JP2022082122A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像の多色印刷を行う際に、ユーザが容易に見つけられる位置ずれ状態確認用の注目点を、用紙上に印刷しなくても確認できるようにし、断裁による用紙の有効印面の低下と断裁処理の追加とが生じるのを避ける。【解決手段】画像Iを複数の版に分版する画像処理装置19において、分版後の各版の相対的な位置が一致又は所定距離以内のずれ量tとなる基準シンボルSを、画像I中から抽出する抽出部19Aと、基準シンボルSを各版の位置合わせの基準としてユーザに通知する通知部18,19と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置に関する。
多色印刷可能な画像形成装置では、原稿画像を表す画像データを多色印刷に使用するインクの色別に分版処理し、各色の画像データを生成する画像処理が行われる。この画像処理で生成した各色の画像データにより、用紙に各色の画像を重ねて印刷すると、用紙上に多色印刷による原稿画像を得ることができる。
用紙上に各色の画像を重ねて印刷する際には、各色の画像の間に位置ずれが生じないようにすることが重要である。そのため、多色印刷を行う画像形成装置においては、各色の画像の位置ずれの状態をユーザが確認しながら、必要に応じて用紙上における画像の印刷位置を色毎に補正する必要がある。
各色画像の位置ずれ状態の確認には、特許文献1に記載された技術を応用することができる。特許文献1に記載された技術では、用紙に印刷する画像のデータに、位置合わせ用のトンボマークの画像のデータが合成され、この合成画像データにより、印刷後に断裁される用紙の余白部分に位置合わせ用のトンボマークが印刷される。多色印刷における各色の画像データにおいて、トンボマークの位置をそれぞれ同じにすれば、用紙に印刷された各色のトンボマークの位置によって、各色画像の位置ずれ状態を確認することができる。
特許文献1では、印刷後に断裁される用紙の余白部分にトンボマークを印刷することで、断裁後の用紙にトンボマークが残らないようにしている。このため、印刷後の断裁が不要な定型の用紙を用いて多色印刷をする場合には、最終印刷物にトンボマークが残ってユーザの目に触れてしまう。トンボマークが残るような印刷物は最終印刷物としてふさわしくない。
仮に、位置ずれ状態の確認を終えたら、定型の用紙におけるトンボマークの印刷部分を余白部分として印刷後に断裁することにすれば、最終印刷物にトンボマークが残るのを避けることができる。その代わり、断裁する分、用紙が小さくなって、画像の印刷に使える領域が狭くなってしまう。また、定型の用紙では本来不要な断裁の手間と設備が増えてしまう。
以上の点から、定型の用紙に対する多色印刷における各色の画像の位置ずれ確認に、特許文献1の技術を適用するのは困難である。そのため、トンボマーク等の位置合わせ用のシンボルを用紙に印刷せずに、各色の画像の位置ずれをユーザが確認できるようにするのが好ましい。しかし、位置合わせ用のシンボルを印刷せずに各色の画像の位置ずれをトンボマークに代わる位置ずれ確認用の注目点をユーザが各色の画像中から見つけるのは困難である。
本発明は、前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、画像の多色印刷を行う際に、ユーザが容易に見つけられる位置ずれ状態確認用の注目点を、用紙上に印刷しなくても確認できるようにし、断裁による用紙の有効印面の低下と断裁処理の追加とが生じるのを避けることにある。
上記目的を達成するために、本発明の一つの態様では、
画像を複数の版に分版する画像処理装置において、
分版後の各版の相対的な位置が一致又は所定距離以内のずれ量となる基準シンボルを、前記画像中から抽出する抽出部と、
前記基準シンボルを前記各版の位置合わせの基準としてユーザに通知する通知部と、
を備えるものとした。
画像を複数の版に分版する画像処理装置において、
分版後の各版の相対的な位置が一致又は所定距離以内のずれ量となる基準シンボルを、前記画像中から抽出する抽出部と、
前記基準シンボルを前記各版の位置合わせの基準としてユーザに通知する通知部と、
を備えるものとした。
本発明によれば、画像の多色印刷を行う際に、ユーザが容易に見つけられる位置ずれ状態確認用の注目点を、用紙上に印刷しなくても確認できるようにし、断裁による用紙の有効印面の低下と断裁処理の追加とが生じるのを避けることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
以下の実施形態では、孔版印刷装置において分版による多色印刷を行う際に、本発明を適用する場合について説明する。図1に示すように、本実施形態の孔版印刷装置10は、画像入力部11、製版部12、印刷部13、給紙部14、排紙部15、第1排版部16、第2排版部17、操作パネル部18及び制御部19(画像処理装置)を有している。
画像入力部11は、不図示のクライアント端末がネットワーク等を介して接続される外部インタフェースである。画像入力部11には、クライアント端末のプリンタドライバプログラムの実行によって生成された印刷ジョブが入力される。
製版部12は、孔版原紙に製版する。製版は、例えば、サーマルヘッド(図示せず)により孔版原紙に、印刷する画像に対応するパターンを穿孔することで、行うことができる。
印刷部13は、製版部12により製版された孔版原紙を用いて用紙に画像を印刷する。印刷部13は、第1印刷ドラム13A及び第2印刷ドラム13Bを備える。各印刷ドラム13A,13Bは、互いに異なる色のインクに対応している。印刷部13は、第1印刷ドラム13Aと第2印刷ドラム13Bとで2色印刷を行うことができる。
各印刷ドラム13A,13Bは、個別のメインモータMによって中心軸線周りにそれぞれ回転駆動される。各印刷ドラム13A,13Bの外周面は、インク透過性に優れ且つ剛性の高い材料で構成されている。各印刷ドラム13A,13Bの外周面には、各印刷ドラム13A,13Bを中心軸線周りに回転させながら、製版部12で製版された孔版原紙が巻装される。各印刷ドラム13A,13Bに巻装された孔版原紙の先端部は、各印刷ドラム13A,13Bのクランプ手段(図示せず)によって保持される。
各印刷ドラム13A,13Bは、印刷部13に対してそれぞれ着脱可能に構成されている。印刷部13に対する着脱で各印刷ドラム13A,13Bをそれぞれ交換することで、印刷部13において行う2色印刷のインク色を変更することができる。2色印刷のインク色は、例えば、赤及び黒の2色とすることができる。
各印刷ドラム13A,13Bには、それぞれのインク色の画像に対応して製版部12で製版された孔版原紙が着版される。各印刷ドラム13A,13Bは、内部からインクを供給し、孔版原紙の穿孔部分を通って裏側から表側に滲み出たインクを用紙に転写することで、用紙に画像を印刷することができる。
印刷部13は、給紙部14から搬送された用紙が印刷部13を通過する間に、第1印刷ドラム13Aにより2色印刷における第1色の画像を用紙に印刷し、続いて、第2印刷ドラム13Bにより2色印刷における第2色の画像を用紙に印刷する。
各印刷ドラム13A,13Bによって用紙に印刷される画像の位置は、個別の位置調整機構13Cによってそれぞれ調整することができる。各位置調整機構13Cは、第1機構及び第2機構(いずれも図示せず)を有している。
第1機構は、各印刷ドラム13A,13Bによる印刷画像の用紙搬送方向における相対位置を調整する。第1機構は、例えば、特開2006-116899号に記載された技術を適用して構成することができる。
第1機構による印刷画像の用紙搬送方向における相対位置調整は、例えば、第1印刷ドラム13Aに対する第2印刷ドラム13Bの回転方向における相対位置を変え、各印刷ドラム13A,13Bに用紙が供給される位相角度を変えることで、行うことができる。各印刷ドラム13A,13Bの位相角度は、例えば、各印刷ドラム13A,13BのメインモータMにそれぞれ設けたエンコーダ40の出力を利用して検出することができる。
第2機構は、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向における画像の印刷位置を、デフォルトのホームポジションに対して調整する。第2機構は、例えば、特開2000-318285号に記載された技術を適用して構成することができる。
第2機構による用紙幅方向における画像の印刷位置の調整は、例えば、各印刷ドラム13A,13Bの中心軸線方向の位置調整によって行うことができる。各印刷ドラム13A,13Bの中心軸線方向の位置は、例えば、各印刷ドラム13A,13Bの中心軸線を印刷部13に対してそれぞれ軸方向に移動させることで、それぞれ調整することができる。中心軸線の移動は、例えば、送りねじ機構と調整用モータとを用いて行うことができる。各印刷ドラム13A,13Bの中心軸線方向の位置は、例えば、調整用モータに設けたエンコーダ(図示せず)の出力を利用して検出することができる。
各印刷ドラム13A,13Bによって用紙に印刷される各色画像の位置を、各位置調整機構13Cの第1機構及び第2機構により、ホームポジションから用紙搬送方向及び用紙幅方向にそれぞれ調整することで、設定されている。
給紙部14は、例えば、給紙台(図示せず)から用紙を一枚ずつ取り出し、取り出した用紙を第1印刷ドラム13Aの回転に同期させて第1印刷ドラム13Aに送り込むことができる。第1印刷ドラム13Aにより第1色の画像を印刷した用紙は、不図示の中間搬送部により、第2印刷ドラム13Bの回転に同期させて第2印刷ドラム13Bに一枚ずつ送り込まれる。
排紙部15は、例えば、第2印刷ドラム13Bから印刷後の用紙を引き剥がし、排紙台(図示せず)に一枚ずつ排紙することができる。
第1排版部16及び第2排版部17は、第1印刷ドラム13A及び第2印刷ドラム13Bに対応してそれぞれ設けられている。各排版部16,17は、使用済みの孔版原紙を排版爪(図示略)によって対応する各印刷ドラム13A,13Bの外周面からそれぞれ引き剥がすことができる。また、各排版部16,17は、引き剥がした使用済みの孔版原紙を搬送して排版箱内に収納することができる。
操作パネル部18は、例えば、孔版印刷装置10の上部に配置することができる。操作パネル部18には、印刷動作のスタートキー及びストップキー、印刷枚数を入力するためテンキー、LED等を用いた印刷枚数表示部、各種の表示を行うためのディスプレイ等(いずれも図示せず)を配置することができる。ディスプレイの表示面には、表示したボタン等の操作による機能設定等を可能とするために、タッチパネルを配置することができる。
制御部19は、孔版印刷装置10の動作を制御する。制御部19は、例えば、CPU、RAM、ROM等を備える演算部19Aと、SSD(Solid State Drive )又はHDD(Hard Disk Drive )等を備える補助記憶装置19Bとを有する構成とすることができる。
演算部19Aは、CPUがROMに格納されたプログラムを実行することで、画像入力部11に入力された印刷ジョブの印刷データを、各印刷ドラム13A,13Bにそれぞれ対応する2色に分版処理することができる。演算部19Aが行う分版処理は、例えば、特開2005-269332号又は特開2005-323240号に記載された技術を適用して行うことができる。
また、演算部19Aは、CPUがROMに格納されたプログラムを実行することで、制御部19の内部に機構制御部19Cを仮想的に構築することができる。機構制御部19Cは、各印刷ドラム13A,13Bに対応する位置調整機構13Cの動作を制御する。また、機構制御部19Cは、製版部12、給紙部14、排紙部15、第1印刷ドラム13A及び第2印刷ドラム13Bの各メインモータM等の駆動系等を制御する。
ところで、孔版印刷装置10では、各印刷ドラム13A,13Bにより用紙上に異なる色の画像を重ねて印刷することで、2色印刷が行われる。2色印刷の際には、用紙に印刷された画像の位置が2色間でずれる場合がある。各印刷ドラム13A,13Bによる各色の印刷画像の位置が用紙上でずれると、品質のよい印刷画像を得ることができない。
画像の位置がずれる要因としては、例えば、各印刷ドラム13A,13Bに対する孔版原紙の巻装位置ずれ、印刷部13に対する各印刷ドラム13A,13Bの装着位置ずれ、各印刷ドラム13A,13Bの加工精度の個体差等が考えられる。これらの要因で発生した各色の印刷画像の位置ずれは、印刷部13の各位置調整機構13Cを用いて、各印刷ドラム13A,13Bによる印刷画像の用紙搬送方向及び用紙幅方向における相対位置を調整することで、解消することができる。
上述した要因からして、用紙上に生じる各色の印刷画像の位置ずれ内容は、各印刷ドラム13A,13Bに孔版原紙を巻装して用紙に対する画像の印刷準備が整った時点の後に大きく変化することはない。このため、印刷準備が整った時点で試し印刷を行えば、各印刷ドラム13A,13Bによる印刷画像間に生じている位置ずれ状態を、用紙上で確認できるはずである。
但し、用紙に試し印刷した画像中のどこに注目すれば、各色の印刷画像の位置ずれ状態を確認できるかを、試し印刷した用紙を一目するだけでユーザが認識することは、実際には困難である。
そこで、本実施形態の孔版印刷装置10では、制御部19の演算部19Aが、画像入力部11に入力された印刷ジョブの印刷データを各印刷ドラム13A,13Bのインク色に分版処理する際に、印刷データの画像中から基準シンボルを抽出する。
基準シンボルは、分版後の各版を用いて用紙上に印刷される各色の印刷画像の位置合わせに利用できる画像である。演算部19Aが抽出した基準シンボルは、例えば、印刷データの画像を用紙に印刷する際に操作パネル部18のディスプレイに表示させることができる。ユーザは、ディスプレイに表示された基準シンボルの画像を目安として、各印刷ドラム13A,13Bによる印刷画像の用紙搬送方向及び用紙幅方向における相対位置を調整することができる。
制御部19の補助記憶装置19Bは、演算部19Aが基準シンボルを抽出する際に参照するテーブルを記憶する。このテーブルには、基準シンボルに適合する画像であるために求められる複数の条件が、優先順位を付けて規定されている。補助記憶装置19Bは、複数種類のテーブルを記憶している。演算部19Aは、各印刷ドラム13A,13Bのインク色の組み合わせパターンに応じた種類のテーブルを選択して参照する。各種類のテーブルの規定内容は後述する。
演算部19AのCPUは、画像入力部11に入力された印刷ジョブの印刷データを分版して得た各版の印刷データに基づいて、補助記憶装置19Bのテーブルを参照し、用紙に印刷する画像中から基準シンボルを抽出する。
以下、演算部19AのCPUがROMに格納されたプログラムを実行することで行う基準シンボルの抽出処理の手順の一例を、図2のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明では、図3のチラシ画像Iの印刷データを含む印刷ジョブが、図1の画像入力部11に入力されたものとする。
チラシ画像Iにおいて、各版の画像中の線(線分)が同じ場所で重なる(ずれ量=0)場合は、この部分を基準シンボルとすることができる。また、図4に示すように、各版の画像中の直線L1,L3が、重なっていないものの近接して配置されており、直線L1と直線L3との間隔t(ずれ量)が所定距離t0(図示せず)以内である場合は、直線L1,L3が重なる場所と同等と考えて、この部分を基準シンボルSとすることができる。直線L1,L3が枠である場合、基準シンボルSは、どちらの直線L1,L3が外側の枠となる部分でもよく、枠の辺によって外側の枠となる直線L1,L3が入れ替わる部分でもよい。
そこで、図2に示すように、CPUは、チラシ画像Iから基準シンボルSの候補を抽出するために、チラシ画像Iの印刷データを分版した各版の画像中に存在する直線L1,L3をそれぞれ検出する(ステップS1)。CPUは、例えば、図5Aに示す3画素幅の直線Lのサンプル画像F(5×5画素)に応じたフィルタにより、各版の画像の印刷データを走査することで、図5Bに示すような、3画素幅以上の太さの直線L1,L3を、各版の画像中から検出することができる。
なお、直線L1,L3に加えて、あるいは、直線L1,L3の代わりに、曲線のサンプル画像を用いたフィルタにより各版の画像の印刷データを走査して、各版の画像中から曲線を検出してもよい。
また、各版の画像中のベタ画像I1,I3が、図6Aに示すように、縁同士が接するように隣り合って配置される場合は、この部分を基準シンボルSとすることができる。
例えば、図6Bに示すチラシ画像Iを2色に分版すると、枠Xで囲んだ領域を拡大した図中右上の図のように、「大特価!」の文字Wの縁取り部Cの外に配置される吹き出しSBの色が、例えば、文字W及び縁取り部Cとは異なる分版前の色から、右下の図のように、縁取り部Cと同じ色に変わる場合がある。この場合は、ベタ画像I1,I3に該当する縁取り部C及び吹き出しSBの縁同士が接するように隣り合って配置されるので、この部分を基準シンボルSとすることができる。
また、ベタ画像I1,I3が隣り合っていないものの近接して配置されており、ベタ画像I1とベタ画像I3との間隔tが所定距離t0以内である場合は、ベタ画像I1,I3が重なる場所と同等と考えて、この部分を基準シンボルSとすることができる。
そこで、図2に示すように、CPUは、チラシ画像Iを分版した各版の画像中に存在する均一濃度のベタ画像I1,I3をそれぞれ検出する(ステップS3)。ベタ画像I1,I3の検出は、例えば、特開2003-219170号に記載された技術を適用して行うことができる。
なお、図6Cに示すように、各版の画像中のベタ画像I1,I3がチラシ画像上において一部重なると、重なり部分I5が各版の色の混合色となり、各版のベタ画像I1,I3の輪郭が目視で判別しにくくなる。また、図6Dに示すように、チラシ画像I上において、各版の画像中のベタ画像I1,I3間に所定距離t0を上回る隙間Tがあると、直線L1,L3の場合と違って、隙間Tの長さで各ベタ画像I1,I3の本来の位置を推測しなければならず、推測が難しい。よって、これらの部分は、基準シンボルSの対象から除外する。
基準シンボルSに適合する直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の条件は、例えば、制御部19の補助記憶装置19Bに記憶されたテーブルにおいて規定することができる。このテーブルには、例えば、基準シンボルSとする直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の内容を、基準シンボルSとする優先順位と共に規定することができる。
図7Aに示すテーブルでは、長さがamm以上の直線L1,L3が重なり、あるいは、所定距離t0以内に近接して配置された部分を、一番高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。また、ベタ画像I1,I3の縁同士がamm以上の長さに亘って接し、あるいは、所定距離t0以内に近接して配置された部分を、2番目に高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。
同じく、図7Aに示すテーブルでは、長さがbmm以上amm未満の直線L1,L3が重なり、あるいは、所定距離t0以内に近接して配置された部分を、3番目に高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。また、ベタ画像I1,I3の縁同士がbmm以上amm未満の長さに亘って接し、あるいは、所定距離t0以内に近接して配置された部分を、4番目に高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。
なお、図7Aでは基準シンボルSとする部分を4番目まで規定した例を示しているが、テーブルにおいて規定する優先順位は、4番目よりも多くても少なくてもよい。
ところで、基準シンボルSとする直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の視認性は、各版の印刷に使用するインクの色によって変わる。例えば、操作パネル部18のディスプレイに表示された基準シンボルの画像上で、明度が高い色の直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3は、明度が低い色の直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3よりも視認性が低い。
そこで、基準シンボルSに適合する直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の条件を規定するテーブルは、各版の印刷に用いるインクの色の視認性に応じて使い分けてもよい。本実施形態では、各印刷ドラム13A,13Bでの各版の画像の印刷に特定色のインクを用いるか否かによって、基準シンボルSに適合する直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の条件を変える。
即ち、図2に示すように、CPUは、各印刷ドラム13A,13Bの画像の印刷に用いるインクとして、視認性の低い特定色のインクが孔版印刷装置10に装着されているか否かを確認する(ステップS5)。特定色は、例えば、イエロー(Y)を含む色とすることができる。
各印刷ドラム13A,13Bの印刷に用いるインクの色は、例えば、孔版印刷装置10に装着したインクタンクから取得した情報を用いて特定してもよく、印刷部13に装着した各印刷ドラム13A,13Bから取得した情報を用いて特定してもよい。あるいは、各印刷ドラム13A,13Bの印刷に用いるインクの色が、操作パネル部18から入力されて例えば補助記憶装置19Bに記憶されている場合は、その記憶内容からインクの色を特定してもよい。
そして、視認性の低い特定色のインクが装着されている場合は(ステップS5でYES)、CPUは、基準シンボルSの抽出に用いるテーブルを、各印刷ドラム13A,13Bのインクの組み合わせパターンに対応するテーブルに変更する(ステップS7)。また、特定色のインクが装着されていない場合は(ステップS5でNO)、CPUは、特定色以外のインクを印刷に用いる場合に対応するデフォルトのテーブルを、基準シンボルSの抽出に用いる(ステップS9)。
ステップS9において基準シンボルSの抽出に用いることにするデフォルトのテーブルの内容は、例えば、図7B又は図7Cのような内容とすることができる。
図7Bのテーブルは、例えば、直線L1,L3が重なり、あるいは、ベタ画像I1,I3の縁同士が接している場合に、基準シンボルSの抽出に用いることができる。図7Bのテーブルには、直線L1,L3が重なり、あるいは、ベタ画像I1,I3の縁同士が接している部分の長さについて、図7Aのテーブルの1番目から4番目までの優先順位と同じ内容が、基準シンボルSに適合する条件として規定されている。
図7Cのテーブルは、例えば、直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁同士が所定距離t0以内で近接している場合に、基準シンボルSの抽出に用いることができる。図7Cのテーブルには、直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁同士の間隔t(ずれ量)に応じて、基準シンボルSに適合する条件の優先順位が規定されている。
図7Cのテーブルでは、第1印刷ドラム13Aの版(1版)の直線L1と第2印刷ドラム13Bの版(2版)の直線L3とのずれ量がcmm(c<t0)以内で、直線L1,L3の長さがamm以上である部分を、一番高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。また、1版のベタ画像I1と2版のベタ画像I3との縁同士のずれ量がcmm以内で、ベタ画像I1,I3の縁同士がamm以上の長さに亘って近接して配置された部分を、2番目に高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。
同じく、図7Cのテーブルでは、1版の直線L1と2版の直線L3とのずれ量がdmm(c<d<t0)以内で、直線L1,L3の長さがamm以上である部分を、3番目に高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。また、1版のベタ画像I1と2版のベタ画像I3との縁同士のずれ量がdmm(c<d<t0)以内で、ベタ画像I1,I3の縁同士がamm以上の長さに亘って近接して配置された部分を、4番目に高い優先度で基準シンボルSとすることが規定されている。
また、ステップS7において基準シンボルSの抽出に用いることにするテーブルの内容は、例えば、図7D又は図7Eのような内容とすることができる。
図7Dのテーブルは、例えば、直線L1,L3が重なり、あるいは、ベタ画像I1,I3の縁同士が接している場合に、基準シンボルSの抽出に用いることができる。図7Dのテーブルには、図7Bのテーブルにおける優先順位の1番目と2番目とを入れ替え、また、3番目と4番目とを入れ替えた内容が、基準シンボルSに適合する条件として規定されている。
図7Eのテーブルは、例えば、直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁同士が所定距離t0以内で近接している場合に、基準シンボルSの抽出に用いることができる。図7Eのテーブルには、図7Cのテーブルにおける優先順位の1番目と2番目とを入れ替え、また、3番目と4番目とを入れ替えた内容が、基準シンボルSに適合する条件として規定されている。
テーブルを決定したら、図2に示すように、CPUは、ステップS1で検出した各版の画像中の直線L1,L3が重なるもの、及び、ステップS3で検出した各版のベタ画像I1,I3の縁同士が接するものを抽出する(ステップS11)。そして、CPUは、抽出した直線L1,L3及びベタ画像I1,I3から基準シンボルSを抽出する優先順位を、ステップS7又はステップS9で用いることにした、図7B又は図7Dのテーブルに規定された優先順位に決定する(ステップS13)。
さらに、CPUは、図7B又は図7Dのテーブルに規定された、基準シンボルSの条件に適合する直線L1,L3及びベタ画像I1,I3が、分版されたチラシ画像Iに1つ以上存在するか否かを確認する(ステップS15)。基準シンボルSの条件に適合する直線L1,L3及びベタ画像I1,I3が1つ以上存在する場合は(ステップS15でYES)、後述するステップS25に処理を移行する。
また、基準シンボルSの条件に適合する直線L1,L3及びベタ画像I1,I3が1つも存在しない場合は(ステップS15でNO)、ステップS17に処理を移行する。ステップS17では、CPUは、ステップS1で検出した各版の画像中の直線L1,L3、あるいは、ステップS3で検出した各版のベタ画像I1,I3の縁同士が、所定距離t0以内で近接するものを抽出する。
そして、CPUは、抽出した直線L1,L3及びベタ画像I1,I3から基準シンボルSを抽出する優先順位を、ステップS7又はステップS9で用いることにした、図7C又は図7Eのテーブルに規定された優先順位に決定する(ステップS19)。
さらに、CPUは、図7C又は図7Eのテーブルに規定された、基準シンボルSの条件に適合する直線L1,L3及びベタ画像I1,I3が、分版されたチラシ画像Iに1つ以上存在するか否かを確認する(ステップS21)。
基準シンボルSの条件に適合する直線L1,L3及びベタ画像I1,I3が1つも存在しない場合は(ステップS21でNO)、CPUは、各色の印刷画像の位置合わせに適した基準シンボルSがないものと判断する(ステップS23)。そして、後述するステップS27に処理を移行する。基準シンボルSの条件に適合する直線L1,L3及びベタ画像I1,I3が1つ以上存在する場合は(ステップS21でYES)、ステップS25に処理を移行する。
ステップS25では、CPUは、ステップS15又はステップS21で1つ以上存在すると判断した、基準シンボルSの条件に適合する直線L1,L3及びベタ画像I1,I3のうち、優先順位が最も高いものを、基準シンボルSとして定める。そして、ステップS27に処理を移行する。
ステップS27では、CPUは、ステップS25で定めた基準シンボルS、あるいは、ステップS23で判断した、各色の印刷画像の位置合わせに適した基準シンボルSがないとの結果を、ユーザに通知する。ユーザへの通知は、例えば、ステップS21で定めた基準シンボルS、あるいは、ステップS23の判断結果を示すメッセージを、操作パネル部18のディスプレイに表示することで行うことができる。
以上の説明からも明らかなように、本実施形態の孔版印刷装置10では、演算部19AのCPUが行う図2のステップS11及びステップSステップS17の処理が、抽出部に対応する処理となっている。また、本実施形態の孔版印刷装置10では、操作パネル部18と制御部19とによって、通知部を構成することができる。
本実施形態の孔版印刷装置10では、演算部19Aが図8Aに示す3つの直線L1,L3の組を抽出した場合、直線L1,L3が重なっている組と、直線L1,L3間が所定距離t0以内である組とが、基準シンボルSとして抽出される。残る、直線L1,L3間に所定距離を上回る隙間Tがある組は、基準シンボルSとして抽出されない。
また、演算部19Aが、図8Bに示すように、重なっている直線L1,L3を複数組抽出した場合は、一番長い直線L1,L3の組が基準シンボルSとして抽出される。
なお、例えば、チラシ画像Iの外縁部分には、直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の検出方法に依存する制約等により、直線L1,L3及びベタ画像I1,I3を検出できない領域が生じる場合がある。図8Bに示す例では、図中破線で示す検出領域Aの外側に存在する水平の重なる直線L1,L3は、重なる部分の長さが一番長い組であっても検出されない。そして、検出領域Aの内側に存在する、直線L1,L3の重なる部分の長さ、あるいは、ベタ画像I1,I3の縁同士が接する部分の長さが長いものが、優先して基準シンボルSとされる。
また、各色の印刷画像の位置合わせは、用紙搬送方向及び用紙幅方向のそれぞれについて調整する必要がある。ここで、抽出された基準シンボルSの直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の互いに接する縁が、用紙搬送方向及び用紙幅方向に対して斜め方向に延在する場合は、直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁の延在方向が、用紙搬送方向及び用紙幅方向の両成分を含んでいることになる。よって、1つの直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁の位置を調整することで、各色の印刷画像を用紙搬送方向及び用紙幅方向に位置合わせすることができる。
一方、抽出された基準シンボルSの直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の互いに接する縁が、用紙搬送方向又は用紙幅方向に沿って延在する場合は、直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁の延在方向が、用紙搬送方向又は用紙幅方向の成分だけを含んでいることになる。よって、1つの直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の互いに接する縁の位置を調整するだけでは、用紙搬送方向及び用紙幅方向のどちらか一方の方向だけしか位置合わせできない。
このため、演算部19Aが検出した直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の互いに接する縁が、全て、用紙搬送方向又は用紙幅方向のどちらかに沿って延在する場合は、演算部19Aは、2組の直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3を含む基準シンボルSを抽出する。なお、一方の組の直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁は、用紙搬送方向に沿って延在するものとし、他方の組の直線L1,L3あるいはベタ画像I1,I3の縁は、用紙幅方向に沿って延在するものとする。これにより、各色の印刷画像を用紙搬送方向及び用紙幅方向に位置合わせすることができる。
以上に説明した本実施形態の孔版印刷装置10によれば、画像の多色印刷を行う際に、ユーザが容易に見つけられる位置ずれ状態確認用の基準シンボルS(注目点)を、用紙上に印刷しなくても操作パネル部18のディスプレイ上で確認できるようにした。このため、トンボ等の位置合わせ用のシンボルを用紙の断裁部分に印刷し、位置合わせ終了後に用紙のシンボル印刷部分を断裁する必要がない。よって、用紙の有効印面が断裁によって低下するのを避け、また、断裁処理の追加により印刷作業の手間が増えるのを避けることができる。
なお、本実施形態では、第1印刷ドラム13A及び第2印刷ドラム13Bに孔版原紙を巻装する孔版印刷装置10で分版による多色印刷を行う場合について説明した。しかし、本発明は、分版による多色印刷を行う他の印刷形式による画像形成装置においても、適用することができる。
また、本実施形態では、基準シンボルSの画像を操作パネル部18のディスプレイ上でユーザが確認できるようにした。しかし、基準シンボルSの画像を有線又は無線で印刷装置の外部に送信し、印刷装置とは別体の端末において基準シンボルSを表示させてユーザに確認させる構成としてもよい。
このように、本発明は上記の実施形態のままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
[付記]
以上に説明した実施形態によって、以下に示す態様の発明が開示される。
以上に説明した実施形態によって、以下に示す態様の発明が開示される。
即ち、一つの態様の発明として、
画像を複数の版に分版する画像処理装置において、
分版後の各版の相対的な位置が一致又は所定距離以内のずれ量となる基準シンボルを、前記画像中から抽出する抽出部と、
前記基準シンボルを前記各版の位置合わせの基準としてユーザに通知する通知部と、
を備える画像処理装置が開示される。
画像を複数の版に分版する画像処理装置において、
分版後の各版の相対的な位置が一致又は所定距離以内のずれ量となる基準シンボルを、前記画像中から抽出する抽出部と、
前記基準シンボルを前記各版の位置合わせの基準としてユーザに通知する通知部と、
を備える画像処理装置が開示される。
そして、上記態様による発明によれば、画像の多色印刷を行う際に、ユーザが容易に見つけられる位置ずれ状態確認用の注目点を、用紙上に印刷しなくても確認できるようにし、断裁による用紙の有効印面の低下と断裁処理の追加とが生じるのを避けることができる。
10 孔版印刷装置
11 画像入力部
12 製版部
13 印刷部
13A 第1印刷ドラム
13B 第2印刷ドラム
13C 位置調整機構
14 給紙部
15 排紙部
16 第1排版部
17 第2排版部
18 操作パネル部(通知部)
19 制御部(画像処理装置、通知部)
19A 演算部(抽出部)
19B 補助記憶装置
19C 機構制御部
40 エンコーダ
A 検出領域
C 縁取り部
F サンプル画像
I チラシ画像
I1,I3 ベタ画像
I5 重なり部分
L,L1,L3 直線
M メインモータ
S 基準シンボル
SB 吹き出し
T 隙間
t 間隔
W 文字
X 枠
11 画像入力部
12 製版部
13 印刷部
13A 第1印刷ドラム
13B 第2印刷ドラム
13C 位置調整機構
14 給紙部
15 排紙部
16 第1排版部
17 第2排版部
18 操作パネル部(通知部)
19 制御部(画像処理装置、通知部)
19A 演算部(抽出部)
19B 補助記憶装置
19C 機構制御部
40 エンコーダ
A 検出領域
C 縁取り部
F サンプル画像
I チラシ画像
I1,I3 ベタ画像
I5 重なり部分
L,L1,L3 直線
M メインモータ
S 基準シンボル
SB 吹き出し
T 隙間
t 間隔
W 文字
X 枠
Claims (1)
- 画像を複数の版に分版する画像処理装置において、
分版後の各版の相対的な位置が一致又は所定距離以内のずれ量となる基準シンボルを、画像中から抽出する抽出部と、基準シンボルを各版の位置合わせの基準としてユーザに通知する通知部と、
を備える画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020193488A JP2022082122A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020193488A JP2022082122A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022082122A true JP2022082122A (ja) | 2022-06-01 |
Family
ID=81801350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020193488A Pending JP2022082122A (ja) | 2020-11-20 | 2020-11-20 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022082122A (ja) |
-
2020
- 2020-11-20 JP JP2020193488A patent/JP2022082122A/ja active Pending
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