JP2022107861A - 回診撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】動態撮影を行う回診に関し、動態特有の各種変動要因を考慮して、効率的な撮影計画を提供する。【解決手段】回診撮影システム100の制御部101は、動態撮影に関するオーダー情報を取得し、取得したオーダー情報に基づいて、休止工程を含む動態撮影の撮影計画を作成する。そして、作成した撮影計画を表示部103により表示(出力)する。【選択図】図3

Description

本発明は、回診撮影システム、プログラム及び撮影計画作成方法に関する。
従来、病院内を回診して放射線撮影を行うことを目的とした移動型放射線撮影装置が知られている。また、移動型放射線撮影装置を用いた撮影を伴う回診を円滑に進めるための撮影管理についての各種技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、移動型放射線撮影装置で使用されるFPD(Flat Panel Detector)のバッテリー残量不足が発生しない撮影順序を導出して表示することが記載されている。また、もしバッテリー残量不足が発生しない撮影順序が導出できず、回診中にFPDのバッテリー残量不足が生じる場合は、充電タイミングである旨を表示することが記載されている。
また、例えば、特許文献2、3には、複数の移動型X線撮影装置を用いた回診において、回診予定、および回診予定の変更に関する情報管理を行うシステムが記載されている。
特開2017-99783号公報 特開2006-340788号公報 特開2018-158026公報
しかしながら、移動型放射線撮影装置での動態撮影には、FPDのバッテリー以外にも、移動型放射線撮影装置のバッテリー残量、線源の発熱、FPDのメモリー残量といった各種変動要因が存在し、かような変動要因により、回診中に回診撮影を継続できなくなる可能性があることを見出した。特許文献1では、FPDのバッテリー残量不足が発生しない撮影順序を導出することについては開示があるものの、FPDのバッテリー残量不足以外の変動要因により回診撮影が継続できなくなることを考慮した撮影計画を導出することについて触れられていない。このため、例えば、放射線技師や看護師等は、回診中に回診撮影が継続できなくなることを突然知ることとなり、放射線技師や看護師等が計画的に業務を行うことができず、業務が非効率となってしまう。また、特許文献2、3においては、動態撮影の回診予定を管理することについては触れられていない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、動態撮影を行う回診に関し、動態特有の各種変動要因を考慮して、効率的な撮影計画を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
前記オーダー情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
前記撮影計画を出力する出力部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記作成部は、第1の被検者の動態撮影と第2の被検者の動態撮影との間に前記休止工程を入れること、
を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記作成部は、第1の病室での動態撮影と第2の病室での動態撮影との間に前記休止工程を入れること、
を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の発明において、
前記作成部は、前記休止工程の時間を、線源の発熱に関する情報と、回診撮影に関する蓄電の情報と、動態撮影により得られた動態画像を格納するメモリーの情報と、無線通信の情報と、の少なくとも1つに基づいて決定すること、
を特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記線源の発熱に関する情報は、当該線源の熱容量の情報と、標準的な1回の動態撮影により発熱する温度の情報との少なくとも一方を含むこと、
を特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記回診撮影に関する蓄電の情報は、放射線撮像装置の蓄電容量と現在の蓄電量、回診車本体の蓄電部の容量と現在の蓄電量の少なくとも一方の情報を含むこと、
を特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記動態撮影により得られた動態画像を格納するメモリーの情報は、回診車本体の画像格納部の記憶容量と現在の残量の情報を含むこと、
を特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記無線通信の情報は、院内の第一の位置に比べて無線電波が弱い第二の位置を示した情報、又は、院内の所定の位置の通信速度の情報を含むこと、
を特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1~8のいずれか一項に記載の発明において、
前記作成部は、前記休止工程の長さを、使用環境に関する情報に基づいて決定すること、
を特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1~9のいずれか一項に記載の発明において、
前記作成部は、前記撮影計画と撮影実施状況とに基づいて当該撮影計画を更新すること、
を特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1~10のいずれか一項に記載の発明において、
前記撮影計画には、第一の休止工程を含む第一の撮影計画と、前記第一の休止工程よりも休止工程の長さが短く、前記第一の撮影計画よりも休止工程の回数が多い第二の撮影計画とを含むこと、
を特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1~11のいずれか一項に記載の発明において、
前記作成部は、休止工程を含まない前記動態撮影の第三の撮影計画を作成すること、
を特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1~12のいずれか一項に記載の発明において、
前記作成部は、放射線による静止画の撮影計画を作成すること、
を特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1~13のいずれか一項に記載の発明において、
前記放射線を照射する線源を備えること、
を特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明において、
前記線源により照射された放射線に基づく放射線画像を生成する放射線撮像装置を備えること、
を特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の発明において、
前記放射線撮像装置に電力を供給する蓄電部を備えること、
を特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の発明において、
前記蓄電部は、さらに前記線源に電力を供給すること、
を特徴とする。
請求項18に記載の発明のプログラムは、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成するコンピューターを、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部、
前記オーダー情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部、
前記撮影計画を出力する出力部、
として機能させる。
請求項19に記載の発明は、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成する撮影計画作成方法であって、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する工程と、
前記オーダー情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する工程と、
前記撮影計画を出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、動態撮影を行う回診に関し、動態特有の各種変動要因を考慮して、効率的な撮影計画を提供することができる。
回診撮影システムの全体構成例を示す図である。 図1の回診撮影システムの機能的構成を示すブロック図である。 図2の制御部により実行される撮影計画作成処理を示すフローチャートである。 撮影計画表示画面の一例を示す図である。 図2の制御部により実行される回診処理を示すフローチャートである。 詳細画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(回診撮影システム100の構成)
まず、本発明の実施形態の構成について説明する。
図1に、本実施形態における回診撮影システム100の全体構成例を示す。
回診撮影システム100は、例えば、移動が困難な患者の放射線撮影を回診で行うためのシステムであり、回診撮影の撮影計画を作成する機能及び動態撮影を実施する機能を有する。ここで、動態撮影は、動く状態、変動している状態を撮影するものであって、動画を記録するための撮影であり、動態撮影に動画撮影が含まれる。ただし、動態撮影には、動画を表示しながら静止画を撮影するものは含まない。回診撮影システム100は、本体1と、放射線源(線源)2と、FPDカセッテ3と、を備えて構成されている。回診撮影システム100は、本体1に車輪を有し、移動可能な回診車として構成されている。また、本体1には、FPDカセッテ3を収納するための収納部10が設けられている。収納部10には、収納されたFPDカセッテ3と接続するためのコネクター108(図2参照)が設けられており、収納されたFPDカセッテ3のバッテリー301(図2参照)を充電しながら搬送できるようになっている。
なお、本実施形態において、回診撮影システム100は、回診車として構成される本体1に撮影計画を作成する機能を有する場合を例にとり説明するが、撮影計画を作成する機能は、回診車とは別体の装置(例えば、PC(Personal Computer)等)に設けられる構成としてもよい。また、回診撮影システム100は、車輪を有していないポータブルのものであってもよい。
回診撮影システム100は、図1に示すように、手術室、集中治療室や病室Rc等に持ち込まれ、FPDカセッテ3を、例えばベッドBに寝ている被写体H(被検者)とベッドBとの間もしくは、図示しないベッドBの被写体Hとは反対面に設けられた挿入口に差し込む等した状態で、放射線源2から放射線を照射して、被写体Hの静止画撮影又は動態撮影を行う。本実施形態において、静止画撮影とは、1回の撮影操作(曝射スイッチ102aの押下)に応じて一枚の被写体の画像を取得することをいう。動態撮影とは、被写体に対し、X線等の放射線をパルス状にして所定時間間隔で繰り返し照射するか(パルス照射)、もしくは、低線量率にして途切れなく継続して照射する(連続照射)ことで、被写体の動態を示す複数の画像を取得することをいう。動態撮影により得られた一連の画像を動態画像と呼ぶ。また、動態画像を構成する複数の画像のそれぞれをフレーム画像と呼ぶ。
図2は、回診撮影システム100の機能的構成を示すブロック図である。
回診撮影システム100の本体1は、図2に示すように、制御部101、操作部102、表示部103、記憶部104、通信部105、駆動部106、バッテリー107、コネクター108、充電部109、温度計112等を備えて構成され、各部はバス110により接続されている。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。制御部101のCPUは、操作部102の入力に応じて、記憶部104に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、後述する撮影計画作成処理を始めとする各種処理を実行する。制御部101は、取得部、作成部として機能する。
操作部102は、表示部103の表面を覆うように透明電極を格子状に配置したタッチパネル等を有し、手指やタッチペン等で押下された位置を検出し、その位置情報を操作情報として制御部101に入力する。
また、操作部102は、ユーザーが放射線の曝射開始を指示するための曝射スイッチ102aを備える。
表示部103は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等のモニターにより構成され、制御部101から入力される表示信号の指示に従って、表示を行う。表示部103は、出力部として機能する。
記憶部104は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成される。記憶部104は、制御部101で実行される各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメーター、或いは処理結果等のデータを記憶する。
例えば、記憶部104には、オーダー情報記憶部104a、撮影計画記憶部104b、画像格納部104c等が設けられている。
オーダー情報記憶部104aには、図示しないRIS(Radiology Information System)から受信したオーダー情報が記憶される。ここで、オーダー情報は、撮影に関する被検者ごとの情報であり、例えば、検査識別情報(検査ID等)、検査日付、被検者に関する情報(患者情報(氏名、性別、年齢、体格(身長、体重等)、病室等)、被検者に対して実施される撮影に関する情報(撮影ID、診断目的、静止画撮影又は動態撮影の区別を示す撮影種別、撮影条件(例えば、撮影部位、撮影方向、フレームレート、撮影枚数、放射線源2の照射電力(管電圧、管電圧、照射時間等)等)、備考(例えば、手術室での撮影、救急、優先度等))が含まれる。なお、患者情報には、被検者の現在のコンディション(呼吸が困難等)、疾患、要介護度等を含めることとしてもよい。また、撮影条件は、オーダー情報に含まれる体格等に基づいて、制御部101が導出することとしてもよい。
撮影計画記憶部104bは、後述する撮影計画作成処理で作成された撮影計画の情報を記憶する。
画像格納部104cは、回診撮影により取得された画像データを外部装置(解析装置やPACS(Picture Archiving and Communication System)等)への転送前に一時的に格納するメモリー領域である。
また、記憶部104には、放射線源2の熱容量の情報、標準的な1回の動態撮影により発熱する温度の情報、バッテリー107及びバッテリー301の容量、画像格納部104cの記憶容量(メモリー容量)、院内マップ、回診経路、回診開始時刻及び終了時刻、曜日ごとの回診対象に関する情報、撮影優先度、各種テーブル等が記憶されている。院内マップには、例えば、院内の病室、手術室、緊急室などの位置や、エレベーター等の無線電波が届かない又は弱いところの位置、院内の各地点の通信速度等を示す情報等が含まれる。
通信部105は、FPDカセッテ3とデータの送受信を行うための第1の通信部105aと、院内の随所に設けられた無線アクセスポイントを介してLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク(院内ネットワーク)に接続されたRIS、解析装置、PACS等の外部装置と無線通信によりデータの送受信を行うための第2の通信部105bを備える。
駆動部106は、放射線源2の管球駆動を行う回路である。駆動部106と放射線源2とはケーブルを介して接続されている。
バッテリー(蓄電部)107は、本体1の各部及び放射線源2へ電力を供給する。バッテリー107は、ACケーブル111を介して外部から充電することが可能である。バッテリー107は、撮影作業のない時間帯で予めACケーブル111を介して充電されており、移動時にはACケーブル111は本体1の内部に収納される。
コネクター108は、収納部10の内部に設けられ、収納部10に収納されたFPDカセッテ3と電気的に接続する。
充電部109は、制御部101からの制御に基づいて、非撮影時間に、バッテリー107から供給される電力により、コネクター108を介して接続されたFPDカセッテ3のバッテリー301を充電する回路である。
温度計112は、放射線源2の近傍に設けられ、放射線源2の温度を計測する温度計と、回診撮影システム100が設けられている室の室温を計測する温度計を備える。
放射線源2は、駆動部106により駆動され、被写体Hに対し放射線(X線)を照射する。
FPDカセッテ3は、放射線源2により照射された放射線に基づく放射線画像(画像データ)を生成する放射線撮像装置である。FPDカセッテ3は、充電式のバッテリー(蓄電部)301を駆動源とする可搬型の放射線検出器であり、静止画撮影及び動態撮影に対応している。FPDカセッテ3は、例えば、ガラス基板等を有しており、基板上の所定位置に、放射線源2から照射されて少なくとも被写体Hを透過した放射線をその強度に応じて検出し、検出した放射線を電気信号に変換して蓄積する複数の検出素子が二次元状に配列されている。検出素子は、フォトダイオード等の半導体イメージセンサーにより構成される。各検出素子は、例えばTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング部に接続され、スイッチング部により電気信号の蓄積及び読み出しが制御され、画像データ(フレーム画像)が取得される。
FPDには放射線をシンチレータを介して光電変換素子により電気信号に変換する間接変換型、放射線を直接的に電気信号に変換する直接変換型があるが、FPDカセッテ3としては何れを用いてもよい。
(回診撮影システム100の動作)
次に、回診撮影システム100の動作について説明する。
図3は、制御部101により実行される撮影計画作成処理の流れを示すフローチャートである。撮影計画作成処理は、操作部102により回診による動態撮影の撮影計画の作成指示が入力された際に、制御部101と記憶部104に記憶されているプログラムとの協働により実行される。本実施形態では、回診により動態撮影を行う場合を例にとり説明する。
まず、制御部101は、RISから回診で実施する動態撮影のオーダー情報を取得する(ステップS1)。
例えば、制御部101は、通信部105を介して図示しないRISに接続し、RISから回診で実施する動態撮影のオーダー情報のリストを取得して表示部103に表示させるとともに、オーダー情報記憶部104aに記憶させる。
次いで、制御部101は、取得したオーダー情報に基づいて、休止工程を含む動態撮影の撮影計画を作成する(ステップS2)。
ステップS2において、例えば、制御部101は、まず、取得したオーダー情報に基づいて、撮影順序を決定する。
例えば、医療施設では、どこの室から順に回診を行うかの回診経路や、回診開始時刻、回診終了時刻、緊急患者を対象とした回診を行う曜日等が予め定められている。記憶部104には、このような回診経路、回診開始時刻及び終了時刻、曜日ごとの回診対象に関する情報や、院内マップ等が記憶されており、制御部101は、記憶部104に記憶されているこれらの情報を参照し、取得したオーダー情報に基づき撮影順序を決定する。なお、回診経路、回診開始時刻及び終了時刻、回診対象は、ユーザーが操作部102の操作により入力することとしてもよい。
次いで、制御部101は、休止工程を撮影間に組み込む。動態撮影は、一度に多くの画像を撮影するため、回診により動態撮影を行うと、回診中に放射線源2の発熱、バッテリー107又はバッテリー301の残量不足、画像格納部104cの残量不足(メモリー残量不足)等の装置状態の変動が生じて回診撮影を継続できなくなる可能性が想定される。回診中に放射線技師や看護師が回診撮影を継続できなくなったことを突然知った場合、放射線技師や看護師は計画的に業務を行うことができなくなり、業務が非効率になってしまう。そこで、本実施形態では、撮影計画における撮影と撮影の間に休止工程を設定する。休止工程は、放射線源2の放熱のため、蓄電部(バッテリー107、バッテリー301)の充電のため、又は画像格納部104cの空き領域確保(メモリー解放)のための画像データ転送のために、動態撮影を休止する工程である。
例えば、制御部101は、第1の被検者の動態撮影と第2の被検者の動態撮影との間(すなわち、ある被検者の撮影と次の被検者の撮影の間)に休止工程を入れる。または、第1の病室での動態撮影と第2の病室での動態撮影との間(すなわち、違う病室での撮影に移るとき)に休止工程を入れることとしてもよい。
具体的にどの撮影とどの撮影の間に休止工程を入れるのか、及び各休止工程の長さは、例えば、線源の発熱に関する情報と、回診撮影に関する蓄電の情報と、動態撮影により得られた動態画像を格納するメモリーの情報と、無線通信の情報と、の少なくとも1つに基づいて決定される。休止工程の長さは、さらに、回診撮影システム100の使用環境に関する情報に基づいて決定することとしてもよい。ここで、線源の発熱に関する情報は、放射線源2の熱容量の情報と、標準的な1回の動態撮影により発熱する温度の情報との少なくとも一方を含む。また、回診撮影に関する蓄電の情報は、FPDカセッテ3のバッテリー301の容量と現在の蓄電量、本体1の蓄電部であるバッテリー107の容量と現在の蓄電量の少なくとも一方の情報を含む。FPDカセッテ3のバッテリー301の容量と現在の蓄電量とは、その容量の値と現在の蓄電量の値でもいいし、現在の蓄電量とバッテリー301の容量との比率を表す値でもよい。本体1の蓄電部であるバッテリー107の容量と現在の蓄電量とは、その容量の値と現在の蓄電量の値でもいいし、現在の蓄電量と本体1の蓄電部であるバッテリー107の容量の比率を表す値でもよい。また、動態撮影により得られた動態画像を格納するメモリーの情報は、画像格納部104cの記憶容量と現在の残量(空き容量)の情報を含む。画像格納部104cの記憶容量と現在の残量(空き容量)とは、記憶容量の値と現在の残量の値でもいいし、現在の残量と記憶容量の比率を表す値でもよい。また、無線通信の情報は、エレベーター等の無線電波が届かない若しくは弱いところの位置を示した情報(院内の第一の位置に比べて無線電波が弱い第二の位置を示した情報)、又は、院内の各地点の通信速度の情報を含む。回診撮影システム100の使用環境に関する情報は、室温、ネットワークの通信帯域(通信速度)の少なくとも一方を含む。
例えば、第1の被検者の動態撮影と第2の被検者の動態撮影との間(すなわち、ある被検者の撮影と次の被検者の撮影の間)に休止工程を入れる場合、例えば、放射線源2の熱容量の情報(例えば、HU(Heat Unit)値)と、現在の放射線源2の温度(第1の被検者が最初の撮影でない場合は、第1の被検者の撮影開始時の放射線源2の温度(直前の撮影後又は休止工程後の放射線源2の温度の情報)、及び第1の被検者のオーダー情報に含まれる撮影条件(例えば、管電流、管電圧、照射時間等)に基づいて予測される放射線源2の熱量とに基づいて、第1の被検者の撮影によって放射線源2の温度が何度になるか予測し、予測された放射線源2の温度に応じて、休止工程を入れるかどうかと、休止工程を入れる場合にどの程度の長さの休止工程を入れるかを決定する。標準的な1回の動態撮影により発熱する温度の情報に基づいて、第1の被検者の撮影により放射線源2の温度が何度になるかを予測してもよい。休止工程の長さを決めるにあっては、予め記憶部104に、放射線源2の温度と休止工程の長さとのテーブルが記憶されており、制御部101は、当該テーブルを参照して休止工程の長さを決定する。なお、放射線源2の冷却速度は室温によって異なるため、室温ごとに放射線源2の温度と休止工程の長さとのテーブルを用意し、現在の室温を加味して休止工程の長さを決定してもよい。
また、例えば、バッテリー107の現在の蓄電量の情報(第1の被検者が最初の撮影でない場合は、第1の被検者の撮影開始時の蓄電量の情報(直前の撮影後又は休止工程後の蓄電量の情報))、及び第1の被検者のオーダー情報に含まれる撮影条件(例えば、撮影枚数、管電流、管電圧、照射時間等)に基づいて予測されるバッテリー107の消費電力量に基づいて、第1の被検者の撮影後のバッテリー107の残量(蓄電量)を算出し、算出されたバッテリー107の残量に応じて、撮影後に休止工程を入れるかどうかと、休止工程を入れる場合にどの程度の長さの休止工程を入れるかを決定する。休止工程の長さは、例えば、バッテリー107の単位時間あたりの充電量を記憶部104に記憶しておき、バッテリー107の単位時間あたりの充電量と、バッテリー107の容量(又は予め定められた目標容量)と撮影後の残量とに基づいて決定する。
また、例えば、バッテリー301の現在の蓄電量の情報(第1の被検者が最初の撮影でない場合は、第1の被検者の撮影開始時の蓄電量の情報(直前の撮影後又は休止工程後の蓄電量の情報))、及び第1の被検者のオーダー情報に含まれる撮影条件(例えば、撮影枚数、管電流、管電圧、照射時間等)に基づいて予測されるFPDカセッテ3の消費電力量に基づいて、第1の被検者の撮影後のバッテリー301の残量(蓄電量)を算出し、算出されたバッテリー301の残量に応じて、休止工程を入れるかどうかと、休止工程を入れる場合にどの程度の長さの休止工程を入れるかを決定する。休止工程の長さは、例えば、バッテリー301の単位時間あたりの充電量を記憶部104に記憶しておき、バッテリー301の単位時間あたりの充電量と、バッテリー301の容量(又は予め定められた目標容量)と撮影後の残量との差分に基づいて決定する。
また、例えば、画像格納部104cの現在の残量の情報(第1の被検者が最初の撮影でない場合は、第1の被検者の撮影開始時の残量の情報(直前の撮影後又は休止工程後の残量の情報))、及び第1の被検者のオーダー情報に含まれる撮影条件(例えば、撮影枚数、使用されるFPDカセッテ3の画素数等)に基づいて予測される画像データ量に基づいて、第1の被検者の撮影後の画像格納部104cの残量(空き容量)を算出し、算出された画像格納部104cの残量に応じて、撮影後に休止工程を入れるかどうかを決定する。休止工程を入れる場合にどの程度の長さとするかは、例えば、画像格納部104cの容量と撮影後の画像格納部104cの残量に基づいて画像格納部104cの使用量を算出し、画像格納部104cの使用量と休止工程の実施場所の無線通信の情報(例えば、無線通信速度)とに基づいて決定する。
なお、撮影による放射線源2の熱量、バッテリー107及び301の消費電力量、画像データ量の予測は、簡易的に、標準的な1回の動態撮影によるものを予め記憶部104に記憶しておき、記憶された情報を用いることとしてもよい。
また、再撮影を考慮して消費電力量、熱量、画像データ量を予測することとしてもよい。例えば、疾患別、要介護度別、年齢別、コンディション別の少なくとも一つの再撮影の回数を統計により求めて記憶部104に記憶しておき、被検者の疾患、要介護度、年齢、又はコンディションに基づいて再撮影回数を予測し、予測した再撮影の回数の再撮影を考慮して消費電力量、熱量、画像データ量を予測することとしてもよい。
そして、例えば、放射線源2、バッテリー107、バッテリー301、画像格納部104cのそれぞれについて決定された休止工程のうち、休止工程の長さが最も長いものを第1の被検者の動態撮影と第2の被検者の動態撮影との間に入れるべき休止工程の長さとして決定する。
なお、第1の病室での動態撮影と第2の病室での動態撮影との間に休止工程を入れる場合は、上述の第1の被検者の動態撮影と第2の被検者の動態撮影との間に休止工程を入れる場合の休止工程の決定手法において、第1の被検者の撮影による放射線源2の熱量、バッテリー107の消費電力量、バッテリー301の消費電力量、画像データ量を予測したところを、第1の病室で実施される撮影全体での放射線源2の熱量、バッテリー107の消費電力量、バッテリー301の消費電力量、画像データ量を予測すればよい。
次いで、制御部101は、各撮影の所要時間、移動時間を予測する。
各撮影の所要時間は、例えば、撮影準備時間と撮影時間の合計からなる。撮影時間は、例えば、オーダー情報の撮影条件(フレームレート、撮影枚数、線源の照射電力等)に基づいて予測することができる。また、被検者の疾患、要介護度、年齢、又はコンディションの少なくとも一つに基づいて、再撮影の回数を予測し、再撮影を含めた撮影時間を予測してもよい。撮影準備時間は、一律としてもよいが、例えば、自身で動けない被検者の場合は撮影準備に時間がかかる、体格の大きい(例えば、身長、体重が大きい)被検者は時間がかかる等、被検者の状態によって撮影準備に要する時間が異なると想定される。そこで、被検者の疾患、要介護度、年齢、コンディション、又は体格の少なくとも一つに基づいて撮影準備時間を予測することが好ましい。また、回診を行う撮影技師や看護師(スタッフ)の人数が少ないほど撮影準備に時間がかかるため、回診を行うスタッフの人数を予め設定しておき、スタッフの人数を考慮して、撮影準備時間を予測してもよい。これらの予測は、例えば、過去に実施された撮影おける被検者の状態別及び/又はスタッフの人数別の撮影準備時間の統計等に基づいて被検者の状態別及び/又はスタッフの人数別の撮影準備時間のテーブルを記憶部104に記憶しておき、そのテーブルを参照することにより行うことができる。
移動時間は、例えば、異なる病室へ移動して次の撮影を実施する場合の撮影間に設定されるもので、例えば、院内マップの地点間の距離等に基づいて予測することができる。なお、撮影間に移動時間と休止工程の両方が入っている場合には、移動時間と休止時間の長い方を採用して一つにまとめてもよい。
次いで、制御部101は、回診開始時刻、休止工程を含む撮影順序、各撮影の所要時間、移動時間及び各休止工程の長さに基づいて、各撮影の開始予定時刻及び終了予定時刻、並びに休止工程の開始予定時刻及び終了予定時刻を決定し、撮影計画を作成する。そして、作成した撮影計画の情報(撮影計画情報)を撮影計画記憶部104bに記憶させる。なお、撮影計画情報には、撮影計画の作成過程で算出される各撮影の終了後の放射線源2の温度、バッテリー107及びバッテリー301の残量(蓄電量)、画像格納部104cの残量(空き容量)の予測情報を含めることが好ましく、本実施形態では、これらの情報が含まれていることとする。
そして、制御部101は、作成した撮影計画が表示された撮影計画画面131を表示部103に表示させ(ステップS3)、撮影計画作成処理を終了する。
図4は、表示部103に表示される撮影計画画面131の一例を示す図である。図4に示すように、撮影計画画面131には、作成された撮影計画131aと、回診開始を指示するための開始ボタン131bが表示されている。回診を行う撮影技師や看護師は、撮影計画131aを確認し、開始ボタン131bを押下して回診を開始する。
ここで、撮影計画は、複数作成することとしてもよい。例えば、制御部101は、ステップS2で説明した手法等により決定した長さの休止工程(第一の休止工程と呼ぶ)を含む第一の撮影計画と、第一の休止工程よりも休止工程の長さが短く、第一の撮影計画よりも休止工程の回数が多い第二の撮影計画を作成する。そして、ステップS3で撮影計画を表示する際には、第一の撮影計画と第二の撮影計画を同時に表示部103に表示し、操作部102によりユーザーに選択された撮影計画を撮影計画画面131に表示して回診に採用することとしてもよい。
あるいは、上述の第一の撮影計画を作成して、第一の撮影計画が表示された撮影計画画面131を表示部103に表示し、ユーザーのニーズに合わない場合等、撮影計画画面131に設けられた「別計画」ボタン(図示せず)の押下操作に応じて第二の撮影計画を作成して第二の撮影計画が表示された撮影計画画面131を表示部103に表示することとしてもよい。
また、休止工程を含まない第三の撮影計画を作成してもよい。例えば、当日に回診で実施すべき全ての被検者の動態撮影を含むように第一の撮影計画及び第二の撮影計画を作成する。さらに、救急患者のみ、又は優先度が高い患者のみの撮影からなる休止工程を含まない第三の撮影計画を作成する。そして、第一の撮影計画~第三の撮影計画を同時に表示部103に表示し、操作部102によりユーザーに選択された撮影計画を撮影計画画面131に表示して回診に採用することとしてもよい。あるいは、ユーザーのニーズにより、すなわち、操作部102の指示に応じて、第一の撮影計画及び第二の撮影計画を作成せずに、第三の撮影計画を作成して撮影計画画面131に表示して回診に採用することとしてもよい。
これにより、ユーザーのニーズに合った撮影計画を作成し回診に採用することが可能となる。
撮影計画画面131において操作部102により開始ボタン131bが押下され、回診撮影の開始が指示されると、制御部101は、回診処理を実行する。
図5は、開始ボタン131bが押下された際に、制御部101により実行される回診処理の流れを示すフローチャートである。回診処理は、制御部101と、記憶部104に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
回診処理において、まず、制御部101は、撮影計画画面131に表示されている撮影計画131aの中から操作部102による次に実施する撮影の選択操作を受け付ける(ステップS11)。
次に実施する撮影が選択されると、制御部101は、詳細画面132を表示部103に表示させる(ステップS12)。
図6は、詳細画面132の一例を示す図である。図6に示すように、詳細画面132には、選択された撮影の撮影予定時刻、患者情報、撮影条件等の、選択された撮影に関する詳細が表示されている。回診を行うスタッフは、詳細画面132を見ながら撮影条件の設定や確認を行うことができる。また、詳細画面132には、撮影終了ボタン132aが表示されている。
次いで、制御部101は、操作部102による撮影終了ボタン132aの押下を待機する(ステップS13)。
撮影終了ボタン132aが押下されると(ステップS13;YES)、制御部101は、撮影が終了した撮影計画の撮影実施情報を作成し、撮影計画の情報に対応付けてオーダー情報記憶部104aに記憶させる(ステップS14)。
撮影実施情報としては、例えば、撮影終了時刻、撮影後の放射線源2の温度、バッテリー107及びバッテリー301の残量(蓄電量)、画像格納部104cの残量(空き容量)の情報を含めることが好ましく、本実施形態では、これらの情報が含まれていることとする。
次いで、制御部101は、撮影計画情報及び撮影実施情報に基づいて、撮影計画された全ての撮影が終了したか否かを判断する(ステップS15)。
撮影計画された全ての撮影が終了していないと判断した場合(ステップS15;NO)、制御部101は、撮影計画情報と撮影実施情報に基づいて、撮影計画と撮影実施状況(進行状況)にギャップがあるか否かを判断する(ステップS16)。
例えば、撮影計画時に予測したよりも撮影準備に手間取ったり、再撮影回数が多かったりすると、撮影終了時刻が遅れたり、撮影後の放射線源2の温度、バッテリー107及びバッテリー301の残量(蓄電量)、画像格納部104cの残量(空き容量)等の回診撮影システム100の状態が撮影計画時と一致しなくなる。
そこで、撮影計画情報と撮影実施情報のこれらの項目の情報を比較して、撮影計画と撮影実施状況にギャップが生じているか否かを判断する。
撮影計画と撮影実施状況にギャップがないと判断した場合(ステップS16;NO)、制御部101は、残りの撮影数を表示部103に表示させ(ステップS19)、次いで表示部103の画面を撮影計画画面131に移行させ(ステップS20)、ステップS11に戻る。
一方、撮影計画と撮影実施状況(進行状況)にギャップがあると判断した場合(ステップS16;YES)、制御部101は、撮影計画を更新する(ステップS17)。
ステップS17において、制御部101は、ギャップが生じている項目の情報に基づいて、撮影計画を更新する。
例えば、当初作成の撮影計画では現時点までの画像格納部104cの使用量が60%(残量40%)であると計画していたところ、再撮影が当初計画よりも多く発生し、使用量が80%(残量20%)であった場合、その残量で次の休止工程までに取得される画像データが格納できるか否かを判断し、格納できないと判断した場合は、休止工程の位置を前に繰り上げるよう撮影計画を更新する。
同様に、例えば、当初作成の撮影計画では現時点では放射線源2の温度が所定温度に対して20%の余裕があると計画していたところ、再撮影が当初計画よりも多く発生し、5%の余裕しかない場合、次の休止工程までに放射線源2が所定温度を超えるか否かを判断し、超える場合は、休止工程の位置を前に繰り上げるよう撮影計画を更新する。
同様に、例えば、当初作成の撮影計画では現時点のバッテリー107又は301の残量(蓄電量)が60%であると計画していたところ、再撮影が当初計画よりも多く発生し、残量が20%であった場合、次の休止工程までにバッテリー切れとなるか否かを判断し、バッテリー切れとなると判断した場合は、休止工程の位置を前に繰り上げるよう撮影計画を更新する。
また、当初作成の撮影計画に比べて撮影終了時刻に所定時間以上のギャップ(遅れ)が生じている場合、制御部101は、最後まで完全に撮影計画どおりの撮影ができないと判断し、表示部103に最後まで完全に撮影計画どおりの撮影が終了できない旨の警告を表示する。なお、音声やブザー等により警告を出力することとしてもよい。そして、制御部101は、記憶部104を参照し、予め設定された撮影優先度に基づいて、撮影計画を更新する。
例えば、「予定されていた被検者全員の撮影」の優先度が最も高い場合、残りの撮影の撮影条件を変更して撮影計画を更新する。撮影条件の変更としては、例えば、残りの動態撮影を静止画撮影に変更することが挙げられる。なお、静止画撮影に変更可能な撮影を予め設定しておくことが好ましい。
また、例えば、「優先度の高い被検者についての完全な撮影」の優先度が最も高い場合、実施する撮影を削減して撮影計画を更新する。例えば、まだ実施されていない撮影については、優先度高の被検者又は緊急の被検者の撮影のみを実施する撮影計画に変更して更新する。あるいは、まだ実施されていない撮影については、優先度高の被検者又は緊急の被検者の撮影を先に実施し、残りの時間でその他の被検者に対する撮影を回診終了時刻まで実施する撮影計画に変更することとしてもよい。
なお、撮影条件や実施する撮影の変更に伴い、必要な場合には、休止工程の開始位置や長さも変更する。
次いで、制御部101は、撮影計画の更新通知を表示部103に表示させる(ステップS18)。
そして、制御部101は、残りの撮影数を表示部103に表示させ(ステップS19)、次いで表示部103の画面を撮影計画画面131に移行し(ステップS20)、ステップS11に戻る。
ステップS15において、撮影計画された全ての撮影が終了したと判断した場合(ステップS15;YES)、制御部101は、回診処理を終了する。
(変形例)
上記実施形態においては、制御部101は、動態撮影のみの撮影計画を作成する場合を例にとり説明したが、動態撮影と静止画撮影の混じった撮影計画を作成する機能を備えていてもよいし、さらに、制御部101は、静止画撮影のみの撮影計画を作成する機能を備えていてもよい。動態撮影と静止画撮影の混じった撮影計画、及び静止画撮影のみの撮影計画についても、図3のステップS2で説明したものと同様の手法により作成することができる。
以上説明したように、回診撮影システム100によれば、制御部101は、動態撮影に関するオーダー情報を取得し、取得したオーダー情報に基づいて、休止工程を含む動態撮影の撮影計画を作成する。そして、作成した撮影計画を表示部103により表示(出力)する。
したがって、バッテリー107や301の残量(蓄電量)、放射線源2の発熱、動態画像を格納する画像格納部104cの残量(空き容量)といった各種変動要因により回診中に回診撮影を継続できなくなることを考慮した撮影計画を作成することができるので、放射線技師や看護師等が回診中に回診撮影が継続できなくなることを突然知ることより計画的に業務を行うことができず業務が非効率となってしまうことを防止することができる。その結果、放射線技師や看護師等が計画的に業務を行うことができる効率的な撮影計画を提供することができる。
例えば、制御部101は、第1の被検者の動態撮影と第2の被検者の動態撮影との間に休止工程を入れた撮影計画を作成することで、回診時の被検者が変わる撮影間の必要なタイミングで、バッテリーの充電、放射線源2の冷却、画像データの送信等を行うことが可能となる。
また、例えば、制御部101は、第1の病室での動態撮影と第2の病室での動態撮影との間に休止工程を入れた撮影計画を作成することで、回診時に移動時間を利用してバッテリーの充電、放射線源2の冷却、画像データの送信等を行うことが可能となる。
また、例えば、制御部101は、休止工程の長さを使用環境に関する情報に基づいて決定することで、例えば、室温や通信環境等の回診撮影システム100の使用環境に応じた長さの休止工程を有する撮影計画を提供することが可能となる。
また、例えば、制御部101は、第一の休止工程を含む第一の撮影計画と、第一の休止工程よりも休止工程の長さが短く、第一の撮影計画よりも休止工程の回数が多い第二の撮影計画とを含む撮影計画を作成することで、ユーザーのニーズに合う撮影計画を提供することが可能となる。
また、例えば、制御部101は、休止工程を含まない第三の撮影計画を作成することで、ユーザーが休止工程を入れたくない場合に、ユーザーのニーズに合う撮影計画を提供することが可能となる。
また、例えば、制御部101は、さらに放射線による静止画の撮影計画を作成することで、回診の静止画撮影についても、効率的な撮影計画を提供することができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態においては、FPDカセッテ3の充電は、FPDカセッテ3を収納部10に装着された際にコネクター108を介して行うこととしたが、これに限定されず、ケーブル等を介して行うこととしてもよい。
また、上記実施形態においては、表示部103を出力部として、撮影計画を表示部103に表示する場合を例にとり説明したが、例えば、出力部を通信部105として撮影計画を通信部105により外部装置(例えば、技師の携帯端末等)に出力し、外部装置に撮影計画を表示することとしてもよい。また、回診撮影システム100に印刷部を備える構成とし、撮影計画を印刷部により用紙に出力することとしてもよい。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、回診撮影システムを構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 回診撮影システム
1 本体
2 放射線源
3 FPDカセッテ
10 収納部
101 制御部
102 操作部
102a 曝射スイッチ
103 表示部
104 記憶部
104a オーダー情報記憶部
104b 撮影計画記憶部
104c 画像格納部
105 通信部
105a 第1の通信部
105b 第2の通信部
106 駆動部
107 バッテリー
108 コネクター
109 充電部
110 バス
111 ケーブル
112 温度計
301 バッテリー
上記課題を解決するため、本発明の回診撮影システムは、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
放射線源と、
車輪と、
前記動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
前記撮影計画を出力する出力部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、
車輪と、
動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
を有する回診撮影システムにおける、放射線による前記動態撮影の撮影計画を作成するプログラムであって、
コンピューターに、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得処理と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成処理と、
前記撮影計画を出力する出力処理と、
を実行させることを特徴とする
本発明の撮影計画作成方法は、
放射線源と、
車輪と、
動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
を有する回診撮影システムにおける、放射線による前記動態撮影の撮影計画を作成する撮影計画作成方法であって、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する工程と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する工程と、
前記撮影計画を出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、回診撮影システムに関する。
上記課題を解決するため、本発明の第1の側面によると、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
放射線源と、
車輪と、
前記動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
前記撮影計画を出力する出力部と、
を備え、
前記作成部は、前記休止工程の時間を、前記蓄電部の情報に基づいて決定すること、
を特徴とする。
本発明の第2の側面によると、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
放射線源と、
車輪と、
前記動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
前記撮影計画を出力する出力部と、
を備え、
前記作成部は、前記蓄電部の情報に加えて、線源の発熱に関する情報と、前記放射線撮像装置の蓄電部の情報と、動態撮影により得られた動態画像を格納するメモリーの情報と、無線通信の情報と、の少なくとも1つに基づいて決定し、
前記線源の発熱に関する情報は、当該線源の熱容量の情報と、標準的な1回の動態撮影により発熱する温度の情報との少なくとも一方を含むこと、
を特徴とする。
本発明の第3の側面によると、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
放射線源と、
車輪と、
前記動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
前記撮影計画を出力する出力部と、
を備え、
前記作成部は、前記休止工程の長さを、使用環境に関する情報に基づいて決定すること、
を特徴とする。
本発明の第4の側面によると、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
放射線源と、
車輪と、
前記動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
前記撮影計画を出力する出力部と、
を備え、
前記撮影計画には、第一の休止工程を含む第一の撮影計画と、前記第一の休止工程よりも休止工程の長さが短く、前記第一の撮影計画よりも休止工程の回数が多い第二の撮影計画とを含むこと、
を特徴とする。
本発明の第5の側面によると、
放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
放射線源と、
車輪と、
前記動態撮影に基づく動態画像を生成する放射線撮像装置を充電する充電部と、
少なくとも前記充電部及び前記放射線源に電力を供給する蓄電部と、
前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
前記オーダー情報と前記蓄電部の蓄電量の情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
前記撮影計画を出力する出力部と、
を備え、
前記作成部は、休止工程を含まない前記動態撮影の第三の撮影計画を作成すること、
を特徴とする。

Claims (19)

  1. 放射線による動態撮影の撮影計画を作成し、動態撮影を行う回診撮影システムにおいて、
    前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部と、
    前記オーダー情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部と、
    前記撮影計画を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする回診撮影システム。
  2. 前記作成部は、第1の被検者の動態撮影と第2の被検者の動態撮影との間に前記休止工程を入れること、
    を特徴とする請求項1に記載の回診撮影システム。
  3. 前記作成部は、第1の病室での動態撮影と第2の病室での動態撮影との間に前記休止工程を入れること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の回診撮影システム。
  4. 前記作成部は、前記休止工程の時間を、線源の発熱に関する情報と、回診撮影に関する蓄電の情報と、動態撮影により得られた動態画像を格納するメモリーの情報と、無線通信の情報と、の少なくとも1つに基づいて決定すること、
    を特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の回診撮影システム。
  5. 前記線源の発熱に関する情報は、当該線源の熱容量の情報と、標準的な1回の動態撮影により発熱する温度の情報との少なくとも一方を含むこと、
    を特徴とする請求項4に記載の回診撮影システム。
  6. 前記回診撮影に関する蓄電の情報は、放射線撮像装置の蓄電容量と現在の蓄電量、回診車本体の蓄電部の容量と現在の蓄電量の少なくとも一方の情報を含むこと、
    を特徴とする請求項4に記載の回診撮影システム。
  7. 前記動態撮影により得られた動態画像を格納するメモリーの情報は、回診車本体の画像格納部の記憶容量と現在の残量の情報を含むこと、
    を特徴とする請求項4に記載の回診撮影システム。
  8. 前記無線通信の情報は、院内の第一の位置に比べて無線電波が弱い第二の位置を示した情報、又は、院内の所定の位置の通信速度の情報を含むこと、
    を特徴とする請求項4に記載の回診撮影システム。
  9. 前記作成部は、前記休止工程の長さを、使用環境に関する情報に基づいて決定すること、
    を特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の回診撮影システム。
  10. 前記作成部は、前記撮影計画と撮影実施状況とに基づいて当該撮影計画を更新すること、
    を特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の回診撮影システム。
  11. 前記撮影計画には、第一の休止工程を含む第一の撮影計画と、前記第一の休止工程よりも休止工程の長さが短く、前記第一の撮影計画よりも休止工程の回数が多い第二の撮影計画とを含むこと、
    を特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の回診撮影システム。
  12. 前記作成部は、休止工程を含まない前記動態撮影の第三の撮影計画を作成すること、
    を特徴とする請求項1~11のいずれか一項に記載の回診撮影システム。
  13. 前記作成部は、放射線による静止画の撮影計画を作成すること、
    を特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の回診撮影システム。
  14. 前記放射線を照射する線源を備えること、
    を特徴とする請求項1~13のいずれか一項に記載の回診撮影システム。
  15. 前記線源により照射された放射線に基づく放射線画像を生成する放射線撮像装置を備えること、
    を特徴とする請求項14に記載の回診撮影システム。
  16. 前記放射線撮像装置に電力を供給する蓄電部を備えること、
    を特徴とする請求項15に記載の回診撮影システム。
  17. 前記蓄電部は、さらに前記線源に電力を供給すること、
    を特徴とする請求項16に記載の回診撮影システム。
  18. 放射線による動態撮影の撮影計画を作成するコンピューターを、
    前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する取得部、
    前記オーダー情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する作成部、
    前記撮影計画を出力する出力部、
    として機能させるためのプログラム。
  19. 放射線による動態撮影の撮影計画を作成する撮影計画作成方法であって、
    前記動態撮影に関する被検者毎のオーダー情報を取得する工程と、
    前記オーダー情報に基づいて、休止工程を含む前記動態撮影の撮影計画を作成する工程と、
    前記撮影計画を出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする撮影計画作成方法。
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