JP2022074814A - 射出成形機管理システム及び射出成形機管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】射出成形機を適切に管理する。【解決手段】射出成形機10と、金型識別情報と材料識別情報とを記憶した記憶部82と、成形品情報と材料情報と金型情報とを入力可能な情報入力手段94と、使用する金型40及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型40及び適切な材料となっているか否かを判定する判定部81と、判定部81の判定結果に基づく表示をする表示部93と、を備え、判定部81は、成形品情報に基づいて、材料情報及び金型情報と、金型識別情報及び材料識別情報と、から、成形する成形品に対応して適切な金型40及び適切な材料となっているか否かを判定し、表示部93は、成形する成形品に対応して適切な金型40及び材料となっていないと判定部81が判定した場合は金型40及び材料を交換するために必要な金型交換時間及び材料交換時間を表示する射出成形機管理システム1。【選択図】図1

Description

本発明は、射出成形機管理システム及び射出成形機管理方法に関する。
従来から、材料を金型に射出して成形品を成形する様々な射出成形機が使用されている。例えば、特許文献1には、取り付けられた金型の金型識別情報が特定の金型の金型識別情報であると確認された際に成形作動を開始することが可能な射出成形機が開示されている。
特開2017-202628号公報
しかしながら、特許文献1の射出成形機は、使用する材料が所定の材料か否かを判定することについては考えられていない。射出成形機の成形条件は金型識別情報に基づいて決定されるため、所定の材料に比べて融点の高い材料が誤投入された場合には射出成形機の射出部において材料が適切に溶融されず、スクリューに過大な負荷が生じるなどの虞がある。また、所定の材料に比べて融点の低い材料が誤投入された場合には材料が過加熱され適切な粘度とならないため、金型に加わる射出圧力が低下する。このため、金型を締める力に対する該射出圧力に対応する反力が低下し、金型が必要以上に圧縮される虞がある。また、特許文献1の射出成形機は、金型の交換にかかる時間的な負荷がどのくらいであるかが作業者には把握しづらいという問題もある。このように、従来の射出成形機は、適切に管理されているとは言えなかった。
上記課題を解決するための本発明の射出成形機管理システムは、材料を金型に射出して成形品を成形可能な射出成形機と、成形する成形品に対応して決められた適切な金型の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、を記憶した記憶部と、成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する金型の金型情報と、を入力可能な情報入力手段と、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づく表示をする表示部と、を備え、前記判定部は、前記情報入力手段から入力された前記成形品情報に基づいて、前記情報入力手段から入力された前記材料情報及び前記金型情報と、前記記憶部に記憶された前記金型識別情報及び前記材料識別情報と、から、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定し、前記表示部は、成形する成形品に対応して適切な金型となっていないと前記判定部が判定した場合は前記金型を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないと前記判定部が判定した場合は前記材料を交換するために必要な材料交換時間を表示することを特徴とする。
また、上記課題を解決するための本発明の射出成形機管理方法は、材料を金型に射出して成形品を成形可能な射出成形機における射出成形機管理方法であって、成形する成形品に対応して決められた適切な金型の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、を記憶部に記憶させる記憶工程と、成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する金型の金型情報と、を入力する情報入力工程と、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果に基づく表示をする表示工程と、を備え、前記判定工程では、前記情報入力工程で入力された前記成形品情報に基づいて、前記情報入力工程で入力された前記材料情報及び前記金型情報と、前記記憶部に記憶された前記金型識別情報及び前記材料識別情報と、から、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定し、前記表示工程では、成形する成形品に対応して適切な金型となっていないと前記判定工程で判定した場合は前記金型を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないと前記判定工程で判定した場合は前記材料を交換するために必要な材料交換時間を表示することを特徴とする。
本発明の一実施例の射出成形機管理システムの概略構成を示す図。 図1の射出成形機管理システムを用いて行う、射出成形機管理方法の一例を表すフローチャート。 図2のフローチャートにおいて金型が適切ではないと判定された場合の表示部への表示例。 図3とは別の表示部への表示例。 図2のフローチャートにおいて材料が適切ではないと判定された場合の表示部への表示例。
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の射出成形機管理システムは、材料を金型に射出して成形品を成形可能な射出成形機と、成形する成形品に対応して決められた適切な金型の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、を記憶した記憶部と、成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する金型の金型情報と、を入力可能な情報入力手段と、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づく表示をする表示部と、を備え、前記判定部は、前記情報入力手段から入力された前記成形品情報に基づいて、前記情報入力手段から入力された前記材料情報及び前記金型情報と、前記記憶部に記憶された前記金型識別情報及び前記材料識別情報と、から、成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定し、前記表示部は、成形する成形品に対応して適切な金型となっていないと前記判定部が判定した場合は前記金型を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないと前記判定部が判定した場合は前記材料を交換するために必要な材料交換時間を表示することを特徴とする。
本態様によれば、情報入力手段から入力された金型情報及び材料情報と、記憶部に記憶された金型識別情報及び材料識別情報と、から、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する。このため、使用する金型だけでなく使用する材料も適切なものであるか否かを判断することができる。また、表示部は、成形する成形品に対応して適切な金型や材料となっていない場合、金型や材料を交換するために必要な金型交換時間や材料交換時間を表示する。このため、使用する金型や材料が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、本態様によれば、射出成形機を適切に管理することができる。
本発明の第2の態様の射出成形機管理システムは、前記第1の態様において、射出成形機を複数備え、前記記憶部は、成形する成形品の各々に対応して決められた適切な射出成形機の射出成形機識別情報を記憶し、前記情報入力手段は、使用する射出成形機の射出成形機情報を入力可能であり、前記判定部は、前記情報入力手段から入力された前記成形品情報に基づいて、前記記憶部に記憶された前記射出成形機識別情報から、使用する射出成形機が成形する成形品に対応して適切な射出成形機となっているか否かを判定し、前記表示部は、成形する成形品に対応して適切な射出成形機となっていないと前記判定部が判定した場合は前記射出成形機を交換するために必要な射出成形機交換時間を表示することを特徴とする。
本態様によれば、情報入力手段から入力された射出成形機情報と、記憶部に記憶された射出成形機識別情報と、から、使用する射出成形機が成形する成形品に対応して適切な射出成形機となっているか否かを判定する。このため、使用する射出成形機が適切なものであるか否かを判断することができる。また、表示部は、成形する成形品に対応して適切な射出成形機となっていない場合、射出成形機を交換するために必要な射出成形機交換時間を表示する。このため、使用する射出成形機が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、本態様によれば、射出成形機を適切に管理することができる。
本発明の第3の態様の射出成形機管理システムは、前記第1または第2の態様において、前記金型交換時間には、金型を搬送する時間及び金型を取り付ける時間を含むことを特徴とする。
本態様によれば、金型交換時間には金型を搬送する時間及び金型を取り付ける時間を含む。このため、作業者は金型交換時間を正確に認識することができる。
本発明の第4の態様の射出成形機管理システムは、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記材料交換時間には、材料を作製する時間及び材料を運搬する時間を含むことを特徴とする。
本態様によれば、材料交換時間には材料を作製する時間及び材料を運搬する時間を含む。このため、作業者は材料交換時間を正確に認識することができる。
本発明の第5の態様の射出成形機管理システムは、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、温度調節装置、成形品取り出し装置及び材料投入装置の少なくともいずれか1つの装置を備え、前記記憶部は、前記射出成形機管理システムが備える前記装置の識別情報を記憶し、前記情報入力手段は、前記射出成形機管理システムが備える前記装置の情報を入力可能であり、前記判定部は、前記情報入力手段から入力された前記成形品情報に基づいて、前記射出成形機管理システムが備える前記装置の識別情報から、使用する装置が成形する成形品に対応して適切な装置となっているか否かを判定し、前記表示部は、使用する装置が成形する成形品に対応して適切な装置となっていないと前記判定部が判定した場合は前記装置を交換するために必要な装置交換時間を表示することを特徴とする。
本態様によれば、情報入力手段から入力された温度調節装置、成形品取り出し装置及び材料投入装置の少なくともいずれか1つの装置の情報から、これらが成形する成形品に対応して適切な装置となっているか否かを判定する。このため、使用するこれら装置が適切なものであるか否かを判断することができる。また、表示部は、成形する成形品に対応して適切な装置となっていない場合、装置を交換するために必要な装置交換時間を表示する。このため、使用する装置が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、本態様によれば、これら装置を適切に管理することができる。
本発明の第6の態様の射出成形機管理システムは、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記情報入力手段は、ユーザーインターフェース、画像読み取り手段または音声入力手段のいずれかであることを特徴とする。
本態様によれば、情報入力手段は、ユーザーインターフェース、画像読み取り手段または音声入力手段のいずれかである。このため、ユーザーインターフェースを利用した作業者による手動での入力、画像読み取り手段によるバーコードやQRコード(登録商標)などの読み取りによる入力、音声入力手段を利用した作業者による音声での入力、により、簡単に情報入力をすることができる。
本発明の第7の態様の射出成形機管理システムは、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記表示部は、前記材料情報及び前記金型情報と前記金型識別情報及び前記材料識別情報とで不一致となった項目を表示することを特徴とする。
本態様によれば、表示部は、材料情報及び金型情報と金型識別情報及び材料識別情報とで不一致となった項目を表示する。このため、成形する成形品に対応して適切な金型または材料となっていない場合、適切な状態か不適切な状態かの判定結果に加えて、その原因が金型なのか材料なのかを作業者に認識させることができる。
本発明の第8の態様の射出成形機管理方法は、材料を金型に射出して成形品を成形可能な射出成形機における射出成形機管理方法であって、成形する成形品に対応して決められた適切な金型の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、を記憶部に記憶させる記憶工程と、成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する金型の金型情報と、を入力する情報入力工程と、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果に基づく表示をする表示工程と、を備え、前記判定工程では、前記情報入力工程で入力された前記成形品情報に基づいて、前記情報入力工程で入力された前記材料情報及び前記金型情報と、前記記憶部に記憶された前記金型識別情報及び前記材料識別情報と、から、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定し、前記表示工程では、成形する成形品に対応して適切な金型となっていないと前記判定工程で判定した場合は前記金型を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないと前記判定工程で判定した場合は前記材料を交換するために必要な材料交換時間を表示することを特徴とする。
本態様によれば、情報入力工程で入力された金型情報及び材料情報と、記憶部に記憶された金型識別情報及び材料識別情報と、から、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する。このため、使用する金型だけでなく使用する材料も適切なものであるか否かを判断することができる。また、表示工程は、成形する成形品に対応して適切な金型や材料となっていない場合、金型や材料を交換するために必要な金型交換時間や材料交換時間を表示する。このため、使用する金型や材料が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、本態様によれば、射出成形機を適切に管理することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。最初に、図1を参照して、本発明の一実施例の射出成形機管理システム1の概略構成を説明する。本実施例の射出成形機管理システム1は、制御装置90を備える射出成形機10と、制御装置90とデータの送受信を行うことが可能な管理サーバー80と、を備えている。図1では1つの管理サーバー80と1つの射出成形機10とが表されているが、管理サーバー80は複数の射出成形機10の管理をしている。ただし、管理サーバー80が1つの射出成形機10の管理をする構成であってもよい。また、温度調節装置61、成形品取り出し装置62及び材料投入装置63も備えている。さらに、材料を乾燥させて使用する場合に使用可能な、該材料の乾燥装置などを備えていてもよい。
図1では、射出成形機10を、制御装置90を除き、ホットランナー100に形成された流路150の軸線AXを含む断面において、鉛直方向に沿って射出成形機10を切断した断面を模式的に示している。図1には、相互に直交するX軸、Y軸およびZ軸が示されており、+Z方向が鉛直上方向に相当する。軸線AXは、X軸と平行である。図1のX軸、Y軸およびZ軸は、他の図のX軸、Y軸およびZ軸にそれぞれ対応する。射出成形機10は、熱可塑性樹脂等の材料を金型内へと射出して、成形品を成形する。射出成形機10は、材料生成部20と、射出部30と、射出成形用金型40と、金型開閉部50と、制御装置90とを備える。制御装置90は、射出成形機10と一体的に構成されていてもよいし、射出成形機10とは別体で構成され射出成形機10に対して電気的に接続される構成としてもよい。
材料生成部20は、鉛直上方に配置された図示しないホッパーから供給される固形材料の少なくとも一部を可塑化または溶融化させることにより、流動性を有する材料を生成し、射出部30側へと供給する。かかる固体材料は、ペレットや粉末等の種々の粒状の形態でホッパーへと投入される。材料生成部20は、フラットスクリュー21と、バレル25と、駆動モーター29とを有する。
フラットスクリュー21は、軸線AXに沿った長さが直径よりも小さい略円柱状の外観形状を有する。フラットスクリュー21は、ホットランナー100に形成された流路150の軸線AXとフラットスクリュー21の軸線AXとが一致するように配置されている。フラットスクリュー21の、バレル25と対向する側の端面には、溝22が形成され、外周面には、材料流入口23が形成されている。溝22は、材料流入口23まで連続している。材料流入口23は、ホッパーから供給される固体材料を受け入れる。
フラットスクリュー21の中央部は、溝22の一端が接続されている凹部として構成され、バレル25の連通孔26に対向する。フラットスクリュー21の溝22は、いわゆるスクロール溝で構成され、軸線AXの位置する中央部からフラットスクリュー21の外周面側に向かって弧を描くように渦状に形成されている。溝22は、螺旋状に構成されていてもよい。
バレル25は、略円板状の外観形状を有し、フラットスクリュー21と対向して配置されている。バレル25には、材料を加熱するための加熱部としてのヒーター24が埋め込まれている。バレル25には、軸線AXに沿って貫通する連通孔26が形成されている。連通孔26は、材料をホットランナー100へと導く流路として機能する。バレル25には、軸線AXと直交する軸に沿って貫通する射出シリンダー32が形成されている。射出シリンダー32は、射出部30の一部分を構成し、連通孔26と連通している。
駆動モーター29は、フラットスクリュー21の、バレル25と対向する側とは反対側の端面に接続されている。駆動モーター29は、制御装置90からの指令に応じて駆動し、軸線AXを回転軸としてフラットスクリュー21を回転させる。
材料流入口23から供給された材料の少なくとも一部は、フラットスクリュー21の溝22内においてバレル25の加熱部材により加熱されながら、フラットスクリュー21の回転によって可塑化又は溶融化して流動性が高められながら搬送されて、連通孔26へと導かれる。フラットスクリュー21の回転により、材料の圧縮および脱気も実現される。ここで、「可塑化」とは、熱可塑性を有する材料が、ガラス転移点以上の温度に加熱されることにより軟化し、流動性を発現することを意味する。また、「溶融」とは、熱可塑性を有する材料が融点以上の温度に加熱されて液状になることのみならず、熱可塑性を有する材料が可塑化することをも意味する。
射出部30は、材料生成部20から供給される材料を計量して、射出成形用金型40の可動型48に形成されたキャビティー49へと射出する。射出部30は、射出シリンダー32と、射出プランジャー34と、逆止弁36と、射出モーター38と、ホットランナー100とを有する。
射出シリンダー32は、バレル25の内部において略円筒状に形成され、連通孔26と連通している。射出プランジャー34は、射出シリンダー32内に摺動可能に配置されている。射出プランジャー34が+Y方向に摺動することにより、連通孔26内の材料が射出シリンダー32内に引き込まれて計量される。射出プランジャー34が-Y方向に摺動することにより、射出シリンダー32内の材料がホットランナー100側へと圧送されて、キャビティー49へと射出される。逆止弁36は、射出シリンダー32と連通孔26との連通箇所よりもフラットスクリュー21側において、連通孔26内に配置されている。逆止弁36は、フラットスクリュー21側からホットランナー100側への材料の流動を許容するとともに、ホットランナー100側からフラットスクリュー21側への材料の逆流を抑制する。射出プランジャー34が鉛直下方に摺動すると、逆止弁36が有する球状の弁体がフラットスクリュー21側へと移動することにより、連通孔26が閉塞される。射出モーター38は、制御装置90からの指令に応じて駆動し、射出プランジャー34を射出シリンダー32内で摺動させる。射出プランジャー34の摺動速度および摺動量は、材料の種類やキャビティー49の大きさ等に応じて予め設定されている。ホットランナー100は、材料を加熱した状態でキャビティー49へと導く機能を有する。
射出成形用金型40は、固定型41と、可動型48とを有する。固定型41の内部には、軸線AXに沿って貫通するホットランナー取り付け孔42が形成されている。ホットランナー取り付け孔42には、ホットランナー100が配置されている。
ホットランナー取り付け孔42は、材料生成部20側から順に、内径が段階的に縮小して形成されている。ホットランナー取り付け孔42の、材料生成部20側とは反対側の端部は、内径が次第に縮小する略円錐状に形成されている。そして、該端部の先端側は、造形材料が流入するゲート開口45として機能する。ゲート開口45は、略円形の穴として構成されている。
可動型48は、固定型41と対向して配置されている。可動型48は、造形材料の射出時や冷却時を含む型閉じ及び型締めの際に固定型41と当接され、成形品の離型時を含む型開きの際に固定型41と離れる。固定型41と可動型48とが当接することにより、固定型41と可動型48との間において、ゲート開口45と連通するキャビティー49が形成される。キャビティー49は、射出成形で成形される成形品の形状に予め設計されている。本実施例において、キャビティー49は、ゲート開口45と直接連なって形成されているが、さらにランナーを介して連なって形成されていてもよい。
図1に示す金型開閉部50は、固定型41と可動型48との開閉を行なう。金型開閉部50は、型開閉モーター58と、可動型移動部51と、押出しピン59とを有する。型開閉モーター58は、制御装置90からの指令に応じて駆動し、可動型48を軸線AXに沿って移動させる。これにより、射出成形用金型40の型閉じ及び型締めと型開きとが実現される。押出しピン59は、キャビティー49と連通する位置に配置されている。押出しピン59は、型開きの際に成形品を押出すことにより、成形品を離型させる。
制御装置90は、射出成形機10全体の動作を制御して、射出成形を実行させる。制御装置90は、CPU91と記憶部92と表示部93とユーザーインターフェースであるUI94とを有するコンピューターにより構成されている。CPU91は、記憶部92に予め記憶されている制御プログラムを実行することにより、制御部として機能する。ここで、表示部93及びUI94をタッチパネルとすることもできるが、表示部93をモニターとし、UI94をキーボードやマウスなどとしてもよい。また、記憶部92としては、例えば、ROM、ハードディスク、EEPRAM、RAMなどの少なくとも1つを用いることができる。
制御装置90は、不図示のインターフェースを介して、管理サーバー80とデータの送受信を行うことができる。管理サーバー80は、CPU81と記憶部82と表示部83とユーザーインターフェースであるUI84とを有するコンピューターにより構成されている。ここで、例えば、表示部83をモニターとし、UI84をキーボードやマウスなどとすることができる。また、記憶部82としては、例えば、ROM、ハードディスク、EEPRAM、RAMなどの少なくとも1つを用いることができる。
上記のように、本実施例の射出成形機管理システム1は、材料を射出成形用金型40に射出して成形品を成形可能な射出成形機10を備えている。そして、複数種類の材料や複数種類の射出成形用金型40を用いて様々な成形品を形成可能である。このため、成形する成形品に対して適切な材料と適切な射出成形用金型40とが使用される必要がある。
そこで、管理サーバー80の記憶部82には、成形する成形品に対応して決められた適切な金型の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、が記憶されている。ただし、金型識別情報及び材料識別情報は、記憶部92に記憶されていてもよい。すなわち、金型識別情報及び材料識別情報は、記憶部92及び記憶部82の少なくともいずれか一方に記憶されていればよく、どこに記憶されるかについての限定はない。そして、情報入力手段としての制御装置90のUI94からは、成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する射出成形用金型40の金型情報と、を入力可能である。なお、成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する射出成形用金型40の金型情報とを、UI84から入力することが可能な構成としてもよい。すなわち、UI94及びUI84の少なくともいずれか一方から入力することが可能な構成であればよく、情報入力手段をどこに配置させるかについての限定はない。なお、金型識別情報、材料識別情報、成形品情報、金型情報、材料情報は、例えばIDナンバー(Identification Number)を用いることができる。
ここで、管理サーバー80のCPU81は、使用する射出成形用金型40及び材料が成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40及び適切な材料となっているか否かを判定する判定部の役割をしている。CPU81は、UI94から入力された成形品情報に基づいて、UI94から入力された材料情報及び金型情報と、記憶部92に記憶された金型識別情報及び材料識別情報と、から、使用する射出成形用金型40及び材料が成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40及び適切な材料となっているか否かを判定する。ただし、制御装置90のCPU91が判定部の役割をしてもよい。
そして、制御装置90の表示部93に、CPU81の判定結果に基づく表示をする。具体的には、管理サーバー80に管理される複数の射出成形機10のうち、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40及び適切な材料となっていない射出成形機10があるか否か、あるのであればその射出成形機10の識別情報と、適切な射出成形用金型40及び材料に対応する記憶部92に記憶された金型識別情報及び材料識別情報と、UI94から入力された金型情報及び材料情報と、を表示する。さらに、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40となっていないとCPU81が判定した場合は射出成形用金型40を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないとCPU81が判定した場合は材料を交換するために必要な材料交換時間を表示する。
このように、本実施例の射出成形機管理システム1は、情報入力手段から入力された金型情報及び材料情報と、記憶部92に記憶された金型識別情報及び材料識別情報と、から、使用する射出成形用金型40及び材料が成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40及び適切な材料となっているか否かを判定する。このため、本実施例の射出成形機管理システム1は、使用する射出成形用金型40だけでなく使用する材料も適切なものであるか否かを判断することができる。また、表示部93は、CPU81の判定結果に加えて、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40や材料となっていない場合、射出成形用金型40や材料を交換するために必要な金型交換時間や材料交換時間を表示する。このため、使用する射出成形用金型40や材料が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、本実施例の射出成形機管理システム1は、射出成形機10を適切に管理することができる。なお、本実施例においては、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40や材料となっていない場合も、適切なものに交換する時間に加えてCPU81の判定結果を例えば「OK」または「NG」として表示するが、判定結果の表示をせずに適切なものに交換する時間のみを表示するようにしてもよい。適切なものに交換する時間が表示されれば、判定結果が「NG」であること、すなわち、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40や材料となっていないことは明らかなためである。
以下に、図1で表される本実施例の射出成形機管理システム1を用いて行う、射出成形機管理方法の一例について、図3から図5を参照しつつ、図2のフローチャートを用いて説明する。図2のフローチャートで表されるように、本実施例の射出成形機管理方法を開始すると、最初に、ステップS110において、射出成形機管理システム1を駆動可能な状態とするための準備を行う。
具体的には、ステップS110では、射出成形機10のセッティングを行う。例えば、射出成形機10の組み立てのほか、成形する成形品に対応して決められた適切な射出成形用金型40の金型識別情報、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報、成形する成形品に対応して決められた適切な射出成形機の射出成形機識別情報、各作業における標準時間、平均成形時間、使用する材料に乾燥工程が必要な場合における乾燥推奨時間、などを記憶部92に記憶させることも本ステップで行う。
次に、ステップS120では、射出成形機管理システム1を用いてどのようなスケジュールで成形品を成形するかを決定する。詳細には、作業者は、成形品の名称、成形日、成形予定数を制御装置90に入力し、制御装置90から管理サーバー80に成形品の名称、成形日、成形予定数を送信する。管理サーバー80は、成形品の名称に基づいて、材料識別情報、金型識別情報、各作業における標準時間、平均成形時間、乾燥推奨時間を記憶部92から取得する。また、管理サーバー80は、成形予定数と平均成形時間との積から生産予定時間を算出する。また、管理サーバー80は、複数ある射出成形機10における各々の射出成形機10の空き状況に関する情報、複数ある射出成形用金型40における各々の射出成形用金型40の空き状況に関する情報を記憶部92から取得し、生産予定時間に基づいて使用する射出成形機10と生産開始時刻を決定する。ここで、管理サーバー80は、成形品の名称、成形日、成形予定数に射出成形機管理システム1に関する情報(具体的には、射出成形機10の識別情報、温度調節装置61の識別情報、成形品取り出し装置62の識別情報及び材料投入装置63の識別情報など)と、成形品に関する情報(具体的には、材料識別情報、金型識別情報、各作業における標準時間、平均成形時間、材料を乾燥させて使用する場合の乾燥推奨時間など)と、を関連づける。「材料を乾燥させて使用する場合」とは、例えば、ペレット状の材料を用いる場合において、湿ったペレットを成形に適した水分含有率になるまで乾燥させる場合などが該当する。
次に、ステップS130では、射出成形機管理システム1の駆動準備を行う。作業者は制御装置90の表示部93に表示された生産スケジュールに基づいて、例えば、材料を乾燥させて使用する場合、該材料の乾燥装置の乾燥時間を設定し、材料を乾燥装置へ投入する。乾燥時間は、乾燥推奨時間とし、例えば、乾燥時間は約8時間である。作業者は射出成形用金型40の保管場所から射出成形機10の設置位置まで射出成形用金型40を運搬する。作業者は乾燥時間経過後、材料を乾燥装置から射出成形機10まで運搬する。ただし、射出成形用金型40の運搬と材料の運搬は同じタイミングでも構わない。そして、作業者は、UI94を用いて、金型情報と材料情報を射出成形機10に入力する。例えば、射出成形用金型40及び材料を収容する器にはバーコードが付与されており、該バーコードを読み込むことにより金型情報、材料情報を入力することができる。ただし、QRコード(登録商標)を読み取る方法や、UI94を用いて手動で入力する方法を採用しても構わない。
ステップS130で射出成形機管理システム1の駆動準備が終了したら、ステップS140で、使用しようとしている射出成形用金型40が適切なものか否かを判定し、その判定結果を表示部93に表示する。詳細には、射出成形機10の制御装置90は、管理サーバー80に金型情報を送信し、管理サーバー80は記憶部82に記憶されている射出成形機識別情報に基づいて記憶部82に記憶されている金型識別情報を検索し、該金型識別情報におけるIDナンバーが制御装置90から送信された金型情報におけるIDナンバーと一致しているか否かを判定する。本ステップで、記憶部82に記憶されている金型識別情報におけるIDナンバーと制御装置90から送信された金型情報におけるIDナンバーとが一致しておらず、使用しようとしている射出成形用金型40が適切な射出成形用金型40ではないと判断した場合は、ステップS150に進む。一方、本ステップで、記憶部82に記憶されている金型識別情報におけるIDナンバーと制御装置90から送信された金型情報におけるIDナンバーとが一致しており、使用しようとしている射出成形用金型40が適切な射出成形用金型40であると判断した場合は、ステップS160に進む。
ここで、図3は、記憶部82に記憶されている金型識別情報におけるIDナンバーと制御装置90から送信された金型情報におけるIDナンバーとが一致しておらず、使用しようとしている射出成形用金型40が適切な射出成形用金型40ではないと管理サーバー80のCPU81が判断した場合の表示部93における表示例である。図3で表されるように、表示部93には、判定結果と、適切な射出成形用金型40ではないと判断された射出成形機10のIDナンバー、適切な射出成形用金型40ではないと判断された理由、記憶部82に登録されている金型識別情報のIDナンバー、制御装置90で入力された金型情報のIDナンバー、金型を交換するのにかかる目安の時間である金型交換時間、が表示される。
管理サーバー80のCPU81が、記憶部82に登録されている金型識別情報のIDナンバーと制御装置90で入力された金型情報のIDナンバーとが一致していないと判定した場合、CPU81は記憶部92に記憶された金型交換時間を取得する。金型交換時間は、各作業における標準時間である。なお、金型交換時間は、例えば射出成形用金型40の重量毎や金型寸法毎にテーブルとして記憶されている。なお、これらの表示とともに、射出成形用金型40の交換手順を表示してもよい。
本実施例のステップS140では、管理サーバー80は、CPU81で適切な射出成形用金型40か否かを判定し、CPU81による判定結果と射出成形用金型40を交換する場合の金型交換時間とを射出成形機10の制御装置90に送信する。そして、図3で表されるように、制御装置90は、これらを表示部93に表示する。しかしながら、管理サーバー80で適切な射出成形用金型40か否かを判定せずに、金型識別情報としてのIDナンバーと金型情報としてのIDナンバーとを射出成形機10の制御装置90に送信し、図4で表されるように、これらを射出成形機10ごとに金型交換時間と共に表示部93に表示することとしてもよい。なお、この場合、金型交換時間の表示に関しては、制御装置90のCPU91で適切な射出成形用金型40か否かを判定し、図4で表されるように、適切な射出成形用金型40ではないと判断された射出成形機10に関しては金型交換時間を表示部93に表示する。
ステップS150では、作業者は図3及び図4の金型交換時間に対応する追加された金型交換時間を生産管理者に伝達し、適切な射出成形用金型40を射出成形機10まで運搬する。なお、射出成形機10から不適切な射出成形用金型40をすでに取りつけてしまった後においては、射出成形機10から不適切な射出成形用金型40を取り外す作業を実施する。作業者は、取り外した射出成形用金型40を金型保管場所へ戻し、適切な射出成形用金型40を射出成形機10まで運搬し射出成形機10に取り付ける。そして、ステップS130に戻り、作業者は、UI94を用いて、新たな金型情報を射出成形機10の制御装置90に入力する。制御装置90は管理サーバー80に金型情報を送信し、管理サーバー80は射出成形機識別情報に基づいて金型識別情報を検索し、ステップS140で、金型識別情報が金型情報と一致しているかを判定する。管理サーバー80が金型識別情報と金型情報とが一致していると判定した場合、ステップS160に進む。
ステップS160では、使用しようとしている材料が適切なものか否かを判定し、その判定結果を表示部93に表示する。詳細には、射出成形機10の制御装置90は、管理サーバー80に材料情報を送信し、管理サーバー80は記憶部82に記憶されている射出成形機識別情報に基づいて記憶部82に記憶されている材料識別情報を検索し、該材料識別情報におけるIDナンバーが制御装置90から送信された材料情報におけるIDナンバーと一致しているか否かを判定する。本ステップで、記憶部82に記憶されている材料識別情報におけるIDナンバーと制御装置90から送信された材料情報におけるIDナンバーとが一致しておらず、使用しようとしている材料が適切な材料ではないと判断した場合は、ステップS170に進む。一方、本ステップで、記憶部82に記憶されている材料識別情報におけるIDナンバーと制御装置90から送信された材料情報におけるIDナンバーとが一致しており、使用しようとしている材料が適切な材料であると判断した場合は、ステップS180に進む。
ここで、図5は、記憶部82に記憶されている材料識別情報におけるIDナンバーと制御装置90から送信された材料情報におけるIDナンバーとが一致しておらず、使用しようとしている材料が適切な材料ではないと管理サーバー80のCPU81が判断した場合の表示部93における表示例である。図5で表されるように、表示部93には、判定結果と、適切な材料ではないと判断された射出成形機10のIDナンバー、適切な材料ではないと判断された理由、記憶部82に登録されている材料識別情報のIDナンバー、制御装置90で入力された材料情報のIDナンバー、材料を交換するのにかかる目安の時間である材料交換時間、が表示される。
管理サーバー80のCPU81が、記憶部82に登録されている材料識別情報のIDナンバーと制御装置90で入力された材料情報のIDナンバーとが一致していないと判定した場合、CPU81は記憶部92に記憶された材料交換時間を取得する。材料交換時間は、各作業における標準時間である。なお、材料交換時間は使用する材料毎に推奨乾燥時間が記憶部82にテーブルとして記憶されている。なお、これらの表示とともに、材料の交換手順を表示してもよい。ここで、本実施例においては、適切な射出成形用金型40か否かの判定及び適切な材料か否かの判定と、金型交換時間の表示及び材料交換時間の表示と、を別のステップで行ったが、これらを同じステップでまとめて行ってもよい。
ステップS170では、作業者は図5の材料交換時間に対応する追加された材料交換時間を生産管理者に伝達し、例えば適切な材料を乾燥装置で乾燥させそれを射出成形機10まで運搬する。なお、射出成形機10から不適切な材料をすでに投入してしまった後においては、射出成形機10から不適切な材料を取り除く作業を実施する。作業者は、取り除いた材料を材料保管場所へ戻し、乾燥させた適切な材料を射出成形機10まで運搬し射出成形機10に投入する。そして、ステップS130に戻り、作業者は、UI94を用いて、新たな材料情報を射出成形機10の制御装置90に入力する。制御装置90は管理サーバー80に材料情報を送信し、管理サーバー80は射出成形機識別情報に基づいて材料識別情報を検索し、ステップS140を介した後にステップS160で、材料識別情報が材料情報と一致しているかを判定する。管理サーバー80が材料識別情報と材料情報とが一致していると判定した場合、ステップS180に進む。
ステップS180においては、射出成形機10において成形品の成形を開始するため、射出成形機管理システム1の駆動を開始する。具体的には、管理サーバー80は射出成形機10へ生産の開始を許可する信号を送信し、射出成形機10は生産を開始する。そして、成形品の成形の終了に伴って、本実施例の射出成形機管理方法を終了する。
上記のように、本実施例の射出成形機管理方法は、成形する成形品に対応して決められた適切な射出成形用金型40の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、を記憶部82に記憶させる記憶工程(ステップS110)を有する。また、成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する射出成形用金型40の金型情報と、を入力する情報入力工程(ステップS130)を有する。また、使用する射出成形用金型40及び材料が成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40及び適切な材料となっているか否かを判定する判定工程(ステップS140及びステップS160)を有する。また、判定工程の判定結果に基づく表示をする表示工程(ステップS140及びステップS160)を有する。ここで、上記のように、判定工程では、情報入力工程で入力された成形品情報に基づいて、情報入力工程で入力された材料情報及び金型情報と、記憶部82に記憶された金型識別情報及び材料識別情報と、から、使用する射出成形用金型40及び材料が成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40及び適切な材料となっているか否かを判定する。また、上記のように、表示工程では、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40となっていないと判定工程で判定した場合は射出成形用金型40を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないと判定工程で判定した場合は材料を交換するために必要な材料交換時間を表示する。
このように、本実施例の射出成形機管理方法は、情報入力工程で入力された金型情報及び材料情報と、記憶部82に記憶された金型識別情報及び材料識別情報と、から、使用する射出成形用金型40及び材料が成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40及び適切な材料となっているか否かを判定する。このため、使用する射出成形用金型40だけでなく使用する材料も適切なものであるか否かを判断することができる。また、本実施例の射出成形機管理方法においては、表示工程は、判定工程での判定結果に加えて、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40や材料となっていない場合、射出成形用金型40や材料を交換するために必要な金型交換時間や材料交換時間を表示する。このため、使用する射出成形用金型40や材料が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、本実施例の射出成形機管理方法を実行することで、射出成形機10を適切に管理することができる。
なお、上記のように、本実施例の射出成形機管理システム1は、射出成形機10を複数備えている。具体的には、図4の成形機IDナンバーA、B及びCで表されるように、射出成形機10を少なくとも3つ備えている。ただし、成形する成形品によっては、使用に適さない射出成形機10をさらに備えている場合もある。そして、記憶部82は、成形する成形品の各々に対応して決められた適切な射出成形機10の射出成形機識別情報を記憶している。また、UI94は、使用する射出成形機10の射出成形機情報を入力可能である。そして、判定部としてのCPU81は、UI94から入力された成形品情報に基づいて、記憶部82に記憶された射出成形機識別情報から、使用する射出成形機10が成形する成形品に対応して適切な射出成形機10となっているか否かを判定する。ここで、表示部93は、成形する成形品に対応して適切な射出成形機10となっていないとCPU81が判定した場合は射出成形機10を交換するために必要な射出成形機交換時間を表示することが可能となっている。
本実施例の射出成形機管理システム1は、このような構成になっているため、使用する射出成形機10が適切なものであるか否かを判断することができる。また、表示部93は、CPU81の判定結果に加えて、成形する成形品に対応して適切な射出成形機10となっていない場合、射出成形機10を交換するために必要な射出成形機交換時間を表示するので、使用する射出成形機10が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、本実施例の射出成形機管理システム1は、射出成形機10を適切に管理することができる。なお、本実施例においては、成形する成形品に対応して適切な射出成形機10となっていない場合も、適切なものに交換する時間に加えてCPU81の判定結果を表示するが、適切なものに交換する時間のみを表示するようにしてもよい。適切なものに交換する時間が表示されれば、成形する成形品に対応して適切な射出成形機となっていないことは明らかなためである。
ここで、上記のように、金型交換時間には、射出成形用金型40を搬送する時間及び射出成形用金型40を取り付ける時間を含む。このため、作業者は金型交換時間を正確に認識することができる。
また、上記のように、材料交換時間には、材料を作製する時間及び材料を運搬する時間を含む。このため、作業者は材料交換時間を正確に認識することができる。ここで、「材料を作製する時間」とは、材料の混合や撹拌する時間などに加え、ペレット状の材料を使用する場合などにおいて材料を乾燥させる時間なども含む意味である。
また、本実施例の射出成形機管理システム1のように、温度調節装置61、成形品取り出し装置62及び材料投入装置63の少なくともいずれか1つの装置を備えていてもよい。この場合、記憶部82は、射出成形機管理システム1が備えるこれら装置の識別情報を記憶し、UI94は、射出成形機管理システム1が備えるこれら装置の情報を入力可能であり、CPU81は、UI94から入力された成形品情報に基づいて、射出成形機管理システム1が備えるこれら装置の識別情報から、使用する装置が成形する成形品に対応して適切な装置となっているか否かを判定し、表示部93は、使用する装置が成形する成形品に対応して適切な装置となっていないとCPU81が判定した場合はこれら装置を交換するために必要な装置交換時間を表示することが好ましい。このような構成とすることで、使用するこれら装置が適切なものであるか否かを判断することができる。また、表示部93が、CPU81の判定結果に加えて、成形する成形品に対応して適切な装置となっていない場合、装置を交換するために必要な装置交換時間を表示することで、使用する装置が適切なものでない場合、適切なものに交換する時間を作業者に知らせることができる。したがって、このような構成とすることで、これら装置を適切に管理することができる。なお、成形する成形品に対応してこれらが適切な装置となっていない場合も、適切なものに交換する時間に加えてCPU81の判定結果を表示する構成としてもよいが、適切なものに交換する時間のみを表示する構成としてもよい。適切なものに交換する時間が表示されれば、成形する成形品に対応して適切な装置となっていないことは明らかなためである。
本実施例の射出成形機管理システム1においては、情報入力手段は、ユーザーインターフェースであるが、画像読み取り手段または音声入力手段のいずれかであってもよい。ユーザーインターフェースを利用した作業者による手動での入力、画像読み取り手段によるバーコードやQRコード(登録商標)などの読み取りによる入力、音声入力手段を利用した作業者による音声での入力、のいずれでも、簡単に情報入力をすることができるためである。
図3から図5で表されるように、本実施例の射出成形機管理システム1においては、表示部93は、CPU81の判定結果として、材料情報及び金型情報と金型識別情報及び材料識別情報とで不一致となった項目を表示する。このため、本実施例の射出成形機管理システム1は、成形する成形品に対応して適切な射出成形用金型40または材料となっていない場合、適切な状態か不適切な状態かの判定結果に加えて、その原因が射出成形用金型40なのか材料なのかを作業者に認識させることができる。
本発明は、上述の実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…射出成形機管理システム、10…射出成形機、20…材料生成部、21…フラットスクリュー、22…溝、23…材料流入口、24…ヒーター、25…バレル、26…連通孔、29…駆動モーター、30…射出部、32…射出シリンダー、34…射出プランジャー、36…逆止弁、38…射出モーター、40…射出成形用金型(金型)、41…固定型、42…ホットランナー取り付け孔、45…ゲート開口、48…可動型、49…キャビティー、50…金型開閉部、51…可動型移動部、58…型開閉モーター、59…押出しピン、61…温度調節装置、62…成形品取り出し装置、63…材料投入装置、80…管理サーバー、81…CPU(判定部)、82…記憶部、83…表示部、84…UI、90…制御装置、91…CPU、92…記憶部、93…表示部、94…UI(情報入力手段)、100…ホットランナー、AX…軸線

Claims (8)

  1. 材料を金型に射出して成形品を成形可能な射出成形機と、
    成形する成形品に対応して決められた適切な金型の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、を記憶した記憶部と、
    成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する金型の金型情報と、を入力可能な情報入力手段と、
    使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づく表示をする表示部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記情報入力手段から入力された前記成形品情報に基づいて、前記情報入力手段から入力された前記材料情報及び前記金型情報と、前記記憶部に記憶された前記金型識別情報及び前記材料識別情報と、から、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定し、
    前記表示部は、成形する成形品に対応して適切な金型となっていないと前記判定部が判定した場合は前記金型を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないと前記判定部が判定した場合は前記材料を交換するために必要な材料交換時間を表示することを特徴とする射出成形機管理システム。
  2. 請求項1に記載の射出成形機管理システムにおいて、
    射出成形機を複数備え、
    前記記憶部は、成形する成形品の各々に対応して決められた適切な射出成形機の射出成形機識別情報を記憶し、
    前記情報入力手段は、使用する射出成形機の射出成形機情報を入力可能であり、
    前記判定部は、前記情報入力手段から入力された前記成形品情報に基づいて、前記記憶部に記憶された前記射出成形機識別情報から、使用する射出成形機が成形する成形品に対応して適切な射出成形機となっているか否かを判定し、
    前記表示部は、成形する成形品に対応して適切な射出成形機となっていないと前記判定部が判定した場合は前記射出成形機を交換するために必要な射出成形機交換時間を表示することを特徴とする射出成形機管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の射出成形機管理システムにおいて、
    前記金型交換時間には、金型を搬送する時間及び金型を取り付ける時間を含むことを特徴とする射出成形機管理システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の射出成形機管理システムにおいて、
    前記材料交換時間には、材料を作製する時間及び材料を運搬する時間を含むことを特徴とする射出成形機管理システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の射出成形機管理システムにおいて、
    温度調節装置、成形品取り出し装置及び材料投入装置の少なくともいずれか1つの装置を備え、
    前記記憶部は、前記射出成形機管理システムが備える前記装置の識別情報を記憶し、
    前記情報入力手段は、前記射出成形機管理システムが備える前記装置の情報を入力可能であり、
    前記判定部は、前記情報入力手段から入力された前記成形品情報に基づいて、前記射出成形機管理システムが備える前記装置の識別情報から、使用する装置が成形する成形品に対応して適切な装置となっているか否かを判定し、
    前記表示部は、使用する装置が成形する成形品に対応して適切な装置となっていないと前記判定部が判定した場合は前記装置を交換するために必要な装置交換時間を表示することを特徴とする射出成形機管理システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の射出成形機管理システムにおいて、
    前記情報入力手段は、ユーザーインターフェース、画像読み取り手段または音声入力手段のいずれかであることを特徴とする射出成形機管理システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の射出成形機管理システムにおいて、
    前記表示部は、前記材料情報及び前記金型情報と前記金型識別情報及び前記材料識別情報とで不一致となった項目を表示することを特徴とする射出成形機管理システム。
  8. 材料を金型に射出して成形品を成形可能な射出成形機における射出成形機管理方法であって、
    成形する成形品に対応して決められた適切な金型の金型識別情報と、成形する成形品に対応して決められた適切な材料の材料識別情報と、を記憶部に記憶させる記憶工程と、
    成形する成形品の成形品情報と、使用する材料の材料情報と、使用する金型の金型情報と、を入力する情報入力工程と、
    使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果に基づく表示をする表示工程と、
    を備え、
    前記判定工程では、前記情報入力工程で入力された前記成形品情報に基づいて、前記情報入力工程で入力された前記材料情報及び前記金型情報と、前記記憶部に記憶された前記金型識別情報及び前記材料識別情報と、から、使用する金型及び材料が成形する成形品に対応して適切な金型及び適切な材料となっているか否かを判定し、
    前記表示工程では、成形する成形品に対応して適切な金型となっていないと前記判定工程で判定した場合は前記金型を交換するために必要な金型交換時間を表示し、成形する成形品に対応して適切な材料となっていないと前記判定工程で判定した場合は前記材料を交換するために必要な材料交換時間を表示することを特徴とする射出成形機管理方法。
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