JP2022093197A - 電動リール - Google Patents

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Abstract

【課題】リール本体の小型化を図ることができ且つリール本体の防水性を向上できる電動リールを提供する。【解決手段】電動リールには、穂先竿が装着される。電動リールは、リール本体と、スプール5と、モータ7と、中継基板9と、リード線11と、を備える。スプール5はリール本体に対して回転可能に装着される。モータ7は外部電源Pによって駆動される。モータ7は駆動軸7bを有する。駆動軸7bは、スプール5に接触し、スプール5を回転させる。中継基板9はリール本体に配置される。中継基板9は外部電源Pからモータ7への電力供給を中継する。リード線11は外部電源P及び中継基板9を連結する。リード線11は中継基板9に直接的に接続される。【選択図】図2

Description

本発明は、電動リール、特に穂先竿が装着される電動リールに関する。
ワカサギ等の小魚を釣る際には、釣り用リール、例えば電動リールが用いられることがある。例えば、特許文献1の電動リールは、リール本体と、リール本体に回転可能に装着されるスプールと、モータと、バッテリと、を有している。モータ及びバッテリは、リール本体に収容される。
また、特許文献2の電動リールは、リール本体と、リール本体に回転可能に装着されるスプールと、モータと、を有している。モータは、リール本体に収容される。モータは、外部電源によって駆動される。リール本体には、雌プラグが設けられる。外部電源には、雄プラグが接続される。雄プラグを雌プラグに接続することによって、駆動力が外部電源からモータに供給される。
特開2019-30240号公報 特開2011-10614号公報
特許文献1の電動リールでは、バッテリをリール本体に収容するための空間をリール本体に用意する必要がある。このため、リール本体が大型化するという問題がある。
また、特許文献1の電動リールでは、リール本体は、バッテリを交換するためのカバー部材が着脱可能できるように、構成されている。このため、カバー部材及びリール本体の間の隙間から水がリール本体の内部に侵入するおそれがある。
さらに、特許文献2の電動リールでは、プラグ構造によって、モータが駆動される。このため、雄プラグ及び雌プラグの接続部分において、防水性が低下するおそれがある。また、リールを操作することによってプラグが抜けてしまうおそれがある。
本発明の目的は、リール本体の小型化を図ることができ且つリール本体の防水性を向上できる電動リールを、提供することにある。
本発明の一側面に係る電動リールには、穂先竿が装着される。電動リールは、リール本体と、スプールと、モータと、中継部と、リード線と、を備える。スプールは、リール本体に対して回転可能に装着される。モータは、外部電源によって駆動される。モータは、駆動軸を有する。駆動軸は、スプールに接触し、スプールを回転させる。中継部は、リール本体内に配置される。中継部は、外部電源からモータへの電力供給を中継する。リード線は、外部電源及び中継部を連結する。リード線は、中継部に直接的に接続される。
本発明の電動リールでは、外部電源によってモータが駆動されるので、リール本体の内部にバッテリ用の空間を用意する必要がない。これにより、従来技術と比較して、リール本体の小型化を図ることができる。
また、本発明の電動リールでは、バッテリを交換するためのカバー部材を用意する必要がないので、従来技術と比較して、リール本体の防水性を向上することができる。
さらに、本発明の電動リールでは、外部電源及び中継部を連結するリード線が、リール本体内に配置される中継部に、直接的に接続される。このため、本発明の電動リールでは、プラグ構造を用意する必要がない。これにより、従来技術と比較して、リール本体の防水性を好適に向上することができる。また、リールを操作することでプラグが抜けてしまうことがない。
本発明の他の側面に係る電動リールは、中継部の少なくともリード線との接続部を覆う中継ケースをさらに備えることが好ましい。
この場合、中継ケースが、リード線と中継部との接続部を覆うので、中継部の防水性を向上することができる。
本発明の他の側面に係る電動リールでは、中継部及び中継ケースは、中継ユニットとして構成されることが好ましい。中継ユニットは、リール本体に着脱可能に装着される。
この場合、中継ユニットをリール本体から取り外すことによって、中継ユニットのメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の他の側面に係る電動リールでは、中継部及び中継ケースの間には、内部空間が形成されることが好ましい。リード線は、内部空間において中継部に固定される。
この場合、リード線は内部空間において中継部に固定されるので、中継ケースからのリード線の抜け出しを防止することができる。
本発明の他の側面に係る電動リールでは、中継ケースは、充填剤を内部空間に案内する孔部を有することが好ましい。
この場合、リード線は充填剤が充填された内部空間において中継部に固定されるので、中継部の接続部の防水性を向上させることができる。
本発明の他の側面に係る電動リールでは、充填剤は接着剤であることが好ましい。リード線は、中継部に固定された状態で、接着剤により覆われる。この場合、中継部からのリード線の抜け出しを確実に防止することができる。
本発明の他の側面に係る電動リールでは、中継部は中継基板を有することが好ましい。中継基板は中継ケースに取り付けられる。この場合、中継基板をケースの一部として機能させることができ、ケースを小型化できる。
本発明の他の側面に係る電動リールでは、中継基板はさらに貫通孔を有し、リード線は貫通孔を通過して中継基板に固定されることが好ましい。この場合、リード線に張力が作用しても基板自体によってリード線の抜け出しを防止することができる。
本発明の他の側面に係る電動リールでは、中継部は、中継ケースに取り付けられた接続端子であることが好ましい。この場合、中継ケースあるいは中継ユニットの構成を単純化することができる。
本発明では、電動リールにおいて、リール本体の小型化を図ることができ、且つリール本体の防水性を向上することができる。
本発明の第1実施形態による電動リールの斜視図。 電動リールの内部構造を説明するための側面図。 電動リールの後部の断面図。 電動リールの中継ユニットを下方から見た斜視図。 電動リールの中継ユニットの側面図。 前記実施形態の変形例における中継ユニットの側面図。 本発明の第2実施形態による電動リールの中継ユニットの側面図。 前記第2実施形態の変形例における中継ユニットの側面図。 本発明の第3実施形態による電動リールの後部の断面図。
<第1実施形態>
本発明の一実施形態が採用された電動リール1は、ワカサギ等の小魚を釣るときに使用されるリールである。図1に示すように、電動リール1には、穂先竿Rが装着される。
ここで、以下では、釣り糸が繰り出される方向が、前方(前側)と定義される。また、釣り糸が繰り出される方向とは反対の方向が、後方(後側)と定義される。また、電動リール1が設置対象に配置された状態で、設置対象から離れる方向が、上方(上側)と定義される。電動リール1が地面のような設置対象に配置された状態で、設置対象に近づく方向が、下方(下側)と定義される。
図1に示すように、電動リール1は、リール本体3と、スプール5と、モータ7(図2を参照)と、中継基板9(中継部の一例:図2を参照)と、リード線11(図2を参照)と、を備える。図2に示すように、電動リール1は、スプール軸13と、中継ケース15と、をさらに備える。図2に示すように、電動リール1は、制御基板21と、フレキシブル基板23と、スプール軸保持部材25と、操作部材27と、をさらに備える。
図1に示すように、リール本体3は、上側ケース17と、下側ケース19と、を有する。上側ケース17は、リール本体3の上部を形成する。上側ケース17は、下側ケース19に装着される。例えば、上側ケース17は、図示しない固定部材例えばネジ部材によって、下側ケース19に固定される。
上側ケース17には、図2に示す制御基板21が、装着される。制御基板21は、モータ7の回転を制御する。制御基板21は、フレキシブル基板23を介して、モータ7及び中継基板9に接続される。
例えば、制御基板21は、機構装着部材22を介して上側ケース17に装着される。上側ケース17には、図1に示すスプール軸保持部材25が装着される。スプール軸保持部材25は、スプール軸13を保持する部材である。スプール軸保持部材25の前部には、穂先竿Rが装着される。
図3に示すように、上側ケース17には、被係合爪17aが設けられる。例えば、被係合爪17aは、上側ケース17の後部における内面から突出する。被係合爪17aは、上側ケース17の後部における内面に一体に形成される。被係合爪17aには、中継ケース15の係合爪15c(後述する)が係合する。
図1に示すように、下側ケース19は、リール本体3の下部を形成する。例えば、下側ケース19には、図示しない固定部材例えばネジ部材によって、上側ケース17が固定される。
下側ケース19には、複数の脚部19c例えば3個の脚部19cが、設けられる。複数の脚部19cは、設置対象に接触する。図1では、2個の脚部19cが示されている。
図3に示すように、下側ケース19には、突出部19aが設けられる。突出部19aは、下側ケース19の下面から突出する。突出部19aには、係合孔19bが設けられる。係合孔19bには、中継ケース15の突起15b(後述する)が係合する。
図1に示すように、スプール5は、リール本体3の前部に配置される。スプール5は、リール本体3に対して回転可能に装着される。例えば、図2に示すように、スプール5は、スプール軸13に対して回転可能に支持される。すなわち、スプール5は、スプール軸13及びスプール軸保持部材25(図1を参照)を介して、リール本体3に対して回転可能に装着される。
図2に示すように、モータ7は、外部電源Pによって駆動される。外部電源Pは、リール本体3の外側に配置される。モータ7は、機構装着部材22を介して、リール本体3に装着される。
モータ7は、リール本体3に対して揺動可能に装着される。例えば、モータ7は、駆動軸7bを有する。詳細には、モータ7は、モータ本体7aと、駆動軸7bとを、有する。モータ本体7aは、外部電源Pからの電力供給を受けることによって、動作する。モータ本体7aは、フレキシブル基板23を介して、制御基板21及び中継基板9に接続される。
モータ本体7aは、機構装着部材22に揺動可能に装着される。機構装着部材22は上側ケース17に固定されるので、モータ本体7aは上側ケース17に対して揺動可能である。
駆動軸7bは、モータ本体7aに設けられる。駆動軸7bは、モータ本体7aの動作によって回転する。駆動軸7bは、スプール5に接触し、スプール5を回転させる。駆動軸7bは、モータ本体7aとともに上側ケース17に対して揺動可能である。
駆動軸7bの姿勢は、操作部材27(図1を参照)によって、スプール5に接触する第1姿勢と、スプール5から離反する第2姿勢との間で、切り換えられる。操作部材27は、機構装着部材22に揺動可能に装着される。機構装着部材22は上側ケース17に装着されるので、操作部材27は上側ケース17に対して揺動可能である。
例えば、操作部材27の揺動によって、モータ本体7a及び駆動軸7bは上側ケース17に対して揺動する。これにより、駆動軸7bの姿勢が、上記の第1姿勢及び第2姿勢の間で切り換えられる。
駆動軸7bの姿勢が第1姿勢である場合、駆動軸7bはスプール5に接触する。この状態において、モータ本体7aが動作すると、スプール5は回転する。駆動軸7bの姿勢が第2姿勢である場合、駆動軸7bはスプール5から離反する。この状態では、スプール5は回転しない。
図2に示すように、中継基板9は、外部電源Pからモータ7への電力供給を中継する。また、中継基板9は、外部電源Pから制御基板21への電力供給を中継する。中継基板9は、リード線11を介して外部電源Pに接続される。中継基板9は、フレキシブル基板23を介して、モータ7及び制御基板21に接続される。
詳細には、中継ケース15に装着された接続端子24が、フレキシブル基板23に設けられた受電端子Tに接触することで、外部電源Pの電力がモータ7及び制御基板21に供給される。
接続端子24の一部は、中継ケース15表面に板状に露出している。また、接続端子24の一部は、中継ケース15の内部に配置され、中継基板9に接続される。ここで、受電端子Tは、接続端子24において中継ケース15表面に板状に露出した部分に、弾性的に接触している。これにより、リール本体3に対する中継ユニット8の着脱を繰り返しても、電力の供給を安定させることができる。
図2に示すように、中継基板9は、リール本体3の内部に配置される。図4及び図5に示すように、中継基板9は、第1孔部9a(貫通孔の一例)を有する。第1孔部9aは、リード線11を中継ユニット8の内部空間S(後述する)に案内する。第1孔部9aは、中継基板9を貫通する。
図4に示すように、中継ケース15は、中継基板9を覆う。中継ケース15には、中継基板9が装着される。中継基板9及び中継ケース15は、中継ユニット8として構成される。図5に示すように、中継ユニット8の内側、例えば中継基板9及び中継ケース15の間には、内部空間Sが形成される。
図5に示すように、リード線11が内部空間Sに配置された状態において、中継ケース15は、中継基板9の少なくともリード線11との接続部を覆う。
図3に示すように、中継ユニット8は、リール本体3に着脱可能に装着される。例えば、中継ユニット8は、弾性係合によって、リール本体3に着脱可能に装着される。
詳細には、図3及び図4に示すように、中継ケース15は、ケース本体15aと、突起15bと、係合爪15cと、を有する。図4に示すように、ケース本体15aには、中継基板9が装着される。例えば、中継基板9がケース本体15aに装着された状態において、中継基板9及びケース本体15aは、直方体形状に形成される。中継基板9は、直方体の下面を形成する。ケース本体15aは、直方体の下面を除いた他の面を形成する。
図3及び図4に示すように、突起15bは、ケース本体15aに設けられる。例えば、突起15bは、ケース本体15aの前部に一体に形成される。突起15bは、下側ケース19の係合孔19bに係合される(図3を参照)。
係合爪15cは、ケース本体15aに設けられる。例えば、係合爪15cは、ケース本体15aの上部に一体に形成される。係合爪15cは、上側ケース17の被係合爪17aに係合される(図3を参照)。
このように、突起15b及び係合爪15cと、係合孔19b及び被係合爪17aとを、各別に係合させることによって、ケース本体15aがリール本体3に装着される。また、突起15b及び係合爪15cと、係合孔19b及び被係合爪17aとの係合を解除することによって、ケース本体15aがリール本体3から取り外される。
図1に示すように、リード線11は、リール本体3の後方からリール本体3の内部に向けて延びる。例えば、リード線11は、下側ケース19の後部に設けられる孔部19eを、通過する。詳細には、孔部19eにはスリーブ部材20が配置され、リード線11はスリーブ部材20を通過する。
図5に示すように、リード線11は、中継基板9に直接的に接続される。例えば、リード線11は、中継ユニット8の内部空間Sにおいて、中継基板9に固定される。詳細には、リード線11は、中継基板9の第1孔部9aに挿通される。リード線11の一端部は、固定手段例えば半田Hによって、中継基板9に設けられた接続端子24に、直接または間接的に接続固定される。この状態において、リード線11の一端部が中継ユニット8の内部空間Sに配置されるように、中継基板9は中継ケース15に装着される。
このようにして、リード線11の一端部は、中継ユニット8の内部空間Sにおいて、中継基板9に接続固定される。ここで、リード線11の他端部は、外部電源Pに接続される。
上述した電動リール1は、以下のような特徴を有する。電動リール1では、外部電源Pによってモータ7が駆動されるので、リール本体3の内部にバッテリ用の空間を用意する必要がない。このため、リール本体3の小型化を図ることができる。
また、電動リール1では、バッテリを交換するためのカバー部材を用意する必要がないので、リール本体3の防水性を向上することができる。また、電動リール1では、外部電源Pからの電力を供給するリード線11が、中継基板9に直接的に接続される。このため、電動リール1では、従来技術のようなプラグ構造を用意する必要がないので、リール本体3の防水性を好適に向上することができる。また、リール本体3を操作してもプラグが抜けることがない。
また、電動リール1では、中継ケース15が、リード線11と中継基板9との接続部を覆うので、中継基板9の防水性を向上することができる。また、中継基板9は中継ケース15に取り付けられるので、中継基板9をケースの一部として機能させることができ、ケースを小型化できる。
また、電動リール1では、中継ユニット8をリール本体3から取り外すことによって、中継ユニット8のメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、本電動リール1では、リード線11は中継ユニット8の内部空間Sにおいて中継基板9に固定されるので、中継基板9からのリード線11の抜け出しを防止することができる。例えば、リード線11は第1孔部9aを通過して中継基板9に固定されるので、リード線11に張力が作用しても中継基板9自体によってリード線11の抜け出しを防止することができる。
(第1実施形態の変形例)
本変形例では、図6に示すように、前記第1実施形態の電動リール1における中継ケース15には、第2孔部15d(孔部の一例)が設けられる。第2孔部15dは、充填剤Mを中継ユニット8の内部空間Sに案内するために用いられる。例えば、充填剤Mは接着剤である。
第2孔部15dは、中継ケース15のケース本体15aに設けられる。本変形例では、第2孔部15dは、ケース本体15aの上部に設けられる。第2孔部15dは、ケース本体15aの上壁を貫通する。
この場合、リード線11は、中継ユニット8の内部空間Sにおいて、中継基板9及び充填剤Mの間で中継基板9に固定される。リード線11は、中継基板9に固定された状態で、充填剤Mにより覆われる。図6では、中継ユニット8の内部空間Sの充填剤Mが、ハッチングによって示されている。
例えば、充填剤Mが第2孔部15dを介して中継ユニット8の内部空間Sに注入される。中継ユニット8の内部空間Sは、充填剤Mによって満たされる。これにより、リード線11は、中継基板9に固定された状態で、中継ユニット8の内部空間Sにおいて接着剤により覆われる。
このように構成することによって、中継基板9からのリード線11の抜け出しを確実に防止することができる。また、充填剤Mによって中継基板9の接続部の防水性を向上することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、リード線11が直接的に接続する対象が、第1実施形態と異なる。第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成についてのみ説明する。第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態の説明に準ずる。
図7に示す中継ユニット108は、リール本体3に着脱可能に装着される。リール本体3に対する中継ユニット108の取付形態は、第1実施形態と同様である。
図7に示すように、中継ユニット108は、中継ケース115と、接続端子124(中継部の一例)と、を有する。中継ケース115の内部には、内部空間Sが形成される。接続端子124は、中継ケース115に装着される。接続端子124の一部は、中継ケース15表面に板状に露出している。また、接続端子124の一部は、中継ケース15の内部に配置される。リード線11は、接続端子124に直接的に接続される。
リード線11が内部空間Sに配置された状態において、中継ケース115は、接続端子124の少なくともリード線11との接続部を覆う。
中継ケース115は、ケース本体116と、カバー部材117とを有する。ケース本体116は、中継ケース115の側部及び上部を形成する。カバー部材117は、中継ケース115の底部を形成する。カバー部材117は、ケース本体116に装着される。内部空間Sは、ケース本体116及びカバー部材117の間に形成される。ケース本体116には、第1実施形態の突起15b及び係合爪15cが設けられる。
ケース本体116の上部には、接続端子124が装着される。接続端子124の一部は、ケース本体116の内部空間Sに配置される。カバー部材117には、リード線11を内部空間Sに案内する第3孔部117aが、設けられる。リード線11は、中継ケース115の外部空間から内部空間Sに向けて、第3孔部117aを通過する。リード線11は、中継ケース115の内部空間Sにおいて、接続端子124に直接的に接続固定される。
接続端子124は、フレキシブル基板23に接続された受電端子Tと接触する。接続端子124は、中継ケース115(ケース本体116)に装着される。例えば、接続端子124は、ケース本体116の上部に装着される。接続端子124は、断面がL字形状に形成される。接続端子124の一部は、内部空間Sに配置される。接続端子124には、リード線11が直接的に接続される。例えば、リード線11の一端部が、固定手段例えば半田Hによって、接続端子124に固定される。
上述した第2実施形態では、次のような特徴が実現される。第2実施形態では、第1実施形態と同様に、外部電源Pによってモータ7が駆動されるので、リール本体3の内部にバッテリ用の空間を用意する必要がない。このため、リール本体3の小型化を図ることができる。
また、バッテリ用のカバー部材を用意する必要がないので、リール本体3の防水性を向上することができる。また、リード線11が接続端子124に直接的に接続される。このため、従来技術のようなプラグ構造を用意する必要がないので、リール本体3の防水性を好適に向上することができる。また、リール本体3を操作してもプラグが抜けることがない。
また、接続端子124は中継ケース115に取り付けられるので、中継ケース115あるいは中継ユニット108の構成を単純化することができる。また、中継ケース15が、リード線11と接続端子124との接続部を覆うので、中継基板9の防水性を向上することができる。
また、リード線11が中継ケース115の内部において接続端子124に接続されるので、リード線11が接続端子124に接続される部分の防水性を向上することができる。また、中継ユニット108をリール本体3から取り外すことによって、中継ユニット108のメンテナンスを容易に行うことができる。さらに、リード線11は内部空間Sにおいて接続端子124に固定されるので、接続端子124からのリード線11の抜け出しを防止することができる。
(第2実施形態の変形例)
本変形例では、図8に示すように、前記第2実施形態の中継ケース115には、第4孔部116aが設けられる。第4孔部116aは、充填剤Mを内部空間Sに案内するために用いられる。例えば、充填剤Mは接着剤である。
第4孔部116aは、中継ケース115のケース本体116に設けられる。本変形例では、第4孔部116aは、ケース本体116の上部に設けられる。第4孔部116aは、ケース本体116の上壁を貫通する。
この場合、充填剤Mが第4孔部116aから内部空間Sに注入される。リード線11は、中継ユニット108の内部空間Sにおいて、接続端子124及び充填剤Mの間で接続端子124に固定される。リード線11は、接続端子124に固定された状態で、充填剤Mにより覆われる。図8では、中継ユニット108の内部空間Sの充填剤Mが、ハッチングによって示されている。
このように構成することによって、接続端子124からのリード線11の抜け出しを確実に防止することができる。また、充填剤Mによってリード線11が接続端子124に接続される部分の防水性を向上することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態は、中継ケース115がケース本体116だけを有する点において、第2実施形態と異なる。すなわち、第3実施形態では、中継ケース115がカバー部材117を有していない。第3実施形態では、第2実施形態と異なる構成についてのみ説明する。第2実施形態と同様の構成については、第1実施形態の説明に準ずる。
図9に示す中継ユニット208は、リール本体3に着脱可能に装着される。リール本体3に対する中継ユニット208の取付形態は、第1実施形態と同様である。例えば、ケース本体116の突起15bは、下側ケース19の係合孔19bに係合する。ケース本体116の係合爪15cは、上側ケース17の被係合爪17aに係合する。
図9に示すように、中継ユニット208は、中継ケース115と、接続端子124(中継部の一例)と、を有する。中継ケース115及び接続端子124の構成は第2実施形態と同じであるので、詳細な説明は省略される。
中継ケース115及びリール本体3の間には、内部空間Sが形成される。例えば、中継ケース115及び下側ケース19の間には、内部空間Sが形成される。
リード線11は、接続端子124に直接的に接続される。例えば、リード線11は、下側ケース19の孔部19eに配置されたスリーブ部材20を通過し、内部空間Sに案内される。リード線11は、内部空間Sにおいて接続端子124に直接的に接続される。例えば、リード線11は、内部空間Sにおいて、固定手段例えば半田Hによって接続端子124に固定される。
第3実施形態では、第1実施形態と同様に、外部電源Pによってモータ7が駆動されるので、リール本体3の内部にバッテリ用の空間を用意する必要がない。このため、リール本体3の小型化を図ることができる。
また、バッテリ用のカバー部材を用意する必要がないので、リール本体3の防水性を向上することができる。また、リード線11が接続端子124に直接的に接続される。このため、従来技術のようなプラグ構造を用意する必要がないので、リール本体3の防水性を好適に向上することができる。また、リール本体3を操作してもプラグが抜けることがない。また、接続端子124は中継ケース115に取り付けられるので、中継ケース115あるいは中継ユニット208の構成を単純化することができる。
また、リード線11が中継ケース115の内部において接続端子124に接続されるので、リード線11が接続端子124に接続される部分の防水性を向上することができる。また、中継ユニット208をリール本体3から取り外すことによって、中継ユニット208のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明は、穂先竿が装着される電動リールに利用することができる。
1 電動リール
3 リール本体
5 スプール
7 モータ
7b 駆動軸
8,108,208 中継ユニット
9 中継基板
9a 第1孔部
11 リード線
15,115 中継ケース
15d 第2孔部
24,124 接続端子
116a 第4孔部
117a 第3孔部
M 充填剤
P 外部電源
S 中継ユニットの内部空間、中継ケース及び下側ケースの間の内部空間
T 受電端子

Claims (9)

  1. 穂先竿が装着される電動リールであって、
    リール本体と、
    前記リール本体に対して回転可能に装着されるスプールと、
    外部電源によって駆動され、前記スプールに接触し前記スプールを回転させる駆動軸を有するモータと、
    前記リール本体に配置され、前記外部電源から前記モータへの電力供給を中継する中継部と、
    前記外部電源及び前記中継部を連結し、前記中継部に直接的に接続されるリード線と、
    を備える電動リール。
  2. 前記中継部の少なくとも前記リード線との接続部を覆う中継ケース、
    をさらに備える請求項1に記載の電動リール。
  3. 前記中継部及び前記中継ケースは、中継ユニットとして構成され、
    前記中継ユニットは、前記リール本体に着脱可能に装着される、
    請求項2に記載の電動リール。
  4. 前記中継部及び前記中継ケースの間には、内部空間が形成され、
    前記リード線は、前記内部空間において前記中継部に固定される、
    請求項2又は3に記載の電動リール。
  5. 前記中継ケースは、充填剤を前記内部空間に案内する孔部、を有し、
    前記リード線は、前記充填剤が充填された前記内部空間において、前記中継部に固定される、
    請求項4に記載の電動リール。
  6. 前記充填剤は、接着剤であり、
    前記リード線は、前記中継部に固定された状態で、前記接着剤により覆われる、
    請求項5に記載の電動リール。
  7. 前記中継部は中継基板を有し、前記中継基板は前記中継ケースに取り付けられる、
    請求項1から6に記載の電動リール。
  8. 前記中継基板は貫通孔を有し、前記リード線は前記貫通孔を通過して前記中継基板に固定される、
    請求項7に記載の電動リール。
  9. 前記中継部は、前記中継ケースに取り付けられた接続端子である、
    請求項1から6に記載の電動リール。
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