JP4954489B2 - パイプ切断加工装置 - Google Patents

パイプ切断加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4954489B2
JP4954489B2 JP2005098049A JP2005098049A JP4954489B2 JP 4954489 B2 JP4954489 B2 JP 4954489B2 JP 2005098049 A JP2005098049 A JP 2005098049A JP 2005098049 A JP2005098049 A JP 2005098049A JP 4954489 B2 JP4954489 B2 JP 4954489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
cutting
case
clean room
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005098049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006272528A (ja
Inventor
直也 内田
啓二 千葉
勝昌 小板橋
昌秀 澤田
琢磨 平岡
忍 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ihara Science Corp
Original Assignee
Ihara Science Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ihara Science Corp filed Critical Ihara Science Corp
Priority to JP2005098049A priority Critical patent/JP4954489B2/ja
Publication of JP2006272528A publication Critical patent/JP2006272528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4954489B2 publication Critical patent/JP4954489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)

Description

この発明は、ステンレス鋼製パイプなどの金属パイプを切断し、この切断によってパイプ端面に発生するバリを取り去るパイプ切断加工装置に関する。
半導体製造工場では、そのクリーンルーム内に半導体製造用特殊材料ガス、例えばシラン、ジボラン、ゲルマンなどを流す配管が多数設けられている。この配管には、径6〜12mm程度のステンレス鋼製パイプが用いられており、このパイプを溶接して配管としている。
この溶接作業に際しては、当然ステンレス鋼製パイプを切断する作業が付随する。
このパイプの切断は、切り粉が発生するため、クリーンルーム外でチューブカッターを用いて行われ、切断後に切断に伴って発生する端面に生じるバリをバリ取り機で取り除く方法で行われている。
この方法では、パイプ切断の際に、クリーンルーム外で作業を行うこととなり、パイプ自体が汚染されるため、アルコール等の有機溶剤を浸した布で切断後のパイプを清拭したのち、クリーンルーム内に持ち込んで溶接するようにしている。
クリーンルーム内への入室には、その都度防塵服に着替え、手などを洗浄し、エアシャワーを浴びる必要がある。
このため、パイプの切断はクリーンルーム外で、パイプの溶接はクリーンルーム内で実施することになり、作業が分断されるうえ、作業者の清浄処置が必要となって、作業効率が大幅に低下する欠点があった。
この出願の発明に関連する先行技術文献として、次のものがある。
特開2003−159612号公報
よって、本発明における課題は、半導体製造工場のクリーンルームなどの内部において、半導体製造用特殊材料ガスが流れる配管などの配管作業を行う際に、パイプの切断と溶接とがクリーンルームなどの内部で実施できるようにし、作業効率を向上させることにある。
かかる課題を解決するため、
請求項1にかかる発明は、クリーンルーム内で配管として用いる金属パイプを当該クリーンルーム内で溶接可能に切断加工する金属パイプの切断加工装置であって、前記金属パイプを切断する電動切断機と、切断後の前記金属パイプを固定する固定具が設けられるとともに、切断後の当該金属パイプの端面のバリを取り去る端面加工機と、前記電動切断機と前記端面加工機とが収められるとともに、一部又は全部が透明とされたケースと、当該パイプ切断加工装置とは別体の排気源に接続するための排気口と、を備え、前記ケース内減圧にすることを特徴とするパイプ切断加工装置である。
請求項2にかかる発明は、前記端面加工機には、円錐状の回転刃が設けられていることを特徴とする請求項1記載のパイプ切断加工装置である
本発明によれば、パイプの切断作業とバリ取り作業とが1個のケース内で行えるので、ケース外部に切り粉やバリが飛散することがない。このため、このパイプ切断加工装置をクリーンルーム内に持ち込んで切断、バリ取りができるので、クリーンルーム内外への往復移動を行う必要がなく、作業効率が大幅に向上する。
また、パイプの切断作業とバリ取り作業とを連続して行えるので、作業が効率的に進行する。
また、ケースの一部が透明であると、ケース内部での作業の確認ができる。ケース内を減圧にすれば、ケース外に粉塵等が漏れ出ることがなくなり、クリーンルーム内部を汚染することもない。
図1ないし図3は、本発明のパイプ切断加工装置の一例を示すものである。
これらの図において、符号1は、基台を示す。この基台1は直方体状の箱体であって、その上面には操作用のスイッチ類が設けられている。
この基台1の上面には透明なケース2が一体に設けられている。
このケース2は、外観がほぼ立方体状の箱であって、その上面、前面、背面、両側面は、いずれも透明、着色透明のアクリル樹脂、カーボネイト樹脂などからなる透明樹脂板で構成されている。また、これら各面の交差部分は、ステンレス鋼製アングルから構成されており、機械的強度が保持されるようになっている。
また、ケース2の上面から逆L字状の把手3が突出して設けられており、この把手3を持つことで、装置全体を持ち運べるようになっている。
このケース2内には、電動切断機4と端末加工機5とが収められている。
電動切断機4は、パイプを切断するもので、モータ6によって回転駆動される回転ドラム7と、この回転ドラム7の一端面に取り付けられた切断刃8と、回転ドラム7を囲う筐体9とから概略構成されている。
回転ドラム7の端面の中心には、切断すべきパイプを通すパイプ挿入口10が形成されている。
切断刃8は、このパイプ挿入口10をその間に挟んで相対峙して、刃先がともにパイプ挿入口10に向いた状態で取り付けられている。
また、切断刃8は、回転ドラム7の回転に伴って回転しつつ、切断刃8の刃先が徐々に中心方向に移動し、これによりパイプの周面に切り目を徐々に入れ、パイプを切断する構造になっている。また、パイプの切断後、回転ドラム7を逆転すると、切断刃8の位置が自動的に初期位置に復帰するようになっている。
さらに、回転ドラム7内には、パイプを固定する固定機構が内蔵されており、筐体9およびケース2上面を貫通して取り付けられた第1レバー11を回動することで、パイプの固定、解放ができるようになっている。
また、回転ドラム7のパイプ挿入口10は、ケース2の左側面側に向いており、このケース2の左側面には、円形の貫通孔12が形成されており、この貫通孔12から切断すべきパイプを挿入し、パイプ挿入口10に通すことができるようになっている。
端面加工機5は、モータ13と、このモータ13の回転軸にカップリングを介して連結されて回転する回転刃14と、切断後のパイプを位置決めして固定する固定具15とから構成されている。
回転刃14は、円筒状の外筒部と、この外筒部内に取り付けられた円錐状の刃とからなるもので、刃が固定具15に向くように配置されている。
固定具15は、直方体のものであって、ケース2の前面にほぼ接するように設けられ、その内部には切断後のパイプを通し、位置決めして把持、固定する機構が収められており、ケース2の右側面を貫通して取り付けられた第2レバー16を回動することにより、パイプの固定、解放ができるようになっている。
また、固定具15には、切断後のパイプを通すための貫通孔が形成されており、これの入口側の開口部がケース2の前面に接しており、ケース2前面にはこの開口部に通じるパイプ挿入口17が形成されている。
さらに、端面加工機5をなすモータ13と回転刃14とは、図示しないスライド機構に取り付けられており、このスライド機構により、ケース2の背面に突出して取り付けられた押棒18を押しまたは引くことで、固定具15に向けて前進または後退可能になっている。
また、基台1の背面には、排気口19が設けられている。この排気口19は、図示しない電気掃除機などの排気源からの排気ホースに接続され、装置内部を減圧状態として、ケース2外部に切り粉、バリなど粉塵が漏出しないようになっている。
つぎに、このパイプ切断加工装置によるパイプの切断作業およびバリ取り作業について説明する。
まず、切断すべきパイプをケース2の貫通孔12に通して、電動切断機4のパイプ挿入口10から回転ドラム7内部に挿入する。次いで、第1レバー11を廻してパイプを固定する。
この状態で、モータ6を作動させ、回転ドラム7を回転させて2枚の切断刃8、8によってパイプを切断したのち、回転ドラム7を逆転させて2枚の切断刃8、8を退避させ、第1レバー11を廻してパイプを解放し、取り出す。
ついで、このパイプをその切断端面が先端となるようにして、ケース2の前面のパイプ挿入口17から固定具15の内部に挿入し、第2レバー16を廻してパイプを固定する。この時、パイプの切断された端面が回転刃14の近くまで届くようにする。
パイプを固定具15に固定することで、パイプ端面の中心点が回転刃14の円錐状の刃の頂点と一致するように位置決めされる。
この状態で、モータ13を作動させ、押棒18を押して、回転刃14を前進させ、回転刃14の円錐状の刃がパイプ端面に当たるようにすることで、パイプの端面のバリが取り除かれる。ついで、押棒18を引いて回転刃14を後退させたのち、第2レバー16を廻してパイプを解放し、ケース2から取り出す。
この操作に際して、排気口19から常時排気を行うことで、装置内が減圧となり、切断時の切り粉、バリ取り時のバリなどの粉塵がケース2外部に漏れることがない。
このようなパイプ切断加工装置によれば、ケース2内に電動切断機4と端面加工機5が並んで設けられているので、パイプの切断作業とバリ取り作業とが1個のケース2内で行え、ケース2外部に切り粉やバリが飛散することがない。このため、このパイプ切断加工装置をクリーンルーム内に持ち込んで切断、バリ取りができるので、クリーンルーム内外への往復移動を行う必要がなく、作業効率が大幅に向上する。
また、パイプの切断作業後に直ちにバリ取り作業を連続して行えるので、作業が効率的に進行する。
また、ケース2の一部が透明であるので、ケース1内部での作業の確認ができる。ケース2内を減圧にすれば、ケース2外に粉塵等が漏れ出ることがなくなり、クリーンルーム内部を汚染することもない。
本発明のパイプ切断加工装置の一例を示す正面図である。 本発明のパイプ切断加工装置の一例を示す側面図である。 本発明のパイプ切断加工装置の一例を示す上面図である。
符号の説明
2・・ケース、4・・電動切断機、5・・端面加工機、8・・切断刃、14・・回転刃、19・・排気口

Claims (2)

  1. クリーンルーム内で配管として用いる金属パイプを当該クリーンルーム内で溶接可能に切断加工する金属パイプの切断加工装置であって、
    前記金属パイプを切断する電動切断機と、
    切断後の前記金属パイプを固定する固定具が設けられるとともに、切断後の当該金属パイプの端面のバリを取り去る端面加工機と、
    前記電動切断機と前記端面加工機とが収められるとともに、一部又は全部が透明とされたケースと
    当該パイプ切断加工装置とは別体の排気源に接続するための排気口と、を備え、
    前記ケース内減圧にすることを特徴とするパイプ切断加工装置。
  2. 前記端面加工機には、円錐状の回転刃が設けられていることを特徴とする請求項1記載のパイプ切断加工装置。
JP2005098049A 2005-03-30 2005-03-30 パイプ切断加工装置 Active JP4954489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005098049A JP4954489B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 パイプ切断加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005098049A JP4954489B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 パイプ切断加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006272528A JP2006272528A (ja) 2006-10-12
JP4954489B2 true JP4954489B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=37207756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005098049A Active JP4954489B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 パイプ切断加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4954489B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104827118B (zh) * 2015-05-20 2017-02-22 杨雷刚 管端加工装置及管端加工机械以及管端加工方法
KR102162011B1 (ko) * 2019-01-16 2020-10-06 한전원자력연료 주식회사 내화 벽돌 절단 시스템

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187417A (ja) * 1983-04-07 1984-10-24 Shibaura Eng Works Co Ltd パイプの切断・ねじ切り装置
US5295771A (en) * 1992-08-28 1994-03-22 Sony Electronics Inc. Clean room tool chamber
JP2001087939A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Matsushita Electric Works Ltd 銅張積層板切断方法及び装置
JP2002301617A (ja) * 2001-04-02 2002-10-15 Asahi Sangyo Kk パイプの端面処理用工具
JP3472276B2 (ja) * 2001-04-24 2003-12-02 秀夫 鈴木 集塵装置
JP2003094267A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Toyoda Mach Works Ltd 多関節型ロボットによる加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006272528A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1790432A1 (en) Power toll such as jig saw having means for removing cutting debris from workpiece
CN105478887A (zh) 一种自带夹持装置的切割机构
JP4954489B2 (ja) パイプ切断加工装置
JP7000426B2 (ja) 原動機駆動式ツールのためのダスト除去装置
KR100929105B1 (ko) 배관 분기용 금속관 천공장치
JP5115415B2 (ja) 携帯用切断機
JP5800079B1 (ja) 切削屑回収装置
JP2008149679A (ja) カッター
JP2007301709A (ja) パイプの切断と面取り加工機
JP5465556B2 (ja) 切断工具の集塵構造
JP4936220B2 (ja) 電動工具
JP2008073920A (ja) 卓上切断機
CN101637833A (zh) 斜断锯
CN209850002U (zh) 便携式切割机
CN101642829B (zh) 斜断锯
JP4786211B2 (ja) テストピース作製機
CN105984002B (zh) 电动圆锯
JP2007290235A (ja) 切断機
JP5277729B2 (ja) 穿孔工具
CN201253711Y (zh) 斜断锯
CN111112731A (zh) 切断装置
KR20140005504U (ko) 슬래그 제거 장치
JP2012115947A (ja) 研削工具
JP5986756B2 (ja) 摩擦撹拌接合装置
JP2009039858A (ja) 端面加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4954489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250