JP3776917B2 - 印刷管理方法及び印刷管理システム - Google Patents

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本発明は、全国紙等の広域対象に新聞を発行する場合に各地に設けられた新聞印刷工場における新聞の印刷に用いて好適の、印刷管理方法及び印刷管理システムに関する。
例えば全国紙等の広域対象に新聞を発行する新聞社の場合、可能な限り最新の情報を購読者に届けられるように、紙面の編集については本社で一括して行ない、新聞印刷については各地に設置した新聞印刷工場においてそれぞれ行なうようなシステムが一般に採用されるようになっている。この場合、新聞印刷工場では、本社との間での通信によって編集された印刷データを受け取り、この印刷データに基づいて、製版を行なって印刷を実施している。
例えば、図9はこのような現在運用されている新聞印刷システムの例を示す構成図である。図9に示すように、本社側では、編集システム(新聞のみならず他のメディアも含んだ複合メディアに対する編集システムが実用化されている)によって、新聞の編集作業を行なう。
編集作業の結果は、多値画像データとして与えられるが、本社側から各新聞印刷工場側に送信される印刷データは、一般に、この多値画像データを予め2値画像データにRIP処理(Raster-Image-Processing)したものが送られる。例えば、カラー紙面の場合、CMYB(シアン,マゼンタ,黄色,黒)の各色毎に2値画像データ(ドットデータ或いはビットマップ形式の紙面イメージ情報)が、本社側から各新聞印刷工場側に送信されることになる。
各新聞印刷工場側では、本社側から印刷データ(2値画像データ)を受信すると、工場管理システムにおいて、各紙面の2値画像データ(紙面イメージ情報)に対して、対応する紙面インデックス(版名,頁,色に関する各コード等)や、使用する印刷機等の情報を対応させて入力する。この一方で、各紙面の2値画像データ(紙面イメージ情報)に、見当マーク及びカットオフマークを貼り付ける。これらの見当マーク及びカットオフマークは、それぞれ予め設定された紙面の所定位置に貼り付け処理される。
こうして、各紙面の2値画像データが完成したら、それぞれの2値画像データに基づいて製版を行なう。この製版には、例えばCTP(Computer-To-Plate)装置やCTF(Computer-To-Film)装置を用い、CTP装置なら刷版が出力されるが、CTF装置ならフィルムが出力されるため、このフィルムを用いて製版を行なう。このようにして作成された刷版は、通常、オペレータによって、対応する新聞輪転機の版胴に手作業で装着される。
その後は、各新聞輪転機において印刷が行なわれる。この印刷時には、輪転機自体は輪転機制御システムによって自動制御が行なわれ、この際、貼り付け処理された見当マークを参照して自動見当装置によって見当調整が行なわれ、貼り付け処理されたカットオフマークを参照してカットオフコントローラによってカットオフ調整が行なわれる。
ところで、新聞印刷では、購読者に最新の情報を速やかに提供するだけでなく、情報を精度よく提供することも要求される。文字情報を間違わないことはもちろんであるが、画像情報を忠実に再現して提供することも要求される。特に、近年新聞紙面のカラー化が進んでおり、カラーの画像情報を忠実に印刷して再現することは様々な困難がある。
つまり、平版オフセットなどの一般的なカラー印刷装置では、CMYB(シアン,イエロー,マゼンタ,ブラック)の各色の見当合わせを高い精度で行なうことはもちろん、色調を忠実に再現することが要求されるが、新聞のカラー印刷においてもこのような要求が強まっている。
これに関して、画像データを表示するコンピュータ上のカラーモニターや画像データを用いてカラー出力を得るカラープリンターなどで用いられるカラーマネージメントの技術を、平版オフセットなどの一般的な印刷装置に適用することが提案されている(特許文献1参照)。
ここで適用されるカラーマネージメントの技術は、画像データを表示するコンピュータ上のカラーモニターや画像データを用いてカラー出力を得るカラープリンターなどでは同じ画像データを用いても再現する色が一致しないという課題を解決するために創案されたものであり、デジタルデータを用いる入力機器や出力機器毎に色再現特性を記述したデバイスプロファイル(以下単にプロファイルという)を準備し、このプロファイルに基づいて機器に依存しないデバイスインディペンテントカラーを介して画像データを色変換する技術である。なお、このプロファイルとしては、国際標準化機関であるICCが規定したICCプロファイルが業界標準としてある。
平版オフセットなどの一般的な印刷装置では、製版工程が印刷工程とは個別に存在し、使用する印刷版がアナログ的な露光により作成されることが多かったためか、プロファイルを用いたカラーマネージメントは行われていなかったが、上記のCTPと称される技術(つまり、デジタル画像データに基づいて印刷版上に画像を形成する印刷版作成技術)などの実用化に伴って、特許文献1に提案されたように、一般的なオフセット印刷などの印刷装置において、プロファイルデータを用いてカラーマネージメントを行なうことが可能になったものと考えられる。
例えば、特許文献1では、画像データを用いて印刷版を作成するとともに、作成した印刷版上にインキを供給して印刷を行なう製版印刷において、カラーマネージメントを行なうようにしている。
つまり、まず、印刷物を構成する多値画像データをRIP処理して2値画像データに変換し、この変換した2値画像データを用いて、複数階調のカラーチャートを含む画像を印刷版上に記録(製版)し、印刷に使用するインキまたは印刷用紙の少なくとも一方の種類を決定して、決定したインキおよび/または印刷用紙と前記の製版により得られた印刷版とを用いて印刷装置により印刷を行なう。そして、得られた印刷物に対して、各カラーチャートの印刷色を測色して、測色された印刷色から、前記インキおよび/または印刷用紙を使用した時の当該印刷装置の印刷特性をプロファイルデータとして作成する。こうして得られたプロファイルデータを前記インキおよび/または印刷用紙の種類に関連づけて記憶して、前記印刷装置において前記インキおよび/または印刷用紙を用いる際には、前記RIP処理工程の前に前記プロファイルデータに基づいて画像データの色補正を行なうようにする。これにより、一般的な印刷装置においてもプロファイルに従って色管理が行なえるようになる。
このようなカラーマネージメント技術は、近年カラー印刷が増加している新聞の印刷においても適用可能と考えられる。
特開2001−301124号公報
ところで、新聞印刷工場には種類の異なる多数の新聞輪転機がそなえられる場合が多く、この場合、印刷すべき新聞のページ数や各ページの紙面内容(カラー印刷か白黒印刷か等)に応じて、各紙面に対して使用する新聞輪転機を割り当てることになる。
特に、一台の新聞輪転機には約20もの印刷胴が備えられるが、このような一台の新聞輪転機において、印刷胴によってインキング方式や湿し方式が異なるものもあり、どの印刷胴でどの頁を印刷するかは運転条件等で設定されるもので、ほぼ毎回異なる設定となるのが一般的である。このような状況は、新聞印刷に特有なものである。
さらに、これに加えて、各紙面の印刷に使用する印刷資材(インキや紙等)も新聞輪転機の機種や紙面内容に応じて変更する場合もある。
したがって、新聞印刷工場における新聞の印刷に上述のカラーマネージメント技術を適用する場合、このような新聞印刷工場に特有の状況を考慮して印刷を管理しなくては、誤った色管理を行なってしまうおそれもある。つまり、プロファイルデータをインキおよび/または印刷用紙の種類に関連づけて記憶しておくだけでは、種類の異なる新聞輪転機に対応して或いは個々の新聞輪転機に対応して適切に色管理を行なうことはできない。
また、カラーマネージメントは多値画像データに対して行なうので、本社で編集した紙面情報を2値画像データとして各地に設置した新聞印刷工場に通信手段を利用して送る従来のシステムでは、新聞印刷工場では2値画像データしか手に入らないことになり、各新聞印刷工場において、それぞれ備えられる各新聞輪転機に応じた色管理を行なうことはできない。
さらに、印刷を管理する上で、見当合わせを精度良く行なうことやファンアウトを考慮することやカットオフを精度良く行なうことも必要となる場合がある。例えば、紙面の定位置に見当マークを貼り付けた場合、この見当マーク位置のカラム上(印刷ロール幅方向での同一位置上)にカラー印刷がなければインキが不十分となり、見当マークを明確に印刷することができず、見当マークの誤認識を招いてしまう。これは、特に、イエロー等の地の色(明度)に近い色の見当マークの認識に生じやすい。また、紙面の定位置にカットオフマークを貼り付けた場合、貼り付け位置に対して天地方向にずれた同一左右位置上(ウェブ幅方向での同一位置上)にカットオフマークと似た絵柄があると誤認識を招くおそれがある。
本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、新聞印刷工場において適切に色管理を行なうことができるようにした、新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の新聞印刷工場の印刷管理方法は、複数種類の新聞輪転機をそなえ、多値画像データとして編集された各紙面のイメージ情報を該紙面の関連情報と共に取得して、該イメージ情報に基づいて各紙面用の刷版を作成するとともに、作成した刷版を用いて上記の各新聞輪転機により印刷を行なう新聞印刷工場の印刷管理方法であって、該多値画像データ及び該関連情報を取得しこれらの情報を印刷データとして記録するデータ取得工程と、該データ取得工程によって取得された該多値画像データ及び該関連情報に基づいて、上記複数種類の新聞輪転機のうちから各紙面に対して使用する新聞輪転機と印刷資材とを選定してこれらの選定情報を含んだ印刷スケジュール情報を該印刷データとして記録する印刷スケジュール設定工程と、上記の各新聞輪転機の種類と各印刷資材の種類との組み合わせに応じて予め作成されたカラーマネージメント情報に基づいて、該データ取得工程によって取得された該多値画像データに対して、該印刷スケジュール設定工程により選定された新聞輪転機の種類と印刷資材の種類とに応じて色再現性の補正処理を行なう色補正工程と、該色補正工程により補正された該多値画像データをRIP処理して2値画像データに変換するRIP処理工程と、該RIP処理工程により変換された該2値画像データを用いて画像を版上に記録し刷版を作成する製版工程と、該製版工程により作成された該刷版と該印刷スケジュール設定工程により選定された該印刷資材とを用いて、該印刷スケジュール設定工程により選定された該新聞輪転機により各紙面の印刷を行なう印刷工程とをそなえていることを特徴としている。
なお、上記の多値画像データには、印刷解像度レベルでは多値情報に変換可能な程度に、印刷解像度レベルよりも解像度が大幅に高い2値画像データも含むものとする。
また、上記の紙面の関連情報とは、例えば版名情報や頁情報や色情報などが相当し、上記の印刷資材とは、インキ,印刷用紙などが相当する。
該色補正工程の準備工程として、上記の各新聞輪転機に対して使用可能な各印刷資材を用いて印刷した各カラーチャートの印刷色を測色し、上記測色された印刷色から該印刷資材を使用した時の当該新聞輪転機の印刷特性をプロファイルデータとして作成し、該プロファイルデータを該新聞輪転機の種類及び該印刷資材の種類に関連づけて記憶することにより、該カラーマネージメント情報を作成する該カラーマネージメント情報作成工程がそなえられていることが好ましい。
また、該色補正工程の前に、各印刷色がいずれも確実に印刷される位置を該多値画像データから検索して、この検索した位置に見当マークを貼り付ける見当マーク貼付工程をそなえ、該印刷工程では、該見当マーク貼付工程で貼り付けられた該見当マークを監視してフィードバック制御により見当合わせを行なうことが好ましい。
この場合、該見当マークを監視する見当マーク監視手段が位置調整可能に備えられ、該見当マーク貼付工程で貼り付けられた該見当マークの位置情報に基づいて該見当マーク監視手段の位置が自動調整されることが好ましい。
さらに、該印刷工程の後に、印刷された連続紙を所定長さにカットオフするカットオフ工程をそなえると共に、該色補正工程の前に、該多値画像データからカットオフマークに近似した絵柄の存在しない位置を検索して、この検索した位置にカットオフマークを貼り付けるカットオフマーク貼付工程をそなえ、該カットオフ工程では、該カットオフマーク貼付工程で貼り付けられた該カットオフマークを監視してフィードバック制御によりカットオフ位置調整を行なうことが好ましい。
これらの場合、該カットオフマークを監視するカットオフマーク監視手段が位置調整可能に備えられ、該カットオフマーク貼付工程で貼り付けられた又は該カットオフマーク設定工程で設定された該カットオフマークの位置情報に基づいて該カットオフマーク監視手段の位置が自動調整されることが好ましい。
また、該RIP処理工程で処理された2値画像データにファンアウト抑制補正を施すファンアウト補正工程をそなえていることが好ましい。
さらに、該新聞印刷工場の外部の編集センターで、上記の各紙面のイメージ情報を該多値画像データとして編集する編集工程と、該編集工程によって編集された該多値画像データと編集された該多値画像データに対応する該関連情報とを、該編集センターから該新聞印刷工場の該データ取得工程に通信手段を通じて送信する送信工程とをそなえていることが好ましい。
また、本発明の新聞印刷工場の印刷管理システムは、複数種類の新聞輪転機をそなえた新聞印刷工場の印刷管理システムであって、上記の各新聞輪転機の種類と使用する各印刷資材の種類との組み合わせに応じて作成されたカラーマネージメント情報を記録されたデータベースと、多値画像データとして編集された各紙面のイメージ情報と該紙面の関連情報と該紙面の印刷に使用する新聞輪転機の種類及び印刷資材の種類の各情報とをリンクさせて記録された印刷データ記録装置と、該印刷データ記録装置に記録された各紙面の印刷に使用する新聞輪転機の種類及び印刷資材の種類に関して、対応する該カラーマネージメント情報を該データベースから取得して、該カラーマネージメント情報に基づいて各紙面の該多値画像データに対して上記の新聞輪転機の種類及び印刷資材の種類に応じた色再現性の補正処理を行なうカラーマネージメント装置と、該カラーマネージメント装置により補正された該多値画像データをRIP処理して2値画像データに変換するRIP処理装置と、該RIP処理装置により変換された該2値画像データを用いて画像を版上に記録し刷版を作成する製版装置と、該印刷データ記録装置に記録されたリンク関係に基づいて、該製版装置により作成された該刷版を装着されて選定された該印刷資材を用いて各紙面の印刷を行なう上記の新聞輪転機とをそなえていることを特徴としている。
上記の各新聞輪転機に対して使用可能な各印刷資材を用いて印刷した各カラーチャートの印刷色を測色する撮像装置と、該撮像装置により測色された印刷色から該印刷資材を使用した時の当該新聞輪転機の印刷特性をプロファイルデータとして作成するプロファイルデータ作成装置とをそなえ、プロファイルデータ作成装置により作成された該プロファイルデータを該新聞輪転機の種類及び該印刷資材の種類に関連づけて記憶することで該データベースが作成されることが好ましい。
また、各印刷色がいずれも確実に印刷される位置を該多値画像データから検索して、この検索した位置に見当マークを自動的に貼り付ける見当マーク貼付装置をそなえ、該新聞輪転機では、該見当マーク貼付装置で貼り付けられた該見当マークを監視してフィードバック制御により見当合わせを行なうことが好ましい。
この場合、該見当マークを監視する見当マーク監視装置が位置調整可能に備えられ、該見当マーク貼付装置で貼り付けられた該見当マークの位置情報に基づいて該見当マーク監視装置の位置が自動調整されることが好ましい。
さらに、該新聞輪転機に、印刷された連続紙を所定長さにカットオフするカットオフ装置が設けられ、該多値画像データからカットオフマークに近似した絵柄の存在しない位置を検索して、この検索した位置にカットオフマークを自動的に貼り付けるカットオフマーク貼付装置をそなえ、該カットオフ装置では、該カットオフマーク貼付装置で貼り付けられた該カットオフマークを監視してフィードバック制御によりカットオフ位置調整を行なうことが好ましい。
これらの場合、該カットオフマークを監視するカットオフマーク監視装置が位置調整可能に備えられ、該カットオフマーク貼付装置で貼り付けられた又は該カットオフマーク設定装置で設定された該カットオフマークの位置情報に基づいて該カットオフマーク監視装置の位置が自動調整されることが好ましい。
また、該RIP処理装置で処理された2値画像データにファンアウト抑制補正を施すファンアウト補正装置をそなえていることが好ましい。
さらに、該新聞印刷工場の外部の編集センターに設けられ、上記の各紙面のイメージ情報を該多値画像データとして編集する編集システムと、該編集システムによって編集された該多値画像データと編集された該多値画像データに対応する該関連情報とを、該編集センターから該新聞印刷工場に送信する通信装置とをそなえていることが好ましい。
さらに、該製版装置は、該印刷データ記録装置に記録された情報に基づいて上記の各新聞輪転機の機上において製版を行なう機上製版機であることが好ましい。
この場合、該機上製版機は、インクジェット方式であることがさらに好ましい。
本発明の新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムによれば、印刷スケジュールを設定し、この情報を共有して印刷管理を行なうので、多機種で多数の印刷機を備えた新聞印刷工場において適切に色管理を行なうことができ、カラー印刷の紙面を所望の色合いに高精度に再現することができるようになり、印刷品質を向上させることができる。
特に、編集センター(例えば新聞社の本社)で新聞の編集をして、各地の新聞印刷工場に紙面データを送ってそれぞれの新聞印刷工場で印刷を行なう場合に、多値画像データの紙面情報を送受信する場合にも、送られた紙面情報に関して上記の色管理を容易且つ確実に行なうことができる。
また、各印刷色がいずれも確実に印刷される位置を該多値画像データから検索して、この検索した位置に見当マークを貼り付けることで、見当マークを確実に認識して、色ずれを防止することができるようになる。
この場合に、見当マークの位置情報に基づいて見当マーク監視手段の位置を自動調整すれば、見当制御を容易に精度良く行なうことができる。
さらに、カットオフマークに近似した絵柄の存在しない位置を検索して、この検索した位置にカットオフマークを貼り付けることで、カットオフマークを確実に認識して、正確にカットオフ行なうことができるようになる。
この場合にも、カットオフマークの位置情報に基づいてカットオフマーク監視手段の位置を自動調整すれば、カットオフを容易に精度良く行なうことができる。
さらに、RIP処理された2値画像データに、ファンアウト抑制補正を施すことで、印刷品質を向上させることができる。
また、製版装置として、印刷データ記録装置に記録された情報に基づいて各新聞輪転機の機上において製版を行なう機上製版機を用いれば、一層省力化を促進でき、人為的ミスも削減できる。
さらに、この場合、該機上製版機をインクジェット方式とすることにより、新聞印刷工場の印刷管理をより容易にすることができる。すなわち、該2値画像データに応じて該インクジェットヘッドから親水性の印版材上にインクを吐出して親油性画線部を形成するようにして、機上にて製版することにより見当ズレが実質的に起きなくなるなど新聞印刷工場の印刷管理がより適切に行えるようになる。特にインクジェット方式では2値画像データに基づいて親水性の印版材上にインクを吐出して親油性画線部を形成し製版することから、現像工程が無い、いわゆるプロセスレスであため製版工程が簡便となり、新聞印刷工場の印刷管理がよりスピーディに行えるようになる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明すると、図1〜図8,図10は本発明の一実施形態にかかる新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムに関して示すもので、これらの図に基づいて説明する。
図2に示すように、各新聞印刷工場の外部(通常、新聞社の本社)に設けられた編集センター(新聞のみならず他のメディアも含んだ複合メディアに関して編集を行なうセンター)では、編集システム5によって、新聞の編集作業を行ない、編集作業の結果は、編集システム5側に設けられたデータ送信装置6Aと各地の新聞印刷工場側に設けられたデータ受信装置6Bとからなる通信装置6を用いて多値画像データの状態で送られるようになっている。
なお、新聞印刷工場側に送られる画像情報は、実質的に多値画像データとして扱うことのできるものであれば良く、印刷解像度レベルでは多値情報に変換可能な印刷解像度レベルよりも高解像度の2値画像データを含むものとする。また、このような高解像度の2値画像データを新聞印刷工場側が受信する場合、高解像度の2値画像データを一旦多値画像データに変換して以下の処理を行なうものとする。
各新聞印刷工場側では、データ送信装置6Bによって各紙面の印刷データを多値画像データの紙面イメージ情報として受信し、まず、この紙面イメージ情報に見当マーク貼付装置(見当位置設定装置)2により見当マークの貼付を行ない、さらに、カットオフマーク貼付装置(カットオフ位置設定装置)3によりカットオフマークの貼付を行なうようになっている。ついで、カラーマネージメントシステム(CMS)1によってカラーマネージメント処理(色補正)を行なって、さらに、RIP(Raster-Image-Processing)処理装置12において多値画像データを予め2値画像データにRIP処理し、その後、ファンアウト補正装置4によってこの2値画像データをファンアウト補正するようになっている。
こうして処理された各紙面の2値画像データは、カラー紙面の場合、CMYB(シアン,マゼンタ,黄色,黒)の各色毎の2値画像データ(ドットデータ或いはビットマップ形式の紙面イメージ情報)となって、製版装置51に送られて各紙面が製版され、その後、各新聞輪転機に刷版が設置され印刷が行なわれるようになっている。
なお、各新聞印刷工場側では、上記の各紙面に関する多値画像データと共に、該紙面の関連情報として「版名」,「ページ番号」,「印刷に用いるインキ色」等の運転条件データを受信するようになっている。
この運転条件データ61aを印刷データ記録装置61に記録される。なお、印刷データ記録装置61には、新聞印刷工場内に備えられた各印刷機のデータ(印刷機データ)61bと、使用可能な印刷資材(紙,インキ,湿し水,ブランケット等の各種類)に関する情報(資材情報データ)61cが記録されている。印刷機データとしては、印刷機のメーカー及び機種や用いられているインキング方式,湿し方式等のデータである。
印刷の準備段階として、運転条件データ61aに基づいて、新聞印刷工場内に備えられた印刷機(新聞輪転機)を各紙面の印刷に対応するように割り当て、さらに、各印刷機に用いる印刷資材(紙,インキ,湿し水,ブランケット等)を割り当てる。これらの割り当ては、オペレータが行なっても良いが、運転条件データ61aと印刷データ記録装置61に記録される印刷機データ61bとに基づいて印刷機の割り当てを自動で行なうようにしても良く、印刷機データ61bと資材情報データ61cとに基づいて自動で行なうようにしても良い。
ここで、上記の見当マークの貼付,カットオフマークの貼付,カラーマネージメント,ファンアウト補正についてさらに説明する。
図3(a)に示すように、刷版が装備される各印刷ロール(印刷胴)102には、複数の紙面(ここでは、見開き2ページずつで左右に合計4ページ)の刷版103a,103b,103c,103dが装着され、ウェブ101には、図3(b)に示すように、各紙面104a,104b,104c,104dの印刷が行なわれる。ここでは、見開き2ページずつを1単位として見当制御及びカットオフ制御が行なわれるものとする。
見当マーク貼付装置2は、図4(a)に示すように、多値画像データの紙面イメージ情報から各紙面のフルカラー部分[図4(a)中に網掛けで示す]を検索し、フルカラー部分(その紙面に使われている色が全て印刷される領域)と同様なカラム上(紙面左右方向に同位置の紙面の欄外上)を見当マーク位置に設定し、多値画像データ上の該当位置に見当マークを貼り付けるようになっている。
つまり、印刷ロール102へのインキ供給の調整はロール幅方向に行なわれ、ある色が印刷されない位置(ロール幅方向位置)にはその色に応じたインキは必要最低限の量しか供給されない。したがって、これを考慮せずに見当マーク位置を設定してしまうと、見当マーク位置のカラム上に印刷されない色があれば、見当マークを明確に印刷することができないことになる。
そこで、紙面上からその紙面に使われている色が全て印刷される領域を検索し、その領域とロール幅方向の同位置にある紙面の欄外を見当マーク位置に設定して、このような不具合を回避できるようにしているのである。
なお、その紙面に用いる各色がいずれも印刷される領域については、上記の紙面イメージ情報から検索することができ、見当マークの天地方向の位置を予め設定しておけばオペレータの作業を要することなく自動で位置設定することができる。
なお、紙面の欄外には、文字が記載され見当マークを貼り付けられない箇所があるため、例えば紙面の上部欄外を天地方向の位置の第1候補に、紙面の下部欄外を天地方向の位置の第2候補等に設定して、確実に見当マークを設定できるように考慮しても良い。
また、見当マークの貼付は、紙面イメージ情報に見当マークのイメージ情報として重合させればよくこれもオペレータの作業を要することなく自動で行なうことができる。
カットオフマーク貼付装置3は、図4(b)に示すように、多値画像データの紙面イメージ情報から各紙面に印刷する絵柄から、カットオフマークに似た絵柄部分[図4(b)中にハッチングで示す]を検索し、この部分に対応したカラム上(紙面左右方向に同位置の紙面の欄外上)をカットオフマーク貼付位置候補から除外し、残りの位置をカットオフマーク貼付位置に設定する。
つまり、カットオフマークは、通常、所定の幅の紙面左右方向に延びる線分であるが、このようなカットオフマークに似た部分が印刷される絵柄の中にあると、カットオフマークを誤検出してしまうおそれがある。
そこで、カットオフマークに似た絵柄部分に対応したカラム上をカットオフマーク貼付位置候補から除外し、残りの位置をカットオフマーク貼付位置に設定して、このような不具合を回避できるようにしているのである。
なお、カットオフマークに似た部分についても、上記の紙面イメージ情報から検索することができ、カットオフマークの天地方向の位置を予め設定しておけばオペレータの作業を要することなく自動で位置設定することができる。
この場合も、紙面の欄外には、文字や見当マークが記載されカットオフマークを貼り付けられない箇所があるため、例えば紙面の上部欄外を天地方向の位置の第1候補に、紙面の下部欄外を天地方向の位置の第2候補等に設定して、確実に見当マークを設定できるように考慮しても良い。
また、カットオフマークの貼付についても、紙面イメージ情報にカットオフマークのイメージ情報として重合させればよくこれもオペレータの作業を要することなく自動で行なうことができる。
カラーマネージメント装置1では、印刷データ記録装置61に記録された各紙面の印刷に使用する印刷機の種類及び印刷資材の種類に関して、対応するカラーマネージメント情報をデータベース62から取得して、カラーマネージメント情報に基づいて各紙面の多値画像データに対して印刷機の種類及び印刷資材の種類に応じた色再現性の補正処理を行なう。
カラーマネージメント情報を作成するために、図6,図7に示すようなシステムが用いられている。この印刷システムでは、DTP(Desktop Publishing)装置11,RIP処理装置12,CTP(Computer To Plate)装置51,印刷機52、CMS(Color Management System)1A,モニタ(表示装置)20,インクジェットプリンタ21,ICCプロファイル変換装置(作成手段)17,及び分光計(計測手段)16から構成されている。
本印刷システムでは、DTP装置11において、印刷する絵柄の画像データ15が作成される。DTP装置11で作成された画像データ20は、RIP装置12にてビットマップ(2値画像データ)に展開された後、CTP装置51に入力される。CTP装置51では、フィルムを用いた焼き付け処理を行なうことなく、入力された画像データから直接、刷版14を製版する。この刷版14を印刷機52の版胴に装着して印刷を行なうことで、画像データ15に対応した絵柄が印刷された印刷シートが出来上がる。
完成した印刷シートの色調を確認するためには、校正のための比較対象が必要となる。本実施形態にかかる印刷システムでは、図7に示すように実際の印刷物15bを校正するための比較対象として、インクジェットプリンタ21で校正刷り15dを作成するのに加え、モニタ20に校正用の画像15cも表示することができる。これらの校正刷り15dや校正用画像15cを作るためには、インクジェットICCプロファイル18dやモニタICCプロファイル18cが必要となり、このためには、印刷機52のICCプロファイル18aが必要となる。
本実施形態にかかる印刷システムでは、図6に示すように、まず、DTP11装置で作成された画像データ15に基づきCTP装置51で刷版14を製版し、この刷版14を印刷機52に装着して印刷を行なうことで、ICCプロファイル作成用のカラーチャート(テストシート)15aを得る。そして、このカラーチャート15aを分光計16で計測し、その計測データからICCプロファイル変換装置17によってICCプロファイル18aを作成する。
作成されたICCプロファイル18aは、メモリ62aに保存され、CMS用データベース62として利用される。このようなICCプロファイル18aは、各印刷機について、使用可能な各印刷資材(紙,インキ,湿し水,ブランケット等)と対応させたものが作成され、それぞれ保存される。
特に、新聞印刷工場の場合、種類の異なる印刷機を含んだ多数の印刷機が併用されるので、CMS用データベース62には、各印刷機単位で明確に整理されて各ICCプロファイル18aが保存されており、カラーマネージメント装置1では、印刷データ記録装置61から各紙面の印刷に使用する印刷機の種類を明確に認識して、CMS用データベース62を用いて、各印刷機に対して使用する印刷資材の種類に対応して、各紙面の多値画像データに対して印刷機の種類及び印刷資材の種類に応じた色再現性の補正処理を行なう。
ファンアウト補正装置では、図5に示すように、湿し水等の作用によってウェブが下流に進むほど幅広になる特性に対応するように、RIP処理装置12で処理された2値画像データを想定されるファンアウト量に応じて下流側ほど幅広に補正する。これは、一つの刷版において下流側に行くほどに幅広に補正するだけでなく、下流側の印刷ロール102の刷版ほど全体的に幅広に補正するのである。
なお、製版には、上記のCTP装置のほかにCTF装置を用いてもよく、CTP装置なら刷版が出力されるが、CTF装置ならフィルムが出力されるため、このフィルムを用いて製版を行なう。このようにして作成された刷版は、通常、オペレータによって、対応する新聞輪転機の版胴に手作業で装着される。
さらに、機上製版システム53を設けて、上記のファンアウト補正された2値画像データを機上製版システム53に直接送って、人手を介すことなく製版から印刷にいたることができるようにしても良い。この場合も、印刷データ記録装置61からの情報に基づいて制御を行なうことで、各紙面に対応する印刷機において確実に製版を実行することができるようになっている。
また、印刷機には、自動見当装置54及びカットオフコントローラ55が付設されている。自動見当装置54では、図示しない監視カメラ(見当マーク監視装置)によって見当マークを監視してこの監視情報に基いくフィ―ドバック制御により見当調整を行なう。カットオフコントローラ55でも、図示しない監視カメラ(カットオフマーク監視装置)によってカットオフマークを監視してこの監視情報に基いくフィ―ドバック制御によりカットオフ位置を調整する。
この際に用いられる各監視カメラ(見当マーク監視装置,カットオフマーク監視装置)は、それぞれ見当マーク貼付装置2,カットオフマーク貼付装置3における見当マーク,カットオフマークの設定位置情報から、自動的に位置調整されるようになっている。つまり、各マークは定位置でないため、各監視カメラをウェブ101の幅方向位置を各マークの幅方向位置に合せして、確実に監視を行なえるようにしているのである。
また、カットオフ制御の場合、カメラで各マークを所定のタイミングで検出してカットオフ調整を行なうものがあるが、カットオフマーク位置がウェブの走行方向(紙面の天地方向)に固定されていない場合には、カメラで各マークを所定のタイミングで検出することができない。この場合には、カメラ自体をウェブの走行方向(紙面の天地方向)にも位置調整できるようにして、カットオフマーク貼付装置3におけるカットオフマークの設定位置情報から、この位置についても自動的に調整されるようにしてもよい。
本発明の一実施形態としての新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムは、上述のように構成されているので、例えば図8に示すように、新聞印刷工場の印刷管理が行なわれる。
まず、予め、図8(b)に示すように、ICCプロファイルに関するデータベースが作成される。
つまり、新聞輪転機と各印刷資材(紙,インキ,湿し水,ブランケット等)の各種類との組み合わせを選定して(ステップb10)、カラーチャートを印刷する(ステップb20)。そして、カラーチャートの印刷色を測定して(ステップb30)、測定結果から印刷特性を判定し、ICCプロファイルを作成する(ステップb40)。さらに、作成したICCプロファイルを使用した新聞輪転機と印刷資材とに対応して記憶(記録)する(ステップb50)。ステップb60の判定を経て、新聞輪転機と各印刷資材との組み合わせで可能なものについて全て記録し、データベースを作成する。
新聞の印刷にあたっては、図8(a)に示すように、新聞社の本社に設けられた編集センターの編集システム5によって、新聞紙面の編集作業を多値画像データとして行ない(ステップa10)、このデータを送受信する(ステップa20)。各新聞印刷工場側では、各紙面の印刷データを多値画像データの紙面イメージ情報として受信することでデータを取得し(ステップa30)、まず、印刷スケジュールを設定する(ステップa40)。つまり、多値画像データと共に受信した、「版名」,「ページ番号」,「印刷に用いるインキ色」等の運転条件データ61aに基づいて、新聞印刷工場内に備えられた印刷機(新聞輪転機)を各紙面の印刷に対応するように割り当て、さらに、各印刷機に用いる印刷資材(紙,インキ,湿し水,ブランケット等)を割り当てる。
次に、紙面イメージ情報に、見当マーク貼付装置2による見当マークの貼付処理(ステップa50)、カットオフマーク貼付装置3によるカットオフマークの貼付処理(ステップa60)を行ない、さらに、カラーマネージメントシステム(CMS)1によってCMSデータベース62を利用してカラーマネージメント処理(色補正)を行なう(ステップa70)。さらに、RIP処理装置12において多値画像データを2値画像データにRIP処理し(ステップa80)、その後、ファンアウト補正装置4によってこの2値画像データをファンアウト補正する(ステップa90)。
これにより、得られた2値画像データに基づいて、製版(ステップa100)、印刷(ステップa110)を行なう。
このように、本新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムによれば、多値画像データを取得して、さらに印刷スケジュールを設定し、この情報を共有して印刷管理を行なうので、多機種で多数の印刷機を備えた新聞印刷工場において適切に色管理を行なうことができる。この結果、カラー印刷の紙面を所望の色合いに高精度に再現することができるようになり、新聞の商品性を向上させることができる。
特に、新聞社の本社の編集センターで新聞の編集をして、各地の新聞印刷工場に紙面データを送ってそれぞれの新聞印刷工場で印刷を行なう場合に、多値画像データ(又は、多値画像データに変更可能な2値画像データ)の紙面情報を送受信することで、CMS1により、送られた紙面情報に関して色管理を容易且つ確実に行なうことができる。
また、見当マーク貼付装置2により、各印刷色がいずれも確実に印刷される位置を多値画像データから検索して、この検索した位置に見当マークを貼り付けるので、見当マークを確実に認識して、色ずれを防止することができるようになる。
しかも、見当マークの位置情報に基づいてカメラ(見当マーク監視手段)の位置を自動調整するので、見当制御を容易に精度良く行なうことができる。
さらに、カットオフマーク貼付装置3により、カットオフマークに近似した絵柄の存在しない位置を検索して、この検索した位置にカットオフマークを貼り付けることで、カットオフマークを確実に認識して、正確にカットオフ行なうことができるようになる。
この場合にも、カットオフマークの位置情報に基づいてカットオフマーク監視手段の位置を自動調整するので、カットオフを容易に精度良く行なうことができる。
さらに、ファンアウト補正装置4により、RIP処理された2値画像データに、ファンアウト抑制補正を施すことで、印刷品質を向上させることができる。
また、製版装置として、印刷データ記録装置に記録された情報に基づいて各新聞輪転機の機上において製版を行なう機上製版機を用いれば、一層省力化を促進でき、人為的ミスも削減できる。
この場合、機上製版機を、インクジェット方式とすることがさらに好ましい。
インクジェット方式の製版機には、種々の公知のものがあり、例えば、図10は、特開2001−171071号公報に記載されたインクジェット方式の機上製版機の概略構成図である。
図10に示すように、この機上製版機の描画部であるインクジェット記録装置202は、は、インクジェット吐出ヘッド222を有するインク供給部224により構成されている。インク供給部224は、インクジェット吐出ヘッド222のほかにインクタンク225,インク供給装置226,インク濃度制御装置229を有し、インクタンク225内には、インクの固形成分の沈殿・凝集を抑制するためにインクを攪拌する手段227と、周りの温度変化によりインクの物性が変化し、ドット径が変化したりすることなく高画質な画像が安定して形成できるようにインクの温度を管理する手段228と、が含まれている。
インクは吐出ヘッド222内を循環させてもよく、この場合、インク供給部は回収循環機能も有する。インク攪拌手段227としては、回転羽,超音波振動子,循環ポンプのいずれか、または、これらを組み合わせて使用する。インク温度管理手段としては、インクタンク内にヒーター、ペルチェ素子等の発熱素子あるいは冷却素子を、該タンク内の温度分布を一定にするように攪拌手段と共に配し、温度センサ、例えばサーモスタット等により制御するなどの公知の方法を使用するようになっている。
なお、タンク内の温度分布を一定に保つ攪拌手段を、前記のインクの固形成分の沈殿・凝集を抑制を目的とするインク攪拌手段と共用しても良い。
この例では、さらに、高画質な描画を行うためインク濃度制御手段229が設けられており、インク濃度は光学的検出、電導度測定、粘土測定などの物性測定、あるいは描画枚数による管理等により制御する。物性測定による管理を行う場合には、インクタンク225内、あるいはインク流路内に、光学検出器、電導度測定器、粘土測定器を単独、あるいはそれらを組み合わせて設け、その出力信号により制御し、また描画枚数による管理を行う場合には、製版枚数、及び頻度によりインクタンク225へ図示されない補給用濃縮インクタンク、あるいは希釈用インクキャリアタンクからの液供給(即ち、インクジェット吐出ヘッド222から吐出されるインク量)を制御するようになっている。
さらに、ヘッドの移動を行うヘッド離接装置231及びヘッド副走査手段232と、版胴に設置したエンコーダー230とがそなえられ、画像データ演算制御部221は、入力された2値画像データに基づいて、エンコーダー330からのタイミングパルスを取り込み、そのタイミングパルスに従って、ヘッド離接装置231及び/又はヘッド副走査手段232によりヘッドの移動を行う。
これにより、副走査方向の位置精度を高められるが、インクジェット記録装置による描画を行う際の版胴の駆動は、印刷時の駆動手段とは異なる高精度な駆動手段を使用することによっても副走査方向の位置精度を高められ、その際には、ブランケット胴、圧胴その他から機械的に切り離して、版胴のみを駆動させることが望ましい。具体的には、例えば高精度モータからの出力を高精度ギア、あるいはスチールベルト等により減速して版胴のみを駆動させる方法などがある。高画質描画を行う際にはこの様な手段を単独、あるいは複数組み合わせて使用する。
上述のインクジェット方式の機上製版機は一例であり、インクジェット方式の具体的な構成はこれに何ら限定されるものではないが、本機上製版機にインクジェット方式を採用して、該2値画像データに応じてインクジェットヘッドから親水性の印版材上にインクを吐出して親油性画線部を形成するようにすれば、機上にて製版することにより見当ズレが実質的に起きなくなるなど新聞印刷工場の印刷管理がより適切に行えるようになる。特にインクジェット方式では2値画像データに基づいて親水性の印版材上にインクを吐出して親油性画線部を形成し製版することから、現像工程が無い、いわゆるプロセスレスであため製版工程が簡便となり、新聞印刷工場の印刷管理がよりスピーディに行えるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、色補正工程の前に、多値画像データからカットオフマークに近似し且つ他の絵柄と混同しない特定の絵柄をカットオフマークに設定するカットオフマーク設定工程を設けて、カットオフ工程では、カットオフマーク設定工程で設定された特定の絵柄を監視してフィードバック制御によりカットオフ位置調整を行なうように構成しても良い。この場合、多値画像データからカットオフマークに近似し且つ他の絵柄と混同しない特定の絵柄を検出しこれをカットオフマークに自動設定するカットオフマーク設定装置を構成して、カットオフマークを自動設定することが好ましい。
本発明の一実施形態としての新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムを示す構成図である。 本発明の一実施形態としての新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムにかかる本社(新聞印刷工場外部の編集センター)と新聞印刷工場との関係を示す構成図である。 本発明の一実施形態にかかる印刷ロール及びウェブを示す図であり、(a)は刷版を装備した印刷ロールを示す模式的斜視図、(b)はウェブへの印刷状態を示す模式的正面図である。 本発明の一実施形態にかかるマーク貼付位置を説明する紙面の模式図であり、(a)は見当マークについて示す図、(b)はカットオフマークについて示す図である。 本発明の一実施形態にかかるファンアウト補正を説明する紙面の模式図である。 本発明の一実施形態にかかる印刷システムの構成をICCプロファイル作成時の処理フローに着目して示すブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる印刷システムの構成を色合わせ時の処理フローに着目して示すブロック図である。 本発明の一実施形態としての新聞印刷工場の印刷管理方法を示すフローチャートであり、(a)は印刷管理工程を示すフローチャート、(b)はデータベース作成工程を示すフローチャートである。 従来技術にかかる新聞印刷工場の印刷管理方法及び印刷管理システムを示す構成図である。 本発明の一実施形態としての新聞印刷工場の印刷管理方法にかかる印刷装置の一例を示す構成図である。
符号の説明
1 カラーマネージメントシステム(CMS)
2 見当マーク貼付装置(見当位置設定装置)
3 カットオフマーク貼付装置(カットオフ位置設定装置)
4 ファンアウト補正装置
5 編集システム
6A データ送信装置
6B データ受信装置
6通信装置
11 DTP装置
12 RIP処理装置
16 分光計
17 ICCプロファイル変換装置
20 モニタ(表示装置)
21 インクジェットプリンタ
51 CTP装置
52 印刷機
61 印刷データ記録装置
62 CMS用データベース
101 ウェブ
102 印刷ロール(印刷胴)
103a,103b,103c,103d 刷版
104a,104b,104c,104d 紙面
202 インクジェット記録装置
221 画像データ演算制御部
222 インクジェット吐出ヘッド
224 インク供給部
225 インクタンク
226 インク供給装置
227 インク攪拌手段
228 インク温度管理手段
229 インク濃度制御装置
230 エンコーダー
231 ヘッド離接装置
232 ヘッド副走査手段

Claims (18)

  1. 複数種類の新聞輪転機をそなえ、多値画像データとして編集された各紙面のイメージ情報を該紙面の関連情報と共に取得して、該イメージ情報に基づいて各紙面用の刷版を作成するとともに、作成した刷版を用いて上記の各新聞輪転機により印刷を行なう新聞印刷工場の印刷管理方法であって、
    該多値画像データ及び該関連情報を取得しこれらの情報を印刷データとして記録するデータ取得工程と、
    該データ取得工程によって取得された該多値画像データ及び該関連情報に基づいて、上記複数種類の新聞輪転機のうちから各紙面に対して使用する新聞輪転機と印刷資材とを選定してこれらの選定情報を含んだ印刷スケジュール情報を該印刷データとして記録する印刷スケジュール設定工程と、
    上記の各新聞輪転機の種類と各印刷資材の種類との組み合わせに応じて予め作成されたカラーマネージメント情報に基づいて、該データ取得工程によって取得された該多値画像データに対して、該印刷スケジュール設定工程により選定された新聞輪転機の種類と印刷資材の種類とに応じて色再現性の補正処理を行なう色補正工程と、
    該色補正工程により補正された該多値画像データをRIP処理して2値画像データに変換するRIP処理工程と、
    該RIP処理工程により変換された該2値画像データを用いて画像を版上に記録し刷版を作成する製版工程と、
    該製版工程により作成された該刷版と該印刷スケジュール設定工程により選定された該印刷資材とを用いて、該印刷スケジュール設定工程により選定された該新聞輪転機により各紙面の印刷を行なう印刷工程とをそなえている
    ことを特徴とする、新聞印刷工場の印刷管理方法。
  2. 該色補正工程の準備工程として、上記の各新聞輪転機に対して使用可能な各印刷資材を用いて印刷した各カラーチャートの印刷色を測色し、上記測色された印刷色から該印刷資材を使用した時の当該新聞輪転機の印刷特性をプロファイルデータとして作成し、該プロファイルデータを該新聞輪転機の種類及び該印刷資材の種類に関連づけて記憶することにより、該カラーマネージメント情報を作成する該カラーマネージメント情報作成工程がそなえられている
    ことを特徴とする、請求項1記載の新聞印刷工場の印刷管理方法。
  3. 該色補正工程の前に、各印刷色がいずれも確実に印刷される位置を該多値画像データから検索して、この検索した位置に見当マークを貼り付ける見当マーク貼付工程をそなえ、
    該印刷工程では、該見当マーク貼付工程で貼り付けられた該見当マークを監視してフィードバック制御により見当合わせを行なう
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の新聞印刷工場の印刷管理方法。
  4. 該見当マークを監視する見当マーク監視手段が位置調整可能に備えられ、該見当マーク貼付工程で貼り付けられた該見当マークの位置情報に基づいて該見当マーク監視手段の位置が自動調整される
    ことを特徴とする、請求項3記載の新聞印刷工場の印刷管理方法。
  5. 該印刷工程の後に、印刷された連続紙を所定長さにカットオフするカットオフ工程をそなえると共に、
    該色補正工程の前に、該多値画像データからカットオフマークに近似した絵柄の存在しない位置を検索して、この検索した位置にカットオフマークを貼り付けるカットオフマーク貼付工程をそなえ、
    該カットオフ工程では、該カットオフマーク貼付工程で貼り付けられた該カットオフマークを監視してフィードバック制御によりカットオフ位置調整を行なう
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の新聞印刷工場の印刷管理方法。
  6. 該カットオフマークを監視するカットオフマーク監視手段が位置調整可能に備えられ、該カットオフマーク貼付工程で貼り付けられた又は該カットオフマーク設定工程で設定された該カットオフマークの位置情報に基づいて該カットオフマーク監視手段の位置が自動調整される
    ことを特徴とする、請求項記載の新聞印刷工場の印刷管理方法。
  7. 該RIP処理工程で処理された2値画像データにファンアウト抑制補正を施すファンアウト補正工程をそなえている
    ことを特徴とする、請求項1〜の何れか1項に記載の新聞印刷工場の印刷管理方法。
  8. 該新聞印刷工場の外部の編集センターで、上記の各紙面のイメージ情報を該多値画像データとして編集する編集工程と、
    該編集工程によって編集された該多値画像データと編集された該多値画像データに対応する該関連情報とを、該編集センターから該新聞印刷工場の該データ取得工程に通信手段を通じて送信する送信工程とをそなえている
    ことを特徴とする、請求項1〜の何れか1項に記載の新聞印刷工場の印刷管理方法。
  9. 複数種類の新聞輪転機をそなえた新聞印刷工場の印刷管理システムであって、
    上記の各新聞輪転機の種類と使用する各印刷資材の種類との組み合わせに応じて作成されたカラーマネージメント情報を記録されたデータベースと、
    多値画像データとして編集された各紙面のイメージ情報と該紙面の関連情報と該紙面の印刷に使用する新聞輪転機の種類及び印刷資材の種類の各情報とをリンクさせて記録された印刷データ記録装置と、
    該印刷データ記録装置に記録された各紙面の印刷に使用する新聞輪転機の種類及び印刷資材の種類に関して、対応する該カラーマネージメント情報を該データベースから取得して、該カラーマネージメント情報に基づいて各紙面の該多値画像データに対して上記の新聞輪転機の種類及び印刷資材の種類に応じた色再現性の補正処理を行なうカラーマネージメント装置と、
    該カラーマネージメント装置により補正された該多値画像データをRIP処理して2値画像データに変換するRIP処理装置と、
    該RIP処理装置により変換された該2値画像データを用いて画像を版上に記録し刷版を作成する製版装置と、
    該印刷データ記録装置に記録されたリンク関係に基づいて、該製版装置により作成された該刷版を装着されて選定された該印刷資材を用いて各紙面の印刷を行なう上記の新聞輪転機とをそなえている
    ことを特徴とする、新聞印刷工場における印刷管理システム。
  10. 上記の各新聞輪転機に対して使用可能な各印刷資材を用いて印刷した各カラーチャートの印刷色を測色する撮像装置と、該撮像装置により測色された印刷色から該印刷資材を使用した時の当該新聞輪転機の印刷特性をプロファイルデータとして作成するプロファイルデータ作成装置とをそなえ、
    プロファイルデータ作成装置により作成された該プロファイルデータを該新聞輪転機の種類及び該印刷資材の種類に関連づけて記憶することで該データベースが作成される
    ことを特徴とする、請求項記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  11. 各印刷色がいずれも確実に印刷される位置を該多値画像データから検索して、この検索した位置に見当マークを自動的に貼り付ける見当マーク貼付装置をそなえ、
    該新聞輪転機では、該見当マーク貼付装置で貼り付けられた該見当マークを監視してフィードバック制御により見当合わせを行なう
    ことを特徴とする、請求項又は10記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  12. 該見当マークを監視する見当マーク監視装置が位置調整可能に備えられ、該見当マーク貼付装置で貼り付けられた該見当マークの位置情報に基づいて該見当マーク監視装置の位置が自動調整される
    ことを特徴とする、請求項11記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  13. 該新聞輪転機に、印刷された連続紙を所定長さにカットオフするカットオフ装置が設けられ、
    該多値画像データからカットオフマークに近似した絵柄の存在しない位置を検索して、この検索した位置にカットオフマークを自動的に貼り付けるカットオフマーク貼付装置をそなえ、
    該カットオフ装置では、該カットオフマーク貼付装置で貼り付けられた該カットオフマークを監視してフィードバック制御によりカットオフ位置調整を行なう
    ことを特徴とする、請求項12の何れか1項に記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  14. 該カットオフマークを監視するカットオフマーク監視装置が位置調整可能に備えられ、該カットオフマーク貼付装置で貼り付けられた又は該カットオフマーク設定装置で設定された該カットオフマークの位置情報に基づいて該カットオフマーク監視装置の位置が自動調整される
    ことを特徴とする、請求項13記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  15. 該RIP処理装置で処理された2値画像データにファンアウト抑制補正を施すファンアウト補正装置をそなえている
    ことを特徴とする、請求項9〜14の何れか1項に記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  16. 該新聞印刷工場の外部の編集センターに設けられ、上記の各紙面のイメージ情報を該多値画像データとして編集する編集システムと、
    該編集システムによって編集された該多値画像データと編集された該多値画像データに対応する該関連情報とを、該編集センターから該新聞印刷工場に送信する通信装置とをそなえている
    ことを特徴とする、請求項15の何れか1項に記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  17. 該製版装置は、該印刷データ記録装置に記録された情報に基づいて上記の各新聞輪転機の機上において製版を行なう機上製版機である
    ことを特徴とする、請求項16の何れか1項に記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
  18. 該機上製版機は、インクジェットヘッドを用いて製版を行なうものであって、該2値画像データに応じて該インクジェットヘッドから親水性の印版材上にインクを吐出して親油性画線部を形成する
    ことを特徴とする、請求項17記載の新聞印刷工場の印刷管理システム。
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