JP2022105922A - 制御システム、車載装置、および管制装置 - Google Patents

制御システム、車載装置、および管制装置 Download PDF

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Abstract

【課題】単独で自動運転ができず車両制御の補助が必要な車載装置において、車両制御に関する安全性の保証と可用性の向上を両立させる。【解決手段】上記課題を解決するための制御システム0は、時刻同期された車載装置1と管制装置2で構成される制御システム0において、前記車載装置1を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を算出する走行可能時間算出部225と、前記走行可能時間の有効性を判定する走行可能性判定部13と、前記走行可能時間が有効であると判定された場合、前記車載装置1に前記走行軌道の追従を許可する軌道追従部14と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、制御システム、車載装置、および管制装置に関する。
車両の自動運転を実現するための既存技術として、特開2020-45090号公報(特許文献1)に記載の技術がある。この公報には、「車両制御補助の自動運転の態様を提供する」ことを課題とし、解決手段として、「車両の自動運転制御補助方法は、環境に車両と別に配置された少なくとも一つのセンサによって収集された、前記環境に関する感知情報を取得するステップと、取得された前記感知情報を処理することによって、前記環境における前記車両を含む複数の物体の関連情報を示す、前記環境に関する環境感知結果を決定するステップと、前記環境感知結果を前記車両に関連付けられた車側制御装置に提供することによって、前記車両の運転行動の制御を補助するステップとを含む」ことが記載されている。
また、特開2020-42643号公報(特許文献2)において、「複数の通信装置間での通信処理が安定しない場合であっても、自動運転が行われる車両を安全に走行させる」ことを課題とし、解決手段として、「車両制御装置は、複数の通信装置の間での通信処理の通信周期を取得する取得部と、所定の通信周期を基準とする当該取得した通信周期の遅延時間が予め設定された閾値以上である場合、または複数の通信装置間での通信処理において再送制御が行われた場合、車両が物体と衝突しないように、車両の制動を開始する所定のタイミングにおける車両の速度を落とすか、若しくは所定のタイミングにおける減速度を上げる制御部と、を備える」ことが記載されている。
特開2020-45090号公報 特開2020-42643号公報
特許文献1では、単独で自動運転ができず車両制御の補助が必要な車両に対し、管制装置が車両に対して走行軌道に関する情報を送信することにより車両制御を補助し、当該車両は前記軌道情報に追従することにより車両制御を自動で行うことが可能である。
しかしながら、管制装置と車載装置の間の通信に発生する遅延を考慮していないため、管制装置で計算を行う時刻と車載装置で制御を行う時刻にずれが生じ、車両制御が安全であることを保証できないという問題がある。
一方、特許文献2では、管制装置と車載装置の間の通信周期に基づき通信遅延の閾値を設け、通信遅延が当該閾値を超えた場合に車両を減速または停止させることにより、車両制御の安全性を保証することが可能である。
しかしながら、管制装置が車載装置に送信した情報が有効な時間(すなわち許容される通信遅延量)は必ずしも通信周期に一致しない。例えば交差点の右折の場合、対向車両が接近している場合は許容される通信遅延は短く、対向車両が接近していない場合は許容される通信遅延は長い。したがって、通信遅延の閾値をあらかじめ定めた固定値で設定すると、安全のため閾値が悲観的に設定され、車両の減速や停止が頻繁に発生するという問題がある。
したがって、単独で自動運転ができず車両制御の補助が必要な車載装置において、車両制御に関する安全性の保証と可用性の向上を両立することが課題である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両制御の安全性を保証可能、かつ車両の減速や停止の発生回数を抑制することが可能な制御システム、車載装置、および管制装置を提供することにある。
上記課題を解決するための制御システムは、時刻同期された車載装置と管制装置で構成される制御システムにおいて、前記車載装置を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を算出する走行可能時間算出部と、前記走行可能時間の有効性を判定する走行可能性判定部と、前記走行可能時間が有効であると判定された場合、前記車載装置に前記走行軌道の追従を許可する軌道追従部と、を有する。
また、上記課題を解決するための車載装置は、車両外部に設置した管制装置と時刻同期される車載装置であって、前記車載装置を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を前記管制装置から受信する受信部と、受信した前記走行可能時間の有効性を判定する走行可能性判定部と、前記走行可能時間が有効であると判定された場合、前記車載装置に前記走行軌道の追従を許可する軌道追従部と、を有する。
また、上記課題を解決するための管制装置は、車載装置と時刻同期される管制装置であって、前記車載装置を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を算出する走行可能時間算出部と、前記走行可能時間の有効性を判定するために前記走行可能時間を前記車載装置へ送信する送信部と、を有する。
本発明によれば、車載装置と管制装置の間の通信において実際に発生した遅延を考慮して車両制御を行うため、車両制御の安全性を保証可能となる。また、走行軌道生成時の障害物等の状況に基づき走行可能時間を算出するため、走行軌道上に障害物等が存在しない場合および障害物等が接近していない場合においては許容される通信遅延時間が長くなり、車両の減速や停止の発生回数を抑制することが可能となる。
上記した以外の課題、構成および効果については、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1における制御システム0の構成を示した図である。 実施例1における制御システム0の機能ブロック構成ならびに全体動作フロー概要を示した図である。 車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3にそれぞれ含まれる時刻同期部11において行う時刻同期の方法の例を示した図である。 車載装置1と管制装置2における時刻同期の方法の例を示した図である。 センシングデータ32の例を示した図である。 センシングデータ32を入力とし走行可能時間付き軌道情報23を出力とする走行可能時間付き軌道算出部22の機能ブロック構成ならびに処理フローを示した図である。 障害物検知部221により生成した障害物検知結果222の例を示した図である。 軌道算出部223が生成する軌道情報224の例を示した図である。 走行可能時間算出部225の処理フローの概要を示した図である。 走行可能時間算出部225が生成する走行可能時間付き軌道情報23の例を示した図である。 図9の例における制御システム0および周囲の状況を模式的に表した図である。 走行可能性判定部13の処理フローの概要を示した図である。 走行可能性判定部13のT_followの算出処理に関する概要を示した図である。 軌道追従部14における処理フローの概要を示した図である。 実施例2における制御システム0の機能ブロック構成を示した図である。 独自走行可否判定部15が生成する要求情報151の例を示した図である。 実施例3における制御システム0の機能ブロック構成を示した図である。 実施例3における走行可能性判定部13の処理フローの概要を示した図である。 実施例4における制御システム0の機能ブロック構成を示した図である。 実施例4における走行可能時間付き軌道算出部22における処理フローの概要を示した図である。 実施例4における走行可能時間付き軌道算出部22が行う走行可能時間更新処理の概要を模式的に示した図である。
本実施例は、制御システムに関するものであって、特に車両が走行軌道に追従(軌道追従)して自律走行する自動運転を実現するための制御システムに関する。
以下、本発明に好適な実施形態の例(実施例)を図面を用いて説明する。
[実施例1]
<制御システムの構成>
図1は、実施例1における制御システム0の構成を示した図である。
制御システム0は、車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3からなる。
車載装置1は、単独で自動運転ができず車両制御の補助が必要であり、管制装置2から車両制御を補助する情報を受け取ることにより自動運転を行う。例えば、車載装置1は、所定の状況下においては車両(自車)に搭載したセンサで取得した情報や地図情報などを用いて(単独で)自動運転が可能であるが、交差点などの特定の状況下においては単独で自動運転ができず、管制装置2から車両制御を補助する情報を受け取る(取得する)ことにより自動運転を行う。
管制装置2は、インフラセンサ3からの情報を基に車両制御を補助する情報を生成し、前記生成した情報を無線通信により車載装置1に送信する役割を持つ。管制装置2は、インフラセンサ3と車載装置1以外の制御装置であり、具体的にはサーバまたはクラウドまたはRSU(Road Side Unit)などである。
インフラセンサ3は、例えばカメラ、LIDARセンサ、レーダー、その他センシングデバイスといった、車載装置1を搭載した車両が通過する対象領域内の障害物の速度や距離などの情報を測定可能なセンサである。
<制御システムの機能ブロック構成ならびに全体動作フロー概要>
図2は、実施例1における制御システム0の機能ブロック構成ならびに全体動作フロー概要を示した図である。
まず、車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3はそれぞれ時刻同期部11を持ち、互いに時刻同期を行う。
次に、インフラセンサ3はセンシング部31とセンシングデータ送信部33を持つ。センシング部31は、センシングデータ32を生成する。例えばインフラセンサ3がカメラである場合、センシング部31はCMOS(Complementary MOS)イメージングセンサであり、センシングデータ32は画素情報データである。センシングデータ送信部33は、センシングデータ32を管制装置2に出力する。
続いて、管制装置2はセンシングデータ受信部21と走行可能時間付き軌道算出部22と走行可能時間付き軌道情報送信部24を持つ。センシングデータ受信部21は、インフラセンサ3からセンシングデータ32を受け取り、前記センシングデータ32を走行可能時間付き軌道算出部22に入力する。走行可能時間付き軌道算出部22は、センシングデータ32に基づき、走行可能時間付き軌道情報23を出力する。走行可能時間付き軌道情報送信部24は、前記走行可能時間付き軌道情報23を車載装置1に出力する。
車載装置1(詳しくは、車両制御を実施する制御ユニット)は走行可能時間付き軌道情報受信部12と走行可能性判定部13と軌道追従部14を持つ。走行可能時間付き軌道情報受信部12は、管制装置2から走行可能時間付き軌道情報23を受け取り、前記走行可能時間付き軌道情報23を走行可能性判定部13に入力する。走行可能性判定部13は、前記走行可能時間付き軌道情報23に従い車載装置1を搭載した車両が走行可能か否か(すなわち、前記走行可能時間付き軌道情報23が有効か否か)を判定し、走行可能と判定した場合に限り、前記走行可能時間付き軌道情報23を軌道追従部14に出力する。軌道追従部14は、走行可能時間付き軌道情報23を受け取ると、前記受け取った走行可能時間付き軌道情報23に従い車載装置1を搭載した車両を移動させるための制御情報19を出力する。
上記の動作フローによれば、単独で自動運転ができず車両制御の補助が必要である車載装置1に対し、管制装置2がインフラセンサ3からの情報を基に車両制御を補助する軌道情報を生成して当該軌道情報を車載装置1に送信し、車載装置1は前記軌道情報を受け取り追従制御を行うことにより、車載装置1を搭載した車両の自動運転が実現される。
<時刻同期部>
図3Aは、車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3にそれぞれ含まれる時刻同期部11において行う時刻同期の方法の例を示した図である。この例においては、時刻同期部11は、GNSS情報取得部110と絶対時刻算出部111で構成される。
時刻同期部11に含まれるGNSS情報取得部110は、GNSS(Global Navigation Satellite System)から絶対時刻で表現された送信時刻を含んだデータを受け取る。この時、絶対時刻算出部111は、4つ以上の人工衛星からデータを受け取ることにより、自装置に搭載されている時計の誤差を算出することが可能となる。そのため、絶対時刻である衛星が送信した時刻と、時計誤差から、現在の絶対時刻を算出することが可能となる。これにより、車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3の内部における時刻をすべて絶対時刻に同期する。
図3Bは、車載装置1と管制装置2における時刻同期の方法の例を示した図である。この例においては、車載装置1の時刻同期部11は、補正情報送受信部112と時刻補正部113で構成される。また、管制装置2の時刻同期部11は、補正情報送受信部112と時刻補正部113で構成される。
車載装置1の時刻同期部11に含まれる補正情報送受信部112は、管制装置2に管制装置2の内部における時刻を問い合わせる通信メッセージを送信する。管制装置2の時刻同期部11に含まれる補正情報送受信部112は、車載装置1から通信メッセージを受け取り、管制装置2内部の時刻情報を車載装置1に送信する。車載装置1の時刻同期部11に含まれる時刻補正部113は、通信メッセージを送信してから管制装置2から時刻情報を受信するまでの時間を計測しておくことにより、管制装置2との間の通信遅延時間を補正する。これにより、車載装置1と管制装置2の内部における時刻を同期する。同様にして、管制装置2とインフラセンサ3の時刻も同期する。
なお、車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3の内部における時刻が同期されていればよく、図3Aによる手法または図3Bによる手法のみならず、それらの組み合わせによる方法やGNSS以外を用いた公知の時刻同期手法などを用いてもよい。
<センシング部>
本実施例においてはインフラセンサ3をフルハイビジョンでフレームレート7pのカメラとした場合で説明する。センシング部31は、インフラセンサ3の内部に搭載されたCMOSイメージセンサであり、1秒間に7枚の画像(フレーム)を受像する。
<センシングデータ>
図4は、本実施例におけるセンシングデータ32の例を示した図である。
センシングデータ32は、インフラセンサ3の内部に搭載したセンシング部31(CMOSイメージセンサ)で受像した情報を基に、1920×1080の2次元配列で各画素値(RGB)を0~255の整数値で表現したフレームの集合である。前記フレームは1秒間に7枚生成される。画像はこれ以外の表現形式(YUV)や、通信や符号化時に圧縮されて必要に応じて展開されても良く、またMPEG(Moving Picture Experts Group)形式などの所定のビデオデータ形式に圧縮されていてもよい。
<センシングデータ送信部>
センシングデータ送信部33は、センシングデータ32を管制装置2に送信する。
<センシングデータ受信部>
センシングデータ受信部21は、センシングデータ32を受信し、走行可能時間付き軌道算出部22に渡す。
<走行可能時間付き軌道算出部>
図5は、センシングデータ32を入力とし走行可能時間付き軌道情報23を出力とする走行可能時間付き軌道算出部22の機能ブロック構成ならびに処理フローを示した図である。
走行可能時間付き軌道算出部22は、障害物検知部221と軌道算出部223と走行可能時間算出部225で構成される。
障害物検知部221は、センシングデータ32を解析し、車両周辺(車載装置1を搭載した車両が通過する対象領域内)の障害物の有無およびその位置を表す障害物検知結果222を生成する(詳細は後で説明)。
一方、軌道算出部223は、管制装置2の担当する道路に固有の道幅および道路長および曲率半径およびレーン数の少なくとも1つを含む道路情報2231と、車載装置1を搭載した車両の目的地までの経路を含む車両経路情報2232と障害物検知結果222のどちらか1つもしくは両方の情報に基づき、車載装置1の車両制御において追従すべき走行軌道の情報を表す軌道情報224を生成する(詳細は後で説明)。
最後に、走行可能時間算出部225は、軌道情報224に含まれる走行軌道上の各点(Way Point)に対し、車載装置1を搭載した車両がその点(Way Point)を走行可能な時間帯を示した情報を付加した走行可能時間付き軌道情報23を生成する(詳細は後で説明)。
<障害物検知部/障害物検知結果>
図6は、障害物検知部221により生成した障害物検知結果222の例を示した図である。
障害物検知部221は、センシングデータ32を解析し、前記センシングデータ32に含まれる物体の識別子(ID)、種別(クラス)、座標(位置)、移動速度、移動方向を算出する。例えば図6の場合、対向車両をID1の障害物、横断歩行者をID2の障害物としてそれぞれ検出し、種別はそれぞれ自動車、歩行者のように検知される。なお、移動方向は、インフラセンサ3の内部で用いられている座標系において、xy座標平面に平行なノルム(L2ノルム)1の単位方向ベクトルを用いて表現する。なお、ビデオデータ形式によるセンシングデータ32から物体を識別するためには、DNN(Deep Neural Network)その他公知の画像認識・処理技術を用いればよい。
<軌道算出部/軌道情報>
図7は、軌道算出部223が生成する軌道情報224の例を示した図である。
障害物検知結果222に含まれる検知した車両の移動方向または車両経路情報2232から車載装置1を搭載した車両がどのように進むかの挙動が分かるため、軌道算出部223は、障害物検知結果222と車両経路情報2232のどちらか1つもしくは両方と、道路情報2231に基づき、車載装置1の車両制御において追従すべき走行軌道の情報を表す軌道情報224を生成する。
軌道情報224の生成は、画像データから白線を検知する技術その他公知の技術を用いれば実現される。生成した軌道はWay Pointと呼ばれる軌道上の点を列とした集合で表現される。例えば図7の場合、軌道情報224には、生成した軌道上に5つのWay Pointが存在し、車載装置1に近い順にWP0, WP1, ・・・, WP4と番号付けされ、WP0, …, WP4それぞれについて、各Way Pointの座標(x座標、y座標)が指定される。
ここで、WP0は現在の車載装置1の位置に一致する。現在の車載装置1の位置を取得する方式は、車載装置1から軌道算出部223に通知する、センシングデータ32を解析して同定する、のいずれでもよい。
なお、座標系については、直交座標系や極座標系など任意の地点を表現できればよく、また、車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3の間で同一の地点を識別できるようになっていれば、原点は道路端点や車両の位置などといった任意の原点を設定すればよい。
<走行可能時間算出部>
図8は、走行可能時間算出部225の処理フローの概要を示した図である。
ステップS2251において、障害物検知結果222を取得する。
ステップS2252において、軌道情報224を取得する。
ステップS2253において、前記取得した軌道情報224に未処理の軌道情報が含まれるか否かを確認し、含まれる場合はステップS2254に進み、含まれない場合は終了する。
ステップS2254において、軌道追従時に障害物と衝突しないための(障害物に衝突しないことを保証する)時間の条件(走行可能開始時刻および走行可能終了時刻)を計算する(詳細は後で説明)。
ステップS2255において、前記取得した軌道情報224に含まれる軌道情報の中から未処理の軌道情報を1つ選択し、ステップS2253に進む。
このような手順で走行可能時間算出部225は走行可能時間を算出する。
<走行可能時間付き軌道情報>
図9は、走行可能時間算出部225が生成する走行可能時間付き軌道情報23の例を示した図である。走行可能時間付き軌道情報23は、軌道算出部223が生成した軌道情報224に含まれる各Way Pointに対し、当該Way Pointの付近に障害物が存在せず車載装置1を搭載した車両が当該Way Pointの付近の走行をしてもよい(障害物に衝突しないことを保証する)時間帯の情報を追加した軌道情報である。Way Pointの付近の走行をしてもよい時間帯は、走行可能開始時刻(ST)と走行可能終了時刻(FT)の組で表現する。
<走行可能開始時刻/走行可能終了時刻>
図10は、図9の例における制御システム0および周囲の状況を模式的に表した図である。
走行可能時間算出部225は、軌道算出部223が算出した軌道情報224に含まれる各Way Pointに対し、障害物検知結果222を参照して、各Way Pointに障害物が存在しない時間帯として、走行可能開始時刻STおよび走行可能終了時刻FTを計算する。例えば、図10に示すように、移動方向がWP3またはその周囲に一致している対向車両がWP3の手前100mに検出され、移動速度が毎秒10mである場合、当該対向車両はあと10秒後にWP3を通過する。
したがって、10秒以内であれば走行可能、10秒後以降は走行不可能と判定できる。以上より、現在時刻T0を基準として、WP3の走行可能開始時刻ST3はT0、WP3の走行可能終了時刻FT3はT0+10秒と計算する。
このように、走行可能時間算出部225は、障害物と各Way Pointの距離と障害物の移動速度に基づき、走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTを算出する。
なお、移動方向が一致しているか否かは線形代数学におけるベクトルの内積計算を用いることにより同定できる。
余裕時分を考慮して、例えばT_margin=1秒とし、FT3をT0+(10-T_margin)秒としてもよい。余裕時分を考慮することにより、障害物検知結果222に含まれる座標や移動速度、移動方向の少なくとも1つに誤差が生じていても、車載装置1を搭載した車両は上記マージンの範囲内で障害物等に衝突しないようにすることが可能になる。
走行可能時間算出部225は、他のWay Pointについても同様に、走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTをそれぞれ算出する。
<走行可能時間付き軌道情報送信部>
走行可能時間付き軌道情報送信部24は、走行可能時間付き軌道情報23を車載装置1に送信する。
<走行可能時間付き軌道情報受信部>
走行可能時間付き軌道情報受信部12は、走行可能時間付き軌道情報23を受信し、走行可能性判定部13に渡す。
<走行可能性判定部>
図11は、走行可能性判定部13の処理フローの概要を示した図である。
ステップS131において、走行可能時間付き軌道情報23を取得する。
ステップS132において、各Way Point間の距離Dを計算する。DはD={D[1], D[2], …, D[4]}として記述され、D[i]はWay Point iとWay Point i-1の間のユークリッド距離であり、Way Point iのx座標をx[i]、y座標をy[i]のように記述するとき、以下の(数1)により計算される。
Figure 2022105922000002
ステップS133において、車載装置1を搭載した車両が各Way Pointに到達する時刻T_followを計算する。T_follow={T_follow[1], T_follow[2], …, T_follow[4]}であり、T_follow[i]はWay Point iに到達する時刻を表す。T_followの導出方法は後述する。
ステップS134において、処理対象のWay Pointのインデックスiに0を代入する。
ステップS135において、インデックスiと(Way Pointの数-1)の大小を比較し、インデックスiのほうが小さければステップS136に進み、そうでなければステップS139に進む。
ステップS136において、Way Point iの走行可能開始時刻STとT_follow[i]の時刻の前後関係を比較し、STのほうが前(現在時刻に近い)の場合はステップS137に進み、そうでなければステップS13Aに進む。
ステップS137において、Way Point iの走行可能終了時刻FTとT_follow[i]の時刻の前後関係を比較し、T_follow[i]のほうが前(現在時刻に近い)の場合はステップS138に進み、そうでなければステップS13Aに進む。
ステップS138において、インデックスiに1を加え、ステップS135に進む。
ステップS139において、軌道追従フラグに1を代入する。
ステップS13Aにおいて、軌道追従フラグに0を代入する。
上記の処理フローに従うことにより、走行可能性判定部13は、車載装置1を搭載した車両が走行軌道上の各Way Pointに設定された走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTを満たして(そのSTとFTの間に)走行可能であるか否かを判定する、換言すれば、走行可能時間を構成する走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTの有効性を判定することが可能となる。
なお、余裕時分T_marginを考慮し、ステップS136およびステップS137における判定においては、T_followと、ST+T_marginまたはFT-T_marginとの間の比較を行うこととしてもよい。余裕時分を考慮することにより、上記計算処理に多くの時間が生じる場合や軌道追従に誤差が生じる場合でも、上記マージンの範囲内で車載装置1を搭載した車両が障害物等に衝突しないように走行することが可能となる。
<T_follow算出>
図12は、走行可能性判定部13のT_followの算出処理(図11のステップS133)に関する概要を示した図である。
ステップS1331において、処理対象のWay Pointを表すインデックスjに0を代入する。
ステップS1332において、インデックスjと(Way Pointの数-1)の大小を比較し、インデックスjのほうが小さければステップS1333に進み、そうでなければ終了する。
ステップS1333において、T_follow[j]を計算する。
T_follow[j]は、車載装置1を搭載した車両がWay Point jに到着する時刻である。距離D[j](D[j]はWay Point j-1とWay Point jの間の距離)だけ離れたWay Point間を、初速V0[j-1](Way Point j-1における車載装置1を搭載した車両の速度)、車載装置1を搭載した車両の加速度aで等加速度運動により走行するためにかかる時間は、以下の(数2)である。
Figure 2022105922000003
そのため以下の(数3)のように、Way Point j-1を出発する時刻であるT_follow[j-1]に上記(数2)を加算することにより、車載装置1を搭載した車両がWay Point jに到着する時刻T_follow[j]を算出できる。
Figure 2022105922000004
ここで、T_follow[0]は、走行可能性判定部13が上記T_followの計算を開始した瞬間の車載装置1内部における時刻であり、V0[0]は、WP0における車載装置1を搭載した車両の現在の速度であって、それぞれ車載装置1で測定する。
また、車載装置1を搭載した車両の加速度aは、車載装置1が任意に設定することができ、例えば、車載装置1を搭載した車両の最高設計加速度に0.8をかけた値としてもよい。
ステップS1334において、インデックスjに1を加える。
ステップS1335において、Way Point jにおける車載装置1を搭載した車両の速度V0[j]を計算する。これは1つ前のWay point j-1における車載装置1を搭載した車両の速度V0[j-1]と、ステップS1333において計算したT_follow[j]およびT_follow[j-1]を用いて次の(数4)の通り計算できる。
Figure 2022105922000005
車載装置1を搭載した車両の速度V0[j]の計算後、ステップS1332に進む。
上記に示したT_followの算出フローにおいて、各Way Pointの到着時刻T_followの算出は、走行可能性判定部13に走行可能時間付き軌道情報23が到着して計算を開始した時点の時刻(車載装置1の内部における時刻)であるT_follow[0]を起点として行われることに注意すべきである。これにより、走行可能性判定部13の判定は、車載装置1と管制装置2の間に実際に発生した通信遅延に基づき行われ、車載装置1を搭載した車両は、管制装置2が安全を保証している時間内に走行(軌道追従)を完了することが可能となる。
また、各Way Pointに障害物等が接近していない場合、走行可能時間帯(STとFTの間の時間)が長くなるため、通信遅延が通常よりも長く発生しても、図11の処理フローに従い走行可能性判定部13が軌道追従フラグに1を代入する場合は、車載装置1は軌道追従を行うことができる。
<軌道追従部>
図13は、軌道追従部14における処理フローの概要を示した図である。
ステップS141にて、走行可能時間付き軌道情報23と軌道追従フラグを取得する。
ステップS142にて、軌道追従フラグが1であるか否かを確認し、軌道追従フラグが1である場合(つまり、車載装置1を搭載した車両が走行軌道上の各Way Pointに設定された走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTを満たして(そのSTとFTの間に)走行可能である、換言すれば、走行可能時間を構成する走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTが有効である場合)はステップS143に進み、軌道追従フラグが1でない場合(つまり、車載装置1を搭載した車両が走行軌道上の各Way Pointに設定された走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTを満たして(そのSTとFTの間に)走行不可能である、換言すれば、走行可能時間を構成する走行可能開始時刻STと走行可能終了時刻FTが有効でない場合)は処理を終了する。
ステップS143にて、取得した走行可能時間付き軌道情報23を制御値に変換する。
ステップS144にて、ステップS143にて生成した制御値を制御情報19として出力する。
ステップS143における制御値の決定およびステップS144における制御情報19の生成は、公知の先進運転支援システム(Advanced driver-assistance systems)に搭載された方法で実現可能である。
上記処理フローに従うことにより、軌道追従部14は、走行可能性判定部13が軌道追従を可能と判断した場合に限り、軌道追従制御を行う(車載装置1に走行軌道の追従を許可する)ことができる。
<作用効果>
以上で説明したように、本実施例1の制御システム0は、時刻同期された車載装置1と管制装置2で構成される制御システム0において、前記車載装置1を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を算出する走行可能時間算出部225と、前記走行可能時間の有効性を判定する走行可能性判定部13と、前記走行可能時間が有効であると判定された場合、前記車載装置1に前記走行軌道の追従を許可する軌道追従部14と、を有する。
また、前記走行可能性判定部13は、前記車載装置1を搭載した車両が前記走行可能時間を構成する前記走行軌道上の各点に設定された走行可能開始時刻と走行可能終了時刻を満たして走行可能であるか否かを判定する。
換言すれば、本実施例1の制御システム0は、管制装置2と車載装置1の間で時刻同期を行う手段と、車載装置1を搭載した車両が通過する予定の走行軌道において車載装置1を搭載した車両が障害物に衝突しないことを保証する時間帯を算出する手段と、車載装置1が管制装置2から走行軌道情報を受信するまでに発生した通信遅延に基づき、車載装置1を搭載した車両が前記時間帯を充足して走行可能か否かを判定する手段と、前記判定が走行可能である場合に車載装置1が前記走行軌道情報に追従する手段と、を備える。
本実施例1によれば、車載装置1と管制装置2の間の通信において実際に発生した遅延を考慮して車両制御を行うことにより車両制御の安全性を保証するとともに、走行軌道上に障害物等が存在しない場合および障害物等が接近していない場合においては許容される通信遅延時間を長くすることにより車載装置1を搭載した車両の減速や停止の発生回数を抑制する効果を有する。
[実施例2]
本発明の実施例2における制御システムおよび方法について説明する。実施例1と異なる点は、車載装置1から管制装置2に自動運転の補助を行うよう要求を出すことができる点である。なお、実施例1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
<制御システムの構成>
図14は、実施例2における車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3からなる制御システム0の機能ブロック構成を示した図である。インフラセンサ3の構成は実施例1と同様である。車載装置1は、実施例1における構成要素に加えて独自走行可否判定部15と要求送信部16を構成要素とし、管制装置2は、実施例1における構成要素に加えて要求受信部25を構成要素とする。
<要求情報>
図15は、独自走行可否判定部15が生成する要求情報151の例を示した図である。要求情報151は、管制装置2に車両制御の補助を要求するか否かを示すフラグを含む。
<独自走行可否判定部/要求送信部>
独自走行可否判定部15は、車載装置1を搭載した車両単独で走行できるかどうかを判定する。例えば、目的地までの経路情報と車両の現在位置から、レーンキープの機能を有する車両が右左折などによって車両単独で走行できない、または、車両のセンサが壊れたため車両単独で走行できない等といったことを判定することにより、車両単独で走行できるかどうか(換言すれば、車載装置1を搭載した車両が単独で安全に実施(走行)できない行動があるか否か)を判定する。前記判定は、例えば従来公知の方法に従い、少なくとも車載装置1を搭載した車両の位置情報、周囲の走行環境情報、及び走行計画のいずれか一つの情報に基づいて走行可能か否かを判定してもよいし、道路の形状や交差点に関する情報を含んだ地図データから走行可能か否かを判定してもよい。
前記独自走行可否判定部15によって独自走行ができないと判定された場合、要求送信部16は、管制装置2に図15に示す要求情報151を送信する。要求情報151は、管制装置2による補助が必要か否かを示したフラグを含み、要求送信部16が(独自走行可否判定部15が生成する要求情報151の)当該フラグに1を代入して管制装置2に前記要求情報151を送信する。
また、独自走行可否判定部15は、走行可能性判定部13が管制装置2から受け取った走行可能時間付き軌道情報23に追従できないと判定した場合に、要求送信部16が管制装置2に要求を出してもよい。これは、車載装置1と管制装置2の間の通信に大きな遅延が生じ、管制装置2が計算した時点では走行可能であったものの、車載装置1を搭載した車両への障害物等の接近により、車載装置1に前記情報が到着した時点では走行不可能となる場合に、管制装置2が最新のセンシングデータ32を用いて走行可能時間付き軌道情報23を再生成して車載装置1に送信することを可能とする効果を有する。
<要求受信部>
要求受信部25は、車載装置1から要求情報151を受け取り、前記要求情報151を走行可能時間付き軌道算出部22に入力する。これにより、管制装置2は、(車載装置1からの要求に応じて)前述した走行可能時間付き軌道情報23(走行軌道における走行可能開始時刻STおよび走行可能終了時刻FTを含む)を生成し、生成した走行可能時間付き軌道情報23を走行可能時間付き軌道情報送信部24によって車載装置1に送信する。
<作用効果>
以上で説明したように、本実施例2の制御システム0は、前記車載装置1を搭載した車両が単独で安全に実施(走行)できない行動があるか否かを前記走行軌道から判定する独自走行可否判定部15と、実施できない行動があると判定された場合、前記管制装置2に前記走行軌道における走行可能開始時刻および走行可能終了時刻を含む前記走行可能時間を要求する要求送信部16と、を有する。
本実施例2によれば、車載装置1側からの要求がなければ、管制装置2は走行可能時間付き軌道情報23を算出する必要がないため、管制装置2の処理負荷を低減することが可能になる。また、車載装置1と管制装置2の間の通信は車載装置1からの要求時に限られるため、車載装置1と管制装置2の間の通信の回数および頻度を削減し、通信負荷および通信遅延による車両制御への影響を低減しながら制御(軌道追従)を継続することが可能になる。
[実施例3]
本発明にかかる実施例3における制御システムおよび方法について説明する。実施例1と異なる点は、車載装置1を搭載した車両が緊急停止した場合には走行可能開始時刻STおよび走行可能終了時刻FTにかかわらずWay Pointの座標情報のみを用いて車載装置1を搭載した車両が運転を継続する点である。なお、実施例1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
<制御システムの構成>
図16は、実施例3における車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3からなる制御システム0の機能ブロック構成を示した図である。
実施例3における車載装置1は、実施例1における構成要素に加えて、緊急停止部17と速度制限部18を有する。
<緊急停止部>
緊急停止部17は、車載装置1が何らかの障害物に接近して衝突が予測される場合に、軌道追従の有無によらずブレーキをかけて車載装置1を搭載した車両を緊急停止させる機能を持つ。衝突の予測およびブレーキをかける方法は、公知の先進運転支援システム(Advanced driver-assistance systems)に搭載された方法により実施可能である。
<速度制限部>
速度制限部18は、車載装置1を搭載した車両の最高速度を制限する機能および前記制限を解除する機能を持つ。本実施例においては、障害物を検知した場合に直ちに停止可能とするよう、速度制限を行う場合の最高速度を時速5kmとする。なお、本実施例では時速5kmとしたが、これに限らない。最高速度を制限する方法は、公知のデジタルタコグラフなど何らかの方法によればよく、本実施例に直接関連しないため、方法に関する詳細な説明は割愛する。
<走行可能性判定部>
図17は、実施例3における走行可能性判定部13の処理フローの概要を示した図である。図17のステップS131からステップS139、S13Aまでは、実施例1で説明した図11のステップS131からステップS139、S13Aまでと同じである。
ステップS13Bにおいて、車両単独障害物検知結果を取得する。
ステップS13Cにおいて、取得した車両単独障害物検知結果から走行軌道上に障害物が存在するか否かを確認し、走行軌道上に障害物が存在する場合は終了し、走行軌道上に障害物が存在しない場合はステップS13Dに進む。
ステップS13Dにおいて、車載装置1を搭載した車両の速度制限を任意の速度に設定し、軌道追従フラグに1を代入する。
上記の処理フローに従うことにより、例えば、走行軌道の追従中に車載装置1の緊急停止部17の判断による緊急停止によって、走行可能時間内に軌道追従を開始または終了できない(換言すれば、現在の走行軌道の走行可能時間の走行可能開始時刻STおよび走行可能終了時刻FTを守れない)と判定した場合において、走行軌道上に障害物が存在しなければ(つまり、緊急停止の条件が解除された後)、走行可能時間の走行可能開始時刻STおよび走行可能終了時刻FTによらずに、速度制限部18に車載装置1を搭載した車両の最高速度を制限するよう指示したうえで、車載装置1(の軌道追従部14)は、減速(低速走行)しながら走行軌道を通過するなどして、単独で自動運転を継続することが可能となる。
<作用効果>
以上で説明したように、本実施例3の制御システム0は、前記軌道追従部14は、前記走行軌道の追従中に前記車載装置1を搭載した車両の緊急停止によって、現在の前記走行軌道の前記走行可能時間を守れない場合、前記緊急停止の条件が解除された後(走行軌道上に障害物が存在しなければ)、前記走行可能時間によらずに、前記車載装置1を搭載した車両を減速させながら前記走行軌道を通過させる。
本実施例3によれば、緊急停止が発生してから障害物等が退避するまでの間、車載装置1を搭載した車両が停止して待機することにより走行可能時間の走行可能開始時刻STおよび走行可能終了時刻FTを充足しなくなった場合において、管制装置2との再通信および管制装置2による再計算を不要としながら徐行(減速ないし低速走行)して走行軌道を走行することにより、安全を確保しながら車両制御を継続し、再通信および再計算による遅延の発生を回避することが可能となる。
[実施例4]
本発明にかかる実施例4における制御システムおよび方法について説明する。実施例1と異なる点は、管制装置2が当該管制装置2と連携する別の車両のために生成した走行可能時間付き軌道情報を加味して走行可能時間付き軌道情報を生成する点にある。なお、実施例1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
<制御システムの構成>
図18は、実施例4における車載装置1と管制装置2とインフラセンサ3からなる制御システム0の機能ブロック構成を示した図である。
実施例4における管制装置2は、実施例1における構成要素に加えて、走行可能時間付き軌道算出結果保存部26を構成要素として有する。
<走行可能時間付き軌道算出結果保存部>
走行可能時間付き軌道算出結果保存部26は、走行可能時間付き軌道算出部22で生成(算出)した(制御対象の複数の車両の)走行可能時間付き軌道情報23を保存しておく。
<走行可能時間付き軌道算出部>
図19は、実施例4における走行可能時間付き軌道算出部22における処理フローの概要を示した図である。図19のステップS2251からステップS2255までは、実施例1で説明した図8のステップS2251からステップS2255までと同じである。
ステップS2251において、障害物検知結果222を取得する。
ステップS2252において、軌道情報224を取得する。
ステップS2253において、前記取得した軌道情報224に未処理の軌道情報が含まれるか否かを確認し、含まれる場合はステップS2254に進み、含まれない場合は終了する。
ステップS2254において、軌道追従時に障害物と衝突しないための(障害物に衝突しないことを保証する)時間の条件を計算する。
ステップS2257において、走行可能時間付き軌道算出結果保存部26を参照し、走行可能時間更新処理を行う。走行可能時間更新処理の詳細は後述する。
ステップS2255において、前記取得した軌道情報224に含まれる軌道情報の中から未処理の軌道情報を1つ選択し、ステップS2253に進む。
上記フローに従い、走行可能時間付き軌道算出部22は、ステップS2252において取得した軌道情報224に対し、走行可能時間付き軌道算出結果保存部26に保存された他の車両(の車載装置1)に対して生成した軌道情報を参照して、軌道追従時に障害物と衝突しない時間を計算する。
<走行可能時間更新処理>
図20は、実施例4における走行可能時間付き軌道算出部22が行う走行可能時間更新処理(図19のステップS2257)の概要を模式的に示した図である。本実施例4における制御システム0は車載装置1を搭載した車両の台数を2台としているが、これに限らない。
WP_Aは車両Aのために算出された走行軌道、WP_Bは車両Bのために算出された走行軌道を示し、WP_Aの走行可能時間(STおよびFT)はWP_Bの走行可能時間(STおよびFT)よりも前に算出されているとする。
WP_Bに対する走行可能時間(STおよびFT)の算出において、まずWP_Bに含まれる各Way Pointに対し、WP_Aに含まれる各Way Pointが近接しているか否かを確認する。図20の場合、WP_BのWP_B3はWP_AのWP_A1との距離が70cmであるため、近接していると判定される。当該近接の判定は、別途設けた閾値に基づきWP間の距離が閾値よりも近ければ近接と判定され、当該閾値は例えば1mである。
次に、走行可能時間付き軌道算出部22は、WP_Aに関する走行可能時間付き軌道情報23を参照し、WP_A1のFTがT3であることから、車両AはT3までにWP_A1すなわちWP_B3の付近の走行を完了している、または、WP_A1すなわちWP_B3の付近の走行を開始していないことが分かる。したがって、走行可能時間付き軌道算出部22は、WP_A1と近接しているWP_B3のSTをT3以降の値とする。なお、車載装置1を搭載した車両が他に存在しても、同様に他車の走行可能時間付き軌道情報を参照して走行可能時間を更新することができる。
<作用効果>
以上で説明したように、本実施例4の制御システム0は、前記管制装置2は、複数の前記車載装置1に対して算出した前記走行可能時間を前記走行軌道と紐付けて保存する走行可能時間算出結果保存部(走行可能時間付き軌道算出結果保存部26)を有する。
本実施例4によれば、別の車両の走行軌道および走行時刻を考慮して走行可能時間付き軌道情報23を生成するため、同一時刻に複数の車両が同一の地点に存在することを確実に回避可能とする(言い換えれば、排他制御性を確保する)効果を有する。
<各実施例の作用効果のまとめ>
実施例1における制御システムおよび方法によれば、車載装置1と管制装置2の間の通信において実際に発生した遅延を考慮して車両制御を行うことにより車両制御の安全性を保証するとともに、走行軌道上に障害物等が存在しない場合および障害物等が接近していない場合においては許容される通信遅延時間を長くすることにより車載装置1を搭載した車両の減速や停止の発生回数を抑制する効果を有する。
実施例2における制御システムおよび方法によれば、車載装置1側からの要求がなければ、管制装置2は走行可能時間付き軌道情報23を算出する必要がないため、管制装置2の処理負荷を低減することが可能となる。また、車載装置1と管制装置2の間の通信は車載装置1からの要求時に限られるため、車載装置1と管制装置2の間の通信の回数および頻度を削減し、通信負荷および通信遅延による車両制御への影響を低減しながら制御(軌道追従)を継続することが可能となる。
実施例3における制御システムおよび方法によれば、緊急停止が発生してから障害物等が退避するまでの間、車載装置1を搭載した車両が停止して待機することにより走行可能時間の走行可能開始時刻STおよび走行可能終了時刻FTを充足しなくなった場合において、管制装置2との再通信および管制装置2による再計算を不要としながら徐行(減速ないし低速走行)して走行軌道を走行することにより、安全を確保しながら車両制御を継続し、再通信および再計算による遅延の発生を回避することが可能となる。
実施例4における制御システムおよび方法によれば、別の車両の走行軌道および走行時刻を考慮して走行可能時間付き軌道情報23を生成するため、同一時刻に複数の車両が同一の地点に存在することを確実に回避可能とする(言い換えれば、排他制御性を確保する)効果を有する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
0 制御システム
1 車載装置
2 管制装置
3 インフラセンサ
11 時刻同期部
110 GNSS情報取得部
111 絶対時刻算出部
112 補正情報送受信部
113 時刻補正部
12 走行可能時間付き軌道情報受信部
13 走行可能性判定部
14 軌道追従部
15 独自走行可否判定部
16 要求送信部
17 緊急停止部
18 速度制限部
19 制御情報
21 センシングデータ受信部
22 走行可能時間付き軌道算出部
221 障害物検知部
222 障害物検知結果
223 軌道算出部
2231 道路情報
2232 車両経路情報
224 軌道情報
225 走行可能時間算出部
23 走行可能時間付き軌道情報
24 走行可能時間付き軌道情報送信部
25 要求受信部
26 走行可能時間付き軌道算出結果保存部(走行可能時間算出結果保存部)
31 センシング部
32 センシングデータ
33 センシングデータ送信部

Claims (9)

  1. 時刻同期された車載装置と管制装置で構成される制御システムにおいて、
    前記車載装置を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を算出する走行可能時間算出部と、
    前記走行可能時間の有効性を判定する走行可能性判定部と、
    前記走行可能時間が有効であると判定された場合、前記車載装置に前記走行軌道の追従を許可する軌道追従部と、を有する、制御システム。
  2. 請求項1に記載の制御システムにおいて、
    前記走行可能性判定部は、前記車載装置を搭載した車両が前記走行可能時間を構成する前記走行軌道上の各点に設定された走行可能開始時刻と走行可能終了時刻を満たして走行可能であるか否かを判定する、制御システム。
  3. 請求項1に記載の制御システムにおいて、
    前記車載装置を搭載した車両が単独で安全に実施できない行動があるか否かを前記走行軌道から判定する独自走行可否判定部と、
    実施できない行動があると判定された場合、前記管制装置に前記走行軌道における走行可能開始時刻および走行可能終了時刻を含む前記走行可能時間を要求する要求送信部と、を有する、制御システム。
  4. 請求項1に記載の制御システムにおいて、
    前記軌道追従部は、前記走行軌道の追従中に前記車載装置を搭載した車両の緊急停止によって、現在の前記走行軌道の前記走行可能時間を守れない場合、前記緊急停止の条件が解除された後、前記走行可能時間によらずに、前記車載装置を搭載した車両を減速させながら前記走行軌道を通過させる、制御システム。
  5. 請求項1に記載の制御システムにおいて、
    前記管制装置は、複数の前記車載装置に対して算出した前記走行可能時間を前記走行軌道と紐付けて保存する走行可能時間算出結果保存部を有する、制御システム。
  6. 車両外部に設置した管制装置と時刻同期される車載装置であって、
    前記車載装置を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を前記管制装置から受信する受信部と、
    受信した前記走行可能時間の有効性を判定する走行可能性判定部と、
    前記走行可能時間が有効であると判定された場合、前記車載装置に前記走行軌道の追従を許可する軌道追従部と、を有する、車載装置。
  7. 請求項6に記載の車載装置であって、
    前記車載装置を搭載した車両が単独で安全に実施できない行動があるか否かを前記走行軌道から判定する独自走行可否判定部と、
    実施できない行動があると判定された場合、前記管制装置に前記走行軌道における走行可能開始時刻および走行可能終了時刻を含む前記走行可能時間を要求する要求送信部と、を有する、車載装置。
  8. 車載装置と時刻同期される管制装置であって、
    前記車載装置を搭載した車両が通過する対象領域内の走行軌道において前記車両が障害物に衝突しないことを保証する走行可能時間を算出する走行可能時間算出部と、
    前記走行可能時間の有効性を判定するために前記走行可能時間を前記車載装置へ送信する送信部と、を有する、管制装置。
  9. 請求項8に記載の管制装置であって、
    前記送信部は、前記車両が単独で安全に実施できない行動があると判定され、前記車載装置から要求があった場合に、前記走行軌道における走行可能開始時刻および走行可能終了時刻を含む前記走行可能時間を前記車載装置へ送信する、管制装置。
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