JP2022091398A - 加湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で給水タンク内の水が無くなる前に給水タンク内の水の減少を検出し、給水タンク内の水が無くなる前に水を補給する。【解決手段】加湿器100は、給水タンク51と、トレイ4と、検出部81と、付勢部とを備える。給水タンク51は、水を収容する。トレイ4は、給水タンク51の下方に取り付けられ、給水タンク51から水が供給される。検出部81は、給水タンクの位置を検出する。付勢部は、給水タンク51を上方に付勢する。給水タンク51は、付勢部の付勢力により水の減少に応じて上方に移動する。検出部81は、給水タンク51が上方に移動したことを検出する。【選択図】図7

Description

本発明は、加湿器に関する。
一般的な加湿器は、加湿フィルタが給水タンクからトレイに供給された水を吸上げ、加湿フィルタに含まれる水を気化させて水蒸気として放出することで、加湿器が設置された室内を加湿する。
一般的に、トレイに供給された水が無くなったことを検知して給水タンク内の水が無くなったと判定している。このように、トレイに供給された水が無くなったことを検知したときには、給水タンクは空になっている。この場合、給水タンクに水を補給するまで、加湿器が配置された室内を加湿できない状況が生じる。
一方、特許文献1の加湿器は、磁石を内蔵した浮遊体を給水タンク内の水に浮かべ、浮遊体の磁力を検知することで給水タンク内の水面の位置を検出する。
特開2016-008784号公報
特許文献1の加湿器では、水面の位置を検出するために浮遊体が必要であり、部品点数が増え、構造も複雑になる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で給水タンク内の水が無くなる前に給水タンク内の水の減少を検出し、給水タンク内の水が無くなる前に水を補給することが可能な加湿器を提供することにある。
本発明に係る加湿器は、給水タンクと、トレイと、検出部と、付勢部とを備える。前記給水タンクは、水を収容する。前記トレイは、前記給水タンクの下方に取り付けられ、前記給水タンクから前記水が供給される。前記検出部は、前記給水タンクの位置を検出する。前記付勢部は、前記給水タンクを上方に付勢する。前記給水タンクは、前記付勢部の付勢力により前記水の減少に応じて上方に移動する。前記検出部は、前記給水タンクが上方に移動したことを検出する。
本発明によれば、簡単な構成で給水タンク内の水が無くなる前に給水タンク内の水の減少を検出し、給水タンク内の水が無くなる前に水を補給することが可能となる。
加湿器100を示す斜視図である。 加湿器100の内部を示す模式図である。 加湿部30から給水ユニット5を抜出した状態を示す図である。 給水ユニット5を示す斜視図である。 給水タンク51を示す底面図である。 連結部110の第1状態を示す断面図である。 連結部110の第2状態を示す断面図である。 給水タンク51内の水の量の違いによる給水タンク51の位置を示す図である。 給水タンク51内の水の量の違いによる給水タンク51の位置を示す図である。 図4に示す給水ユニット5をY方向が正面となるように見た図である。 図4に示す給水ユニット5をY方向が正面となるように見た図である。 バネS1を有する給水ユニット5Aを示す図である。 バネS1を有する給水ユニット5Aを示す図である。 加湿器101を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る加湿器100について説明する。図1は、加湿器100を示す斜視図である。図2は、加湿器100の内部を示す模式図である。なお、本実施形態では、図中に、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を示す。Z軸は鉛直上向きに平行であり、X軸及びY軸は水平方向に平行である。X軸の正方向は、加湿器100の正面側を示す。Z軸の負方向は、鉛直下向きを示す。
図1に示すように、加湿器100は、筐体1と、加湿部30と、制御部200と、給水ユニット5を備える。給水ユニット5は、給水タンク51と、ユニット外壁52とを有する。加湿器100は、加湿装置の一例である。加湿器100は、例えば、部屋の床に配置される。
図1及び図2に示すように、筐体1は、天板71と、底板72と、一対の側板と、前面パネル73と、後面パネル14とを有する。前面パネル73と後面パネル14と一対の側板との各々は、天板71と底板72との間に配置されている。
前面パネル73は、後面パネル14と対向して配置される。そして、後面パネル14は、筐体1の背面側に配置される。後面パネル14は、複数の吸込口15を有する。複数の吸込口15の各々は、開口である。
天板71は、底板72と対向して配置される。そして、天板71は、筐体1の上方側に配置される。具体的には、天板71は、吹出口16と、操作パネルとを有する。吹出口16は、開口である。操作パネルは、ユーザからの指示を受付け、ユーザからの指示を示す信号を制御部200へ出力する。制御部200は、操作パネルからの信号に従って、加湿器100が備える各部の動作を制御する。制御部200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーと、半導体メモリー及びHDD(Hard Disk Drive)等のメモリーを備える。
筐体1は、空気が流通する複数の流通部60と、送風部2とを更に有する。具体的には、複数の流通部60は、第1室61と、第2室62と、第3室63と、第4室13とを有する。
第1室61は、筐体1の背面側に配置される。第1室61は、複数の吸込口15を介して筐体1の外部に連通する。第1室61は、脱臭フィルタ17及び集塵フィルタ18を有する。
第2室62は、筐体1の正面側と背面側との間の中央部に配置される。第1室61と第2室62とは連通する。第2室62の内部には、加湿部30が配置される。具体的には、加湿部30は、加湿フィルタ3と、トレイ4とを有する。加湿フィルタ3は、トレイ4内に配置される。トレイ4は、所定量の水を収容する。加湿フィルタ3は、トレイ4内の水を吸上げる。
第3室63は、筐体1の正面側に配置される。また、第2室62と第3室63とは連通する。第3室63には、送風部2が配置される。送風部2は、例えば、ファン20と、モータ21とを有する。モータ21は、ファン20を回転させる。
第4室13は、筐体1のZ軸の正方向側に配置される。第4室64と第3室63とは連通する。また、第4室13は、吹出口16を介して筐体1の外部に連通する。
続けて、空気の流れについて詳細に説明する。ファン20は、第1気流F1を発生させる。第1気流F1は、第1室61と第2室62と第3室63と第4室13とをこの順に通過する。第1気流F1は、第2室62を通過する際に、加湿部30によって加湿される。具体的には、加湿フィルタ3に第1気流F1が当てられる。その結果、加湿フィルタ3に含まれる水が気化し、水蒸気として加湿器100から室内に放出される。
次に、図3を参照して、給水ユニット5と加湿部30とについて説明する。図3は、加湿部30から給水ユニット5を抜出した状態を示す図である。図3に示すように、トレイ4の形状は、略矩形の箱状を有する。トレイ4の上面は開口している。
具体的には、トレイ4は、タンク室40と、フィルタ室44と、仕切板43とを有する。仕切板43は、タンク室40とフィルタ室44との間に配置される。すなわち、トレイ4は、タンク室40とフィルタ室44とに区分されている。具体的には、タンク室40とフィルタ室44とは、Y軸方向(水平方向)に沿って区分されている。詳細には、タンク室40が、フィルタ室44のY軸の負方向側に設けられている。仕切板43の下部には、タンク室40とフィルタ室44とを連通させる連通口が設けられている。
フィルタ室44は、フィルタ室44の内部に設けた2つの支持ローラ6を有する。2つの支持ローラ6は、フィルタ室44の長手方向に適長離隔して配してある。フィルタ室44には、加湿フィルタ3の下部が設置される。具体的には、加湿フィルタ3は、円形状のシートである。加湿フィルタ3は、2つの支持ローラ6上に載架され、フィルタ室44の上で垂直に立ち上がる姿勢で支持される。そして、2つの支持ローラ6の転動により、加湿フィルタ3は、支持姿勢を保って中心軸周りに回転する。
加湿フィルタ3のシートは、吸水性と通気性とを有する材料で形成される。シートは、例えば、レーヨンで形成される。トレイ4は、所定量の水を収容する。加湿フィルタ3は、トレイ4内の水を吸上げる。
また、タンク室40は、押し上げ突起41と張り出す座板42とを有する。押し上げ突起41は、底板から垂直上向きに立設されている。また、押し上げ突起41は、側板から内向きに張り出す座板42により底板から適長離隔した位置で囲われている。
タンク室40には、給水ユニット5が載置される。具体的には、給水ユニット5は、押し上げ突起41と座板42とに載置される。給水ユニット5における給水タンク51は、水を収容する。給水タンク51は、加湿器100に水を供給する。具体的には、給水タンク51は、タンク室40へ給水する。タンク室40に給水された水は、連通口を介してフィルタ室44に流込む。給水タンク51が水を収容している場合、給水タンク51からトレイ4への給水は、トレイ4内の水位が常に適正水位Lとなるように行われる。このような給水タンク51からトレイ4への給水構成については公知であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
加湿器100では、給水タンク51内に水が無くなった場合、ユーザ等によって給水タンク51内に水が収容(補充)される。具体的には、給水タンク51と加湿部30とは離間可能である。詳細には、タンク室40は、回動部45を更に有する。回動部45は、平板45bと回転軸部45cとを有する。平板45bは、回転軸部45cをX軸方向(水平方向)に沿った回転軸として回転可能に配置される。
例えば、給水タンク51内に水が無くなったことを検知する方法として、トレイ4内の水位が適正水位L未満であることを検知する方法がある。この方法では、給水タンク51内に水が無くなったことを検知したときには、トレイ4内の水の量が不十分になり、加湿器100が、配置された部屋を十分に加湿できない状況になっている。
本実施形態では、以下の構成により、給水タンク51内の水が無くなる前に、給水タンク51内の水が減少していることを検知し、加湿器100による加湿を継続したまま、ユーザ等による給水タンク51内への水の補充を可能にする。
次に、図4を参照して、給水ユニット5について詳細に説明する。図4は、給水ユニット5を示す斜視図である。図4に示すように、給水ユニット5は、給水タンク51と、ユニット外壁52とを有する。給水タンク51は、ユニット外壁52に取り付けられる。給水タンク51は、連結部110を有する。
給水タンク51は、水を収容可能である。給水タンク51の形状は、例えば、略直方体である。具体的には、給水タンク51は、上壁511と、下壁512と、複数の側壁513とを有する。上壁511は、下壁512と対向して配置される。そして、上壁511は、給水タンク51の上方側に配置される。複数の側壁513の各々は、上壁511と下壁512との間に配置されている。例えば、複数の側壁513の内の一つが、ユニット外壁52に取り付けられている。
次に、図5~図7を参照して、連結部110について詳細に説明する。図5は、給水タンク51を示す底面図である。図6は、連結部110の第1状態を示す断面図である。図7は、連結部110の第2状態を示す断面図である。図6及び図7に示すように、連結部110は、第1状態と第2状態との内のいずれかになる。図5~図7に示すように、連結部110は、下壁512に配置されている。
具体的には、連結部110は、筐体部111と、開閉部材112と、弾性部材113とを有する。
具体的には、筐体部111は、円筒部111aと、平板部111bと有する。円筒部111aは、上下方向に中心軸を有し、外径R3を有する略円筒体である。平板部111bは、上下方向に対して垂直な平板である。平板部111bの形状は、例えば、略円形である。平板部111bは、円筒部111aの内部に配置される。
詳細には、筐体部111は、上下方向に貫通する貫通孔111cと、網体111dとを更に有する。具体的には、貫通孔111cの形状は、例えば、第1直径R1を有する略円形である。貫通孔111cは、平板部111bの中央部に配置される。網体111dは、貫通孔111cに配置される。網体111dは、水を通過させる。
また、開閉部材112は、棒状部112aと、下側平板部112bと、上側平板部112cとを有する。棒状部112aは、上下方向に中心軸を有する略円柱体である。下側平板部112bは、上下方向に対して垂直な平板である。下側平板部112bの形状は、例えば、第2直径R2を有する略円形である。下側平板部112bは、棒状部112aの下端部に配置される。上側平板部112cは、上下方向に対して垂直な平板である。上側平板部112cの形状は、例えば、第2直径R2を有する略円形である。上側平板部112cは、棒状部112aの上端部に配置される。第2直径R2は、第1直径R1より大きい。上側平板部112cの材質は、例えばゴムである。
棒状部112aは、貫通孔111cに配置される。開閉部材112は、筐体部111に対して上下方向に沿って移動可能である。具体的には、平板部111bと上側平板部112cとが当接する位置と、平板部111bと下側平板部112bとが当接する位置との間で、開閉部材112は移動可能である。
弾性部材113は、開閉部材112に作用する。具体的には、弾性部材113は、鶴巻バネである。弾性部材113は、下側平板部112bと網体111dとの間に配置される。図6に示すように、貫通孔111cは、第1状態において開放されている。詳細には、第1状態では、開閉部材112が弾性部材113の弾性力に対抗し、貫通孔111cを開放する。具合的には、図7に示すように、下側平板部112bを上方に向かって押圧すると、弾性部材113の弾性力に対抗し、下側平板部112bは網体111dに近接する。その結果、上側平板部112cは、平板部111bの上面から離間する。よって、上側平板部112cは、貫通孔111cを開放する。
一方、図7に示すように、貫通孔111cは、第2状態において閉塞されている。詳細には、第2状態では、開閉部材112が弾性部材113の弾性力によって貫通孔111cを閉塞する。具合的には、図6に示すように、弾性部材113の弾性力によって下側平板部112bが網体111dから離間するように、弾性部材113は開閉部材112に作用する。その結果、上側平板部112cは、平板部111bの上面に押付けられる。よって、上側平板部112cは、貫通孔111cを閉塞する。
加湿器100では、連結部110は、タンク室40に連結可能である。詳細には、連結部110は、タンク室40の底に設けられた押し上げ突起41に連結する。連結部110は、押し上げ突起41に連結された場合に、第1状態となる。具体的には、押し上げ突起41によって下側平板部112bが上方に向かって押圧されると、弾性部材113の弾性力に対抗し、下側平板部112bが網体111dに近接する。その結果、上側平板部112cは、貫通孔111cを開放する。よって、給水タンク51の内部の水が、貫通孔111cを介してタンク室40に移動する。換言すれば、第1状態は、給水タンク51の内部と加湿器100との間で水が連結部110を介して流通可能な状態を示す。
一方、連結部110は、加湿器100から取外された場合に、第2状態となる。具合的には、弾性部材113の弾性力によって下側平板部112bが網体111dから離間するように、弾性部材113は開閉部材112に作用する。その結果、上側平板部112cは、貫通孔111cを閉塞する。その結果、給水タンク51の内部の水が、移動しない。換言すれば、第2状態は、給水タンク51の内部と外部との間で水が連結部110を介して流通不可能な状態を示す。
[磁石を用いた検出]
本実施形態において、給水タンク51内の水が減少していることを検知するため、加湿器100は、第1磁石M1と、第2磁石M2と、磁気センサー81とを備える。第1磁石M1及び第2磁石M2は、給水タンクを上方に付勢する。磁気センサー81は、給水タンクの位置を検出する。第1磁石M1及び第2磁石M2は、付勢部の一例である。磁気センサー81は、検出部の一例である。
具体的には、第1磁石M1は、給水タンク51の底部に設置される。第2磁石M2は、トレイ4に設置される。例えば、第2磁石M2は、座板42の上面に配置される。第1磁石M1は、第2磁石M2と対向する位置に配置される。第1磁石M1の第2磁石M2に対向する面M11の極性と、第2磁石M2の第1磁石M1に対向する面M21の極性とは、同じ極性である。例えば、面M11がN極である場合、面M21はN極である。第1磁石M1及び第2磁石M2が近づくと、第1磁石M1及び第2磁石M2が反発し、第1磁石M1が設置された給水タンク51が上方に付勢される。
次に、図8A及び図8Bを参照して、給水タンク51内の水の量の違いによる給水タンク51の位置について詳細に説明する。図8A及び図8Bは、給水タンク51内の水の量の違いによる給水タンク51の位置を示す図である。図8Aは、給水タンク51内の水の量がある一定量以上である場合を示す。図8Bは、給水タンク51内の水の量がある一定量未満である場合を示す。
図8Aに示すように、給水タンク51内の水の量がある一定量以上である場合、第1磁石M1及び第2磁石M2の付勢力より水の重量が大きくなり、給水タンク51(第1磁石M1)及び座板42(第2磁石M2)間の距離が短くなる。
給水タンク51内の水の量の減少に応じて、水の重量が小さくなり、第1磁石M1及び第2磁石M2の付勢力の方が強くなっていく。その結果、給水タンク51は、上方に移動する。図8Bに示すように、給水タンク51内の水の量がある一定量未満になった場合、給水タンク51(第1磁石M1)及び座板42(第2磁石M2)間の距離が給水タンク51内の水の量に応じて長くなる。
なお、図5~図7では、説明を簡単にするために、第1磁石M1及び第2磁石M2が、それぞれ、給水タンク51及びトレイ4に1つずつ設置される構成としたが、第1磁石M1及び第2磁石M2は、それぞれ複数設置されてもよい。具体的には、2つ以上の第1磁石M1が給水タンク51の複数個所に設置され、第1磁石M1と同数の第2磁石M2がトレイ4の対応する位置に設置される。これにより、給水タンク51の水平方向のバランスを保ったまま、給水タンク51を上方に移動させることができる。
本実施形態において、磁気センサー81は、少なくとも第1磁石M1の磁力を検出することで、給水タンク51が上方に移動したことを検出する。
例えば、磁気センサー81は、ホール素子であり、仕切板43における第1磁石M1と第2磁石M2との間の位置に設置される。磁気センサー81は、例えば、給水タンク51の移動に応じた第1磁石M1の位置の変化による磁界の変化を検出する。磁気センサー81は、検出した磁界の変化に基づいて、第1磁石M1が所定の距離より接近しているか、離れているかを判定する。
具体的には、磁気センサー81は、周囲の磁力の影響により磁気センサー81内を流れる電流を測定し、測定した電流の大きさ及び向きに基づいて、第1磁石M1が所定の距離より接近しているか、離れているかを判定する。例えば、磁気センサー81は、給水タンク51が図8Aの位置にあるとき、第1磁石M1及び第2磁石M2による磁界を検出する。このように、磁気センサー81は、給水タンク51が図8Bの位置にあるとき、第1磁石M1による磁界を検出せず、第2磁石M2による磁界を検出する。磁気センサー81は、給水タンク51が図8Aの位置にあるときに検出した磁界と、給水タンク51が図8Bの位置にあるときに検出した磁界とに変化がある場合、第1磁石M1が所定の距離より離れていると判定する。
制御部200は、磁気センサー81による判定結果を取得し、判定結果に応じて、加湿器100が備える各部の動作を制御する。例えば、磁気センサー81によって第1磁石M1が所定の距離より離れていると判定された場合、制御部200は、給水タンク51内の水の量がある一定量未満であると判定し、給水タンク51の水の補充が必要であることをユーザに知らせるランプの点灯、及びアラーム等の処理を行う。これにより、給水タンク51内の水が残っているうちに、給水タンク51内の水が減少していることをユーザに通知して、給水タンク51内の水が無くなる前に給水タンク51内への水の補充を可能にする。
また、制御部200は、例えば、モータ21及びファン20の回転速度を遅くする等処理を行う。これにより、加湿器100による加湿を継続したまま、給水タンク51内の水が無くなる前に給水タンク51内への水の補充を可能にする。
なお、本実施形態において、第1磁石M1が所定の距離より接近しているか、離れているかを磁気センサー81が判定する構成に限らず、制御部200が上記判定を行う構成であってもよい。具体的には、制御部200は、磁気センサー81によって測定された電流の大きさ及び向きを取得し、取得した電流の大きさ及び向きに基づいて、第1磁石M1が所定の距離より接近しているか、離れているかを判定する。
また、本実施形態において、磁気センサー81が設けられる位置は、仕切板43における第1磁石M1と第2磁石M2との間に限らず、例えば、仕切板43における給水タンク51の上方の位置であってもよい。
また、本実施形態において、例えば、磁気センサー81は、リードスイッチであってもよい。磁気センサー81がリードスイッチである場合、磁気センサー81は、例えば、仕切板43における図8Bの第1磁石M1の高さの位置に設置される(不図示)。
例えば、給水タンク51が図8Aの位置にあるとき、リードスイッチは、第1磁石M1と所定の距離より離れているためOFF状態である。一方、給水タンク51が図8Bの位置にあるとき、リードスイッチは、第1磁石M1と所定の距離より接近しているためON状態である。
制御部200は、リードスイッチがON状態であるかOFF状態であるかに応じて、給水タンク51内の水の量がある一定量未満であるか否かを判定し、加湿器100が備える各部の動作を制御する。具体的には、制御部200は、リードスイッチがON状態である場合、給水タンク51内の水の量がある一定量未満であると判定し、給水タンク51の水の補充が必要であることをユーザに知らせるランプの点灯、及びアラーム等の処理を行う。
本実施形態において、リードスイッチは、第1磁石M1によりON状態とOFF状態とが切り替わる構成としたが、これに限らず、例えば、給水タンク51の側壁513に第3磁石M3が設けられ、リードスイッチが第3磁石M3によりON状態とOFF状態とが切り替わる構成であってもよい。
本実施形態において、給水ユニット5は、給水タンク51の移動方向を定めるガイドを有する。
次に、図9A及び図9Bを参照して、ガイドについて詳細に説明する。図9A及び図9Bは、ガイドを有する給水ユニット5を示す図である。図9A及び図9Bは、図4に示す給水ユニット5をY方向が正面となるように見た図である。図9Aは、図8Aに示す場合の給水タンク51の位置を示す。図9Bは、図8Bに示す場合の給水タンク51の位置を示す。
給水タンク51は、ユニット外壁52にネジ止めされる。具体的には、給水タンク51は、4つの取付孔514を有する。取付孔514は、ガイドの一例である。ネジ515は、取付孔514を貫通し、ユニット外壁52の対応するネジ穴に締められる。例えば、取付孔514の径は、ネジ515のネジ部より大きく、ネジ515のネジ頭より小さい。取付孔514は、内側をネジ515のネジ部が上下(Z方向)に移動可能となる方向に設けられる。ネジ515は、取付孔514の内側をネジ部が移動可能となる強さで締められる。これにより、給水タンク51の移動方向は、上下方向(Z方向)に定まる。
[バネを用いた検出]
次に、図10A及び図10Bを参照して、付勢部の一例としてバネS1を用いた給水ユニット5を説明する。図10A及び図10Bは、バネS1を有する給水ユニット5Aを示す図である。
給水ユニット5Aは、図5~図7に示す給水ユニット5と比べて、第1磁石M1及び第2磁石M2の代わりに、バネS1を有する。また、給水ユニット5Aは、磁気センサー81の代わりに、例えば光学センサー82を有する。光学センサー82は、検出部の一例である。
例えば、バネS1は、給水タンク51とトレイ4との間に位置する。具体的には、バネS1は、給水タンク51の底部と座板42との間に位置する。図10Aに示すように、給水タンク51内の水の量がある一定量以上である場合、バネS1の弾性力より水の重量が大きくなり、バネS1が縮んだ状態になる。
図10Bに示すように、給水タンク51内の水の量が減少に応じて、水の重量が小さくなり、バネS1の弾性力の方が強くなっていく。その結果、バネS1が伸びて、給水タンク51が上方に移動する。
光学センサー82は、例えば、フォトインタラプタ及びフォトリフレクタ等である。光学センサー82は、例えば、仕切板43における給水タンク51の上方の位置に設置される。具体的には、光学センサー82は、給水タンク51内の水の量がある一定量の場合における給水タンク51の上壁511と同じ位置に設置される(図10B)。
光学センサー82がフォトインタラプタである場合、光学センサー82は、発光部から受光部へ照射された光を給水タンク51が遮ったか否かを判定する。制御部200は、光学センサー82による判定結果を取得し、判定結果に応じて、加湿器100が備える各部の動作を制御する。
光学センサー82がフォトリフレクタである場合、光学センサー82は、発光部から照射された光の反射光を受光部が受光したか否かを検出する。具体的には、発光部から照射された光が給水タンク51によって反射されると、受光部が反射光を受光する。光学センサー82は、反射光の受光を検出する。制御部200は、光学センサー82による検出結果を取得し、検出結果に応じて、加湿器100が備える各部の動作を制御する。
なお、本実施形態において、第1磁石M1及び第2磁石M2と光学センサー82とを組み合わせて、給水タンク51内の水が減少していることを検知してもよい。また、給水ユニット5AがバネS1を有する場合、給水タンク51の側壁513に第3磁石M3を設け、第3磁石M3とリードスイッチとを組み合わせて、給水タンク51内の水が減少していることを検知してもよい。
[給水ユニットなし]
次に、図11を参照して、本発明の実施形態に係る加湿器101について説明する。図11は、加湿器101を示す斜視図である。
図11に示すように、加湿器101は、筐体1Aと、加湿部31と、制御部201と、給水タンク51Aと、トレイ4とを備える。具体的には、加湿器101は、給水ユニット5を備えず、給水タンク51Aが筐体1内のタンク収容部49に載置される。タンク収容部49は、トレイ4の上部の空間である。
加湿器101における吹出口26及び操作パネル27等は、それぞれ、加湿器100の吹出口16及び操作パネル等と同じ機能を有する。また、加湿器101は、付勢部と検出部とを備える。
加湿器101は、ガイドの一例として、1対のレールRA1を備える。レールRA1は、タンク収容部49の内壁に設けられ、タンク収容部49の上下方向(Z方向)に伸びる。例えば、レールRA1は、給水タンク51Aに設けられた突起RA2が1対のレールRA1の内側をスライドするように設けられる。これにより、給水タンク51の移動方向は、上下方向(Z方向)に定まる。
以上、図面(図1~図11)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、加湿器の分野に利用可能である。
4 :トレイ
5、5A :給水ユニット
5A :給水ユニット
51、51A :給水タンク
81 :磁気センサー
82 :光学センサー
100、101 :加湿器
514 :取付孔
M1 :第1磁石
M2 :第2磁石
RA1 :レール
RA2 :突起

Claims (6)

  1. 水を収容する給水タンクと、
    前記給水タンクの下方に取り付けられ、前記給水タンクから前記水が供給されるトレイと、
    前記給水タンクの位置を検出する検出部と、
    前記給水タンクを上方に付勢する付勢部と
    を備え、
    前記給水タンクは、前記付勢部の付勢力により前記水の減少に応じて上方に移動し、
    前記検出部は、前記給水タンクが上方に移動したことを検出する、加湿器。
  2. 前記付勢部は、第1磁石と第2磁石とを有し、
    前記第1磁石は、前記給水タンクの底部に設置され、
    前記第2磁石は、前記トレイに設置され、
    前記第1磁石のうち前記第2磁石に対向する面の極性と、前記第2磁石のうち前記第1磁石に対向する面の極性とが同じ極性である、請求項1に記載の加湿器。
  3. 前記検出部は、少なくとも前記第1磁石の磁力を検出する、請求項2に記載の加湿器。
  4. 前記付勢部は、バネを有し、
    前記バネは、前記給水タンクと前記トレイとの間に位置し、前記給水タンクを上方に付勢する、請求項1に記載の加湿器。
  5. 前記加湿器は、前記給水タンクの移動方向を定めるガイドを更に備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の加湿器。
  6. 前記加湿器は、給水ユニットを有し、
    前記給水ユニットは、前記ガイド及び前記給水タンクを有し、
    前記給水ユニットは、前記加湿器の内部に着脱可能であり、
    前記給水タンクは、前記給水ユニットに対して移動する、請求項5に記載の加湿器。
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