JP2022094413A - 移動型放射線撮影装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】移動型放射線撮影装置において、撮影された動画像の外部装置への出力によって、撮影された静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置への通信が滞留したり遅延したりすることを抑制する。【解決手段】移動型放射線撮影装置の制御部は、動画撮影により得られた動画像を無線通信部としての第2の通信部により外部装置(動画解析装置)に出力する第一処理よりも、前記静止画撮影で得られた静止画像又は検査オーダー情報に関する情報を第2の通信部により外部装置(RIS又はPACS)と通信する第二処理を優先して実施する。【選択図】図3

Description

本発明は、移動型放射線撮影装置及びプログラムに関する。
放射線撮影装置で撮影された動画像を外部装置で観察・解析処理するには、動画像を外部装置に出力(転送)する必要がある。しかし、動画像はデータ量が多いため、この出力には膨大な時間を要する。
そこで、例えば、特許文献1には、X線診断装置(放射線撮影装置)において撮影された動画像のうち、予め定められた条件に合致する(例えば、心臓運動の拡張末期の)フレーム画像を優先して外部装置に送信し、空き時間を利用して残りのフレーム画像を送信することが記載されている。
特開2009-240571号公報
しかしながら、特許文献1においては、放射線撮影装置にて動画像の各フレーム画像が予め定められた条件に合致するか否かを判断する処理を搭載する必要があり、安価なシステムには適さない。また、回診車等による移動型放射線撮影装置では、無線通信により外部装置とデータ通信を行うが、無線干渉、遮蔽物、移動時の無線アクセスポイントの切り替え等により通信が安定せず、動画像の出力において出力時間の増加や出力不可となるような事象が想定され、動画出力の滞留により静止画像のPACS(Picture Archiving and Communication System)への出力、RIS(Radiology Information System)からの検査オーダー情報の取得、検査オーダー情報に関する検査結果情報のRISへの出力が滞留したり遅延したりしてしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、移動型放射線撮影装置において、撮影された動画像の外部装置への出力によって、撮影された静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置との通信が滞留したり遅延したりすることを抑制することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
放射線による静止画撮影及び動画撮影を行うことが可能な移動型放射線撮影装置であって、
前記動画撮影により得られた動画像を無線通信部により外部装置に出力する第一処理よりも、前記静止画撮影で得られた静止画像又は検査オーダー情報に関する情報を前記無線通信部により外部装置と通信する第二処理を優先する制御部、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記第一処理の出力先となる外部装置と前記第二処理の通信先となる外部装置は別装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記制御部は、前記第二処理で取得した全ての検査オーダー情報に係る検査の検査完了まで、前記第一処理を一時停止する。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記制御部は、前記第一処理による動画像の出力待ち又は出力中に、前記無線通信部により前記第二処理の静止画像を出力する。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2、4に記載の発明において、
前記制御部は、前記第二処理による新たな検査オーダー情報の取得時に、前記第一処理により動画像が出力中である場合、前記第一処理を一時停止する。
請求項6に記載の発明は、請求項1~5のいずれか一項に記載の発明において、
前記第一処理による動画像の出力待ち、出力中、又は出力エラーを報知する報知部を備える。
請求項7に記載の発明のプログラムは、
コンピューターを、
移動型放射線撮影装置における動画撮影で得られた動画像を無線通信部により外部装置に出力する第一処理よりも、静止画撮影で得られた静止画像又は検査オーダー情報に関する情報を前記無線通信部により外部装置と通信する第二処理を優先する制御部、
として機能させる。
本発明によれば、移動型放射線撮影装置において、撮影された動画像の外部装置への出力によって、撮影された静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置への通信が滞留したり遅延したりすることを抑制することが可能となる。
放射線撮影システムの全体構成例を示す図である。 図1の移動型放射線撮影装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における通信制御を説明するための図である。 第1の実施形態における通信制御を説明するための図である。 検査リスト画面の一例を示す図である。 図2の制御部により実行される動画出力制御処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態において図2の制御部により実行される検査制御処理Aの流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態において図2の制御部により実行される検査制御処理Bの流れを示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
(放射線撮影システム100の構成)
まず、本発明の第1の実施形態の構成について説明する。
図1に、本実施形態における放射線撮影システム100の全体構成例を示す。図1に示すように、放射線撮影システム100は、移動型放射線撮影装置10と、RIS30と、PACS40と、動画解析装置50と、がLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークNを介してデータ送受信可能に接続されて構成されている。移動型放射線撮影装置10は、無線LANの無線アクセスポイント(AP)20を介して通信ネットワークNに接続される。無線アクセスポイント20は、放射線撮影システム100が設置された医療施設内に複数備えられている。
移動型放射線撮影装置10は、例えば、移動が困難な患者の放射線撮影を回診で行うための装置であり、本体1と、放射線源2と、FPD(Flat Panel Detector)カセッテ3と、を備えて構成されている。移動型放射線撮影装置10は、本体1に車輪を有し、移動可能な回診車として構成されている。また、本体1には、FPDカセッテ3を収納するための収納部120が設けられている。収納部120には、収納されたFPDカセッテ3と接続するためのコネクター108(図2参照)が設けられており、収納されたFPDカセッテ3のバッテリー301(図2参照)を充電しながら搬送できるようになっている。
なお、移動型放射線撮影装置10は、車輪を有していないポータブルのものであってもよい。
移動型放射線撮影装置10は、図1に示すように、手術室、集中治療室や病室等に持ち込まれ、FPDカセッテ3を、例えばベッドBに寝ている被写体HとベッドBとの間もしくは、図示しないベッドBの被写体Hとは反対面に設けられた挿入口に差し込む等した状態で、放射線源2から放射線を照射して、被写体Hの静止画撮影又は動画撮影を行う。本実施形態において、静止画撮影とは、1回の撮影操作(曝射スイッチ102aの押下)に応じて一枚の被写体の画像を取得することをいう。動画撮影とは、1回の撮影操作に応じて、被写体に対し、X線等の放射線をパルス状にして所定時間間隔で繰り返し照射するか(パルス照射)、もしくは、低線量率にして途切れなく継続して照射する(連続照射)ことで、被写体の複数の画像を取得することをいう。動画撮影により得られた一連の画像を動画像(動画)と呼ぶ。また、動画像を構成する複数の画像のそれぞれをフレーム画像と呼ぶ。動画撮影には、被写体の動態を示す複数のフレーム画像からなる動態画像を取得する動態撮影が含まれる。
図2は、移動型放射線撮影装置10の機能的構成を示すブロック図である。
移動型放射線撮影装置10の本体1は、コンソール(撮影制御装置)としての機能を有するものであり、図2に示すように、制御部101、操作部102、表示部103、記憶部104、通信部105、駆動部106、バッテリー107、コネクター108、充電部109、タイマー112等を備えて構成され、各部はバス110により接続されている。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。制御部101のCPUは、操作部102の入力に応じて、記憶部104に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。
操作部102は、表示部103の表面を覆うように透明電極を格子状に配置したタッチパネル等を有し、手指やタッチペン等で押下された位置を検出し、その位置情報を操作情報として制御部101に入力する。
また、操作部102は、ユーザーが放射線の曝射開始を指示するための曝射スイッチ102aを備える。
表示部103は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等のモニターにより構成され、制御部101から入力される表示信号の指示に従って、表示を行う。
記憶部104は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等により構成される。記憶部104は、制御部101で実行される各種プログラムやプログラムにより処理の実行に必要なパラメーター、或いは処理結果等のデータを記憶する。
また、本実施形態において、記憶部104には、検査オーダー情報記憶部104a等が設けられている。
検査オーダー情報記憶部104aには、RIS30から取得された検査オーダー情報が記憶される。ここで、検査オーダー情報には、例えば、検査識別情報(検査ID等)、検査日付、被写体となる患者に関する患者情報(患者ID、氏名、性別、年齢、病室(病棟)等)、検査で行われる各撮影に関する情報(撮影ID、静止画撮影又は動画撮影の区別を示す撮影種別、撮影条件(例えば、撮影部位、撮影方向、フレームレート、撮影枚数、撮影時間、放射線源2の照射電力等)、動画解析装置50で実施する解析処理の種別(解析処理の種類又は名称等)、依頼科、救急であるか否かの種別等))が含まれる。
また、記憶部104には、外部装置への出力待ちの情報(例えば、動画像等)を一時的に記憶する一時記憶領域が設けられている。
通信部105は、FPDカセッテ3と有線通信又は無線通信によりデータの送受信を行うための第1の通信部105aと、無線アクセスポイント20を介して通信ネットワークNに接続されたRIS30、PACS40、動画解析装置50等の外部装置とデータの送受信(入出力)を行うための第2の通信部105b(無線通信部)を備える。
駆動部106は、放射線源2の管球駆動を行う回路である。駆動部106と放射線源2とはケーブルを介して接続されている。
バッテリー107は、本体1の各部及び放射線源2へ電力を供給する。バッテリー107は、ACケーブル111を介して外部から充電することが可能である。バッテリー107は、撮影作業のない時間帯で予めACケーブル111を介して充電されており、移動時にはACケーブル111は本体1の内部に収納される。
コネクター108は、収納部120の内部に設けられ、収納部120に収納されたFPDカセッテ3と電気的に接続する。
充電部109は、制御部101からの制御に基づいて、非撮影時間に、バッテリー107から供給される電力により、コネクター108を介して接続されたFPDカセッテ3のバッテリー301を充電する回路である。
タイマー112は、制御部101からの指示に応じて予め設定された時間の計測を行い、予め設定された時間が経過すると制御部101に通知を行う。
放射線源2は、駆動部106により駆動され、被写体Hに対し放射線(X線)を照射する。
FPDカセッテ3は、充電式のバッテリー301を駆動源とする可搬型の放射線検出器であり、静止画撮影及び動画撮影に対応している。FPDカセッテ3は、例えば、ガラス基板等を有しており、基板上の所定位置に、放射線源2から照射されて少なくとも被写体Hを透過した放射線をその強度に応じて検出し、検出した放射線を電気信号に変換して蓄積する複数の検出素子が二次元状に配列されている。検出素子は、フォトダイオード等の半導体イメージセンサーにより構成される。各検出素子は、例えばTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング部に接続され、スイッチング部により電気信号の蓄積及び読み出しが制御され、画像データ(フレーム画像)が取得される。
FPDには放射線をシンチレータを介して光電変換素子により電気信号に変換する間接変換型、放射線を直接的に電気信号に変換する直接変換型があるが、FPDカセッテ3としては何れを用いてもよい。
RIS30は、検査オーダー情報を発行して記憶するとともに、発行された検査オーダー情報を通信ネットワークNを介して移動型放射線撮影装置10等のモダリティーに送信するオーダー発行装置である。また、移動型放射線撮影装置10等のモダリティーから送信(出力)された各検査オーダー情報に対する検査結果情報(例えば、検査完了のステータス)を受信し、各検査オーダー情報に対応付けて記憶することにより、オーダーされた各検査の進捗を管理する。
PACS40は、移動型放射線撮影装置10等のモダリティーにより生成された医用画像(静止画像、動画像)や動画解析装置50による解析結果を患者情報及び検査情報に対応付けて記憶し管理する画像管理装置である。
動画解析装置50は、移動型放射線撮影装置10等から出力された動画像に対して、例えば被写体の動態解析等の解析処理を実施し、動画像及び解析結果をPACS40に送信する。動画解析装置50は、複数種類の解析処理の実施が可能であり、複数種類の解析処理の中から指定された種類の解析処理を実施する。
(放射線撮影システム100の動作)
次に、放射線撮影システム100の動作について説明する。
上述のように、移動型放射線撮影装置10は、無線アクセスポイント20を介した無線通信により、外部装置(RIS30、PACS40、動画解析装置50)とデータ通信を行うが、無線干渉による通信速度低下や切断、遮蔽物による通信速度低下や切断、移動時の無線アクセスポイント20の切り替え等により通信が安定しないことがある。検査オーダー情報に関する情報(検査オーダー情報、検査オーダー情報に対する検査結果情報)及び静止画像はデータ量が少ないため、通信が安定しなくてもこれらのデータの外部装置との通信処理(第二処理)は滞留し辛く、問題は顕在化しない。しかし、動画像を外部装置へ出力する処理(第一処理)においては、通信が不安定となることにより出力時間(転送時間)の増加や出力不可となるような事象が想定され、動画出力の滞留により第二処理の静止画像のPACS40への出力、RIS30からの検査オーダー情報の取得、RIS30への検査結果情報の出力が滞留したり遅延したりしてしまう。一方、動画解析装置50における解析処理は検査後に実施するため、時間的な猶予がある。
そこで、移動型放射線撮影装置10の制御部101は、動画撮影により得られた動画像を無線通信で外部装置(動画解析装置50)に出力する第一処理よりも、静止画撮影で得られた静止画像、または検査オーダー情報に関する情報(検査オーダー情報や、検査オーダー情報に対応する検査結果情報)を無線通信で外部装置(PACS40やRIS30)と通信する第二処理を優先する制御を行う。
図3、図4は、本実施形態における通信制御を説明するための図である。図3、図4において、縦軸は通信の優先度、横軸は経過時間を示す。通信の優先度は、縦軸が上に行くほど高いことを示す。すなわち、通信の優先度は、「検査オーダー情報に関する情報>静止画像>動画像」である。なお、検査A及び検査Bには静止画撮影と動画撮影が含まれている場合を例としている。図3、4に示すケースでは、RIS30にて予約された検査オーダー情報を1つずつ取得しては検査を実施する場合を例として示しているが、検査オーダー情報の取得は複数をまとめて行うこととしてもよい。
図3に示すように、RIS30からの検査Aの検査オーダー情報を第2の通信部105bにより取得する(検査Aオーダー取得)と、制御部101は、取得した検査Aの検査オーダー情報を表示部103の検査リスト画面130(図5参照)に表示し、検査リスト画面130から検査Aの検査オーダー情報が操作部102により選択されて検査開始が指示されると、放射線源2及びFPDカセッテ3を制御して検査Aを実施する(検査A実施)。検査Aが終了すると、制御部101は、通信の優先度に基づいて、第二処理を開始する。すなわち、第2の通信部105bによる検査Aの検査結果情報のRIS30への出力を開始し(検査A結果出力)、次いで、第2の通信部105bによる検査Aの静止画像のPACS40への出力を開始する(A静止画出力)。次いで、制御部101は、第一処理を開始する。すなわち、第2の通信部105bによる検査Aの動画像の動画解析装置50への出力を開始する(A動画出力)。
検査Aの検査結果情報の出力完了後、制御部101は、通信の優先度に基づいて、検査Aの静止画像の出力及び動画像の出力が完了していなくても、次の検査(検査Bとする)があれば第2の通信部105bにより次の検査Bの検査オーダー情報を取得し(検査Bオーダー取得)、取得した検査Bの検査オーダー情報を表示部103の検査リスト画面130に表示し、検査リスト画面130から検査Bの検査オーダー情報が操作部102により選択されて検査開始が指示されると、放射線源2及びFPDカセッテ3を制御して検査Bを実施する(検査B実施)。検査Bが終了すると、制御部101は、検査Bについて第二処理を開始する。すなわち、第2の通信部105bによる検査Bの検査結果情報のRIS30への出力を開始する(検査B結果出力)。次いで、検査Aの静止画像の出力が完了していれば、検査Aの動画像の出力完了を待たずに第2の通信部105bによる検査Bの静止画像のPACS40への出力を開始する(B静止画出力)。検査Aの静止画像の出力が完了していなければ、検査Aの静止画像の出力完了を待機し、検査Aの静止画像の出力完了後、検査Aの動画像の出力完了を待たずに第2の通信部105bによる検査Bの静止画像のPACS40への出力を開始する。次いで、検査Aの動画像の出力が完了していれば、第一処理を開始する。すなわち、第2の通信部105bによる検査Bの動画像の動画解析装置50への出力を開始する(B動画出力)。検査Aの動画像の出力が完了していなければ、検査Aの動画像の出力完了を待機し、検査Aの動画像の出力完了後、第2の通信部105bによる検査Bの動画像の動画解析装置50への出力を開始する。
上記制御においては、図3に示すように、1つの検査Aの動画像の動画解析装置50への出力中であっても、次の検査Bの検査オーダー情報が取得され、検査Bが終了すると、検査Aの動画像の出力中であっても、検査Bの検査結果情報及び静止画像の出力が開始される。
なお、第2の通信部105bでは、検査オーダー情報に関する情報のRIS30との入出力(通信)、静止画像のPACS40への出力、動画像の動画解析装置50への出力、を並行して行うことが可能であるが、負荷が高くなり、優先度の高い検査オーダー情報に関する情報や静止画像の通信速度が遅くなる可能性がある。そこで、制御部101は、図4に示すように、検査Aの検査結果情報のRIS30への出力後、動画像の動画解析装置50への出力を一時停止して動画像を出力待ち状態とし、検査Bの検査結果情報及び静止画像の出力が終了した後、検査Aの動画像の動画解析装置50への出力を再開するよう制御してもよい。
以上のように、移動型放射線撮影装置10の制御部101は、動画撮影により得られた動画像を無線通信で外部装置(動画解析装置50)に出力する第一処理よりも、静止画撮影で得られた静止画像、または検査オーダー情報に関する情報を無線通信で外部装置(PACS40又はRIS30)と通信する第二処理を優先する。例えば、第一処理よりも第二処理を優先して開始し、第一処理が出力中又は出力待ちであっても次の検査の第二処理を開始する。
したがって、移動型放射線撮影装置10において、撮影された動画像の外部装置への出力によって、撮影された静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置への通信が滞留したり遅延したりすることを抑制することができる。
ここで、上述のように、移動型放射線撮影装置10で撮影された動画像の動画解析装置50への出力は、第2の通信部105bにより行われるため、通信が不安定となることにより出力時間の増加や出力不可となるような事象が想定される。そのため、一つの検査の動画像の出力時間が長くなり、なかなか次の検査の動画像の出力が開始できないという問題が生じる場合がある。そこで、移動型放射線撮影装置10の制御部101は、第2の通信部105bによる各検査の動画像の出力時に、図6に示す動画出力制御処理を実行する。以下、動画出力制御処理について説明する。
まず、制御部101は、第2の通信部105bにより動画解析装置50との通信接続が確立するのを待機し、動画解析装置50との通信接続が確立した場合(ステップS1;YES)、リトライ回数を初期化し(ステップS2)、タイマーによる所定時間の計測(カウントダウン)を開始する(ステップS3)。
次いで、制御部101は、第2の通信部105bによる動画解析装置50への動画像の出力が完了したか否かを判断する(ステップS4)。
動画解析装置50への動画像の出力が完了していないと判断した場合(ステップS4;NO)、制御部101は、所定時間が経過してタイマーが終了したか否かを判断する(ステップS5)。
タイマーが終了していないと判断した場合(ステップS5;NO)、制御部101は、ステップS4に戻る。
一方、タイマーが終了したと判断した場合(ステップS5;YES)、制御部101は、リトライ回数に1を加算し(ステップS6)、リトライ回数が所定回数を超えたか否かを判断する(ステップS7)。
リトライ回数が所定回数を超えていないと判断した場合(ステップS7;NO)、制御部101は、ステップS4に戻り、ステップS4~S7を繰り返し実行する。
ステップS4において、動画解析装置50への動画像の出力が完了したと判断した場合(ステップS4;YES)、制御部101は、動画出力制御処理を終了する。
ステップS7において、リトライ回数が所定回数を超えたと判断した場合(ステップS7;YES)、制御部101は、動画像の出力を一時停止して出力エラーの報知を行い(ステップS8)、動画出力制御処理を終了する。
出力エラーの報知は、表示部103に出力エラーである旨を表示してもよいし、ブザー等を鳴らすことしてもよい。
このように、動画出力制御処理では、動画像の出力が所定時間内に完了しなければリトライを行うことを所定回数まで繰り返し、それでも出力が完了しない場合はエラーとし、動画像の出力を一時停止するので、一つの検査の動画像の出力時間が長くなり、なかなか次の検査の動画像の出力が開始できなくなることを抑制することができる。
なお、制御部101は、現在第一処理による動画像の出力中であるのか、出力なし(出力していない状態)であるのか、又は出力エラーであるのかの出力ステータスを報知することが好ましい。これにより、ユーザーは、現在動画像の出力中であるのか、出力なしであるのか、出力エラーであるのかを容易に把握することが可能となる。
例えば、図5に示すように、検査リスト画面130に報知部としての出力ステータス表示ボタン130aを設け、制御部101は、出力ステータス表示ボタン130aをステータスによって異なる態様で表示する。例えば、出力中は出力ステータス表示ボタン130aを青色で表示するとともに、当該ボタンの周囲を白い枠が回転している状態で表示し、出力なしは出力ステータス表示ボタン130aを青色で枠がない状態で表示し、出力エラーは出力ステータス表示ボタン130aを赤色で枠がない状態で表示する。なお、出力ステータス表示ボタン130aはこれに限らず、例えば、「出力中」「出力なし」「出力エラー」等のステータスを表す文字を表示してもよいし、ステータスごとに色や枠の有無を変えてもよいし、ボタンの形状を変えてもよい。また、動画像の出力ステータスだけでなく、静止画像の出力ステータスも併せて表示することとしてもよい。この場合は、動画像の出力ステータスと静止画像の出力ステータスを区別して表示することが好ましい。
また、制御部101は、動画像の出力前に動画像にデータ量を減じる加工を施して動画解析装置50へ出力することとしてもよい。
加工方法としては、例えば、検査オーダー情報に含まれる撮影条件や動画解析装置50で実施される解析処理の種類等に応じて、動画像を時間方向又は空間方向に間引く方法が挙げられる。例えば、動画解析装置50で実施される解析処理が被写体の動態の周期における所定の位相のフレーム画像しか使用しない解析処理の場合は、動画像を時間方向に間引いて、所定の位相のフレーム画像のみを出力する。また、例えば、動画解析装置50で実施される解析処理が粗い画像でも構わないものである場合は、各フレーム画像の画素を間引いて出力する。
これにより、動画像の出力に要する時間を低減することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、RIS30から取得した全ての検査オーダー情報の検査が完了するまで、上述の第一処理、すなわち動画像の動画解析装置50への出力を一時停止し、予約された全ての検査終了後に動画像をまとめて出力する例について説明する。
なお、第2の実施形態における放射線撮影システム100の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、第2の実施形態における放射線撮影システム100の動作について説明する。
図7は、第2の実施形態において、制御部101により実施される検査制御処理Aの流れを示すフローチャートである。以下、図7を参照して、検査制御処理Aについて説明する。
まず、制御部101は、第2の通信部105bにより、RIS30から予約された検査の検査オーダー情報を取得する(ステップS11)。
ここで取得する検査オーダー情報の数は1以上であれば特に限定されない。
次いで、制御部101は、取得した検査オーダー情報を検査オーダー情報記憶部104aに記憶させるとともに、検査リスト画面130に追加する(ステップS12)。
次いで、制御部101は、操作部102の操作に応じて(検査リスト画面130からの検査オーダー情報の選択及び検査開始指示に応じて)、1つの検査を開始し(ステップS13)、検査オーダー情報に基づいて、放射線源2及びFPDカセッテ3を制御して撮影を実施する(ステップS14)
撮影が終了すると、制御部101は、第2の通信部105bにより、実施した検査の検査結果情報をRIS30に、静止画像をPACS40に出力する第二処理を開始する(ステップS15)。
動画像は記憶部104の一時記憶領域に記憶させる。また、検査オーダー情報記憶部104aに記憶された当該検査の検査オーダー情報に検査終了のステータス情報を対応付けて記憶させる。
次いで、制御部101は、未実施の検査が存在するか否かを判断する(ステップS16)。例えば、制御部101は、検査オーダー情報記憶部104aを参照し、未実施の検査があるか否かを判断する。
未実施の検査が存在すると判断した場合(ステップS16;YES)、制御部101は、操作部102の操作に応じて、次の検査を開始し(ステップS17)、ステップS14に戻る。取得した全ての検査オーダー情報に対応する検査について、ステップS14~S15を繰り返し実行する。
一方、ステップS16において、未実施の検査が存在しないと判断した場合(ステップS16;NO)、制御部101は、第2の通信部105bにより、実施された検査で撮影された動画像を動画解析装置50に出力する第一処理を実施し(ステップS18)、検査制御処理Aを終了する。
このように、第2の実施形態では、第2の通信部105bにより、RIS30から取得した全ての検査の検査結果情報及び静止画像の出力後に動画像をまとめて出力するので、静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置との通信時に、動画像の出力による通信負荷をなくすことができ、静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置との通信をより一層スムーズに行うことが可能となる。
なお、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、動画像の出力時には、図6に示す動画出力制御処理を実施することが好ましい。また、現在動画像の出力中であるのか、出力なしであるのか、出力エラーであるのかのステータスを報知(例えば、検査リスト画面130上に出力ステータス表示ボタン130aを表示)することが好ましい。また、制御部101は、動画像の出力前に動画像を加工し、データ量を減じて動画解析装置50へ出力することとしてもよい。
また、例えば、制御部101は、救急であることを示す情報が付与された検査オーダー情報など、検査オーダー情報に優先度の高い検査であることを示す情報が含まれている検査、又は、検査リスト画面130からユーザーが優先して出力することを選択した検査については、検査結果情報や静止画像の出力に対し、例外的に、その検査についての動画像の出力を優先することとしてもよい。例えば、ステップS15において、第2の通信部105bにより検査結果情報や静止画像の出力を開始する前に、動画像の出力を開始することとしてもよい。これにより、早く動画解析装置50に出力すべき動画像については、優先的に出力することが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、新たな検査オーダー情報の取得時に、第一処理の処理中(動画出力中)であれば、第一の処理(動画出力)を一時停止する例について説明する。
なお、第3の実施形態における放射線撮影システム100の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、第3の実施形態における放射線撮影システム100の動作について説明する。
図8は、第3の実施形態において、制御部101により実施される検査制御処理Bの流れを示すフローチャートである。以下、図8を参照して、検査制御処理Bについて説明する。
まず、制御部101は、第2の通信部105bにより、RIS30から予約された検査の検査オーダー情報を取得する(ステップS21)。
ここで取得する検査オーダー情報の数は1以上であれば特に限定されない。
次いで、制御部101は、取得した検査オーダー情報を検査オーダー情報記憶部104aに記憶させるとともに、検査リスト画面130に追加する(ステップS22)。
次いで、制御部101は、操作部102の操作に応じて1つの検査を開始し(ステップS23)、検査オーダー情報に基づいて、放射線源2及びFPDカセッテ3を制御して撮影を実施する(ステップS24)。
ステップS21~S24の処理は、図7のステップS11~14で説明したものと同様であるので説明を援用する。
検査が終了すると、制御部101は、第2の通信部105bによる実施した検査の検査結果情報、静止画像、動画像の外部装置への出力を、検査結果情報>静止画像>動画像の優先度で開始する(ステップS25)。
ステップS25において、まず、制御部101は、第二処理を開始する。すなわち、実施した検査の検査結果情報をRIS30に出力する処理を開始し、次いで、実施した検査の静止画像をPACS40に出力する処理を開始する。次いで、制御部101は、第一処理を開始する。すなわち、実施した検査の動画像を動画解析装置50に出力する処理を開始する。
また、検査オーダー情報記憶部104aに記憶された当該検査の検査オーダー情報に検査終了のステータス情報を対応付けて記憶させる。
次いで、制御部101は、RIS30に、まだ移動型放射線撮影装置10で取得していない新しい検査オーダー情報が存在するか否かを判断する(ステップS26)。例えば、RIS30に、まだ移動型放射線撮影装置10に送信されていない新しい検査オーダー情報が存在するか否かを問い合わせる。
RIS30に新しい検査オーダー情報が存在すると判断した場合(ステップS26;YES)、制御部101は、第2の通信部105bによる動画像の出力中であるか否かを判断する(ステップS27)。
動画像の出力中であると判断した場合(ステップS27;YES)、制御部101は、第2の通信部105bによる動画像の出力を一時停止させ(ステップS28)、第2の通信部105bによりRIS30から新しい検査の検査オーダー情報を取得して検査オーダー情報記憶部104aに記憶させるとともに、検査リスト画面130に追加する(ステップS29)。そして、制御部101は、第2の通信部105bによる動画像の出力を再開させ(ステップS30)、操作部102の操作に応じて、次の検査を開始し(ステップS33)、ステップS24に戻る。
ステップS27において、動画像の出力中ではないと判断した場合(ステップS27;NO)、制御部101は、第2の通信部105bによりRIS30から新しい検査オーダー情報を取得して検査オーダー情報記憶部104aに記憶させるとともに、検査リスト画面130に追加する(ステップS31)。そして、操作部102の操作に応じて、次の検査を開始し(ステップS33)、ステップS24に戻る。
一方、ステップS26において、RIS30に新しい検査オーダー情報が存在しないと判断した場合(ステップS26;NO)、制御部101は、未実施の検査が存在するか否かを判断する(ステップS32)。例えば、制御部101は、検査オーダー情報記憶部104aを参照し、未実施の検査があるか否かを判断する。
未実施の検査が存在すると判断した場合(ステップS32;YES)、制御部101は、操作部102の操作に応じて、次の検査を開始し(ステップS33)、ステップS24に戻る。
一方、ステップS32において、未実施の検査が存在しないと判断した場合(ステップS32;NO)、制御部101は、検査制御処理Bを終了する。
このように、第3の実施形態では、RIS30からの新たな検査オーダー情報の取得時に、第2の通信部105bが動画像の出力中であれば、動画像の出力を一時停止するので、新たな検査オーダー情報の取得時に動画像の出力による通信負荷をなくすことができ、新たな検査オーダー情報の取得をより一層スムーズに行うことが可能となる。
なお、第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、動画像の出力時には、図6に示す動画出力制御処理を実施することが好ましい。また、現在動画像の出力中であるのか、出力なしであるのか、出力エラーであるのかのステータスを報知(例えば、検査リスト画面130上に表示)することが好ましい。また、制御部101は、動画像の出力前に動画像を加工し、データ量を減じて動画解析装置50へ出力することとしてもよい。
また、例えば、制御部101は、救急であることを示す情報が付与された検査オーダー情報など、検査オーダー情報に優先度の高い検査であることを示す情報が含まれている検査、又は、検査リスト画面130からユーザーが優先して出力することを選択した検査の動画像については、ステップS28においてその動画像の出力を一時停止せずに、出力を続けることとしてもよい。あるいは、その動画像の出力が終了してから新しい検査オーダー情報を取得することとしてもよい。
以上説明したように、移動型放射線撮影装置10の制御部101は、動画撮影により得られた動画像を無線通信部としての第2の通信部105bにより外部装置(動画解析装置50)に出力する第一処理よりも、静止画撮影で得られた静止画像又は検査オーダー情報に関する情報を第2の通信部105bにより外部装置(RIS30又はPACS40)と通信する第二処理を優先して実施する。
したがって、移動型放射線撮影装置10において、撮影された動画像の外部装置への出力によって、撮影された静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置への通信が滞留したり遅延したりすることを抑制することができる。
例えば、制御部101は、第二処理で取得した全ての検査オーダー情報に係る検査完了まで、第一処理を一時停止する。したがって、静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置との通信時に、動画像の出力による通信負荷をなくすことができ、静止画像や検査オーダー情報に関する情報の外部装置との通信をより一層スムーズに行うことが可能となる。
また、例えば、制御部101は、第一処理による動画像の出力待ち又は出力中に、第2の通信部105bにより静止画像を出力するよう制御する。したがって、動画像の外部装置への出力によって、静止画像の外部装置への通信が滞留したり遅延したりすることを抑制することができる。
また、制御部101は、第二処理による新たな検査オーダー情報取得時に、第一処理により動画像が出力中である場合、第一処理を一時停止する。したがって、RIS30からの新たな検査オーダー情報の取得時に、第2の通信部105bが動画像の出力中であれば、動画像の出力を一時停止するので、新たな検査オーダー情報の取得時に動画像の出力による通信負荷をなくすことができ、新たな検査オーダー情報の取得をより一層スムーズに行うことが可能となる。
また、第一処理による動画像の出力待ち、出力中、又は出力エラーを報知する出力ステータス表示ボタン130aを備えるので、ユーザーは、動画像が出力待ちであるか、出力中であるか、又は出力エラーであるかを容易に把握することができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、検査オーダー情報をRIS30から取得する場合を例にとり説明したが、検査オーダー情報は、移動型放射線撮影装置10において操作部102により入力することとしてもよい。この場合、検査オーダー情報に関する情報を外部装置と通信する必要がないため、第二処理では、静止画像の外部装置への出力のみが行われる。
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリー等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
その他、移動型放射線撮影装置を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 放射線撮影システム
10 移動型放射線撮影装置
1 本体
2 放射線源
3 FPDカセッテ
101 制御部
102 操作部
102a 曝射スイッチ
103 表示部
104 記憶部
104a 検査オーダー情報記憶部
105 通信部
105a 第1の通信部
105b 第2の通信部
106 駆動部
107 バッテリー
108 コネクター
109 充電部
110 バス
111 ACケーブル
120 収納部
301 バッテリー

Claims (7)

  1. 放射線による静止画撮影及び動画撮影を行うことが可能な移動型放射線撮影装置であって、
    前記動画撮影により得られた動画像を無線通信部により外部装置に出力する第一処理よりも、前記静止画撮影で得られた静止画像又は検査オーダー情報に関する情報を前記無線通信部により外部装置と通信する第二処理を優先する制御部、
    を備える移動型放射線撮影装置。
  2. 前記第一処理の出力先となる外部装置と前記第二処理の通信先となる外部装置は別装置である請求項1に記載の移動型放射線撮影装置。
  3. 前記制御部は、前記第二処理で取得した全ての検査オーダー情報に係る検査の検査完了まで、前記第一処理を一時停止する請求項1又は2に記載の移動型放射線撮影装置。
  4. 前記制御部は、前記第一処理による動画像の出力待ち又は出力中に、前記無線通信部により前記第二処理の静止画像を出力する請求項1又は2に記載の移動型放射線撮影装置。
  5. 前記制御部は、前記第二処理による新たな検査オーダー情報の取得時に、前記第一処理により動画像が出力中である場合、前記第一処理を一時停止する請求項1、2又は4に記載の移動型放射線撮影装置。
  6. 前記第一処理による動画像の出力待ち、出力中、又は出力エラーを報知する報知部を備える請求項1~5のいずれか一項に記載の移動型放射線撮影装置。
  7. コンピューターを、
    移動型放射線撮影装置における動画撮影で得られた動画像を無線通信部により外部装置に出力する第一処理よりも、静止画撮影で得られた静止画像又は検査オーダー情報に関する情報を前記無線通信部により外部装置と通信する第二処理を優先する制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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