JP2022094437A - ハブブラケット構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来よりも簡素な構成のハブブラケット構造を提供する。【解決手段】ハブブラケット構造1は、トレーリングアーム15とハブキャリア2とを連結するハブブラケット3を備え、前記ハブブラケット3は、前記ハブキャリア2が取り付けられる取付面31aを有するブラケット本体31と、リアホイール4の接地点Pよりも後方において前記ブラケット本体31から前記トレーリングアーム15に向かって延びる後側連結部32と、を備え、前記後側連結部32は、前記トレーリングアーム15の後面15aと前後方向で重なる位置まで延ばされて当該トレーリングアーム15の後面15aに接合されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ハブブラケット構造に関する。
従来、トレーリングアームの揺動側端部とホイールキャリア(ハブ)とを連結するハブブラケットを有するハブブラケット構造としては、ホイール外側から横力が加わった際に、車幅方向に弾性圧縮可能な水平板体からなる連結部をハブブラケットの前部に有するものが知られている(例えば、特許文献1)。
このようなハブブラケット構造によれば、前記の連結部によってタイヤのトーイン制御が可能となって、例えば等価コーナリングパワー増加による車両の直進性の向上や制動時の安定性の向上を図ることが可能となる。
特許第6216836号公報
ところが、従来のハブブラケット構造(例えば、特許文献1参照)においては、ハブブラケットの連結部を構成する水平板体に設ける切欠きの形状、位置、大きさなどを変えることによって、ハブブラケットの前後における剛性差を調整し、これによりハブブラケットの前部での弾性変形を可能にしている。
したがって、従来のハブブラケット構造は、連結部の構成が複雑になって製造工程が煩雑になるとともに製造コストが高くなるなどの問題があった。
本発明の課題は、従来よりも簡素な構成のハブブラケット構造を提供することにある。
前記課題を解決する本発明のハブブラケット構造は、車両前後方向に延びると共に上下揺動可能に一端が車体に軸支されるトレーリングアームと、車輪を回転可能に支持するハブキャリアと、前記トレーリングアームと前記ハブキャリアとを連結するハブブラケットと、を備え、前記ハブブラケットは、前記ハブキャリアが取り付けられる取付面と、前記車輪の接地点よりも後方において前記取付面から前記トレーリングアームに向かって延びる後側連結面と、を備え、前記後側連結面は、前記トレーリングアームの後面と前後方向で重なる位置まで延ばされて当該トレーリングアームの後面に接合されていることを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも簡素な構成のハブブラケット構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係るハブブラケット構造の構成説明図である。 本発明のハブブラケット構造における第1変形例の構成説明図である。 本発明のハブブラケット構造における第2変形例の構成説明図である。 本発明のハブブラケット構造における第3変形例の構成説明図である。 (a)及び(b)は、第3変形例に係るハブブラケット構造の動作図面である。 本発明のハブブラケット構造における第4変形例の構成説明図である。
次に、本発明を実施する形態(本実施形態)のハブブラケット構造について詳細に説明する。
本実施形態のハブブラケット構造は、ハブブラケットの後側連結部が、トレーリングアームの後面と前後方向で重なる位置まで延ばされて当該トレーリングアームの後面に接合されていることを主な特徴点とする。
なお、以下の説明における前後左右の方向は、車両の前後左右に一致させた図1に示す矢示方向を基準とする。また、本実施形態のハブブラケット構造は、左右のリアホイールのそれぞれに適用されるところ、これらのハブブラケット構造は、左右対称となっている。したがって、以下では、左右のトレーリングアームとトーションビームとの関係を除いて、左側のリアホイールに適用されるハブブラケット構造についてのみ説明し、右側のハブブラケット構造についての説明は省略する。
図1は、本実施形態に係るハブブラケット構造1の構成説明図である。
図1に示すように、ハブブラケット構造1は、リアホイール4(車輪)を回転可能に支持するハブキャリア2と、このハブキャリア2とトレーリングアーム15の揺動側端部とを連結するハブブラケット3と、を備えている。
まず、前後方向に延在するトレーリングアーム15について説明する。
トレーリングアーム15は、車幅方向(左右方向)に延在する図示しないトーションビームの両端のそれぞれに左右対称となるように一対配置されている。
このトーションビームとしては、一対のトレーリングアーム15の前部寄りの車幅方向内側同士を溶接などで接合されたものを想定している。
また、トレーリングアーム15の前部には、車体に対する軸支部となる図示しないブッシュが設けられる。またトレーリングアーム15の内側においてロアアーム(図示を省略)を配置してもよい。
そして、トレーリングアーム15の後部には、後記するリアホイール4(車輪)に路面から上下方向に荷重が入力された際に、トレーリングアーム15の前部を揺動中心とした揺動側端部18が形成される。
ハブキャリア2は、図示は省略するがリアホイール4を締結する複数のスタッドボルトを有するハブと、このハブを、次に説明するハブブラケット3に回転可能に支持するベース部とを備えて構成されている。
ハブブラケット3は、ハブキャリア2の取付面31aが形成されるブラケット本体31と、このブラケット本体31の後部からトレーリングアーム15の後面15aに向けて延出する後側連結部32とを備えている。
ハブキャリア2の取付面31aは、ブラケット本体31の車幅方向外側面(図1の左右方向の左側面)に形成されている。この取付面31aに対するハブキャリア2の取付方法としては、特に制限はなく、例えば溶接、ボルト締結などが挙げられる。
ブラケット本体31は、トレーリングアーム15の車幅方向外側面(図1の左右方向の左側面)と所定間隔を開けて離隔している。
後側連結部32は、ブラケット本体31の後部から車幅方向内側に向けて延出している。具体的には、ブラケット本体31から延出した後側連結部32の先端部は、トレーリングアーム15の後面15aと前後方向で重なる位置まで延びている。そして、後側連結部32の先端部は、トレーリングアーム15の後面15aに対して溶接にて接合されている。つまり、トレーリングアーム15に対する後側連結部32の接合面J1は、溶接接合部Wを形成している。
また、本実施形態での後側連結部32のブラケット本体31からの延出位置としては、前記のようにブラケット本体31の後部に限定されずに、リアホイール4(車輪)の接地点Pよりも後方で適宜に設定することができる。
なお、図示は省略するが、後側連結部32が、例えばリアホイール4(車輪)の接地点Pの近傍からトレーリングアーム15の後面15aに向けて延びる場合には、後側連結部32は、図1に示すハブブラケット構造1の上面視で、ブラケット本体31から後面15aに向けて傾斜し、湾曲し、又は階段状に延びるように形成することができる。
<作用効果>
次に、本実施形態に係るハブブラケット構造1の奏する作用効果について説明する。
このハブブラケット構造1においては、ハブブラケット3の後側連結部32が、トレーリングアーム15の後面15aと前後方向で重なる位置まで延ばされてトレーリングアーム15の後面15aに接合されている。
このようなハブブラケット構造1においては、車両走行時に車幅方向外側からリアホイール4(車輪)に横力が加わった際に、後側連結部32によって、ハブブラケット3の前部よりも後部のほうが高剛性となる。つまり、このようなハブブラケット構造によれば、後側連結部32によってリアホイール4(車輪)を構成するタイヤのトーイン制御が可能となる。このハブブラケット構造1を搭載した車両は、このトーイン制御によって直進性の向上や制動時の安定性の向上を図ることができる。
そして、ハブブラケット構造1は、連結部が複雑な従来のハブブラケット構造(例えば、特許文献1参照)と異なって、前記の後側連結部32にてトーイン制御が可能な簡素が構成となる。
また、このようなハブブラケット構造1によれば、トレーリングアーム15の後面15aに対する後側連結部32の接合面が広くなって、トレーリングアーム15に対するトレーリングアーム15の後面15aの接合剛性が高まる。
特に、トレーリングアーム15から車幅方向外側にハブブラケット3を引き剥そうとする剥離荷重を想定した場合に、本実施形態のハブブラケット構造1は、この荷重をトレーリングアーム15の後面と後側連結部32との接合面におけるせん断方向で受けるため優れた接合剛性を発揮する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態のハブブラケット構造1(図1参照)は、ハブブラケット3が後側連結部32でのみトレーリングアーム15と接合されているが、ハブブラケット3は、後側連結部32に加えてトレーリングアーム15と連結する他の連結部を有する構成とすることもできる。
図2は、ハブブラケット構造1における第1変形例の構成説明図である。なお、図2中、前記実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図2に示すように、第1変形例に係るハブブラケット構造1においては、ハブブラケット3は、後側連結部32よりも前方に前側連結部33が設けられている。具体的には、前側連結部33は、ブラケット本体31の前後方向の略中央部における車幅方向内側からトレーリングアーム15側に延びて、トレーリングアーム15の車幅方向外側面に溶接にて接合されている。つまり、トレーリングアーム15に対する前側連結部33の接合面J2は、溶接接合部Wを形成している。
このような第1変形例に係るハブブラケット構造1によれば、前側連結部33によってトレーリングアーム15に対するブラケット本体31との接合強度が向上する。その一方で、トレーリングアーム15に対する前側連結部33の接合面J2の面積は、トレーリングアーム15の後面15aに対する後側連結部32の接合面J1の面積よりも狭く設定することができる。これによりハブブラケット構造1は、それぞれの接合面J1,J2における接合剛性差によって、リアホイール4(車輪)に横力が加わった際のハブブラケット3の前後における剛性差を形成することができる。ハブブラケット構造1は、このような横力が加わった際のタイヤのトーイン制御が可能となって車両の直進性の向上を図ることができる。
また、ハブブラケット構造1においては、トレーリングアーム15と前側連結部33との接合面J2が溶接接合部Wで形成されることによって、トレーリングアーム15と前側連結部33との連結工程が比較的簡単となる。
また、ハブブラケット構造1は、接合面J2が溶接接合部Wで形成されることによって、接合面J1,J2における面積差をより確実に形成することができ、リアホイール4(車輪)に横力が加わった際のトーイン制御を、より確実に行うことができる。
図3は、ハブブラケット構造1における第2変形例の構成説明図である。なお、図3中、前記実施形態及び第1変形例と同一の構成要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図3に示すように、第2変形例に係るハブブラケット構造1は、前側連結部33がブラケット本体31と別部材で設けられている。
そして、前側連結部33は、ブラケット本体31の車幅方向内側面とトレーリングアーム15の車幅方向外側面との間に配置されると共にその両端部のそれぞれがボルトBにて締結されている。なお、両端部のそれぞれで締結に使用されるボルトBの数は、複数とすることもできる。また、トレーリングアーム15及びブラケット本体31に対する前側連結部33の接合は、ボルト締結に限定されずに、溶接、リベット、カシメなどの他の接合方法を使用することができる。
ちなみに、この第2変形例における前側連結部33は、図3に示すハブブラケット構造1の上面視で、略V字状を呈している。また、前側連結部33は、V字の開放側に、トレーリングアーム15の車幅方向外側面に沿うように配置されるフランジ部33aと、ブラケット本体31の車幅方向内側面に沿うように配置されるフランジ部33bとを有している。そして、前側連結部33は、フランジ部33a,33bのそれぞれでトレーリングアーム15とブラケット本体31とにボルト締結されている。
つまり、第2変形例に係るハブブラケット構造1は、図2に示すブラケット本体31側に前側連結部33を一体に成形する第1変形例に係るハブブラケット構造1と異なって、ブラケット本体31に対してもボルト締結する構成となっている。
このような第2変形例における前側連結部33によれば、前側連結部33をブラケット本体31に対してもボルト締結することによって、ハブブラケット3の前側となる前側連結部33側での剛性を弱めることができる。
また、第2変形例における前側連結部33によれば、前側連結部33が略V字状を呈しているので、横力が加わった際に車幅方向に弾性圧縮される。
つまり、第2変形例に係るハブブラケット構造1は、このような簡単な構造で、横力が加わった際のタイヤのトーイン制御が可能となって車両の直進性の向上を図ることができる。
なお、図3に示す前側連結部33は、図3に示すハブブラケット構造1の上面視で、略U字状に形成することができるし、図3に示す後方に向く開放側を、前方に変更した略V字状又は略U字状とすることもできる。
図4は、ハブブラケット構造1における第3変形例の構成説明図である。なお、図4中、前記実施形態、第1変形例及び第2変形例と同一の構成要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図4に示すように、第3変形例に係るハブブラケット構造1は、前側連結部33がブラケット本体31の前部からトレーリングアーム15側に延びて、トレーリングアーム15の車幅方向外側面にボルトBにて締結されている。具体的には、前側連結部33は、図4に示すハブブラケット構造1の上面視で、前方に延びるほどトレーリングアーム15に徐々に近づくように傾斜している。そして、前側連結部33の先端は、トレーリングアーム15とボルトBにて締結されている。なお、締結に使用されるボルトBの数は、複数とすることもできる。
ちなみに、トレーリングアーム15に対する前側連結部33の接合は、ボルト締結に限定されずに、溶接、リベット、カシメなどの他の接合方法を使用することができる。
図5(a)及び(b)は、第3変形例に係るハブブラケット構造1の動作図面である。
図5(a)に示すように、第3変形例に係るハブブラケット構造1においては、リアホイール4に横力Fyが入力された際に、その荷重は、ハブキャリア2を介してハブブラケット3に伝達される。そして、傾斜した前側連結部33は、トレーリングアーム15側に凸となるように湾曲する。これによりハブブラケット構造1は、入力された横力Fyに基づいてトーイン制御する。
また、図5(b)に示すように、第3変形例に係るハブブラケット構造1においては、制動力Fxが入力された際に、その荷重は、ハブキャリア2を介してハブブラケット3に伝達される。そして、前側連結部33とブラケット本体31との接合部は、車幅方向内側に変位し、前側連結部33とブラケット本体31とのなす角度が増すこととなる。これにより、ハブブラケット構造1は、入力された制動力Fxに基づいてトーイン制御する。
図6は、ハブブラケット構造1における第4変形例の構成説明図である。なお、図6中、前記実施形態、第1変形例乃至第3変形例と同一の構成要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6に示すように、第4変形例に係るハブブラケット構造1においては、前側連結部33は、ハブブラケット構造1の上面視で、トレーリングアーム15の車幅方向外側面に沿うように円弧状に湾曲しながら延びた先端でトレーリングアーム15とボルトBにて締結されている。なお、締結に使用されるボルトBの数は、複数とすることもできる。ちなみに、トレーリングアーム15に対する前側連結部33の接合は、ボルト締結に限定されずに、溶接、リベット、カシメなどの他の接合方法を使用することができる。
このような第4変形例に係るハブブラケット構造1によれば、前側連結部33が直線的に延びる第3変形例に係るハブブラケット構造1(図4参照)と比べて、入力される横力Fy及び制動力Fxに対する荷重応答特性の調整自由度が高まる。
そして、このようなハブブラケット構造1のトレーリングアーム15及びブラケット本体31に対する前側連結部33の接合方法としては、前記のように、ボルト締結、溶接、リベット、カシメなどのように種々の接合方法を使用することができるが、中でもボルト締結は、簡単な構造で、横力や制動力が加わった際のトーイン制御が可能となって車両の直進性の向上や制動時の安定性の向上を図ることができる点で好ましい。
1 ハブブラケット構造
2 ハブキャリア
3 ハブブラケット
4 リアホイール(車輪)
15 トレーリングアーム
15a トレーリングアームの後面
15b トレーリングアームの車幅方向外側面
31 ブラケット本体
31a ハブキャリアの取付面
32 後側連結部
33 前側連結部
33c 前側連結部の車幅方向内側端部
P 車輪の接地点

Claims (6)

  1. 車両前後方向に延びると共に上下揺動可能に一端が車体に軸支されるトレーリングアームと、
    車輪を回転可能に支持するハブキャリアと、
    前記トレーリングアームと前記ハブキャリアとを連結するハブブラケットと、
    を備え、
    前記ハブブラケットは、前記ハブキャリアが取り付けられる取付面を有するブラケット本体と、前記車輪の接地点よりも後方において前記ブラケット本体から前記トレーリングアームに向かって延びる後側連結部と、を備え、
    前記後側連結部は、前記トレーリングアームの後面と前後方向で重なる位置まで延ばされて当該トレーリングアームの後面に接合されていることを特徴とするハブブラケット構造。
  2. 前記ハブブラケットは、前記後側連結部のみが前記トレーリングアームに接合されていることを特徴とする請求項1に記載のハブブラケット構造。
  3. 前記ハブブラケットは、前記後側連結部よりも前方に前側連結部が設けられ、
    前記前側連結部は、前記トレーリングアームの車幅方向外側面に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のハブブラケット構造。
  4. 前記前側連結部は、車幅方向内側端部が前記トレーリングアームの車幅方向外側面に溶接されていることを特徴とする請求項3に記載のハブブラケット構造。
  5. 前記後側連結部は、前記トレーリングアームの後面に溶接され、
    前記前側連結部は、前記トレーリングアームの車幅方向外側面に締結されていることを特徴とする請求項3に記載のハブブラケット構造。
  6. 前記前側連結部は、前記ブラケット本体と別部材で形成されると共に、前記ブラケット本体にボルト締結されていることを特徴とする請求項5に記載のハブブラケット構造。
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