JP2022072980A - 天板付き什器 - Google Patents

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隆之 ▲崎▼本
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洋士 上田
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Abstract

【課題】支柱に対して縦横寸法や厚みが任意のパネルを選択して天板に設置できる什器を提供する。【解決手段】デスクユニット1は、脚部と、脚部に支持された天板3と、天板3上で前後方向中央部に配設された正面パネル6と、正面パネル6の厚み方向に配設された支柱4と、を備えている。支柱4は正面パネル6の左右方向両端部にそれぞれ配設され、しかも正面パネル6の厚み方向両側に配設されている。正面パネル6は第一連結部材15によって支柱4にそれぞれ連結されている。正面パネル6の両側に配設された支柱4には横架部材が固定され、その内面に照明部材が取り付けられている。第一連結部材15は、支柱4と正面パネル6を連結するビスB2と、支柱4と正面パネル6の間に配設されていてビスB2を挿通させて覆うスリーブ16と、を備えた。【選択図】図5

Description

本発明は天板付き什器に関する。
従来、オフィスや学校、病院、図書館等の公共施設等では執務者や作業者等の使用者の作業効率を向上させるために天板付きの什器が設置されている。
例えば特許文献1に記載された天板付き机では、天板上での作業空間をパネル部材で仕切ると共に、天板上の作業空間を照明する照明器具が備えられている。これによって、執務者や作業者は作業に集中できると共に他者の視線をパネル部材によって遮蔽できる、としている。
この天板付き机は、天板上の幅方向両端部に一対の支柱が立設され、支柱の間にフロントパネルが挟まれて設置されている。また、幅方向両端部の支柱に対して天板の側面に沿ってエンド用サイドパネルがフロントパネルに略直交して設置されている。フロントパネルの中間部にはエンド用サイドパネルに平行に中間用サイドパネルが設置されて天板上のスペースを複数に仕切っている。しかも、一対の支柱の頂部間に横架部材が配設され、この横架部材の側面にLED等の照明部材が配設されている。
特許第4305370号公報
ところで、このような天板付き机に関し、使用者の体格や作業のプライバシー保持の高さ等の要求に応じて、パネル部材の高さ寸法や透過性等を変更できることが要望されている。また、パネル部材が一対の支柱に挟持されている場合、机の側部に位置する通路側に支柱が露出してしまうため、美観の面で好ましくなかった。
しかしながら、特許文献1に記載された天板付き什器では、パネル部材の縦横方向の寸法は横架部材の高さや両側の支柱によって制限されてしまい、パネル部材の厚さもこれを挟持する両側の支柱の幅によって制限を受けてしまうという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、支柱に対して縦横寸法や厚みが任意のパネルを選択して設置できる天板付き什器を提供することを目的とする。
本発明による天板付き什器は、脚部と、脚部に支持された天板と、天板上に配設された第一パネルと、第一パネルの厚み方向に、第一パネルから離間して配設された支柱と、支柱及びパネルを連結する第一連結部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、支柱を第一パネルの厚み方向に配設したため、支柱の幅や高さ、設置間隔等に制限されることなく第一パネルの縦横方向の寸法、そして第一パネルの厚みを任意に選択して設置でき、しかも支柱に干渉しない。
また、支柱はパネルの厚み方向両側に配設されていることが好ましい。
パネルの厚み方向両側に配設された支柱によって第一連結部材を介してパネルを支持できるため、パネルの支持強度が高い。
また、第一パネルは天板の幅方向に沿って配設され、天板の幅方向端部に前後方向に沿って配設されていて支柱の外側で第一パネルに交差している第二パネルと、第二パネル及び第一連結部材または支柱を連結する第二連結部材と、を備えてもよい。
第二パネルは第一パネルと関連して天板上のスペースを仕切ることができ、しかも第二パネルは支柱の外側に配設されているため支柱と第一連結部材と第二連結部材を外部から隠すことができて美観が向上する。また、第二パネルに固定された第二連結部材を第一連結部材または支柱に連結することで支持できる。
また、支柱に取り付けられた照明部材を備えていてもよい。
照明部材を支柱に取り付けることでパネルを外れた位置に設けられるため、パネルの縦横寸法や厚み等を規制することがない。
また、第一連結部材は、支柱とパネルを連結する締結具と、支柱とパネルの間に配設されていて締結具を挿通させるスリーブと、を備えていることが好ましい。
第一連結部材の締結具はスリーブによって外部に露出しないように隠すことができるため、外観の見栄えが向上する。
また、締結具は、一方の支柱に形成された雌ねじ部にねじ込まれる雄ねじ部と、他方の支柱に形成された凹部に嵌合させる頭部と、を有していてもよい。
締結具の頭部は他方の支柱の凹部内に嵌合させるため外部に露出せず、この点でも外観の見栄えが向上する。
また、第二連結部材は、第一連結部材に係合するフック部と、第二パネルに固定された固定板と、を備えていてもよい。
第二連結部材はフック部と固定板によって支柱に取り付けることができる。
また、第一パネルは天板上の前後方向中央部に設けられていてもよい。
第一パネルは天板上の前後方向中央部に設けられているため、前後方向両側で天板上にスペースを確保できて使用者等が作業を行える。
また、第一パネルは天板上の前後方向後端部に設けられ、支柱はパネルの厚み方向一端側に配設されていてもよい。
天板の片側に第一パネルが設けられており、第一パネルの厚み方向一端側で天板上に支柱を設けて第一連結部材によって第一パネルを支持したため、支柱の幅や高さ等に制限されることなくパネルの縦横方向の寸法やパネルの厚みを任意に選択して設置でき、しかも支柱に干渉しない。
本発明に係る天板付き什器によれば、天板に配設された支柱によってパネルを第一連結部材を介して連結しているため、パネルは厚みや縦横寸法が任意のものを選択して設置できる。そのため、使用者の体格や作業のプライバシー保持の高さ等の要求に応じて、任意の厚みや寸法のパネルを選択できる。
本発明の第一実施形態による両側のデスクユニットの斜視図である。 図1に示すデスクユニットの平面図である。 デスクユニットの正面図である。 デスクユニットの側面図である。 支柱と正面パネルの連結構造を示す側面図である。 (a)、(b)は2本の支柱とパネルの取り付け工程を示す図、(c)はビス頭部を嵌合させる凹部を有する他方の支柱の側面図である。 支柱と正面パネルと横架部材の連結構造を示す要部斜視図である。 エンドパネルと脚部の取り付け構造を示す図4のA-A線水平断面図である。 支柱とエンドパネルとの連結構造を示す図3のC部拡大図である。 第一パネル固定具による正面パネルと中間パネルの交差部の連結構造を示す要部斜視図である。 第一パネル固定具の平面図である。 第一パネル固定具の変形例としての第二パネル固定具の平面図である。 中間パネルの先端を連結具で天板に固定する構造を示す要部斜視図である。 中間パネルの側面図である。 第一の連結具を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 第二の連結具を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。図である。 左右の連結具を中間パネルに取り付けた状態の説明図である。
以下、本発明に係る天板付き什器の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
図1乃至図17は本発明の実施形態による天板付き什器としてのデスクユニット1を示すものである。本実施形態によるデスクユニット1は天板3の例えば対向する両側で使用可能な両面用のデスクユニットである。デスクユニット1は、オフィスや図書館等の公共施設等で執務者や訪問者等の使用者が電子機器を使用したり、書類作成等に使用したりする。
図1に示すデスクユニット1において、床面上に対向配置された一対の脚部2の上に天板3が設置されている。天板3の上には、支柱4で支持されていて天板3上のスペースを1または複数(例えば4つ)のスペースに仕切る正面パネル6とエンドパネル7と中間パネル8とが設置されている。
各パネルは、例えば不透明なアクリルパネルや木製パネル等からなり、略四角形板状に形成されているが、適宜な形状を採用できる。なお、本明細書において、図1及び図2に示すように、天板3は長方形板状に形成されており、図上で天板3の長手方向を左右方向(幅方向)といい、左右方向に直交する方向を前後方向(奥行き方向)という。
各脚部2は例えば四角形枠状に形成され、天板3に固定された上辺は上枠部2a、対向する底辺は下枠部2b、両側辺は側枠部2cとされている。対向する一対の脚部2の上枠部2aの長手方向中央部間には梁部材10が左右方向に架け渡されて連結されており、その中央には床面に延びる2本の中間脚部11が固定されている。なお、脚部2は四角形枠状に限定されることなく、適宜形状のものを採用できる。
図1~図4において、天板3の前後方向中央部には天板3のスペースを前後方向に2分する正面パネル6が左右方向(幅方向)に配設され、正面パネル6の左右方向両端には各一対の支柱4が設置されている。各一対の支柱4は正面パネル6の厚み方向の両側にそれぞれ設置され、後述する第一連結部材15を介して前後方向両側から正面パネル6を支持している。
図1及び図2に示すように、正面パネル6の左右方向(幅方向)両端には正面パネル6に略直交してエンドパネル7が設置され、エンドパネル7は正面パネル6の前後方向の両端に延びている。なお、エンドパネル7は前後方向で一体に形成されているが、正面パネル6の端部に交差するよう2つに分離されて形成されていてもよい。正面パネル6の左右方向中間部において、前後方向両側に中間パネル8がそれぞれエンドパネル7と略平行に設置されている。本実施形態では、正面パネル6とエンドパネル7と中間パネル8によって、天板3は4つのスペースに仕切られている。
次に支柱4について説明する。
図5に示すように、支柱4は正面パネル6の両端部において厚み方向両側にそれぞれ設置されている。支柱4は例えば角筒状または角柱状に形成され、その下端部に固定された基板13をビスB1で天板3に固定することで直立に保持されている。また、支柱4の下端部は天板3の裏面からビスB1で固定されている(図6(a)、(b)参照)。
天板3上に載置された正面パネル6は第一連結部材15によって両側の支柱4に連結固定されており、図5に示す例では、上下方向に離間して設けられた2組の第一連結部材15によって固定されている。第一連結部材15は正面パネル6を貫通して2本の支柱4に両端を固定された締結具としてのビスB2と、各支柱4と正面パネル6の間でビスB2を嵌挿させた筒状の2つのスリーブ16と、を備えている。スリーブ16は支柱4と正面パネル6の間隔に応じて長さの異なるものに交換装着可能である。
正面パネル6を挟む一対の支柱4において、ビスB2は正面パネル6を貫通させてその先端の雄ねじ部が一方の支柱4の雌ねじ部にねじ込まれ、他端の頭部は他方の支柱4の二段穴形状の凹部4a内に嵌合されている(図6(c)参照)。二段穴は、比較的径の小さい略半円形状の第1部分と比較的径の大きい第2部分とによって二段階に形成された挿入穴で、第2部分はビスB2の頭部が挿脱可能な径であり、第1部分はビスB2の軸部が通過可能で頭部が挿脱不能な径となる。しかも、ビスB2の頭部を嵌合させる他方の支柱4の凹部4aは貫通しておらず内面側に形成されており、各支柱4と正面パネル6の間のビスB2はスリーブ16に覆われているため外部に露出しない。
図6は正面パネル6の固定の手順を示すものである。図6(a)において、ビスB2は、スリーブ16を介して正面パネル6を貫通させて先に固定された一方の支柱4に別のスリーブ16を通してねじ込み固定する。次に図6(b)において、他方の支柱4を斜めにして図6(c)に示す凹部4aを正面パネル6から突出するビスB2の頭部に嵌合させながら起立させる。その際、ビスB2の頭部はまず他方の支柱4の凹部4aにおける比較的径の大きい第2部分に挿入し、その後、他方の支柱4を下方に移動させることで、ビスB2の頭部を比較的径の小さい第1部分に移動させることで係止できる。ビスB2のねじ込みに際し、順次スリーブ16を挿通させる。その後、他方の支柱4とその基板13をビスB1で天板3に固定する。
支柱4は正面パネル6の左右方向両端で、正面パネル6の厚み方向両側に各一対固定されている。しかも、図2及び図7に示すように、正面パネル6の前側及び後側位置で、左右方向両側に配設された支柱4の頂部に固定した腕部17を介して梁状の横架部材18がそれぞれ架け渡されている。腕部17は支柱4に固定された正面パネル6の厚み方向に正面パネル6から離間する側へ延びているため、腕部17に取り付ける横架部材18も同様に正面パネル6から離間する側に位置している。横架部材18の下面にはLED等の照明部材19が取り付けられており、照明部材19で天板3上を照明することができる。なお、横架部材18は、腕部17を設けることなく、支柱4の頂部や上端部に直接固定してもよい。
しかも、横架部材18及び照明部材19は正面パネル6から前後方向に外れた位置で正面パネル6と略平行にそれぞれ配設されており、正面パネル6の縦横寸法が支柱4や横架部材18より大きくても干渉することがない。しかも、正面パネル6の厚みも支柱4や横架部材18の幅寸法に関係なく任意に選択できる。
次にエンドパネル7の取り付け構造について説明する。
図3及び図4において、エンドパネル7は正面パネル6の左右方向両端部の外側に配設されている。エンドパネル7は支柱4の外側に配設され、その下端部は天板3を越えて梁部材10の下端部まで延びている。しかも、エンドパネル7の天板3の下側においてその幅方向両側の側縁部7aに、位置決め部材として断面略コの字状の位置決め金具21が対向してそれぞれ取り付けられている(図8参照)。
位置決め金具21について、図4のA-A断面が図8に示されている。図8において、この位置決め金具21は例えば略コの字状断面部の内部に略L字状断面部が固定された形状を有しており、内部がL字状断面部の仕切り部21aによって外側凹部21bと内側凹部21cに分割されている。外側凹部21b内にはエンドパネル7の側縁部7aが嵌合され、内側凹部21c内には脚部2の側枠部2cが嵌合されている。しかも、位置決め金具21はその内側の面21dをビスB3が貫通して脚部2の側枠部2cにねじ込まれて脚部2に固定されている。
また、図4において、中間脚部11には2本の中間脚11aが設けられ、この2本の中間脚11aの間の上部には連結梁22が水平に架け渡されている。連結梁22の長手方向中央部には、エンドパネル7の下端部中央を支持する支持金具23が支持部材として固定されている。
支持金具23は位置決め金具21と同様な構成の略E字型断面形状を有しており、略E字型断面が上向きに固定されている。この支持金具23は位置決め金具21と同様に、内部が仕切り部によって外側凹部と内側凹部に分離されている。外側凹部内にはエンドパネル7の下端中央部が嵌合されてエンドパネル7を支持しており、内側凹部内には配線を収納するための配線ダクト(図示せず)が設置されている。しかも、支持金具23はその下側の底面をビスが連結梁22を貫通して配線ダクトにねじ込まれることで、互いに連結されている。配線ダクトに収納された不図示の配線ケーブルは例えば電源から天板3に設けたコンセントに接続されており、コンセントは電子機器等を使用する際の電源に用いられる。
また、図3のC部に示すように、エンドパネル7の上部は、支柱4と第二連結部材26を介して連結されている。第二連結部材26は、図9に示すように、平板状に延びる本体26aの一端部が支柱4及び正面パネル6を連結する第一連結部材15のスリーブ16に係止可能なフック部26bを有している。第二連結部材26の他端部はエンドパネル7の内面に当接するよう直角に屈曲した当接部26cとされ、当接部26cにはビスB4を貫通させるための穴部が形成されている。
フック部26bは略L字状に屈曲されているが、湾曲形成されていてもよい。しかも、第二連結部材26は正面パネル6を挟んでその両側の支柱4及びエンドパネル7にそれぞれ配設されている。
エンドパネル7に対して当接部26cに対向する反対側の面には固定板27が配設され、固定板27のエンドパネル7側の面には一対のナット部27aが並列に固定されている。また、エンドパネル7の固定板27側の面にはナット部27aを嵌合して固定板27を位置決めするための凹部7bが一対形成されている。
そして、エンドパネル7の凹部7bにナット部27aをそれぞれ嵌合させて固定板27を位置決めさせた状態で、反対側の面からビスB4を第二連結部材26の当接部26cの穴部を通してエンドパネル7を貫通させてナット部27aに螺合させる。正面パネル6の両側でそれぞれ第二連結部材26をスリーブ16とエンドパネル7とに係止固定させることでエンドパネル7の上部を支柱4に固定できる。しかも、ビスB4は固定板27から外側に露出しない。
次に、中間パネル8と正面パネル6の連結構造について、図10から図12により説明する。
図2における正面パネル6及び中間パネル8の交差部がD部拡大図として図10に示されている。正面パネル6及び中間パネル8はそれぞれ2枚に分割されて形成されていて、交差部で略直交して対向している場合における固定具を、第一パネル固定具34として、図10及び図11により説明する。
図10において、正面パネル6及び中間パネル8の交差部で、正面パネル6及び中間パネル8を連結する第一パネル固定具34が上下方向に離間して複数個、例えば2個設置されている。図11に示す第一パネル固定具34は略平行四辺形板状であり、その角部には互いに略直交する溝部35がそれぞれ形成されている。各溝部35には、正面パネル6または中間パネル8が嵌合可能であり、その対向する内面には1または複数個(例えば2個)の突起35aが突出していて正面パネル6または中間パネル8を係止することができる。各第一パネル固定具34は例えばアクリル板等、適宜の材質で形成することができる。
図12において、第一パネル固定具34の変形例となる固定具を第二パネル固定具37として説明する。第二パネル固定具37は、略T字型に直交する3枚の正面パネル6、中間パネル8またはエンドパネル7の端部同士を連結するものである。互いに略直交する3つの溝部35内にはそれぞれ各パネルを係止する突起35aがそれぞれ係止されている。この第二パネル固定具37は、例えばエンドパネル7が二分割されている場合に正面パネル6とエンドパネル7との交差部に設置可能である。
なお、第一パネル固定具34、第二パネル固定具37において、各溝部35内の突起35aは片側の面にのみ設けてもよいし、突起35aを設けなくてもよい。
次に中間パネル8と天板3との固定構造について、図13乃至図17により説明する。
図13において、中間パネル8は正面パネル6との交差部が例えば第一パネル固定具34で固定され、反対側の先端部(または後端部)は一対の連結具40、41によって天板3に固定されている。この場合、図14に示すように、中間パネル8は先端部の下側に上下2段のスリット42a、42bが形成されている。
左側の連結具40(第一の連結具)は、図15に示すように、天板3に取り付けるための略U字状の係止片部40aと、係止片部40aから上方に起立する板状の本体部40bと、本体部40bにおける中間パネル8側の面に固着されていて下側のスリット42bに挿通される上向きの略U字状をなす取付片部40cと、を備えている。
右側の連結具41(第二の連結具)は、図16に示すように、天板3に取り付けるための略U字状の係止片部41aと、係止片部41aから上方に起立する板状の本体部41bと、本体部41bにおける中間パネル8側の面に固着されていて上側のスリット42aに挿通される下向きの略U字状をなす取付片部41cと、を備えている。
なお、一対の連結具40、41における略U字状をなす係止片部40a、41aの上下方向の間隔は天板3の板厚よりも若干大きい程度に形成されている。中間パネル8のスリット42a、42bの各上下方向の幅寸法はそれぞれ略U字状の取付片部40c、41cが挿通可能であるように、取付片部40c、41cの上下方向の寸法より大きく形成されている。そのため、一対の連結具40、41はスリット42a、42bに取付片部40c、41cが挿通された状態で上下のスリット42a、42bの間隙の範囲内で上下方向に移動可能とされている。
図17において、中間パネル8を天板3に取り付ける際、中間パネル8の上下のスリット42a、42bに予め左右の連結具40、41の取付片部40c、41cを挿通させる。そして、左の連結具40の係止片部40aを持ち上げて取付片部40cが下側のスリット42bの上端に当接するまで持ち上げると共に、右の連結具41の係止片部41aを降下させて取付片部40cが上側のスリット42aの下端に当接するまで下方移動させる。これにより、左右の連結具40、41は中間パネル8のスリット42a、42bに嵌合された状態で係止片部40a、41aの高さが略同一になる。
そして、中間パネル8と共に各係止片部40a、41aを天板3の先端側から挿入して嵌合させる。この場合、天板3に係止片部40a、41aを位置決めするための凹溝を形成しておいてもよい。この状態で、中間パネル8は左右の連結具40、41と天板3に係止される(図13参照)。次いで、係止片部40a、41aの下端部の穴を通してビスB5で締め込んで天板3の下面に係止片部40a、41aを固定する。これにより、左右の連結具40、41は天板3に固定され、取付片部40c、41cによって中間パネル8が天板3に係止保持される。
上述したように、本第一実施形態によるデスクユニット1は、正面パネル6をその厚み方向に設けた一対の支柱4によって挟んで保持するため、正面パネル6の高さや幅方向の寸法、その厚みを任意に設定、変更することができる。そのため、デスクユニット1の用途や目的等に応じて正面パネル6の縦横寸法や厚み等を任意に選定できる。
しかも、支柱4は正面パネル6の幅方向両端に設けたため、天板3上のスペースを広く使用できる。また、正面パネル6は第一連結部材15を介して支柱4で支持されるため、ビスB2等の締結具がスリーブ16及び他方の支柱4の凹部4aによって覆われ、外観上の見栄えがよい。
また、エンドパネル7は支柱4及び天板3の外側に配設されているため、支柱4や天板3が側方の通路側に露出せず、外観上の見栄えがよい。
しかも、エンドパネル7は支柱4に設けた第一連結部材15のスリーブ16との間で第二連結部材26によって固定されるため、エンドパネル7の第二連結部材26の固定板27以外が露出せず、この点でも外観上の見栄えがよい。
更に、支柱4間に架設した横架部材18に照明部材19を設置したため、照明光を天板3上に照射する際に正面パネル6に邪魔されることなく照明できる。しかも、正面パネル6の位置や寸法にしばられることなく照明部材19を配置できる。
また、正面パネル6と中間パネル8はその交差部で第一パネル固定具34によって固定でき、ビス等の締結具を用いないため組立作業が容易である。同様に、中間パネル8の天板3への取り付けも一対の連結具40、41によって取り付け固定できるため、組立作業が容易である。
なお、本発明は上述の実施形態によるデスクユニット1に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の他の実施形態や変形例等について説明するが、上述した第一実施形態と同一または同様な部品や部材等には同一の符号を用いて説明を行う。
例えばデスクユニット1の変形例として、天板3の前後方向前側にのみ執務用スペースを設けた片面用のデスクユニットとしてもよい。正面パネル6は天板3上の前後方向後端部に設けられ、支柱4は正面パネル6の厚み方向一端側に配設されている。この場合、正面パネル6の厚み方向一端側で天板3上に支柱4を設けて第一連結部材15によって正面パネル6を支持することになる。そして、正面パネル6の幅方向両端部にエンドパネル7を設け、更にエンドパネル7間に中間パネル8を設けてもよい。
また、一方の支柱4に片持ち支持の横架部材を設けて、この横架部材の下側に照明部材19を設置して天板3を照明するようにしてもよい。この場合、他方の支柱4にも片持ち支持の横架部材と照明部材19を設けてもよいし、設けなくてもよい。
なお、上述した実施形態によるデスクユニット1では、正面パネル6の左右方向両端で厚み方向両側に支柱4をそれぞれ設置した。しかし、本発明において、支柱4の設置位置は正面パネル6の両側に限定されることなく、片側にのみ設けて第一連結部材15で連結固定してもよい。または、正面パネル6の左右方向中間部等にその厚み方向両側または片側に支柱4を設置して第一連結部材15で連結固定してもよい。
なお、上述した各実施形態では、エンドパネル7を天板3の下方に延ばして位置決め金具21及び支持金具23で固定支持する構成にしたが、エンドパネル7を天板3上に支持してその上部を第一連結部材15及び第二連結部材26、固定板27によって支柱4に連結支持してもよい。
また、第二連結部材26は、上述した構成に代えて、エンドパネル7と支柱4に連結することで支持してもよい。この場合、第二連結部材26はビス等の締結具を固定板27からエンドパネル7を貫通して支柱4にねじ込み固定し、締結具をスリーブ16で覆う等の構成を採用してもよい。
また上述した実施形態によるデスクユニット1では、正面パネル6の幅方向両端部にエンドパネル7をそれぞれ設置したが、片側または両側のエンドパネル7を設けなくてもよい。この場合でも。天板3上にスペースをそれぞれ区分けすることができる。また、中間パネル8は必ずしも設けなくてもよい。
また、正面パネル6は第一パネル、エンドパネル7は第二パネル、中間パネル8は第三パネルに含まれる。また、第一パネル固定具34及び第二パネル固定具37はパネル固定具に含まれる。
上述した各実施形態に係るデスクユニット1やその変形例の一部又は全部を含む本発明に係る天板付き什器は、以下のように付記することができる。
[付記1]
脚部と、
前記脚部に固定された天板と、
前記天板に配設された第一パネルと、
前記第一パネルの幅方向中間部で前記第一パネルに交差する方向に配設されている第三パネルと、
前記第三パネルの両側で前記天板の端部にそれぞれ装着されていて、前記第三パネルの第一のスリットに係合する第一取付片部を有する第一の連結具及び前記第三パネルの第二のスリットに係合する第二取付片部を有する第二の連結具と、
を備えたことを特徴とする天板付き什器。
[付記1]の構成によれば、第三パネルの両側で第一の連結具及び第二の連結具によって第三パネルと天板とを容易に係止することができる。
[付記2]
脚部と、
前記脚部に固定された天板と、
前記天板に配設された第一パネルと、
前記第一パネルの幅方向中間部で前記第一パネルに交差する方向に配設されている第三パネルと、
前記第一パネル及び前記第三パネルの交差部で前記第一パネル及び前記第三パネルの端部を凹溝内に嵌合させるパネル固定具と、
を備えたことを特徴とする天板付き什器。
[付記2]に記載された天板付き什器によれば、パネル固定具の凹溝内に第一パネルと第三パネルを嵌合させることで、第一パネルと第三パネルを容易に位置決め固定できる。なお、パネル固定具の凹溝は互いに略直交する方向に3つまたは4つ形成されていてもよい。
[付記3]
前記パネル固定具の凹溝の内面には前記第一パネル及び第三パネルを係止させる突起がそれぞれ形成されている[付記2]に記載された天板付き什器。
[付記3]に記載された天板付き什器によれば、パネル固定具の各凹溝内にパネルの端部を嵌合させることで、凹溝内の突起によって複数のパネルの端部を容易に位置決め固定できる。
[付記4]
脚部と、
前記脚部に固定された天板と、
前記天板上に配設された第一パネルと、
前記第一パネルの厚み方向に配設された支柱と、
前記支柱及び第一パネルを連結する第一連結部材と、
前記支柱の外側に配設されていて前記第一パネルに交差する第二パネルと、
前記天板の下方に延びる前記第二パネルを支持する支持部材と、
前記第一連結部材または前記支柱及び前記第二パネルを連結する第二連結部材と、
を備えたことを特徴とする天板付き什器。
[付記4]の構成によれば、第二パネルによって支柱及び天板を隠すことができる上に外観上の見栄えがよい。第二パネルが天板の外側に配設されていても支持部材と第二連結部材で支持することができる。
1、45 デスクユニット
2 脚部
3 天板
4 支柱
4a 凹部
6 正面パネル
7 エンドパネル
8 中間パネル
15 第一連結部材
16 スリーブ
18 横架部材
19 照明部材
21 位置決め金具
23 支持金具
26 第二連結部材
27 固定板
34 第一パネル固定具
35 溝部
35a 突起
37 第二パネル固定具
40、41 連結具
40a、41a 係止片部
40b、41b 本体部
40c、41c 取付片部
42a、42b スリット
B1~B5 ビス

Claims (9)

  1. 脚部と、
    前記脚部に支持された天板と、
    前記天板上に配設された第一パネルと、
    前記第一パネルの厚み方向に、前記第一パネルから離間して配設された支柱と、
    前記支柱及びパネルを連結する第一連結部材と、
    を備えたことを特徴とする天板付き什器。
  2. 前記支柱は前記パネルの厚み方向両側に配設されている請求項1に記載された天板付き什器。
  3. 前記第一パネルは前記天板の幅方向に沿って配設され、
    前記天板の幅方向端部に前後方向に沿って配設されていて前記支柱の外側で前記第一パネルに交差している第二パネルと、前記第二パネル及び前記第一連結部材または前記支柱を連結する第二連結部材と、を備えた請求項1または2に記載された天板付き什器。
  4. 前記支柱に取り付けられた照明部材を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載された天板付き什器。
  5. 前記第一連結部材は、前記支柱とパネルを連結する締結具と、前記支柱とパネルの間に配設されていて前記締結具を挿通させるスリーブと、を備えた請求項1から4のいずれか1項に記載された天板付き什器。
  6. 前記締結具は、一方の前記支柱に形成された雌ねじ部にねじ込まれる雄ねじ部と、他方の支柱に形成された凹部に嵌合させる頭部と、を有する請求項5に記載された天板付き什器。
  7. 前記第二連結部材は、前記第一連結部材に係合するフック部と、前記第二パネルに固定された固定板と、を備えた請求項3に記載された天板付き什器。
  8. 前記第一パネルは前記天板上の前後方向中央部に設けられている請求項1から7のいずれか1項に記載された天板付き什器。
  9. 前記第一パネルは前記天板上の前後方向後端部に設けられ、前記支柱は前記パネルの厚み方向一端側に配設されている請求項1項に記載された天板付き什器。

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