JP2022104195A - バイアス回路 - Google Patents

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崇史 藤原
Takashi Fujiwara
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Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】バイアス回路を小さくする。【解決手段】バイアス回路Sは、入力端INと出力端OUTとを接続する信号線1に接続された、入力端INに入力される信号の波長の12分の1の線路長を有する伝送線路2と、信号線1と伝送線路2とが接続された接続点3を挟んで伝送線路2の反対側に配置され、伝送線路2に並列に接続点3に接続されたインピーダンス整合用コンデンサ5と、伝送線路2の2つの先端のうちの接続点3と接続されていない方の先端に接続されたバイパスコンデンサ4と、伝送線路2の接続点3と接続されていない方の先端に接続された電源6と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品を動作させるために電気回路に電圧又は電流を加えるバイアス回路に関する。
特許文献1には、入力端と出力端との間に接続されたコンデンサと、出力端との間に、信号の波長の4分の1の長さを有した一方の伝送線路と他方の伝送線路とから構成された先端短絡結合線路を接続するバイアス回路が開示されている。
特開2017-192094号公報
しかしながら、上記の技術では、入力端に入力される信号の波長の4分の1の長さの伝送線路を必要とするため、信号の波長の4分の1の長さよりもバイアス回路を小さくすることができなかった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、バイアス回路を小さくすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、入力端と出力端とを接続する信号線に接続された、前記入力端に入力される信号の波長の12分の1の線路長を有する伝送線路と、前記信号線と前記伝送線路とが接続された接続点を挟んで前記伝送線路の反対側に配置され、前記伝送線路に並列に前記接続点に接続されたインピーダンス整合用コンデンサと、前記伝送線路の2つの先端のうちの前記接続点と接続されていない方の先端に接続されたバイパスコンデンサと、前記伝送線路の前記接続点と接続されていない方の先端に接続された電源と、を有するバイアス回路を提供する。
本発明によれば、バイアス回路を小さくできるという効果を奏する。
本実施形態に係るバイアス回路の構成を示す図である。 信号のゲインの周波数特性を模式的に示す図である。
図1は、本実施形態に係るバイアス回路Sの構成を示す図である。バイアス回路Sは、アンプAと、伝送線路2と、バイパスコンデンサ4と、インピーダンス整合用コンデンサ5と、電源6と、を有する。
アンプAは、バイアス回路Sの入力端INと出力端OUTとを接続する信号線1に接続されている。具体的には、アンプAの入力端は入力端INに接続されており、アンプAの出力端は出力端OUTに接続されている。アンプAは、入力端INに入力される信号(以下、入力信号と言う)を増幅する増幅回路である。アンプAは、入力信号を増幅した信号を出力する。
伝送線路2は、アンプAと出力端OUTとを接続する信号線1に接続されている。伝送線路2は、入力信号の波長λの12分の1の線路長を有する。例えば、入力信号の周波数fが1GHzである場合、信号の波長λは約300ミリメートルであり、伝送線路2の線路長は約25ミリメートルである。伝送線路2の2つの先端のうちの接続点3と接続されていない方の先端は、バイパスコンデンサ4に接続されている。
バイパスコンデンサ4は、高周波信号をグランドに流して高周波的に短絡するためのコンデンサである。バイパスコンデンサ4の2つの先端のうちの伝送線路2と接続されていない方の先端はグランドに接続されている。バイパスコンデンサ4のインピーダンスは、入力信号の周波数fの成分を出力端OUTに流し、周波数fと異なる周波数の信号成分をグランドに流すように設定されている。具体的には、バイパスコンデンサ4のインピーダンスは、周波数fの信号に対して高インピーダンスになるように設定されている。
インピーダンス整合用コンデンサ5は、信号線1と伝送線路2とが接続された接続点3を挟んで伝送線路2の反対側に配置されたコンデンサである。インピーダンス整合用コンデンサ5は、信号線1に対して伝送線路2に並列に接続されている。インピーダンス整合用コンデンサ5の2つの端部のうち信号線1と接続されていない方の端部は、グランドに接続されている。インピーダンス整合用コンデンサ5は、入力端IN側のインピーダンスと、出力端OUT側のインピーダンスとを同じにするためのコンデンサである。インピーダンス整合用コンデンサ5の容量Cは、下記式(1)を用いて算出される。
C=2(cosΘ/(2πfZ))…(1)
なお、Zは、伝送線路2の特性インピーダンスである。Zの具体的な値は、例えば200Ωである。また、伝送線路2の線路長を波長λの12分の1にしたことにより入力信号の位相が60度変化する。本例においては、入力信号の位相をさらに30度変化させて入力信号の位相を90度変化させるために、Θ=π/6となるようにインピーダンス整合用コンデンサ5の容量Cが設定されている。
電源6は、直流電圧を生じる電源である。電源6の一端は、伝送線路2の、接続点3と接続されていない方の先端に接続され、他端は、グランドに接続されている。
図2は、信号のゲインの周波数特性を模式的に示す図である。図2の横軸は周波数を示し、縦軸は信号のゲインを示す。
実線Rは、本実施形態に係るバイアス回路Sを通過した信号のゲインの周波数特性を模式的に示すグラフである。実線Rは、入力信号の周波数fである1GHzにおいて0dBのゲインを示し、周波数が大きくなっても1GHzにおけるゲインと同等のゲインを示している。また、実線Rは、入力信号の周波数fの偶数倍の周波数が大きく減衰していない。このように、本実施形態に係るバイアス回路Sは、入力信号の周波数fの偶数倍の周波数を大きく減衰させることがないので、入力信号の周波数が広帯域であっても一定の電圧や電流を出力することができる。
破線Lは、特許文献1のように入力信号の波長の4分の1の波長の伝送線路を用いた比較例のバイアス回路を通過した信号のゲインの周波数特性を模式的に示すグラフである。破線Lは、入力信号の周波数fの偶数倍の周波数が大きく減衰している。そのため、比較例のバイアス回路は、入力信号の周波数fの偶数倍の周波数を大きく減衰させてしまうから、入力信号の周波数が広帯域である場合に特定の周波数の電圧や電流を減衰させてしまう。
[バイアス回路Sによる効果]
このように、本実施形態に係るバイアス回路Sにおいては、入力信号の波長の12分の1の線路長を有する伝送線路2と、伝送線路2の反対側に配置されたインピーダンス整合用コンデンサ5とを有することにより、伝送線路2の長さを入力信号の波長の4分の1よりも短くすることができる。したがって、本実施形態に係るバイアス回路Sの大きさを、入力信号の波長の4分の1の長さよりも小さくできる。
また、本実施形態に係るバイアス回路Sにおいては、入力信号の周波数fの偶数倍の周波数を大きく減衰させることがないので、広帯域にわたって電圧や電流を大きく減衰させることなく出力することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
IN 入力端
OUT 出力端
1 信号線
2 伝送線路
3 接続点
4 バイパスコンデンサ
5 インピーダンス整合用コンデンサ
6 電源

Claims (1)

  1. 入力端と出力端とを接続する信号線に接続された、前記入力端に入力される信号の波長の12分の1の線路長を有する伝送線路と、
    前記信号線と前記伝送線路とが接続された接続点を挟んで前記伝送線路の反対側に配置され、前記伝送線路に並列に前記接続点に接続されたインピーダンス整合用コンデンサと、
    前記伝送線路の2つの先端のうちの前記接続点と接続されていない方の先端に接続されたバイパスコンデンサと、
    前記伝送線路の前記接続点と接続されていない方の先端に接続された電源と、
    を有するバイアス回路。
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