JP2022079437A - ボールペンチップ、ボールペンレフィル及びボールペン - Google Patents

ボールペンチップ、ボールペンレフィル及びボールペン Download PDF

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Abstract

【課題】ボールペンチップにおいて後部孔からインキ流通溝へのインキの流れを改善する。【解決手段】ボールペンチップ40は、ボール42と、ボール42を保持するチップ本体50とを備え、チップ本体50は、ボール42を抱持するボール抱持室52と、ボール抱持室52の後方に位置する後部孔57と、ボール抱持室52と後部孔57とを連通させるインキ流通孔62と、インキ流通孔62から径方向drに延び、ボール抱持室52に開口するとともに、後部孔57に達するインキ流通溝64と、を有し、後部孔57は、最も前方に位置する最前孔57a1を含み、チップ本体50の中心軸線Aからインキ流通溝64の周壁66までの距離R1の、中心軸線Aから最前孔57a1の周壁59までの距離R2に対する割合(R1/R2)は、0.9以上である。【選択図】図3

Description

本発明は、ボールペンチップ、ボールペンレフィル及びボールペンに関する。
従来、ボールペンにおいて、ボールと、このボールを保持するチップ本体とを備えたボールペンチップが利用されている。
特許文献1には、ボールを収納するためのボール抱持室と、ボール抱持室の後方に位置する後部孔と、ボール抱持室と後部孔とを連通させるインキ誘導孔と、インキ誘導孔から径方向に延びるインキ溝と、を備えたボールペンチップ、及び、このボールペンチップを備えたボールペンが開示されている。
特開2002-52884号公報
ボールペンによって形成された筆跡の濃度を向上させるために、筆跡の単位長さ当たりのインキの量を増加させることが検討されている。しかしながら、従来のボールペンでは、筆跡を形成するインキの量を十分に増加させることができなかった。この問題の改善策について本件発明者らが鋭意検討を行ったところ、後部孔からインキ流通溝へのインキの流れを改善することにより、後部孔からボールに供給されるインキの量を増加させることができ、これにより、筆跡を形成するインキの量を増加させることが可能となることを見出した。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、ボールペンチップにおいて後部孔からインキ流通溝へのインキの流れを改善することを目的とする。
本発明によるボールペンチップは、
ボールと、前記ボールを保持するチップ本体とを備え、
前記チップ本体は、
前記ボールを抱持するボール抱持室と、
前記ボール抱持室の後方に位置する後部孔と、
前記ボール抱持室と前記後部孔とを連通させるインキ流通孔と、
前記インキ流通孔から径方向に延び、前記ボール抱持室に開口するとともに、前記後部孔に達するインキ流通溝と、を有し、
前記チップ本体の中心軸線から前記インキ流通孔の周壁までの距離R1の、前記中心軸線から前記後部孔の周壁までの距離R2に対する割合(R1/R2)は、0.9以上である。
本発明によるボールペンチップにおいて、
前記インキ流通孔の周壁における、前記インキ流通溝が形成されている部分の周長の合計C1の、前記インキ流通孔の周壁における、前記インキ流通溝が形成されていない部分の周長の合計C2に対する割合(C1/C2)は、0.5以上であってもよい。
本発明によるボールペンチップにおいて、
前記チップ本体に対する前記ボールの前後方向の可動範囲は、0.015mm以上0.05mm以下であってもよい。
本発明によるボールペンレフィルは、
上述のボールペンチップと、
インキを収容するインキ収容筒と、を備える。
本発明によるボールペンレフィルにおいて、
前記インキは熱変色性インキであってもよい。
本発明によるボールペンは、
上述のボールペンレフィルを備える。
本発明によれば、ボールペンチップにおいて後部孔からインキ流通溝へのインキの流れを改善することができる。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための図であって、ボールペンチップを有するボールペンレフィルが組み込まれたボールペンの一例を示す縦断面図である。 図2は、図1のボールペンチップを拡大して示す縦断面図である。 図3は、ボールペンチップの先端付近をさらに拡大して示す縦断面図である。 図4は、図3のIV-IV線に対応する横断面図である。の体積の計算結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、本明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件ならびにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
本明細書では、ボールペン10の中心軸線Aが延びる方向(長手方向、縦断面図における上下方向)を軸方向da、中心軸線Aと直交する方向を径方向dr、中心軸線A周りの円周に沿った方向を周方向dcとする。また、軸方向daに沿って、筆記する際に紙面等の被筆記面に近接する側を前方とし、被筆記面から離間する側を後方とする。すなわち、ペン先側が前方であり、ペン先と反対側が後方である。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための図であって、ボールペン10の一例を示す断面図である。本実施形態では、ボールペン10がいわゆるサイドノック式のボールペンである例について説明する。ボールペン10は、軸筒20と、軸筒20内に組み込まれたボールペンレフィル30と、ボールペンレフィル30の先端を軸筒20から出没させるための出没機構12と、筆跡を摩擦するための摩擦部材14と、クリップ16と、を備えている。
軸筒20は、前軸21と、前軸21に連結された後軸25と、後軸25の後端部に取り付けられた後端キャップ28と、前軸21の外面を取り囲んで配置されたグリップ部材29と、を含んでいる。前軸21は、前端に設けられ、ボールペンレフィル30のボールペンチップ40の先端部が出没可能な開口部22と、前方領域の内面に設けられた第1係合部23と、後方領域の外面に設けられた雄ネジ部24と、を有している。後軸25は、前方領域の内面に設けられた雌ネジ部26を有している。前軸21の雄ネジ部24と後軸25の雌ネジ部26とが螺合することにより、前軸21と後軸25とが互いに結合される。後端キャップ28は、後軸25の後端部に嵌着されている。グリップ部材29は、使用者がボールペン10で筆記を行う際に、指でつかむことが意図されている。前軸21、後軸25及び後端キャップ28は、例えば樹脂で形成され、グリップ部材29は、例えばゴムで形成される。
本実施形態では、クリップ16が、ノック時に使用者によって操作される操作部として機能する。軸筒20には、軸方向daに延び軸筒20の壁部を貫通するスライド孔27が設けられている。スライド孔27は、後軸25の後方領域と後端キャップ28の前端部とに跨って設けられている。図示された例では、クリップ16がスライド孔27を通って軸筒20内から軸筒20外まで延びている。クリップ16の軸方向daの移動範囲は、スライド孔27の前端及び後端により画定され得る。
ボールペンレフィル30は、軸筒20内に出没可能に収容されている。ボールペンレフィル30は、インキを収容するインキ収容筒32と、インキ収容筒32の前方に配置されたチップホルダ34と、チップホルダ34の前方に配置されたボールペンチップ40と、を含んでいる。図1に示された例では、チップホルダ34の後端部がインキ収容筒32の前端部内に挿入され、ボールペンチップ40の後端部がチップホルダ34の前端部内に挿入されている。ボールペンレフィル30は、前方領域の外面に設けられた第2係合部36を有する。図示された例では、第2係合部36は、チップホルダ34の外面に設けられている。ボールペンレフィル30が組み立てられた状態において、ボールペンレフィル30の第2係合部36は、前軸21の第1係合部23よりも後方に位置しており、第1係合部23と第2係合部36との間には、コイルバネ18が圧縮状態で配置されている。これにより、コイルバネ18は、ボールペンレフィル30を後方に付勢する。
インキとしては、ボールペンに使用可能なインキが特に制限なく使用され得る。一例として、インキとして熱変色性インキを使用することができる。熱変色性インキは、可逆熱変色性インキであってもよい。可逆熱変色性インキとしては、一例として、加熱により発色状態から消色状態へ変化し、冷却により消色状態から発色状態へ変化する加熱消色型の可逆熱変色性インキが使用され得る。
具体的には、剪断減粘性を有する水性ゲルインキ、低粘度の水性インキ、低粘度の油性インキ、高粘度の油性インキ、エマルションインキ等、ボールペンチップの種類に応じて汎用のインキが適用できる。その中でも、剪断減粘性を有する水性ゲルインキが特に効果的である。
また、剪断減粘性を有する水性ゲルインキにおいて、色材は特に限定されず、染料、顔料、金属光沢調顔料、蛍光顔料、酸化チタン、熱変色性顔料等を用いることができる。特に熱変色性顔料はそれ自身の着色力が乏しく筆跡濃度が得られ難いため、インキの流れを改善し、筆跡の濃度を向上させることができる本実施形態においては特に好ましく用いることができる。
剪断減粘性を有する水性ゲルインキにおいてその粘度は、20℃の環境下において、剪断速度3.84sec-1の条件で測定した場合、1~2000mPa・sであることが好ましく、3~1500mPa・sであることがより好ましく、500~1000mPa・sであることがさらに好ましい。また、20℃の環境下において、剪断速度384sec-1の条件で測定した場合、ボールペンのペン先からのインキ吐出性を良好とすることができることから、粘度は、1~200mPa・sであることが好ましく、10~100mPa・sであることがより好ましく、20~50mPa・sであることがさらに好ましい。
なお、粘度は、レオメーター〔TAインスツルメンツ社製、製品名:Discovery HR-2、コーンプレート(直径40mm、角度1°)〕を用いて、インキを20℃の環境下に置いて、剪断速度3.84sec-1、または、剪断速度384sec-1の条件で測定した値である。
本発明によるインキ組成物を水性ボールペンに充填した場合、そのボール径(直径)とインキ消費量とは特定の関係を満たすことが好ましい。具体的には、水性ボールペンの100mあたりのインキ消費量をA(mg)、前記ボール径をB(mm)とした場合、200≦A/B≦800の関係とすることが好ましく、300≦A/B≦700の関係とすることがより好ましい。これは、ボール径に対して、適正な範囲のインキ消費量とすることで、インキ流動性を良好とし、筆跡カスレなどを抑制して良好な筆跡が得られやすいためである。
本実施形態の摩擦部材14は、インキによる筆跡を摩擦するための部材である。インキが熱変色性インキである場合、摩擦部材14は、筆跡が形成された紙等の被筆記面を摩擦して、筆跡を形成するインキを摩擦熱により加熱する機能を有する摩擦部材とすることができる。この場合、摩擦部材14は、例えば弾性材料から形成することができる。摩擦部材14は、後端キャップ28に、圧入、係合、螺合、嵌合、接着、2色成形等によって固定され得る。また、インキが熱変色性を有しないインキである場合には、摩擦部材14は、一例として、筆跡が形成された紙等の被筆記面を摩擦することにより当該筆跡を削り取る部材、例えば砂消しゴム、であってもよい。
出没機構12は、ボールペン10を、前軸21の開口部22からボールペンチップ40の先端部が突出するノック状態と、開口部22からボールペンチップ40の先端部が没入する非ノック状態と、を交互に切り換えるための機構である。図1では、ボールペン10がノック状態において示されている。非ノック状態では、コイルバネ18の弾発力により、ボールペンレフィル30が後方に向かって付勢され、これにより、ボールペンチップ40の先端部は開口部22から没入している。使用者が指でクリップ16を前方へ押してスライドさせると、ボールペンレフィル30が前方に向かって移動し、ボールペンチップ40の先端部が開口部22から前方へ突出する。使用者がクリップ16から指を離しても、ボールペンレフィル30は、ボールペンチップ40の先端部が開口部22から前方へ突出した状態を維持する。再度、使用者が指でクリップ16を前方へ押してスライドさせると、ボールペンレフィル30が前方に向かって微小距離だけ移動する。使用者がクリップ16から指を離す又はクリップ16に対する前方への押圧力を緩めると、コイルバネ18の弾発力により、ボールペンレフィル30が後方に向かって付勢され、ボールペンチップ40の先端部が開口部22から没入する。このような出没動作を実現する出没機構12は公知であるので詳細な説明は省略する。一例として、出没機構12として、特開2012-6315号公報に開示された出没機構を用いることが可能である。
図2及び図3を参照して、ボールペンチップ40についてさらに説明する。図2は、ボールペンチップ40を拡大して示す縦断面図であり、図3は、ボールペンチップ40の先端付近をさらに拡大して示す縦断面図である。
ボールペンチップ40は、ボール42と、ボール42を保持するチップ本体50とを備えている。チップ本体50は、例えばステンレス鋼等の金属材料で形成される。耐食性などを考慮すると、チップ本体50は、ステンレス鋼で形成されることが好ましい。また、ボール42は、例えばタングステンカーバイド系超硬材等の金属材料で形成される。ボール42の直径は、例えば0mmを超えて0.5mm以下とすることができる。好ましくは、ボール42の直径は、0.2mm以上0.5mm以下とすることができる。チップ本体50は、インキ収容筒32内に収容されたインキをボール42へ誘導する機能を有する。筆記の際に、使用者がボール42を紙等の被筆記面に押し付けたまま被筆記面上を移動させることにより、ボール42は被筆記面上で回転する。これにより、ボール42に付着したインキが被筆記面に転写される。そして、転写されたインキによって被筆記面上に筆跡が形成される。なお、インキとして、ボール42の回転によって粘度が低下する水性の剪断減粘性インキを用いた場合には、被筆記面上でのボール42の回転にともなって、ボール42に付着したインキが被筆記面へ浸透する。そして、浸透したインキによって被筆記面上に筆跡が形成される。
チップ本体50は、例えば切削加工によって作製される。このとき、チップ本体50の内面に作製時の切削によるバリなどが残存していると、このバリによってチップ本体50内におけるインキの流れが阻害される恐れがある。この問題を解決するためには、チップ本体50を切削加工で作製した後に、チップ本体50の内面にクリーニングを行うことが考えられる。このクリーニングにより、バリが除去されるとともに、チップ本体50の内面の表面粗さ(算術平均粗さRa)が小さくなり、内面が鏡面化される。しかし、本件発明者らの検討により、チップ本体50の内面にクリーニングを行っても、チップ本体50内におけるインキの流れが大きく改善されない場合があることが分かった。これは、インキとして水性インキや水性の剪断減粘性インキ等の水系のインキを用いた場合、ステンレス鋼においては、表面の粗さが例えば算術平均粗さRaが10nm未満であるような鏡面と比較して大きな表面粗さを有する表面の方が、当該表面におけるインキの接触角が大きくなるとともにインキの広がりが抑制されて、インキが流れやすくなるためであると推測される。したがって、チップ本体50の内面の表面粗さは、JIS B0601:2013に規定される算術平均粗さRaで10nm以上500nm以下であることが好ましく、50nm以上300nm以下であることがより好ましく、100nm以上150nm以下であることがさらに好ましい。
本実施形態のボールペンチップ40は、ボール42を前方へ付勢するための弾発部材44を有している。図2に示された例では、弾発部材44は、バネ部46と、バネ部46から前方に延び、ボール42に後方から当接するロッド部48と、を有している。バネ部46は、例えばコイルスプリングで構成される。ロッド部48の後端はバネ部46に接続されており、ロッド部48の前端はボール42に後方から当接している。図示された例では、バネ部46の後端がチップホルダ34に当接している。この状態において、バネ部46は圧縮状態にあり、バネ部46が伸長する方向に付勢力を生じている。ロッド部48は、バネ部46の付勢力をボール42に伝達する。これにより、ボール42には、ボール42を前方に付勢する力が常に働くことになる。ロッド部48の直径は、例えば0.01mm以上0.3mm以下とすることができる。好ましくは、直径は、0.05mm以上0.2mm以下とすることができる。
チップ本体50は、ボール抱持室52と、後部孔57と、インキ流通孔62と、インキ流通溝64と、を有している。ボール抱持室52は、ボール42を抱持する機能を有するとともに、当該ボール抱持室52内にインキを保持して、ボール42にインキを付着させる機能を有する。ボール抱持室52は、チップ本体50の前端から後方へ向けて形成された穴部で構成される。ボール抱持室52は、後壁54を有している。後壁54は、ボール抱持室52の後方部分を画定する壁である。チップ本体50の中心軸線は、ボールペン10の中心軸線Aと一致している。したがって、本明細書では、チップ本体50の中心軸線を、中心軸線Aと表記することもある。ボール抱持室52内にボール42を配置した後に、チップ本体50の先端部が内側(中心軸線A側)に向かって変形するようにかしめられることにより、ボール42がボール抱持室52に抱持される。したがって、チップ本体50は、先端部に内側(中心軸線A側)に向かって変形したかしめ部56を有している。
ボール抱持室52内において、ボール42は、前後方向に移動可能である。図3において、ボール抱持室52内において最も後方に位置するときのボール42が実線で示され、ボール抱持室52内において最も前方に位置するときのボール42が二点鎖線で示されている。非筆記時において、弾発部材44の付勢力により、ボール42はボール抱持室52内において最も前方に位置し、チップ本体50のかしめ部56に当接する。このとき、ボール42とかしめ部56との間の隙間がシールされる。これにより、非筆記時におけるインキの流出が抑制されるとともに、ボール抱持室52内のインキの乾燥が抑制される。ボールペン10で筆記を行う際には、筆圧による後方への力がボール42に作用することにより、弾発部材44の付勢力に抗してボール42が後方へ移動し、ボール42とかしめ部56との間に隙間が生じる。ボール42が被筆記面上で回転することにより、ボール42に付着したインキがこの隙間を通ってボール抱持室52から被筆記面へ運ばれ、被筆記面に付着する。なお、ボール42がボール抱持室52内において最も後方に位置するときに、ボール42は後壁54とインキ流通孔62との合流部分(インキ流通孔62の前端62a)に当接する。チップ本体50に対するボール42の前後方向の可動範囲(クリアランス)Cは、例えば0.015mm以上0.06mm以下とすることができる。好ましくは、ボール42の可動範囲Cは、0.02mm以上0.05mm以下とすることができる。
インキ流通孔62は、ボール抱持室52と後部孔57との間に位置して、ボール抱持室52と後部孔57とを連通させる。インキ流通孔62は、軸方向daに沿って直線状に延びている。図示された例では、インキ流通孔62は、円柱状の形状を有する貫通孔であり、円筒状の形状を有する周壁63を有している。インキ流通孔62は、後部孔57からボール抱持室52へ向かうインキの流路として機能する。インキ流通孔62の内径(直径)D1は、例えばボール42の直径の40%以上90%以下とすることができる。好ましくは、内径D1は、ボール42の直径の50%以上80%以下とすることができる。また、内径D1は、例えば0.2mm以上0.45mm以下とすることができる。好ましくは、内径D1は、0.25mm以上0.4mm以下である。インキ流通孔62の中心軸線は、チップ本体50の中心軸線Aと一致している。
また、インキ流通孔62の長さL1は、例えばボール42の直径の0%を超えて90%以下とすることができる。好ましくは、長さL1は、ボール42の直径の40%以上80%以下とすることができる。また、長さL1は、例えば0mmを超えて0.45mm以下とすることができる。好ましくは、長さL1は、0.2mm以上0.4mm以下とすることができる。ここで、インキ流通孔62の長さL1は、インキ流通孔62の前端62aからインキ流通孔62の後端62bまでの、軸方向daに沿った長さである。図示された例では、インキ流通孔62の前端62aは、内径D1を有する部分のうち最も前方に位置する部分であり、インキ流通孔62の後端62bは、内径D1を有する部分のうち最も後方に位置する部分である。インキ流通孔62の前端62aは、ボール42がボール抱持室52内において最も後方に位置するときに、ボール42と当接する。インキ流通孔62がこのような寸法D1及び/又はL1を有していると、インキ流通孔62を介したインキの流通量を適切に確保することができる。
インキ流通溝64は、インキ流通孔62の周壁63から径方向drに延び、ボール抱持室52に開口する溝である。インキ流通溝64は、ボール抱持室52に達するとともに、後部孔57に達している。したがって、インキ流通溝64は、ボール抱持室52と後部孔57に連通している。本実施形態では、インキ流通溝64は、軸方向daと平行な方向に直線状に延びている。インキ流通溝64の前端64aは、ボール抱持室52の後壁54に位置する。また、インキ流通溝64の後端64bは、後部孔57の最前孔57a1の前方に配置された傾斜面58に位置する。チップ本体50が、このようなインキ流通溝64を有していることにより、ボール42がボール抱持室52内において最も後方に位置して、インキ流通孔62の前端62aに当接している場合(図3参照)にも、ボール42とインキ流通溝64の前端64aとの間に隙間が形成され、インキが、後部孔57及びインキ流通孔62からインキ流通溝64を介してボール抱持室52へ流れることができる。
インキ流通溝64は、インキ流通孔62と対向する周壁66を有している。周壁66は、インキ流通溝64の径方向drの外側の輪郭を画定する壁である。周壁66は、軸方向da及び周方向dcの両方に沿って延びている。チップ本体50の中心軸線Aからインキ流通溝64の周壁66までの距離R1は、例えば0.2mm以上1mm以下とすることができる。好ましくは、距離R1は、0.3mm以上0.7mm以下とすることができる。
また、インキ流通溝64における軸方向da及び径方向drの両方に直交する方向に沿った幅W(図4参照)は、例えば0.01mm以上0.15mm以下とすることができる。好ましくは、幅Wは、0.05mm以上0.1mm以下とすることができる。
チップ本体50は、1つのインキ流通溝64又は複数のインキ流通溝64を有している。チップ本体50が複数のインキ流通溝64を有している場合、各インキ流通溝64は、周方向dcに沿って互いに等角度間隔を有して配置されてもよい。図4に示された例では、チップ本体50は、周方向dcに沿って互いに等角度間隔を有して配置された4つのインキ流通溝64を有している。
後部孔57は、ボール抱持室52の後方に位置して、軸方向daに沿って延びている。後部孔57は、チップホルダ34を介してインキ収容筒32と連通しており、インキ収容筒32からボール抱持室52へ向かうインキの流路として機能する。後部孔57は、チップ本体50の後端から前方へ向けて形成された孔部で構成される。後部孔57は、円柱状に形成された孔部を含んでいる。後部孔57の中心軸線は、チップ本体50の中心軸線Aと一致している。
本実施形態では、後部孔57は、互いに直径の異なる複数の円柱状の孔部57aを含んでいる。とりわけ、後部孔57を構成する各孔部57aの直径は、後方に向かうにつれて大きくなっている。各孔部57aの中心軸線は、チップ本体50の中心軸線Aと一致している。後部孔57が、互いに直径の異なる複数の孔部57aを含む場合、この複数の孔部57aのうち、最も前方に位置する孔部を最前孔57a1とする。なお、後部孔57が1つの孔部57aのみを含む場合には、当該孔部57aを最前孔57a1とする。インキ流通孔62と最前孔57a1とは、後方に向かうにつれて直径が大きくなる傾斜面58により互いに接続されている。また、軸方向daに隣り合う2つの孔部57aも、後方に向かうにつれて直径が大きくなる傾斜面58により互いに接続されている。傾斜面58は、チップ本体50の中心軸線Aと一致する中心軸線を有する円錐台の側面として構成されている。中心軸線Aを含む断面における、中心軸線Aに対する傾斜面58の傾斜角度θは、例えば30度以上60度以下、好ましくは40度以上50度以下、とすることができる。
本実施形態では、最前孔57a1の直径D2は、後部孔57を構成する孔部57aの各直径のうち最も小さくなっている。直径D2は、例えば0.3mm以上1mm以下とすることができる。好ましくは、直径D2は、0.4mm以上0.8mm以下とすることができる。チップ本体50の中心軸線Aから最前孔57a1の周壁59までの距離R2は、最前孔57a1の半径に一致し、すなわち直径D2の1/2である。
上述のように、従来のボールペンでは、筆跡を形成するインキの量を十分に増加させることができず、ボールペンによって形成された筆跡の濃度を向上させることができなかった。この問題の改善策について本件発明者らが鋭意検討を行ったところ、後部孔57からインキ流通溝64へのインキの流れを改善することにより、後部孔57からボール42に供給されるインキの量を増加させることができ、これにより、筆跡を形成するインキの量を増加させることが可能となることを見出した。具体的には、チップ本体50の中心軸線Aからインキ流通溝64の周壁66までの距離R1の、中心軸線Aから最前孔57a1の周壁59までの距離R2に対する割合(R1/R2)を、0.9以上とすることにより、後部孔57からインキ流通溝64へのインキの流れを改善することができることを見出した。
本件発明者らは、この理由を以下のようなメカニズムによるものと推定している。R1/R2が0.9未満である場合、インキ流通溝64の周壁66と、最前孔57a1の周壁59との間に形成される段差が大きくなる。とりわけ、段差の径方向drの寸法が大きくなる。この段差は、インキの軸方向daの流通を妨げ得る。具体的には、最前孔57a1からインキ流通溝64へ向かって流れるインキが、周壁66と周壁59との間に形成される段差にぶつかることにより、インキの流れが阻害される。これに対して、本実施形態のようにR1/R2が0.9以上である場合、インキ流通溝64の周壁66と、最前孔57a1の周壁59との間に形成される段差が小さくなる。すなわち、段差の径方向drの寸法が小さくなる。したがって、最前孔57a1からインキ流通溝64へ向かって流れるインキの流れが、周壁66と周壁59との間に形成される段差によって阻害されることを効果的に抑制することができる。
好ましくは、R1/R2は0.95以上とすることができる。また、好ましくは、R1/R2は1.0未満とすることができる。R1/R2がこのような値である場合、最前孔57a1からインキ流通溝64へ向かって流れるインキの流れが、周壁66と周壁59との間に形成される段差によって阻害されることを、さらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、ボール抱持室52の直径D3は、例えばボール42の直径の100%以上120%以下とすることができる。好ましくは、直径D3は、ボール42の直径の100%を超えて120%以下とすることができる。より好ましくは、直径D3は、ボール42の直径の105%以上110%以下とすることができる。また、直径D3は、例えば0.15mm以上0.6mm以下とすることができる。好ましくは、直径D3は、0.15mm以上0.4mm以下とすることができる。チップ本体50の中心軸線Aからボール抱持室52の周壁までの距離R3は、ボール抱持室52の半径に一致し、すなわち直径D3の1/2である。
前述したように、距離R1の距離R2に対する割合(R1/R2)が0.9以上であることに加えて、距離R1の距離R3に対する割合(R1/R3)を0.9以上とすることにより、後部孔57からインキ流通溝64、さらにボール抱持室52へのインキの流れを改善することができる。
図4は、図3のIV-IV線に対応する横断面図であり、とりわけ、チップ本体50の中心軸線Aと直交する断面においてボールペンチップ40を示す図である。
上述のように、インキ流通孔62の周壁63は円筒状の形状を有している。したがって、図4に示された断面において、周壁63は円形の形状を有している。本明細書において、周方向dcに沿った長さを周長と呼ぶ。図示された例において、インキ流通孔62の周壁63における、1つのインキ流通溝64が形成されている部分の周長をC11とする。周長C11は、インキ流通溝64が形成されている部分に、周壁63をその曲率を維持して延長したと仮定した場合における、周方向dcに沿った長さである。図示された例では、同一の寸法を有した4つのインキ流通溝64が周方向dcに等角度間隔で配列されている。この場合、インキ流通孔62の周壁63における、インキ流通溝64が形成されている部分の周長の合計C1は、C11の4倍である。また、周方向dcに隣り合う2つのインキ流通溝64の間に位置する周壁63の周長をC21とする。この場合、インキ流通孔62の周壁63における、インキ流通溝64が形成されていない部分の周長の合計C2は、C21の4倍である。
本実施形態では、C1のC2に対する割合(C1/C2)は、0.5以上となっている。これにより、インキ流通溝64の断面積を大きくすることができる。したがって、後部孔57からボール抱持室52へ向かうインキの流量を十分に確保することができる。また、C1/C2は10以下とすることができる。
本実施形態のボールペンチップ40は、ボール42と、ボール42を保持するチップ本体50とを備え、チップ本体50は、ボール42を抱持するボール抱持室52と、ボール抱持室52の後方に位置する後部孔57と、ボール抱持室52と後部孔57とを連通させるインキ流通孔62と、インキ流通孔62から径方向drに延び、ボール抱持室52に開口するとともに、後部孔57に達するインキ流通溝64と、を有し、後部孔57は、最も前方に位置する最前孔57a1を含み、チップ本体50の中心軸線Aからインキ流通溝64の周壁66までの距離R1の、中心軸線Aから最前孔57a1の周壁59までの距離R2に対する割合(R1/R2)は、0.9以上である。
本実施形態のボールペンレフィル30は、上述のボールペンチップ40と、インキを収容するインキ収容筒32と、を備える。
本実施形態のボールペン10は、上述のボールペンレフィル30を備える。
このようなボールペンチップ40、ボールペンレフィル30及びボールペン10によれば、インキ流通溝64の周壁66と、後部孔57の周壁59との間に形成される段差が小さくなるので、後部孔57からインキ流通溝64へ向かって流れるインキの流れが、周壁66と周壁59との間に形成される段差によって阻害されることを効果的に抑制することができる。したがって、ボールペンチップ40において後部孔57からインキ流通溝64へのインキの流れを改善することができる。
また、従来のボールペンでは、筆記せずに長期間放置した場合に、ボール抱持室内でインキが乾燥して固化することがあった。この場合、ボールにインキが適切に供給されず、筆跡がかすれたり、筆記が全くできなくなる等の問題が生じていた。本実施形態のボールペンチップ40、ボールペンレフィル30及びボールペン10によれば、ボールペンチップ40において後部孔57からインキ流通溝64へのインキの流れを改善することにより、後部孔57からボール抱持室52へのインキの流量を大きくすることが可能になる。これにより、ボール抱持室52内でのインキの乾燥を効果的に抑制することができる。
本実施形態のボールペンチップ40では、インキ流通孔62の周壁63における、インキ流通溝64が形成されている部分の周長の合計C1の、インキ流通孔62の周壁63における、インキ流通溝64が形成されていない部分の周長の合計C2に対する割合(C1/C2)は、0.5以上である。
このようなボールペンチップ40によれば、インキ流通溝64の断面積を大きくすることができるので、後部孔57からボール抱持室52へ向かうインキの流量を十分に確保することができる。したがって、ボールペンチップ40において後部孔57からインキ流通溝64へのインキの流れを、さらに改善することができる。
本実施形態のボールペンチップ40では、チップ本体50に対するボール42の前後方向の可動範囲Cは、0.015mm以上0.06mm以下である。
ボール42がこのような可動範囲Cを有している場合、ボール42とかしめ部56との間に生じ得る隙間が比較的大きくなり、ボール抱持室52内のインキが乾燥しやすくなる。したがって、このようなボールペンチップ40において、後部孔57からインキ流通溝64へのインキの流れを改善することによる、ボール抱持室52内でのインキの乾燥を抑制する効果が大きく発揮される。
上述したように、チップ本体50の内面の表面粗さは、JIS B0601:2013に規定される算術平均粗さRaで10nm以上500nm以下であることが好ましい。とりわけ、インキ流通溝64に連接された面の表面粗さは、JIS B0601:2013に規定される算術平均粗さRaで10nm以上500nm以下であることが好ましく、50nm以上300nm以下であることがより好ましく、100nm以上150nm以下であることがさらに好ましい。これにより、インキ流通溝64へのインキの流れが向上する。なお、インキ流通溝64に連接された面は、インキ流通孔62を構成する内面及び後部孔57を構成する内面の少なくとも1つである。
10 ボールペン
12 出没機構
14 摩擦部材
16 クリップ
18 コイルバネ
20 軸筒
21 前軸
22 開口部
23 第1係合部
24 雄ネジ部
25 後軸
26 雌ネジ部
27 スライド孔
28 後端キャップ
29 グリップ部材
30 ボールペンレフィル
32 インキ収容筒
34 チップホルダ
36 第2係合部
40 ボールペンチップ
42 ボール
44 弾発部材
46 バネ部
48 ロッド部
50 チップ本体
52 ボール抱持室
54 後壁
56 かしめ部
57 後部孔
57a 孔部
57a1 最前孔
58 傾斜面
59 周壁
62 インキ流通孔
62a 前端
62b 後端
64 インキ流通溝
64a 前端
64b 後端
66 周壁

Claims (6)

  1. ボールと、前記ボールを保持するチップ本体とを備えたボールペンチップであって、
    前記チップ本体は、
    前記ボールを抱持するボール抱持室と、
    前記ボール抱持室の後方に位置する後部孔と、
    前記ボール抱持室と前記後部孔とを連通させるインキ流通孔と、
    前記インキ流通孔から径方向に延び、前記ボール抱持室に開口するとともに、前記後部孔に達するインキ流通溝と、を有し、
    前記後部孔は、最も前方に位置する最前孔を含み、
    前記チップ本体の中心軸線から前記インキ流通溝の周壁までの距離R1の、前記中心軸線から前記最前孔の周壁までの距離R2に対する割合(R1/R2)は、0.9以上である、ボールペンチップ。
  2. 前記インキ流通孔の周壁における、前記インキ流通溝が形成されている部分の周長の合計C1の、前記インキ流通孔の周壁における、前記インキ流通溝が形成されていない部分の周長の合計C2に対する割合(C1/C2)は、0.5以上である、請求項1に記載のボールペンチップ。
  3. 前記チップ本体に対する前記ボールの前後方向の可動範囲は、0.015mm以上0.05mm以下である、請求項1又は2に記載のボールペンチップ。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載のボールペンチップと、
    インキを収容するインキ収容筒と、を備えたボールペンレフィル。
  5. 前記インキは熱変色性インキである、請求項4に記載のボールペンレフィル。
  6. 請求項4又は5に記載のボールペンレフィルを備えたボールペン。
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