JP2022098573A - ガイド波式の超音波流量計 - Google Patents

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啓真 外村
Hiromasa Tonomura
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裕也 石黒
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【課題】計測に用いない不要エコーの影響を低減することにより測定精度を向上できるガイド波式の超音波流量計を提供すること。【解決手段】本発明のガイド波式の超音波流量計11は、チューブ12の外周面13に超音波振動子21A、21Bをチューブ長手方向に離間させて一対配置した構造を備える。計測部31は一対の超音波振動子21A、21B間に位置する。計測部31内にて超音波ガイド波の送受信を行うことで、流体の流量を計測する。超音波流量計11は弾性体製の防振ブロック51を備える。防振ブロック51は、第1端面51a及び第2端面51bを貫通するチューブ挿通孔52を有し、計測部31の外側領域32にてチューブ12に外嵌される。チューブ挿通孔52の内周面53とチューブ12の外周面13との接触面積は、第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って増大する。【選択図】図1

Description

本発明は、直管状のチューブの長手方向に沿って超音波ガイド波を伝播させることで流体の流量を計測するガイド波式の超音波流量計に関するものである。
流体の流量を計測するための装置として、超音波流量計がよく知られている。 従来の一般的な超音波流量計の場合、一対の超音波振動子を対向させて配置するために、流路となるチューブの部分が屈曲した形状となっている。そのため、圧力損失大きい、液溜りが生じるといったデメリットがある。このような事情のもと、流路が屈曲していない直管状のチューブを用いたストレートタイプの超音波流量計に対する強い要望がある。ストレートタイプの超音波流量計のなかでも、チューブ長手方向に沿って伝播する超音波ガイド波を流量の計測に利用する、ガイド波式の超音波流量計が従来いくつか提案されている(例えば特許文献1~2を参照)。
具体例を挙げて説明すると、一般的なガイド波式の超音波流量計は、流体が流れる直管状のチューブを備えており、そのチューブの外周面に一対の超音波振動子が配置されている。これらの超音波振動子は例えば円環状をなしており、チューブ長手方向に互いに離間して配置されている。チューブ内における一対の超音波振動子間の領域は計測部となっている。そして、流体がチューブ内を流れているときに、一方の超音波振動子から超音波ガイド波を送信して他方の超音波振動子で受信する。このような送受信動作を流れに沿った正方向及び逆方向についてそれぞれ行い、超音波ガイド波の伝播時間差を計算することにより、流量が算出されるようになっている。
特開平10-122923号公報 特開平11-264750号公報 特開2020-60490号公報
ところで、円環状の超音波振動子を駆動した場合、超音波ガイド波は計測部に面している内側端面から発信されるばかりでなく、計測部に面していない外側端面からも同様に発信される。つまり、超音波ガイド波は、計測に使用する受信側の超音波振動子に向かって伝播するばかりでなく、計測とは関係のない反対方向にも同じ分だけ伝播する。便宜上、計測に用いる前者の超音波ガイド波を「必要エコー」と呼び、計測に用いない後者の超音波ガイド波を「不要エコー」と呼ぶことにする。
一般的にガイド波式の超音波流量計では、超音波ガイド波の減衰が小さいことが知られている。それゆえ、不要エコーが減衰せずにチューブ端や継手等にて反射して戻ってきてしまい、必要エコーの波形に重畳してしまう。このようなことは、計測精度を低下させる要因となる。従って、必要エコーを減衰させずに不要エコーのみを減衰させる何らかの対策を講じることが望まれていた。
不要エコーの影響を軽減する対策としては、例えばチューブの外周面に弾性体からなる防振シートを設置したり、弾性体からなる防振パーツを設置したりすればよいとも考えられる(例えば特許文献3を参照)。しかしながら、防振シートを用いたとしても、肉薄であることから十分な効果を期待することができない。また、防振パーツを単に用いただけでは、防振パーツで超音波ガイド波が反射されて戻ってくるため、不要エコーの影響を十分に抑えることができない。さらに、防振シートや防振パーツの設置面積を単に増やすだけでは、必要エコーまで減衰されてしまうおそれがある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、計測に用いない不要エコーの影響を低減することにより測定精度を向上させることができるガイド波式の超音波流量計を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、流体が流れる直管状のチューブの外周面に超音波振動子をチューブ長手方向に離間させて一対配置した構造を備え、一対の前記超音波振動子間に位置する計測部内にて一方の前記超音波振動子が送信した超音波ガイド波を前記チューブ長手方向に沿って伝播させて他方の前記超音波振動子で受信することにより、前記流体の流量を計測する超音波流量計であって、第1端面とその反対側に位置する第2端面とを貫通するチューブ挿通孔を有し、前記チューブにおける前記計測部の外側領域にて前記チューブに外嵌された弾性体製の防振ブロックを備えるとともに、前記チューブ挿通孔の内周面と前記チューブの前記外周面との接触面積が、前記第1端面側から前記第2端面側に行くに従って増大するように形成されていることを特徴とするガイド波式の超音波流量計をその要旨とする。
従って、請求項1に記載の発明によると、チューブにおける計測部の外側領域に、防振ブロックが外嵌されている。この防振ブロックでは、チューブ挿通孔の内周面とチューブの外周面との接触面積が、第1端面側から第2端面側に行くに従って増大している。そのため、計測部の外側領域に向けて発信された超音波ガイド波は、第1端面であまり反射されずに防振ブロックの内部に入射する。また、この防振ブロックはある程度厚さを有する弾性体からなる部材であることから、その内部に入射した超音波ガイド波が効果的に減衰される。従って、必要エコーを減衰させずに不要エコーのみを減衰させることができ、不要エコーの影響を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記チューブ挿通孔は前記防振ブロックの中心部を貫通するとともに、前記防振ブロックの前記第1端面側は、前記チューブ挿通孔の中心軸線を基準として回転対称な断面形状となるように形成されていることをその要旨とする。
従って、請求項2に記載の発明によると、防振ブロックにおけるチューブ挿通孔周りの肉厚が均等かつ十分に確保される。このため、例えば防振ブロックの外表面に押圧力を加えたときに、チューブ外周面の周方向に均等に力が加わる結果、チューブに曲がりが生じにくくなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記防振ブロックは、前記チューブ挿通孔の前記第1端面側の開口部に溝部を有することをその要旨とする。
従って、請求項3に記載の発明によると、第1端面側の開口部に溝部を形成しておくことにより、チューブ挿通孔の内周面とチューブの外周面との接触面積を第1端面側から第2端面側に行くに従って増大させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記防振ブロックは、前記チューブ挿通孔の前記第1端面側の開口部に溝部を有するとともに、前記溝部は、前記第1端面側の開口部を横断するように前記第1端面の一部に形成された断面略V字状の溝であることをその要旨とする。
従って、請求項4に記載の発明によると、このような溝部であれば比較的簡単に形成可能であるばかりでなく、上記接触面積が第1端面側から第2端面側に行くに従って徐々に増大する構造とすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記チューブ挿通孔の内径寸法は前記チューブの外径寸法よりも小さく設定されるとともに、前記チューブは前記チューブ挿通孔に圧入されていることをその要旨とする。
従って、請求項5に記載の発明によると、チューブ外周面に対する防振ブロックの密着性が向上する結果、防振ブロック内に超音波ガイド波を確実に入射させて効率よく減衰させることができる。また、この構成であると、チューブに対して防振ブロックを容易に組付けることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項において、前記防振ブロックよりも硬質の材料からなり、前記防振ブロックの外面に接触して押圧することで、前記防振ブロックの変形を軽減する外面押圧部材をさらに備えることをその要旨とする。
従って、請求項6に記載の発明によると、外面押圧部材が防振ブロックの変形を軽減することにより、チューブ外周面に対する防振ブロックの密着性が維持される。その結果、防振ブロック内に超音波ガイド波を確実に入射させて効率よく減衰させることができる。
以上詳述したように、請求項1~6に記載の発明によると、計測に用いない不要エコーの影響を低減することにより測定精度を向上させることができるガイド波式の超音波流量計を提供することができる。
本発明を具体化した実施形態の超音波流量計を示す斜視図。 実施形態の超音波流量計を示す断面図。 (a)は実施形態の超音波流量計における防振ブロックの斜視図、(b)は(a)の軸線方向に沿った断面図、(c)は(b)のA-A線断面図、(d)は(b)のB-B線断面図、(e)は(b)のC-C線断面図。 実施形態の超音波流量計における別の防振ブロックの斜視図。 図4の防振ブロックに外面押圧部材を設けた状態を示す部分概略断面図。 実施形態の超音波流量計におけるさらに別の防振ブロックの斜視図。 図6の防振ブロックに外面押圧部材を設けた状態を示す斜視図。 図6の防振ブロックに別の外面押圧部材を設けた状態を示す斜視図。 評価試験を行うための試験機器の概略図。 (a)は別の実施形態の防振ブロックを第1端面側から見た図、(b)は(a)のD-D線断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態のガイド波式の超音波流量計を図1~図5に基づき詳細に説明する。
図1、図2に示されるように、本実施形態の超音波流量計11は、直管状のチューブ12の長手方向に沿って進む超音波ガイド波を利用して、チューブ12内を流れる液体の流量を計測するための装置である。この超音波流量計11は、流量計測管としての直管状のチューブ12を備えていることから、ストレートタイプの超音波流量計と称されることがある。チューブ12を流れる液体としては任意であって特に限定されないが、本実施形態では加熱された高温の液体(半導体洗浄液など)がチューブ12に流される。
チューブ12は可撓性を有する樹脂製であって、ここではフッ素樹脂の一種である四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン(PFA)を材料として用いて形成されている。勿論、チューブ12はPFA以外の樹脂材料を用いて形成されてもよく、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、シリコーンゴム、ポリエチレン樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂などを用いて形成されてもよい。
図1、図2に示されるように、この超音波流量計11は、一対の超音波振動子21A、21Bを備えている。これらの超音波振動子21A、21Bは、チューブ12の外周面13に配設されている。便宜上、図1及び図2において左側に位置する超音波振動子を第1の超音波振動子21Aとし、図1及び図2において右側に位置する超音波振動子を第2の超音波振動子21Bとする。第1の超音波振動子21Aと第2の超音波振動子21Bとは、チューブ長手方向に沿って互いに離間した状態で配置されている。本実施形態の超音波振動子21A、21Bはともに円環状であって、同じ寸法を有する。具体的には、これら超音波振動子21A、21Bは、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電セラミックスを用いて形成された圧電素子である。円環状をなす超音波振動子21A、21Bは中心孔24を有しており、その中心孔24の内周面はチューブ12の外周面13に対して密着されている。このとき、中心孔24の内周面とチューブ12の外周面13とは直接接して密着していてもよいが、音響整合層として機能するカップリング材層などを介して密着していてもよく、あるいは接着剤層を介して密着していてもよい。
チューブ12内における一対の超音波振動子21A、21B間の領域は、計測部31となっている。これら超音波振動子21A、21Bは、それぞれ第1側端面22及び第2側端面23を有している。第1の超音波振動子21Aの第1側端面22と、第2の超音波振動子21Bの第1側端面22とは、計測部31に面した状態で互いに対向して配置されている。第1の超音波振動子21Aの第2側端面23及び第2の超音波振動子21Bの第2側端面23は、計測部31に面しておらず、それぞれ計測部31がある方向とは反対方向(即ち計測部31の外側領域32)を向くように配置されている。
次に、図1に基づいて超音波流量計11の電気的構成について説明する。
この超音波流量計11は計測制御装置41を備えている。この計測制御装置41は、一対の超音波振動子21A、21Bを駆動して計測部31内で送受信を行うことにより、チューブ12内を流れる液体の流量を演算によって求めるための装置である。本実施形態の計測制御装置41は、信号処理部42、演算処理部43、入力装置44及び表示装置45等を備えている。信号処理部42は、一対の超音波振動子21A、21Bを駆動するための駆動信号を出力する回路などを含んでいる。
なお、一対の超音波振動子21A、21Bを駆動するときの周波数は特に限定されず高周波数であればよいが、超音波ガイド波を励起させうる周波数であることが必要である。本実施形態では、例えば200kHz~500kHzの周波数に設定され、好ましくは230kHz~300kHzの周波数に設定される。
演算処理部43は、従来周知のCPU46やメモリ47等を含んで構成された処理回路である。メモリ47には、制御プログラムやデータが記憶されており、CPU46は、メモリ47に記憶されている制御プログラムに基づいて流量の演算処理や表示処理を行う。
また、入力装置44は、各種の操作ボタンを有し、測定の開始・終了、表示モードの設定などを行う。表示装置45は、例えば液晶ディスプレイであり、演算処理部43にて算出された流量を表示する。
次に、このように構成された超音波流量計11における測定動作について説明する。
流量の測定は液体がチューブ12内を所定方向に流れているときに行われる。例えば、図1及び図2の左側から右側に向かって液体が流れているものとする。このとき、第1の超音波振動子21Aが上流側に位置する超音波振動子、第2の超音波振動子21Bが下流側に位置する超音波振動子ということになる。CPU46は、信号処理部42を介して一対の超音波振動子21A、21Bを駆動してそれらに交互に超音波ガイド波の送受信を行わせる。具体的にいうと、CPU46は、まず上流側である第1の超音波振動子21Aを駆動して超音波ガイド波を発信させ、超音波ガイド波をチューブ長手方向に沿って計測部31内を流れの正方向に伝播させる。そして、流れの正方向に伝播してきた超音波ガイド波を第2の超音波振動子21Bで受信する。そしてCPU46は、超音波ガイド波の正方向の伝播時間を計測する。次に、CPU46は、下流側である第2の超音波振動子21Bを駆動して超音波ガイド波を発信させ、超音波ガイド波をチューブ長手方向に沿って計測部31内を流れの逆方向に伝播させる。そして、流れの逆方向に伝播してきた超音波ガイド波を第1の超音波振動子21Aで受信する。そしてCPU46は超音波ガイド波の逆方向の伝播時間を計測する。正方向の伝播時間の計測及び逆方向の伝播時間の計測は、それぞれ複数回ずつ繰り返して行ってもよい。次に、CPU46は、信号処理部42から演算処理部43に正方向の伝播時間と逆方向の伝播時間とを取り込み、伝播時間の差に基づいて液体の流速を算出する。そして演算処理部43は、さらにこの流速から流量を算出する。すると、表示装置45が算出された流量値を表示するようになっている。
ところで、円環状の超音波振動子21A、21Bを駆動した場合、超音波ガイド波は計測部31に面している第1側端面22から発信されるばかりでなく、計測部31に面していない第2側端面23からも同様に発信される。つまり、超波ガイド波には、第1側端面22から発信される必要エコーと、第2側端面23から発信される不要エコーとがある。本実施形態では、必要エコーを減衰させずに不要エコーのみを減衰させるために、超音波流量計11に以下のような防振構造を持たせている。
図1~図3に示されるように、この超音波流量計11は、一対の防振ブロック51を備えている。防振ブロック51は、いわば不要エコーの超音波振動が必要エコーの超音波振動に重畳することを防止(余分な振動を防止)するために取り付けられる部材である。本実施形態の防振ブロック51は矩形ブロック状(具体的には略6面体形状)をした部材であって、第1端面51aとその反対側に位置する第2端面51bとを有している。第1端面51aと第2端面51bとの間には、4つの側面51cが位置している。防振ブロック51は、チューブ挿通孔52を有している。チューブ挿通孔52は断面円形状であって、防振ブロック51の中心部を通り抜けて第1端面51a及び第2端面51b間を貫通している。チューブ挿通孔52の直径は特に限定されず任意に設定可能であるが、例えば矩形状をなす第1端面51a及び第2端面51bの一辺の長さの20%~50%程度に設定される。本実施形態では当該直径が約30%に設定されているため、チューブ挿通孔52の周囲全域にわたり前記直径よりも大きい寸法の肉厚が確保されている。ちなみに、防振ブロック51の体積(チューブ挿通孔52の軸線方向寸法、チューブ挿通孔52の径方向寸法に依存する。)は、装置全体の大型化を伴わない範囲内であれば、基本的に大きいほうがよい。
防振ブロック51は弾性体を材料として形成されており、具体的には好適な弾性を有するゴム材を材料として形成されている。防振ブロック51に使用可能なゴム材としては、例えば、天然ゴム、合成天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、多硫化ゴムなどを挙げることができる。本実施形態では、耐熱性及び耐薬品性に優れたフッ素ゴムをゴム材料として選択している。ゴム材料の硬度は特に限定されないが、例えば硬度50度以上80度以下のものが使用される。硬度が低すぎると、チューブに対して防振ブロック51を密着させた際に十分な押圧力をチューブに付与できないおそれがある。硬度が高すぎると、チューブに対する密着性が悪くなるおそれがある。また、チューブ12の外径の公差を吸収することができず、防振効果にばらつきが生じるおそれがある。なお、フッ素ゴムを選択した本実施形態では、55度以上65度以下のものを使用している。
この防振ブロック51は、チューブ12における計測部31の外側領域32に外嵌されている。つまり、チューブ12が防振ブロック51のチューブ挿通孔52に対して挿通されることにより、防振ブロック51がチューブ12に取り付けられている。なお、一対の防振ブロック51は、それぞれ超音波振動子21A、21Bから若干離間した状態で配置されている。この離間距離は特に限定されないが、例えば1mm以上に設定され、好ましくは1mm以上10mm以下に設定される。離間距離がこの範囲内であると、組み立てやすくて装置全体の小型化が図りやすい構造とすることができる。離間距離が大きすぎると、例えば筐体を大きくする必要性が生じ、装置全体が大型化するおそれがある。チューブ挿通孔52の内径寸法は、チューブ12の外径寸法よりもわずかに小さく設定されている。このため、チューブ12はチューブ挿通孔52に圧入される。この圧入によって、チューブ12の外周面13に対してチューブ挿通孔52の内周面53が密着する。
また、図3(a)等に示されるように、この防振ブロック51では、第1端面51a側の形状と第2端面51b側の形状が異なっている。即ち、第2端面51b側はフラットな単純形状となっている。そのため、第2端面51bは、チューブ12の軸線及びチューブ挿通孔52の中心軸線C1に対して直交する位置関係にある。これに対し、第1端面51a側は反射波の低減を目的としており、それゆえフラットではない形状が採用されている。この防振ブロック51の場合、チューブ挿通孔52の第1端面51a側の開口部54に、1本の溝部55が形成されている。溝部55は断面略V字状かつ直線状の溝であって、溝の開口幅はチューブ挿通孔52の内径とほぼ等しくなっている。溝部55の深さは特に限定されないが、ここでは防振ブロック51の長さ寸法(第1端面51aと第2端面51bとの距離)の1/3~1/6程度に設定されている。この溝部55は、第1端面51a側の開口部54を横断するように、第1端面51aの一部に形成されている。なお、防振ブロック51の第1端面51a側は、チューブ挿通孔52の中心軸線C1を基準として回転対称な断面形状となっている。
図3(b)~(e)に示されるように、本実施形態の防振ブロック51は、チューブ挿通孔52の内周面53とチューブ12の外周面13との接触面積が、第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って徐々に増大するように形成されている。これを具体的に説明すると、図3(b)は防振ブロック51を中心軸線C1で切断したときの断面図であり、図3(b)~(e)は防振ブロック51の第1端面51a側を中心軸線C1に対して垂直に異なる位置で切断したときの断面図である。比較的浅い位置で切断した図3(c)では、チューブ挿通孔52の内周面53の5割程度がチューブ12の外周面13に接触している。それよりも深い位置で切断した図3(d)では、チューブ挿通孔52の内周面53の7~8割程度がチューブ12の外周面13に接触している。それよりも深い位置で切断した図3(e)では、チューブ挿通孔52の内周面53の全体がチューブ12の外周面13に接触している。そして、このように構成された防振ブロック51に向けて超音波ガイド波が発信された場合、超音波ガイド波は、第1端面51aであまり反射されずに防振ブロック51の内部に入射する。
ここで、図3のものとは異なる防振構造体をいくつか挙げて説明する。図4に示す防振構造体は、防振ブロック51に外面押圧部材61を設けたものとなっている。ゴム材からなる防振ブロック51は、V字状の溝部55が開く方向に変形しやすく、高温液体の流通時に軟化するような場合にはその傾向はより顕著になる。その結果、チューブ12に対する防振ブロック51の密着性が低下し、防振効果の低下につながる可能性がある。外面押圧部材61は、このような変形を防止して防振効果の低下を防ぐために使用される部材である。外面押圧部材61は、防振ブロック51の外面、具体的には4つある側面51cのうちの少なくとも2つに接触して、それらを押圧するように配置される。図4では上側に位置する側面51c、その反対側である下側に位置する側面51cのそれぞれに、平板状の外面押圧部材61が接触配置されている。外面押圧部材61の形状は特に限定されず任意であるが、ここでは側面51cとほぼ同じ形状及び大きさを有したものとなっている。これらの外面押圧部材61は、実際にはチューブ12に取り付けられた一対の超音波振動子21A,21B及び一対の防振ブロック51を全体的に覆うケーシング62に取り付けられる(図5参照)。図5に示すケーシング62は開閉可能な上側部材63Aと下側部材63Bとからなり、外面押圧部材61は上側部材63A及び下側部材63Bのそれぞれの内面に一体的に取り付けられている。
外面押圧部材61は、防振ブロック51の変形を防止するために、防振ブロック51よりも硬質の材料を用いて形成される。このような材料の好適例としては、PFA、PTFE、PPS等の樹脂材料が挙げられるほか、アルミニウム、ステンレス、鉄、銅等の金属材料が挙げられる。例えば金属材料からなるものであると、上記の変形防止効果に加えてシールド効果を得ることができる。
図6に示す防振ブロック51Aは、矩形ブロック状ではなく円柱ブロック状の部材となっている。図7に示すものは、この円柱ブロック状の防振ブロック51Aの外周面51dに、円筒状の外面押圧部材71を装着したものとなっている。外面押圧部材71は、防振ブロック51Aの外周面51dの全体に接触している。防振ブロック51Aは外面押圧部材71に対して圧入されており、これにより防振ブロック51Aの全周にわたって押圧力が作用し、防振ブロック51Aの変形が防止される。また、図8に示すものも、円柱ブロック状の防振ブロック51Aの外周面51dに、円筒状の外面押圧部材72を装着したものとなっている。ただし、この外面押圧部材72の場合、防振ブロック51Aの中心軸線C1に沿って延びる多数の貫通孔73が形成されている。なお、外面押圧部材71、72についても、上記外面押圧部材61と同様の材料を用いて形成される。
次に、上記の防振構造体による防振効果を比較するために行った試験及びその結果について説明する。
この試験では、図9に示すような試験機器81を用いた。この試験機器81は超音波流量計11を模したモデルであって、所定長さの直管状のチューブ12の途中に、円環状の超音波振動子21Aを1つ設けた構成を備えている。チューブ12において超音波振動子21Aから150mm離れた位置には、防振構造体B1を配置した。チューブ12内には液体(ここでは水)を収容し、その両端を封止した。図9において、超音波振動子21Aの左側端面から左側封止端E1までの長さを220mm、超音波振動子21Aの右側端面から右側封止端E2までの長さを280mmにそれぞれ設定した。チューブ12としては、外径6mm、内径4mmのPFA製チューブを用いた。また、防振ブロック51Aとしては、基本的にフッ素ゴム(硬度60度)製のものを使用した。
そして、超音波振動子21Aを駆動して超音波ガイド波を発信したときに、防振構造体B1の1の第1端面51aからの反射波、チューブ12の左側封止端E1からの反射波のそれぞれについて、従来公知の手法により信号の強度(mV)を測定した。なおこの試験では、複数の実施例及び複数の比較例を設定して試験を行った。
例えば、V字状の溝部55を有する図3(a)の防振ブロック51(端面が15mm角の矩形ブロック状、軸線方向寸法が10mm)を用いたものを、「実施例1」とした。
また、防振ブロック51(端面が15mm角の矩形ブロック状、軸線方向寸法が10mm)を用い、硬質樹脂からなる一対の外面押圧部材61で外面を覆うようにしたものを、「実施例2」とした(図4、図5参照)。
また、防振ブロック51A(外径12.5mmφの円柱ブロック状、軸線方向寸法が10mm)を用い、有孔円筒状のPTFEからなる外面押圧部材72(内径12.5mmφ、外径19mmφ)で外面を覆うようにしたものを、「実施例3」とした(図8参照)。
また、防振ブロック51A(外径16mmφの円柱ブロック状、軸線方向寸法が10mm)を用い、PFAからなる円筒状の外面押圧部材71(内径16mmφ、外径19mmφ)で外面を覆うようにしたものを、「実施例4」とした(図7参照)。
これらに対して、防振構造体B1を配置しないものを「比較例1」とした。また、図3(a)の防振ブロック51(端面が19mm角の矩形ブロック状、軸線方向寸法が5mm)を用いてV字状の溝部55を省略したものを、「比較例2」とした。
Figure 2022098573000002
試験結果は表1に示すとおりである。表1からわかるように、比較例1ではチューブ12の左側封止端E1からの反射が非常に大きく(240.0mV)、不要エコーが殆ど減衰せずに戻ってきていた。比較例2では防振構造体B1を配置したことで、左側封止端E1からの反射がいくぶん小さく(52.0mV)なっていた。しかし、防振構造体B1の第1端面51aからの反射がかなり大きく(93.2mV)、その反射波が不要エコーとなって戻ってきていた。よって、比較例1、2では防振効果についての評価結果は低いものとなった。
一方、実施例1~4では好適な防振構造体B1を配置したことで、防振構造体B1の第1端面51aからの反射がかなり小さくなり、比較例2の計測値の数分の1程度に抑制できることがわかった。また、左側封止端E1からの反射についても、比較例2の計測値の数分の1程度に抑制できることがわかった。よって、実施例1~4では防振効果についても評価結果は高いものとなった。なかでも特に実施例2の防振効果が優れていることがわかった。ちなみに、防振効果の評価結果については、左側封止端E1からの反射信号強度と防振構造体B1の第1端面51aからの反射信号強度との和が、30mV未満の場合に「◎」、30mV以上50mV未満の場合に「〇」、50mV以上の場合に「×」とした。
以上詳述したように、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のガイド波式の超音波流量計11によると、チューブ12における計測部31の外側領域32に、防振ブロック51、51Aが外嵌されている。この防振ブロック51、51Aでは、チューブ挿通孔52の内周面53とチューブ12の外周面13との接触面積が、第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って増大している。そのため、計測部31の外側領域32に向けて発信された超音波ガイド波は、第1端面51aであまり反射されずに防振ブロック51、51Aの内部に入射する。また、この防振ブロック51、51Aはある程度厚さを有する弾性体からなる部材であることから、その内部に入射した超音波ガイド波が効果的に減衰される。従って、必要エコーを減衰させずに不要エコーのみを減衰させることができ、不要エコーの影響を低減することができるため、測定精度を向上させることができる。
(2)本実施形態の防振ブロック51、51Aは、チューブ挿通孔52の第1端面51a側の開口部54に溝部55を有している。またこの溝部55は、開口部54を横断するように第1端面51aの一部に形成された断面略V字状の溝となっている。このような溝部55は、比較的簡単に形成可能であるため、防振ブロック51、51Aを製造するうえで有利である。また、第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って上記接触面積が徐々に増大する構造を、比較的簡単に実現することができる点でも有利である。
(3)本実施形態では、チューブ挿通孔52の内径寸法はチューブ12の外径寸法よりも小さく設定されるとともに、チューブ12はチューブ挿通孔52に圧入されている。従って、チューブ12の外周面13に対する防振ブロック51、51Aの密着性を向上させることができる。その結果、防振ブロック51、51A内に超音波ガイド波を確実に入射させて効率よく減衰させることができる。また、この構成であると、チューブ12に対して防振ブロック51、51Aを容易に組付けることができる。
(4)本実施形態の防振構造体B1は、防振ブロック51、51Aと、それよりも硬質の材料からなり防振ブロック51、51Aの外面に接触して押圧する外面押圧部材61、71、72とを備えている。この構造によると、外面押圧部材61、71、72が防振ブロック51、51Aの変形を軽減することにより、チューブ12の外周面13に対する防振ブロック51、51Aの密着性が維持される。その結果、防振ブロック51、51A内に超音波ガイド波を確実に入射させて効率よく減衰させることができる。それゆえ、不要エコーの影響をより確実に低減することができ、測定精度をいっそう向上させることができる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では超音波振動子21A,21Bは円環状であったが、例えば超音波振動子を半円環状とし、これらを2つ組み合わせて配置することで、全体として環状をなすような構造としてもよい。あるいは、超音波振動子を四半円環状とし、これらを4つ組み合わせて配置することで、全体として環状をなすような構造としてもよい。また、半円環状や四半円環状ではない形状(例えば円板状や円柱状など)の超音波振動子を複数個用い、それらが全体として環状をなすように配置してもよい。具体的には、複数個の超音波振動子を用いるとともに、それらをチューブ12の中心軸線に対して回転対称になるように、チューブ12における同一位置にて周方向に沿って均等な角度で配置してもよい。
・上記実施形態では防振ブロック51、51Aを矩形ブロック状や円柱ブロック状としたが、これら以外の形状としてもよい。
・上記実施形態では防振ブロック51、51Aをゴム材からなるものとしたが、ゴム以外の材料からなる弾性体(例えばエラストマーなど)を用いて防振ブロック51、51Aを形成してもよい。
・上記実施形態では、チューブ挿通孔52の内周面53とチューブ12の外周面13との接触面積が、第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って増大するように、所定位置に1本のV字状の溝部55を形成したが、これに限定されない。即ち、上記実施形態とは異なる位置に溝部を形成してもよいほか、複数の溝部を形成してもよい。例えば、図10に示す別の実施形態の防振ブロック91では、チューブ挿通孔52の第1端面51a側の開口部54に、4つの溝部92が等角度間隔をもって形成されている。これらの溝部92は断面円弧状であって、チューブ挿通孔52の中心軸線C1の方向に延びている。また、溝部92の深さは、第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って徐々に浅くなっている。溝部92の幅は、第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って徐々に狭くなっている。このような構成であっても、上記接触面積が第1端面51a側から第2端面51b側に行くに従って徐々に増大する構成を実現することができる。
・上記実施形態では、チューブ挿通孔52の第1端面51a側の開口部54に溝部55を形成したが、溝部に代えて例えば複数の小さな凹部などを形成してもよい。
・上記実施形態では、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)からなる超音波振動子21A、21Bを用いたが、超音波振動子21A、21Bの形成材料は特に限定されるものではない。例えば、ニオブ酸カリウムナトリウム系(ニオブ酸アルカリ系)の圧電セラミックスからなる超音波振動子などを用いても勿論よい。
11…ガイド波式の超音波流量計
12…チューブ
13…(チューブの)外周面
21A…(第1の)超音波振動子
21B…(第2の)超音波振動子
31…計測部
32…計測部の外側領域
51、51A…防振ブロック
51a…第1端面
51b…第2端面
52…チューブ挿通孔
53…(チューブ挿通孔の)内周面
54…開口部
55、92…溝部
61、71、72…外面押圧部材
C1…中心軸線

Claims (6)

  1. 流体が流れる直管状のチューブの外周面に超音波振動子をチューブ長手方向に離間させて一対配置した構造を備え、一対の前記超音波振動子間に位置する計測部内にて一方の前記超音波振動子が送信した超音波ガイド波を前記チューブ長手方向に沿って伝播させて他方の前記超音波振動子で受信することにより、前記流体の流量を計測する超音波流量計であって、
    第1端面とその反対側に位置する第2端面とを貫通するチューブ挿通孔を有し、前記チューブにおける前記計測部の外側領域にて前記チューブに外嵌された弾性体製の防振ブロックを備えるとともに、
    前記チューブ挿通孔の内周面と前記チューブの前記外周面との接触面積が、前記第1端面側から前記第2端面側に行くに従って増大するように形成されている
    ことを特徴とするガイド波式の超音波流量計。
  2. 前記チューブ挿通孔は前記防振ブロックの中心部を貫通するとともに、前記防振ブロックの前記第1端面側は、前記チューブ挿通孔の中心軸線を基準として回転対称な断面形状となるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガイド波式の超音波流量計。
  3. 前記防振ブロックは、前記チューブ挿通孔の前記第1端面側の開口部に溝部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のガイド波式の超音波流量計。
  4. 前記防振ブロックは、前記チューブ挿通孔の前記第1端面側の開口部に溝部を有するとともに、前記溝部は、前記第1端面側の開口部を横断するように前記第1端面の一部に形成された断面略V字状の溝であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガイド波式の超音波流量計。
  5. 前記チューブ挿通孔の内径寸法は前記チューブの外径寸法よりも小さく設定されるとともに、前記チューブは前記チューブ挿通孔に圧入されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガイド波式の超音波流量計。
  6. 前記防振ブロックよりも硬質の材料からなり、前記防振ブロックの外面に接触して押圧することで、前記防振ブロックの変形を軽減する外面押圧部材をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のガイド波式の超音波流量計。
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