JP2022078862A - 操作システム及び操作内容設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両における操作部のカスタマイズ性及び当該カスタマイズの容易性を向上することが可能な操作システムを提供する。【解決手段】操作システム1は、表示パネル71と、表示パネル71の少なくとも一部に重ねて配置される操作部72と、端末装置80から出力された操作部72の設定内容を操作部72に設定するとともに表示パネル71に表示させる制御部と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、車両における操作システム及び操作内容設定方法に関する。
近年、乗員が所有する端末装置と車両とを通信によって連携させることが試みられている。特許文献1には、乗員が所有する端末装置において予め設定された情報、及び、乗員の乗車位置に基づいて、車両の各装置を制御する(例えば、乗員の位置に対応するモニタを起動する等)技術が記載されている。
これに対し、カーシェアリングの普及等に伴い、車両の各装置の構成、特に、操作部(車載スイッチ)のレイアウトを、乗員(運転者)に応じて変更することが望まれている。
本発明は、前記した事情に鑑みて創案されたものであり、車両における操作部のカスタマイズ性及び当該カスタマイズの容易性を向上することが可能な操作システム及び操作内容設定方法を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の操作システムは、表示パネルと、前記表示パネルの少なくとも一部に重ねて配置される操作部と、端末装置から出力された前記操作部の設定内容を前記操作部に設定するとともに前記表示パネルに表示させる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の操作内容設定方法は、表示パネルと、前記表示パネルの少なくとも一部に重ねて配置される操作部と、前記表示パネルに隣接して設けられており、端末装置を保持可能なホルダと、前記表示パネルを制御する制御部と、を備える操作システムにおける操作内容設定方法であって、前記端末装置が前記ホルダによって保持されるステップと、前記制御部が、保持された前記端末装置において設定された前記操作部の設定内容を取得するステップと、前記制御部が、取得された前記設定内容を、前記操作部に設定するとともに前記表示パネルに表示させるステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の操作内容設定方法は、表示パネルと、前記表示パネルの少なくとも一部に重ねて配置される操作部と、前記表示パネルに隣接して設けられており、端末装置を保持可能なホルダと、前記表示パネルを制御する制御部と、を備える操作システムにおける操作内容設定方法であって、前記端末装置が前記ホルダによって保持されるステップと、前記制御部が、保持された前記端末装置において設定された前記操作部の設定内容を取得するステップと、前記制御部が、取得された前記設定内容を、前記操作部に設定するとともに前記表示パネルに表示させるステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、乗員(運転者)の好みに応じた操作部の設定及び当該設定内容の表示パネルへの表示を行うことによって、車両における操作部のカスタマイズ性及び当該カスタマイズの容易性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態について、本発明の端末装置保持構造を自動車に適用した場合を例にとり、適宜図面を参照しながら説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。上下、前後、左右(車幅方向)といった方向を示す用語は、車両及び当該車両の乗員(運転者)を基準とする。
<実施形態>
図1に示すように、本発明の実施形態に係る操作システム1は、車両の車室内の前端部であって、車両の座席(運転席)すなわち当該座席に座った乗員(運転者)の前方に設けられており、ステアリング装置の前方において端末装置80を保持する構造である。操作システム1は、ステアリング装置として、リム10と、支持フレーム20と、を備える。リム10及び支持フレーム20は、車両のステアリングホイール(ホイールともいう)を構成する。リム10及び支持フレーム20は、当該リム10の回動中心Xからオフセットした位置(運転者側から見てリム10と略重なる位置)で支持フレーム20によって回動可能に支持されている、いわゆる偏心ステアリングである。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る操作システム1は、車両の車室内の前端部であって、車両の座席(運転席)すなわち当該座席に座った乗員(運転者)の前方に設けられており、ステアリング装置の前方において端末装置80を保持する構造である。操作システム1は、ステアリング装置として、リム10と、支持フレーム20と、を備える。リム10及び支持フレーム20は、車両のステアリングホイール(ホイールともいう)を構成する。リム10及び支持フレーム20は、当該リム10の回動中心Xからオフセットした位置(運転者側から見てリム10と略重なる位置)で支持フレーム20によって回動可能に支持されている、いわゆる偏心ステアリングである。
<リム>
リム10は、乗員(運転者)が車両の運転操作を行うために握るものであり、乗員が座る座席(運転席)の前方に設けられて、正面視(座席側からの回動中心Xの軸線視)で円環形状を呈する。
リム10は、乗員(運転者)が車両の運転操作を行うために握るものであり、乗員が座る座席(運転席)の前方に設けられて、正面視(座席側からの回動中心Xの軸線視)で円環形状を呈する。
<支持フレーム>
支持フレーム20は、リム10を回動可能に支持するものである。なお、図1以外の各図では、支持フレーム20は省略されている。支持フレーム20は、突出部21と、第一ギヤ22と、第二ギヤ23と、を備える。突出部21は、リム10の内部に組み合わされた図示しない環状のリング部の下端部から、リム10の回動中心(中心)Xに向かって突出している。突出部21は、略矩形状を呈しており、内部には、ギヤ収容孔21aが形成されている。ギヤ収容孔21aには、大径の第一ギヤ22及び小径の第二ギヤ23が、互いに歯合して収容されている。第一ギヤ22は、リム10の内部の内歯車と歯合している。第二ギヤ23は、ステアリングシャフト2に対して一体的に回動可能に連結されている。
支持フレーム20は、リム10を回動可能に支持するものである。なお、図1以外の各図では、支持フレーム20は省略されている。支持フレーム20は、突出部21と、第一ギヤ22と、第二ギヤ23と、を備える。突出部21は、リム10の内部に組み合わされた図示しない環状のリング部の下端部から、リム10の回動中心(中心)Xに向かって突出している。突出部21は、略矩形状を呈しており、内部には、ギヤ収容孔21aが形成されている。ギヤ収容孔21aには、大径の第一ギヤ22及び小径の第二ギヤ23が、互いに歯合して収容されている。第一ギヤ22は、リム10の内部の内歯車と歯合している。第二ギヤ23は、ステアリングシャフト2に対して一体的に回動可能に連結されている。
リム10に加えられた運転者の回動操作力は、第一ギヤ22及び第二ギヤ23からステアリングシャフト2を介して転舵機構3に伝達される。転舵機構3は、リム10の回転方向及び回転力に応じて車両の前輪を転舵させる。
図2及び図3に示すように、操作システム1は、リム10の前方において、表示操作パネル70及び端末装置80(図1参照)を保持する構造として、基部30と、リンク部40と、表示操作パネル保持部50と、を左右一対に備える。また、操作システム1は、ホルダ60を備える。
<基部>
基部30は、前後方向及び上下方向に延在する平板状の金属製又は樹脂製の部材である。基部30の前端部は、ステアリングハンガー4に固定されている。基部30は、下部かつ後端部に形成される切欠部31と、上部かつ後端部に形成されるアーム部32と、を備える。
基部30は、前後方向及び上下方向に延在する平板状の金属製又は樹脂製の部材である。基部30の前端部は、ステアリングハンガー4に固定されている。基部30は、下部かつ後端部に形成される切欠部31と、上部かつ後端部に形成されるアーム部32と、を備える。
切欠部31は、第一の姿勢におけるホルダ60の設置部61の下端部における前面及び下面が当接する形状を呈する。アーム部32は、後方かつ上方に延設されている。アーム部32の先端部には、ホルダ60の設置部61の車幅方向端部かつ上端部が、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されている。かかるアーム部32(の先端部)は、ホルダ60の設置部61の上端部を回動可能に支持する第一の支持部の一例である。
<リンク部>
リンク部40は、金属製又は樹脂製の部材として、第一アーム部41と、第二アーム部42と、を備える。第一アーム部41の一端部は、基部30の高さ方向中間部かつ後端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されており、第一アーム部41の他端部は、第二アーム部42の一端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されている。第二アーム部42の一端部は、第一アーム部41の他端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されており、第二アーム部42の他端部は、ホルダ60の設置部61の車幅方向端部かつ下端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されている。かかるリンク部40は、ホルダ60の設置部61の下端部を、座席(運転席)すなわち乗員(運転者)から遠い位置と座席すなわち乗員に近い位置とに移動可能に支持する第二の支持部の一例である。
リンク部40は、金属製又は樹脂製の部材として、第一アーム部41と、第二アーム部42と、を備える。第一アーム部41の一端部は、基部30の高さ方向中間部かつ後端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されており、第一アーム部41の他端部は、第二アーム部42の一端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されている。第二アーム部42の一端部は、第一アーム部41の他端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されており、第二アーム部42の他端部は、ホルダ60の設置部61の車幅方向端部かつ下端部に対して、車幅方向に延びる軸周りに回動可能に連結されている。かかるリンク部40は、ホルダ60の設置部61の下端部を、座席(運転席)すなわち乗員(運転者)から遠い位置と座席すなわち乗員に近い位置とに移動可能に支持する第二の支持部の一例である。
<表示操作パネル保持部>
表示操作パネル保持部50は、運転者から見てリム10の左右と重なる部位及びリム10の円周外において、表示操作パネル70を保持する。表示操作パネル保持部50は、基部30の前端部から車幅方向外方に延設されており、上下方向及び車幅方向に延在する平板状の金属製又は樹脂製の部材である。表示操作パネル保持部50の後面には、表示操作パネル70が当接した状態で保持される。
表示操作パネル保持部50は、運転者から見てリム10の左右と重なる部位及びリム10の円周外において、表示操作パネル70を保持する。表示操作パネル保持部50は、基部30の前端部から車幅方向外方に延設されており、上下方向及び車幅方向に延在する平板状の金属製又は樹脂製の部材である。表示操作パネル保持部50の後面には、表示操作パネル70が当接した状態で保持される。
<ホルダ>
ホルダ60は、運転者から見てリム10の円周内において、端末装置80を保持する。図4及び図5に示すように、ホルダ60は、設置部61と、左右一対の挟持部62と、充電部63と、を備える。
ホルダ60は、運転者から見てリム10の円周内において、端末装置80を保持する。図4及び図5に示すように、ホルダ60は、設置部61と、左右一対の挟持部62と、充電部63と、を備える。
≪設置部≫
設置部61は、端末装置80の一面の下端部が当接して設置可能な平板状の樹脂製部材である。設置部61の後面には、端末装置80が当接した状態で保持される。
設置部61は、端末装置80の一面の下端部が当接して設置可能な平板状の樹脂製部材である。設置部61の後面には、端末装置80が当接した状態で保持される。
≪挟持部≫
左右一対の挟持部62は、設置部61から左右に拡張及び収納可能に構成されており、設置部61に設置された端末装置80の左右端面を挟持可能である。左右一対の挟持部62は、乗員によって一方の挟持部62が操作された場合に、設置部61内に設けられた連動機構によって、互いに連動して左右に拡張移動したり(図5参照)収納移動したり(図4参照)することができる。挟持部62は、端末装置80のバッテリが設置部61の車幅方向中央部に位置するように当該端末装置80を挟持する
左右一対の挟持部62は、設置部61から左右に拡張及び収納可能に構成されており、設置部61に設置された端末装置80の左右端面を挟持可能である。左右一対の挟持部62は、乗員によって一方の挟持部62が操作された場合に、設置部61内に設けられた連動機構によって、互いに連動して左右に拡張移動したり(図5参照)収納移動したり(図4参照)することができる。挟持部62は、端末装置80のバッテリが設置部61の車幅方向中央部に位置するように当該端末装置80を挟持する
≪充電部≫
充電部63は、設置部61内に設けられており、設置部61に設置された端末装置80のバッテリに対して充電可能に構成されている。充電部63は、設置部61の車幅方向中央部に設けられている。
充電部63は、設置部61内に設けられており、設置部61に設置された端末装置80のバッテリに対して充電可能に構成されている。充電部63は、設置部61の車幅方向中央部に設けられている。
≪第一の姿勢≫
図2及び図3に示すように、ホルダ60は、第一の姿勢をとることができる。ここで、リンク部40の第一アーム部41及び第二アーム部42は、上に凸となるように折り畳まれている。第一の姿勢におけるホルダ60の全体は、リム10よりも前方に位置する。
図2及び図3に示すように、ホルダ60は、第一の姿勢をとることができる。ここで、リンク部40の第一アーム部41及び第二アーム部42は、上に凸となるように折り畳まれている。第一の姿勢におけるホルダ60の全体は、リム10よりも前方に位置する。
≪第二の姿勢≫
また、ホルダ60は、乗員の操作によって、第二の姿勢をとることができる。ここで、リンク部40の第一アーム部41及び第二アーム部42は、前後方向に延びるように展開される。第二の姿勢におけるホルダ60の下端部は、第一の姿勢におけるホルダ60の下端部よりも乗員に近い位置となる。
また、ホルダ60は、乗員の操作によって、第二の姿勢をとることができる。ここで、リンク部40の第一アーム部41及び第二アーム部42は、前後方向に延びるように展開される。第二の姿勢におけるホルダ60の下端部は、第一の姿勢におけるホルダ60の下端部よりも乗員に近い位置となる。
なお、操作システム1は、リンク部40を作動させる駆動部(モータ)を備える構成であってもよい。駆動部は、後記する制御部73(図6参照)からの制御に基づいてリンク部40を作動させることによって、ホルダ60の姿勢を第一の姿勢及び第二の姿勢に切り替えることができる。
<表示操作パネル>
図1に示すように、表示操作パネル70は、乗員によって操作されるとともに、操作に必要な情報を表示するパネルである。なお、図1以外の各図では、表示操作パネル70は省略されている。表示操作パネル70は、表示パネル71と、複数の操作部72と、制御部73(図6参照)と、を備える。表示パネル71は、制御部73によって画像が表示される液晶パネルである。複数の操作部72は、表示パネル71の表示面の少なくとも一部に重ねて配置されており(乗員から見て表示パネル71の表示面(後面)の少なくとも一部と重なるように、表示パネル71の乗員側(後側)に設けられており)、表示パネル71を視認可能なスイッチ、ボタン等である。制御部73は、操作部72の設定内容を表示パネル71に表示させるとともに、当該設定内容を操作部72に設定する。操作部72の設定手法については、後記する動作例においてその一例を説明する。
図1に示すように、表示操作パネル70は、乗員によって操作されるとともに、操作に必要な情報を表示するパネルである。なお、図1以外の各図では、表示操作パネル70は省略されている。表示操作パネル70は、表示パネル71と、複数の操作部72と、制御部73(図6参照)と、を備える。表示パネル71は、制御部73によって画像が表示される液晶パネルである。複数の操作部72は、表示パネル71の表示面の少なくとも一部に重ねて配置されており(乗員から見て表示パネル71の表示面(後面)の少なくとも一部と重なるように、表示パネル71の乗員側(後側)に設けられており)、表示パネル71を視認可能なスイッチ、ボタン等である。制御部73は、操作部72の設定内容を表示パネル71に表示させるとともに、当該設定内容を操作部72に設定する。操作部72の設定手法については、後記する動作例においてその一例を説明する。
<端末装置>
端末装置80は、乗員(運転者)が所有するスマートホン等である。端末装置80は、タッチパネル等によって実現される表示部81及び操作部82と、これらを制御するとともに、制御部73と通信可能な制御部83と、を備える。
端末装置80は、乗員(運転者)が所有するスマートホン等である。端末装置80は、タッチパネル等によって実現される表示部81及び操作部82と、これらを制御するとともに、制御部73と通信可能な制御部83と、を備える。
<端末装置検知部>
操作システム1は、端末装置検知部90をさらに備える。端末装置検知部90は、ホルダ60に保持された端末装置80を検知し、検知結果を制御部73へ出力する。端末装置検知部90は、ホルダ60の設置部61に作用する荷重を検知する荷重センサ、充電部63による端末装置80への充電を検知する充電検知部、ホルダ60の姿勢を検知する姿勢検知部、又は、これらの組み合わせ等によって実現可能である。
操作システム1は、端末装置検知部90をさらに備える。端末装置検知部90は、ホルダ60に保持された端末装置80を検知し、検知結果を制御部73へ出力する。端末装置検知部90は、ホルダ60の設置部61に作用する荷重を検知する荷重センサ、充電部63による端末装置80への充電を検知する充電検知部、ホルダ60の姿勢を検知する姿勢検知部、又は、これらの組み合わせ等によって実現可能である。
<動作例>
続いて、操作システム1の動作例について、図7のフローチャートを参照して説明する。
続いて、操作システム1の動作例について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、端末装置80の制御部83は、スイッチレイアウト設定画面を表示部81に表示させる(図8参照)。制御部83は、スイッチレイアウト設定画面を見た乗員による操作部82の操作結果に基づいて、操作部72の設定内容を生成する(ステップS1、設定内容決定ステップ)。操作部72の設定内容は、操作部72のID(又は位置)と、操作内容と、を含む。設定内容(操作内容、制御内容)としては、例えば、エアコン操作、ライト操作、オーディオ操作、ホーン操作、窓開閉操作等が挙げられる。
続いて、端末装置80は、乗員の操作によってホルダ60に保持され(ステップS2、端末装置保持ステップ)、端末装置検知部90は、ホルダ60によって保持された端末装置80を検知し、検知結果を制御部73へ出力する。すなわち、表示操作パネル70の制御部73は、端末装置検知部90の検知結果に基づいて、ホルダ60によって保持された端末装置80を検知する(ステップS3、端末装置検知ステップ)。
続いて、表示操作パネル70の制御部73は、端末装置検知部90の検知結果を取得すると、設定内容要求信号を端末装置80へ送信する。続いて、端末装置80の制御部83は、設定内容要求信号を受信すると、設定内容を表示操作パネル70へ送信する。
続いて、表示操作パネル70の制御部73は、設定内容を受信し(ステップS4、設定内容取得ステップ)、受信した設定内容を表示パネル71及び操作部72に設定する(反映させる)(ステップS5、設定内容反映ステップ)。すなわち、ステップS5において、制御部73は、設定内容に含まれる操作部72のID(又は位置)及び操作内容を記憶するとともに、表示パネル71に操作内容を表示させる。
例えば、図9(a)に示すように、制御部73は、操作部72と重なる位置に、当該操作部72に設定された操作内容を表示させることができる。この場合には、操作部72は、表示パネル71において当該操作部72と重なる部位を視認可能なように、透明な部材によって形成される。また、図9(b)に示すように、制御部73は、操作部72の周辺に、意匠を表示させるとともに、操作部72の近傍に、当該意匠及び操作部72に設定された操作内容を表示させることができる。
制御部73は、操作部72が操作された場合には、当該操作部72に対応する設定内容(操作内容)を記憶結果から読み出して車両の制御部へ送信する。車両の制御部は、受信した設定内容(操作内容)に基づいて、車両の各装置を制御する。
本発明の実施形態に係る操作システム1は、表示パネル71と、前記表示パネル71の少なくとも一部に重ねて配置される操作部72と、端末装置80から出力された前記操作部72の設定内容を前記操作部72に設定するとともに前記表示パネル71に表示させる制御部73と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の実施形態に係る操作内容設定方法は、表示パネル71と、前記表示パネル71の少なくとも一部に重ねて配置される操作部72と、前記表示パネル71に隣接して設けられており、端末装置80を保持可能なホルダ60と、前記表示パネル71を制御する制御部73と、を備える操作システム1における操作内容設定方法であって、前記端末装置80が前記ホルダ60によって保持されるステップと、前記制御部73が、保持された前記端末装置80において設定された前記操作部72の設定内容を取得するステップと、前記制御部73が、取得された前記設定内容を、前記操作部72に設定するとともに前記表示パネル71に表示させるステップと、を含む。
したがって、操作システム1及び操作内容設定方法は、乗員(運転者)の好みに応じた操作部72の設定及び当該設定内容の表示パネル71への表示を行うことによって、操作部72のカスタマイズ性及び当該カスタマイズの容易性を向上することができる。また、操作システム1及び操作内容設定方法は、例えばカーシェアリングに用いられる車両において、乗員(運転者)に対応した操作部72設定及び当該設定内容の表示パネル71への表示を行うことができる。
また、本発明の実施形態に係る操作内容設定方法は、表示パネル71と、前記表示パネル71の少なくとも一部に重ねて配置される操作部72と、前記表示パネル71に隣接して設けられており、端末装置80を保持可能なホルダ60と、前記表示パネル71を制御する制御部73と、を備える操作システム1における操作内容設定方法であって、前記端末装置80が前記ホルダ60によって保持されるステップと、前記制御部73が、保持された前記端末装置80において設定された前記操作部72の設定内容を取得するステップと、前記制御部73が、取得された前記設定内容を、前記操作部72に設定するとともに前記表示パネル71に表示させるステップと、を含む。
したがって、操作システム1及び操作内容設定方法は、乗員(運転者)の好みに応じた操作部72の設定及び当該設定内容の表示パネル71への表示を行うことによって、操作部72のカスタマイズ性及び当該カスタマイズの容易性を向上することができる。また、操作システム1及び操作内容設定方法は、例えばカーシェアリングに用いられる車両において、乗員(運転者)に対応した操作部72設定及び当該設定内容の表示パネル71への表示を行うことができる。
前記操作部72は、当該操作部72を介して前記表示パネル71を視認可能に構成されている。
したがって、操作システム1は、操作部72と重なる位置に当該操作部72に設定された操作内容を表示することができる。
したがって、操作システム1は、操作部72と重なる位置に当該操作部72に設定された操作内容を表示することができる。
また、操作システム1は、前記表示パネル71に隣接して設けられており、前記端末装置80を保持可能なホルダ60を備え、前記制御部73は、前記ホルダ60によって保持された前記端末装置80から出力された前記操作部72の設定内容を前記表示パネル71に表示させる。
したがって、操作システム1は、車両内に複数の端末装置が存在する場合において、ホルダ60によって保持された端末装置80における設定内容を好適に採用することができる。
したがって、操作システム1は、車両内に複数の端末装置が存在する場合において、ホルダ60によって保持された端末装置80における設定内容を好適に採用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変形可能である。例えば、表示操作パネル70の制御部73の通信可能な範囲は、ホルダ60に保持された端末装置80と通信可能な近距離に設定されていてもよい。かかる構成によると、他の乗員が所有する端末装置との誤通信を防止することができる。
1 操作システム
2 ステアリングシャフト
3 転舵機構
10 リム
20 支持フレーム
50 表示操作パネル保持部
60 ホルダ
61 設置部
62 挟持部
63 充電部
70 表示操作パネル
71 表示パネル
72 操作部
73 制御部
80 端末装置
2 ステアリングシャフト
3 転舵機構
10 リム
20 支持フレーム
50 表示操作パネル保持部
60 ホルダ
61 設置部
62 挟持部
63 充電部
70 表示操作パネル
71 表示パネル
72 操作部
73 制御部
80 端末装置
Claims (4)
- 表示パネルと、
前記表示パネルの少なくとも一部に重ねて配置される操作部と、
端末装置から出力された前記操作部の設定内容を前記操作部に設定するとともに前記表示パネルに表示させる制御部と、
を備えることを特徴とする操作システム。 - 前記操作部は、当該操作部を介して前記表示パネルを視認可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の操作システム。 - 前記表示パネルに隣接して設けられており、前記端末装置を保持可能なホルダを備え、
前記制御部は、前記ホルダによって保持された前記端末装置から出力された前記操作部の設定内容を前記表示パネルに表示させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作システム。 - 表示パネルと、前記表示パネルの少なくとも一部に重ねて配置される操作部と、前記表示パネルに隣接して設けられており、端末装置を保持可能なホルダと、前記表示パネルを制御する制御部と、を備える操作システムにおける操作内容設定方法であって、
前記端末装置が前記ホルダによって保持されるステップと、
前記制御部が、保持された前記端末装置において設定された前記操作部の設定内容を取得するステップと、
前記制御部が、取得された前記設定内容を、前記操作部に設定するとともに前記表示パネルに表示させるステップと、
を含むことを特徴とする操作内容設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020189816A JP2022078862A (ja) | 2020-11-13 | 2020-11-13 | 操作システム及び操作内容設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020189816A JP2022078862A (ja) | 2020-11-13 | 2020-11-13 | 操作システム及び操作内容設定方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024043053A1 (ja) * | 2022-08-23 | 2024-02-29 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム |
WO2024070482A1 (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置、および非一時的なコンピュータ可読媒体 |
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2020
- 2020-11-13 JP JP2020189816A patent/JP2022078862A/ja active Pending
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WO2024043053A1 (ja) * | 2022-08-23 | 2024-02-29 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム |
WO2024070482A1 (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-04 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置、および非一時的なコンピュータ可読媒体 |
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