JP2022102328A - アスベスト除去回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータへの負荷を抑えて大きなトルクで除去能力を高めることで作業効率を向上させることができるうえ、長時間の連続使用が可能となり、さらに装置に対して水を使用して、アスベストの飛散を抑えることができる。【解決手段】アスベスト含有壁10を除去して回収するアスベスト除去回収装置であって、 筐体2と、筐体2に回転軸31が支持され、アスベスト含有壁10を切削する回転カッタ3と、回転カッタ3に回転力を付与する油圧駆動流路4と、開口を有し回転カッタ3及び切削箇所を覆うカバー5と、カバー5内の空間に連通する水噴射流路6と、カバー5内の空間に連通し、カバー5の開口部51aをアスベスト含有壁10に密接させた状態でカバー5内を負圧とする吸引管路7と、を備えたアスベスト除去回収装置を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、アスベスト除去回収装置に関する。
従来、構造物の壁面に塗装されたアスベストなどの塗材を剥離する塗材剥離装置が例えば特許文献1に示されている。
特許文献1には、圧縮空気を動力源とし、回転体を回転させ、回転体の研磨面を壁面に当てることで、塗材を剥離し、片手で持つことが可能な塗材剥離装置について記載されている。塗材剥離装置には、回転体及び壁面の研磨箇所を覆うカバーが設けられている。この塗材剥離装置は、カバーで覆われた空間内に対して水を噴射する給水口が設けられており、空間内の剥離された剥離粉や壁面を湿潤化することで、剥離粉の飛散を抑制している。この塗材剥離装置は、空間内の剥離粉と水が混ざった泥水を吸引するための排出口が設けられており、泥水を所定の場所に回収することが可能である。給水口まで水を供給する給水チューブと、エアモーターまで駆動源となる圧縮空気を供給するエア供給ホースとが別々に設けられている。
特開2018-59394号公報
上述したような従来のアスベストを除去する装置としては、特許文献1のようなエアによる駆動方式か、あるいは電動式のものが一般的である。
しかしながら、エア駆動方式の装置の場合には、カッタの回転数は高速で回転させることは可能であるが、回転トルクが不足しているため、研磨作業の効率が悪く、その点で改善の余地があった。
また、アスベストを除去する装置が電動駆動方式の場合には、外壁のようなアスベスト除去に使用される場合には、切削時における回転体の回転トルクが大きくなってモータに大きな負荷がかかることから、1台での連続使用時間が例えば1時間程度であり、使い勝手が悪いという問題がった。
さらに、電動駆動方式の場合には、切削中のアスベストの飛散を抑えるために水を使用すると感電のおそれがあることから、その点で課題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、モータへの負荷を抑えて大きなトルクで除去能力を高めることで作業効率を向上させることができるうえ、長時間の連続使用が可能となるアスベスト除去回収装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、装置に対して水を使用して、アスベストの飛散を抑えることができるアスベスト除去回収装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るアスベスト除去回収装置は、アスベスト含有壁を除去して回収するアスベスト除去回収装置であって、筐体と、前記筐体に回転軸が支持され、前記アスベスト含有壁を切削する回転カッタと、前記回転カッタに回転力を付与する油圧駆動流路と、使用時において前記アスベスト含有壁に対向する開口を有し、前記回転カッタ及び前記切削箇所を覆うカバーと、前記カバー内の空間に水を噴射する水噴射流路と、前記カバー内の空間に連通し、前記カバーの開口部を前記アスベスト含有壁に密接させた状態で前記カバー内の空間を吸引する吸引管路と、を備えていることを特徴としている。
本発明に係るアスベスト除去回収装置では、油圧駆動流路を流通する油圧により大きな回転駆動力が得られるので、電動駆動方式の場合に比べてアスベスト含有壁を切削する際におけるモータへの負荷を抑えることができる。さらに、エア駆動方式のように、回転トルクが不足することもない。そのため、大きなトルクで除去能力を発揮することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、本発明では、モータへの負荷を抑えることができるので、長時間の連続使用が可能となる。
さらに、本発明のアスベスト除去回収装置が油圧駆動方式であるので、従来のような電動駆動方式のものに比べて水が使用できないことがなく、水噴射流路からカバー内に水を噴射させて切削したアスベストの大気中への飛散を防止できる。
また、本発明に係るアスベスト除去回収装置は、前記水噴射流路は、前記筐体に収容されていることを特徴としてもよい。
この場合には、水噴射流路が筐体内に一体的に設けられているので、アスベスト除去作業中における筐体の取り扱いがし易く、作業効率を高めることができる。
本発明のアスベスト除去回収装置によれば、モータへの負荷を抑えて大きなトルクで除去能力を高めることで作業効率を向上させることができるうえ、長時間の連続使用が可能となる。
さらに、本発明のアスベスト除去回収装置によれば、装置に対して水を使用して、アスベストの飛散を抑えることができる。
本発明の実施形態によるアスベスト除去回収装置を示す正面図である。 アスベスト除去回収装置を示す右側面図である。
以下、本発明の実施形態によるアスベスト除去回収装置について、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のアスベスト除去回収装置1は、構造物の壁面のアスベストを含有する壁(アスベスト含有壁10)に接触させることで壁表面を切削して除去し、さらに除去した切削ずりを吸引により回収する装置である。
アスベスト除去回収装置1は、筐体2と、回転カッタ3と、油圧駆動流路4と、カバー5と、水噴射流路6と、吸引管路7と、を備えている。
ここで、アスベスト除去回収装置1において、回転カッタ3の回転軸が延びる方向を前後方向とし、前後方向において回転カッタ3が露出する側を前側、前方とし、その反対側を後側、後方とし、後側から前側を見たときの左右方向を幅方向として、以下説明する。
筐体2は、持手部21と、本体部22と、操作部23と、を備えている。持手部21は、前後方向に長い断面楕円形の筒状に形成され、内部に2本の油圧駆動流路4(4A、4B)が配置可能に設けられている。持手部21の基端21aには、油圧駆動流路4A、4Bのそれぞれに不図示の油圧ホースを連結するための接続継手部24が設けられている。
筐体2の持手部21に設けられる油圧駆動流路4は、カッタ駆動部30に油圧を循環させることで一対の歯車32A、32Bを回転させて回転カッタ3に回転力を付与する。油圧駆動流路4は、カッタ駆動部30に油圧を送る送り側となる供給流路4Aと、カッタ駆動部30から油圧を戻す戻り流路4Bと、を有している。
供給流路4Aと戻り流路4Bとは、それぞれ持手部21の基端21aに設けられる接続継手24に接続されている。
本体部22は、持手部21の上部に接続され、内部に回転カッタ3のカッタ駆動部30(詳しくは後述する)が収容されている。
操作部23は、持手部21と本体部22との間に設けられている。操作部23は、押圧部25aを有するハンドル25と、ハンドル25を回動可能に支持するハンドル支持部26と、ハンドル25の押圧部25aに押圧されることで油圧駆動流路4A、4Bを開閉する流路切換弁27と、を備えている。
ハンドル支持部26は、本体部22から前方に突出して設けられている。その突出端部には、ハンドル25の回転軸25bが支持されている。ハンドル25は、回転軸25bから下向きに延び、回転軸25b寄りの後面に押圧部25aが設けられている。ハンドル25は、持手部21に対して前後方向に近接離反するように回転軸24bを中心に回動する。ハンドル25は、後述する流路切換弁27を後方に押さない位置で不図示のばね部材によって前方に付勢されている。
流路切換弁27は、本体部22に対して前後方向に移動可能に液密に貫通している。流路切換弁27は、本体部22の内部において、前後移動によって油圧駆動流路4A,4Bとカッタ駆動部31とを連通する開位置と、前記連通を閉じる閉位置と、が切り替えられるようになっている。流路切換弁27の前端部27aは、本体部22より前方に突出し、ハンドル25の押圧部25aが押圧される位置に設けられている。
操作部23は、持手部21を握った手でハンドル25を持手部21側に近接するように回動させて引寄せると、押圧部25aで流路切換弁27の前端部27aが後方に押し込まれる。これにより流路切換弁27が後方に移動し、開位置となって油圧駆動流路4A,4Bの油圧がカッタ駆動部31に流通し、回転カッタ3が駆動することになる。また、回転カッタ3の駆動を停止する際には、ハンドル25を離す、或いは力を緩めることで、付勢により持手部21から離反する方向に戻る。なお、図2は、ハンドル25を引き寄せる前の状態を示している。
回転カッタ3は、円板状をなし、前面外周縁に多数のカッタビット3aが設けられている。カッタビット3aは、硬質合金で形成されている。回転カッタ3は、筐体2の本体部22内に設けられるカッタ駆動部30によって前後方向を中心軸として回転駆動する。
カッタ駆動部30は、前後方向に延びる回転軸31と、回転軸31を支持する一対の歯車32A、32Bと、一対の歯車32A、32Bを回転させる油圧流路を形成した油圧駆動部33と、を有している。回転軸31の前端部31aには回転カッタ3の中心が固定されている。回転軸31の後端部31bには一方の第1歯車32Aが外側から嵌合されている。第1歯車32Aには第2歯車32Bが噛合している。第1歯車32Aの回転中心と第2歯車32bの回転中心とは、上下に配列されている。一対の歯車32A、32Bのそれぞれは、油圧駆動部33の油圧収容部33A内に配置され、油圧収容部33A内を流通する作動油の流れによって回転軸31を同一方向に回転させる方向に回転される。つまり、油圧によって一対の歯車32A、32Bが回転することによって、第1歯車32Aの回転に対して回転軸31が回転する。
油圧駆動部33は、油圧駆動流路4A、4Bに連通するとともに、一対の歯車32A、32Bを配置可能で、流入された作動油を流通させる空間(収容部33A)を形成している。油圧駆動部33は、油圧駆動流路4の後述する供給流路4Aに接続される供給口(図示省略)と、戻り流路4Bに接続される戻り口(図示省略)と、を有している。収容部33Aにおいて、供給口から流入して戻り口へ流通する作動油によって一対の歯車32A、32Bが所定の方向に回転し、回転軸31を通じて回転カッタ3が回転する。
カバー5は、筐体2の本体部22の前側に設けられ、使用時においてアスベスト含有壁10に対向する開口を有し、回転カッタ3及び切削箇所(壁面)を覆うものである。カバー5は、前方から見た正面視で略円形状の円周壁51と、円周壁51の後方開口を覆う後壁52と、を有している。
円周壁51は、回転カッタ3の外径より大きい径寸法で形成され、回転カッタ3の回転軸31と同軸に配置されている。後壁52は、本体部22に設けられ回転カッタ3の回転軸31を支持する支持筒28の外周部に固定されている。回転カッタ3は、カバー5の内側において回転する。円周壁51の前側の開口部51aは、使用時においてアスベスト含有壁10に密接される。
後壁52の前面52aには、水噴射流路6から送られた水を噴射する噴射ノズル61が設けられている。また、カバー5には、吸引管路7の吸引口71がカバー内と連通するように設けられている。
水噴射流路6は、カバー5内の空間に水を噴射するものであり、筐体2とは別体で設けられた配管又はホースからなり、先端の噴射ノズル61がカバー5に接続されている。水噴射流路6の基端側は不図示の水槽及び送水ポンプに接続されている。噴射ノズル61による水の噴射のオンオフは、回転カッタ3の回転に連動している。
吸引管路7は、カバー5内の空間に連通し、カバー5の開口部51aをアスベスト含有壁10に密接させた状態でカバー5内の空間を吸引するものである。吸引管路7は、筐体2とは別体で設けられた配管又はホースからなり、先端の吸引口71がカバー5に接続されている。吸引管路7の基端側は、不図示のバキューム装置やバキュームカーに接続されている。吸引管路7は、回転カッタ3で切削時において吸引することで、アスベスト含有壁10との間で密閉されたカバー5内を真空状態にして、カバー5内で切削した切削ずりを噴射した水と共に吸引する。吸引管路7による吸引のオンオフは、回転カッタ3の回転に連動している。
次に、アスベスト除去回収装置1を使用し、アスベスト含有壁を切削して回収する方法について、図1及び図2を用いて説明する。
アスベスト含有壁10の表面のアスベストを除去する際には、アスベスト除去回収装置1の回転カッタ3を切削するアスベスト含有壁10に配置する。このとき、カバー5の開口部51aを壁面に押し当てて密接した状態にする。すなわち、カバー5内の空間は、壁面との間で密閉された空間が形成される。
次に、作業者は、持手部21を握った状態で、持手部21の前方に位置する操作部23のハンドル25に指をかけてハンドル25を引くと、ハンドル25の押圧部25で操作部23の流路切換弁27の前端27aが押される。そして、流路切換弁27が後方に移動し、その流路切換弁27が開き、油圧駆動流路4の供給流路4Aと戻り流路4Bとがそれぞれカッタ駆動部30の油圧収容部33A内と連通して、作動油が油圧収容部33A内を流れ、第1歯車32Aと第2歯車32Bを回転させる。これにより第1歯車32Aに軸支されている回転軸31が回転して回転カッタ3が回転し、カバー5内でアスベスト含有壁10が切削される。
なお、ハンドル25を引く操作に連動して水噴射流路6の噴射ノズル61からカバー5内に水が噴射されるとともに、吸引管路7の吸引口71から吸引し、カバー5内の壁面とによって覆われた空間を負圧にする。
この状態で回転カッタ3の回転によりカバー5内で壁面が切削される。このとき、除去された切削ずりは、カバー5内に噴射された水と混合され、水と切削ずりとが混合した泥水が吸引口71から吸引管路7を通じて排出される。
アスベスト除去回収装置1は、回転カッタ3を回転させながらアスベスト含有壁10の壁面に沿って移動させることで壁面全体のアスベストを除去する。
切削を停止させる際には、操作部23のハンドル25を緩めることで元の位置に復元し、流路切換弁27が元の位置に戻って閉じた状態となり、油圧駆動流路4と油圧駆動部33との間で流通する作動油の流れが停止し、歯車32A、32Bと回転軸31の回転が止まり、回転カッタ3の回転が停止する。そして、水噴射流路6の噴射ノズル61から噴射される水と、吸引口71からの吸引も回転カッタ3の回転と同時に停止される。
次に、上述したアスベスト除去回収装置1の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態によるアスベスト除去回収装置1では、図1及び図2に示すように、油圧駆動流路4を流通する油圧により大きな回転駆動力が得られるので、電動駆動方式の場合に比べてアスベスト含有壁10を切削する際におけるモータへの負荷を抑えることができる。さらに、エア駆動方式のように、回転トルクが不足することもない。そのため、大きなトルクで除去能力を発揮することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、モータへの負荷を抑えることができるので、長時間の連続使用が可能となる。
さらに、本実施形態のアスベスト除去回収装置1では、油圧駆動方式であるので、従来のような電動駆動方式のものに比べて水が使用できないことがなく、水噴射流路4からカバー5内に水を噴射させて切削したアスベストの大気中への飛散を防止できる。
上述のように本実施形態によるアスベスト除去回収装置1では、モータへの負荷を抑えて大きなトルクで除去能力を高めることで作業効率を向上させることができるうえ、長時間の連続使用が可能となる。
さらに、本実施形態によるアスベスト除去回収装置によれば、装置に対して水を使用して、アスベストの飛散を抑えることができる。
以上、本発明によるアスベスト除去回収装置の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、水噴射流路6が筐体2とは別体で設けられた構成としているが、これに限定されることはなく、水噴射流路6の一部が筐体2に収容された構成であってもよい。この場合には、水噴射流路6が筐体2内に一体的に設けられているので、アスベスト除去作業中における筐体2の取り扱いがし易く、作業効率を高めることができる。
また、本実施形態では、カッタ駆動部30の構成として、一対の第1歯車32Aと第2歯車32Bを設け、第1歯車32Aに軸支される回転軸31を回転させる駆動機構としているが、このような駆動機構であることに限定されることはない。要は、油圧駆動流路4による油圧によって回転カッタ3が駆動する構成であればよいのである。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 アスベスト除去回収装置
2 筐体
3 回転カッタ
4 油圧駆動流路
4A 供給流路
4B 戻り流路
5 カバー
6 水噴射流路
7 吸引管路
10 アスベスト含有壁
21 持手部
22 本体部
23 操作部
25 ハンドル
27 流路切換弁
31 回転軸
32A、32B 歯車
33 油圧駆動部
33A 油圧収容部
51a 開口部
61 噴射ノズル
71 吸引口
上記目的を達成するため、本発明に係るアスベスト除去回収装置は、アスベスト含有壁を除去して回収するアスベスト除去回収装置であって、本体部、及び持手部を有する筐体と、前記本体部に回転軸が支持され、前記アスベスト含有壁を切削する回転カッタと、前記回転カッタに回転力を付与する油圧駆動流路と、使用時において前記アスベスト含有壁に対向する開口を有し、前記回転カッタ及び前記切削箇所を覆うカバーと、前記カバー内の空間に水を噴射する水噴射流路と、前記カバー内の空間に連通し、前記カバーの開口部を前記アスベスト含有壁に密接させた状態で前記カバー内の空間を吸引する吸引管路と、を備え、前記水噴射流路は、前記筐体に収容され、前記油圧駆動流路は、前記回転カッタの駆動部に油圧を供給する供給流路と、前記駆動部から油圧を戻す戻り流路と、を備え、前記供給流路と前記戻り流路とは、前記持手部の内部に設けられていることを特徴としている。
また、この場合には、水噴射流路が筐体内に一体的に設けられているので、アスベスト除去作業中における筐体の取り扱いがし易く、作業効率を高めることができる。

Claims (2)

  1. アスベスト含有壁を除去して回収するアスベスト除去回収装置であって、
    筐体と、
    前記筐体に回転軸が支持され、前記アスベスト含有壁を切削する回転カッタと、
    前記回転カッタに回転力を付与する油圧駆動流路と、
    使用時において前記アスベスト含有壁に対向する開口を有し、前記回転カッタ及び前記切削箇所を覆うカバーと、
    前記カバー内の空間に水を噴射する水噴射流路と、
    前記カバー内の空間に連通し、前記カバーの開口部を前記アスベスト含有壁に密接させた状態で前記カバー内の空間を吸引する吸引管路と、
    を備えていることを特徴とするアスベスト除去回収装置。
  2. 前記水噴射流路は、前記筐体に収容されていることを特徴とする請求項1に記載のアスベスト除去回収装置。
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