JP2010017296A - 医用画像システム - Google Patents

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久 米川
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Abstract

【課題】再撮影の要否に必要な画像データを早く表示し、より早く再撮影の要否を判断する医用画像システムを提供する。
【解決手段】医用画像システム1は、被写体を透過した放射線を画像信号に変換する放射線検出手段と、前記画像信号を画像データとして読み取る読取手段と、前記画像データをコンソール3に送信するFPDカセッテ通信部208とを備えるFPDカセッテ2と、表示部33と、前記画像データを取得するコンソール通信部32と、前記画像データを撮影部位に基づき表示部33における一の画像を所定の分割領域に前記画像データを所定の割当順序に従って割り付ける表示制御手段と、を備えるコンソール3とを備え、撮影部位情報に基づき、一の画像の画像データを所定の分割画像データに分割し、所定の送信順序でコンソール3に送信する送信管理手段を放射線画像検出装置に備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像システムに関するものである。
従来、病気診断等を目的として、X線画像に代表される、放射線を用いて撮影された放射線画像が広く用いられている。
こうした医療用の放射線画像は、従来スクリーンフィルムを用いて撮影されていたが、近年は、放射線画像のデジタル化が実現されており、例えば、被写体を透過した放射線を輝尽性蛍光体層が形成された輝尽性蛍光体シートに蓄積させた後、この輝尽性蛍光体シートをレーザ光で走査し、これにより輝尽性蛍光体シートから発光される輝尽光を光電変換して画像データを得るCR(Computed Radiography)装置が広く普及している。
放射線画像撮影を行った際には、ポジショニングが誤っていた場合や被写体が撮影中に動いてしまった等の撮影ミスがあった場合には再撮影を行う必要がある。そこで、できるだけ早期に再撮影の要否を判断したいとの要請があり、CR装置であって、撮影後に当該装置において画像データの読み取り等まで行うことのできる、撮影室等に固定設置された専用機の場合には、患者を撮影した後、読み取りを開始するとほぼ同時に読み取られた画像が表示されるようにする方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これに対して、持ち運び可能なカセッテ型に構成されたCR装置の場合には、患者を撮影した後、カセッテを読取装置に装填して画像データの読み取りを行い、読み取られた画像データがコンソールに送信されて、画像表示が行われる(例えば、特許文献2参照)。このため、撮影から画像の確認までの時間がCR専用機に比べて時間を要するものとなっていた。
また最近では、CR装置に代えて照射された放射線を検出しデジタル画像データとして取得する検出器として放射線固体撮像素子FPD(Flat Panel Detector)を用いる医用画像システムが登場している。
このようなFPDには、CR装置のカセッテ同様に可搬型に構成されたカセッテ型のFPD(以下「FPDカセッテ」と称する。)も用いられるようになっており、バッテリを内蔵し、かつ無線通信機能を有するFPDカセッテも登場している。FPDカセッテは、その可搬性を活かし、患者のベットサイド等、任意の場所での撮影を可能とし、コンソール、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)等に対して無線方式で、画像データを送信することのできるシステムも提案されている(例えば、特許文献3参照)。このようなシステムでは、必要に応じて、読み取られた全画像データ(以下「RAW画像データ」という。)か、このRAW画像データを間引いて(圧縮して)データ量を少なくした間引き画像データ(圧縮画像データ)か、のいずれかを選択して、コンソール等に送信することも提案されている。
また、FPDカセッテにおいて、RAW画像データと間引き画像データ(圧縮画像データ)の両方を生成する場合に、間引き画像データは無線方式で送信し、RAW画像データはケーブル等を経由した有線方式で送信するとの構成も開示されている(例えば、特許文献4参照)。
RAW画像データの他にデータ量の少ない間引き画像データを生成して送信する場合には、通信時間を短縮することができ、比較的早期に画像データをコンソール等に送信することが可能であって、再撮影の要否判断等を速やかに行うことができる。
特許第2509815号公報 特開2002−159476号公報 特開平07−246199号公報 特開2002−191586号公報
しかしながら、最終的に診断に用いられる診断画像(確定画像)はRAW画像データから生成されるため、間引き画像データによって再撮影の要否判断を行った後、再撮影が不要であれば、改めてRAW画像データをコンソール等に送信するというシーケンスとなり、先に送信した間引き画像データは不要なものとして消去されることとなる。このように最終的には消去される画像データを生成して、これを一旦コンソール等に送って再撮影の要否を確認してから改めてRAW画像データを送って確定画像の生成を行うとしたのでは、確定画像を生成するまでにかなりの時間を要することとなる。
また、特許文献4に記載の技術のように、間引き画像データを無線方式で送信しRAW画像データをケーブル等を用いた有線方式で送信するとした場合には、RAW画像データを送信する度に技師がケーブルを取り付ける等の作業を行う必要があり、煩わしかった。
更に、再撮影の要否判断用に間引き画像データを送る場合、コンソール側に送信する間引き画像データ(例えばRAW画像データを1/8圧縮、1/16圧縮等の間引き画像データ)の画素数と、コンソールの表示部における表示画素数とが不一致である場合には画像データに欠損が生じ、再撮影の要否を適切に判断することができないとの問題もある。
他方で、RAW画像データのみをコンソールに送信して、このRAW画像データによって再撮影の要否判断等を行おうとした場合、RAW画像データの送信には時間を要するため、早期に撮影の要否を判断することができない。
また、画像データの送信完了までコンソールに何も画像が表示されないとすると、技師が通信不良を疑う等、心理的不安に陥ることにもなる。
さらに、内蔵のバッテリで駆動している場合には、通信時間が長く掛かるとその分バッテリを消費してしまい、画像データの送信が完了する前にバッテリが切れてしまう懸念もある。
このことは、無線方式で通信を行う場合に特に顕著であるが、有線方式で通信を行う場合であっても、通信速度の遅いネットワークを用いた通信の場合等、通信環境が十分に整っていない状況では同様の問題を生じる。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、通信環境等に左右されることなく、早期かつ確実に再撮影の要否判断を行うことのできる医用画像システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、被写体を透過した放射線を電気信号に変換する素子が2次元的に複数配列された放射線検出手段と、前記放射線検出手段によって取得された電気信号を読み取り、被写体の画像データを生成する読取手段と、前記読取手段によって生成された画像データを撮影部位を識別する撮影部位情報に基づき所定の分割領域に対応する分割画像データに分割するとともに当該各分割画像データの送信順序を設定する送信管理手段と、前記送信順序に従って前記分割画像データを外部に送信する検出装置通信手段と、を有する放射線画像検出装置と、
2次元状の表示領域を有する表示手段と、前記放射線画像検出装置から前記分割画像データを取得するコンソール通信手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を有するコンソールと、
を備え、
前記表示制御手段は、前記撮影部位情報に基づいて、前記表示手段の表示領域を複数の分割表示領域に分割するとともに、前記コンソール通信手段により取得された前記分割画像データを所定の割当順序に従って前記各分割表示領域に割り当てて当該各分割表示領域に表示させることを特徴とする。
本発明の別の側面によれば、被写体を透過した放射線を電気信号に変換する素子が2次元的に複数配列された放射線検出手段と、前記放射線検出手段によって取得された電気信号を読み取り、被写体の画像データを生成する読取手段と、前記読取手段における前記放射線検出手段からの電気信号の読取順序を、撮影部位を識別する撮影部位情報に基づいて指定する読取指定手段と、前記読取手段によって生成された画像データを前記読取順序に従って所定の分割画像データに分割するとともに当該各分割画像データの送信順序を設定する送信管理手段と、前記送信順序に従って前記分割画像データを外部に送信する検出装置通信手段と、を有する放射線画像検出装置と、
2次元状の表示領域を有する表示手段と、前記放射線画像検出装置から前記分割画像データを取得するコンソール通信手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を有するコンソールと、
を備え、
前記表示制御手段は、前記撮影部位情報に基づいて、前記表示手段の表示領域を複数の分割表示領域に分割するとともに、前記コンソール通信手段により取得された前記分割画像データを所定の割当順序に従って前記各分割表示領域に割り当てて当該各分割表示領域に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、送信管理手段は、撮影部位に基づいて、一の画像データを分割してなる複数の分割画像データを所定の順番でコンソールに送信するため、再撮影要否の確認に必要な画像データをより早くコンソールに送信することが可能となる。
また、コンソール通信手段により取得された分割画像データを、表示制御手段は撮影部位に基づいて、表示手段における所定の分割表示領域に所定の順序で割り当てて表示するため、再撮影要否のより早い確認が可能となる。その結果、再撮影要否確認用の間引きした画像データ等を送信せずRAW画像データのみを送信しても、最終的な診断用の画像データも速やかに確認することが可能となる。
そのため、操作者の移動や2度にわたる送信操作等の煩わしさ、通信不良ではないかという心理的不安を軽減することが可能となる。
また、本発明の別の側面によれば、読取指定手段は、前記放射線検出手段からの電気信号の読取順序を撮影部位を識別する撮影部位情報に基づき指定し、読取手段は、該読取順序で読み取り、検出装置通信手段は、読取手段で読み取られた読取順序で画像データを外部に送信するため、再撮影要否の確認に必要な画像データをより早くコンソールに送信することが可能となる。
また、コンソール通信手段により取得された画像データを、表示制御手段は撮影部位に基づいて、表示手段における所定の分割表示領域に所定の順序で割り当てて表示するため、再撮影要否のより早い確認が可能となる。その結果、再撮影要否確認用の間引きした画像データ等を送信せずRAW画像データのみを送信しても、最終的な診断用の画像データも結果として速やかに確認することが可能となる。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る医用画像システムの実施形態について、図1から図7を参照しながら説明する。ただし、本発明は以下の図示例のものに限定されるものではない。
本実施形態に係る医用画像システム1は、病院や医院内で行われる放射線画像撮影を想定したシステムである。
図1に示すように、例えば、撮影室R1は放射線を遮蔽する部屋であり、撮影室R1には、検査対象に放射線を照射する放射線発生装置4、放射線発生装置4から照射された放射線に応じた画像データを生成するFPDカセッテ2、FPDカセッテ2を装填することができる保持装置7、無線アクセスポイント5が配置されている。
また、前室R2には、放射線発生装置4を操作する操作装置6が配置されている。
また、別室には、システム全体の制御を行うコンソール3が設けられている。このコンソール3は、前室R2に設けることも可能である。
本実施形態では、医用画像システム1は、以上のFPDカセッテ2と、コンソール3と、放射線発生装置4と、無線アクセスポイント5と、操作装置6と、保持装置7とを備えている。
なお、本実施形態では、FPDカセッテ2で取得した画像データをコンソール3に送信し、送信完了後に表示部33に画像が表示される場合を基本として説明するが、送信される画像データ量が送信時間とともに増加するにつれ、解像度を順次増加せしめる表示形式(以下、プログレッシブ表示という)を採用することが好ましい。この場合は、画像送信に伴いリアルタイムでプログレッシブ表示を行うことができる。
以下、医用画像システム1の構成について詳細に説明する。
放射線発生装置4は、電圧発生源により高圧電圧が印加されると放射線を発生する放射線管(図示せず)を備える。この放射線管の放射線照射口には、放射線照射範囲を調整する放射線絞り装置(図示せず)が設けられている。
この放射線発生装置4は、撮影時にはFPDカセッテ2に対向する位置に配置されて、検査対象に対して放射線を照射するものである。
保持装置7は、FPDカセッテ2を装填するもので、ネットワークNに接続されている。FPDカセッテ2は、保持装置7に装填された場合は、無線方式或いは保持装置7を介して有線方式でデータの送受信を行う機能を有する。
FPDカセッテ2は、放射線画像データ(以下、単に「画像データ」と称する。)を得るカセッテ型の放射線画像検出装置である。
FPDカセッテ2としては、例えば、8インチ×10インチ、10インチ×12インチ、11インチ×14インチ、14インチ×14インチ、14インチ×17インチ、17インチ×17インチ等のサイズのものが用意されているが、サイズはここに挙げたものに限定されない。
図2は、本実施形態におけるFPDカセッテ2の斜視図である。
FPDカセッテ2は、図2に示すように、内部を保護する筐体210を備えている、この筐体210の内部には、照射された放射線を光に変換するシンチレータ層220が形成されている。シンチレータ層220は、例えばCsI:TlやCdS:Tb、ZnS:Ag等の母体内に発光中心物質が付活された蛍光体を用いて形成されたものを用いることができる。
シンチレータ層220の放射線が入射する側の面とは反対側の面側には、センサパネル部221が設けられている。このセンサパネル部221は、被写体を透過した放射線を電気信号に変換する放射線検出素子が2次元状に複数配列されたものであり、放射線検出手段として機能する。本実施形態において、センサパネル部221は、放射線検出素子として、シンチレータ層220から出力された光を電気信号に変換するフォトダイオード等の複数の光電変換素子223(図3参照)を備えている。
この場合の各光電変換素子223は、画像読み取りの最小単位としての1画素に対応しており、各光電変換素子223は、例えば行方向の位置xと列方向の位置yとによって、その位置を特定することができるようになっている。
また、図2に示すように、センサパネル部221の周囲の部分や裏面側には、センサパネル部221の各光電変換素子223の出力値を読み取る読取部230が設けられている。読取部230は、センサパネル部221によって検出され出力された電気信号(放射線発生装置4により発生し被写体を透過した放射線量に対応する出力値)を読み取り、この電気信号に基づいて画像データを生成する読取手段として機能する。
読取部230は、図示しないCPU(Central Processing Unit)等を備えるマイクロコンピュータ等からなるFPDカセッテ制御部200や図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等からなるFPDカセッテ記憶部201、走査駆動回路202、信号読出し回路203等で構成されている。
ここで、センサパネル部221及び読取部230の構成について、図3の等価回路図を参照しつつ、さらに説明する。
図3に示すように、センサパネル部221の各光電変換素子223の一方の電極にはそれぞれ信号読み出し用のスイッチ素子であるTFT222のソース電極が接続されている。また、各光電変換素子223の他方の電極にはバイアス線Lbが接続されており、バイアス線Lbはバイアス電源228に接続されていて、バイアス電源228から各光電変換素子223にバイアス電圧が印加されるようになっている。
各TFT222のゲート電極はそれぞれ走査駆動回路202から延びる走査線Llに接続されており、各TFT222のドレイン電極はそれぞれ信号線Lrに接続されている。各信号線Lrは、それぞれ信号読み出し回路203内の増幅回路224に接続されており、各増幅回路224の出力線はそれぞれサンプルホールド回路225を経てアナログマルチプレクサ226に接続されている。また、アナログマルチプレクサ226にはA/D変換器227が接続されており、信号読み出し回路203はA/D変換器227を介してFPDカセッテ制御部200に接続されている。FPDカセッテ制御部200には、FPDカセッテ記憶部201が接続されている。
FPDカセッテ2では、図示しない被写体を撮影する放射線画像撮影において、被写体を透過した放射線がシンチレータ層220に入射すると、シンチレータ層220からセンサパネル部221に光が照射され、光の照射を受けた量に応じて、光電変換素子223の特性が変化する。
そして、放射線画像撮影を終了し、FPDカセッテ2から画像データを電気信号として読み出す際には、走査線LlからTFT222のゲート電極に読み出し電圧を印加して各TFT222のゲートを開き、光電変換素子223からTFT222を介して電気信号を信号線Lrに取り出す。そして、電気信号を増幅回路224で増幅する等して、アナログマルチプレクサ226から順次A/D変換器227を介してFPDカセッテ制御部200に出力し、FPDカセッテ制御部200は、この電気信号と前述した光電変換素子223(すなわち画素)の位置を特定する位置情報とを対応付けてFPDカセッテ記憶部201に保存する。信号の読み出し処理は各走査線Llごとに順次行われ、センサパネル部221の全光電変換素子223から電気信号が読み出されると信号の読み出し処理が終了する。
また、FPDカセッテ2には、バッテリ207が内蔵されており、FPDカセッテ制御部200により、バッテリ207から各部材への給電が制御されるようになっている。
なお、バッテリ207としては、例えばニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、小型シール鉛電池、鉛蓄電池等の充電自在な電池を適用することができる。また、バッテリ207に代えて、燃料電池等を適用してもよい。
また、FPDカセッテ2は、センサパネル部221で検出された電気信号に基づいて読取部230で生成された画像データを記憶する画像記憶部204を備えている。画像記憶部204は、例えばフラッシュメモリ等の書き換え可能なメモリ等で構成されている。本実施形態において、読取部230により生成される画像データは、個々の光電変換素子223に対応する各画素ごとに、各画素の画素サイズ情報、画素数情報及び位置情報と対応付けられて画像記憶部204に一時的に保存される。
画像記憶部204は内蔵型のメモリでもよいし、メモリカード等の着脱可能なメモリでもよい。画像記憶部204の容量は特に限定されないが、複数枚分の画像データを保存可能な容量を有することが好ましい。このような画像記憶部204を備えることによって、被写体に対して連続して放射線を照射し、その度ごとに画像データを記録し蓄積していくことができ、連続撮影や動画撮影を行うことが可能となる。
また、FPDカセッテ2の筐体210の一端には充電用の端子209が形成されており、例えば、FPDカセッテ2を外部電源と接続されるクレードル等の充電用装置(図示せず)に装着することによって充電用装置側の端子(図示せず)と筐体210側の端子209とが接続されてバッテリ207の充電が行われるようになっている。
また、FPDカセッテ2には、コンソール3等の外部装置との間で各種信号の送受信を行うFPDカセッテ通信部208(図1参照)が設けられている。FPDカセッテ通信部208は、例えば、画像データをコンソール3に転送したり、コンソール3等から送信される撮影開始信号等を受信するものである。
本実施形態において、前記読取部230によって生成された画像データは、後述するように、撮影部位情報に基づいて所定の分割領域に対応する分割画像データに分割されて、所定の送信順序に従って外部に送信されるようになっており、FPDカセッテ通信部208は、この分割画像データを送信順序に従ってコンソール3等に送信する検出装置通信手段として機能する。
また、後述するように、FPDカセッテ制御部200により分割画像データを送信する送信順序が変更されたときは、FPDカセッテ通信部208は、この変更された送信順序とともに分割画像データをコンソール3に送信する。
また、FPDカセッテ2の筐体210の表面一端には、バッテリ207の充電状況や各種の操作状況等を表示するインジケータ206が設けられており、操作者がFPDカセッテ2のバッテリ207の充電状況等を目視にて確認することができるようになっている。
また、FPDカセッテ2の筐体210の外部には、放射線技師等の操作者が各種の指示等を入力設定する入力操作部205が設けられている。入力操作部205から入力される内容としては、例えば、撮影条件や患者の識別情報、FPDカセッテ2の動作状態の選択設定等が挙げられるが、入力操作部205から入力することのできる内容は、ここに例示したものに限定されない。
例えば、技師が、デフォルトとして設定されている分割画像データの送信順序を変更したい場合に、入力操作部205から指示を入力することによって、送信順序の変更を指示する指示信号がFPDカセッテ制御部200に出力されるようにしてもよい。このような指示信号が入力操作部205から出力されたときは、後述するように、FPDカセッテ制御部200は、デフォルトとして設定されている分割画像データの送信順序を指示信号に従って変更する。
また、図4に示すように、FPDカセッテ2の筐体210の側面部分には、無線通信を行うためのアンテナ装置231が埋め込まれて設けられている。アンテナ装置231には、金属からなる平板状の一対の放射板232、233と、一対の放射板232、233を連結し、当該一対の放射板232、233に対して給電する給電部234とが設けられている。
なお、アンテナ装置231の種類・形状は、ここに例示したものに限定されない。また、アンテナ装置231は筐体210に埋め込まれている場合に限定されず、筐体210の外側や内側に貼付されていてもよい。
次に、FPDカセッテ2の機能的構成について図1を用いて説明する。
FPDカセッテ記憶部201は、各種制御プログラムや、画像データ等の各種データを記憶するものである。本実施形態において、各種制御プログラムの中には、撮影部位に対応付けられた画像データの分割方法及び送信順序を示す送信管理用プログラムが含まれる。
なおFPDカセッテ記憶部201には、デフォルトとして所定の分割方法及び送信順序が記憶されているが、前述したように、入力操作部205から指示信号を入力することにより、技師(ユーザ)等が任意に設定を変更することも可能である。
本実施形態では、この送信管理プログラム中に、デフォルトとして、撮影部位が胸部正面である場合の分割方法及び送信順序と、撮影部位が胸部側面である場合の分割方法及び送信順序とが設定されている場合を例として説明するが、分割方法及び送信順序の規定の仕方はこれに限定されず、さらに多くのパターンが選択的に適用可能となっていてもよい。
FPDカセッテ制御部200は、FPDカセッテ記憶部201に記憶されているプログラムに従ってFPDカセッテ2内の各部を統括制御したり、所定の演算を行ったりするものである。本実施形態においては、このFPDカセッテ制御部200は、FPDカセッテ記憶部201に記憶されている送信管理用プログラムに従って、前述の読取部230によって生成された画像データを撮影部位情報に基づいて所定の分割領域に対応する分割画像データに分割するとともに当該各分割画像データの送信順序を設定する送信管理手段としても機能する。
ここで、FPDカセッテ制御部200の送信管理手段としての機能について詳説する。
本実施形態において、FPDカセッテ2には、コンソール3から当該撮影における撮影部位を識別する撮影部位情報が送信されるようになっており、コンソール3から送信された撮影部位情報をFPDカセッテ通信部208が取得すると、FPDカセッテ制御部200は、その撮影部位情報に対応する送信管理用プログラムをFPDカセッテ記憶部201から読み出す。そして、FPDカセッテ制御部200は、その送信管理用プログラムに基づいて、画像記憶部204に記憶されている一の画像データ(当該撮影によって得られた画像データ)を後述するコンソール3の表示部33の所定の分割領域に対応する複数の分割画像データに分割し、FPDカセッテ通信部208からこの複数の分割画像データを所定の送信順序でコンソール3に送信させる。
具体的には、FPDカセッテ制御部200は、撮影部位が胸部正面である場合には、図5に示すように一の画像データを縦方向(行方向)の3つ(分割画像データα、β、γ)に分割し、この分割画像データα、β、γを「α→β→γ」の順でコンソール3に送信させる。この分割画像データα、β、γは、後述するように、図5におけるコンソール3の表示部33の各分割表示領域A,B,Cに対応するようになっている。一方、FPDカセッテ制御部200は、撮影部位が胸部側面である場合には、図6に示すように一の画像データを横方向(列方向)の3つ(分割画像データα、β、γ)に分割し、この分割画像データα、β、γを「α→β→γ」の順でコンソール3に送信させる。この分割画像データα、β、γは、後述するように、図6におけるコンソール3の表示部33の各分割表示領域A,B,Cに対応するようになっている。
なお、前述のように、ユーザ等の設定により、所定の送信順序が変更された場合も対応することが可能である。この場合は、画像データを送信する前に、FPDカセッテ2のFPDカセッテ通信部208からコンソール3に対して変更された送信順序の情報を分割画像データとともに送信する。
このように分割送信することとした理由は、図5のように撮影部位が胸部正面であれば、分割画像データαである首部の画像データと分割画像データβである腰部の画像データとを先にコンソール3に送信すれば、胸部正面の画像データγをコンソール3に送信しない段階でも、コンソール3側で、首部及び腰部の位置関係から注目領域である胸部正面の概略の位置を推測でき、撮影位置が適切か否か、すなわち、被写体の位置が適切な位置に存在しているか否かを視認することが可能となることが多いからである。また、図6のように撮影部位が胸部側面であれば、分割画像データαである腹部の画像データと分割画像データβである背部の画像データとをコンソール3に送信すれば、胸部側面の画像データγをコンソール3に送信しない段階でも、コンソール3側で、腹部及び背部の位置関係から注目領域である胸部側面の概略の位置を推測でき、撮影位置が適切か否か、すなわち、被写体の位置が適切な位置に存在しているか否かを視認することが可能となることが多いからである。
また、本実施形態では、前記分割画像データがコンソール3の表示部33の各分割表示領域にプログレッシブ表示で表示されるように、FPDカセッテ制御部200は、各画像データの送信順序を決定し、それに従って画像データを画素単位に、または、ライン単位に送信するようにFDPカセッテ通信部208を制御することができる。
プログレッシブ表示を行う場合とプログレッシブ表示を行わない場合とでは、最終的に全画像データを送信した場合のコンソール3へのデータ転送量は変わらない、すなわちデータの転送時間も変わらない。しかし、プログレッシブ表示は、最初に低解像度の画面を表示させ、画像データを受信するにつれてより高解像度の画像を表示させるものである。このため、通信インフラが充分ではない(通信速度が遅い)場合であっても、技師は、時間とともに変化する表示画面を視認することで、通信が進行していることを認知できるので、技師は、安心して、高解像度の画像が表示されるまで待てばよい。また、プログレッシブ表示を行うことにより、例えば、胸部正面の場合であれば、上記の分割画像データαから首部の輪郭、胸部側面の場合であれば、上記の分割画像データαから腹部の輪郭が、順次解像度を上げながら表示される。これにより、より早く被写体の位置が適切か否か、再撮影が必要か否かの確認することが可能である。
次に、コンソール3について詳しく説明する。
コンソール3は、図1に示すように、CPU等(図示せず)で構成されるコンソール制御部30、ROMやRAM等で構成されるコンソール記憶部31、コンソール通信部32、表示部33、入力操作部34等を備えて構成されており、各部はバス35により接続されている。
このうち、コンソール記憶部31には、患部を検出するための自動部位認識に基づく階調処理・周波数処理等の画像処理を行うためのプログラム等、各種の制御プログラムが記憶されているほか、撮影画像の画像データを診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。また、本実施形態においては、撮影部位に対応付けられた表示領域分割方法及び割当順序(FPDカセッテ2から送信された画像データをどの分割表示領域から順に割り当てて表示させていくかという表示順序)を示す表示制御用プログラムが含まれる。
コンソール制御部30は、コンソール記憶部31に記憶されているプログラムに従ってコンソール3内の各部を統括制御したり、所定の演算を行ったりするものである。本実施形態において、このコンソール制御部30は、コンソール記憶部31に記憶されている表示制御用プログラムに従って表示部33を制御する表示制御手段としても機能する。
ここで、コンソール制御部30の表示制御手段としての機能について詳説する。
コンソール制御部30は、例えば入力操作部34からの入力によって撮影部位情報を取得すると、その撮影部位情報に対応する表示制御用プログラムをコンソール記憶部31から読み出す。そして、コンソール制御部30は、その表示制御用プログラムに基づいて、表示部33の表示領域を複数の分割表示領域に分割するとともに、コンソール通信部32により取得された各分割画像データを所定の割当順序に従って個々の分割表示領域に割り当て、各分割画像データに基づく画像を各分割表示領域に表示させる。
具体的には、コンソール制御部30は、撮影部位が胸部正面である場合には、図5に示すように一の表示領域を縦方向の3つの分割表示領域A,B,Cに分割し、この分割表示領域A,B,Cに所定の割当順序に従って各分割画像データを割り当て、各分割画像データに基づく画像を表示させる。一方、FPDカセッテ制御部200は、撮影部位が胸部側面である場合には、図6に示すように一の表示領域を横方向の3つの分割表示領域A,B,Cに分割し、この分割表示領域A、B、Cに所定の割当順序に従って各分割画像データを割り当て、各分割画像データに基づく画像を表示させる。
この場合の「所定の割当順序(表示順序)」とは、コンソール3が分割画像データを取得した順(送信順序)である。つまり、図5及び図6に示すように、分割表示領域A、B、Cには分割画像データα、β、γが、それぞれ送信順序に従って割り当てられ、分割表示領域A、B、Cには分割画像データα、β、γに基づく画像が表示される。なお、本実施形態ではFPDカセッテ2の側で送信順序が変更された場合も対応することが可能である。この場合は、前述のように、FPDカセッテ2が、画像データを送信する前にコンソール3に対して変更した送信順序の情報を送信し、コンソール3は、送信された情報に基づいて各分割表示領域A、B、Cに分割画像データα、β、γを割り当て、表示部33に画像を表示させる。なお、「所定の割当順序(表示順序)」の規定の仕方は特に限定はされず、ここに例示した以外の割当順序が「所定の割当順序」として規定(設定)されてもよい。
このように分割表示することとした理由は、図5のように撮影部位が胸部正面であれば、ほとんどの場合、分割画像データαである首部の画像データと分割画像データβである腰部の画像データとに基づく画像が分割表示領域A,Bに表示されれば、胸部正面の画像データに基づく画像が分割表示領域Cに表示されない段階で、首部及び腰部の位置関係から注目領域である胸部正面の位置を推測でき撮影位置が適切か否か、すなわち、被写体の位置が適切な位置に存在しているか否かを確認することが可能となるからである。また、図6のように撮影部位が胸部側面であれば、ほとんどの場合、分割画像データαである腹部の画像データと分割画像データβである背部の画像データとに基づく画像が分割表示領域A,Bに表示されれば、胸部側面の画像データに基づく画像が分割表示領域Cに表示されない段階で、腹部及び背部の位置関係から注目領域である胸部側面の位置を推測でき、撮影位置が適切か否か、すなわち、被写体の位置が適切な位置に存在しているか否か、再撮影の要否を確認することが可能となるからである。
また、上記例においては、各分割表示領域毎の分割画像データを取得した後に各分割表示領域に画像が表示される場合について説明したが、前記分割画像データがコンソール3の表示部33にプログレッシブ表示で表示される場合は、各分割表示領域毎の分割画像データの取得が完了する前であっても取得したデータに基づいて順次画像が表示されるため、被写体の輪郭等が画像データの送信に伴い、低解像度から徐々に高解像度の画像へとリアルタイムに順次表示されていく。このため、上記例に比べて、より早期に再撮影の要否を判断することが可能となる。
なお、表示部33は、2次元状の表示領域を有する表示手段であり、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されている。本実施形態において、表示部33は、複数の分割表示領域に分割可能な構成となっており、例えばFPDカセッテ2から送信される画像データ(分割画像データ)が送信され、各分割表示領域に分割画像データが割り当てられると、当該割り当てられた分割画像データに基づく画像を当該分割表示領域に表示させるようになっている。
また、コンソール通信部32は、無線アクセスポイント5を介してFPDカセッテ2との間で無線方式により情報の送受信を行ったり、FPDカセッテ2が保持装置7に接続されたときに、保持装置7を介して有線方式により情報の送受信を行ったりするものである。本実施形態において、コンソール通信部32は、FPDカセッテ2から分割画像データを取得するコンソール通信手段である。
このコンソール通信部32は、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワークNに接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。本実施形態において、ネットワークNを介してコンソール3のコンソール通信部32と接続される外部装置としては、HIS/RIS8、PACSサーバ9、イメージャ10等があるが、ネットワークNに接続される外部装置はここに例示したものに限定されない。
ここで、PACSサーバ9は、コンソール3から出力された画像データを保存する。また、イメージャ10は、コンソール3から出力された画像データに基づいて放射線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録し、出力する。
次に、図7を参照しつつ、実施形態に係る医用システム1の動作の一例を説明する。
FPDカセッテ2に対してコンソール3から無線にてFPDカセッテ2を起動させる起動信号が送信される(ステップS101)。FPDカセッテ2は、コンソール3からの起動信号を受信すると(ステップS102)、スリープ状態から覚醒し(ステップS103)、撮影可能な状態となる。この後、コンソール3からFPDカセッテ2に対して撮影部位情報を含む撮影オーダ情報が送信され(ステップS104)、FPDカセッテは、この撮影部位情報を含む撮影オーダ情報を受信する(ステップS105)。また、コンソール3から操作装置6に対して放射線発生装置4の放射線照射条件を制御する制御信号が送信され、操作装置6は、この制御信号に基づいて放射線発生装置4に対して曝射指示信号を送信する。これにより、放射線発生装置4は、曝射指示信号に従って所定の放射線を所定のタイミングで照射し、撮影が行われる。撮影が終了すると、FPDカセッテ2の読取手段は画像データを読み取り(ステップS106)、これを画像記憶部204に記憶する(ステップS107)。
FPDカセッテ制御部200は、画像データを所定の分割画像データに分割して送信する分割送信か否かを、撮影部位情報に基づいて判断し(ステップS108)、分割送信を行わない場合(ステップS108:NO)には、ステップS116に進む。分割送信を行う場合(ステップS108:YES)には、FPDカセッテ制御部200は、当該分割画像データの撮影部位情報に応じて、分割画像データの送信順序を設定する(ステップS109)。例えば、撮影部位情報が「胸部正面」である場合には、図5に示すように、分割画像データα、β、γを「α→β→γ」の順で送信するようにデフォルト設定されており、FPDカセッテ制御部200は、この「α→β→γ」の順を当該分割画像データの送信順序として設定する。
そして、分割画像データの送信順序が設定されると、次に、FPDカセッテ制御部200は、分割画像データの送信順序が変更されたか否かを判断し(ステップS110)、送信順序が変更されなかった場合(ステップS110:NO)には、ステップS116に進む。他方、送信順序が変更された場合(ステップS110:YES)には、FPDカセッテ制御部200は、送信順序をデフォルトから変更後のものに変更し(ステップS111)、FPDカセッテ制御部200は、コンソール3に対して、変更された送信順序についての送信順序情報を送信する(ステップS112)。コンソール3は、送信順序情報を受信すると(ステップS113)、FPDカセッテ2に対して送信順序情報の受信完了信号を送信する(ステップS114)。FPDカセッテ2は、受信完了信号を受信する(ステップS115)。
次にFPDカセッテ制御部200は、ステップS108において分割送信が選択されなかった場合(ステップS108:NO)には、分割されていない画像データをコンソール3に送信し、分割送信が選択された場合(ステップS108:YES)には、分割画像データ(分割された画像データ)を設定(又は変更設定)された送信順序でコンソール3に送信する(ステップS116)。すなわち、例えば、撮影部位情報が「胸部正面」であり、その送信順序がデフォルトのまま変更されていない場合には、FPDカセッテ制御部200は、図5に示すように、「α→β→γ」の送信順序で分割画像データα、β、γをコンソール3に対して送信するように分割画像データの送信順序を管理する。
コンソール3は、分割されていない画像データ又は分割画像データをFPDカセッテ2から受信すると(ステップS117)、コンソール記憶部31に記憶する(ステップS118)。
コンソール制御部30は、FPDカセッテ2から画像データを受信すると、各画像データに応じた画像を表示部33に表示させる(ステップS119)。
すなわち、FPDカセッテ2から送信された画像データが分割画像データの場合、例えば図5の胸部正面の場合であれば、コンソール制御部30は、各分割画像データα、β、γを、「α→β→γ」の順でFPDカセッテ2から受信し、各分割画像データα、β、γがコンソール記憶部31に記憶される。そして、各分割画像データα、β、γは、表示部33の分割表示領域Aに分割画像データαを割り当て、分割表示領域Bに分割画像データβを割り当て、分割表示領域Cに分割画像データγを割り当てるというように、それぞれ対応する分割表示領域に所定の割当順序に従って割り当てられ、各分割表示領域に各分割画像データに基づく画像が表示される。なお、ステップS110で、送信順序がα、β、γからβ、α、γに変更された場合には、コンソール制御部30は、β、α、γの順で分割画像データを受信する。そして、表示部33の、分割表示領域Bに分割画像データβを割り当て、分割表示領域Aに分割画像データαを割り当て、分割表示領域Cに分割画像データγ割り当てるというように、それぞれ対応する分割表示領域に所定の割当順序に従って割り当てられ、各分割表示領域に各分割画像データに基づく画像が表示される。分割されていない画像データがFPDカセッテ2から送信された場合は、上記のような割り当ての処理を行わずに、そのまま表示部33の表示領域に表示させる。
コンソール3は、当該画像データの受信が完了すると受信完了信号をFPDカセッテ2に対して送信する(ステップS120)。FPDカセッテ2のFPDカセッテ制御部200は、当該受信完了信号を受信すると(ステップS121)、画像記憶部204から当該画像データを消去し(ステップS122)、一連の処理を終了する。
[第2実施形態]
次に、図8から図11を参照しつつ、本発明に係る医用画像システムの第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る医用画像システムは、FPDカセッテ記憶部201が読取指定用プログラムを有する点を除いては、第1実施形態に係る医用画像システムとほぼ同様の構成となっている。したがって、以下においては、特に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
図8に示すように、本実施形態において、医用画像システム100は、第1の実施形態と同様のFPDカセッテ2とコンソール3とを備えている。
この第2実施形態の医用画像システム100にあっては、FPDカセッテ制御部200は、第1実施形態と同様に、送信管理用プログラムに従って送信管理手段として機能する他、FPDカセッテ記憶部201に記憶されている読取指定用プログラムに従って、読取部230におけるセンサパネル部221からの電気信号の読取順序を撮影部位情報に基づいて指定する読取指定手段としても機能する。
ここで、FPDカセッテ制御部200の読取指定手段としての機能について詳説する。
FPDカセッテ通信部208がコンソール3から撮影部位情報を取得すると、FPDカセッテ制御部200は、その撮影部位情報に対応する読取指定用プログラムをFPDカセッテ記憶部201から読み出す。そして、FPDカセッテ制御部200は、その読取指定用プログラムに基づいてセンサパネル部221における読取領域を分割して分割読取領域とし、読取部230に各分割読取領域の画像データを所定の読取順序で読み取らせる。
具体的には、FPDカセッテ制御部200は、撮影部位が胸部正面である場合には、図9に示すように一の読取領域を縦方向の3つの分割読取領域a、b、cに分割し、この分割読取領域a、b、cの画像データを読取部230に「a→b→c」の順で読み取らせる。これにより、分割画像データα、β、γが生成される。一方、FPDカセッテ制御部200は、撮影部位が胸部側面である場合には、図10に示すように一の読取領域を縦方向の3つの分割読取領域a、b、cに分割し、この分割読取領域a、b、cの画像データを読取部230に「a→b→c」の順で読み取らせる。これにより、分割画像データα、β、γが生成される。
なお、図9及び図10に示すように、読取部230により生成された分割画像データα、β、γは、それぞれコンソール3の表示部33の各分割表示領域A,B,Cに対応しており、分割画像データα、β、γがコンソール3に送信されると、対応する各分割表示領域に割り当てられる。
なお、本実施形態では所定の読取順序が変更された場合にも対応することが可能である。この場合は、FPDカセッテ2が、画像データを送信する前にコンソール3に対して変更した読取順序の情報を送信し、コンソール3は、送信された情報に基づいて、表示部33に画像を表示させる。
このように分割読取りを行うこととした理由は、図9のように撮影部位が胸部正面であれば、分割画像データαである首部の画像データと分割画像データβである腰部の画像データとをコンソール3に送信すれば、胸部正面の画像データをコンソール3に送信しない段階でも、コンソール3側で、首部及び腰部の位置関係から注目領域である胸部正面の位置を推測でき、撮影位置が適切か否か、すなわち、被写体の位置が適切な位置に存在しているか否かを確認することが可能となることが多いからである。また、図10のように撮影部位が胸部側面であれば、分割画像データαである腹部の画像データと分割画像データβである背部の画像データとをコンソール3に送信すれば、胸部側面の画像データをコンソール3に送信しない段階でも、コンソール3側で、腹部及び背部の位置関係から注目領域である胸部側面の位置を推測でき、撮影位置が適切か否か、すなわち、被写体の位置が適切な位置に存在しているか否かを確認することが可能となることが多いからである。
また、上記例においては、各分割画像データを取得した後に各分割表示領域に画像が表示される場合について説明したが、前記分割画像データがコンソール3の表示部33にプログレッシブ表示で表示される場合は、FPDカセッテ制御部200は、前記分割画像データがコンソール3の表示部33にプログレッシブ表示で表示されるように、プログレッシブ表示において必要となる画像領域の画像データから順に読取るよう読取部230を制御することができる。
また、本実施形態では、前記分割画像データがコンソール3の表示部33にプログレッシブ表示で表示されるように、FPDカセッテ制御部200は、各画像データの読取順序を決定し、それに従って画像データを画素単位で、または、ライン単位で各画像データを読取、順次コンソール3に送信するように読取部230及びFPDカセッテ通信部208を制御することができる。
なお、図8に示すように、本実施形態においては、FPDカセッテ記憶部201に、撮影部位に対応付けられた画像データの分割方法及び送信順序を示す送信管理用プログラムの他、撮影部位に対応付けられた読取順序を示す読取指定用プログラムが記憶されている。
本実施形態では、この送信管理プログラム及び読取指定用プログラム中に、デフォルトとして、撮影部位が胸部正面である場合の分割方法、送信順序及び読取順序と、撮影部位が胸部側面である場合の分割方法、送信順序及び読取順序とが設定されている場合を例として説明するが、分割方法、送信順序及び読取順序の規定の仕方はこれに限定されず、さらに多くのパターンが選択的に適用可能となっていてもよい。
また、本実施形態では、例えば、技師が、デフォルトとして設定されている分割画像データの送信順序や画像データの読取順序を変更したい場合に、入力操作部205から指示を入力することによって、送信順序や読取順序の変更を指示する指示信号がFPDカセッテ制御部200に出力されるようにしてもよい。このような指示信号が入力操作部205から出力されたときは、後述するように、FPDカセッテ制御部200は、デフォルトとして設定されている分割画像データの送信順序や画像データの読取順序を指示信号に従って変更する。
なお、その他の構成は、第1実施形態で説明したものと同様であることから、同一箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、図11を参照しつつ、FPDカセッテ制御部200が読取順序を指定する場合について説明する。ステップS201からステップS205までは、FPDカセッテ制御部200が送信順序を管理する場合(図7)のステップS101からステップS105と同じなので省略する。
FPDカセッテ制御部200は、画像データを所定の分割画像データに分割して送信する分割送信か否かを、撮影部位情報に基づいて判断し(ステップS206)、分割送信を行わない場合(ステップS206:NO)には、ステップS214に進む。分割送信を行う場合(ステップS206:YES)には、FPDカセッテ制御部200は、当該分割画像データの撮影部位情報に応じて、読取部230による画像データの読取順序を設定する(ステップS207)。例えば、撮影部位情報が「胸部正面」である場合には、図9に示すように、センサパネル部の読取領域を分割読取領域a、b、cに分割し、この分割読取領域a、b、cを「a→b→c」の順で読み取るように読取順序がデフォルト設定されており、FPDカセッテ制御部200は、この「a→b→c」の順を当該画像データの読取順序として設定する。
そして、画像データの読取順序が設定されると、次に、FPDカセッテ制御部200は、所定の読取順序が変更されたか否かを判断し(ステップS208)、読取順序が変更されなかった場合(ステップS208:NO)には、ステップS214に進む。他方、読取順序が変更された場合(ステップS208:YES)には、FPDカセッテ制御部200は、読取順序をデフォルトから変更後のものに変更し(ステップS209)、FPDカセッテ制御部200は、コンソール3に対して、変更された読取順序についての読取順序情報を送信する(ステップS210)。コンソール3は、読取順序情報を受信し(ステップS211)、受信が完了すると受信完了信号をFPDカセッテ2へ送信する(ステップS212)。FPDカセッテ2は、受信完了信号を受信する(ステップS213)。
次にFPDカセッテ制御部200は、読取部230によってセンサパネル部221から画像データを読み取らせる(ステップS214)。
すなわち、FPDカセッテ制御部200は、ステップS206で分割送信が選択されなかった場合(ステップS206:NO)は、読取部230によりそのまま画像データを読み取る。他方、分割送信が選択された場合(ステップS206:YES)、例えば図9の胸部正面の場合であれば、コンソール3の表示部33の分割表示領域A,B,Cに対応する分割読取領域a,b,cについて「a→b→c」の読取順序で読取部230による画像データの読み取りを行う。これにより分割読取領域a,b,cに対応する分割画像データα、β、γが生成される。また、読取順序がステップS208において「b→a→c」に変更された場合は、FPDカセッテ制御部200は、読取部230によりこの変更後の読取順序で分割画像データを読み取らせる。
そして、読み取られた画像データ又は分割画像データ(分割された画像データ)は、適宜コンソール3に送信される(ステップS215)。
コンソール3は、分割されていない画像データ又は分割画像データを受信し(ステップS216)、コンソール記憶部31に記憶する(ステップS217)。そして、コンソール制御部30は、FPDカセッテ2から画像データを受信すると、各画像データに応じた画像を表示部33に表示させる(ステップS218)。
すなわち、FPDカセッテ2から送信された画像データが分割画像データの場合、例えば図9の胸部正面である場合には、分割画像データが「a→b→c」の順で読取部230から読み取られ、生成された分割画像データα、β、γが随時コンソール3に送信される。そこで、コンソール制御部30は、「α→β→γ」の順で分割画像データα、β、γをコンソール記憶部31に記憶させて(ステップS216)、分割画像データごとに随時、表示部33の分割表示領域Aに分割画像データαを割り当て、分割表示領域Bに分割画像データβを割り当て、分割表示領域Cに分割画像データγを割り当てるというように、それぞれ対応する分割表示領域に所定の割当順序に従って割り当てる。そして、各分割表示領域に各分割画像データに基づく画像が表示される。
なお、ステップS208で読取順序が「a→b→c」から「b→a→c」に変更された場合は、FPDカセッテ制御部200は読取部230により「b→a→c」の順で分割画像データを読み取り、コンソール3に対して「β→α→γ」の順で順次分割画像データα、β、γを送信する。コンソール制御部30は、分割画像データα、β、γを「β→α→γ」の順で受信し、表示部33の分割表示領域Bに分割画像データβを割り当て、分割表示領域Aに分割画像データαを割り当て、分割表示領域Cに分割画像データγの順で割り当てるというように、それぞれ対応する分割表示領域に所定の割当順序に従って割り当てる。そして、各分割表示領域に各分割画像データに基づく画像が表示される。
他方、FPDカセッテ2から分割されていない画像データが送信された場合は、表示領域を分割する等の処理を行わずにそのまま表示部33に表示させる。
コンソール3は、当該画像データの受信が完了すると受信完了信号を送信する(ステップS219)。FPDカセッテ2のFPDカセッテ制御部200は、受信完了信号を受信すると(ステップS220)、一連の処理を終了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明によれば、再撮影要否確認用の間引きした画像データ等を送信せず画像データ(RAW画像データ)のみを送信するため、最終的な診断用の画像データも速やかに確認することが可能となる。また、操作者の煩わしさ、通信不良という心理的不安を軽減することが可能となる。
なお、上記実施形態では、縦方向又は横方向で分割して、分割読取領域、分割画像データ、分割表示を得たが、分割した形は矩形に限定されない。また分割された領域のサイズ及び分割する個数も変更することも可能である。
また、本実施形態では、FPDカセッテ2よりコンソール3に分割された画像データを、分割された画像データ毎に送信したが、分割画像データを画素単位で、またはライン単位で送信することも可能である。画像データの転送量も本実施形態に限定されない。また分割された画像データの形は本実施形態のような矩形に限定されない。また、分割した個数について本実施形態に限定されない。
また、画像データを間引き圧縮をすることを前提に、FPDカセッテ制御部200に間引き圧縮処理させるようにFPDカセッテ記憶部201に間引き圧縮処理用プログラムを追加することも可能である。例えば、1/64に間引き圧縮する場合は、分割画像データをさらに、縦8画素、横8画素になるように分割し、分割された1個の領域である64個の画素の濃度を平均化して1画素に対応するようにコンソール3に画像データを送信する。コンソール制御部30の表示制御手段としての機能は、1/64に間引き圧縮した画像を表示部33の所定の分割表示領域に表示させるように制御することも可能である。
また、本実施形態では、分割領域ごとにすべての分割画像データを取得し表示を行う場合と、表示する際にプログレッシブ表示を行う場合とを説明したが、いずれか一方を採用するシステムであってもよい。
また、本実施形態では、送信された撮影部位情報に基づきFPDカセッテ2側で読取・送信順序を制御するように構成したが、コンソール3側が部位情報に読取・送信順序を決定し、この決定内容をFPDカセッテ2へ伝え(送信し)、FPDカセッテ2はこの決定内容に従い読取送信を行うこととしても良い。
その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
第1実施形態に係る医用画像システムの全体構成を示す図である。 FPDカセッテの要部構成を示す斜視図である。 FPDカセッテのセンサパネル部および読取部の構成に示す等価回路図である。 図2に示すFPDカセッテを矢視A方向から見た斜視図である。 第1実施形態において撮影部位が胸部正面に対応した分割領域と分割表示領域を示す図である。 第1実施形態において撮影部位が胸部側面に対応した分割領域と分割表示領域を示す図である。 FPDカセッテ制御部が送信順序を管理する場合の医用画像システムの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る医用画像システムの全体構成を示す図である。 第2実施形態において撮影部位が胸部正面に対応した分割領域と分割表示領域を示す図である。 第2実施形態において撮影部位が胸部側面に対応した分割領域と分割表示領域を示す図である。 FPDカセッテ制御部が読取順序を指定する場合の医用画像システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 医用画像システム
2 FPDカセッテ
200 検出総理制御部
204 画像記憶部
208 検出装置通信部
3 コンソール
4 放射線発生装置
5 無線アクセスポイント
6 操作装置
7 保持装置
30 コンソール制御部
33 表示部
32 コンソール通信部
N ネットワーク
R1 撮影室
R2 前室

Claims (3)

  1. 被写体を透過した放射線を電気信号に変換する素子が2次元的に複数配列された放射線検出手段と、前記放射線検出手段によって取得された電気信号を読み取り、被写体の画像データを生成する読取手段と、前記読取手段によって生成された画像データを撮影部位を識別する撮影部位情報に基づき所定の分割領域に対応する分割画像データに分割するとともに当該各分割画像データの送信順序を設定する送信管理手段と、前記送信順序に従って前記分割画像データを外部に送信する検出装置通信手段と、を有する放射線画像検出装置と、
    2次元状の表示領域を有する表示手段と、前記放射線画像検出装置から前記分割画像データを取得するコンソール通信手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を有するコンソールと、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記撮影部位情報に基づいて、前記表示手段の表示領域を複数の分割表示領域に分割するとともに、前記コンソール通信手段により取得された前記分割画像データを所定の割当順序に従って前記各分割表示領域に割り当てて当該各分割表示領域に表示させることを特徴とする医用画像システム。
  2. 被写体を透過した放射線を電気信号に変換する素子が2次元的に複数配列された放射線検出手段と、前記放射線検出手段によって取得された電気信号を読み取り、被写体の画像データを生成する読取手段と、前記読取手段における前記放射線検出手段からの電気信号の読取順序を、撮影部位を識別する撮影部位情報に基づいて指定する読取指定手段と、前記読取手段によって生成された画像データを前記読取順序に従って所定の分割画像データに分割するとともに当該各分割画像データの送信順序を設定する送信管理手段と、前記送信順序に従って前記分割画像データを外部に送信する検出装置通信手段と、を有する放射線画像検出装置と、
    2次元状の表示領域を有する表示手段と、前記放射線画像検出装置から前記分割画像データを取得するコンソール通信手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を有するコンソールと、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記撮影部位情報に基づいて、前記表示手段の表示領域を複数の分割表示領域に分割するとともに、前記コンソール通信手段により取得された前記分割画像データを所定の割当順序に従って前記各分割表示領域に割り当てて当該各分割表示領域に表示させることを特徴とする医用画像システム。
  3. 前記送信順序は、前記送信管理手段において変更可能であり、
    前記検出装置通信手段は、前記送信管理手段によって前記送信順序が変更されたときは、この変更された送信順序とともに前記分割画像データを送信し、前記表示制御手段は、当該変更された送信順序に基づいて前記分割画像データを前記各分割表示領域に割り当てて表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医用画像システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017136214A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影システム

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