JP2017113344A - 動態撮影装置及び動態撮影システム - Google Patents
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Abstract
【課題】動態撮影の確認に必要な情報を安定的にコンソールに提供することができる動態撮影装置を提供する。【解決手段】FPDカセッテにおいて、コンソールから検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信すると、制御部31は、受信した診断対象の動態の種類に対応する特徴量の種類を記憶部33から読み出して、次の動態撮影で取得されるフレーム画像から算出する特徴量の種類として特定する。動態撮影によりフレーム画像を取得すると、制御部31は、1枚目のフレーム画像については少なくとも被写体の関心領域を含む画像を無線通信部35によりコンソールに送信させ、2枚目以降のフレーム画像については特定された種類の特徴量を算出し、算出した特徴量を無線通信部35によりコンソールに送信させる。【選択図】図2
Description
本発明は、動態撮影装置及び動態撮影システムに関する。
従来のフィルム/スクリーンや輝尽性蛍光体プレートを用いた放射線の静止画撮影及び診断に対し、FPD(flat panel detector)等の半導体イメージセンサーを利用して人体の検査対象部位の動態画像を撮影し、診断に応用する試みがなされるようになってきている。
人体の動態画像を撮影した場合、撮影技師は、従来の静止画撮影と同様に、撮影により得られた画像が診断に値するかを短時間で判断し、診断に値しない画像であれば再撮影を行わなければならない。
そこで、例えば、特許文献1には、被写体の動態を撮影することにより生成された複数のフレーム画像を放射線検出器から撮影用コンソールに送信し、撮影用コンソールにおいて被写体の動態に係る特徴量を算出して撮影確認のために表示することが記載されている。
しかしながら、特許文献1においては、画像転送のための通信路が、例えば、無線等の不安定な通信路である場合については考慮されていない。そのため、電波環境の悪化等、通信状況が悪い状態で画像を転送した場合に、コマ落ちや通信遅延が発生し、動態撮影の確認に必要な情報を安定的にコンソールに提供することができない可能性があった。
本発明の課題は、動態撮影の確認に必要な情報を安定的にコンソールに提供することができるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の動態撮影装置は、
被写体の動態を撮影し、前記被写体の動態を示す複数のフレーム画像を生成する画像生成手段と、
表示手段を備えるコンソールと通信を行うための通信手段と、
前記フレーム画像のうち、1枚目のフレーム画像については少なくとも前記被写体の関心領域を含む画像を前記通信手段により前記コンソールに送信させ、2枚目以降のフレーム画像については前記被写体の動態に係る特徴量を算出し、算出した特徴量を前記通信手段により順次前記コンソールに送信させる制御手段と、
を備える。
被写体の動態を撮影し、前記被写体の動態を示す複数のフレーム画像を生成する画像生成手段と、
表示手段を備えるコンソールと通信を行うための通信手段と、
前記フレーム画像のうち、1枚目のフレーム画像については少なくとも前記被写体の関心領域を含む画像を前記通信手段により前記コンソールに送信させ、2枚目以降のフレーム画像については前記被写体の動態に係る特徴量を算出し、算出した特徴量を前記通信手段により順次前記コンソールに送信させる制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出する特徴量の種類を特定する特定手段を備える。
前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出する特徴量の種類を特定する特定手段を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記通信手段は、前記コンソールと無線通信を行うものであり、
前記2枚目以降のフレーム画像を記憶する記憶手段と、
前記コンソールと有線により接続を行うための接続手段と、を備え、
前記制御手段は、前記接続手段を介して前記コンソールに有線接続された場合に、前記記憶手段に記憶されている2枚目以降のフレーム画像を前記コンソールに送信する。
前記通信手段は、前記コンソールと無線通信を行うものであり、
前記2枚目以降のフレーム画像を記憶する記憶手段と、
前記コンソールと有線により接続を行うための接続手段と、を備え、
前記制御手段は、前記接続手段を介して前記コンソールに有線接続された場合に、前記記憶手段に記憶されている2枚目以降のフレーム画像を前記コンソールに送信する。
請求項4に記載の発明の動態撮影システムは、
請求項1〜3の何れか一項に記載の動態撮影装置と、
表示手段を備えるコンソールと、を備える。
請求項1〜3の何れか一項に記載の動態撮影装置と、
表示手段を備えるコンソールと、を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記コンソールは、
診断対象の動態の種類をユーザが選択するための選択手段と、
前記選択手段により選択された前記診断対象の動態の種類の情報を前記動態撮影装置に送信する送信手段と、を備え、
前記特定手段は、
前記コンソールから送信された前記診断対象の動態の種類の情報に基づいて、前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出する特徴量の種類を特定する。
前記コンソールは、
診断対象の動態の種類をユーザが選択するための選択手段と、
前記選択手段により選択された前記診断対象の動態の種類の情報を前記動態撮影装置に送信する送信手段と、を備え、
前記特定手段は、
前記コンソールから送信された前記診断対象の動態の種類の情報に基づいて、前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出する特徴量の種類を特定する。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、
前記表示手段は、
前記動態撮影装置から送信された前記1枚目のフレーム画像に前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出された特徴量を順次重ね合わせて表示する。
前記表示手段は、
前記動態撮影装置から送信された前記1枚目のフレーム画像に前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出された特徴量を順次重ね合わせて表示する。
本発明によれば、動態撮影の確認に必要な情報を安定的にコンソールに提供することが可能となる。
(動態撮影システムの構成)
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1に、本実施形態における動態撮影システム100の全体構成例を示す。
動態撮影システム100は、例えば、移動が困難な患者の放射線撮影のための回診用のシステムであり、放射線制御装置1と、放射線源2と、FPD(Flat Panel Detector)カセッテ3と、コンソール4と、アクセスポイントAPと、を備えて構成されている。放射線制御装置1は、車輪を有し、コンソール4やアクセスポイントAPを設置した移動可能な回診車として構成されている。動態撮影システム100において、放射線制御装置1、FPDカセッテ3、コンソール4は、アクセスポイントAPを介して相互に無線通信可能である。
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1に、本実施形態における動態撮影システム100の全体構成例を示す。
動態撮影システム100は、例えば、移動が困難な患者の放射線撮影のための回診用のシステムであり、放射線制御装置1と、放射線源2と、FPD(Flat Panel Detector)カセッテ3と、コンソール4と、アクセスポイントAPと、を備えて構成されている。放射線制御装置1は、車輪を有し、コンソール4やアクセスポイントAPを設置した移動可能な回診車として構成されている。動態撮影システム100において、放射線制御装置1、FPDカセッテ3、コンソール4は、アクセスポイントAPを介して相互に無線通信可能である。
動態撮影システム100は、図1に示すように、手術室、集中治療室や病室Rc等に持ち込まれ、FPDカセッテ3を、例えばベッドBに寝ている被写体HとベッドBとの間もしくは、図示しないベッドBの被写体Hとは反対面に設けられた挿入口に差し込む等した状態で、放射線源2から放射線を照射して、被写体Hの動態撮影を行うシステムである。動態撮影とは、被写体Hに対し、X線等の放射線をパルス状にして所定時間間隔で繰り返し照射するか(パルス照射)、もしくは、低線量率にして途切れなく継続して照射する(連続照射)ことで、複数の画像を取得することをいう。動態撮影により得られた一連の画像を動態画像と呼ぶ。また、動態画像を構成する複数の画像のそれぞれをフレーム画像と呼ぶ。なお、以下の実施形態では、パルス照射により動態撮影を行う場合を例にとり説明する。
以下、動態撮影システム100を構成する各装置について説明する。
放射線制御装置1は、曝射スイッチ102aと、図示しない制御部、記憶部、操作部、放射線源2の駆動回路、無線通信部等を備える。放射線制御装置1の記憶部には、診断対象の動態の種類(例えば、胸部であれば肺換気や肺血流等)に応じた放射線照射条件が記憶されている。放射線照射条件は、例えば、X線管電流の値、X線管電圧の値、フィルタ種、SID(Source to Image−receptor Distance)、パルスレート、パルス幅、パルス間隔等である。放射線制御装置1は、コンソール4により設定された診断対象の動態の種類に応じた放射線照射条件に基づいて、放射線源2による放射線照射を制御する。
放射線制御装置1は、曝射スイッチ102aと、図示しない制御部、記憶部、操作部、放射線源2の駆動回路、無線通信部等を備える。放射線制御装置1の記憶部には、診断対象の動態の種類(例えば、胸部であれば肺換気や肺血流等)に応じた放射線照射条件が記憶されている。放射線照射条件は、例えば、X線管電流の値、X線管電圧の値、フィルタ種、SID(Source to Image−receptor Distance)、パルスレート、パルス幅、パルス間隔等である。放射線制御装置1は、コンソール4により設定された診断対象の動態の種類に応じた放射線照射条件に基づいて、放射線源2による放射線照射を制御する。
放射線源2は、放射線制御装置1に接続されており、放射線制御装置1により駆動され、被写体Hに対し放射線(X線)を照射する。
FPDカセッテ3は、動態撮影対応の可搬型の撮影装置(動態撮影装置)であり、放射線源2の放射照射に応じて被写体Hを動態撮影することにより被写体Hの動態を示す複数のフレーム画像を生成する。
図2に、FPDカセッテ3の機能構成例を示す。図2に示すように、FPDカセッテ3は、制御部31、検出部32、記憶部33、バッテリー34、無線通信部35、コネクター36等を備えて構成され、各部はバス37により接続されている。
図2に、FPDカセッテ3の機能構成例を示す。図2に示すように、FPDカセッテ3は、制御部31、検出部32、記憶部33、バッテリー34、無線通信部35、コネクター36等を備えて構成され、各部はバス37により接続されている。
制御部31は、CPU、RAM等により構成される。制御部31のCPUは、記憶部33に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。
例えば、制御部31は、コンソール4から送信された診断対象の動態の種類に応じた画像読取条件に基づいて検出部32のスイッチング部を制御して、検出部32の各放射線検出素子(以下、検出素子)に放射線量に応じた電荷を蓄積させたり、蓄積された電荷を読み出して、動画像を構成するフレーム画像を生成したりする。そして、制御部31は、生成したフレーム画像を、無線通信部35によりコンソール4に転送する。
例えば、制御部31は、コンソール4から送信された診断対象の動態の種類に応じた画像読取条件に基づいて検出部32のスイッチング部を制御して、検出部32の各放射線検出素子(以下、検出素子)に放射線量に応じた電荷を蓄積させたり、蓄積された電荷を読み出して、動画像を構成するフレーム画像を生成したりする。そして、制御部31は、生成したフレーム画像を、無線通信部35によりコンソール4に転送する。
検出部32は、例えば、ガラス基板等を有しており、基板上の所定位置に、放射線源2から照射されて少なくとも被写体Hを透過した放射線をその強度に応じて検出し、検出した放射線量に応じた電荷を蓄積する複数の検出素子が二次元状に配列されている、いわゆる直接型の検出素子である。なお、検出素子は、シンチレータとフォトダイオード等の半導体イメージセンサーにより構成される、いわゆる間接型の検出素子を用いても良い。各検出素子は、例えばTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング部に接続され、スイッチング部により電荷の蓄積及び読み出しが制御される。
記憶部33は、例えば半導体の不揮発性メモリー等で構成されている。記憶部33には、各種のプログラム及びデータが記憶されている。
また、記憶部33には、診断対象の動態の種類に対応付けて画像読取条件が記憶されている。画像読取条件は、例えば、画素サイズ、画像サイズ(マトリックスサイズ)、フレームレート、フレーム間隔等である。フレームレートは、パルスレートと一致している。
また、記憶部33には、図3に示すように、診断対象の動態の種類に対応付けて、その診断対象の動態の種類が選択されたときに撮影確認用にフレーム画像から算出すべき特徴量の種類が記憶されている。
また、記憶部33には、検出部32から出力された未送信のフレーム画像を一時的に記憶するための未送信画像領域が設けられている。
また、記憶部33には、診断対象の動態の種類に対応付けて画像読取条件が記憶されている。画像読取条件は、例えば、画素サイズ、画像サイズ(マトリックスサイズ)、フレームレート、フレーム間隔等である。フレームレートは、パルスレートと一致している。
また、記憶部33には、図3に示すように、診断対象の動態の種類に対応付けて、その診断対象の動態の種類が選択されたときに撮影確認用にフレーム画像から算出すべき特徴量の種類が記憶されている。
また、記憶部33には、検出部32から出力された未送信のフレーム画像を一時的に記憶するための未送信画像領域が設けられている。
バッテリー34は、制御部41の制御に基づいて、FPDカセッテ3の各部に電力を供給する。バッテリー34としては、例えばニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の充電自在な電池等を適用することができる。
無線通信部35は、図示しない無線アンテナを備えて構成され、アクセスポイントAPを介して放射線制御装置1やコンソール4等の外部機器とデータの送受信を行う。
コネクター36は、コンソール4等の外部機器とケーブル等を介して有線接続するための接続手段である。
コンソール4は、撮影技師(ユーザ)が撮影対象の検査オーダー情報を選択したり、FPDカセッテ3から転送された情報を撮影確認用に表示したり、FPDカセッテ3から転送された画像を検査オーダー情報に対応付けて保存したりする装置である。
図4に、コンソール4の要部構成例を示す。図4に示すように、コンソール4は、制御部41、記憶部42、操作部43、表示部44、無線通信部45、コネクター46等を備えて構成されており、各部はバス47により接続されている。
制御部41は、CPU、RAM等により構成される。制御部41のCPUは、記憶部42に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。
記憶部42は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリー等で構成されている。記憶部42には、各種のプログラム及びデータが記憶されている。
また、記憶部42には、図示しないRIS(Radiology Information System)から送信された検査オーダー情報が記憶されている。検査オーダー情報には、例えば、検査識別情報(検査ID等)、検査日付、被写体Hの氏名等の患者情報、検査で行われる各撮影に関する情報(撮影ID、撮影部位、撮影方向、診断対象の動態の種類等)が含まれる。
操作部43は、文字入力キー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部41に出力する。 なお、表示部44の画面上に、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネル(図示せず)を形成し、表示部44と操作部43とが一体に構成されるタッチスクリーンとしてもよい。
表示部44は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部41から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
無線通信部45は、放射線制御装置1、FPDカセッテ3、図示しないRIS等の外部機器と無線方式によりデータ送受信を行う。
コネクター46は、FPDカセッテ3等の外部機器とケーブル等を介して有線接続するための接続手段である。
(動態撮影システム100の動作)
次に、動態撮影システム100における撮影動作について説明する。
まず、撮影技師は、コンソール4において操作部43の操作により表示部44に検査オーダー情報の選択画面を表示させ、実施する撮影の検査オーダー情報を選択する。検査オーダー情報の選択後、撮影技師は、被写体H、放射線源2、FPDカセッテ3のポジショニング等の撮影準備を行う。
次に、動態撮影システム100における撮影動作について説明する。
まず、撮影技師は、コンソール4において操作部43の操作により表示部44に検査オーダー情報の選択画面を表示させ、実施する撮影の検査オーダー情報を選択する。検査オーダー情報の選択後、撮影技師は、被写体H、放射線源2、FPDカセッテ3のポジショニング等の撮影準備を行う。
コンソール4において、操作部43の操作により検査オーダー情報が選択されると、制御部41は、選択された検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を無線通信部45を介して放射線制御装置1及びFPDカセッテ3に送信する。
放射線制御装置1の制御部は、コンソール4から検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信すると、受信した診断対象の動態の種類に対応する放射線照射条件を記憶部から読み出して次の動態撮影の放射線照射条件として設定する。
FPDカセッテ3の制御部31は、コンソール4から検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信すると、受信した診断対象の動態の種類に対応する画像読取条件を記憶部33から読み出して、次の動態撮影の画像読取条件として設定する。また、FPDカセッテ3の制御部31は、受信した診断対象の動態の種類に対応する特徴量の種類を記憶部33から読み出して、次の動態撮影で取得されるフレーム画像から算出する特徴量の種類として特定する。
FPDカセッテ3の制御部31は、コンソール4から検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信すると、受信した診断対象の動態の種類に対応する画像読取条件を記憶部33から読み出して、次の動態撮影の画像読取条件として設定する。また、FPDカセッテ3の制御部31は、受信した診断対象の動態の種類に対応する特徴量の種類を記憶部33から読み出して、次の動態撮影で取得されるフレーム画像から算出する特徴量の種類として特定する。
撮影準備が終了すると、撮影技師は、曝射スイッチ102aを押下する。
曝射スイッチ102aが押下されると、放射線制御装置1は、コンソール4及びFPDカセッテ3に撮影開始指示を送信し、動態撮影を開始する。即ち、放射線制御装置1は、FPDカセッテ3と同期して、設定された放射線照射条件に基づいて放射線源2を駆動して所定時間間隔で放射線を照射させる。FPDカセッテ3の制御部31は、設定された画像読取条件に基づき、放射線照射が行われる毎に、検出部32の検出素子への電荷の蓄積及び読み取りを行って動態画像のフレーム画像を生成する。
曝射スイッチ102aが押下されると、放射線制御装置1は、コンソール4及びFPDカセッテ3に撮影開始指示を送信し、動態撮影を開始する。即ち、放射線制御装置1は、FPDカセッテ3と同期して、設定された放射線照射条件に基づいて放射線源2を駆動して所定時間間隔で放射線を照射させる。FPDカセッテ3の制御部31は、設定された画像読取条件に基づき、放射線照射が行われる毎に、検出部32の検出素子への電荷の蓄積及び読み取りを行って動態画像のフレーム画像を生成する。
以下、FPDカセッテ3側の動作について、詳細に説明する。
図5は、FPDカセッテ3において、制御部31により実行される処理のフローチャートである。図5に示す処理は、FPDカセッテ3の電源がONである間に、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
図5は、FPDカセッテ3において、制御部31により実行される処理のフローチャートである。図5に示す処理は、FPDカセッテ3の電源がONである間に、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部31は、無線通信部35によりコンソール4から検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信したか否かを判断する(ステップS1)。
検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信していないと判断した場合(ステップS1;NO)、制御部31は、ステップS16に移行する。
検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信したと判断した場合(ステップS1;YES)、制御部31は、受信した診断対象の動態の種類の情報に対応する画像読取条件を記憶部33から読み出して、次の動態撮影の画像読取条件として設定する(ステップS2)。また、制御部31は、受信した診断対象の動態の種類に対応する特徴量の種類を記憶部33から読み出して、次の動態撮影で生成されるフレーム画像から算出する特徴量の種類として特定する(ステップS3)。
次いで、制御部31は、放射線制御装置1から撮影開始指示が受信されるのを待機する(ステップS4)。
放射線制御装置1から撮影開始指示が受信されると(ステップS4;YES)、制御部31は、ステップS2で設定された画像読取条件に基づいて、検出部32を制御する。
即ち、制御部31は、検出部32に放射線源2から照射され被写体を透過した放射線に応じた電荷を蓄積させ(ステップS5)、所定のタイミングで検出部32の検出素子内に蓄積された電荷を読み出して画像データ(フレーム画像)を生成する(ステップS6)。なお、ステップS2においては、読み出した画像データにオフセット補正処理やゲイン補正処理等を施してフレーム画像を生成することとしてもよい。ステップS5〜S6により1枚目のフレーム画像が生成される。
放射線制御装置1から撮影開始指示が受信されると(ステップS4;YES)、制御部31は、ステップS2で設定された画像読取条件に基づいて、検出部32を制御する。
即ち、制御部31は、検出部32に放射線源2から照射され被写体を透過した放射線に応じた電荷を蓄積させ(ステップS5)、所定のタイミングで検出部32の検出素子内に蓄積された電荷を読み出して画像データ(フレーム画像)を生成する(ステップS6)。なお、ステップS2においては、読み出した画像データにオフセット補正処理やゲイン補正処理等を施してフレーム画像を生成することとしてもよい。ステップS5〜S6により1枚目のフレーム画像が生成される。
次いで、制御部31は、生成した1枚目のフレーム画像を無線通信部35によりコンソール4に転送する(ステップS7)。ここでは、フレーム画像全体を転送してもよいが、少なくとも関心領域を含む領域を送信する。関心領域は、例えば、診断対象の動態を含む領域であり、ここでは、診断対象の動態の種類に応じて予め定められている。例えば、診断対象の種類が肺換気や肺血流であれば肺野領域、嚥下であれば口腔〜食道の領域である。
次いで、制御部31は、動態撮影が終了したか否かを判断する(ステップS8)。例えば、曝射スイッチ102aが開放され、放射線制御装置1から撮影終了指示が通知されるか、予め定められた枚数の撮影が終了した場合に動態撮影が終了したと判断する。
動態撮影が終了していないと判断した場合(ステップS8;NO)、制御部31は、検出部32を電荷蓄積状態に遷移させ、検出部32に放射線源2から照射され被写体を透過した放射線に応じた電荷を蓄積させ(ステップS9)、所定のタイミングで検出部32の検出素子内に蓄積された電荷を読み出してフレーム画像を生成する(ステップS10)。なお、ステップS10においては、ステップS6と同様に、読み出した画像データにオフセット補正処理やゲイン補正処理等を施してフレーム画像を生成することとしてもよい。
次いで、制御部31は、ステップS10で生成したフレーム画像を記憶部33の未送信領域に保存する(ステップS11)。
次いで、制御部31は、ステップS10で生成したフレーム画像からステップS3で設定された種類の特徴量を算出し(ステップS12)、算出した特徴量を無線通信部35によりコンソール4に送信し(ステップS13)、ステップS8に戻る。
次いで、制御部31は、ステップS10で生成したフレーム画像からステップS3で設定された種類の特徴量を算出し(ステップS12)、算出した特徴量を無線通信部35によりコンソール4に送信し(ステップS13)、ステップS8に戻る。
ここで、診断対象の動態の種類が肺換気である場合、ステップS12においては、例えば、肺野領域の輪郭情報を特徴量として算出し、無線通信部35によりコンソール4に送信する。肺野領域の輪郭情報は、例えば、ステップS10で生成したフレーム画像から肺野領域を抽出し、背景を除去して2値化し、平滑化処理を施した後、エッジ抽出を行うことにより抽出することができる。
また、診断対象の動態の種類が肺血流である場合、ステップS12においては、例えば、血流用フレーム間差分情報を特徴量として算出し、差分のあった部分の情報のみを無線通信部35によりコンソール4に送信する。血流用フレーム間差分情報は、例えば、ステップS10で生成したフレーム画像と1つ前のフレーム画像のそれぞれについて、時間軸方向のローパスフィルタ処理を施し、同じ画素位置の画素を対応付けて差分をとることにより算出することができる。
また、診断対象の動態の種類が嚥下である場合、ステップS12においては、例えば、嚥下用フレーム間差分情報を特徴量として算出し、無線通信部35によりコンソール4に送信する。嚥下を診断対象とした場合の撮影は、造影剤又は造影剤を含む食物を嚥下させて造影剤の動きや嚥下関連器官の状態と運動を撮影したものであり、1つ前のフレーム画像との対応する画素の差分を算出し、差分のあった部分の情報のみを造影剤の部分としてコンソール4に送信する。
また、診断対象の動態の種類が肺血流である場合、ステップS12においては、例えば、血流用フレーム間差分情報を特徴量として算出し、差分のあった部分の情報のみを無線通信部35によりコンソール4に送信する。血流用フレーム間差分情報は、例えば、ステップS10で生成したフレーム画像と1つ前のフレーム画像のそれぞれについて、時間軸方向のローパスフィルタ処理を施し、同じ画素位置の画素を対応付けて差分をとることにより算出することができる。
また、診断対象の動態の種類が嚥下である場合、ステップS12においては、例えば、嚥下用フレーム間差分情報を特徴量として算出し、無線通信部35によりコンソール4に送信する。嚥下を診断対象とした場合の撮影は、造影剤又は造影剤を含む食物を嚥下させて造影剤の動きや嚥下関連器官の状態と運動を撮影したものであり、1つ前のフレーム画像との対応する画素の差分を算出し、差分のあった部分の情報のみを造影剤の部分としてコンソール4に送信する。
このように、2枚目以降のフレーム画像については、撮影により得られた画像が診断に値するか否かを短時間で判断するために必要な情報である、フレーム画像から算出した診断対象の動態の種類に対応する特徴量に絞り込んで送信する。従って、動態撮影の確認 用にコンソール4に送信するデータ量が削減され、無線通信路等の不安定な通信状況であっても、撮影確認に必要な情報を安定的にコンソール4に提供することができる。
コンソール4において、無線通信部45により1枚目のフレーム画像を受信すると、制御部41は、受信した1枚目のフレーム画像を表示部44に表示させる。2枚目以降の特徴量を受信すると、制御部41は、受信した特徴量を順次1枚目のフレーム画像に重ねて表示させる。例えば、特徴量が輪郭情報であれば、フレーム画像上の輪郭情報が示す輪郭の位置に色等を付して表示する。また、特徴量がフレーム間差分情報である場合には、フレーム画像上の差分情報に相当する位置を差分情報に応じた輝度又は色で表示する。
図6に、1枚目のフレーム画像に特徴量を重ね合わせた画像の一例を示す。図6においては、特徴量が肺野の輪郭情報である場合を示している。
このように、コンソール4の表示部44には、1枚目のフレーム画像に重ねて、2枚目以降の診断対象の動態の変化部分が表示されるので、撮影技師は、動態撮影により得られた画像が診断に値するか否かを短時間で判断することができる。
このように、コンソール4の表示部44には、1枚目のフレーム画像に重ねて、2枚目以降の診断対象の動態の変化部分が表示されるので、撮影技師は、動態撮影により得られた画像が診断に値するか否かを短時間で判断することができる。
撮影技師は、表示部44に表示された1枚目のフレーム画像及び特徴量を参照し、動態撮影により得られた画像が診断に値しないと判断した場合、コンソール4において、操作部43により再撮影の指示を入力する。動態撮影により得られた画像が診断に値すると判断した場合、操作部43により撮影OKである旨を入力する。コンソール4の制御部41は、再撮影の指示が入力されると、FPDカセッテ3に再撮影を通知する。
図5のステップS8において、動態撮影が終了したと判断した場合(ステップS8;YES)、制御部31は、コンソール4から再撮影が通知されたか否かを判断する(ステップS14)。コンソール4から再撮影が通知されたと判断した場合(ステップS14;YES)、制御部31は、記憶部33に記憶されている未送信領域に記憶されているフレーム画像を削除し(ステップS15)、ステップS4に戻る。そして、再度ステップS4〜ステップS13の処理を実行する。なお、再撮影が通知された場合、放射線撮影装置1やFPDカセッテ3においては、撮影技師が操作部により、又はコンソール4を介して、放射線照射条件や画像読取条件を調整可能である。
コンソール4から再撮影が通知されていないと判断した場合(ステップS14;NO)、制御部31は、ステップS16に移行する。
コンソール4から再撮影が通知されていないと判断した場合(ステップS14;NO)、制御部31は、ステップS16に移行する。
ステップS16において、制御部31は、コネクター36を介してコンソール4に有線接続されたか否かを判断する(ステップS16)。
コネクター36を介してコンソール4に有線接続されていないと判断した場合(ステップS16;NO)、制御部31は、ステップS1に戻る。
コネクター36を介してコンソール4に有線接続されたと判断した場合(ステップS16;YES)、制御部31は、記憶部33の未送信領域にフレーム画像が記憶されているか否かを判断する(ステップS17)。記憶部33の未送信領域にフレーム画像が記憶されていないと判断した場合(ステップS17;NO)、制御部31は、ステップS1に戻る。
記憶部33の未送信領域にフレーム画像が記憶されていると判断した場合(ステップS17;YES)、制御部31は、記憶部33の未送信領域に記憶されているフレーム画像をコネクター36を介して有線通信によりコンソール4に送信し(ステップS18)、ステップS1に戻る。なお、コンソール4に転送されたフレーム画像は記憶部33から削除される。
このように、2枚目以降の未送信のフレーム画像については、動態撮影終了後、コンソール4に有線接続された場合に送信するので、安定した通信路で送信することができる。
コンソール4においては、FPDカセッテ3から受信したフレーム画像を検査オーダー情報に対応付けて記憶部42に記憶する。
コネクター36を介してコンソール4に有線接続されていないと判断した場合(ステップS16;NO)、制御部31は、ステップS1に戻る。
コネクター36を介してコンソール4に有線接続されたと判断した場合(ステップS16;YES)、制御部31は、記憶部33の未送信領域にフレーム画像が記憶されているか否かを判断する(ステップS17)。記憶部33の未送信領域にフレーム画像が記憶されていないと判断した場合(ステップS17;NO)、制御部31は、ステップS1に戻る。
記憶部33の未送信領域にフレーム画像が記憶されていると判断した場合(ステップS17;YES)、制御部31は、記憶部33の未送信領域に記憶されているフレーム画像をコネクター36を介して有線通信によりコンソール4に送信し(ステップS18)、ステップS1に戻る。なお、コンソール4に転送されたフレーム画像は記憶部33から削除される。
このように、2枚目以降の未送信のフレーム画像については、動態撮影終了後、コンソール4に有線接続された場合に送信するので、安定した通信路で送信することができる。
コンソール4においては、FPDカセッテ3から受信したフレーム画像を検査オーダー情報に対応付けて記憶部42に記憶する。
FPDカセッテ3の電源がONの間、制御部31は、ステップS1〜18の処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、動態撮影システム100によれば、コンソール4において操作部43により検査オーダー情報が選択されると、制御部41は、検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を無線通信部45によりFPDカセッテ3に送信する。FPDカセッテ3において、コンソール4から検査オーダー情報の少なくとも診断対象の動態の種類の情報を受信すると、制御部31は、受信した診断対象の動態の種類に対応する特徴量の種類を記憶部33から読み出して、次の動態撮影で取得されるフレーム画像から算出する特徴量の種類として特定する。動態撮影によりフレーム画像を取得すると、制御部31は、1枚目のフレーム画像については少なくとも被写体の関心領域を含む画像を無線通信部35によりコンソール4に送信させ、2枚目以降のフレーム画像については特定された種類の特徴量を算出し、算出した特徴量を無線通信部35によりコンソール4に送信させる。従って、2枚目以降のフレーム画像については、フレーム画像より大幅にデータ量を削減し動態撮影の確認に必要な特徴量のみを送信するので、動態撮影の確認に必要な情報をコンソール4に安定的に提供することが可能となる。
また、制御部31は、2枚目以降のフレーム画像を記憶部33に記憶しておき、コネクター36を介してコンソール4に有線接続された場合に、記憶部33に記憶されている2枚目以降のフレーム画像をコンソール4に送信する。
従って、診断に必要なフレーム画像については、動態撮影の確認後、安定した通信路でコンソール4に送信することが可能となる。
従って、診断に必要なフレーム画像については、動態撮影の確認後、安定した通信路でコンソール4に送信することが可能となる。
また、コンソール4においては、FPDカセッテ3から送信された1枚目のフレーム画像に2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出された特徴量を順次重ね合わせて表示部44に表示するので、撮影技師は、診断対象の動態の変化部分を容易に確認することができ、動態により得られた動態画像が診断に値するか否かを短時間で判断することが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、本発明を回診用のシステムに適用した場合を例にとり説明したが、本発明は、撮影室で撮影を行う動態撮影システムにおいても適用可能である。
また、上記実施形態においては、本発明を放射線を用いて人体を撮影する放射線撮影装置、具体的には、FPDカセッテ3に適用した場合を例にとり説明したが、人体の動画像を撮影するものであれば特に限定されない。
また、上記実施形態においては、放射線源2が所定時間間隔でパルス照射した放射線をFPDカセッテ3で読み取って動画像を生成する場合を例にとり説明したが、放射線源2から低線量で継続して途切れなく照射した放射線をFPDカセッテ3により所定時間間隔で読み取って動画像を生成することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、FPDカセッテ3において、図3に示すようなテーブルを有し、検査オーダー情報に含まれる診断対象の動態の種類に基づいてフレーム画像から算出する特徴量の種類を特定する場合を例にとり説明したが、これに限定されない。例えば、コンソール4側に、図3に示すようなテーブルを有する構成とし、コンソール4において選択された検査オーダー情報に含まれる診断対象の動態の種類に対応する特徴量の種類を読み出してFPDカセッテ3に送信し、FPDカセッテ3において、コンソール4から送信された特徴量の種類をフレーム画像から算出する特徴量の種類として特定することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、コンソール4から送信された検査オーダー情報に基づいて、放射線制御装置1やFPDカセッテ3において放射線照射条件や画像読取条件を設定することとしたが、コンソール4において、検査オーダー情報に基づいて放射線照射条件や画像読取条件を決定し、放射線制御装置1やFPDカセッテ3に送信することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、FPDカセッテ3がコネクター36及び図示しないケーブルを介してコンソール4に接続された場合に、コンソール4に有線接続されたと判断したが、これに限定されず、例えば、FPDカセッテ3がクレードル等を介してコンソール4に接続された場合に、コンソール4に有線接続されたと判断することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、1つのアクセスポイントAPが回診用の放射線制御装置1に移動可能なように設置された構成としたが、アクセスポイントAPは複数存在する構成としてもよく、このとき、そのうちの一部または全てのアクセスポイントは、病院内に固定的に設置された構成としてもよい。また、各装置間の通信は、アクセスポイントAPを用いずに、例えば、アドホックモード等により直接行う態様としてもよい。
また、上記実施形態においては、FPDカセッテ3において蓄積・フレーム画像生成・転送が順次的に実行される場合を例にとり説明したが、この例に限定されない。例えば、或るフレーム画像の蓄積及びフレーム画像の生成と並行して、その一つ前のフレーム画像の転送を行うこととしてもよい。また、或るフレーム画像の蓄積と、その一つ前のフレーム画像の生成と、その二つ前のフレーム画像の転送とを並行して行うこととしてもよい。
また、上記実施形態においては、FPDカセッテ3において、2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出する特徴量を特定する特定手段を備える場合を例にとり説明したが、例えば、動態撮影システム100が一つの動態(例えば、肺換気)の撮影にしか対応していないシステムであり、FPDカセッテ3で算出可能な特徴量が予め決まっている場合には、特徴量を特定する手段は不要である。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、動態撮影システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 動態撮影システム
1 放射線制御装置
102a 曝射スイッチ
2 放射線源
3 FPDカセッテ
31 制御部
32 検出部
33 記憶部
34 バッテリー
35 無線通信部
36 コネクター
37 バス
4 コンソール
41 制御部
42 記憶部
43 操作部
44 表示部
45 無線通信部
46 コネクター
47 バス
AP アクセスポイント
1 放射線制御装置
102a 曝射スイッチ
2 放射線源
3 FPDカセッテ
31 制御部
32 検出部
33 記憶部
34 バッテリー
35 無線通信部
36 コネクター
37 バス
4 コンソール
41 制御部
42 記憶部
43 操作部
44 表示部
45 無線通信部
46 コネクター
47 バス
AP アクセスポイント
Claims (6)
- 被写体の動態を撮影し、前記被写体の動態を示す複数のフレーム画像を生成する画像生成手段と、
表示手段を備えるコンソールと通信を行うための通信手段と、
前記フレーム画像のうち、1枚目のフレーム画像については少なくとも前記被写体の関心領域を含む画像を前記通信手段により前記コンソールに送信させ、2枚目以降のフレーム画像については前記被写体の動態に係る特徴量を算出し、算出した特徴量を前記通信手段により順次前記コンソールに送信させる制御手段と、
を備える動態撮影装置。 - 前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出する特徴量の種類を特定する特定手段を備える請求項1に記載の動態撮影装置。
- 前記通信手段は、前記コンソールと無線通信を行うものであり、
前記2枚目以降のフレーム画像を記憶する記憶手段と、
前記コンソールと有線により接続を行うための接続手段と、を備え、
前記制御手段は、前記接続手段を介して前記コンソールに有線接続された場合に、前記記憶手段に記憶されている2枚目以降のフレーム画像を前記コンソールに送信する請求項1又は2に記載の動態撮影装置。 - 請求項1〜3の何れか一項に記載の動態撮影装置と、
表示手段を備えるコンソールと、を備える動態撮影システム。 - 前記コンソールは、
診断対象の動態の種類をユーザが選択するための選択手段と、
前記選択手段により選択された前記診断対象の動態の種類の情報を前記動態撮影装置に送信する送信手段と、を備え、
前記特定手段は、
前記コンソールから送信された前記診断対象の動態の種類の情報に基づいて、前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出する特徴量の種類を特定する請求項4に記載の動態撮影システム。 - 前記表示手段は、
前記動態撮影装置から送信された前記1枚目のフレーム画像に前記2枚目以降のフレーム画像に基づいて算出された特徴量を順次重ね合わせて表示する請求項4又は5に記載の動態撮影システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015252891A JP2017113344A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 動態撮影装置及び動態撮影システム |
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ID=59232826
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020081185A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | コニカミノルタ株式会社 | 動態画像解析装置及び動態画像解析システム |
JP2022095871A (ja) * | 2018-01-05 | 2022-06-28 | パラメヴィア プライベート リミテッド | 診断支援プログラム |
-
2015
- 2015-12-25 JP JP2015252891A patent/JP2017113344A/ja active Pending
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JP7169514B2 (ja) | 2018-01-05 | 2022-11-11 | ラドウィスプ プライベート リミテッド | 診断支援プログラム |
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JP7196557B2 (ja) | 2018-11-21 | 2022-12-27 | コニカミノルタ株式会社 | 動態画像解析装置及び動態画像解析システム |
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