JP2022096832A - トリム・チルト装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022096832000001
【課題】摺動部の摩耗を低減することができるトリム・チルト装置を提供すること。
【解決手段】ロッドガイド(70)の全周に亘り、シリンダ(31)の内周面(34a)と接触するロッドガイド(70)における第1外周面(74)の下端(74a)は、ロッド(32)の外周面(32c)が摺動可能なロッドガイド(70)における第1内周面(73)の下端(73a)よりも、第2端(32b)側にある。ピストン(60)は、シリンダ(31)の内周面(34a)に対して摺動可能な第2外周面(61)と、ロッド(32)の第1端(32a)が差し込まれている差込孔(62)と、を有している。第2外周面(61)の上端(61a)は、差込孔(62)の上端(62a)よりも、第2端(32b)側にある。
【選択図】図4

Description

本発明は、船舶推進機の傾斜角度調節等を行うトリム・チルト装置に関する。
小型船舶は、船舶の推進源となる船舶推進機(いわゆる船外機)を有している。船舶の後部には、スターンブラケットが固定されている。スターンブラケットの上部には、水平方向に延びている軸部材を介して、上下方向に傾動可能なスイベルブラケットが取り付けられている。スイベルブラケットに船舶推進機を取り付けることにより、船舶に対する船舶推進機の傾斜角度を調整することができる。
船舶推進機の傾斜角度は、スターンブラケットとスイベルブラケットとの間に配置されたトリム・チルト装置により調整可能である。トリム・チルト装置に関する従来技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されたトリム・チルト装置は、3つの油圧シリンダ装置と、油圧シリンダ装置に対して作動油を給排する給排装置と、を有している。各々の油圧シリンダ装置は、筒状のシリンダと、筒体の内部に配されたピストンと、端部にピストンが固定されたロッドと、筒体の端部に固定されていると共にロッドの進退をガイドするロッドガイドと、を有している。
給排装置により作動油がシリンダ内の油室に供給されると、シリンダ内のピストンが軸方向に移動し、シリンダに対してロッドが進退する。ロッドが進退すると、ロッドにより支持されているスイベルブラケットが傾動し、スイベルブラケットに取り付けられた船舶推進機の傾斜角度を調整できる。
特開2012-71683号公報
上記の通り、船舶推進機の傾斜角度は、スイベルブラケットを支持しているロッドを進退させることにより調整可能である。トリム・チルト装置において、船舶推進機及びスイベルブラケットの自重並びに船舶推進器の推力は、ロッドを介して、ロッドガイドやピストンに伝わる。
船外機を高推力化すると、ロッドとロッドガイドとの摺動部やピストンとシリンダとの摺動部へと付与される力が大きくなる。従来のトリム・チルト装置の構造を維持したまま船外機を高推力化すると、上記摺動部へと付与される力が大きくなりやすく、例えば、ロッドの軸方向と交差する方向の力が付与された場合等に、上記摺動部が摩耗しやすくなる虞がある。摩耗を抑制するためには、摺動部へと付与される圧力を低減させることが有効であり、そのために、ロッドの軸方向における摺動部の長さを長くすることが考えられる。しかし、トリム・チルド装置の大型化を回避しながら摺動部の長さを長くすると、シリンダ内を進退するピストンの可動範囲が短くなり、その結果、必要な船外機昇降角度が得られ難くなる虞がある。
本発明は、シリンダ内を進退するピストンの可動範囲を短くすることなく、摺動部の摩耗を低減することができるトリム・チルト装置の提供を課題とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、ロッドの軸方向における長さを軸方向長さと称するとき、ロッドガイドの外周面の軸方向長さを従来よりも短くし、ロッドガイドの内周面の軸方向長さを従来よりも長くすることにより、ロッドとロッドガイドとの摺動部の摩耗を低減できることを知見した。さらに、本発明者は、ピストンの外周面の軸方向長さを従来よりも長くし、ピストンの内周面の軸方向長さを従来よりも短くすることにより、ピストンとシリンダとの摺動部の摩耗を低減できることを知見した。本発明は、これらの知見に基づいて完成させた。
本開示によれば、流体を収容する有底筒状のシリンダと、前記シリンダの内周面に対して前記シリンダの軸方向に摺動可能なピストンと、棒状の部材であって、前記ピストンが固定された第1端と、前記軸方向で前記第1端とは反対側に位置していると共に前記シリンダの外部に位置している第2端と、を備えているロッドと、前記シリンダに固定されていると共に前記ロッドの外周面を前記軸方向へ摺動可能に支持しているロッドガイドと、を有し、前記ロッドガイドの全周に亘り、前記シリンダの前記内周面と接触する前記ロッドガイドにおける第1外周面の下端は、前記ロッドの前記外周面が摺動可能な前記ロッドガイドにおける第1内周面の下端よりも、前記第2端側にあり、前記ピストンは、前記シリンダの前記内周面に対して摺動可能な第2外周面と、前記ロッドの前記第1端が差し込まれている差込孔と、を有し、前記第2外周面の上端は、前記差込孔の上端よりも、前記第2端側にある、トリム・チルト装置が提供される。
また、前記ピストンは、前記第2端側の端面であり環状を呈している第2端面を有し、
前記第2端面は、前記第2外周面と前記差込孔とを接続し、前記シリンダの軸線を含む断面において、前記第2端面は、前記シリンダの径方向に対して傾斜していてもよい。
また、第2端面は、前記流体の移動を許容する溝を有していてもよい。
また、前記ロッドガイドは、前記第1端側の端面であり環状を呈している第1端面を有し、前記第1端面は、前記第1外周面と前記第1内周面とを接続し、前記シリンダの軸線を含む断面において、前記第1端面は、前記シリンダの径方向に対して傾斜していてもよい。
また、前記第1端面は、前記流体の移動を許容する溝を有していてもよい。
また、前記ピストンは、前記ロッドガイド側の端面であり環状を呈している第2端面を有し、前記第2端面は、前記第2外周面と、前記差込孔とを接続し、前記シリンダの軸線を含む断面において、前記第2端面は、前記シリンダの径方向に対して傾斜していてもよい。
前記シリンダの上端面は、前記ピストン側へ向かうに連れて縮径するように傾斜しており、前記ロッドガイドは、前記シリンダの前記上端面に対して全周に亘り面接触している接触面を有していてもよい。
本開示によれば、摺動部の摩耗を低減することができるトリム・チルト装置を提供することができる。
実施例1によるトリム・チルト装置を備えた船舶推進機の側面図である。 図1に示されたトリム・チルト装置の斜視図である。 図2の3-3線断面図である。 図3に4で示す部位を拡大して示す図である 。 実施例1によるトリム・チルト装置が備えているロッドガイド及びピストンの斜視図である。 従来技術のトリム・チルト装置と、実施例1のトリム・チルト装置とを比較した図である。 実施例1によるトリム・チルト装置の一例を示す図である。 実施例1によるトリム・チルト装置の一例を示す図である。 実施例2によるトリム・チルト装置が備えているロッドガイド及びピストンを示した斜視図である。 実施例2によるトリム・チルト装置が備えているロッドガイド及びピストンの一例を示した斜視図である。 実施例2によるトリム・チルト装置が備えているロッドガイド及びピストンの一例を示した斜視図である。 実施例2によるトリム・チルト装置が備えているロッドガイド及びピストンの一例を示した斜視図である。 実施例3によるトリム・チルト装置が備えているロッドガイド及びピストンの断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。図中Upは上、Dnは下を示している。
<実施例1>
図1には、船舶10に取り付けられており、船舶10の推進力を発生させる船舶推進機11(いわゆる船外機)が示されている。船舶推進機11は、推進ユニット12と、推進ユニット12の上部に配されたエンジンユニット13と、推進ユニット12の下部に配されたプロペラ14と、を有している。
船舶10の後部板10aには、スターンブラケット15が固定されている。スターンブラケット15の上部には、水平方向に延びている軸部材16を中心に傾動可能なスイベルブラケット17が取り付けられている。スイベルブラケット17には、鉛直方向に延びている軸部材(不図示)を中心に傾動可能な推進ユニット12が取り付けられている。
すなわち、船舶推進機11は、船舶10に対して、軸部材16を中心に傾動可能に取り付けられている。所定の方向(例えば、鉛直方向)を基準として、船舶推進機11の傾斜している角度を傾斜角度θとする。
傾斜角度θがθ0~θ1の範囲内の領域をトリム領域T1とする。トリム領域T1においては、船舶10の姿勢に合せて船舶推進機11の傾斜角度θを調整することにより、プロペラ14を水面に対して水平方向に向けるようにし、推力の低下を抑制する。
傾斜角度θがθ1~θ2の範囲内の領域をチルト領域T2とする。チルト領域T2においては、船舶推進機11を上方に傾斜させることで、船舶推進機11を水面より上方に上げることができる。これにより、船舶10の停泊中における船舶推進機11の腐食等を抑制できる。
傾斜角度θは、スターンブラケット15とスイベルブラケット17との間に配されたトリム・チルト装置20により調整可能である。
図2を併せて参照する。トリム・チルト装置20は、3つの油圧シリンダ装置30,30,40と、これら3つの油圧シリンダ装置30,30,40に対して作動油を供給及び排出させる給排装置50と、を有している。油圧シリンダ装置30,30,40は、一対のトリムシリンダ装置30,30と、一対のトリムシリンダ装置30,30の間に配されたチルトシリンダ装置40と、から構成されている 。
各々のトリムシリンダ装置30は、流体の一例としての作動油を収容する有底筒状のトリムシリンダ31と、トリムシリンダ31に対して進退可能なトリムロッド32と、を有している。以下において、トリムシリンダ31の軸方向を、単に「軸方向」と称することがある。
チルトシリンダ装置40は、流体の一例としての作動油を収容する有底筒状のチルトシリンダ41と、チルトシリンダ41に対して進退可能なチルトロッド42を有している。チルトロッド42の上端部42aは、スイベルブラケット17に対して、取付可能な円筒状の第1取付部43を有している。第1取付部43は、チルトロッド42の進退方向に対して直交する方向に貫通した第1取付孔43aを有している。第1取付孔43aに対して、スイベルブラケット17に支持されている第1取付ピン44を差し込み可能である。
トリムシリンダ31と、チルトシリンダ41とは、内部に作動油が流れる油路を備えたハウジング21と、一体に構成されている。ハウジング21内の油路と給排装置50を含む油圧回路についての説明は省略する。
ハウジング21は、ハウジング21をスターンブラケット15に取付可能な第2取付部22を有している。第2取付部22は、第1取付孔43aと同一方向に貫通している第2取付孔22aを有している。スターンブラケット15に支持されている第2取付ピン23を第2取付孔22aに差し込み可能である。
作動油の給排装置50は、作動油を給排するポンプを駆動するモータ51と、モータ51を支持するモータ支持部52と、ポンプに給排される作動油を貯留するタンク53と、タンク53を支持するタンク支持部54と、を有している。
図3を併せて参照する。トリムシリンダ31は、円筒状の円筒部34と、円筒部の下端を塞いでいる底部35と、が一体となり構成されている。円筒部34の内部には、円筒部34の内周面34aに対して、軸方向(円筒部34の軸線CLが延びている方向)に摺動可能なピストン60が配されている。ピストン60は、円筒部34の内部をロッドガイド70側の油室81と、底部35側の油室82と、に区画している。トリムシリンダ31の底部35は、ハウジング21に形成された油路(不図示)と連通している連通孔35aを有している。
トリムロッド32は、全体として棒状の部材であって、ピストン60が固定されている下側の第1端32aと、第1端32aに対して軸方向反対側に位置している上側の第2端32bと、を有している。トリムロッド32の第2端32bは、トリムシリンダ31の外部に位置しており、スイベルブラケット17に対して接触可能である。
円筒部34の上端部34b(底部35に対して軸方向反対側の端)には、トリムロッド32の進退をガイドするロッドガイド70が配されている。ロッドガイド70は、円筒部34の内周面34aにねじ込まれて固定されていると共に、トリムロッド32の外周面32cを軸方向へ摺動可能に支持している。チルトシリンダ装置40についての詳細な説明は省略する。
図1~図3を参照しつつ、トリム領域T1における、トリム・チルト装置20の動作について説明する。モータ51を正転させてポンプを正転させると、ポンプの吐出油はトリムシリンダ装置30内の油室82に供給され、トリムシリンダ31に対してトリムロッド32が退出する。退出したトリムロッド32の第2端32bは、スイベルブラケット17に接触する。同様に、ポンプの吐出油はチルトシリンダ41の下側の油室(不図示)に供給され、チルトシリンダ41に対してチルトロッド42が退出する。トリムロッド32と、チルトロッド42とによりスイベルブラケット17が押し上げられることにより、船舶推進機11の傾斜角度θが大きくなる。モータ51を逆転させてポンプを逆転させると、トリムロッド32がトリムシリンダ31内へと進入し、チルトロッド42がチルトシリンダ41内へと進入することにより、スイベルブラケット17が下降し、船舶推進機11の傾斜角度θが小さくなる。
チルト領域T2における、トリム・チルト装置20の動作について説明する。傾斜角度θがθ1を超えた後は、トリムロッド32がトリムシリンダ31から最も退出した状態のまま、チルトロッド42のみがチルトシリンダ41から退出する。すなわち、チルトロッド42のみが、スイベルブラケット17を押し上げることにより、船舶推進機11の傾斜角度θが大きくなる。モータ51を逆転させてポンプを逆転させると、チルトロッド42のみがチルトシリンダ41内へと進入して、船舶推進機11の傾斜角度θが小さくなる。
図4及び図5を参照する。ロッドガイド70は、円筒部34の内周面34aにねじ込まれて固定されている小径部71と、小径部71よりも径が大きく円筒部34の上端面34cに対して接触しておりロッドガイド70の軸方向の移動を規制する大径部72と、が一体となり構成されている。
ロッドガイド70の第1内周面73は、トリムロッド32の外周面32cが摺動する面である。ロッドガイド70の第1外周面74は、小径部71の外周面71aと、大径部72の外周面72aと、を含む面である。
ロッドガイド70の全周に亘り、ロッドガイド70の第1内周面73の軸方向の長さL1は、ロッドガイド70の第1外周面74の軸方向の長さL2よりも長い。長さL1と、長さL2とは、いずれも大径部72の上端面72b(ロッドガイド70の第2端32b(図3参照)側の端面)を起点とした長さである。なお、大径部72の端面72bは、円筒部34の径方向に広がっている(軸方向が法線方向となる)平坦な面である。
小径部71の下端面(ロッドガイド70の第1端32a側の端面)は、環状を呈している第1端面75である。軸線CLを含む断面において、第1端面75は、円筒部34及びトリムシリンダ31の径方向に対して傾斜しており、当該径方向と第1端面75とのなす角(傾斜角)の大きさはθ1である。第1端面75は、第1端面75の径方向内側に向かうにつれて、ピストン60に近づくように傾斜している、第1端32a側に凸の面である。
第1外周面74は、第1端面75に接続している(連なっている)第1外周縁74aを有している。第1内周面73は、第1端面75に接続している第1内周縁73aを有している。第1内周縁73aは、第1外周縁74aよりも、ピストン60側に位置している。
大径部72の上端面72bには、トリムシリンダ31の内部への液体の浸入を抑制するシール部材87が配されている。第1内周面73は、トリムロッド32の外周面32cとの隙間を密閉するシール部材88が配される溝を有している。小径部71の外周面71aは、円筒部34の内周面34aとの隙間を密閉するシール部材89が配される溝を有している。
ピストン60は、円筒部34の内周面34aに対して摺動可能な第2外周面61と、トリムロッド32の第1端32aが差し込まれている差込孔62と、ロッドガイド70側と反対側を向いている端面63と、を有している。端面63は、円筒部34の径方向に広がっている平坦な面である。なお、差込孔62に代えて、貫通孔を採用してもよい。
ピストン60の全周に亘り、ピストン60の第2外周面61における、トリムロッド32の第2端32b側の端である外周端61aは、差込孔62における、第2端32b側の端である差込端62aよりも、第2端32b側にある 。
ピストン60は、ロッドガイド70側の端面であり環状を呈している第2端面64を有している。トリムシリンダ31の軸線CLを含む断面において、第2端面64は、トリムシリンダ31及び円筒部34の径方向に対して傾斜しており、当該径方向と第2端面64とのなす角(傾斜角)の大きさはθ2である。第2端面64は、第2端面64の径方向外側に向かうにつれて、ロッドガイド70に近づくように傾斜している、第1端32a側に凸の面である。
差込孔62の周縁である差込端62aは、第2端面64と接続している。第2外周面61は、第2端面64と接続している外周端61aを有している。外周端61aは、差込端62aよりも、ロッドガイド70側に位置している。
トリム・チルト装置20は、θ1=θ2である。第2外周面61は、円筒部34の内周面34aとの隙間を密閉するシール部材86が配される溝を有している。
実施例1の効果を説明する。
図4及び図5を参照する。トリムシリンダ装置30において、ロッドガイド70の全周に亘り、トリムロッド32の外周面32cが摺動可能なロッドガイド70における第1内周面73の軸方向の長さL1は、円筒部34の内周面34aに接触するロッドガイド70における第1外周面74の軸方向の長さL2よりも長い。
ロッドガイド70の第1内周面73は、トリムロッド32を摺動可能に支持する面である。ロッドガイド70は、軸方向における外周面及び内周面の長さが等しい従来のロッドガイドよりも、トリムロッド32を摺動可能に支持する面が大きい。そのため、トリムロッド32の軸方向と交差する方向の力が付与された場合であっても、従来のロッドガイドよりも、第1内周面73へと付与される圧力を低減できるので、トリムロッド32の外周面32c及びロッドガイド70の第1内周面73の摩耗を低減することができる。
加えて、トリムシリンダ装置30において、ピストン60の全周に亘り、ピストン60の第2外周面61における第2端32b側の端である外周端61aは、差込孔62における第2端32b側の端である差込端62aよりも第2端32b側にある。
ピストン60の第2外周面61は、円筒部34の内周面34aに対して摺動する面である。ピストン60は、軸方向における外周端と差込端との位置が同じである従来のピストンよりも、円筒部34の内周面34aに対して摺動する第2外周面61が大きい。そのため、トリムロッド32の軸方向と交差する方向の力が付与された場合であっても、従来のピストンよりも、ピストン60及び円筒部34に付与される圧力を低減できるので、円筒部34の内周面34a及びピストン60の第2外周面61の摩耗を低減することができる。
ロッドガイド70の小径部71は、トリムロッド32の第1端32a側の端面であり環状を呈している第1端面75を有している。円筒部34の軸線CLを含む断面において、第1端面75は、円筒部34の径方向に対して傾斜しており、当該径方向と第1端面75とのなす角(傾斜角)の大きさはθ1である。第1端面75は、第1端面75の径方向内側に向かうにつれて、ピストン60に近づくように傾斜している。
ピストン60は、ロッドガイド70側の端面であり環状を呈している第2端面64を有している。トリムシリンダ31の軸線CLを含む断面において、第2端面64は、円筒部34の径方向に対して傾斜しており、当該径方向と第2端面64とのなす角(傾斜角)の大きさはθ2である。第2端面64は、第2端面64の径方向外側に向かうにつれて、ロッドガイド70に近づくように傾斜している。第1端面75の傾斜角θ1と、第2端面64の傾斜角θ2とは、互いに等しい。
図6の左側には、従来技術であるトリムシリンダ装置900が示されている 。トリムシリンダ装置900は、筒状のトリムシリンダ901と、トリムシリンダ901の内周面に対して軸方向に摺動するピストン902と、ピストン902が下端部に固定されたロッド903と、トリムシリンダ901に固定されていると共にロッド903を摺動可能に支持しているロッドガイド904と、を有している。ロッド903がトリムシリンダ901から最も退出した状態において、ピストン902の下端面902aとロッドガイド904の上端面との距離をS1とし、トリムシリンダ901の底面901aからピストン902の下端面902aまでの長さ(ストローク長)をS2とする。
図6の右側には、実施例1によるトリム・チルト装置20に備えられる、トリムシリンダ装置30が示されている。図4に示された通り、第1端面75の傾斜角θ1と、第2端面64の傾斜角θ2とは、互いに等しい。第1端面75と、第2端面64とは、互いに全周に亘り接触可能である。
図4も併せて参照する。ロッドガイド70の第1外周面74の長さL2と、ピストン60の第2外周面61の長さL3との和は、長さS1に等しい。そのため、トリムシリンダ装置30のストローク長もS2となる。トリム・チルト装置20によれば、トリムシリンダ装置900と同じストローク長S2を維持しつつ、摺動部の摩耗を低減することができる。
図4を参照する。ロッドガイドの第1の内周縁73aが、第1の外周縁74aよりも、ピストン60側に位置している限り、実施例1の第1端面75は、傾斜面に限られない。同様に、ピストン60の外周端61aが、差込端62aよりも、ロッドガイド70側に位置している限り、実施例1の第2端面64は傾斜面に限られない。以下、第1端面75,第2端面64について、別の構成を説明する。
図7には、実施例1のトリム・チルト装置20Dが示されている。実施例1のトリム・チルト装置20(図4参照)と共通する構成については、同一の符号を付する。
トリム・チルト装置20Dは、筒状のトリムシリンダ31と、トリムシリンダ31内を摺動するピストン60Dと、第1の端部32aにピストン60Dが固定されているトリムロッド32と、トリムシリンダ31に ねじ込まれて固定されていると共にトリムロッド32を摺動可能に支持しているロッドガイド70Dと、を有している。
軸線CLを含む断面において、ロッドガイド70Dの第1端面76は、例えば、段差状を呈している。詳細には、第1端面76は、第1の内周縁73aに接続している共に軸方向を向いている(軸方向を法線方向とする)第1内周部76aと、第1の外周縁74aに接続している共に軸方向を向いている第1外周部76bと、第1内周部76a及び第1外周部76bを接続していると共に円筒状の外周面に相当する第1側面部76cと、を有している。
軸線CLを含む断面において、ピストン60Dの第2端面65は、例えば、段差状を呈している。詳細には、第2端面65は、差込端62aに接続していると共に第1内周部76aに面接触可能な第2内周部65aと、外周端61aに接続していると共に第1外周部76bに面接触可能な第2外周部65bと、第2内周部65a及び第2外周部65bを接続していると共に第1側面部76cに面接触可能な第2側面部65cと、を有している。
図8には、実施例1のトリム・チルト装置20Eが示されている。実施例1のトリム・チルト装置20(図4参照)と共通する構成については、同一の符号を付する。
トリム・チルト装置20Eは、筒状のトリムシリンダ31と、トリムシリンダ31内を摺動するピストン60Eと、第1の端部32aにピストン60Eが固定されているトリムロッド32と、トリムシリンダ31に ねじ込まれて固定されていると共にトリムロッド32を摺動可能に支持しているロッドガイド70Eと、を有している。
軸線CLを含む断面において、ロッドガイド70Eの第1端面77は、例えば、段差状を呈している。詳細には、第1端面77は、第1の内周縁73aに接続している共に軸方向を向いている第1内周部77aと、第1の外周縁74aに接続している共に軸方向を向いている第1外周部77bと、第1内周部77a及び第1外周部77bを接続していると共に円錐台状の側面に相当する第1側面部77cと、を有している。
軸線CLを含む断面において、ピストン60Eの第2端面66は、例えば、段差状を呈している。詳細には、第2端面66は、差込端62aに接続していると共に第1内周部77aに面接触可能な第2内周部66aと、外周端61aに接続していると共に第1外周部77bに面接触可能な第2外周部66bと、第2内周部66a及び第2外周部66bを接続していると共に第1側面部77cに面接触可能な第2側面部66cと、を有している。
<実施例2>
図9には、実施例2のトリム・チルト装置20Fが示されている。実施例1のトリム・チルト装置20(図9参照)と共通する構成については、同一の符号を付する。
トリム・チルト装置20Fにおいて、ピストン60Fの第2端面64は、複数(例えば4つ)の溝64aを有している。複数の溝64aは、ピストン60Fの差込端62aから外周端61aに亘り放射状に延びている。複数の溝64aは、第2端面64の周方向について互いに等間隔に位置している。溝64aの数、周方向の位置は、適宜変更してよい。
実施例2の効果を説明する。
ピストン60Fの第2端面64が、ロッドガイド70の第1端面75に対して密着した状態から、ピストン60Fをトリムシリンダ31の底部35に向かって作動させる場合について説明する。
上記の通り、ピストン60Fの第2端面64は、4つの溝64aを有している。そのため、第2の端面64が第1の端面75に対して密着していても、ピストン60Fの溝64aと、ロッドガイド70との第1端面75の間には、隙間が生じる。この隙間に作動油が導入される。ピストン60Fの第2端面64は、作動油の移動を許容する溝64aを有するため、作動油が第2端面64と第1端面75との間に流れ込みやすくなる。その結果、ピストン60Fがロッドガイド70から離れやすくなるので、ピストンを滑らかに動かすことができる。
加えて、各々の溝64aは、ピストン60Fの差込端62aから外周端61aに亘り形成されている。外周端61aは、作動油の導入口となり、作動油が溝64a(隙間)に導入されやすくなる。
上記の効果は、以下に説明する実施例2のトリム・チルト装置20G~Jも発揮することができる。
図10には、実施例2のトリム・チルト装置20Gが示されている。実施例1のトリム・チルト装置20(図5参照)と共通する構成については、同一の符号を付する。
トリム・チルト装置20Gにおいて、ロッドガイド70Gの第1端面75は、複数(例えば4つ)の溝75aを有している。複数の溝75aは、ロッドガイド70Gの第1内周縁73aから第1外周縁71aに亘り放射状に延びている。複数の溝75aは、第1端面75の周方向について互いに等間隔に位置している。溝75aの数、周方向の位置は、適宜変更してよい。
図11には、実施例2のトリム・チルト装置20Hが示されている。実施例1のトリム・チルト装置20(図5参照)と共通する構成については、同一の符号を付する。
トリム・チルト装置20Hにおいて、ピストン60Hの第2端面64は、軸線CLを中心とする螺旋状の螺旋溝67を有している。螺旋溝67の、最も径方向内側の端部67aは、差込端62aに接続している。螺旋溝67の、最も径方向外側の端部67bは、外周端61aに接続している。螺旋溝67の螺旋の巻方向(時計回り・反時計回り)、巻数、幅、長さは適宜設定できる。
図12には、実施例2のトリム・チルト装置20Jが示されている。実施例1のトリム・チルト装置20(図5参照)と共通する構成については、同一の符号を付する。
トリム・チルト装置20Jにおいて、ロッドガイド70Jの第1端面75は、軸線CLを中心とする螺旋状の螺旋溝79を有している。螺旋溝79の、最も径方向内側の端部79aは、第1内周縁73aに接続している。螺旋溝79の、最も径方向外側の端部79bは、第1外周縁71aに接続している。螺旋溝79の螺旋の巻方向(時計回り・反時計回り)、巻数、幅、溝の長さは適宜設定できる。
図13には、実施例3のトリム・チルト装置20Kが示されている。実施例1のトリム・チルト装置20(図4参照)と共通する構成については、同一の符号を付する。
トリム・チルト装置20Kにおいて、トリムシリンダ31Kの上端面38(底部35(図3参照)と反対側の開口側の端面)は、ピストン60(図4参照)側(下方)へ向かうに連れて縮径するように、傾斜している。即ち、軸線CLを含む断面において、上端面38の内周縁38aが上端面38の外周縁38bよりもピストン側に位置している。
ロッドガイド70Kは、トリムシリンダ31Kの上端面38に対して全周に亘り面接触している接触面78を有している。接触面78は、小径部71の外周面71aと、大径部72の外周面72aと、を接続している。
実施例3の効果を説明する。
ロッドガイド70Kに対して、トリムロッド32の軸方向と交差する方向の力が付与され、トリムシリンダ31Kに対してロッドガイド70Kが僅かに傾いた場合等においても、ロッドガイド70Kの接触面78は、トリムシリンダ31Kの上端面38に対して面接触を維持することができる。そのため、ロッドガイド70Kとトリムシリンダ31Kとのガタツキを抑制し、結果、トリムシリンダ31Kに対するロッドガイド70Kの緩みを防ぐことができる。
なお、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例1から実施例3に限定されるものではない。実施例1から実施例3では、油圧シリンダ装置に備えられるトリムシリンダ装置に本発明の構成を適用したが、チルトシリンダ装置に本発明の構成を適宜変更して適用してもよい。
本発明のトリム・チルト装置は、小型船舶の船舶推進機に好適である。
20,20D~20K…トリム・チルト装置
31,31K…トリムシリンダ(シリンダ)
32…トリムロッド(ロッド)
32a…トリムロッドの第1端
32b…トリムロッドの第2端
32c…トリムロッドの外周面
34a…円筒部の内周面(筒体の内周面)
38…トリムシリンダの上端面
60…ピストン
61…ピストンの第2外周面
61a…外周端(第2外周面の上端)
62…差込孔
62a…差込端(差込孔の上端)
63…端面
64,65,66…第2端面
64a,67…溝
70…ロッドガイド
73…第1内周面
73a…第1の内周縁
74…第1外周面
74a…第1外周縁
75a,79…溝
75,76,77…第1端面
78…接触面
L1…ロッドガイドの第1内周面の軸方向の長さ
L2…ロッドガイドの第1外周面の軸方向の長さ
L3…ピストンの第2外周面の軸方向の長さ
θ1…第1端面の傾斜角
θ2…第2端面の傾斜角
CL…軸線

Claims (6)

  1. 流体を収容する有底筒状のシリンダと、
    前記シリンダの内周面に対して前記シリンダの軸方向に摺動可能なピストンと、
    棒状の部材であって、前記ピストンが固定された第1端と、前記軸方向で前記第1端とは反対側に位置していると共に前記シリンダの外部に位置している第2端と、を備えているロッドと、
    前記シリンダに固定されていると共に前記ロッドの外周面を前記軸方向へ摺動可能に支持しているロッドガイドと、を有し、
    前記ロッドガイドの全周に亘り、前記シリンダの前記内周面と接触する前記ロッドガイドにおける第1外周面の下端は、前記ロッドの前記外周面が摺動可能な前記ロッドガイドにおける第1内周面の下端よりも、前記第2端側にあり、
    前記ピストンは、前記シリンダの前記内周面に対して摺動可能な第2外周面と、前記ロッドの前記第1端が差し込まれている差込孔と、を有し、
    前記第2外周面の上端は、前記差込孔の上端よりも、前記第2端側にある、トリム・チルト装置。
  2. 前記ピストンは、前記第2端側の端面であり環状を呈している第2端面を有し、
    前記第2端面は、前記第2外周面と前記差込孔とを接続し、
    前記シリンダの軸線を含む断面において、前記第2端面は、前記シリンダの径方向に対して傾斜している、請求項1に記載のトリム・チルト装置。
  3. 前記第2端面は、前記流体の移動を許容する溝を有する、請求項2に記載のトリム・チルト装置。
  4. 前記ロッドガイドは、前記第1端側の端面であり環状を呈している第1端面を有し、
    前記第1端面は、前記第1外周面と前記第1内周面とを接続し、
    前記シリンダの軸線を含む断面において、前記第1端面は、前記シリンダの径方向に対して傾斜している、請求項1~3の何れか1項に記載のトリム・チルト装置。
  5. 前記第1端面は、前記流体の移動を許容する溝を有する、請求項4に記載のトリム・チルト装置。
  6. 前記シリンダの上端面は、前記ピストン側へ向かうに連れて縮径するように傾斜しており、
    前記ロッドガイドは、前記シリンダの前記上端面に対して全周に亘り面接触している接触面を有する、請求項1~5の何れか1項に記載のトリム・チルト装置。
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