JP2022077807A - 管運搬装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の管運搬装置1の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。本発明の管運搬装置1は各種管部材の運搬に用いることができるが、ここでは、水力発電設備や下水道設備などの用途で設置された直径1800mm(R900)の鋼管(以下「既設管」という)X内に、直径1300mm(R650)の鋼管(以下「新設管」という)Yを運搬する場合を一例として説明する。なお、図面上は簡略化しているが、新設管Yは厚さ12~13mm程度の鋼板を一部が重なるように円筒状に丸めた状態で運搬し、所定位置まで運搬したのち、鋼板の端面同士を突き合わせて重なりのない円筒状に溶接される。
前記実施形態の構成は一例であり、先方側保持手段10の構成を後方側保持手段20の構成として採用するなど、適宜構成を変形することができる。たとえば、先方側保持手段10の先方ベース座11の構成として、後方側保持手段20の後方ベース座21の構成を採用することができる。これ以外にも、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形、変更が可能である。
次に、本発明の管運搬装置1の新設管Yへの取付け手順について説明する。図5(a)のように、既設管X内に本発明の管運搬装置1を運び入れたのち、クレーンで吊った新設管Yを立坑Zから所定位置に配置する。その状態から図5(b)のように先方側保持手段10を新設管Y側へ移動させ、先方管セット部12の二枚の先方湾曲板12a、12b間に新設管Yの先方側を収める。先方管セット部12に新設管Yが収まった状態で先方押さえ具13を締め付け、新設管Yの先端側を保持する。
次に、本発明の管運搬装置1の使用例について説明する。図1(b)に示すように、本発明の管運搬装置1は、新設管Y内に入って先方側保持手段10を操作する人P1と、後方側保持手段20の駆動車25を操作する人P2の二人が必要である。本発明の管運搬装置1を用いて新設管Yを運搬する場合、駆動車25の動力によって管運搬装置1を前進させる。このとき、図6(a)(b)に示すように、既設管Xの屈曲に沿うように先方側保持手段10の操作具14を操作して進行方向を変えることで、新設管Yを屈曲した既設管Xの内壁に衝突させることなく、所望位置まで運搬することができる。
10 先方側保持手段
11 ベース座(先方ベース座)
11a 車輪(先方車輪)
12 管セット部(先方管セット部)
12a 上側の先方湾曲板(先方上湾曲板)
12b 下側の先方湾曲板(先方下湾曲板)
12c つなぎ板(先方つなぎ板)
12d 貫通孔(先方貫通孔)
12e 長ナット(先方ナット)
12f 軸受け部
13 押さえ具(先方押さえ具)
14 操作具
14a 操作棒
14b 操作棒軸部
15 水平方向回転手段(先方回転手段)
16 水平ブラケット
17 縦ブラケット
18 補強板
19 ベース補強材(先方ベース補強材)
20 後方側保持手段
21 ベース座(後方ベース座)
21a 車輪(後方車輪)
22 管セット部(後方管セット部)
22a 上側の後方湾曲板(後方上湾曲板)
22b 下側の後方湾曲板(後方下湾曲板)
22c つなぎ板(後方つなぎ板)
22d 貫通孔(後方貫通孔)
22e 長ナット(後方ナット)
23 押さえ具(後方押さえ具)
24 連結支柱
25 駆動車
25a 駆動車本体
25b 車輪
25c ハンドル
25d 連結板
26 高さ調整ジャッキ
26a ジャッキ部
26b 手動ポンプ部
26c 油圧ホース
26d ガイド部
27 水平方向回転手段(後方回転手段)
28 機器載置部
29 駆動バッテリー
30 連結フランジ
32 第一連結具
33 第二連結具
34 連結プレート
35 ボルト
36 ナット
X 鋼管(既設管)
Y 鋼管(新設管)
Z 立坑
本発明の管運搬装置1の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。本発明の管運搬装置1は各種管部材の運搬に用いることができるが、ここでは、水力発電設備や下水道設備などの用途で設置された直径1800mm(R900)の鋼管(以下「既設管」という)X内に、直径1300mm(R650)の鋼管(以下「新設管」という)Yを運搬する場合を一例として説明する。なお、図面上は簡略化しているが、新設管Yは厚さ12~13mm程度の鋼板を一部が重なるように円筒状に丸めた状態で運搬し、所定位置まで運搬したのち、鋼板の端面同士を突き合わせて重なりのない円筒状に溶接される。
前記実施形態の構成は一例であり、先方側保持手段10の構成を後方側保持手段20の構成として採用するなど、適宜構成を変形することができる。たとえば、先方側保持手段10の先方ベース座11の構成として、後方側保持手段20の後方ベース座21の構成を採用することができる。これ以外にも、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形、変更が可能である。
次に、本発明の管運搬装置1の新設管Yへの取付け手順について説明する。図5(a)のように、既設管X内に本発明の管運搬装置1を運び入れたのち、クレーンで吊った新設管Yを立坑Zから所定位置に配置する。その状態から図5(b)のように先方側保持手段10を新設管Y側へ移動させ、先方管セット部12の二枚の先方湾曲板12a、12b間に新設管Yの先方側を収める。先方管セット部12に新設管Yが収まった状態で先方押さえ具13を締め付け、新設管Yの先端側を保持する。
次に、本発明の管運搬装置1の使用例について説明する。図1(b)に示すように、本発明の管運搬装置1は、新設管Y内に入って先方側保持手段10を操作する人P1と、後方側保持手段20の駆動車25を操作する人P2の二人が必要である。本発明の管運搬装置1を用いて新設管Yを運搬する場合、駆動車25の動力によって管運搬装置1を前進させる。このとき、図6(a)(b)に示すように、既設管Xの屈曲に沿うように先方側保持手段10の操作具14を操作して進行方向を変えることで、新設管Yを屈曲した既設管Xの内壁に衝突させることなく、所望位置まで運搬することができる。
10 先方側保持手段
11 ベース座(先方ベース座)
11a 車輪(先方車輪)
12 管セット部(先方管セット部)
12a 上側の先方湾曲板(先方上湾曲板)
12b 下側の先方湾曲板(先方下湾曲板)
12c つなぎ板(先方つなぎ板)
12d 貫通孔(先方貫通孔)
12e 長ナット(先方ナット)
12f 軸受け部
13 押さえ具(先方押さえ具)
14 操作具
14a 操作棒
14b 操作棒軸部
15 水平方向回転手段(先方回転手段)
16 水平ブラケット
17 縦ブラケット
18 補強板
19 ベース補強材(先方ベース補強材)
20 後方側保持手段
21 ベース座(後方ベース座)
21a 車輪(後方車輪)
22 管セット部(後方管セット部)
22a 上側の後方湾曲板(後方上湾曲板)
22b 下側の後方湾曲板(後方下湾曲板)
22c つなぎ板(後方つなぎ板)
22d 貫通孔(後方貫通孔)
22e 長ナット(後方ナット)
23 押さえ具(後方押さえ具)
24 連結支柱
25 駆動車
25a 駆動車本体
25b 車輪
25c ハンドル
25d 連結板
26 高さ調整ジャッキ
26a ジャッキ部
26b 手動ポンプ部
26c 油圧ホース
26d ガイド部
27 水平方向回転手段(後方回転手段)
28 機器載置部
29 駆動バッテリー
30 連結フランジ
32 第一連結具
33 第二連結具
34 連結プレート
35 ボルト
36 ナット
X 鋼管(既設管)
Y 鋼管(新設管)
Z 立坑
Claims (5)
- 既設管内での新設管の運搬に用いる管運搬装置において、
新設管の先方側を保持する先方側保持手段と、当該新設管の後方側を保持する後方側保持手段を備え、
前記先方側保持手段は、先方車輪を備えた先方ベース座と、当該先方ベース座に水平方向に回転可能に設けられた先方管セット部と、当該先方管セット部にセットされた新設管を押さえる先方押さえ具と、当該先方ベース座を操作する操作具を備え、
前記後方側保持手段は、後方車輪を備えた後方ベース座と、当該後方ベース座に水平方向に回転可能に設けられた後方管セット部と、当該後方管セット部にセットされた新設管を押さえる後方押さえ具と、駆動源である駆動車を備え、
前記先方側保持手段は、前記先方管セット部にセットされた新設管を前記先方押さえ具で押さえることによって当該新設管を保持することができ、
前記後方側保持手段は、前記後方管セット部にセットされた新設管を前記後方押さえ具で押さえることによって当該新設管を保持することができる、
ことを特徴とする管運搬装置。 - 請求項1記載の管運搬装置において、
先方側保持手段は、操作具を左右方向に動かすことによって先方ベース座及び先方管セット部の向きを変えることができ、当該先方ベース座及び先方管セット部の向きを変えることによって先方側保持手段の進行方向を変えることができる、
ことを特徴とする管運搬装置。 - 請求項1又は請求項2記載の管運搬装置において、
先方管セット部は水平方向に回転可能な先方回転手段を介して先方ベース座と連結され、
後方管セット部は水平方向に回転可能な後方回転手段を介して後方ベース座と連結された、
ことを特徴とする管運搬装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の管運搬装置において、
後方側保持手段は駆動車の車高を調整可能な高さ調整手段を備えた、
ことを特徴とする管運搬装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管運搬装置において、
操作具は操作棒と当該操作棒と交差する向きに突設された操作棒軸部を備え、
先方管セット部はその上面に前記操作棒軸部を差し込み可能な軸受け部を備え、
前記操作棒は一端側が先方ベース座に連結され、
前記操作棒軸部は前記軸受け部に差し込まれ、
前記操作棒の自由端側が左右に動かされると、当該操作棒が連結された前記先方ベース座の進行方向が変わる、
ことを特徴とする管運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020188821A JP6901618B1 (ja) | 2020-11-12 | 2020-11-12 | 管運搬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020188821A JP6901618B1 (ja) | 2020-11-12 | 2020-11-12 | 管運搬装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6901618B1 JP6901618B1 (ja) | 2021-07-14 |
JP2022077807A true JP2022077807A (ja) | 2022-05-24 |
Family
ID=76753099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020188821A Active JP6901618B1 (ja) | 2020-11-12 | 2020-11-12 | 管運搬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6901618B1 (ja) |
-
2020
- 2020-11-12 JP JP2020188821A patent/JP6901618B1/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP6901618B1 (ja) | 2021-07-14 |
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