JP2022070377A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022070377000001
【課題】半導体装置において不要な発振が発生しにくくなる技術を提供する。
【解決手段】半導体装置は、基板と、基板上に設けられ、かつ互いに並列接続された複数の第1スイッチング素子を有する第1スイッチング回路とを備える。複数の第1スイッチング素子のそれぞれは、第1制御電極、第1正電極及び第1負電極を有する。複数の第1スイッチグ素子の第1正電極は、基板上の同一の第1導電パターンに接合されることによって互いに電気的に接続されている。第1スイッチング回路は、第1負電極同士が配線部材で直接接続された隣同士の第1スイッチング素子から成る第1素子対と、第1負電極同士が配線部材で直接接続されていない隣同士の第1スイッチング素子から成る第2素子対とを含む。
【選択図】図1

Description

本開示は、半導体装置に関する。
特許文献1には、半導体装置に関する技術が記載されている。
国際公開第2020/054806号
半導体装置については、不要な発振を抑制することが望まれている。
そこで、本開示は上述の点に鑑みて成されたものであり、半導体装置において不要な発振が発生しにくくなる技術を提供することを目的とする。
半導体装置の一態様は、基板と、基板上に設けられ、かつ互いに並列接続された複数の第1スイッチング素子を有する第1スイッチング回路とを備える。複数の第1スイッチング素子のそれぞれは、第1制御電極、第1正電極及び第1負電極を有する。複数の第1スイッチグ素子の第1正電極は、基板上の同一の第1導電パターンに接合されることによって互いに電気的に接続されている。第1スイッチング回路は、第1負電極同士が配線部材で直接接続された隣同士の第1スイッチング素子から成る第1素子対と、第1負電極同士が配線部材で直接接続されていない隣同士の第1スイッチング素子から成る第2素子対とを含む。
半導体装置において不要な発振が発生しにくくなる。
半導体装置の構造の一例を示す概略平面図である。 半導体装置の回路構成の一例を示す概略図である。 半導体装置の構造の一例を示す概略平面図である。 半導体装置の構造の一例を示す概略平面図である。 半導体装置の構造の一例を示す概略平面図である。
図1は半導体装置100の構造の一例を示す概略平面図である。図2は半導体装置100の回路構成の一例を示す概略図である。半導体装置100は、例えば、負荷200(図2参照)に対して高電位及び低電位を与えることが可能なパワーモジュールである。具体的には、半導体装置100は、例えば、負荷200に対して高電位及び低電位を交互に与えるインバータ装置(インバータ回路ともいう)である。半導体装置100はインバータ装置以外であってもよい。以下では、半導体装置100の回路構成例について説明し、その後、半導体装置100の構造例について説明する。半導体装置100の構造例の説明では、図1に示されるXY直交座標系が用いられる。XY直交座標系のY方向を示す矢印の先側を+Y側と呼び、その反対側を-Y側と呼ぶことがある。また、XY直交座標系のX方向を示す矢印の先側を+X側と呼び、その反対側を-X側と呼ぶことがある。
<回路構成例>
図2に示されるように、半導体装置100は、複数のスイッチング素子10と、当該複数のスイッチング素子10にそれぞれ逆並列接続された複数の還流ダイオード20(単にダイオード20ともいう)とを備える。さらに、半導体装置100は、一対の上アーム制御端子T8及びT9と、一対の下アーム制御端子T2及びT3と、高電位が印加される高電位端子T7と、低電位が印加される低電位端子T5及びT6と、負荷200に電気的に接続された出力端子T4とを備える。半導体装置100は、高電位端子T7に印加される高電位を出力端子T4に出力することが可能である。これにより、高電位端子T7に印加される高電位が負荷200に供給される。また、半導体装置100は、低電位端子T5及びT6に印加される低電位を出力端子T4に出力することが可能である。これにより、低電位端子T5及びT6に印加される低電位が負荷200に供給される。高電位端子T7は高電位側電源端子ともいわれ、低電位端子T5及びT6は低電位側電源端子ともいわれる。
複数のスイッチング素子10は、高電位端子T7と電気的に接続された複数のスイッチング素子10Uと、低電位端子T5及びT6に電気的に接続された複数のスイッチング素子10Lとを含む。複数のスイッチング素子10Uは互いに並列接続されており、複数のスイッチング素子10Lは互いに並列接続されている。
複数のダイオード20は、複数のスイッチング素子10Uにそれぞれ逆並列された複数のダイオード20Uと、複数のスイッチング素子10Lにそれぞれ逆並列された複数のダイオード20Lとを含む。複数のダイオード20Uは互いに並列接続されており、複数のダイオード20Lは互いに並列接続されている。
複数のスイッチング素子10Uと複数のダイオード20Uとで、出力端子T4に高電位を出力するスイッチング回路である上アームUAが構成されている。また、複数のスイッチング素子10Lと複数のダイオード20Lとで、出力端子T4に低電位を出力するスイッチング回路である下アームLAが構成されている。上アームUAと下アームLAとは互いに直列接続されている。以後、上アームUA及び下アームLAを、それぞれスイッチング回路UA及びスイッチング回路LAと呼ぶことがある。
半導体装置100は、例えば8個のスイッチング素子10を備える。例えば、上アームUAは4個のスイッチング素子10Uを備え、下アームLAは4個のスイッチング素子10Lを備える。また、半導体装置100は、例えば8個のダイオード20を備える。例えば、上アームUAは、4個のスイッチング素子10Uにそれぞれ対応する4個のダイオード20Uを備え、下アームLAは、4個のスイッチング素子10Lにそれぞれ対応する4個のダイオード20Lを備える。
スイッチング素子10は、制御電極と、正電極と、負電極とを備える。制御電極には、スイッチング素子10をオン/オフ制御するための制御信号が入力される。スイッチング素子10がオン状態のとき、正電極と負電極との間で主電流が流れる。正電極は、スイッチング素子10がオン状態のときに当該スイッチング素子に流れる主電流が流入する電極である。正電極は電流流入電極と呼ばれることがある。負電極は、スイッチング素子10がオン状態のときに当該スイッチング素子に流れる主電流が流出する電極である。負電極は電流流出電極と呼ばれることがある。また、正電極及び負電極のそれぞれは主電極と呼ばれることもある。
各スイッチング素子10は例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。以後、スイッチング素子10,10U,10LをそれぞれIGBT10,10U,10Lと呼ぶことがある。
IGBT10は、ゲート電極11g、コレクタ電極11c及びエミッタ電極11eを備える。ゲート電極11g、コレクタ電極11c及びエミッタ電極11eは、それぞれ制御電極、正電極及び負電極として機能する。ダイオード20Uはカソード電極21k及びアノード電極21aを備える。
上アームUAでは、複数のIGBT10Uのコレクタ電極11cが互いに電気的に接続されており、複数のIGBT10Uのエミッタ電極11eは互いに電気的に接続されている。また、上アームUAでは、複数のダイオード20Uのカソード電極21kが互いに電気的に接続されており、複数のダイオード20Uのアノード電極11aは互いに電気的に接続されている。各IGBT10Uのコレクタ電極11cは、それに対応するダイオード20Uのカソード電極21kと、高電位端子T7とに電気的に接続されている。各IGBT10Uのエミッタ電極11eは、それに対応するダイオード20Uのアノード電極21aと、上アーム制御端子T9と、出力端子T4とに電気的に接続されている。そして、各IGBT10Uのゲート電極11gは上アーム制御端子T8に電気的に接続されている。
下アームLAでは、複数のIGBT10Lのコレクタ電極11cが互いに電気的に接続されており、複数のIGBT10Lのエミッタ電極11eは互いに電気的に接続されている。また、下アームLAでは、複数のダイオード20Lのカソード電極21kが互いに電気的に接続されており、複数のダイオード20Lのアノード電極11aは互いに電気的に接続されている。各IGBT10Lのコレクタ電極11cは、それに対応するダイオード20Lのカソード電極21kと、出力端子T4とに電気的に接続されている。各IGBT10Lのエミッタ電極11eは、それに対応するダイオード20Lのアノード電極21aと、下アーム制御端子T2と、低電位端子T5と、低電位端子T6とに電気的に接続されている。そして、各IGBT10Lのゲート電極11gは下アーム制御端子T3に電気的に接続されている。
以上のような回路構成を備える半導体装置100では、上アーム制御端子T8及びT9の間に与えられる制御電圧に応じて、上アームUAの各IGBT10Uがオン/オフ動作を行う。また、下アーム制御端子T2及びT3の間に与えられる制御電圧に応じて、下アームLAの各IGBT10Lがオン/オフ動作を行う。下アームLAの各IGBT10Lがオフ状態のときに、上アームUAの各IGBT10Uがオン状態となると、出力端子T4から高電位が出力されて負荷200に与えられる。このとき、各IGBT10Uにおいて、コレクタ電極11cとエミッタ電極11eの間に主電流が流れる。主電流が流れる。一方で、上アームUAの各IGBT10Uがオフ状態のときに、下アームLAの各IGBT10Lがオン状態となると、出力端子T4から低電位が出力されて負荷200に与えられる。このとき、各IGBT10Lにおいて、コレクタ電極11cとエミッタ電極11eの間に主電流が流れる。
<構造例>
次に、半導体装置100の構造例について説明する。IGBT10は、例えば、シリコン、炭化シリコンあるいは窒化ガリウム等から成る半導体チップ(ウェハチップあるいはダイとも呼ばれる)に配線及び電極等が形成されたものである。図1に示されるように、IGBT10の一方の主面10aにはゲート電極11g及びエミッタ電極11eが形成されている。IGBT10の他方の主面にはコレクタ電極11cが形成されている。ゲート電極11g、エミッタ電極11e及びコレクタ電極11cは、例えば、アルミニウム、銅あるいは金等の金属で構成される。
ダイオード20は、例えば、シリコン、炭化シリコンあるいは窒化ガリウム等から成る半導体チップに配線及び電極等が形成されたものである。図1に示されるように、ダイオード20の一方の主面20aにはアノード電極21aが形成され、ダイオード20の他方の主面にはカソード電極21kが形成されている。アノード電極21a及びカソード電極21kは、例えば、アルミニウム、銅あるいは金等の金属で構成される。
図1に示されるように、半導体装置100は、例えば、基板1と、基板1の表面に設けられた複数の導電パターン2~9とを備える。複数の導電パターン2~9は、基板1上において互いに離れて位置する。基板1は、例えば、セラミック等から成る絶縁基板である。複数の導電パターン2~9は基板1の一方の主面1aに設けられている。導電パターン2~9は、例えば、銅あるいはアルミニウム等で構成された金属箔である。導電パターン2~9は、回路パターンあるいは配線パターンと呼ばれることがある。
導電パターン2~4,7~9は、例えば、この順でX方向に沿って並んでいる。導電パターン2が最も-X側に位置し、導電パターン9が最も+X側に位置する。導電パターン2~4,7~9の形状は、例えば、Y方向に長い長方形である。導電パターン2,3,8,9は、例えば、互いに同じ形状及び大きさを有する。導電パターン4及び7は、例えば、互いに同じ形状及び大きさを有する。例えば、導電パターン2~4,7~9のY方向の長さは互いに同じである。例えば、導電パターン4及び7のX方向の長さは、導電パターン2,3,8,9のX方向の長さよりも大きい。
導電パターン5及び6は、例えばY方向に沿って並んでいる。導電パターン6は+Y側に位置し、導電パターン5は-Y側に位置する。導電パターン5及び6は、X方向において、導電パターン4と導電パターン7との間に位置する。導電パターン5及び6の形状は例えば正方形である。例えば、導電パターン5及び6は互いに同じ形状及び大きさを有する。例えば、導電パターン5及び6のY方向の長さは、導電パターン2~4,7~9のY方向の長さよりも小さい。例えば、導電パターン5及び6のX方向の長さは、導電パターン2,3,8,9のX方向の長さよりも大きく、導電パターン4,7のX方向の長さよりも小さい。
なお、導電パターン2~9の形状及び大きさは上記の例に限られない。また、導電パターン2~9の並びは上記の例に限られない。
導電パターン7上には上アームUAが配置されている。導電パターン7上には、上アームUAの複数のIGBT10U及び複数のダイオード20Uが搭載されている。IGBT10Uは、そのコレクタ電極11cが導電パターン7側に位置するように導電パターン7上に搭載されている。ダイオード20Uは、そのカソード電極21kが導電パターン7側に位置するように導電パターン7上に搭載されている。導電パターン7には、各IGBT10Uのコレクタ電極11cと各ダイオード20Uのカソード電極21kが、はんだ等の導電性接合材が使用されて接合されている。これにより、各IGBT10Uのコレクタ電極11cと各ダイオード20Uのカソード電極21kは導電パターン7に電気的に接続されている。
複数のIGBT10Uは、例えばY方向に沿って並んでいる。複数のダイオード20Uは、例えばY方向に並んでいる。例えば、各IGBT10Uは、それに対応するダイオード20UとX方向で並んでいる。IGBT10Uは、例えばダイオード20Uよりも+X側に位置する。したがって、IGBT10Uは、ダイオード20Uよりも導電パターン8及び9に近い位置に配置されている。
導電パターン4上には下アームLAが配置されている。導電パターン4上には、下アームLAの複数のIGBT10L及び複数のダイオード20Lが搭載されている。IGBT10Lは、そのコレクタ電極11cが導電パターン4側に位置するように導電パターン4上に搭載されている。ダイオード20Lは、そのカソード電極21kが導電パターン4側に位置するように導電パターン4上に搭載されている。導電パターン4には、各IGBT10Lのコレクタ電極11cと各ダイオード20Lのカソード電極21kが、はんだ等の導電性接合材が使用されて接合されている。これにより、各IGBT10Lのコレクタ電極11cと各ダイオード20Lのカソード電極21kは導電パターン4に電気的に接続されている。
複数のIGBT10Lは、例えばY方向に並んでいる。複数のダイオード20Lは、例えばY方向に並んでいる。例えば、各IGBT10Lは、それに対応するダイオード20LとX方向で並んでいる。IGBT10Lは、例えば、ダイオード20Lよりも-X側に位置する。したがって、IGBT10Lは、ダイオード20Lよりも導電パターン2及び3に近い位置に配置されている。
半導体装置100では、例えば、上アームUAにおいて対を成す1個のIGBT10U及び1個のダイオード20Uと、下アームLAにおいて対を成す1個のIGBT10L及び1個のダイオード20Lとが、X方向に沿って並んでいる。
なお、複数のIGBT10の並びは上記の例に限られない。また、複数のダイオード20の並びは上記の例に限られない。
半導体装置100は、図1に示されるように、複数の配線部材35を備える。各配線部材35は、例えば導電性ワイヤである。各配線部材35は、例えば、アルミニウム、銅あるいは金等の金属で構成されている。複数の配線部材35は、互いに同じ材料で構成された複数の配線部材が含まれてもよいし、互いに異なる材料で構成された複数の配線部材が含まれてもよい。
複数の配線部材35には、例えば、複数の配線部材30Uと、複数の配線部材30Lと、複数の配線部材31Uと、複数の配線部材31Lと、複数の配線部材32Uと、複数の配線部材32Lと、複数の配線部材33と、複数の配線部材34とが含まれる。以後、配線部材30U,30L,31U,31L,32U,32L,33,34を、それぞれ、導電性ワイヤ30U,30L,31U,31L,32U,32L,33,34と呼ぶことがある。
上アームUAの各IGBT10Uのゲート電極11gは、少なくとも一つの導電性ワイヤ30Uで導電パターン8に電気的に接続されている。IGBT10Uのゲート電極11gは、導電パターン8に対して、一つの導電性ワイヤ30Uで電気的に接続されてもよいし(図1参照)、複数の導電性ワイヤ30Uで電気的に接続されてもよい。複数のIGBT10Uのゲート電極11gは、導電パターン8及び複数の導電性ワイヤ30Uから成る導電部材で互いに電気的に接続されている。
導電性ワイヤ30U(ワイヤ30Uともいう)の一端は、IGBT10Uのゲート電極11gに接合されている。ワイヤ30Uの一端は、例えば、はんだ等の接合材が使用されずに直接的にゲート電極11gに接合されている。以後、このような接合を直接接合と呼ぶことがある。直接接合は、例えば、超音波が用いられて実現されてもよいし(超音波接合)、熱圧着が用いられて実現されてもよいし(熱圧着接合)、超音波と熱圧着が併用されて実現されてもよい(超音波併用熱圧着接合)。ワイヤ30Uの他端は、導電パターン8に接合されている。ワイヤ30Uの他端は、例えば、導電パターン8に直接接合されている。
以後、特に断らない限り、導電性ワイヤ31U及び32U等のワイヤ35がある部材に接合されていると言えば、当該ワイヤ35は当該ある部材に直接接合されているとする。
各IGBT10Uのエミッタ電極11eは、少なくとも一つの導電性ワイヤ31Uで導電パターン9に電気的に接続されている。IGBT10Uのエミッタ電極11eは、導電パターン9に対して、一つの導電性ワイヤ31Uで電気的に接続されてもよいし(図1参照)、複数の導電性ワイヤ31Uで電気的に接続されてもよい。複数のIGBT10Uのエミッタ電極11eは、導電パターン8及び複数の導電性ワイヤ31Uから成る導電部材で互いに電気的に接続されている。導電性ワイヤ31U(ワイヤ31Uともいう)の一端は、IGBT10Uのエミッタ電極11eに接合されている。ワイヤ31Uの他端は、導電パターン9に接合されている。
各IGBT10Uのエミッタ電極11eは、それに対応するダイオード20Uのアノード電極21aと少なくとも一つの導電性ワイヤ32Uで電気的に接続されている。IGBT10Uのエミッタ電極11eは、アノード電極21aと、複数の導電性ワイヤ32U(例えば2つの導電性ワイヤ32U)で電気的に接続されてもよいし(図1参照)、一つの導電性ワイヤ32Uで電気的に接続されてもよい。導電性ワイヤ32U(ワイヤ32Uともいう)の一端は、IGBT10Uのエミッタ電極11eに接合されている。ワイヤ32Uの他端は、アノード電極21aに接合されている。
各ダイオード20Uのアノード電極21aは、少なくとも一つの導電性ワイヤ34で導電パターン4に電気的に接続されている。ダイオード20Uのアノード電極21aは、導電パターン4に対して、複数の導電性ワイヤ34(例えば2つの導電性ワイヤ34)で電気的に接続されてもよいし(図1参照)、一つの導電性ワイヤ34で電気的に接続されてもよい。導電性ワイヤ34(ワイヤ34ともいう)の一端は、ダイオード20Uのアノード電極21aに接合されている。ワイヤ34の他端は、導電パターン4に接合されている。
上述のように、下アームLAのIGBT10Lのコレクタ電極11cは、導電パターン4に電気的に接続されている。一方で、上アームUAのIGBT10Uのエミッタ電極11eは、2つのワイヤ32U及び2つのワイヤ34を通じて導電パターン4に電気的に接続されている。したがって、上アームUAのIGBT10Uのエミッタ電極11eは、2つのワイヤ32U及び2つのワイヤ34から成る導電部材を通じて下アームLAのIGBT10Lのコレクタ電極11cに電気的に接続されている。
下アームLAの各IGBT10Lのゲート電極11gは、少なくとも一つの導電性ワイヤ30Lで導電パターン3に電気的に接続されている。IGBT10Lのゲート電極11gは、導電パターン3に対して、一つの導電性ワイヤ30Lで電気的に接続されてもよいし(図1参照)、複数の導電性ワイヤ30Lで電気的に接続されてもよい。複数のIGBT10Lのゲート電極11gは、導電パターン3及び複数の導電性ワイヤ30Lから成る導電部材で互いに電気的に接続されている。導電性ワイヤ30L(ワイヤ30Lともいう)の一端は、IGBT10Lのゲート電極11gに接合されている。ワイヤ30Lの他端は、導電パターン3に接合されている。
各IGBT10Lのエミッタ電極11eは、少なくとも一つの導電性ワイヤ31Lで導電パターン2に電気的に接続されている。IGBT10Lのエミッタ電極11eは、導電パターン2に対して、一つの導電性ワイヤ31Lで電気的に接続されてもよいし(図1参照)、複数の導電性ワイヤ31Lで電気的に接続されてもよい。複数のIGBT10Lのエミッタ電極11eは、導電パターン2及び複数の導電性ワイヤ31Lから成る導電部材で互いに電気的に接続されている。導電性ワイヤ31L(ワイヤ31Lともいう)の一端は、IGBT10Lのエミッタ電極11eに接合されている。ワイヤ31Lの他端は、導電パターン2に接合されている。
各IGBT10Lのエミッタ電極11eは、それに対応するダイオード20Lのアノード電極21aと少なくとも一つの導電性ワイヤ32Lで電気的に接続されている。IGBT10Lのエミッタ電極11eは、アノード電極21aと複数の導電性ワイヤ32L(例えば2つの導電性ワイヤ32L)で電気的に接続されてもよいし(図1参照)、一つの導電性ワイヤ32Lで電気的に接続されてもよい。導電性ワイヤ32L(ワイヤ32Lともいう)の一端は、IGBT10Lのエミッタ電極11eに接合されている。ワイヤ32Lの他端は、アノード電極21aに接合されている。
各ダイオード20Lのアノード電極21aは、少なくとも一つの導電性ワイヤ33で導電パターン5あるいは導電パターン6に電気的に接続されている。ダイオード20Lのアノード電極21aは、導電パターン5あるいは導電パターン6に対して、複数の導電性ワイヤ33(例えば2つの導電性ワイヤ33)で電気的に接続されてもよいし(図1参照)、一つの導電性ワイヤ33で電気的に接続されてもよい。図1の例では、複数のダイオード20Lのうち、+Y側から1番目と2番目のダイオード20Lのアノード電極21aが導電パターン6と電気的に接続されている。また、複数のダイオード20Lのうち、+Y側から3番目と4番目のダイオード20Lのアノード電極21aが導電パターン5と電気的に接続されている。導電性ワイヤ33(ワイヤ33ともいう)の一端は、ダイオード20Lのアノード電極21aに接合されている。ワイヤ33の他端は、導電パターン5あるいは導電パターン6に接合されている。
導電パターン8及び9には、上アーム制御端子T8及びT9がそれぞれ電気的に接続されている。上アーム制御端子T8及びT9の間に与えられる制御電圧は、導電パターン8及び9を通じて、各IGBT10Uのゲート電極11g及びエミッタ電極11eの間に与えられる。
導電パターン2及び3には、下アーム制御端子T2及びT3がそれぞれ電気的に接続されている。下アーム制御端子T2及びT3の間に与えられる制御電圧は、導電パターン2及び3を通じて、各IGBT10Lのゲート電極11g及びエミッタ電極11eの間に与えられる。
導電パターン7には高電位端子T7が電気的に接続されている。高電位端子T7に印加される高電位は、導電パターン7を通じて各IGBT10Uのコレクタ電極11cに供給される。
導電パターン5及び6には、低電位端子T5及びT6がそれぞれ電気的に接続されている。低電位端子T5に印加される低電位は、導電パターン5を通じて、IGBT10Lのエミッタ電極11eに供給される。また、低電位端子T6に印加される低電位は、導電パターン6を通じて、IGBT10Lのエミッタ電極11eに供給される。
導電パターン4には出力端子T4が電気的に接続されている。各IGBT10Uがオン状態のときには、高電位が導電パターン4を通じて出力端子T4に与えられる。一方で、各IGBT10Lがオン状態のときには、低電位が導電パターン4を通じて出力端子T4に与えられる。
以上のような構造を有する半導体装置100では、図1に示されるように、上アームUAにおいて互いの隣り合う2つのIGBT10Uのエミッタ電極11eの間に、ワイヤ31U及び導電パターン9によるインピーダンスIM1が存在する。上アームUAのIGBT10Uのエミッタ電極11eと導電パターン4との間には、ワイヤ32U及び34によるインピーダンスIM2が存在する。下アームLAにおいて互いの隣り合う2つのIGBT10Lのエミッタ電極11eの間には、ワイヤ31L及び導電パターン2によるインピーダンスIM3が存在する。導電パターン5と、それに導電性ワイヤ33で電気的に接続されたIGBT10Lのエミッタ電極11eとの間には、導電性ワイヤ33によるインピーダンスIM4aが存在する。導電パターン6と、それに導電性ワイヤ33で電気的に接続されたIGBT10Lのエミッタ電極11eとの間には、導電性ワイヤ33によるインピーダンスIM4bが存在する。
本例の半導体装置100では、上アームUA(言い換えればスイッチング回路UA)は、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続された隣同士のスイッチング素子10Uから成る素子対110を少なくとも1つ含む。また、上アームUAは、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10Uから成る素子対111を少なくとも1つ含む。図1の例では、素子対110は破線で囲まれており、素子対111は一点鎖線で囲まれている。配線部材40Uは、例えば導電性ワイヤである。配線部材40Uは、例えば、アルミニウム、銅あるいは金等の金属で構成されている。
以後、配線部材40Uを導電性ワイヤ40Uと呼ぶことがある。また、素子対110のように、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続された隣同士のスイッチング素子10から成る素子対を接続素子対と呼ぶことがある。また、素子対111のように、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10から成る素子対を未接続素子対と呼ぶことがある。
図1の例では、上アームUAは複数の接続素子対110を含む。複数の接続素子対110は、例えば、+Y側に位置する接続素子対110aと、-Y側に位置する接続素子対110bとを含む。接続素子対110aは、+Y側から1番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から2番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。接続素子対110bは、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から4番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。
接続素子対110では、一方のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eと、他方のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eとに対して、導電性ワイヤ40U(ワイヤ40Uともいう)が接合されている。これにより、一方のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eと、他方のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eとは、導電性ワイヤ40Uで電気的に接続されている。導電性ワイヤ40Uの一端は、接続素子対110の一方のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eに例えば直接接合されている。導電性ワイヤ40Uの他端は、接続素子対110の他方のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eに例えば直接接合されている。
図1の例では、上アームUAは1個の未接続素子対111を含む。図1の半導体装置100が備える未接続素子対111(未接続素子対111aともいう)は、+Y側から2番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。+Y側から2番目のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eとは、配線部材40Uで直接接続されていない。
接続素子対110aの-Y側のスイッチング素子10Uと、未接続素子対111aの+Y側のスイッチング素子10Uとは、同じ素子である。また、接続素子対110bの+Y側のスイッチング素子10Uと、未接続素子対111aの-Y側のスイッチング素子10Uとは、同じ素子である。
下アームLA(言い換えればスイッチング回路LA)は、エミッタ電極11e同士が配線部材40Lで直接接続された隣同士のスイッチング素子10Lから成る接続素子対120を少なくとも1つ含む。また、下アームLAは、エミッタ電極11e同士が配線部材40Lで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10Lから成る未接続素子対121を少なくとも1つ含む。図1の例では、素子対120は破線で囲まれており、素子対121は一点鎖線で囲まれている。配線部材40Lは、例えば導電性ワイヤである。配線部材40Lは、例えば、アルミニウム、銅あるいは金等の金属で構成されている。以後、配線部材40Lを導電性ワイヤ40Lと呼ぶことがある。
図1の例では、下アームLAは1個の接続素子対120を含む。図1の半導体装置100が備える接続素子対120(接続素子対120aともいう)は、+Y側から2番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。+Y側から2番目のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eとは、配線部材40Lで直接接続されていない。
図1の例では、下アームLAは複数の未接続素子対121を含む。複数の未接続素子対121は、例えば、+Y側に位置する未接続素子対121aと、-Y側に位置する未接続素子対121bとを含む。未接続素子対121aは、+Y側から1番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から2番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。未接続素子対121bは、+Y側から3番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から4番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。
接続素子対120aでは、一方のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eと、他方の一方のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eとに対して、導電性ワイヤ40L(ワイヤ40Lともいう)が接合されている。これにより、一方のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eと、他方の一方のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eとは、導電性ワイヤ40Lで電気的に接続されている。導電性ワイヤ40Lの一端は、接続素子対120aの一方のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eに例えば直接接合されている。導電性ワイヤ40Lの他端は、接続素子対120aの他方のスイッチング素子10Lのエミッタ電極11eに例えば直接接合されている。
未接続素子対121aの-Y側のスイッチング素子10Lと、接続素子対120aの+Y側のスイッチング素子10Lとは、同じ素子である。また、未接続素子対121bの+Y側のスイッチング素子10Lと、接続素子対120aの-Y側のスイッチング素子10Lとは、同じ素子である。
このように、本例では、スイッチング回路UAは、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続された隣同士のスイッチング素子10Uから成る素子対110と、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10Uから成る素子対111とを備える。これにより、スイッチング回路UAにおいて不要な発振が発生しにくくなる。以下にこの点について詳細に説明する。
複数のスイッチング素子10Uが並列接続されているスイッチング回路UAでは、スイッチング素子10Uの寄生容量とスイッチング素子10U間の寄生インダクタンスとによって、スイッチング素子10Uの制御電極(ゲート電極11g)で電位振動が発生する可能性がある。その結果、帰還増幅が発生して、スイッチング素子10Uで電圧及び電流の発振が発生する可能性がある。このような発振は、制御電極がゲート電極である場合、ゲート発振と呼ばれることがある。
本例では、素子対110を構成する隣同士のスイッチング素子10Uのエミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続されていることから、当該隣同士のスイッチング素子10Uの間でのスイッチング特性の差を小さくすることができる。これにより、スイッチング素子10Uにおいて電圧及び電流の発振が発生しにくくなる。つまり、制御電極での電位振動に基づく不要な発振が発生しにくくなる。
一方で、スイッチング回路UAでは、スイッチング素子10U単体で発振する可能性もある。スイッチング素子10U単体での発振としては、例えば、PETT発振(plasma extraction transit time oscillation)が知られている。スイッチング回路UAに含まれるすべてのスイッチング素子10Uのエミッタ電極11eが配線部材40Uで接続される場合には、スイッチング素子10U単体での発振が共振増幅により増幅される可能性がある。
本例では、スイッチング回路UAは、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10Uから成る素子対111を備えることから、共振ゲインを下げることができる。そのため、スイッチング素子10U単体での発振が増幅されにくくなる。その結果、スイッチング回路UAにおいて、スイッチング素子10U単体の発振に基づく不要な発振が発生しにくくなる。
同様に、スイッチング回路LAは、エミッタ電極11e同士が配線部材40Lで直接接続された隣同士のスイッチング素子10Lから成る素子対120と、エミッタ電極11e同士が配線部材40Lで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10から成る素子対121とを備えることから、スイッチング回路LAにおいて不要な発振が発生しにくくなる。
また、本例では、スイッチング回路UAの複数のスイッチング素子10Uのコレクタ電極11cが、基板1上の同一の導電パターン7に接合されていることから、複数のスイッチング素子10Uのコレクタ電極11c間の接続インピーダンスを下げることができる。同様に、スイッチング回路LAの複数のスイッチング素子10Lのコレクタ電極11cが、基板1上の同一の導電パターン4に接合されていることから、複数のスイッチング素子10Lのコレクタ電極11c間の接続インピーダンスを下げることができる。
半導体装置100の構成は上記の例に限られない。例えば、図3に示されるように、下アームLAでは、+Y側から1番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から2番目のスイッチング素子10Lとが配線部材40Lで直接接続されてもよい。図3の例では、下アームLAは、未接続素子対121aの替わりに接続素子対120bを備える。接続素子対120bは、+Y側から1番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から2番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。
他の例として、図1に示される下アームLAにおいて、+Y側から3番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から4番目のスイッチング素子10Lとが配線部材40Lで直接接続されてもよい。また、図1に示される上アームUAにおいて、+Y側から1番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から2番目のスイッチング素子10Uとが配線部材40Lで直接接続されなくてもよい。この場合、+Y側から2番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uとが配線部材40Lで直接接続されてもよい。また、図1に示される上アームUAにおいて、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から4番目のスイッチング素子10Uとが配線部材40Lで直接接続されなくてもよい。この場合、+Y側から2番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uとが配線部材40Lで直接接続されてもよい。
他の例として、半導体装置100の上アームUA及び下アームLAのそれぞれは、2個のIGBT10を備えてもよいし、3個のIGBT10を備えてもよいし、5個以上のIGBT10を備えてもよい。図4は、上アームUA及び下アームLAのそれぞれが6個のIGBT10を備える場合の半導体装置100の構造の一例を示す概略平面図である。
図4に示される半導体装置100(半導体装置100Aともいう)が備える上アームUAは、6個のIGBT10Uと、当該6個のIGBT10Uにそれぞれ対応する6個のダイオード20Uとを備える。6個のIGBT10Uは例えばY方向に沿って並び、6個のダイオード20Uは例えばY方向に沿って並ぶ。図1と同様に、各IGBT10Uは、それに対応するダイオード20UとX方向で並んでいる。
半導体装置100Aが備える下アームLAは、6個のIGBT10Lと、当該6個のIGBT10Lにそれぞれ対応する6個のダイオード20Lとを備える。6個のIGBT10Lは例えばY方向に沿って並び、6個のダイオード20Lは例えばY方向に沿って並ぶ。図1と同様に、各IGBT10Lは、それに対応するダイオード20LとX方向で並んでいる。
半導体装置100Aでは、導電パターン6に対して、+Y側から1番目、2番目及び3番目のダイオード20Lのアノード電極21aが、図1と同様に電気的に接続されている。また、導電パターン5に対しては、+Y側から4番目、5番目及び6番目のダイオード20Lのアノード電極21aが、図1と同様に電気的に接続されている。
半導体装置100Aの上アームUAは、例えば、接続素子対110c及び110dと、未接続素子対111b,111c,111dとを含む。接続素子対110cは、+Y側から2番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。接続素子対110dは、+Y側から4番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から5番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。未接続素子対111bは、+Y側から1番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から2番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。未接続素子対111cは、+Y側から3番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から4番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。未接続素子対111dは、+Y側から5番目のスイッチング素子10Uと、+Y側から6番目のスイッチング素子10Uとで構成されている。
未接続素子対111bの-Y側のスイッチング素子10Uと、接続素子対110cの+Y側のスイッチング素子10Uとは、同じ素子である。接続素子対110cの-Y側のスイッチング素子10Uと、未接続素子対111cの+Y側のスイッチング素子10Uとは、同じ素子である。未接続素子対111cの-Y側のスイッチング素子10Uと、接続素子対110dの+Y側のスイッチング素子10Uとは、同じ素子である。接続素子対110dの-Y側のスイッチング素子10Uと、未接続素子対111dの+Y側のスイッチング素子10Uとは、同じ素子である。
半導体装置100Aの下アームLAは、例えば、接続素子対120c及び120dと、未接続素子対121c,121d,121eとを含む。接続素子対120cは、+Y側から1番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から2番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。接続素子対120dは、+Y側から5番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から6番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。未接続素子対121cは、+Y側から2番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から3番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。未接続素子対121dは、+Y側から3番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から4番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。未接続素子対121eは、+Y側から4番目のスイッチング素子10Lと、+Y側から5番目のスイッチング素子10Lとで構成されている。
接続素子対120cの-Y側のスイッチング素子10Lと、未接続素子対121cの+Y側のスイッチング素子10Lとは、同じ素子である。未接続素子対121cの-Y側のスイッチング素子10Lと、未接続素子対121dの+Y側のスイッチング素子10Lとは、同じ素子である。未接続素子対121dの-Y側のスイッチング素子10Lと、未接続素子対121eの+Y側のスイッチング素子10Lとは、同じ素子である。未接続素子対121eの-Y側のスイッチング素子10Lと、接続素子対120dの+Y側のスイッチング素子10Lとは、同じ素子である。
半導体装置100Aにおいても、スイッチング回路UAは、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続された隣同士のスイッチング素子10Uから成る素子対110と、エミッタ電極11e同士が配線部材40Uで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10Uから成る素子対111とを備えることから、スイッチング回路UAにおいて不要な発振が発生しにくくなる。同様に、スイッチング回路LAは、エミッタ電極11e同士が配線部材40Lで直接接続された隣同士のスイッチング素子10Lから成る素子対120と、エミッタ電極11e同士が配線部材40Lで直接接続されていない隣同士のスイッチング素子10から成る素子対121とを備えることから、スイッチング回路LAにおいて不要な発振が発生しにくくなる。
上記の例では、上アームUAにおいて、IGBT10Uの並列数とダイオード20Uの並列数とが互いに同じであったが、互いに異なってもよい。また、上記の例では、下アームLAにおいて、IGBT10Lの並列数とダイオード20Lの並列数とが互いに同じであったが、互いに異なってもよい。図5はこの場合の半導体装置100(半導体装置100Bという)の構造の一例を示す概略平面図である。
半導体装置100Bでは、上アームUA及び下アームLAのそれぞれにおいて、例えば、IGBT10の並列数が4となり、ダイオード20の並列数が5となっている。上アームUA及び下アームLAのそれぞれでは、5個のダイオード20がY方向に沿って並んでいる。上アームUA及び下アームLAのそれぞれでは、4個のIGBT10から成る列と、5個のダイオード20から成る列とがX方向において互いに対向している。
上アームUAでは、4個のIGBT10Uには、複数のダイオード20Uのうち、+Y側から3番目のダイオード20Uを除く4個のダイオード20Uが、図1と同様に、それぞれ逆並列接続されている。そして、+Y側から3番目のダイオード20Uが、+Y側から2番目のIGBT10Uと、+Y側から3番目のIGBT10Uとの両方に対して逆並列接続されている。+Y側から3番目のダイオード20Uのアノード電極21aは、Y側から2番目のIGBT10Uのエミッタ電極11eと、+Y側から3番目のIGBT10Uのエミッタ電極11eとのそれぞれ対して、少なくとも1つのワイヤ32Uで電気的に接続されている。+Y側から3番目のダイオード20Uのアノード電極21aは、Y側から2番目のIGBT10Uのエミッタ電極11eと、+Y側から3番目のIGBT10Uのエミッタ電極11eのそれぞれに対して、1つのワイヤ32Uで電気的に接続されてもよいし(図4参照)、複数のワイヤ32Uで電気的に接続されてもよい。各ダイオード20Uのアノード電極21aは、図1と同様に、導電パターン4に対して少なくとも1つのワイヤ34で電気的に接続されている。
下アームLAでは、4個のIGBT10Lには、複数のダイオード20Lのうち、+Y側から3番目のダイオード20Lを除く4個のダイオード20Lが、図1と同様に、それぞれ逆並列接続されている。そして、+Y側から3番目のダイオード20Lが、+Y側から2番目のIGBT10Lと、+Y側から3番目のIGBT10Lとの両方に対して逆並列接続されている。+Y側から3番目のダイオード20Lのアノード電極21aは、Y側から2番目のIGBT10Lのエミッタ電極11eと、+Y側から3番目のIGBT10Lのエミッタ電極11eとのそれぞれ対して、少なくとも1つのワイヤ32Lで電気的に接続されている。+Y側から3番目のダイオード20Lのアノード電極21aは、Y側から2番目のIGBT10Lのエミッタ電極11eと、+Y側から3番目のIGBT10Lのエミッタ電極11eのそれぞれに対して、1つのワイヤ32Lで電気的に接続されてもよいし(図4参照)、複数のワイヤ32Lで電気的に接続されてもよい。
+Y側から1番目と2番目のダイオード20Lのアノード電極21aは、図1と同様に、導電パターン6に対して少なくとも1つのワイヤ33で電気的に接続されている。また、+Y側から4番目と5番目のダイオード20Lのアノード電極21aは、図1と同様に、導電パターン5に対して少なくとも1つのワイヤ33で電気的に接続されている。そして、+Y側から3番目のダイオード20Lのアノード電極21aは、導電パターン6に対して少なくとも1つのワイヤ33で電気的に接続されるとともに、導電パターン5に対して少なくとも1つのワイヤ33で電気的に接続されている。+Y側から3番目のダイオード20Lのアノード電極21aは、導電パターン5あるいは導電パターン6に対して、1つのワイヤ33で電気的に接続されてもよいし(図4参照)、複数のワイヤ33で電気的に接続されてもよい。
半導体装置100Bの上アームUAは、図1に示される上アームUAと同様に、例えば、接続素子対110a及び110bと、未接続素子対111aとを含む。半導体装置100Bの下アームLAは、図1に示される下アームLAと同様に、例えば、接続素子対120aと、未接続素子対121a及び121bとを含む。半導体装置100Bにおいても、スイッチング回路UAは、接続素子対110と未接続素子対111とを備えることから、スイッチング回路UAにおいて不要な発振が発生しにくくなる。同様に、スイッチング回路LAは、接続素子対120と未接続素子対121とを備えることから、スイッチング回路LAにおいて不要な発振が発生しにくくなる。
なお、スイッチング素子10はIGBT以外であってもよい。スイッチング素子10は、例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)であってもよい。この場合、MOSFETのゲート電極、ドレイン電極及びソース電極が、それぞれ制御電極、正電極及び負電極として機能する。また、対となるスイッチング素子10及びダイオード20の代わりに、スイッチング素子と環流ダイオードが組み合わされた単一の素子、例えば逆導通型IGBT(RC-IGBT)が採用されてもよい。
また、配線部材35は、導電性ワイヤ以外であってもよい。例えば、配線部材35は導電性リボンであってもよい。また、配線部材35は、接合先の部材に対して直接接合されるのではなく、はんだ等の導電性接合材で接合されてもよい。
また、配線部材40Uは、導電性ワイヤ以外であってもよい。例えば、配線部材40Uは導電性リボンであってもよい。また、配線部材40Uは、接合先の部材に対して直接接合されるのではなく、はんだ等の導電性接合材で接合されてもよい。
また、配線部材40Lは、導電性ワイヤ以外であってもよい。例えば、配線部材40Lは導電性リボンであってもよい。また、配線部材40Lは、接合先の部材に対して直接接合されるのではなく、はんだ等の導電性接合材で接合されてもよい。
本開示は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、限定的なものではない。例示されていない無数の変形例が想定され得るものと解される。
また、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
4,7 導電パターン、10,10L,10U スイッチング素子、11c コレクタ電極、11e エミッタ電極、40L,40U 配線部材、110,110a,110b,110c,110d,111a,111b,111c,111d,120,120a,120b,120c,120d,121a,121b,121c,121d 素子対、UA 上アーム(スイッチング回路)、LA 下アーム(スイッチング回路)。

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、かつ互いに並列接続された複数の第1スイッチング素子を有する第1スイッチング回路と
    を備え、
    前記複数の第1スイッチング素子のそれぞれは、第1制御電極、第1正電極及び第1負電極を有し、
    前記複数の第1スイッチング素子の前記第1正電極は、前記基板上の同一の第1導電パターンに接合されることによって互いに電気的に接続され、
    前記第1スイッチング回路は、
    前記第1負電極同士が配線部材で直接接続された隣同士の第1スイッチング素子から成る第1素子対と、
    前記第1負電極同士が配線部材で直接接続されていない隣同士の第1スイッチング素子から成る第2素子対と
    を含む、半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記第1素子対の一方の第1スイッチング素子と、前記第2素子対の一方の第1スイッチング素子とは同じ素子である、半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記第1スイッチング回路は、前記第1負電極同士が配線部材で直接接続された隣同士の第1スイッチング素子から成る第3素子対をさらに含み、
    前記第3素子対の一方の第1スイッチング素子と、前記第2素子対の他方の第1スイッチング素子とは同じ素子である、半導体装置。
  4. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記第1スイッチング回路は、前記第1負電極同士が配線部材で直接接続された隣同士の第1スイッチング素子から成る第3素子対をさらに含み、
    前記第3素子対の一方の第1スイッチング素子と、前記第1素子対の他方の第1スイッチング素子とは同じ素子である、半導体装置。
  5. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記第1スイッチング回路は、前記第1負電極同士が配線部材で直接接続されていない隣同士の第1スイッチング素子から成る第3素子対をさらに含み、
    前記第3素子対の一方の第1スイッチング素子と、前記第1素子対の他方の第1スイッチング素子とは同じ素子である、半導体装置。
  6. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記第1スイッチング回路は、前記第1負電極同士が配線部材で直接接続されていない隣同士の第1スイッチング素子から成る第3素子対をさらに含み、
    前記第3素子対の一方の第1スイッチング素子と、前記第2素子対の他方の第1スイッチング素子とは同じ素子である、半導体装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の半導体装置であって、
    前記基板上に設けられ、かつ互いに並列接続された複数の第2スイッチング素子を有する第2スイッチング回路をさらに備え、
    前記第2スイッチング回路は前記第1スイッチング回路と直列接続されており、
    前記複数の第2スイッチング素子のそれぞれは、第2制御電極、第2正電極及び第2負電極を有し、
    前記複数の第2スイッチング素子の前記第2正電極は、前記基板上の同一の第2導電パターンに接合されることによって互いに電気的に接続され、
    前記第2スイッチング回路は、
    前記第2負電極同士が配線部材で直接接続された隣同士の第2スイッチング素子から成る第4素子対と、
    前記第2負電極同士が配線部材で直接接続されていない隣同士の第2スイッチング素子から成る第5素子対と
    を含む、半導体装置。
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