JP2022091018A - ブロワ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブロワのアタッチメント部から発生する騒音を低減することができる技術を提供する。【解決手段】ブロワは、前後方向に延びる操作棹と、操作棹の後部に設けられ、原動機を収容する後部ハウジングと、操作棹の前部に着脱可能に取付けられるアタッチメント部と、を備える。アタッチメント部は、原動機によって駆動されるファンを収容する送風管と、送風管の後部に設けられている吸気管と、送風管の前部に設けられているノズルと、を備える。吸気管の内周面には、吸音材が設けられている。【選択図】図8
Description
本明細書で開示する技術は、ブロワに関する。
特許文献1には、前後方向に延びる操作棹と、操作棹の後部に設けられ、原動機を収容する後部ハウジングと、操作棹の前部に着脱可能に取付けられるアタッチメント部と、を備えるブロワが開示されている。アタッチメント部は、原動機によって駆動されるファンを収容する送風管と、送風管の後部に設けられている吸気管と、送風管の前部に設けられているノズルと、を備える。
一般的に、ブロワから発生する騒音を低減することが望ましい。特許文献1のブロワでは、アタッチメント部から発生する騒音を低減することについて何ら考慮されていない。本明細書では、ブロワのアタッチメント部から発生する騒音を低減することができる技術を提供する。
本明細書に開示されるブロワは、前後方向に延びる操作棹と、前記操作棹の後部に設けられ、原動機を収容する後部ハウジングと、前記操作棹の前部に着脱可能に取付けられるアタッチメント部と、を備え、前記アタッチメント部は、前記原動機によって駆動されるファンを収容する送風管と、前記送風管の後部に設けられている吸気管と、前記送風管の前部に設けられているノズルと、を備え、前記吸気管の内周面には、吸音材が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、吸気管の内周面には吸音材が設けられている。このような構成によると、吸気管の内周面に設けられている吸音材によって、吸気管を通過する空気から生じる騒音が吸収される。従って、ブロワのアタッチメント部から発生する騒音を低減させることができる。
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善されたブロワを提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、以下の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又は特許請求の範囲に記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
1つまたはそれ以上の実施形態において、ブロワは、前後方向に延びる操作棹と、前記操作棹の後部に設けられ、原動機を収容する後部ハウジングと、前記操作棹の前部に着脱可能に取付けられるアタッチメント部と、を備え、前記アタッチメント部は、前記原動機によって駆動されるファンを収容する送風管と、前記送風管の後部に設けられている吸気管と、前記送風管の前部に設けられているノズルと、を備え、前記吸気管の内周面には、吸音材が設けられていてもよい。
1つ又はそれ以上の実施形態において、吸音材は、吸気管の内周面において、操作棹の軸方向に沿って延びていてもよい。吸音材の軸方向の長さは、50~150mmの範囲にあってもよい。
吸音材の軸方向の長さを短くすると、吸音材による騒音の低減効果が不十分となる。一方、吸音材の軸方向の長さを長くすると、吸気管の軸方向の長さも長くする必要がある。この場合、アタッチメント部が重くなり、ユーザが操作し難くなる。吸音材の軸方向の長さが50~150mmの範囲にある場合、吸音材による騒音の低減効果を十分にすることができるとともに、アタッチメント部が重くなることを抑制することができる。従って、ブロワを利用するユーザの利便性を向上させることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、吸音材の軸方向の長さに対する吸気管の直径の比率は、1.0~2.0の範囲にあってもよい。
上記の構成によれば、吸音材によって、吸気管を通過する空気から生じる騒音を効果的に吸収することができる。従って、ブロワのアタッチメント部から発生する騒音をさらに低減させることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、吸気管は、送風管に対して着脱可能に取付けられており、吸気管の後部には、第1カバーが取付けられていてもよい。送風管の後部には、吸気管に代えて、第2カバーを取付可能に構成されていてもよい。
上記の構成によれば、ブロワのアタッチメント部から発生する騒音を低減させることを所望するユーザは、吸気管を送風管の後部に取り付けることができる。一方、比較的に軽いアタッチメント部を所望するユーザは、吸気管に代えて、第2カバーを送風管の後部に取り付けることができる。このように、吸気管を送風管の後部に取り付けるのか否かをユーザに選択させることができる。従って、ブロワを利用するユーザの利便性を向上させることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、原動機は、電力によって駆動されるモータであってもよい。
原動機がエンジンである場合、エンジンから発生する騒音が大きい。この場合、アタッチメント部から騒音が発生しても、ブロワから発生する騒音に大きな影響を与えない。一方、原動機がモータである場合、モータから発生する騒音は小さい。この場合、アタッチメント部から発生する騒音が大きいと、ブロワから発生する騒音に大きな影響を与える。上記の構成によれば、原動機がモータである場合に、ブロワから発生する騒音を低減させることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ブロワは、さらに、後部ハウジングに着脱可能に取付けられており、モータに電力を供給するバッテリパックを備えてもよい。
上記の構成によれば、ブロワは、外部から電力を取り入れるための電源コードを有さなくてもよい。このため、ユーザがブロワを利用しているときに、電源コードが邪魔になることがない。従って、ブロワを利用するユーザの作業性を向上させることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、吸音材の厚みは、10~25mmの範囲であってもよい。
吸音材の厚みを小さくすると、吸音材による騒音の低減効果が不十分となる。一方、吸音材の厚みを大きくすると、吸気管内の送風路が狭くなり、吸気管に吸込まれる空気量が少なくなる。吸音材の厚みが10~25mの範囲にある場合、吸音材による騒音の低減効果を十分にすることができるとともに、吸気管に吸込まれる空気量を適切にすることができる。
(実施例)
図1~図9を参照して、ブロワ2について説明する。図1に示すように、ブロワ2は、本体部10と、アタッチメント部12と、を備える。図1、図2に示すように、アタッチメント部12は、本体部10に着脱可能に取付けられている。また、アタッチメント部12とは異なる種類のアタッチメント部、例えば、刈払機のアタッチメント部を本体部10に取付けることができる。
図1~図9を参照して、ブロワ2について説明する。図1に示すように、ブロワ2は、本体部10と、アタッチメント部12と、を備える。図1、図2に示すように、アタッチメント部12は、本体部10に着脱可能に取付けられている。また、アタッチメント部12とは異なる種類のアタッチメント部、例えば、刈払機のアタッチメント部を本体部10に取付けることができる。
図1に示すように、本体部10は、ロックユニット20と、操作棹30と、ループハンドル40と、グリップユニット50と、後部ハウジング70と、を備えている。以下の説明では、操作棹30の長手方向を前後方向といい、図1の上下方向を上下方向といい、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向という。
操作棹30は、中空のパイプ形状を有しており、直線状に伸びている。操作棹30の前部にはロックユニット20が設けられており、操作棹30の後部にはグリップユニット50及び後部ハウジング70が設けられている。操作棹30の内部には、第1伝達シャフト32(図8参照)が回転可能に収容されている。操作棹30において、ロックユニット20とグリップユニット50の間には、作業者が把持するためのループハンドル40が設けられている。ループハンドル40は、中空のパイプ形状であって、操作棹30の上方および側方に膨らむループ形状に形成されている。
ロックユニット20は、連結部22と、ロックレバー24と、ロック解除ボタン26と、を備えている。連結部22には、操作棹30が挿入されている。ロックレバー24は、連結部22に回動可能に取付けられている。ロック解除ボタン26は、連結部22の上面に設けられている。ユーザは、ロックレバー24、及び、ロック解除ボタン26を操作することで、操作棹30に対してアタッチメント部12を着脱することができる。ロックレバー24を操作棹30に対して略垂直に引き起こした状態(図2参照)において、連結部22にアタッチメント部12を取り付け、その後にロックレバー24を操作棹30に対して略平行に押し倒すと(図1参照)、操作棹30に対してアタッチメント部12が固定される。
グリップユニット50は、グリップハウジング52を備えている。グリップハウジング52は、操作棹30の外周面を覆う形状に形成された樹脂材料からなる。操作棹30は、グリップハウジング52を通過している。グリップハウジング52の上面には、レバー54が設けられている。グリップハウジング52の上面において、レバー54よりも前方には、操作部56、及び、表示部58が設けられている。表示部58には、ブロワ2の動作状態等が表示される。操作部56には、ブロワ2のオン状態とオフ状態とを切り替えるための電源スイッチ等が配されている。グリップハウジング52の下部には、トリガ60が設けられている。トリガ60は、作業者がモータ72(図9参照)のオンオフ動作を操作するための部材である。作業者によってレバー54が押し込まれていない状態では、作業者によるトリガ60の押し込み操作が禁止される。一方、作業者によってレバー54が押し込まれると、作業者によるトリガ60の押し込み操作が許容される。作業者は、一方の手の平でレバー54を押し込み、その手の指でトリガ60を押し込むことにより、後述するモータ72(図9参照)を駆動するための操作を行うことができる。
後部ハウジング70の後部には、2個のバッテリパックB1、B2が着脱可能に取付けられている。後部ハウジング70には、モータ72(図9参照)と、モータ72の駆動を制御する制御基板74(図9参照)と、が収容されている。制御基板74は、バッテリパックB1、B2からモータ72に供給される電力を制御することで、モータ72の動作を制御する。
図3に示すように、アタッチメント部12は、ノズル90と、送風管100と、吸気管150と、第1カバー160と、を備える。ノズル90は、送風管100の前部に着脱可能に取付けられている。吸気管150、及び、第1カバー160は、送風管100の後部に着脱可能に取付けられている。なお、送風管100の後部は、吸気管150に代えて、第2カバー170(図10参照)を取付可能に構成されている。第1カバー160、及び、第2カバー170は、ユーザの手がアタッチメント部12内に入り込むことを防止する。
送風管100は、アダプタ部102と、円筒管104と、連結棹120と、を備える。円筒管104は、前方円筒管106と、中間円筒管108と、後方円筒管110と、を備える。前方円筒管106と中間円筒管108は、ねじSによって固定されている。中間円筒管108と後方円筒管110は、ねじSによって固定されている。後方円筒管110の後部には、連結棹固定部112が設けられている。図4に示すように、後方円筒管110には、後方円筒管110の外側に突出する突出部114が設けられている。突出部114は、前後方向に延びている。
図8に示すように、連結棹120は、中空のパイプ形状を有しており、直線状に延びている。図3に示すように、連結棹120には、ねじ孔120aが設けられている。連結棹120の前部は、後方円筒管110の連結棹固定部112に挿入されている。図8に示すように、連結棹120の内部には、第2伝達シャフト122が回動可能に収容されている。第2伝達シャフト122の後部は、操作棹30内の第1伝達シャフト32に取付けられている。第2伝達シャフト122の前部は、円筒管104内に収容される第3伝達シャフト124に取付けられている。
前方円筒管106は、前方静翼130を備える。前方円筒管106の前部には、ファンカバー134が取付けられている。また、前方円筒管106には、第3伝達シャフト124が回動可能に取付けられている。中間円筒管108は、後方静翼136を備える。円筒管104内において、前方静翼130と後方静翼136との間には、前方動翼138が設けられている。後方静翼136の後方側には、後方動翼140が設けられている。前方動翼138、及び、後方動翼140は、第3伝達シャフト124に固定されている。前方静翼130、後方静翼136、前方動翼138、及び、後方動翼140によってファン142が構成される。
吸気管150は、筒形状を有する。吸気管150の外周面、及び、内周面は、前側が操作棹30の中心軸に近づくように傾斜している。図5に示すように、吸気管150の前部の左右両側には、2個のスライド溝152が設けられている。スライド溝152は、後方円筒管110の突出部114(図4参照)に対応する形状を有する。スライド溝152内に突出部114が嵌入されることによって、送風管100に対する吸気管150の回転が規制される。図6に示すように、吸気管150の後部には、3個のボス154が設けられている。吸気管150の内周壁には、吸音材156が設けられている。吸音材156は、接着剤によって、吸気管150の内周壁に接着されている。吸音材156は、表面が被膜されているスポンジである。スポンジの表面に被膜を形成することで、スポンジの表面に被膜が形成されていない構成と比較して、吸音材156による騒音の低減効果を向上させることができる。吸気管150の最も後側の直径D1は、例えば180[mm]である。図8に示すように、吸音材156の厚みt1は、前後方向に亘って一定である。吸音材156の厚みt1は、例えば10~25[mm]であり、被膜の厚みは、例えば100[μm]以下である。吸音材156の前後方向の長さL1は、例えば100[mm]である。吸音材156の長さL1に対する吸気管150の直径D1の比率は、例えば1.8である。
図7に示すように、第1カバー160は、吸気孔162と、吸気孔162の外側に設けられている3個のねじ孔164と、吸気孔162の内側に設けられている連結棹固定部166と、を備える。3個のねじ孔164は、吸気管150の3個のボス154(図6参照)に対応する位置に設けられている。連結棹固定部166には、連結棹固定部166を前後方向に貫通する貫通孔166aが設けられている。図3に示すように、連結棹固定部166には、ねじ孔168が設けられている。ねじ孔168は、連結棹120のねじ孔120aに対応する位置に設けられている。
続いて、吸気管150及び第1カバー160を送風管100に取り付ける取付手順について説明する。まず、図3に示すように、送風管100の突出部114と、吸気管150のスライド溝152と、を位置合わせして、送風管100に対して吸気管150を前方に移動させる。これにより、スライド溝152内に突出部114が嵌入する。次いで、吸気管150の3個のボス154(図6参照)と、第1カバー160の3個のねじ孔164(図7参照)と、にねじを螺合させることで、吸気管150と第1カバー160を固定する。次いで、第1カバー160のねじ孔168(図3参照)と、連結棹120のねじ孔120a(図3参照)と、にねじを螺合させることで、第1カバー160と連結棹120とを固定する。これにより、送風管100に対して、吸気管150及び第1カバー160が固定される。取付手順と逆の手順を実行することによって、送風管100から、吸気管150及び第1カバー160を取り外すことができる。
以上のように、一実施形態に係るブロワ2は、図1~図9に示すように、前後方向に延びる操作棹30と、操作棹30の後部に設けられ、モータ72を収容する後部ハウジング70と、操作棹30の前部に着脱可能に取付けられるアタッチメント部12と、を備える。アタッチメント部12は、モータ72によって駆動されるファン142を収容する送風管100と、送風管100の後部に設けられている吸気管150と、送風管100の前部に設けられているノズル90と、を備える。吸気管150の内周面には、吸音材156が設けられている。上記の構成によれば、吸気管150の内周面に設けられている吸音材156によって、吸気管150を通過する空気から生じる騒音が吸収される。従って、ブロワ2のアタッチメント部12から発生する騒音を低減させることができる。
一実施形態に係る吸音材156は、図8に示すように、吸気管150の内周面において、操作棹30の軸方向に沿って延びており、吸音材156の軸方向の長さは、50~150mmの範囲にある。吸音材156の軸方向の長さを短くすると、吸音材156による騒音の低減効果が不十分となる。一方、吸音材156の軸方向の長さを長くすると、吸気管150の軸方向の長さも長くする必要がある。この場合、アタッチメント部12が重くなり、ユーザが操作し難くなる。吸音材156の軸方向の長さが50~150mmの範囲にある場合、吸音材156による騒音の低減効果を十分にすることができるとともに、アタッチメント部12が重くなることを抑制することができる。従って、ブロワ2を利用するユーザの利便性を向上させることができる。
一実施形態に係るブロワ2において、図6、図8に示すように、吸音材156の軸方向(本実施例では前後方向)の長さL1に対する吸気管150の直径D1の比率は、1.0~2.0の範囲にある。上記の構成によれば、吸音材156によって、吸気管150を通過する空気から生じる騒音を効果的に吸収することができる。従って、ブロワ2のアタッチメント部12から発生する騒音をさらに低減させることができる。
一実施形態に係る吸気管150は、図3に示すように、吸気管150は、送風管100に対して着脱可能に取付けられており、吸気管150の後部には、第1カバー160が取付けられている。送風管100の後部には、吸気管150に代えて、第2カバー170を取付可能に構成されている。上記の構成によれば、ブロワ2のアタッチメント部12から発生する騒音を低減させることを所望するユーザは、吸気管150を送風管100の後部に取り付けることができる。一方、比較的に軽いアタッチメント部12を所望するユーザは、吸気管150に代えて、第2カバー170を送風管100の後部に取り付けることができる。このように、吸気管150を送風管100の後部に取り付けるのか否かをユーザに選択させることができる。従って、ブロワ2を利用するユーザの利便性を向上させることができる。
一実施形態に係るブロワ2において、原動機は、電力によって駆動されるモータ72である。原動機がエンジンである場合、エンジンから発生する騒音が大きい。この場合、アタッチメント部12から騒音が発生しても、ブロワ2から発生する騒音に大きな影響を与えない。一方、原動機がモータ72である場合、モータ72から発生する騒音は小さい。この場合、アタッチメント部12から発生する騒音が大きいと、ブロワ2から発生する騒音に大きな影響を与える。上記の構成によれば、原動機がモータ72である場合に、ブロワ2から発生する騒音を低減させることができる。
一実施形態に係るブロワ2は、図1に示すように、後部ハウジング70に着脱可能に取付けられており、モータ72に電力を供給するバッテリパックB1、B2を備える。上記の構成によれば、ブロワ2は、外部から電力を取り入れるための電源コードを有さなくてもよい。このため、ユーザがブロワ2を利用しているときに、電源コードが邪魔になることがない。従って、ブロワ2を利用するユーザの作業性を向上させることができる。
一実施形態に係るブロワ2において、図8に示すように、吸音材156の厚みt1は、10~25mmの範囲にある。吸音材156の厚みを小さくすると、吸音材156による騒音の低減効果が不十分となる。一方、吸音材156の厚みを大きくすると、吸気管150内の送風路が狭くなり、吸気管150に吸込まれる空気量が少なくなる。吸音材156の厚みが10~25mの範囲にある場合、吸音材156による騒音の低減効果を十分にすることができるとともに、吸気管150に吸込まれる空気量を適切にすることができる。
(第1変形例)吸音材156の軸方向の長さは、50mm未満であってもよいし、150mmよりも長くてもよい。
(第2変形例)吸音材156の軸方向の長さL1に対する吸気管150の直径D1の比率は、1.0未満であってもよいし、2.0よりも大きくてよい。
(第3変形例)吸音材156の表面に被膜が形成されていなくてもよい。このような構成によると、吸音材156の表面に被膜が形成されている構成と比較して、吸気管150内の通風抵抗を低減させることができる。
(第4変形例)吸気管150は、送風管100と一体的に形成されていてもよい。
(第5変形例)「原動機」は、モータ72に限定されず、エンジンであってもよい。
(第6変形例)ブロワ2は、バッテリパックB1、B2を有していなくてもよい。本変形例では、ブロワ2は、電源コードを介して、外部電源に接続可能に構成されていればよい。
(第7変形例)吸音材156の厚みt1は、10mm未満であってもよいし、25mmを超えていてもよい。
2:ブロワ、10:本体部、12:アタッチメント部、20:ロックユニット、22:連結部、24:ロックレバー、26:ロック解除ボタン、30:操作棹、32:第1伝達シャフト、40:ループハンドル、50:グリップユニット、52:グリップ後部ハウジング、54:レバー、56:操作部、58:表示部、60:トリガ、70:後部ハウジング、72:モータ、74:制御基板、90:ノズル、100:送風管、102:アダプタ部、104:円筒管、106:前方円筒管、108:中間円筒管、110:後方円筒管、112:連結棹固定部、114:突出部、120:連結棹、120a:ねじ孔、122:第2伝達シャフト、124:第3伝達シャフト、130:前方静翼、134:ファンカバー、136:後方静翼、138:前方動翼、140:後方動翼、142:ファン、150:吸気管、152:スライド溝、154:ボス、156:吸音材、160:第1カバー、162:吸気孔、164:ねじ孔、166:連結棹固定部、166a:貫通孔、168:ねじ孔、170:第2カバー
Claims (7)
- 前後方向に延びる操作棹と、
前記操作棹の後部に設けられ、原動機を収容する後部ハウジングと、
前記操作棹の前部に着脱可能に取付けられるアタッチメント部と、を備え、
前記アタッチメント部は、
前記原動機によって駆動されるファンを収容する送風管と、
前記送風管の後部に設けられている吸気管と、
前記送風管の前部に設けられているノズルと、を備え、
前記吸気管の内周面には、吸音材が設けられている、ブロワ。 - 前記吸音材は、前記吸気管の前記内周面において、前記操作棹の軸方向に沿って延びており、
前記吸音材の前記軸方向の長さは、50~150mmの範囲にある、請求項1に記載のブロワ。 - 前記吸音材の前記軸方向の長さに対する前記吸気管の直径の比率は、1.0~2.0の範囲にある、請求項2に記載のブロワ。
- 前記吸気管は、前記送風管に対して着脱可能に取付けられており、
前記吸気管の後部には、第1カバーが取付けられており
前記送風管の後部には、前記吸気管に代えて、第2カバーを取り付け可能に構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のブロワ。 - 前記原動機は、電力によって駆動されるモータである、請求項1から4のいずれか一項に記載のブロワ。
- 前記ブロワは、さらに、前記後部ハウジングに着脱可能に取付けられており、前記モータに電力を供給するバッテリパックを備える、請求項5に記載のブロワ。
- 前記吸音材の厚みは、10~25mmの範囲にある、請求項1から6のいずれか一項に記載のブロワ。
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