JP2022084321A - 排ガス処理設備 - Google Patents

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純一 井田
Junichi Ida
望 育野
Nozomi Ikuno
優仁 栩内
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Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

【課題】排ガス処理設備における窒素使用量を少なくする。【解決手段】排ガス処理設備は、排水を燃焼処理する燃焼室1と、1次洗煙室11と、熱交換器18と、スクラバー20等を有する。スクラバー20からのガスの一部が除湿器24で除湿された後、熱交換器18で加温され、加温器27,29で加温された後、ライン9、燃焼室1に返送される。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造プロセス等からの排ガスを除害燃焼等により処理するための排ガス処理設備(除害装置)に関する。
半導体、液晶、LED、太陽電池等の製造プロセス(以下、半導体製造プロセスという。)からは、ペルフルオロ化合物などを含んだ排ガスが排出される。なお、この排ガス中にはCH、Cl、BCl、F、HF、SiH、NH、PH、TEOS(テトラエトキシシラン)、TRIS(トリエトキシシラン)、TiClなどが含まれることもある。このような排ガスを処理する排ガス処理設備(除害装置)として、ペルフルオロ化合物等を燃焼又は熱分解させた後、当該装置に組み込まれた水スクラバーで排ガスを洗浄し、ガス中のF等を吸収除去するものが広く用いられている(特許文献1~3)。
半導体製造装置でエッチングなどの際に出る排ガス中には反応物や未反応ガスが含まれており、製造装置で工程が終了すると排ガスは安全のため窒素ガスで有害ガスが爆発限界以下になるまで希釈されて装置内のポンプにより排気され、ドライポンプにより排ガス処理装置(除害装置)へ送られる。
排ガスがドライポンプを介して除害装置に送られる際、ドライポンプで排ガス中の反応物が堆積しないように、窒素ガスや加温された窒素ガスを加えてから、排ガスを除害装置へ送っている(特許文献1~3)。
除害装置でも、反応生成物の付着抑制のため、さらに窒素ガスまたは加温窒素ガスを供給することがある(特許文献3)。
特開2006-150260号公報 特開2011-189229号公報 特開2004-349442号公報
燃焼式除害装置では大量の窒素ガスまたは加温窒素ガスが使用される。また、使用された窒素ガスは特別に熱交換を行うことなく大気中に放出されているため、加温窒素ガスを使用する場合、大量の室温の窒素ガスを所定温度まで上げるためのエネルギーが必要であり、処理コストを高くしていた。
本発明は、排ガス処理設備における窒素使用量を少なくすることを課題とする。
本発明の排ガス処理設備は、被処理排ガスを燃焼処理する燃焼室と、該燃焼室からの燃焼ガスを浄化して浄化ガスとする浄化手段とを有する排ガス処理設備において、該浄化ガスの一部を前記被処理排ガス及び燃焼室の少なくとも一方に返送する返送手段を設けたことを特徴とする。
本発明の一態様では、前記燃焼ガスの保有熱によって、前記返送手段で返送されるガスを昇温させる熱交換器を備える。
本発明の一態様では、前記浄化手段は、前記燃焼室からの燃焼ガスが導入される1次洗煙室と、該1次洗煙室からのガスが導入されるスクラバーとを有しており、該1次洗煙室からのガスが前記熱交換器の熱源流体流路を通って該スクラバーに導入される。
本発明の一態様では、前記返送手段で返送されるガスを除湿する除湿器を備える。
本発明の一態様では、前記被処理排ガスは、半導体製造プロセスからの排ガスである。
本発明によると、排ガス処理設備における窒素使用量及び窒素加熱エネルギーを少なくすることができる。
実施の形態に係る排ガス処理設備の構成図である。
以下、図1を参照して実施の形態について説明する。塔状の燃焼室1の上部に設けられたバーナ2に対し、被処理排ガス(半導体製造プロセスからの排ガス。窒素ガスで希釈されていてもよい。)がドライポンプ8を有する排ガス供給ライン9を介して供給されると共に、ライン10を介してブロワーからの空気が供給され、燃焼室1内において被処理排ガスが燃焼処理される。
燃焼室1の内壁面に沿って水を流すようにノズル(図示略)が設けられており、該ノズルに対して給水ラインによって水が供給される。このノズルから流出した水が燃焼室1の内壁面を水膜状に流れ下り、内壁面が燃焼熱から防護される。なお、燃焼室1の内壁面を水が水膜状に流れることにより、燃焼ガス中の水可溶成分を吸収すると共に、微粒子を捕捉する。また、ガス温度を低下させる。
内壁面を流れ下った水は、燃焼室底部のピット1aに溜まる。
前記ノズルへの給水ラインは、配管3、ポンプ4、配管5、該配管5から分岐した配管6,7を有している。配管6は上記ノズルに接続され、配管7は燃焼室1の底部のピット1aに給水するように設けられている。
この実施の形態では、燃焼室1からの燃焼ガスの浄化手段として、1次洗煙室11と後述のスクラバー20とが設けられている。燃焼室1に隣接して該1次洗煙室11が設置されている。燃焼室1の下部と1次洗煙室11の下部同士はダクト12によって連通しており、燃焼室1からのガスが該ダクト12を介して1次洗煙室11内に導入され、1次洗煙室11内を上昇する。
なお、燃焼室1のピット1a内の水の一部は、該ダクト12を通って1次洗煙室11のピット11aにオーバーフローにより流出する。燃焼室1のピット1a内の水の一部は、ダクト12とは別の水移送配管によってピット11aに移送されてもよい。
1次洗煙室11の底部のピット11aの水がポンプ14及び配管15を介して散水ノズル13に供給され、1次洗煙室11内に散水される。1次洗煙室11内を上昇してきたガスが、散水と接触してガス中の水可溶成分や微粒子が水に吸収ないし捕捉される。
1次洗煙室11を通り抜けたガスは、ガス出口16からダクト17を通って熱交換器18の熱源流体流路18aを通過し、ダクト19を通ってスクラバー20に導入される。
スクラバー20内の上部のノズル21に対し、水が配管22から供給される。ガスは、該ノズル21から散水された水と接触して水可溶成分と微粒子が水に吸収ないし捕捉された後、スクラバー20から流出する。
燃焼室1、1次洗煙室11及びスクラバー20の底部の水は、配管31,32,33を介して取り出され、排水処理設備(図示略)に送水されて処理され、再利用される。
この排ガス処理設備では、スクラバー20からの排気ガスは、窒素ガスを大量に含んでいる。そこで、該スクラバー20からの排気ガスの一部がダクト23を介して除湿器24に供給され、除湿された後、コンプレッサ25により熱交換器18に送られ、その被加熱流体流路18bを通過することにより加熱された後、ダクト26へ流出する。
ダクト26に流出したガスの一部は、加温器27で加温された後、ダクト28を通って燃焼室1の上部に供給される。
ダクト26に流出したガスの残部は、加温器29で加温された後、ダクト30を通って排ガス供給ライン9(ドライポンプ8の上流側)に供給される。
なお、除湿器24としては、シリカゲル等の乾燥剤を充填させたモジュールにガスを通して水分を除去するもの、膜を介して水分とガスを分離除去するもの、冷却により露点を下げることで水分を分離除去するものなどを用いることができる。加温器27,29としては、電気ヒーターを用いてガスを加温するもの、蒸気や温水を用いて熱交換によってガスを加温するものが好適である。
上記のように、この排ガス処理設備は、スクラバー20より排出されるガス(窒素ガスを多く含む)を排ガス処理装置の排熱を利用する熱交換器18にて昇温させた後、再度燃焼室1や排ガス供給ライン9へ供給して再利用するシステムである。このように、スクラバーより排出される窒素ガスを多く含むガスを再利用することにより、排ガス処理設備における窒素ガス使用量の低減を図ることができる。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記以外の形態とされてもよい。例えば、上記実施の形態では、スクラバー20より排出されるガスを排ガス供給ライン9及び燃焼室1の双方に返送しているが、いずれか一方にのみ返送してもよい。
1 燃焼室
2 バーナ
11 1次洗煙室
18 熱交換器
20 スクラバー
24 除湿器
27,29 加温器

Claims (5)

  1. 被処理排ガスを燃焼処理する燃焼室と、該燃焼室からの燃焼ガスを浄化して浄化ガスとする浄化手段とを有する排ガス処理設備において、
    該浄化ガスの一部を前記被処理排ガス及び燃焼室の少なくとも一方に返送する返送手段を設けたことを特徴とする排ガス処理設備。
  2. 前記燃焼ガスの保有熱によって、前記返送手段で返送されるガスを昇温させる熱交換器を備えた請求項1の排ガス処理設備。
  3. 前記浄化手段は、前記燃焼室からの燃焼ガスが導入される1次洗煙室と、該1次洗煙室からのガスが導入されるスクラバーとを有しており、
    該1次洗煙室からのガスが前記熱交換器の熱源流体流路を通って該スクラバーに導入される請求項2の排ガス処理設備。
  4. 前記返送手段で返送されるガスを除湿する除湿器を備えた請求項1~3のいずれかの排ガス処理設備。
  5. 前記被処理排ガスは、半導体製造プロセスからの排ガスである請求項1~4のいずれかの排ガス処理設備。
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