JP2022077336A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種灯火器の取り付けの手間を軽減し、かつ、その視認性を確保することができる作業車両を提供する。【解決手段】走行車体Aと作業機Rとの間に着脱自在に介装される作業機中間連結装置Mを備え、前記作業機中間連結装置Mは、各種灯火器Kを取り付け可能な各種灯火器取付枠体MKを備えたことを特徴とする作業車両1を提供することによって、各種灯火器の取り付けの手間を軽減し、かつ、その視認性を確保することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、農作業を行う作業車両に関するものであり、特に、走行車体の後部に作業機を装着するタイプの作業車両に関する。
昨今、道路運送車両法の運用に係る規制緩和により、作業車両は、走行車体に作業機を装着した状態で公道を走行できることとなった。その為、作業機の装着状態において、走行車体の後部に備えられた灯火装置、反射器、各種標識(以下、これらを纏めて各種灯火器と称する。)の視認性を確保することが重要となっている。そこで、例えば、作業機に各種灯火器を取り付ければ、後方からの視認性は良好となるが、作業内容に応じて作業機を付け替えて使用する場合、走行車体に装着する作業機毎に各種灯火器を取り付けなければならず手間である。
ここで、下記特許文献1には、走行車体の後部に設けられた安全フレームに各種灯火器を取り付けた作業車両が開示されている。この開示された作業車両によれば、安全フレームに各種灯火器が取り付けられていることにより、作業機を付け替えて使用する場合において、作業機毎に各種灯火器を取り付ける必要がない。
特開2017-7605号公報
しかしながら、特許文献1に記載の作業車両によれば、安全フレームの構造上、走行車体の車幅より外側に各種灯火器を配設することは困難であり、各種灯火器の取り付け可能な範囲が限定的であった。その結果、作業機の全幅(最外側)が走行車体の車幅よりも大きい場合、最外側からの各種灯火器の取り付け位置を定めている道路運送車両法の保安基準への対応が困難になるといった問題が発生する。また、安全フレームに取り付けた各種灯火器についても、作業機に隠れて視認性が悪い等、改善の余地が存在する。特に、作業機を昇降機構により上昇させた場合に、この問題は顕著である。
そこで、本発明は、このような問題を解消するため、各種灯火器の取り付けの手間を軽減し、かつ、その視認性を確保できる作業車両を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、
走行車体と作業機との間に着脱自在に介装される作業機中間連結装置を備え、
前記作業機中間連結装置は、各種灯火器を取り付け可能な各種灯火器取付枠体を備えたことを特徴とする作業車両を提供する。
上記第1の発明によれば、作業車両上において各種灯火器を取り付けるスペースを広く確保できるため、視認性を確保しやすい。さらに、作業機を付け替えて使用する場合において、作業機毎に各種灯火器を取り付ける必要がなく手間が軽減できる。また、各種灯火器の取り付け場所を一本化できる。加えて、作業機に各種灯火器を取り付けた場合と比べ、各種灯火器と接続する配線を短く設けることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、
各種灯火器取付枠体は、前記走行車体の車幅方向を長手とし、各種灯火器を取り付ける取付部が配された各種灯火器取付フレームと、
前記各種灯火器取付フレームを支持する支柱フレームを備え、
前記支柱フレームは、各種灯火器取付フレームの高さを調節可能な高さ調節機構を備えたことを特徴とする。
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、高さ調節機構により、各種灯火器を取り付ける高さを調節できるため、作業機の形状に拘わらず、各種灯火器の視認性を確保することができ、種々の作業機に対応できる。
第3の発明は、上記第2の発明において、
前記各種灯火器取付枠体は、前記各種灯火器取付フレームの全長が、その左端位置及び右端位置が前記走行車体の外側に位置する長さに構成され、
前記各種灯火器取付フレームを伸縮して左右幅を調節可能とする左右幅調節機構を備えたことを特徴とする。
上記第3の発明によれば、上記第2の発明の効果に加え、前記各種灯火器取付フレームの全長が、その左端位置及び右端位置が前記走行車体の外側に位置する長さに構成されていることにより、走行車体の車幅よりも大きい作業機を装着した場合においても、良好に各種灯火器の視認性を確保することができる。また、高さ調節機構及び左右幅調節機構によって、非使用時はコンパクト化することが可能である。
第4の発明は、上記第3の発明において、
前記支柱フレームは、上端側を前後に回動して角度調節可能に構成されたことを特徴とする。
上記第4の発明によれば、上記第3の発明の効果に加え、公道走行時に各種灯火器が確実に後方から見えるように角度調節することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る作業車両の左側面図である。 図2は、図1の作業車両後部の部分拡大図である。 図3は、図1の作業機を取り外した作業車両後部の部分拡大図である。 図4は、図1の作業機中間連結装置及び作業機を分離した作業車両の背面図である。 図5は、図4の作業機中間連結装置の背面図である。 図6は、図4の作業機中間連結装置の左側面図である。 図7は、各種灯火器を取り付け可能な範囲を示す作業機中間連結装置の背面図である。 図8は、キャスタースタンドTに支持させた作業機中間連結装置Mの左側面図である。 図9は、変形例に係る作業車両の背面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、作業車両Aの前進方向を前とし、その逆方向を後とし、前方を向いて右方を右、左方を左とする。
<1.作業車両の全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る作業車両1の左側面図である。
図1には、本発明の作業車両の一例としての農業機械のトラクタ1が示されている。
トラクタ1の走行車体Aは、走行車体A前部にボンネットa1で覆われたエンジンルームa2を備え、該エンジンルームa2内にエンジンEが搭載されている。
走行車体Aの上部には、キャビンa3が支持されている。キャビンa3の内部では、トミッションケースa4の上部位置に運転座席a5が配置され、この運転座席a5の前方には、ステアリングハンドルa6や、前後進レバーa7、駐車ブレーキ(図示せず)等が配置されている。また、運転座席a5の前方には、速度メータ(図示せず)や、操作用の各種スイッチ(図示せず)などが配置されている。運転座席a5の前方下部には、クラッチペダルa8や、アクセルペダルa9、左右ブレーキペダル(図示せず)等の走行操作具が配置されている。
走行車体A下部に配されたトランスミッションケースa4は、その伝動系統については図示を省略するが、入力軸からエンジンEの動力を受け、これを変速装置により変速して、走行車輪a10,a10の走行系とPTO軸a11の作業系とに分けて伝動する。
一方の走行系は、前後進切換部に加えて、主変速部、副変速部等を経て後輪差動部と前輪差動部にエンジンEの動力を伝動する。なお、後輪差動部には、左右ブレーキが設けられ、走行車輪a10,a10を制動する仕組みとなっている。
他方の作業系は、エンジンEの回転駆動力がミッションケースa4内部のPTOクラッチ(図示せず)を介してPTO変速装置に伝達され、変速装置の各ギアの組み合わせに応じて適宜減速された回転駆動力が車両後部のPTO軸a11から外部に出力される仕組みとなっている。これにより、走行車体Aにロータリ耕耘装置などの作業機Rを装着すると、エンジンEの回転動力がPTO軸a11を介して作業機Rに伝達され、作業機Rを駆動するよう構成されている。
トランスミッションケースa4の後部上方には、油圧シリンダa12を内蔵した油圧シリンダケースa13が設けられ、この油圧シリンダケースa13の左右両側に、油圧シリンダa12の伸縮によって回動するリフトアームa14,a14が回動自在に枢着されている。
また、PTO軸a11は、走行車体Aの後部から後方に向けて突出されており、PTO軸a11の回転駆動力を伝達するシャフトを備えたPTOシャフトカバーa15を介して、PTO軸a11が作業機Rの延長シャフトrsとドッキングすることで、PTO軸a11から作業機Rへと回転駆動力が伝達される仕組みとなっている(図2参照)。
<2.作業機の連結構成>
図2は、図1の作業車両A後部の部分拡大図であり、図1の作業機Rを取り外した作業車両A後部の部分拡大図である。
図2、図3に示されるように、走行車体Aの後部には、リフトアームa14に回動自在に枢着されたリフトロッドa16によって昇降し、トップリンクa17及びロワーリンクa18からなる昇降リンク機構が設けられている。この昇降リンク機構の後部には、作業機Rの連結用の作業機連結装置Jが、トップリンクa17及びロワーリンクa18と連結されて装着されている。
作業機連結装置Jは、作業機Rを連結するように構成されたものであり、略山型に湾曲形成された第1山型フレームj1の上部に作業機R上部のピンr1を掛止可能な第1トップフックj2と、第1山型フレームj1下部の左右に作業機Rの下部のピンr2,r2を嵌合可能な第1ピン受け部j3,j3を備えている。
ここで、本実施形態における作業機連結装置Jは、後述する作業機中間連結装置Mが連結されており、この作業機連結装置Jに着脱自在な作業機中間連結装置Mが介装されて、作業機Rが走行車体Aに装着されている。すなわち、作業機Rは、作業機連結装置Jと直接連結されず、作業機中間連結装置Mと連結されている。なお、作業機連結装置Jと作業機Rの規格が合致すれば、作業機連結装置Jに作業機Rを直接連結して装着することも可能である。以下では、作業機連結装置Jと作業機Rの規格は異なるものとする。
<3.作業機中間連結装置>
図4は、図1の作業機中間連結装置M及び作業機Rを分離した作業車両1の背面図であり、図5は、図4の作業機中間連結装置Mの背面図であり、図6は、図4の作業機中間連結装置Mの左側面図である。
この作業機中間連結装置Mは、略山型に湾曲形成された第2山型フレームm1と、この第2山型フレームの上部に配設された上部プレートm2と、この第2山型フレームm2の下部に左右それぞれ配設された左右の固定プレートm3,m3とを備えている。
上部プレートm2は、その前部に細い丸鋼で形成された第2トップピンm21が、その後部にフック形状の第2トップフックm22が設けられている。作業機中間連結装置Mの介装時において、この第2トップピンm21が第1トップフックj2に掛止され、さらに、第2トップフックm22に作業機Rの上部のピンr1が掛止される(図2参照)。
左右の固定プレートm3,m3には、その前部に細い丸鋼で形成されたロワピンm31が、その後部に凹状の第2ピン受け部m32が設けられている。作業機中間連結装置Mの介装時において、このロワピンm31が第1ピン受け部j3と嵌合され、第2ピン受け部m32に作業機Rの下部のピンr2,r2と嵌合される(図2参照)。
ここで、作業機連結装置Jにおける第1トップフックj2と左右の第1ピン受け部j3,j3とをそれぞれ直線で結んだ三角形状と、作業機中間連結装置Mにおける第2トップピンm21と左右の第2ピン受け部m32,m32とをそれぞれ直線で結んだ三角形状とは、異なる形状または大きさとなるように構成されている。これにより、作業機連結装置Jと作業機Rとの規格が異なる(すなわち、作業機Rの上部のピンr1、作業機R下部のピンr2,r2の位置が、これらを掛止/嵌合するための作業機連結装置Jの第1トップフックj2、第1ピン受け部j2,j2の位置と一致しない)場合においても、これらの間に、作業機中間連結装置Mを挟むことで、作業機中間連結装置Mが規格の違いを吸収する役割を果たし、作業機連結装置Jと規格の異なる作業機Rを走行車体Aに装着可能となる。
作業機連結装置Jには、第1操作レバーj4が設けられ、作業機中間連結装置Mには、第2操作レバーm4が設けられ、これらの所定操作によりそれぞれワンタッチで着脱可能となっている。
<4.各種灯火器の取付構成>
作業機中間連結装置Mは、図5に示されるように、各種灯火器Kを取り付け可能な各種灯火器取付枠体MKを備えている。
この各種灯火器取付枠体MKは、第2山型フレームm1の上部に固定された基部フレームmk1と、上下方向に延びる支柱フレームmk2と、左右方向に延びる各種灯火器取付フレームmk3とを備えており、基部フレームmk1上に立設された左右2本の支柱フレームmk2,mk2の上端に各種灯火器取付フレームmk3が水平姿勢で横架固定されて、枠体が形成されている。
基部フレームmk1は、左右方向(車幅方向)を長手とする断面円形の棒状部材であり、上部プレートm2を貫通するようにして、第2山型フレームm1の上部に固定されている。
支柱フレームmk2は、上下方向を長手とするフレーム材であり、上端で各種灯火器取付フレームmk3を支持するとともに、その下端に支柱取付部材mk4が設けられており、基部フレームmk1上に、上部プレートm2を挟んで左右2本取り付けられている。支柱取付部材mk4は、支柱フレームmk2を基部フレームmk1に回動自在に取り付け、ネジやボルト等の固定手段により、支柱フレームmk2を固定可能となっている。これにより、支柱フレームmk2は、取り付け角度を調節可能となっている。その結果、支柱フレームmk2は、所定操作により基部フレームmk1に対して、垂直の状態に加えて、前傾または後傾させた状態で固定することが可能となっている。これにより、各種灯火器Kが公道走行時に確実に後方から見えるように角度調節することができる。
また、支柱フレームmk2は、各種灯火器取付フレームmk3の高さを調節する高さ調節機構を備えている。この高さ調節機構は、支柱フレームm2を、上方側の上部支柱フレームmk21と下方側の下部支柱フレームmk22とで別体に構成し、それぞれに、その長さ方向に沿って、ネジやボルト等による固定部材を取り付け可能な複数の高さ調節孔mk23,mk23,・・・を穿設することにより実現される。
これにより、この上部支柱フレームmk21及び下部支柱フレームmk22を連結する連結位置によって支柱フレームmk2の全長Lが調節可能となっている。その結果、支柱フレームmk2の上端に支持固定された各種灯火器取付フレームmk3の高さ位置が調節可能となっている。
各種灯火器取付フレームmk3は、左右方向を長手とする水平姿勢に配設されたフレーム材であり、左右の支柱フレームmk2,mk2の上端に横架固定されており、この各種灯火器取付フレームmk3に所定範囲に亘って、各種灯火器Kが取り付け可能な取付穴が複数設けられたプレート形状の取付部mk4が設けられている。この取付部mk4の取付穴は、所定ピッチで取付部mk4全体に設けられている。なお、取付部mk4に取り付け可能な各種灯火器Kとして、より具体的には、前照灯、車幅灯、尾灯、後部反射器、制動灯、後退灯、方向指示器、番号灯などが挙げられる。ここで、図例においては、各種灯火器取付フレームmk3の左右両端側に取付部mk4,mk4が設けられているが、これに限定されず、各種灯火器取付フレームmk3上の任意の箇所に取付部mk4を設けることが可能である。
各種灯火器取付フレームmk3は、その左右幅W、左端位置wl及び右端位置wrを調節可能な左右幅調節機構を備えている。この左右幅調節機構は、各種灯火器取付フレームmk3を、左右の支柱フレームmk2,mk2に支持固定された中央部の中央フレームmk31と、中央フレームmk31の右方に連結された右フレームmk32と、中央フレームmk31の左方に連結された左フレームmk33とに別体構成し、それぞれに、その長さ方向に沿って、ネジやボルト等による固定部材を取り付け可能な複数の長さ調節孔mk34,mk34,・・・を穿設することにより実現される。
これにより、中央フレームmk31に右フレームmk32及び左フレームmk33を連結する連結位置によって各種灯火器取付フレームmk3の左右幅W、左端位置wl及び右端位置wrが調節可能となっている。
図7は、各種灯火器取付枠体MKにより、各種灯火器Kが取り付け可能な範囲を示す作業機中間連結装置Mの背面図である。
図7に示されるように、各種灯火器取付枠体MKは、高さ調節機構及び左右幅調節機構によって、各種灯火器取付フレームmk3の高さ位置及び左右幅W、左端位置wl及び右端位置wrを調節することで、第2山型フレームm1の上方において、各種灯火器Kが取り付け可能な取付範囲Dを有している。この取付範囲Dは、支柱フレームmk2の全長Lと、各種灯火器取付フレームmk3の左右幅W、左端位置wl及び右端位置wrによって設定される。
この取付範囲Dは、左右幅調節機構によって、各種灯火器取付フレームmk3の左端位置wl及び右端位置wrが走行車体Aの車幅よりも外側に伸長可能に構成されていることから、走行車体Aの車幅よりも左右方向に広く設けることができ、また、高さ調節機構によって、各種灯火器Kの上下方向の取り付け位置を変更可能となっている。これにより、作業機Rの形状に拘わらず、各種灯火器Kの視認性を確保することができ、種々の作業機Rに対応できる。また、前記各種灯火器取付フレームmk3の全長Wに関し、その左端位置wl及び右端位置wrが前記走行車体Aの外側に位置する長さに構成されていることにより、走行車体Aの車幅よりも大きい作業機Rを装着した場合においても、良好に各種灯火器Kの視認性を確保することができる。
また、作業機中間連結装置Mに各種灯火器取付枠体MKが設けられたことにより、作業車両1上において各種灯火器取付枠体MKを取り付けるスペースを広く確保できるため、視認性を確保しやすい。さらに、作業機Rを付け替えて使用する場合において、作業機R毎に各種灯火器Kを取り付ける必要がなく手間が軽減できる。また、各種灯火器Kの取り付け場所を一本化できる。加えて、作業機Rに各種灯火器Kを取り付けた場合と比べ、各種灯火器Kと接続する配線を短く設けることができる。また、各種灯火器取付枠体MKは、高さ調節機構及び左右幅調節機構によって、非使用時はコンパクト化することが可能であり利便性がよい。なお、各種灯火器取付フレームmk3の左端位置wl及び右端位置wrは、走行車体Aの車幅よりも内側に短縮可能に構成されており、非使用時に外部との接触を防止できるようになっている。
<5.キャスタースタンド>
図8は、キャスタースタンドTに支持させた作業機中間連結装置Mの左側面図である。
図8に示されるように、作業機中間連結装置Mの非使用場合において、作業機中間連結装置Mは、全方向に転輪自在なキャスターt1と、作業機中間連結装置Mに取り付けて支持可能な支持杆部t2とを備えたキャスタースタンドTに支持させ、容易に移動させることができるよう構成されている。
<6.その他>
作業機中間連結装置Mを走行車体Aに装着した状態で作業機Rを装着した際、延長シャフトrsを繋がない構成とすることで、公道走行中のPTOの切り忘れによる不具合を予防することができる。また、延長シャフトrsを繋ぐ構成とすることで、各種灯火器Kを取り付けたまま、作業することが可能となる。
第1山型フレームj1及び第2山型フレームm1を側面視で略平行となるように構成することにより、作業機中間連結装置Mを介装することによる作業機Rの作業姿勢の変化を防止できる。
<7.変形例>
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上記に説明した実施形態等に限定されるものではない。したがって、本発明の要旨の範囲内において、実施形態は、種々の変形又は変更が可能である。例えば、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。なお、上述の実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
図9は、変形例に係る作業車両1の背面図である。
図9に示されるように、変形例に係る作業機中間連結装置M´は、基部フレームmk1´を、走行車体Aの車幅よりも長尺に設け、左右端部が走行車体Aの左右外側に位置するように構成し、背面視で走行車体Aの外側に左右それぞれ、支柱フレームmk2´、各種灯火器取付フレームmk3´、取付部mk4´、支柱取付部材mk5´を配設した構成である。なお、各種灯火器取付フレームmk3´は左右にそれぞれ設けている。この配置構成によれば、昇降リンク機構による作業機Rの昇降時に、作業機中間連結装置M´と走行車体Aや各種部材との干渉を防ぐことができる。
また、上記実施形態においては、支柱フレームmk2の高さ調節機構は、高さ調節孔mk23,mk23,・・・を穿設することにより有段で高さ調節可能とし、各種灯火器取付フレームmk3の左右幅調節機構は、長さ調節孔mk34,mk34,・・・を穿設することにより有段で長さ調節可能に構成されているが、公知の無段階調節手段により、無段階で調節できるようにしてもよい。これにより、より細かな調節が可能となる。
A 走行車体
a1 ボンネット
a2 エンジンルーム
a3 キャビン
a4 トランスミッションケース
a5 運転座席
a6 ステアリングハンドル
a7 前後進レバー
a8 クラッチペダル
a9 アクセルペダル
a10 走行車輪
a11 PTO軸
a12 油圧シリンダ
a13 油圧シリンダケース
a14 リフトアーム
a15 PTOシャフトカバー
a16 リフトロッド
a17 トップリンク近傍
a18 ロワーリンク
J 作業機連結装置
j1 第1山型フレーム
j2 第1トップフック
j3 第1ピン受け部
j4 第1操作レバー
M 作業機中間連結装置
m1 第2山型フレーム
m2 上部プレート
m3 固定プレート
m4 第2操作レバー
m21 第2トップピン
m22 第2トップフック
m31 ロワピン
m32 第2ピン受け部
K 各種灯火器
MK 各種灯火器取付枠体
mk1 基部フレーム
mk2 支柱フレーム
mk3 各種灯火器取付フレーム
mk4 取付部
mk5 支柱取付部材
R 作業機
r1 上部のピン
r2 下部のピン
rs 延長シャフト
T キャスタースタンド
t1 キャスター
t2 支持杆部

Claims (4)

  1. 走行車体と作業機との間に着脱自在に介装される作業機中間連結装置を備え、
    前記作業機中間連結装置は、各種灯火器を取り付け可能な各種灯火器取付枠体を備えたことを特徴とする作業車両。
  2. 各種灯火器取付枠体は、前記走行車体の車幅方向を長手とし、各種灯火器を取り付ける取付部が配された各種灯火器取付フレームと、
    前記各種灯火器取付フレームを支持する支柱フレームを備え、
    前記支柱フレームは、各種灯火器取付フレームの高さを調節可能な高さ調節機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記各種灯火器取付枠体は、前記各種灯火器取付フレームの全長が、その左端位置及び右端位置が前記走行車体の外側に位置する長さに構成され、
    前記各種灯火器取付フレームを伸縮して左右幅を調節可能とする左右幅調節機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
  4. 前記支柱フレームは、上端側を前後に回動して角度調節可能に構成されたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
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