JP2022072878A - 媒体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手動および媒体カセットによる媒体の取り引きに対応し、ユーザが容易に利用する媒体処理装置を提供すること。【解決手段】媒体処理装置は、取引口を有し、前記取引口を介した媒体の取り込み処理および払い出し処理のうち少なくとも一方を行う取引部と、装着口を有し、前記装着口に媒体カセットが装着されるカセット装着部と、前記カセット装着部に装着された媒体カセットから媒体を搬入する処理および前記媒体カセットに媒体を搬出する処理のうち少なくとも一方を行うカセット処理部と、前記取引口または前記装着口を択一的に塞ぐ塞ぎ部材と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、媒体処理装置に関する。
従来、店舗内に設けられた現金管理システムとして、入出金を行って精算処理を行う第1の現金処理装置と、第1の現金処理装置に装填する現金を出金し、第1の現金処理装置から回収した現金を入金する第2の現金処理装置と、を有するシステムが知られている。第1の現金処理装置は店舗内のレジカウンタに配置され、第2の現金処理装置は店舗内のバックヤードに配置される。このような第2の現金処理装置として、例えば、特許文献1に記載のような装置が知られている。
特許文献1に記載の装置において、店員が紙幣を手で入金する場合、搬送部の端部に設けられた入金部に紙幣受入ユニットが装着される。店員の手によって紙幣受入ユニットに入れられた紙幣は、紙幣受入ユニットから入金部に繰り出され、搬送部によって筐体内に搬送される。一方、店員が紙幣を紙幣カセットを用いて入金する場合、入金部に紙幣カセットが装着される。紙幣カセット内の紙幣は、入金部に繰り出され、搬送部によって筐体内に搬送される。
特開2012-174063号公報
しかしながら、特許文献1のような装置では、紙幣受入ユニットと紙幣カセットとのいずれか一方が搬送部に接続されるため、例えば、紙幣受入ユニットが装着されているときに紙幣カセットを装着する場合、まず、接続部に接続された紙幣受入ユニットを移動させる必要がある。このように、紙幣受入ユニットを移動させて空いたスペースに紙幣カセットを装着するという入替作業が生じるため、作業が煩雑であるという問題がある。
このような作業の煩雑さをなくすために、紙幣カセットが装着される装着口と、手で紙幣を入れることができる入金口とを並べて配置し、上述のような入替作業を行うことなく、手または紙幣カセットを用いた紙幣の入金を行えるようにすることが考えられる。しかしながら、このような構成では、例えば、手で入金しようとする店員が、装着口と入金口とのどちらに紙幣を入れるべきかの判断に迷ってしまうおそれがある。
本発明は、手動および媒体カセットによる媒体の取り引きに対応し、ユーザが容易に利用することができる媒体処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の媒体処理装置は、取引口を有し、前記取引口を介した媒体の取り込み処理および払い出し処理のうち少なくとも一方を行う取引部と、装着口を有し、前記装着口に媒体カセットが装着されるカセット装着部と、前記カセット装着部に装着された媒体カセットから媒体を搬入する処理および前記媒体カセットに媒体を搬出する処理のうち少なくとも一方を行うカセット処理部と、前記取引口または前記装着口を択一的に塞ぐ塞ぎ部材と、を備える。
本発明の媒体処理装置によれば、手動および媒体カセットによる媒体の取り引きに対応し、ユーザが容易に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る紙葉類処理装置の外観の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。 本発明の第1の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されていない状態を示す。 本発明の第1の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されている状態を示す。 本発明の第1~第4の実施の形態に係る紙葉類処理装置の内部構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。 本発明の第2の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されていない状態を示す。 本発明の第2の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されている状態を示す。 本発明の第3の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。 本発明の第3の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞ぐために回動した状態を示す。 本発明の第3の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでいる状態を示す。 本発明の第4の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。 本発明の第4の実施の形態に係る上部筐体の内部を示す図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。 本発明の第4の実施の形態に係る上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでいる状態を示す。 本発明の第4の実施の形態に係る上部筐体の内部を示す図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでいる状態を示す。
[実施の形態]
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施の形態>
[紙葉類処理装置の構成]
まず、本発明の第1の実施の形態に係る紙葉類処理装置の構成について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る紙葉類処理装置の外観の斜視図である。図2は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。図3は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されていない状態を示す。図4は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されている状態を示す。図5は、紙葉類処理装置の内部構成を示す模式図である。紙葉類処理装置の各構成の配置などを、図1~図5に示す方向で説明する場合がある。
まず、紙葉類処理装置の外側から見える構成について説明する。図1に示す紙葉類処理装置1は、媒体処理装置の一例である。紙葉類処理装置1は、媒体の一例である紙幣を処理する。紙葉類処理装置1は、例えば小売店などの店舗のバックオフィスに設置されている。なお、紙葉類処理装置1は、銀行などの金融機関のバックオフィスに設置されていてもよい。紙葉類処理装置1は、下部筐体11と、上部筐体12と、を含む筐体10を備える。
下部筐体11は、金庫としての構造を備えている。下部筐体11は、管理者などの権限を有する者のみが、図示しない扉を開けることができるように構成されている。
上部筐体12は、下部筐体11の上に配置される。上部筐体12には、紙葉類処理装置1の操作に用いられる操作部13が設けられている。操作部13は、タッチパネルで構成されている。上部筐体12は、前面部121と、左右の側面部122と、後面部123と、上面部124と、を備える。
上面部124は、前上面部125と、傾斜面部126と、後上面部127と、を備える。前上面部125は、平面視において、前面部121から側面部122の前後方向の中央位置にかけて設けられている。傾斜面部126は、前上面部125の後側に設けられている。傾斜面部126は、後端が前端よりも高くなるように傾斜している。後上面部127は、平面視において、傾斜面部126の後端から後面部123にかけて設けられている。
前上面部125には、図1および図2に示すように、入金部21を構成する入金口211と、出金部24を構成する出金口241と、が設けられている。入金部21および出金部24は、取引部200を構成する。入金口211および出金口241は、取引口201を構成する。入金口211は、前上面部125における後側に設けられている。出金口241は、前上面部125における前側に設けられている。なお、入金部21および出金部24の機能などについては後述する。
傾斜面部126には、図3に示すように、カセット装着部22を構成する装着口221が設けられている。装着口221は、取引口201の上方に隣接して設けられている。カセット装着部22には、図4に示すように、装着口221に挿入された紙幣搬送カセット15が装着される。紙幣搬送カセット15は、媒体カセットの一例である。なお、カセット装着部22および紙幣搬送カセット15の機能などについては後述する。
上面部124には、図1~図4に示すように、塞ぎ部材7が設けられている。塞ぎ部材7は、取引口201および装着口221のうち一方を択一的に塞ぐとともに、他方を塞がないように構成されている。塞ぎ部材7は、第1の分割部材71と、第2の分割部材72と、を備える。なお、本発明において、「塞ぐ」とは、取引口全体または装着口全体を塞ぐ状態に加えて、塞ぎ部材自体に隙間が存在する状態と、塞ぎ部材と取引口または装着口との間に隙間が存在する状態も含む。
第1の分割部材71は、樹脂や金属などの変形しない材料によって四角板状に形成されている。第1の分割部材71は、図1および図2に示すように、装着口221全体を塞ぐことができる大きさに形成されている。第1の分割部材71は、図3および図4に示すように、入金口211全体および出金口241の一部を塞ぐことができる大きさの四角板状に形成されている。以下において、第1の分割部材71が、入金口211全体および出金口241の一部を塞いでいる状態を、「取引口閉塞状態」といい、装着口221全体を塞いでいる状態を、「装着口閉塞状態」という場合がある。
第1の分割部材71は、前上面部125と傾斜面部126との境界近傍に回動自在に連結されている。第1の分割部材71は、左右一対の第1の回転軸711(図2および図3には、左側の第1の回転軸711のみ図示されている)を中心にして回動する。第1の分割部材71は、装着口閉塞状態から前方(一方の方向)に回動したときに、取引口閉塞状態になり、取引口閉塞状態から後方(他方の方向)に回動したときに、装着口閉塞状態になるように構成されている。
第1の分割部材71には、取引口閉塞状態のときに、紙幣搬送カセット15が載置される載置面712が設けられている。載置面712は、取引口閉塞状態のときに、水平になり、かつ、装着口221の底部222と同じ高さになるように設けられている。載置面712には、当該載置面712に載置された紙幣搬送カセット15を装着口221に案内する一対のガイド713が設けられている、一対のガイド713は、載置面712の前端から後端にかけて連続して設けられ、紙幣搬送カセット15を左右から挟むように設けられている。
第2の分割部材72は、第1の分割部材71と同様に、樹脂や金属などの変形しない材料によって四角板状に形成されている。第2の分割部材72は、図3および図4に示すように、出金口241における第1の分割部材71で塞ぐことができない部分を塞ぐことができる大きさに形成されている。
第2の分割部材72は、第1の分割部材71の回動先端部に回動自在に連結されている。第2の分割部材72は、第2の回転軸721を中心にして回動する。第2の分割部材72は、図1および図2に示すように、第1の分割部材71が取引口閉塞状態のときに、第1の分割部材71とによって出金口241全体を塞ぐ。第2の分割部材72は、図1および図2に示すように、第1の分割部材71が装着口閉塞状態のときに、第1の分割部材71の載置面712と反対側の面に接触するように、第1の分割部材71に対して回動する。つまり、塞ぎ部材7は、折り畳まれるように構成されている。塞ぎ部材7は、図1および図2に示すように、折り畳まれているときに、装着口221を塞ぎ、図3および図4に示すように、折り畳まれていないときに、取引口201を塞ぐ。第2の分割部材72には、操作者が塞ぎ部材7を回動させるときに指を入れる操作溝部722が設けられている。
紙幣搬送カセット15は、図4に示すように、取っ手151を備える。さらに、紙幣搬送カセット15は、少なくとも、紙幣P(図5参照)の短辺Pbが搬送方向の前になる姿勢で紙幣Pを排出するための繰出機構と、短辺Pbが搬送方向の前になる姿勢で搬送される紙幣Pを収納するための収納機構と、これらの機構を駆動するためのモータと、を有している。以下において、短辺Pbが搬送方向の前になる姿勢で紙幣Pを搬送することを、「長手搬送する」という場合がある。紙幣搬送カセット15は、紙葉類処理装置1などの特定の装置に装着されているときには、当該特定の装置との間で紙幣Pを授受することができるように構成されている。紙幣搬送カセット15は、特定の装置から離脱しているときには、内部の紙幣Pを取出せないように構成されている。なお、紙幣搬送カセット15は、繰出機構や収納機構を動作するためのモータをそれぞれ備えるようになっていてもよい。また、紙葉類処理装置1の内部に、紙幣搬送カセット15の繰出機構や収納機構を駆動するためのモータを設け、このモータから繰出機構や収納機構の動力が供給されるような構造になっていてもよい。
次に、紙葉類処理装置1の内部構成について説明する。図5に示すように、紙葉類処理装置1は、さらに、入金部21と、カセット装着部22と、カセット処理部23と、出金部24と、識別部25と、収納部26と、回収部27と、上部リジェクト収納部28と、計数リジェクト収納部29と、一時保留部30と、紙葉類搬送装置4と、制御部31と、を備える。入金部21、カセット装着部22、カセット処理部23、出金部24、識別部25、上部リジェクト収納部28、計数リジェクト収納部29、一時保留部30および制御部31は、上部筐体12に設けられている。収納部26および回収部27は、下部筐体11に設けられている。制御部31は、プロセッサもしくは内部コンピュータと呼ばれることもある。なお、制御部31は、下部筐体11に設けられていてもよい。
紙葉類搬送装置4は、下部筐体11と上部筐体12との間で紙幣Pを搬送できるように構成されている。紙葉類搬送装置4は、例えば、少なくとも一対のローラまたは少なくとも一つのローラ上に案内されたエンドレスベルトと、これらを駆動させるためのモータと、から構成されている。
入金部21は、入金口211を介して操作者の手作業により投入された複数枚の紙幣Pを、重ねた状態で集積できるように構成されている。入金部21は、集積した複数枚の紙幣Pを、紙幣Pの長辺Paが取り込み方向の前になる姿勢で1枚ずつ取り込む(受け入れる)ための繰出機構を有している。繰出機構は、少なくとも一対のローラなどから構成されている。以下において、長辺Paが搬送方向の前になる姿勢で紙幣Pを搬送することを、「短手搬送する」という場合がある。
カセット装着部22は、装着口221に挿入された紙幣搬送カセット15が装着できるように構成されている。カセット装着部22に紙幣搬送カセット15が装着されると、カセット装着部22のコネクタと紙幣搬送カセット15のコネクタとが接続され、制御部31によって紙幣搬送カセット15を制御できるようになる。
カセット処理部23は、カセット装着部22に装着された紙幣搬送カセット15から排出された紙幣Pであって、長手搬送される紙幣Pを搬入して、姿勢を変更せずに紙葉類搬送装置4に搬送するための開口(ポート)を有している。カセット処理部23は、紙葉類搬送装置4から長手搬送される紙幣Pを、その姿勢を変更せずに紙幣搬送カセット15に搬出する。
出金部24は、紙葉類搬送装置4から搬送される紙幣Pを、操作者が出金口241を介して取り出し可能に集積できるように構成されている。
識別部25は、1つのプロセスとして、紙葉類搬送装置4によって搬送される紙幣Pの金種、真偽、正損を示す信号を生成する。これらの信号は制御部31に送信される。識別部25は、搬送中の紙幣Pの姿勢、サイズ、紙幣P間の間隔を検出するための信号を生成し、制御部31に送信することもできる。
収納部26は、第1の収納カセット261と、第2の収納カセット262と、第3の収納カセット263と、第4の収納カセット264と、第5の収納カセット265と、第6の収納カセット266と、を備える。第1~第6の収納カセット261~266は、紙幣Pを重ねて収納するスタック式の収納カセットであってもよいし、ドラムの外周面に取り付けられた帯状のテープにより、紙幣Pをテープごとドラムに巻き取るテープ式のカセットであってもよい。第1~第6の収納カセット261~266は、紙幣Pを1枚ずつ取り込んで収納し、収納した紙幣を1枚ずつ繰り出す。第1~第6の収納カセット261~266にそれぞれ収納される金種は、予め設定されている。
回収部27は、例えば、回収処理の際に、第1~第6の収納カセット261~266に収納された紙幣Pを回収できるように構成されている。
上部リジェクト収納部28は、例えば、紙幣搬送カセット15から紙葉類搬送装置4へ排出された紙幣Pを収納部26に収納する入金処理の際に、識別部25からの信号に基づき制御部31によって入金不可能と判定された紙幣Pを収納するように構成されている。上部リジェクト収納部28は、例えば、収納部26に収納された紙幣Pを出金する出金処理の際に、識別部25からの信号に基づき制御部31によって出金不可能と判定された紙幣Pを収納するように構成されている。上部リジェクト収納部28は、収納した紙幣Pを外部から取り出しできるように構成されている。
計数リジェクト収納部29は、例えば、紙幣搬送カセット15から紙葉類搬送装置4へ排出された紙幣Pの入金処理の際に、入金不可能と判定された紙幣Pのうち、識別部25からの信号に基づき制御部31によって特に大きく斜行した状態と検出された紙幣を収納する。計数リジェクト収納部29は、収納した紙幣Pを外部から取り出しできるように構成されている。
一時保留部30は、例えば、入金処理の際、紙幣Pを一時的に収納する。一時保留部30は、紙幣Pをテープとともにドラムに巻き付けることで、紙幣Pを収納するテープ式の収納ユニットである。
制御部31は、紙葉類処理装置1全体を制御する。制御部31の処理の詳細については後述する。
紙葉類搬送装置4は、搬送部5と、姿勢変更ユニット6と、を備える。
搬送部5は、上側搬送部51と、下側搬送部53と、を備える。上側搬送部51は、上部筐体12に設けられている。下側搬送部53は、下部筐体11に設けられている。
上側搬送部51は、第1の搬送路511と、第2の搬送路512と、第3の搬送路513と、第4の搬送路514と、第5の搬送路515と、第6の搬送路516と、第7の搬送路517と、第8の搬送路518と、第9の搬送路519と、第10の搬送路520と、を備える。
第1の搬送路511は、ループ状に構成されている。第1の搬送路511は、前後に延びる上側路511Aと、上側路511Aの下方において前後に延びる下側路511Bと、前側において上側路511Aと下側路511Bとを接続する前反転路511Cと、後ろ側において上側路511Aと下側路511Bとを接続する後反転路511Dと、を備える。上側路511Aには、識別部25が設けられている。
第2の搬送路512は、上側路511Aにおける識別部25よりも前側の位置と、入金部21と、を接続する。第3の搬送路513は、上側路511Aと、カセット処理部23と、を接続する。第3の搬送路513は、上側路511Aにおける第2の搬送路512との接続部よりも後ろ側に接続されている。第3の搬送路513には、姿勢変更ユニット6が設けられている。第4の搬送路514は、上部リジェクト収納部28と、第3の搬送路513と、を接続する。
第5の搬送路515は、上側路511Aと、出金部24と、を接続する。第5の搬送路515は、上側路511Aにおける第2の搬送路512との接続部よりも前側に接続されている。第6の搬送路516は、第5の搬送路515と、計数リジェクト収納部29と、を接続する。第7の搬送路517は、前反転路511Cと、一時保留部30と、を接続する。
第8の搬送路518は、前反転路511Cと、下側搬送部53と、を接続する。第9の搬送路519は、下側路511Bと、下側搬送部53と、を接続する。第10の搬送路520は、下側路511Bと、下側搬送部53と、を接続する。第10の搬送路520は、下側路511Bにおける第9の搬送路519よりも後ろ側に接続されている。
下側搬送部53は、第11の搬送路531と、第12の搬送路532と、第13の搬送路533と、第14の搬送路534と、第15の搬送路535と、第16の搬送路536と、を備える。
第11の搬送路531は、第8の搬送路518と、第6の収納カセット266と、を接続する。第12の搬送路532は、第9の搬送路519と、回収部27と、を接続する。第13の搬送路533は、第12の搬送路532と、第5の収納カセット265と、を接続する。第14の搬送路534は、第12の搬送路532と、第3の収納カセット263と、を接続する。第15の搬送路535は、第10の搬送路520と、第4の収納カセット264と、を接続する。第16の搬送路536は、第15の搬送路535と、第1の収納カセット261と、を接続する。第17の搬送路537は、第16の搬送路536と、第2の収納カセット262と、を接続する。
第1~第17の搬送路511~520,531~537は、ローラ、ローラに巻かれたベルト、ローラを駆動するモータ、側壁などの組み合わせによって構成されている。第1~第17の搬送路511~520,531~537における所定の位置には、紙幣Pの通過を検出する通過センサが設けられている。制御部31は、通過センサからの検出信号に基づいて、紙幣Pの位置を検出し、搬送部5を制御することによって、紙幣Pを所定の構成に搬送する。
姿勢変更ユニット6は、カセット処理部23から識別部25に向けて搬送中の紙幣Pの姿勢を、長手搬送の姿勢から、短手搬送の姿勢に変更する。姿勢変更ユニット6は、識別部25からカセット処理部23に向けて搬送中の紙幣Pの姿勢を、短手搬送の姿勢から、長手搬送の姿勢に変更する。
[紙葉類処理装置の動作]
次に、紙葉類処理装置1の動作について説明する。なお、以下で説明する動作は一例に過ぎず、紙葉類処理装置1で適用可能な範囲で、他の処理も行うことができる。
(入金部からの入金処理)
まず、紙葉類処理装置1の動作として、入金部21からの入金処理について説明する。入金部21からの入金処理では、紙葉類処理装置1の制御部31は、入金部21から短手搬送の姿勢で取り込まれる紙幣Pを回転させずに、短手搬送の姿勢で、第1~第6の収納カセット261~266に収納する。
操作者は、まず、入金部21の入金口211が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。例えば、図3に示すように、入金口211が塞ぎ部材7で塞がれており、装着口221が塞ぎ部材7で塞がれていない場合、操作者は、操作溝部722に指を入れて、第2の分割部材72を引き上げつつ後方に押す。この操作によって、第1の分割部材71を後方に回動させるとともに、第2の分割部材72を第1の分割部材71に対して回動させ、図2に示すように、装着口221が塞ぎ部材7で塞がれており、入金口211および出金口241が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。ここで、操作者が入金部21からの入金処理を行おうとした時点で、図2に示す状態であった場合、操作者は、上述の操作を行わない。
操作者は、入金部21に少なくとも1枚の紙幣Pを、短手搬送の姿勢で投入し、紙葉類処理装置1の操作部13を用いて入金処理の開始操作を行う。制御部31は、入金部21および搬送部5を制御して、紙幣Pを1枚ずつ識別部25に搬送する。識別部25は、順次搬送される紙幣Pの種類、真偽、正損を識別し、識別結果を示す信号を生成して、制御部31に出力する。制御部31は、受信した信号に基づいて、入金可能な紙幣Pか入金不可能な紙幣Pかを判定する。
制御部31は、識別結果に基づいて、搬送部5および第1~第6の収納カセット261~266を制御して、入金可能な紙幣Pを金種別に第1~第6の収納カセット261~266に収納する。このとき、紙幣Pは、短手搬送の姿勢で、第1~第6の収納カセット261~266に収納される。
制御部31は、識別結果に基づいて、搬送部5を制御して、入金不可能な紙幣Pを、短手搬送の姿勢で、出金部24に搬送させる。
(出金部への出金処理)
次に、出金部24への出金処理について説明する。出金部24への出金処理では、紙葉類処理装置1は、第1~第6の収納カセット261~266から短手搬送の姿勢で繰り出された紙幣Pを、短手搬送の姿勢で、出金部24から出金する。
操作者は、まず、出金部24の出金口241が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。例えば、図3に示すように、出金口241が塞ぎ部材7で塞がれており、装着口221が塞ぎ部材7で塞がれていない場合、操作者は、上述の入金部21からの入金処理のときと同様に塞ぎ部材7を操作して、図2に示すように、入金口211および出金口241が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。ここで、操作者が出金部24からの出金処理を行おうとした時点で、図2に示す状態であった場合、操作者は、上述の操作を行わない。
操作者は、操作部13を用いて所定の金種の紙幣Pの所定枚数の出金処理の開始操作を行う。制御部31は、第1~第6の収納カセット261~266および搬送部5を制御して、紙幣Pを1枚ずつ識別部25に搬送する。このとき、紙幣Pは、短手搬送の姿勢で、識別部25に搬送される。識別部25は、順次搬送される紙幣Pを識別し、識別結果を示す信号を生成し、制御部31に出力する。制御部31は、受信した信号に基づいて、出金可能な紙幣Pか出金不可能な紙幣Pかを判定する。
制御部31は、識別結果に基づいて、搬送部5を制御して、出金可能な紙幣Pを、短手搬送の姿勢で、出金部24に搬送させる。
制御部31は、識別結果に基づいて、搬送部5および一時保留部30を制御して、出金不可能な紙幣Pを、短手搬送の姿勢で、一時保留部30に保留する。制御部31は、出金対象の全ての紙幣Pが出金部24に搬送された後に、一時保留部30および搬送部5を制御して、入金不可能な紙幣Pを上部リジェクト収納部28に搬送する。このとき、姿勢変更ユニット6は、紙幣Pの姿勢を変更しない。このため、紙幣Pは、短手搬送の姿勢で、上部リジェクト収納部28に搬送される。
操作者は、出金処理が終了すると、出金口241を介して紙幣Pを取り出す。
(紙幣搬送カセットからの入金処理)
次に、紙幣搬送カセット15からの入金処理について説明する。紙幣搬送カセット15からの入金処理では、制御部31は、紙幣搬送カセット15から長手搬送される紙幣Pを回転させることで、当該紙幣Pの姿勢を変更し、短手搬送の姿勢で、第1~第6の収納カセット261~266に収納する。
操作者は、まず、カセット装着部22の装着口221が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。例えば、図2に示すように、装着口221が塞ぎ部材7で塞がれている場合、操作者は、操作溝部722に指を入れて、第2の分割部材72を手前に引きつつ下げる。この操作によって、第1の分割部材71を前方に回動させるとともに、第2の分割部材72を第1の分割部材71に対して回動させ、図3に示すように、入金口211および出金口241が塞ぎ部材7で塞がれており、装着口221が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。ここで、操作者が紙幣搬送カセット15からの入金処理を行おうとした時点で、図3に示す状態であった場合、操作者は、上述の操作を行わない。
操作者は、図4に示すように、紙幣搬送カセット15をカセット装着部22に装着する。カセット装着部22に紙幣搬送カセット15を装着するとき、操作者は、まず、第1の分割部材71の載置面712に紙幣搬送カセット15を載置する。このとき、操作者は、紙幣搬送カセット15を一対のガイド713の間に載置する。次に、操作者は、例えば取っ手151を持って紙幣搬送カセット15を後方に押すことによって、紙幣搬送カセット15をガイド713に沿ってスライドさせ、カセット装着部22に装着する。
操作者は、操作部13を用いて入金処理の開始操作を行う。制御部31は、紙幣搬送カセット15、カセット処理部23および搬送部5を制御して、紙幣Pを1枚ずつ姿勢変更ユニット6に搬送する。このとき、紙幣Pは、長手搬送の姿勢で紙幣搬送カセット15から繰り出され、その姿勢のままで姿勢変更ユニット6に搬送される。
制御部31は、姿勢変更ユニット6を制御して、紙幣Pの姿勢を長手搬送の姿勢から短手搬送の姿勢に変更する。制御部31は、姿勢変更後の紙幣Pを識別部25に識別させる。制御部31は、入金可能な紙幣Pであると判定した場合、制御部31は、搬送部5および第1~第6の収納カセット261~266を制御して、当該紙幣Pを金種別に第1~第6の収納カセット261~266に収納する。このとき、紙幣Pは、短手搬送の姿勢で、第1~第6の収納カセット261~266に収納される。つまり、紙幣搬送カセット15から入金された紙幣Pは、入金部21から入金された紙幣Pと同じ姿勢で、第1~第6の収納カセット261~266に収納される。制御部31は、入金不可能な紙幣Pであると判定した場合、搬送部5を制御して、計数リジェクト収納部29に収納する。
操作者は、紙幣搬送カセット15からの入金処理が終了すると、カセット装着部22から紙幣搬送カセット15を取り外す。このとき、操作者は、取っ手151を持って、紙幣搬送カセット15を手前に引くことによって、紙幣搬送カセット15をガイド713に沿ってスライドさせ、カセット装着部22から取り外す。
(紙幣搬送カセットへの出金処理)
次に、紙幣搬送カセット15への出金処理について説明する。紙幣搬送カセット15への出金処理では、紙葉類処理装置1は、第1~第6の収納カセット261~266から短手搬送の姿勢で繰り出された紙幣Pを、長手搬送の姿勢で、紙幣搬送カセット15に収納する。
まず、カセット装着部22の装着口221が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。例えば、図2に示すように、装着口221が塞ぎ部材7で塞がれている場合、操作者は、上述の紙幣搬送カセット15からの入金処理のときと同様に塞ぎ部材7を操作して、図3に示すように、装着口221が塞ぎ部材7で塞がれていない状態にする。ここで、操作者が紙幣搬送カセット15からの出金処理を行おうとした時点で、図3に示す状態であった場合、操作者は、上述の操作を行わない。
操作者は、上述の紙幣搬送カセット15からの入金処理のときと同様の操作によって、紙幣搬送カセット15をカセット装着部22に装着した後、操作部13を用いて所定の金種の紙幣Pの所定枚数の出金処理の開始操作を行う。制御部31は、第1~第6の収納カセット261~266および搬送部5を制御して、紙幣Pを1枚ずつ識別部25に搬送する。このとき、紙幣Pは、短手搬送の姿勢で、識別部25に搬送される。識別部25は、順次搬送される紙幣Pを識別し、識別結果を示す信号を生成して、制御部31に出力する。制御部31は、受信した信号に基づいて、出金可能な紙幣Pか出金不可能な紙幣Pかを判定する。
制御部31は、出金不可能な紙幣Pであると判定した場合、搬送部5および姿勢変更ユニット6を制御して、当該紙幣Pに対する処理を姿勢変更ユニット6で行わせずに、当該紙幣Pを上部リジェクト収納部28に収納する。
制御部31は、出金可能な紙幣Pであると判定した場合、姿勢変更ユニット6を制御して、紙幣Pの姿勢を短手搬送の姿勢から長手搬送の姿勢に変更する。制御部31は、搬送部5、カセット処理部23および紙幣搬送カセット15を制御して、姿勢変更後の紙幣Pを1枚ずつ紙幣搬送カセット15に収納する。
操作者は、紙幣搬送カセット15への出金処理が終了すると、上述の紙幣搬送カセット15からの入金処理のときと同様の操作によって、カセット装着部22から紙幣搬送カセット15を取り外す。
[第1の実施の形態の作用効果]
紙葉類処理装置1は、取引口201および装着口221のうち一方を択一的に塞ぐとともに、他方を塞がないように構成された塞ぎ部材7を備える。このため、操作者は、入金部21からの入金処理、または、出金部24への出金処理を行う際に、図2に示すように、塞ぎ部材7が装着口221を塞ぐとともに、取引口201を塞がない状態を見ることによって、紙幣Pを入れる場所または紙幣Pを取り出す場所を容易に特定することができる。また、操作者は、紙幣搬送カセット15からの入金処理、または、紙幣搬送カセット15への出金処理を行う際に、図3に示すように、塞ぎ部材7が取引口201を塞ぐとともに、装着口221を塞がない状態を見ることによって、紙幣搬送カセット15を入れる場所を容易に特定することができる。したがって、手動および紙幣搬送カセット15による紙幣Pの取り引きに対応し、操作者が容易に利用することができる紙葉類処理装置1を提供することができる。
カセット装着部22の装着口221が、取引口201の上方に隣接して設けられている。塞ぎ部材7は、取引口201を塞いでいるときに紙幣搬送カセット15が載置される載置面712を有している。このため、操作者は、紙幣搬送カセット15を一旦、載置面712に載置してから、カセット装着部22に装着することができる。したがって、紙幣搬送カセット15を装着するときの操作者の負荷を低減することができる。また、取引口201が塞がれているので、紙幣搬送カセット15の装着時に、紙幣搬送カセット15が取引口201に衝突して、取引口201、入金部21、出金部24が破損することを抑制できる。
塞ぎ部材7が取引口201を塞いでいるときの載置面712の高さが、装着口221の底部222と同じ高さになるように、塞ぎ部材7が構成されている。このため、操作者は、紙幣搬送カセット15を載置面712上でスライドさせるだけの簡単な作業で、紙幣搬送カセット15をカセット装着部22に装着することができる。
載置面712に、紙幣搬送カセット15を装着口221に案内するガイド713が設けられている。このため、操作者は、紙幣搬送カセット15をガイド713に沿ってスライドさせるだけのより簡単な作業で、紙幣搬送カセット15をカセット装着部22に装着することができる。
<第2の実施の形態>
[紙葉類処理装置の構成]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る紙葉類処理装置の構成について説明する。なお、第1の実施の形態の紙葉類処理装置と第2の紙葉類処理装置との相違点は、上部筐体および塞ぎ部材の構成なので、当該相違点について説明する。図6は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。図7は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されていない状態を示す。図8は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでおり、かつ、紙幣搬送カセットが装着されている状態を示す。
図6に示すように、紙葉類処理装置1Aの上部筐体12Aは、上面部124Aの形状が第1の実施の形態の上部筐体12と相違する。上面部124Aの前上面部125Aには、入金口211と、出金口241と、が設けられている。上面部124Aの傾斜面部126Aおよび後上面部127Aには、図7に示すように、カセット装着部22を構成する装着口221Aが設けられている。装着口221Aは、取引口201の上方に隣接して設けられている。
上面部124Aには、図6~図8に示すように、塞ぎ部材7Aが設けられている。塞ぎ部材7Aは、取引口201および装着口221Aのうち一方を択一的に塞ぐとともに、他方を塞がないように構成されている。塞ぎ部材7Aは、樹脂や金属などの変形しない材料によって形成されている。塞ぎ部材7Aは、第1の塞ぎ部71Aと、第2の塞ぎ部72Aと、を備える。
第1の塞ぎ部71Aは、四角板状に形成されている。第1の塞ぎ部71Aは、水平面と平行な状態で、取引口201の一部または装着口221Aの一部を閉じるように構成されている。第2の塞ぎ部72Aは、四角板状に形成されている。第2の塞ぎ部72Aは、第1の塞ぎ部71Aの前端に設けられている。第2の塞ぎ部72Aは、後端が前端よりも高い位置に位置するように傾斜している。第2の塞ぎ部72Aは、水平面に対して傾斜した状態で、取引口201の残部または装着口221Aの残部を閉じるように構成されている。
第1の塞ぎ部71Aの後端には、左右にそれぞれ突出する一対の第1の被支持部711A(図7には、左側の第1の被支持部711Aのみ図示されている)が設けられている。第2の塞ぎ部72Aの前端には、左右にそれぞれ突出する一対の第2の被支持部721A(図6には、左側の第2の被支持部721Aのみ図示されている)が設けられている。第1の被支持部711Aおよび第2の被支持部721Aは、例えば同じ長さの円柱状に形成されている。第1,第2の被支持部711A,721Aは、後上面部127Aから前上面部125Aにかけて連続的に設けられた一対のレール128A(図6~図8には、左側のレール128Aのみ図示されている)によって、下方から支持されている。塞ぎ部材7Aは、第1,第2の被支持部711A,721Aが一対のレール128Aで支持された状態を維持したまま、姿勢を変更せずに前後にスライドすることによって、取引口201および装着口221Aのうち一方を択一的に塞ぐ。
第1の塞ぎ部71Aの上面は、紙幣搬送カセット15が載置される載置面712Aを構成する。載置面712Aは、図7に示すように、塞ぎ部材7Aが取引口201を閉じているときに、水平になり、かつ、装着口221Aの底部222Aと同じ高さになるように設けられている。載置面712Aには、図8に示すように紙幣搬送カセット15を装着口221Aに案内する一対のガイド713Aが設けられている、一対のガイド713Aは、載置面712Aの前端から後端にかけて連続して設けられ、紙幣搬送カセット15を左右から挟むように設けられている。載置面712Aには、操作者が塞ぎ部材7Aをスライドさせるときに指を入れる第1の操作溝部714Aが設けられている。第2の塞ぎ部72Aの前面には、第2の操作溝部722Aが設けられている。
[第2の実施の形態の作用効果]
紙葉類処理装置1Aは、第1の実施の形態の紙葉類処理装置1と同様の効果に加えて、以下のような効果がある。塞ぎ部材7Aは、レール128Aに沿ってスライドすることによって、取引口201および装着口221Aのうち一方を択一的に塞ぐ。このため、操作者は、塞ぎ部材7Aをレール128Aに沿ってスライドさせるだけのより簡単な作業で、取引口201および装着口221Aのうち一方を択一的に塞ぐことができる。
<第3の実施の形態>
[紙葉類処理装置の構成]
次に、本発明の第3の実施の形態に係る紙葉類処理装置の構成について説明する。なお、第1の実施の形態の紙葉類処理装置と第3の紙葉類処理装置との相違点は、上部筐体および塞ぎ部材の構成なので、当該相違点について説明する。図9は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。図10は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞ぐために回動した状態を示す。図11は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでいる状態を示す。
図9に示すように、紙葉類処理装置1Bの上部筐体12Bは、上面部124Bの形状が第1の実施の形態の上部筐体12と相違する。上面部124Bの前上面部125Bには、入金口211と、出金口241と、が設けられている。上面部124Bの傾斜面部126Bおよび後上面部127Bには、図10に示すように、カセット装着部22を構成する装着口221Bが設けられている。装着口221Bは、取引口201の上方に隣接して設けられている。
上面部124Bには、図9~図11に示すように、塞ぎ部材7Bが設けられている。塞ぎ部材7Bは、取引口201および装着口221Bのうち一方を択一的に塞ぐとともに、他方を塞がないように構成されている。塞ぎ部材7Bは、樹脂や金属などの変形しない材料によって形成されている。塞ぎ部材7Bは、第1の分割部材71Bと、第2の分割部材72Bと、第3の分割部材73Bと、第4の分割部材74Bと、を備える。
第1~第4の分割部材71B~74Bは、四角板状に形成されている。第1の分割部材71Bは、装着口221B全体を塞ぐことができる大きさに形成されている。第1の分割部材71Bは、傾斜面部126Bの下端側に回動自在に連結されている。第1の分割部材71Bは、左右一対の第1の回転軸711B(図9~図11には、左側の第1の回転軸711Bのみ図示されている)を中心にして回動する。
第2の分割部材72Bは、図11に示すように、第1の分割部材71Bよりも小さく形成されている。第2の分割部材72Bは、第1の分割部材71Bの一面側(図11における下面側)から一方向(図11における前方)にスライドできるように構成されている。
第3の分割部材73Bは、第2の分割部材72Bよりも小さく形成されている。第3の分割部材73Bは、第2の分割部材72Bの一面側(図11における下面側)から一方向(図11における前方)にスライドできるように構成されている。
第4の分割部材74Bは、第3の分割部材73Bよりも小さく形成されている。第4の分割部材74Bは、第3の分割部材73Bの一面側(図11における下面側)から一方向(図11における前方)にスライドできるように構成されている。第4の分割部材74Bは、第3の分割部材73Bの一側縁側(図11における前端側)に回動自在に連結されている。
第1~第4の分割部材71B~74Bは、図11に示すように、第2~第4の分割部材72B~74Bが第1の分割部材71Bに対して前方にスライドし、第4の分割部材74Bが第3の分割部材73Bに対して傾斜するように回動することによって、取引口201を塞ぐ。塞ぎ部材7Bが取引口201を塞いでいる状態において、第1~第3の分割部材71B~73Bの上面は、水平になる。この水平な第1~第3の分割部材71B~73Bの上面は、紙幣搬送カセット15が載置される載置面712Bを構成する。載置面712Bを構成する第1の分割部材71Bの後端は、装着口221Bの底部222Bと同じ高さになっている。
操作者は、装着口221Bを塞ぐ場合、第2~第4の分割部材72B~74Bを第1の分割部材71Bに重なる状態にスライドさせ、図9に示すように、塞ぎ部材7B全体を後方に回動させる。つまり、操作者は、塞ぎ部材7Bを収縮させてから回動させる。操作者は、取引口201を塞ぐ場合、図10に示すように、塞ぎ部材7B全体を前方に回動させた後、図11に示すように、第2~第4の分割部材72B~74Bを前方にスライドさせ、第4の分割部材74Bを下方に回動させる。つまり、操作者は、塞ぎ部材7Bを回動させてから伸長させる。操作者は、紙幣搬送カセット15を載置面712Bに載置し、後方に押して載置面712B上でスライドさせることによって、カセット装着部22に装着する。
[第3の実施の形態の作用効果]
紙葉類処理装置1Bは、第1の実施の形態の紙葉類処理装置1と同様の効果に加えて、以下のような効果がある。塞ぎ部材7Bは、伸長時に取引口201を塞ぎ、収縮時に装着口221Bを塞ぐ。このため、操作者は、塞ぎ部材7Aを伸縮させて回動させるだけのより簡単な作業で、取引口201および装着口221Bのうち一方を択一的に塞ぐことができる。
<第4の実施の形態>
[紙葉類処理装置の構成]
次に、本発明の第4の実施の形態に係る紙葉類処理装置の構成について説明する。なお、第1の実施の形態の紙葉類処理装置と第4の紙葉類処理装置との相違点は、上部筐体および塞ぎ部材の構成なので、当該相違点について説明する。図12は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。図13は、上部筐体の内部を示す図であって、塞ぎ部材が装着口を塞いでいる状態を示す。図14は、上部筐体の斜視図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでいる状態を示す。図15は、上部筐体の内部を示す図であって、塞ぎ部材が取引口を塞いでいる状態を示す。
図12に示すように、紙葉類処理装置1Cの上部筐体12Cは、上面部124Cの形状が第1の実施の形態の上部筐体12と相違する。上面部124Cの前上面部125Cには、入金口211と、出金口241と、が設けられている。上面部124Cの傾斜面部126Cおよび後上面部127Cには、図14に示すように、カセット装着部22を構成する装着口221Cが設けられている。装着口221Cは、取引口201の上方に隣接して設けられている。
上面部124Cには、図12~図15に示すように、塞ぎ部材7Cが設けられている。塞ぎ部材7Cは、取引口201および装着口221Cのうち一方を択一的に塞ぐとともに、他方を塞がないように構成されている。塞ぎ部材7Cは、樹脂や金属などの変形しない材料によって、折り畳むことができるように構成されている。塞ぎ部材7Cは、例えばシャッターで構成されている。塞ぎ部材7Cは、樹脂や金属などの変形しない材料によって、折り畳むことができるように構成されている。
塞ぎ部材7Cは、前上面部125Cと傾斜面部126Cとの境界近傍に回動自在に連結されている。塞ぎ部材7Cは、左右一対の回転軸711C(図13および図15には、右側の回転軸711Cのみ図示されている)を中心にして回動する。塞ぎ部材7Cにおける回動先端側には、左右にそれぞれ突出する一対の被支持部712C(図13および図15には、右側の被支持部712Cのみ図示されている)が設けられている。被支持部712Cは、前上面部125Cの後端から前端近傍にかけて連続的に設けられた一対のレール128C(図12、図13および図15には、左側のレール128Cのみ図示されている)によって、下方から支持されている。塞ぎ部材7Cは、被支持部712Cが一対のレール128Cで支持された状態を維持したまま前後にスライドすることによって、取引口201および装着口221Cのうち一方を択一的に塞ぐ。
図14および図15に示すように、塞ぎ部材7Cが取引口201を塞いでいる状態において、塞ぎ部材7Cの上面は、水平になる。この水平な上面は、紙幣搬送カセット15が載置される載置面713Cを構成する。載置面713Cを構成する塞ぎ部材7Cの後端は、装着口221Cの底部222Cと同じ高さになっている。
操作者は、装着口221Cを塞ぐ場合、塞ぎ部材7Cの前端部(回動先端部)を後方に押す。この操作によって、被支持部712Cが一対のレール128Cで支持された状態を維持したまま後方にスライドし、塞ぎ部材7Cが折り畳まれつつ、折り畳まれた部分が後方に回動して、図12および図13に示すように、装着口221Cを塞ぐ。操作者は、取引口201を塞ぐ場合、塞ぎ部材7Cの前端部を前方に引く。この操作によって、被支持部712Cが一対のレール128Cで支持された状態を維持したまま前方にスライドし、塞ぎ部材7Cの折り畳まれた部分が減少しつつ回動基端側が前方に回動して、図14および図15に示すように、取引口201を塞ぐ。操作者は、紙幣搬送カセット15を載置面713Cに載置し、後方に押して載置面713C上でスライドさせることによって、カセット装着部22に装着する。
[第4の実施の形態の作用効果]
紙葉類処理装置1Cは、第1の実施の形態の紙葉類処理装置1と同様の効果に加えて、以下のような効果がある。塞ぎ部材7Cは、折り畳まれていないときに取引口201を塞ぎ、折り畳まれているときに装着口221Bを塞ぐ。このため、操作者は、塞ぎ部材7Cを回動させるとともに折り畳み状態を調整するだけのより簡単な作業で、取引口201および装着口221Cのうち一方を択一的に塞ぐことができる。
<実施の形態の変形例>
本発明は、これまでに説明した実施の形態に示されたものに限られないことは言うまでも無く、その趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形を加えることができる。上記実施の形態および以下に示す変形例を、適用可能な範囲において、どのように組み合わせてもよい。
第1~第4の実施の形態において、以下のような構成としてもよい。入金部21または出金部24が設けられていなくてもよい。装着口221,221A~221Cは、取引口201の下方に隣接して設けられていてもよいし、取引口201の左右いずれかに隣接して設けられていてもよい。塞ぎ部材7,7A~7Cに、紙幣搬送カセット15が載置される載置面712,712A,712B,713Cを設けなくてもよい。載置面712,712Aにガイド713,713Aを設けなくてもよいし、載置面712B,713Cに、ガイド713,713Aと同様の機能を有するガイドを設けてもよい。載置面712,712A,712B,713Cは、装着口221,221A~221Cの底部222,222A~222Cよりも高くてもよいし、低くてもよい。塞ぎ部材7,7A~7Cは、シート状の樹脂、繊維など変形する材料で形成されていてもよい。取引口201および装着口221Cのうち一方を択一的に塞ぐように、塞ぎ部材7,7A~7Cを自動的に移動させる駆動機構を設けてもよい。
第1,第4の実施の形態において、塞ぎ部材7,7Cが折り畳まれているときに、取引口201を塞ぎ、折り畳まれていないときに、装着口221,221Cを塞ぐようにしてもよい。第2の実施の形態において、塞ぎ部材7Aが前方にスライドしたときに、装着口221Aを塞ぎ、後方にスライドしたときに、取引口201を塞ぐようにしてもよい。第3の実施の形態において、塞ぎ部材7Bが伸長時に装着口221Bを塞ぎ、収縮時に取引口201を塞ぐようにしてもよい。
媒体処理装置で処理する媒体は、商品券、小切手、有価証券、カード状媒体、硬貨などであってもよい。
本発明は、媒体処理装置に適用できる。
1,1A,1B,1C 紙葉類処理装置
4 紙葉類搬送装置
5 搬送部
6 姿勢変更ユニット
7,7A,7B,7C 塞ぎ部材
11 下部筐体
12,12A,12B,12C 上部筐体
13 操作部
15 紙幣搬送カセット
21 入金部
22 カセット装着部
23 カセット処理部
24 出金部
25 識別部
26 収納部
27 回収部
28 上部リジェクト収納部
29 計数リジェクト収納部
30 一時保留部
31 制御部
51 上側搬送部
53 下側搬送部
71,71B 第1の分割部材
71A,72A 第1,第2の塞ぎ部
72,72B 第2の分割部材
73B,74B 第3,第4の分割部材
121 前面部
122 側面部
123 後面部
124,124A,124B,124C 上面部
125 前上面部,125A,125B,125C 前上面部
126 傾斜面部,126A,126B,126C 傾斜面部
127,127A,127B,127C 後上面部
128A,128C レール
151 取っ手
200 取引部
201 取引口
211 入金口
221,221A,221B,221C 装着口
222,222A,222B,222C 底部
241 出金口
261,262,263,264,265,266 第1,第2,第3,第4,第5,第6の収納カセット
511,512,513,514,515,516,517,518,519,520,531,532,533,534,535.536,537 第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第8,第9,第10,第11,第12,第13,第14,第15,第16,第17の搬送路
511A 上側路
511B 下側路
511C 前反転路
511D 後反転路
711,711B 第1の回転軸
711A,721A 第1,第2の被支持部
711C 回転軸
712,712A,712B,713C 載置面
712C 被支持部
713,713A ガイド
714A,722A 第1,第2の操作溝部
721 第2の回転軸
722 操作溝部
P 紙幣
Pa 長辺
Pb 短辺

Claims (10)

  1. 取引口を有し、前記取引口を介した媒体の取り込み処理および払い出し処理のうち少なくとも一方を行う取引部と、
    装着口を有し、前記装着口に媒体カセットが装着されるカセット装着部と、
    前記カセット装着部に装着された媒体カセットから媒体を搬入する処理および前記媒体カセットに媒体を搬出する処理のうち少なくとも一方を行うカセット処理部と、
    前記取引口または前記装着口を択一的に塞ぐ塞ぎ部材と、を備える、媒体処理装置。
  2. 前記装着口は、前記取引口の上方に隣接して配置されている、請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記塞ぎ部材は、前記取引口を塞いでいるときに前記媒体カセットが載置される載置面を構成する、請求項2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記載置面は、前記塞ぎ部材が前記取引口を塞いでいるときに、前記装着口の底部と同じ高さになるように構成されている、請求項3に記載の媒体処理装置。
  5. 前記載置面には、当該載置面に載置された前記媒体カセットを前記装着口に案内するガイドが設けられている、請求項3または4に記載の媒体処理装置。
  6. 前記塞ぎ部材は、回動軸を中心にして回動することによって、前記取引口または前記装着口を択一的に塞ぐ、請求項1から5のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  7. 前記塞ぎ部材は、伸縮することによって、前記取引口または前記装着口を択一的に塞ぐ、請求項6に記載の媒体処理装置。
  8. 前記塞ぎ部材は、折り畳まれることによって、前記取引口または前記装着口を択一的に塞ぐ、請求項6に記載の媒体処理装置。
  9. 前記塞ぎ部材は、レールに沿ってスライドすることによって、前記取引口または前記装着口を択一的に塞ぐ、請求項1から5のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  10. 前記媒体は、長方形であり、
    前記取引部は、長辺が取り込み方向の前になる姿勢の媒体を取り込む処理、および、長辺が払い出し方向の前になる姿勢の媒体を払い出す処理のうち少なくとも一方を行い、
    前記カセット処理部は、短辺が搬入方向の前になる姿勢の媒体を前記媒体カセットから搬入する処理、および、短辺が搬出方向の前になる姿勢の媒体を前記媒体カセットに搬出する処理のうち少なくとも一方を行う、請求項1から9のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
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