジョイントとヘッドジョイントとによって画定される4ジョイントリンケージの枢動軸は、その反対側の駆動シャフトに対して横方向に延びる。
ハンドルの長手方向軸に対して実質的に平行に又はそれに対して僅かに傾いて延びる、その回転軸を有するシャフトは、その回転軸線に対して横方向に多くのスペースを必要としないかなり細い素子であり、具体的にはかみそり本体の中央領域に、4ジョイントリンケージのための多くのスペースがあり、したがって、かみそりヘッドの可動支持構造の所望の運動学を可能にする。それにもかかわらず、かみそりは、ハンドル内にあるモーターの重量のために、よくバランスがとれている。更に、重量を節約するために小さな寸法で設計されているときでも、シャフトはロッカーバーよりも少ない曲げを受けたかなり堅いトランスミッタであるために、駆動効率を改善することができる。
シャフトは、例えばモーターシャフトと駆動シャフトとの間のクランクタイプの接続によって、ハンドル内のモーターによって回転振動方式で、すなわち制限された角度範囲の周りで前後に回転することができる。そのような駆動シャフトの回転振動を少なくとも1つのカッタ素子の線形振動に変換するために、クランクアームをシャフトに取り付けることができ、そのようなクランクアームはかみそりヘッド内に配置することができ、及び/又はカッタ素子を駆動するための少なくとも1つの駆動ピンを支持することができる。例えば、そのような駆動ピンは、シャフトと実質的に平行に延びることができ、シャフト軸に対して偏心して延びるようにクランクアームに固定的に取り付けることができる。クランクアームが、その中立位置において、カッタ素子の所望の線形振動に対して実質的に垂直に延びると、そのような駆動ピンは、所望のカッタ素子の振動に対して接線方向に湾曲した経路に沿って移動し、したがってほぼ線形の振動を実行する。
高い駆動効率を達成するために、駆動ピンの長手方向軸がハンドルに対して固定された向きで延びるように、シャフトは、ハンドルによって、回転可能に、しかしそれ以外は固定的に、支持されてもよく、駆動ピンの長手方向軸は、カッタ素子の往復運動軸に対して横方向に延びることができる。
4ジョイントリンケージのリンクアームの前述の起立配置のために、そのようなトランスミッタ構造のためのかみそりヘッドの領域に十分なスペースがあり、回転振動シャフトはリンクアーム間に延びることができる。
具体的には、4ジョイントリンケージのリンクアームは、カッタ素子を通って及び/又はそれに隣接して延びる経路に沿って移動する瞬間回転中心を画定するように構成することができ、そのような経路は、剃毛される皮膚と接触されるかみそりヘッドの機能面に向かって凸状である湾曲形状を有することができる。4ジョイントリンケージの制御下でかみそりヘッドがハンドルに対して回転するときに瞬間回転中心が移動する経路は、ポールホード又は中心軌道と呼ばれる。理論的には、4ジョイントリンケージのリンクアームによって画定されるそのようなポールホードは、凸状曲線を画定するだけでなく、閉じた円を画定することもできる。しかしながら、ハンドルに対するかみそりヘッドの動き及び回転の動作範囲を考慮すると、その動作範囲は通常制限されており、瞬間回転中心の経路は、頂上又は頂点がカッタユニットの中心の領域に配置されてもよい前述の凸状曲線を形成することができる。
そのような瞬間回転中心の経路がカッタ素子の機能面に非常に接近して延びているため、剃毛される皮膚に沿ったかみそりの滑りによる摩擦力は、そのような摩擦力は瞬間回転中心に対して短いレバーアームのみを有するので、かみそりヘッドの望ましくない角運動を引き起こさない。一方、そのような機能面に対して主に横方向又は直角に作用するかみそりヘッドの機能面への圧力は、かみそりヘッドがその角位置を調整して皮膚の輪郭に沿うようにする。
リンクアームの幾何学的形状は、瞬間回転中心の経路がほんの僅かに湾曲するように、及び/又は平坦又は浅い輪郭を有するように選択することができ、瞬間回転中心がカッタ素子、具体的にはそのようなカッタ素子の機能面、の近くに留まるようにし、これは、かみそりヘッドが皮膚に沿って移動されるときに、レバーアームを摩擦力から小さく保つ。例えば、リンクアームは、かみそりヘッドをその作業範囲内で、すなわちその最大端部位置間で、回転させるときに、瞬間回転中心がそれに沿って移動するポールホード全体がかみそりヘッド内に延び得るように、構成することができる。より具体的には、ポールホードの少なくとも中央部分、例えば、その中央部からポールホードの長さの±3分の1は、かみそりヘッドの上半分に延びることができ、ここでそのような上半分は、ハンドルから更に遠く離れたかみそりヘッドの半分を意味する。
別の態様によれば、瞬間回転中心の経路は、駆動トレインの駆動ピンのカッタ素子との接続部又は接合部の領域内又はその近傍で延びるように適合され得る。かみそりヘッドがその中立位置にあるとき、又はそれに近いとき、又はほんの少しだけ回転したときの瞬間回転中心の位置に対応する経路の少なくとも中央部分は、駆動トレインのカッタ素子への接続ジョイントと基本的に同じ高さで、又は接続ジョイントを通って長手方向ハンドル軸に対して垂直な平面に非常に近くに、延びることができる。瞬間回転中心の経路が駆動トレインのカッタ素子への接続ジョイントの近くに配置されているため、かみそりヘッド、したがってカッタ素子は、かみそりヘッドが傾斜しているか又は旋回しているときでも、駆動ピンと実質的に同じ高さに留まる。したがって、瞬間回転中心の経路のそのような構成は、駆動トレインとカッタ素子との間の容易な接続を提供するのに役立つ。
その中立位置の周りの領域でかみそりヘッドのより高い安定性を達成するために、及び/又は初期回転が行われた後により容易な更なる回転を可能にするために、4ジョイントリンケージは、瞬間回転中心をかみそりヘッドのもぐりこみ側から更に遠くに離れて移動させるように構成することができ、そのもぐりこみ側で、かみそりヘッドは、4ポイントリンケージによって画定される軸の周りに回転するとき、ハンドルに向かってもぐりこむ。例えば、かみそりヘッドを傾斜させるか又は旋回させると、かみそりヘッドを旋回転軸又は傾斜軸の方向で見たときに、かみそりヘッドの右側端部がハンドルに向かって移動し、瞬間回転中心はかみそりヘッドの左側端部に向かって移動する。非もぐりこみの反対側の端部に向かう瞬間回転中心のそのような移動のために、接触力又は圧力が瞬間回転中心に対してレバーアームを有する、皮膚に接触するかみそりヘッドの機能面の表面部分が増加するとき、かみそりヘッドのもぐりこみ端部は更に容易に更にもぐりこむことができる。言い換えると、傾斜力のレバーアームは瞬間回転中心の移動により増加する。例えば、瞬間回転中心がかみそりヘッドの左端部側に向かって移動するとき、瞬間回転中心の右側に配置された接触面の全体部分は、かみそりヘッドを瞬間回転中心の周りに更に回転させるレバーアームを有する。言い換えると、機能面に対して実質的に垂直に作用する接触圧力は、非もぐりこみ側に向かって移動する瞬間回転中心がそのような圧力のレバーアームを増加させるにつれて、かみそりヘッドの回転の程度と共に増加するトルクを生じさせる。
更なる態様によれば、リンクアーム、具体的にはリンクアームの長さ、及びリンクアームのヘッドジョイントとハンドルジョイントとの間の距離は、かみそりヘッドを回転又は傾斜させるときに、それに沿ってかみそりヘッドの仮想中心点が移動する軌道が、互いにハンドルに向かって分岐する2つの軌道ブランチを備えた二重ピッチ屋根状構成を有するように、構成することができる。前述のかみそりヘッドの仮想中心点は、リンクアームのヘッドジョイントに接続され、カッタユニットの中央部の領域内に配置されたかみそりヘッド部に固定された点とみなすことができる。仮想中心点は追加の往復運動移動を実行するので、仮想中心点はカッタ素子自体の点ではないが、仮想中心点は、リンクアームのヘッドジョイントに直接接続された、したがって、4ジョイントリンケージの制御下にある、かみそりヘッドフレームの回転運動のみを実行する。
言い換えると、4ジョイントリンケージは、かみそりヘッドが回転又は傾斜したときに、カッタ素子の中心がハンドルに向かってもぐりこむように構成することができる。カッタ素子の中心に位置するかみそりヘッドの点のそのような軌道は、かみそりの取り扱いにおける自然な感覚を可能にし、更に、かみそりヘッドをその中立位置に容易に戻すことを可能にする。より具体的には、前述の軌道の二重ピッチ屋根状構成は、前述の軌道の構成のため、ハンドルに対するかみそりヘッドの回転は、剪断フォイルに対するカッタ素子の動きを全く引き起こさないか、又はごく僅かにしか引き起こさず、その結果、剪断フォイルに対するカッタ素子の摩擦抵抗によって生じるかみそりヘッドの回転に対する抵抗がほとんど又は全くなくなるので、かみそりヘッドがその中立位置を離れるときに、カッタ素子と剪断フォイルとの間の摩擦抵抗を減少させることができる。
軌道は、ハンドルの長手方向軸を含む平面の近傍によって画定される中央部分に限定される延長部を有する、かなり狭い構成を有してもよい。より具体的には、前述の軌道の2つのブランチは、軌道のピーク点からかなり急勾配で及び/又は長手方向のハンドル軸を含む中央平面に対して僅かに傾斜した方向に延びることができる。例えば、軌道は、長手方向のハンドル軸を含む中央平面から、かみそりヘッドの全延長の±25%未満又は±10%未満だけ平面に垂直な方向に延びる、かみそりの中央部分に限定されてもよい。そのような狭い軌道は、摩擦力による望ましくない傾斜に対するかみそりヘッドの安定性を向上させることができ、ユーザに十分に設定された取り扱い感触を与える。
4ポイントリンケージは、ハンドルの長手方向軸に対して実質的に垂直で、かみそりヘッドの主軸に対して実質的に垂直に延びる傾斜軸の周りにかみそりヘッドを傾斜させることを可能にするように提供することができ、そのようなかみそりヘッドの主軸は、かみそりヘッドのより長い側面と平行に、かつ/又はカッタ素子の往復運動軸と平行に、かつ/又は細長いカッタ素子自体の長手方向軸と平行に延びることができる。例えば、かみそりヘッドが、機能面に隣接する一対の大きな側面、並びに機能面及び大きな側面に隣接する一対の小さな側面を有する、実質的に、おおまかに言って、矩形ブロック状形状を有する場合、軸線は、より大きな側面及び機能面と平行に延びることができる。かみそりヘッドの主軸をそのように画定すると、前述の傾斜軸は、ハンドルの長手方向軸及びかみそりヘッドの主軸によって画定される平面に対して実質的に垂直又は横方向に延びるように画定することができる。
あるいは又は更に、前述の4ジョイントリンケージは、かみそりヘッドのための旋回軸を画定するために提供されてもよく、その旋回軸はハンドルの長手方向軸に対して実質的に垂直に、及びかみそりヘッドの前述の主軸に対して平行に延びる。
基本的に、2つの4ジョイントリンケージがあってもよく、そのうちの1つはかみそりヘッドの傾斜を可能にし、他の1つは前述の傾斜軸及び旋回軸の周りにかみそりヘッドの旋回を可能にする。しかしながら、あるいは、一態様によれば、前述の傾斜軸の周りにかみそりヘッドを傾斜させることを可能にするための前述のタイプの4ジョイントリンケージが提供され得るが、かみそりヘッドの旋回が、穴状窪み内に回転可能に受容されたシャフト状軸を有し得る枢動回軸支持部によって可能にされて、固定枢動軸を画定する。
傾斜支持部と旋回支持部との組み合わせは異なる方法で選択されてもよい。一態様によれば、かみそりヘッドの傾斜を可能にする4ジョイントリンケージは、4ジョイントリンケージとその一対のリンクアームとによって画定される傾斜軸の周りにハンドルに対して傾斜し得るかみそりヘッドフレームなどのかみそりヘッド部を支持し得ることを可能にし、そのような傾斜可能なかみそりヘッド部は、そのようなピボットベアリングによって画定された旋回軸の周りに旋回することができるカッタ素子支持部などの更なるかみそりヘッド部を枢動可能に支持する。言い換えると、旋回支持部又は旋回ベアリングは4ジョイントリンケージによって傾斜可能に支持されている。
あるいは、4ジョイントリンケージのリンクアームがハンドルジョイントと結合されているベース部をハンドルに対して枢動可能に支持させて、そのベース部がそのようなピボットベアリングによって画定された旋回軸の周りに旋回できるようにすることも可能である。そのような構成では、かみそりヘッドの傾斜運動を可能にする4ジョイントリンケージは、ハンドルに対して旋回することができる。
4ジョイントリンケージによって画定される回転軸、具体的には前述の傾斜軸は、リンクアーム及びそのヘッド/ハンドルジョイントの枢動軸と実質的に平行に延びる。具体的には、リンクアームのヘッドジョイント及びハンドルジョイントは、かみそりヘッド部及びそのハンドル又はベース部に枢動可能に接続されてもよく、そのようなヘッドジョイント及びハンドルジョイントによって画定されたすべての枢動軸は、実質的に互いに平行に及び/又は細長いリンクアームの長手方向軸に対して実質的に垂直に延びてもよい。
前述のように4ジョイントリンケージが傾斜軸を画定するとき、そのような傾斜軸は必ずしもハンドルの長手方向軸に対して正確に垂直に延びるのではなく、ハンドルの長手方向軸に対して鋭角で僅かに傾いていてもよい。例えば、そのような傾斜軸は、ハンドルの長手方向軸に対して75°~89°の範囲の角度で延びることができるが、ハンドルの長手方向軸に対して90°の角度で延びる傾斜軸を有する正確に垂直な配置を有することも可能である。
ハンドルの長手方向軸に対する傾斜軸の傾斜にかかわらず、かみそりヘッドにそのような傾斜軸を提供する4ジョイントリンケージのリンクアームは、異なる位置及び/又は向きで配置されてもよい。例えば、リンクアームは、ハンドルの長手方向軸、及び/若しくはハンドルのそのような長手方向軸を含む中心面に対して、かつ/又は駆動トレインに対して、オフセットした平面内に配置することができ、長手方向軸からのそのようなオフセットは傾斜軸の方向に与えられてもよい。そのような直線的なオフセットに加えて又はその代わりに、リンクアームは角度オフセットを有するように配置されてもよく、具体的には、特に傾斜軸がハンドルの長手方向軸に対しても傾いているとき、それらはハンドルの長手方向軸に対して僅かに傾いた共通平面内に配置されてもよい。
かみそりヘッドが旋回軸の周りに旋回し、傾斜軸の周りに傾斜するように支持されるとき、支持構造は、旋回軸及び傾斜軸を互いに近接してかつ/又はかみそりの機能面に近接してかつ/又はカッタ素子に近接して配置させるように構成することができる。具体的には、旋回軸は支持構造によって画定されて、カッタ素子を通ってかつ/又はカッタ素子の機能面に隣接して延びることができ、それによって、旋回軸に対して横方向の摩擦面は、剃毛される皮膚に沿ってカッタヘッドの機能面を動かすとき、そのような摩擦力がかみそりヘッドの望ましくない旋回の原因とならないように、そのような旋回軸に対して全くないか、又は有意でないか、又はほんの小さなレバーアームを有する。そのような旋回軸は、前述のようにピボットベアリングによって画定することができ、これは旋回軸をカッタ素子に対して所望の位置に保つ。
更に、前述のように傾斜軸が4ジョイントリンケージによって画定されている場合、4ジョイントリンケージは、瞬間回転中心が旋回軸に近接して保たれるように構成することができる。具体的には、瞬間回転中心がそれに沿って移動することができるポールホードは、旋回軸を通って及び/又はその近くに延びることができる。一態様によれば、そのようなポールホードは、かみそりヘッドの旋回軸からハンドルに向かって、すなわち旋回軸のハンドル側に延びる半球内に完全に延びることができる。かみそりヘッドをハンドルの上にした直立位置のかみそりを考慮すると、瞬間傾斜中心のポールホードが旋回軸の下、具体的にはポールホードの上部部分を旋回軸の近くに及び/又は旋回軸を通って配置されて、延びることができる。
例えば、4ジョイントリンケージのリンクアームは、中立位置すなわち非回転位置にあるかみそりヘッドを考慮すると、各リンクアームが僅かに傾いたピッチ屋根状又はΛ形状に配置することができ、各々のリンクアームは、ハンドルの長手方向軸を含む中心面及び/又はリンクアームのハンドルジョイント間の中央の中心面に向かって、僅かに傾いており、リンクアームのそのようなハンドルジョイントを通る枢動軸と平行に延びている。例えば、細長いリンクアームは、それらの長手方向軸と共に、そのような中心面に対して5°~45°又は10°~25°の範囲の鋭角で延びることができるが、他の構成が可能である。
他の態様によれば、リンクアームのハンドルジョイント間の距離はリンクアームのヘッドジョイント間の距離よりも大きくてもよく、距離の差は異なって選択されてもよい。例えば、ハンドルジョイント間の距離は、ヘッドジョイント間の距離の105%~200%又は120%~150%の範囲内であり得るが、しかしながら、そのような距離の差は、リンクアームの長さと共に変化し得る。
ハンドルポイントとリンクアームのヘッドポイントとの間の距離の差にかかわらず、リンクアームの長さは、ハンドルに対するかみそりヘッドのコンパクトな配置を可能にするようにかなり短く選択されてもよい。具体的には、コンパクトな構成と支持構造の高い安定性とを組み合わせるために、リンクアームは各々、リンクアームのハンドルジョイント間の距離よりも短い、及び/又はリンクアームのヘッドジョイント間の距離よりも短い長さを有することができる。
これら及び他の特徴は、図面に示す例からより明らかになる。図1からわかるように、かみそり1は、かみそりを保持するためのハンドル2を形成するかみそりハウジングを有することができ、ハンドルは、人間工学的に把持し保持することを可能にする実質的に円筒形状又は箱形状又は骨形状などの異なる形状を有することができ、そのようなかみそりハンドル2は、ハンドルの細長い形状のために長手方向軸20を有する(図1参照)。
ハンドル2の一端部には、かみそりヘッド3がハンドル2に取り付けられており、かみそりヘッド3は、旋回軸7及び旋回軸11の周りに旋回可能に支持することができ、その旋回及び傾斜軸7及び11は、互いに実質的に垂直に、前述の長手方向のハンドル軸20に対して垂直に延びることができる。
かみそりヘッド3の主軸40を考慮すると、旋回軸7はそのような主軸40と平行に延びることができ、一方、傾斜軸11はそのような主軸40に対して垂直に延びることができる。そのような主軸40は、かみそりヘッド3の大きい方の側面55及び57に平行に、及び/又は細長いカッタ素子4の長手方向軸に平行に、及び/又は長手方向ハンドル軸20に実質的に垂直に延びると考えることができる。図1からわかるように、かみそりヘッド3は、ハンドル2とは反対側を向いている機能面56の反対側に配置された一対のより大きな側面55及び57を有する実質的に矩形の箱状形状を有することができる。かみそりヘッド3は、前述の大きい方の側面55、57及び機能面56に隣接する2つの小さい方の側面58、59を更に有する。
かみそりヘッド3は、一対の細長いカッタユニット100を含むことができ、各々は、前述の主軸40と平行に延びることができる往復運動軸8に沿って往復運動式に駆動され得る細長いカッタ素子4を備える。カッタ素子4は、カッタ素子4を覆う剪断フォイル5と協働してその下を往復運動することができる。
カッタ素子4は、かみそりヘッド3に対して、より具体的にはかみそりヘッドフレーム6に対して移動可能に支持されてもよく、それによって、一方では、カッタ素子4は、旋回軸7及び傾斜軸11の周りにかみそりヘッド3と一緒に旋回及び傾斜することができ、他方では、カッタ素子4は、かみそりヘッドフレーム6に対して切断又は往復運動軸8に沿って振動することができ、往復運動軸8は、細長いカッタ素子4の長手方向軸と平行に延びることができる。これらの自由度に加えて、カッタ素子4は、追加の軸に沿って及び/又はその周りで、かみそりヘッドフレーム6に対して移動可能であり得る。例えば、カッタ素子4は、かみそりヘッド3がそれと整列した位置にあるときに、かみそりヘッド3にもぐりこむ、すなわち長手方向ハンドル軸20と実質的に平行な軸に沿って変位されてもよい。
かみそりヘッド3は、前述の一対のカッタ素子4の間又はその側面に沿って配置され得る長毛カッタなどの更なる機能素子を含むことができる。直線的に振動する前述の細長いカッタ素子4に加えて又はその代わりに、回転又は回転可能に振動することができる回転タイプのカッタ素子を提供することも可能であろう。
図2及び図3からわかるように、かみそりヘッド3は、平行軸の周りに枢動することができる一対のリンクアーム31及び32を備えることができる4ジョイントリンケージ33を含むことができる支持構造30によってハンドル2上に支持されている。そのようなリンクアーム31及び32は、図7に示すように、U形状断面を含む棒形状又はフレーム状の構造を有していてもよい。
リンクアーム31及び32は、直立した起立構成で配置されており、ここで、かみそりヘッド3に接続されたそれらのリンクアーム31及び32の端部部分は、ハンドル2又はそのようなハンドル2に接続されたベース部45に接続されたそれらのリンクアーム31及び32の反対側の端部部分よりも、ハンドル2から更に遠くに離れている。つまり、かみそり1が、かみそりヘッド3をハンドル2の上にした直立位置にあると考えると、リンクアーム31及び32の上端部分はかみそりヘッド部に連結され、一方リンクアーム31及び32の下端部分は、ハンドル2又はその上に取り付けられたベース部に接続される。
かみそりヘッド3の主軸40が長手方向ハンドル軸20に対して実質的に垂直に延びるかみそりヘッド3の中立又は非傾斜位置では、リンクアーム31及び32は、長手方向ハンドル軸20を含み、カッタ振動軸8に対して横方向に延びる中心面に対して対称に配置され得る(図2(a)参照)。より具体的には、リンクアーム31、32は、そのような中心面に対して鋭角に傾いていてもよい。
図2及び図3からわかるように、リンクアーム31及び32がハンドル2又はベース部45に枢動可能に接続されているハンドルジョイント31b及び32bは、ヘッドジョイント31aと32aとの間の距離よりも大きな距離L1だけ互いに離間しており、ここでリンクアーム31及び32は、かみそりヘッド部に枢動可能に接続されている。距離L1と距離L2との間の比率は、前述のように所望の運動学を達成するように変化させてもよく、及び/又はリンクアーム31及び32の長さに適合されてもよい。
より具体的には、リンクアーム31及び32は、上述の中心面にかなり接近して配置されてもよい。例えば、ハンドルジョイント31b、32bの互いからの距離L1は、カッタ素子の往復軸8の方向で測定したかみそりヘッド3の長さL3の50%未満又は40%未満であることができる(図2(a)参照)。
更に又はあるいは、リンクアーム31、32の長さlは、かなり短く選択されてもよく、スペースを節約するコンパクトな配置及びかみそりヘッド3の容易に制御可能な運動学を可能にする。より具体的には、リンクアーム31、32の長さlは、リンクアーム31のヘッドジョイント31a、リンクアーム32のヘッドジョイント32aの互いからの距離L2よりも小さくてもよく、かつ/又はカッタ素子の往復運動軸8の方向で測定したかみそりヘッド3の長さL3の30%未満若しくは25%未満若しくは20%未満であってもよい(図2(b)参照)。リンクアームの長さlは、リンクアーム31のヘッドジョイント31a又はリンクアーム32のヘッドジョイント32a、及びリンクアーム31のハンドルジョイント31b又はリンクアーム32のハンドルジョイント32bの互いからの距離に対応し、両方のリンクアーム31、32は同じ長さlを有してもよい。
図2からわかるように、かみそりヘッドフレーム6は、傾斜軸11に平行な枢動軸を画定するそのヘッドジョイント31a及び32aにおいてリンクアーム31及び32に接続されてもよい。その結果、かみそりヘッドフレーム6は、傾斜軸11の周りにハンドル2に対して傾斜することができる。
更に、かみそりヘッドフレーム6は、カッタ支持フレーム46などの別のかみそりヘッド部を枢動可能に支持することができ、そのようなカッタ支持フレーム46が、かみそりヘッドフレーム6とカッタ支持フレーム46との間でピボットベアリング34によって画定される旋回軸7の周りを旋回することを可能にする。そのようなピボットベアリング34は、穴又は窪み又はボールソケット内に受容されたシャフト又はボールを含むことができ、旋回軸7は、かみそりヘッドフレーム6に対して固定することができる。
前述のカッタ素子4は、カッタ支持フレーム46において支持されてもよく、カッタ素子4は、カッタ支持フレーム46に対して往復運動軸8に沿って前述の往復運動駆動移動を実行することを可能にされてもよい。更に、カッタ素子4は、そのようなカッタ支持フレーム46に対してハンドル2に向かってもぐりこんでもよい。
4ジョイントリンケージ33の前述の直立構成により、かみそりヘッド3は、その傾斜の後、かみそりヘッド3をハンドル2から離れるように、及び/又はベース部45から離れるように強制する付勢手段70によって中立又は非傾斜位置に戻すことができる。図6からわかるように、そのような付勢手段70は、カッタユニットをハンドル2から離れる方向に強制するばねデバイスを含むことができ、そのようなばねは、カッタ素子4を往復運動式で駆動するための前述のカッタユニット100と駆動トレイン素子との間に配置することができる。したがって、付勢手段70は、リンクアーム31及び32、したがってかみそりヘッド3をそれらの/その中立の非傾斜位置に付勢し、カッタユニット4がもぐりこむこと及び/又は浮動することを可能にすることを含む、二重機能又は多機能を果たすことができる。
かみそりヘッド構造に対するカッタ素子4のそのようなもぐりこみに加えて又はその代わりに、カッタ素子4を含むかみそりヘッド3全体のもぐりこみを可能にすることも可能であろう。例えば、前述のリンクアーム31及び32は、ハンドル2に直接接続される必要はないが、それらは、ハンドル2の長手方向軸20に沿って移動されるハンドル2上で移動可能に支持され得るベース部分45にリンクすることができる。言い換えると、リンクアーム31及び32、したがってかみそりヘッド3全体を枢動可能に支持するベース部45がハンドル2に向かってもぐりこんでもよく、付勢デバイス又はばねデバイスをハンドル2とベース部45との間に提供して、かみそりヘッド3が付勢力又はばね力に抗してもぐりこむことができるように、ベース部45をハンドル2から離れるように及び/又はかみそりヘッド3に向けて付勢又は強制することができる。しかしながら、あるいは、そのようなベース部45もハンドル2に堅固に取り付けることができる。
図2及び図3からわかるように、傾斜運動を可能にする4ジョイントリンケージ33が、ハンドル2と旋回支持構造34との間に配置されているので、旋回支持構造は傾斜軸11の周りで傾斜動作を実行することができる。しかしながら、図4に示されるように、そのような順序又は構造は、4ジョイントリンケージ33が旋回運動を可能にするように逆にされてもよい。より具体的には、ベース部45は、ハンドル2に対して旋回軸7の周りに旋回することができるようにハンドル2上に枢動可能に支持されてもよく、4ジョイントリンケージ33のリンクアーム31及び32は、それらのハンドルジョイント31b及び32bと共に、そのような旋回ベース部45に接続されてもよい(図4参照)。
図2及び図3に示すように、旋回軸7はカッタ素子4を貫通して又はその近傍に延びてもよく、一対のカッタ素子が提供されている場合、旋回軸7はカッタ素子4の間に延びてもよい。例えば、旋回軸7は、かみそりヘッド3の上半分、すなわちハンドル2から更に遠く離れたかみそりヘッド3の半分内に延びてもよく、又はかみそりヘッド3の最上部の4分の1内に若しくはブロック状のカッタ素子4が収容されているかみそりヘッド3の上部部分を通って延びてもよい。
4ジョイントリンケージ33によって画定された傾斜軸11は、旋回軸7の近くに配置されてもよい。より具体的には、傾斜軸11は、4ジョイントリンケージ33並びにリンクアーム31及び32の移動により、移動することができる。図2からわかるように、一方のリンクアーム31のヘッドジョイント31a及びハンドルジョイント31bを通る1つの直線と、他方のリンクアーム32のヘッドジョイント32a及びハンドルジョイント32bを通る別の1つの直線の2つの直線の交差が、経路又はポールホード60に沿って移動することができる傾斜軸11に対応する瞬間回転中心61を画定する。
リンクアーム31及び32、具体的にはその長さ並びにヘッドジョイント及びハンドルジョイントの配置は、かみそりの動作中にかみそりヘッドをハンドルに対して傾斜させることの限られた作業範囲を考慮したときに瞬間回転中心61に関して傾斜軸11がそれに沿って動くことができるポールホード60が機能面56に向かって凸状である湾曲した輪郭を有するように、構成することができ、ポールホードの60のそのような凸状湾曲は、かみそりヘッド3が傾斜軸11の周りに傾斜しているときでも、瞬間的な回転中心61を旋回軸7の近くに維持するかなり浅い輪郭を有することができる。
図2からわかるように、リンクアーム31及び32は、軸11を傾けるためのポールホード60が全体としてかみそりヘッド3内に延びるように構成することができ、そのようなポールホード60の大部分は、かみそりヘッド3の上部半分、すなわちハンドル2から更に遠く離れたかみそりヘッド3の半分に延びることができる。例えば、図2aに示すように、中立又は傾斜かみそりヘッド位置に対するポールホード60の中心点を考慮すると、左にポールホード60の少なくとも3分の1及び右にポールホード60の3分の1がかみそりヘッド3の上半分に延びることができる。
リンクアーム31及び32の構成は、傾斜軸11の周りにかみそりヘッド3を傾斜させるときに、カッタ素子4の領域内のかみそりヘッド3の仮想中心点41が軌道62に沿って移動するように選択することができ、軌道61は、互いにハンドル2に向かって分岐する2つの軌道ブランチを含むピッチ屋根状構成を有してもよい。前述の中心点41は、長手方向ハンドル軸20とかみそりヘッド3の非傾斜位置内の旋回軸7との交点付近の領域でリンクアーム31、32のヘッドジョイント31a、32aに取り付けられたかみそりヘッド部の固定点とみなすことができる。動作中、中心点41である、かみそりヘッド3の傾斜中のこの中心点41は、その軌道62に沿って移動し、その輪郭は4ポイントリンケージ33の構成によって画定される。
図2に示すように、軌道62は、かみそりヘッド3の機能面側から軌道62を見たときに、凸状の輪郭を有することができ、軌道62は中央ピークを有し、そこから2つの軌道ブランチがハンドル2に向かって下がる。そのような凸状の軌道により、かみそりヘッド3が傾斜すると、中心点41も僅かにもぐりこむ。
その傾斜に関するかみそりヘッド3の運動学は、輪郭適合の良好な制御及びかみそりの取り扱いの改善を提供することができる。具体的には、かみそりヘッド3がその中立位置若しくは非傾斜位置にあるか、又は僅かしか傾斜していないときには、かみそりヘッド3は、傾斜に対してより高い安定性を示すが、かみそりヘッドは、特定の角度に既に傾斜しているとき、より容易に更に傾斜する。言い換えると、かみそりヘッドの傾斜に対する意欲は、傾斜角が大きくなるにつれて大きくなる。
これは、図5から理解することができ、その端部側でかみそりヘッド3は傾斜時にハンドルに向かってもぐりこむかみそりヘッド3の端部側から離れるように移動する傾斜軸11を画定する瞬間回転中心によって達成されるか又は少なくとも支持され得る。例えば、図5は、時計回りの傾斜によってもぐりこむヘッド3の右側を示す。4ジョイントリンケージ33の構成により、傾斜軸11、より具体的には瞬間回転中心をポールホード60に沿ってかみそりヘッド3の左端側に向けて移動させ、かみそりヘッド3を更に傾斜させるように強制する接触力のレバーアームにより、傾斜角度の増加と共に増加するレバーアーム80が得られる。更にかみそりヘッド3が右側に傾斜すると、瞬間回転中心が更に左側に移動し、これは、接触圧力がレバーアームになってシェーバヘッド3を更に傾斜させる機能面56の部分を増加させる(図5の部分図(b)参照)。
図6からわかるように、各カッタ素子4は、ハンドル2を形成するかみそりハウジングからかみそりヘッド3内へカッタ素子4まで延びる細長い駆動トランスミッタ9によって振動式に駆動することができる。そのような細長い駆動トランスミッタ9は、ハンドル2を形成するかみそりハウジングの内部からハンドル2の外部へと延びる、それはかみそりハウジングのシェルを通ってかみそりヘッド3へと延びることを意味する、剛性シャフト90を含むことができ、ここで、駆動ユニットは、シャフト90を振動式に回転させるために、ハンドル2を形成するかみそりハウジング内に収容されたモーター93を含むことができる。そのようなモーター93は、例えばモーターシャフトの回転をシャフト90の回転振動に変換するクランク機構を介して、適切な方法でシャフト90に接続された回転電気モーターであることができる。
その長手方向又は回転軸190を備えたシャフト90は、ハンドル2を形成するかみそりハウジングに対して固定された向きに、具体的には長手方向かみそりハウジング軸20と実質的に平行に、又は、例えば、2°~20°又は5°~15°の鋭角でそれに対して僅かに傾いて保持される。
図6からわかるように、ハンドルジョイント31b、32b及びヘッドジョイント31a、32bによって画定された4つのジョイントリンケージの枢動軸は、駆動シャフト90に対して横方向にその反対側に延びる。リンクアーム31、32は、駆動軸90の反対側に配置することができ、それらの間に前述の駆動軸90を挟むことができる。
図2は1つの駆動ピン91のみを示しているが、2つのカッタ素子4があるとき2つの駆動ピン91があってもよいことは図6から明らかであり、そのような細長い駆動ピン91は、互いに平行に延び(図6参照)、又は3つ以上のカッタ素子4がある場合には3つ以上の駆動ピン91となる。
駆動ピン91は各々、前述のシャフト90によって駆動されて、細長いカッタ素子4の長手方向の延長部と実質的に平行な方向に、かみそりヘッド3に対して一軸に振動する(図4及び図5参照)。より具体的には、シャフト90及びクランクアーム92の回転振動により、駆動ピン91は円経路に沿って振動を実行する。しかしながら、クランクシャフト92がカッタ素子4の振動軸線8に対して実質的に垂直な方向に延びているとき、少なくとも、クランクアーム92がそこから前後反対方向に回転可能に振動するシャフト90及びクランクアーム92の中立位置又は中間位置を考慮する場合、駆動ピン91がそれに沿って振動する円形経路のセグメントは、振動軸8に対して接線方向を向いている。回転振動の振幅は制限されるので、円形経路のセグメントは、振動軸8に対してほぼ平行、及び/又は振動軸8に対してほぼ線形で平行とみなすことができる。
シャフト90及び駆動ピン91を含む駆動伝トランスミッタ9全体は、その駆動ピン91に関して細長い駆動トランスミッタ9の突起端部が、カッタ素子4内に提供された内部スペース内に延びるように、ハンドル2からカッタ素子4に延びることができる。
シャフト90、クランク素子92及び駆動ピン91を含む駆動トランスミッタ9全体は、各駆動ピン91によって画定される長手方向軸13がハンドル2に対して固定方向に延びるように、回転可能に、しかしそれ以外は堅固に支持される、堅固な構造を形成する(図2及び図6参照)。そのような長手方向軸13は、ハンドルの長手方向軸20に対して実質的に平行であるか、又は鋭角でそれに対して傾いていてもよい。
図6からわかるように、細長い駆動トランスミッタ9の駆動ピン91は、カッタ素子4と係合するジョイントによってカッタ素子4に連結されている。
前述の旋回軸7及び傾斜軸11は、カッタ素子4を駆動トランスミッタ9に接続する接続点200を含む仮想平面内又は仮想平面の直近に延びることができ(図6参照)、仮想平面は、駆動シャフト90の長手方向軸190に対して実質的に垂直に延びている。
本明細書にて開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に指示がない限り、このような各寸法は、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することが意図される。例えば「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。

Claims (16)

  1. ハンドル(2)と、駆動可能なカッタ素子(4)及び剪断フォイル(5)を含む少なくとも1つのカッタユニット(100)を含むかみそりヘッド(3)と、駆動トランスミッタ(9)を介して前記カッタ素子(4)に接続されたモーター(93)と、を備え、前記かみそりヘッド(3)は、旋回軸(7)及び/又は傾斜軸(11)を提供する支持構造(30)によって前記ハンドル(2)に接続され、前記軸の周りで、前記かみそりヘッド(3)が前記ハンドル(2)に対して旋回又は傾斜することができ、前記支持構造(30)は、4ジョイントリンケージを形成する一対のリンクアーム(31、32)を含み、各前記リンクアーム(31、32)が、かみそりヘッド部に接続されたヘッドジョイント(31a、32a)、及び前記ハンドル(2)又は前記ハンドル(2)に接続されたベース部に接続されたハンドルジョイント(31b、32b)を有し、前記リンクアーム(31、32)は、前記リンクアーム(31、32)の前記ヘッドジョイント(31a、32a)が前記リンクアーム(31、32)の前記ハンドルジョイント(31b、32b)よりも前記ハンドル(2)から更に遠く離れた起立構成で取り付けられ、前記モーター(93)が前記ハンドルジョイント(31b、32b)の前記かみそりヘッドとは反対の側で前記ハンドル(2)内に受容されていることを特徴とし、前記駆動トランスミッタ(9)は、前記ハンドル(2)から前記かみそりヘッド(3)内に延び、前記リンクアーム(31、32)を通過する駆動シャフト(90)を含み、前記ハンドルジョイント(31b、32b)及び前記ヘッドジョイント(31a、32b)によって画定される前記4ジョイントリンケージの枢動軸は、その反対側で前記駆動シャフト(90)に対して横方向に延びる、電気かみそり。
  2. 前記リンクアーム(31、32)は、前記駆動シャフト(90)の回転軸(190)に対して横方向に、及び前記カッタ素子(4)の往復運動軸(8)に対して横方向に延びる、傾斜軸(11)を提供する、請求項1に記載の電気かみそり。
  3. 前記駆動トランスミッタ(9)は、前記シャフト(90)に堅固に接続されたクランク素子(92)と、前記クランク素子(92)に堅固に接続され、前記カッタ素子(4)と駆動係合する駆動ピン(91)とを更に含み、前記シャフト(90)は、前記駆動ピン(91)の長手方向軸(13)が前記ハンドル(2)に対して固定された向きに延びるように、前記ハンドル(2)によって、回転可能であるがそれ以外は固定されて支持され、前記駆動ピン(91)の長手方向軸(13)は、前記カッタ素子の往復運動軸/前記往復運動軸(8)に対して横方向に延びる、請求項1又は2に記載の電気かみそり。
  4. 前記駆動シャフト(90)は、その回転軸(190)と共に、前記ハンドルの長手方向軸と平行に、又は前記ハンドルの長手方向軸(20)に対して30°未満、若しくは20°未満、若しくは10°未満の鋭角で延びる、請求項1~3のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  5. 前記リンクアーム(31、32)は、前記かみそりヘッド(3)の中立位置又は中間位置又は非傾斜位置において、二重ピッチ屋根状構成に配置され、前記リンクアーム(31、32)の前記ハンドルジョイント(31b、32b)同士の距離(L1)は、前記リンクアーム(31、32)の前記ヘッドジョイント(31a、32a)同士の距離(L2)よりも大きく、前記ハンドルジョイント(31b、32b)同志の前記距離(L1)は、前記カッタ素子の往復運動軸(8)の方向で測定した前記かみそりヘッド(3)の前記長さ(L3)の50%未満である、請求項1~4のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  6. 前記リンクアーム(31、32)の長さ(l)は、前記リンクアーム(31、32)の前記ヘッドジョイント(31a、32a)同志の距離/前記距離(L2)よりも小さい、請求項1~5のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  7. 前記リンクアーム(31、32)は、前記カッタ素子(4)を貫通して及び/又は前記カッタ素子(4)に隣接して延び、前記かみそりヘッド(3)の回転の動作範囲を考慮するとき、剃毛される皮膚と接触するように、前記かみそりヘッド(3)の機能面(56)に向かって凸状である、湾曲形状を有する、経路(60)に沿って移動する瞬間回転中心を画定するように構成され、前記かみそりヘッド(3)の前記瞬間回転中心(61)は、前記かみそりヘッド(3)のもぐりこみ側(58、59)から更に遠くに移動し、前記もぐりこみ側(58、59)で、前記かみそりヘッド(3)は、前記リンクアーム(31、32)によって画定される前記軸の周りを回転するときに、前記ハンドル(2)に向かってもぐりこむ、請求項1~6のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  8. 前記経路(60)は、前記かみそりヘッド(3)の旋回軸(7)から前記ハンドル(2)に向かって延びる半球内に完全に延び、前記旋回軸(7)は前記傾斜軸(7)に対して横方向に、及び前記ハンドル(2)の前記長手方向軸(20)に対して横方向に延び、かつ/又は前記経路(60)は、前記カッタ素子(4)の往復運動軸(8)に対して垂直な方向に前記カッタ素子(4)の反対側の端部部分を通る仮想平面間に画定されたスペースに制限される、請求項7に記載の電気かみそり。
  9. 前記リンクアーム(31、32)は、前記かみそりヘッド(3)の仮想中心点(41)に対して、前記ハンドル(2)に向かって互いに分岐する2つのブランチを備えた二重ピッチ屋根構成を有する軌道(62)を画定するように構成され、前記仮想中心点(41)は、前記リンクアーム(31、32)の前記ヘッドジョイント(31a、32a)に接続されて前記かみそりヘッド部の前記中心で前記カッタ素子(4)の前記領域に配置された前記かみそりヘッド部と共に固定された点である、請求項1~8のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  10. 前記軌道(62)の前記2つのブランチは、前記軌道(62)のピーク点から鋭角に、前記ピーク点を通って、前記シャフト(90)に平行な中心平面まで延び、前記軌道(62)は、前記平面に垂直な方向に、前記かみそりヘッド(3)の全延長の±15%未満だけ、前記平面から延びる、請求項9に記載の電気かみそり。
  11. 前記リンクアーム(31、32)は、前記かみそりヘッドを傾斜させるために、剃毛される皮膚と接触するように前記かみそりヘッド(3)機能面(56)に作用する力の方向が、前記傾斜軸に垂直であり、前記かみそりヘッドの機能面(56)と交差する垂直軸(20)によって画定された前記かみそりヘッドの点の主傾斜運動成分の方向に対応するように、構成されている、請求項1~10のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  12. 前記支持構造(30)は、前記カッタ素子(4)の機能面を貫通して及び/又は前記カッタ素子(4)の機能面に隣接して延びる旋回軸/前記旋回軸(7)を提供し、前記旋回軸(7)は、前記ハンドル(2)の長手方向軸(20)に対して横方向に、及び前記カッタ素子(4)の往復運動軸/前記往復運動軸(8)と実質的に平行に延びる、請求項4~11のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  13. 前記旋回軸(7)は、前記ハンドル(2)に対して傾斜軸(11)の周りに傾斜可能なかみそりヘッドフレーム(6)に対する前記カッタ素子(4)の旋回を可能にし、前記旋回軸(7)は、固定枢動軸を提供するピボットベアリング(34)によって形成される、請求項1~12のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  14. 前記かみそりヘッド(3)を前記ハンドル(2)から離れるように及び/又は前記ベース部(45)から離れるように付勢する、付勢手段(70)が提供され、それによって、前記かみそりヘッド(3)を前記リンクアーム(31、32)の中立位置又は非傾斜位置に付勢し、前記カッタユニット(100)の浮動を可能にする、請求項1~13のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  15. 前記一対のリンクアーム(31、32)は、それらのハンドルジョイント(31b、32b)と共に、前記ハンドル(2)上に移動可能に支持された前記ベース部(45)に接続されて、前記ハンドル(2)の前記長手方向軸(20)に沿った前記ハンドル(2)に向けた前記支持構造(30)全体のもぐりこみを可能にし、付勢デバイス又はばねデバイスが、前記ベース部(45)を前記ハンドル(2)から離れるように付勢又は強制するために提供される、請求項4~14のいずれか1項に記載の電気かみそり。
  16. 前記旋回軸(7)及び前記傾斜軸(11)は、前記カッタ素子(4)を駆動するために前記カッタ素子(4)を前記駆動トランスミッタ(9)に接続する接続点(200)を含む仮想平面内又は仮想平面の直近に延び、前記仮想平面は、前記駆動シャフト(90)の前記長手方向軸(190)に実質的に垂直に延びる、請求項4~15のいずれか1項に記載の電気かみそり。
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