JP2022069817A - 車両内蔵型住宅用車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両内蔵型住宅用車両において、断熱性や遮音性を高める。【解決手段】車両内蔵型住宅用車両(A)は、住宅(B)と連結されて前記住宅の一部として使用される車両であって、該車両の内部の部屋を、前記住宅に設けられた開口部(e)を介して前記住宅の室内に連通させるための通路口部と、該通路口部に設けられており前記通路口部及び前記開口部を介して前記部屋及び前記室内間を相互に連通する通路の壁を規定するように張り出し可能な折戸(a1、a2、a3、a4)とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、住宅と連結可能な車両内蔵型住宅用車両の技術分野に関する。
この種の車両として例えば、住宅に面する壁部にある通路口から外方に張り出し可能な通路板と、この通路板を取り囲む筒状のジャバラ構造の幌とを備える介護用トレーラーハウスが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1によれば、住宅と長時間連結させて、車両を住宅の一部として使用する際には、通路口付近における断熱性や防音性に改善の余地があるという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上述した技術的問題に鑑みなされたものであり、断熱性や遮音性に優れた車両内蔵型住宅用車両を提供することを課題とする。
本発明に係る車両内蔵型住宅用車両一の態様は上記課題を解決するために、住宅と連結されて前記住宅の一部として使用される車両であって、該車両の内部の部屋を、前記住宅に設けられた開口部を介して前記住宅の室内に連通させるための通路口部と、該通路口部に設けられており、前記通路口部及び前記開口部を介して前記部屋及び前記室内間を相互に連通する通路の壁を規定するように張り出し可能な折戸とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車両内蔵型住宅用車両の一態様によれば、車両が住宅と連結される位置にて折戸が開かれると、張り出すよう開かれた折戸により、少なくとも部分的に囲まれた通路が、車両及び住宅間に存在する隙間或いは空間に構築される。従って、通路により相互に連結或いは連通された車両の内部の部屋内及び住居の室内における断熱性や防音性が高められる。特に当該車両を住宅と長時間連結させて使用する際に、利用者をして快適性が改善される。
本発明によるこのような作用効果は、以下に説明する発明の実施形態により、より明らかにされる。
まず図1を参照して、実施形態に係る車両及び家の全体御構成について説明する。
図1の右半面に示すように、内蔵型住宅用車両の一例であるサービスカーAが、住宅の一例である家Bの駐車場における所定位置に所定方向を向くように駐車されている。家Bは、LDK(Living Dining Kitchen)、サービスカーAとの連結部屋等を含んで構成されている。この状態で、図中の矩形100の内部に、サービスカーA側の通路口部及び家B側の開口部が配置されている。
図1では、その中央にある右から左へと向かう太矢印で示されているように、矩形100の内部は、折戸が閉じられた状態では、図1の左半面上側に拡大した矩形100aの通りであり、折戸が閉じられた状態では、図1の左半面下側に拡大した矩形100bの通りである。
具体的には、図1の左半面上側に示す矩形100aにある通り、サービスカーAの通路口部に設けられた折戸a1,a2、a3及びa4(以下「折戸a1~a4」と記載する)が夫々閉じた状態では、家Bの家壁(即ち外壁)に設けられる開口部の一例を構成する家窓eと折戸a1~a4夫々との間には、隙間或いは空間が存在している。折戸a1~a4は、サービスカーAの通路口部の扉fとして機能する。なお、サービスカーAは、折戸a1~a4が閉じられた状態では、一般道路を通常走行可能なように、普通車同様に窓、扉、シート等の他、不図示の駆動機構、操舵機構等を備えて構成されている。
これに対して、図1の左半面下側に示す矩形100bにある通り、サービスカーAの通路口部に設けられた扉f(即ち、折戸a1~a4)が夫々開いた状態では、サービスカーAの内部の部屋内と家Bの室内とを連結或いは連通する通路(即ち、渡り廊下の如き構造)の左右壁が、折戸a1~a4により規定されている。この際特に、折戸a1及びa2は夫々、折戸ガイドレールbに沿って(図中左右方向に滑って)開くことで、家Bの側に張り出している。他方、折戸a3及びa4は夫々、折戸ガイドレールb上に沿って(図中左右方向に滑って)開くことで、サービスカーAの側に張り出している。
このような家B側への張り出しに加えて、折戸a1~a4の折戸枠c(図2等参照)が、家B側にスライドすることで、折戸a1及びa2は夫々、より一層張り出している。これにより、サービスカーAと家Bとの間に存在する隙間或いは空間に、両者間を連結或いは連通する通路が構築される。以下、図2~図10を参照して、折戸a1~a4の開閉及び折戸枠cのスライド等により通路を構築する、実施形態に係る構成及び動作について詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、折戸a1~a4が閉じられた状態において、スライド天井d1は、例えば、折戸a1~a4の上辺側にスライド可能に設けられた板状部材であり、スライド床d2は、例えば、折戸a1~a4の底辺側にスライド可能に設けられた板状部材である。折戸枠cは、例えば、所定幅を有する板状部材により、閉じられた折戸a1~a4全体を囲むように設けられててよい。折戸枠cには、例えば、折戸ガイドレールbの他、後述するように折戸a1~a4の端部が固定されていてよい。
図2及び図3に示すように、折戸a1~a4が閉じた状態では、折戸a1~a4はサービスカーAの外方に張り出されることなく、且つ、折戸a1~a4の折戸枠c並びにスライド天井d1及びスライド床d2も、サービスカーAの外方にスライドにより張り出されることなく、これらの折戸a1~a4等は、サービスカーA内の部屋内に収容されている。即ち、これらの折戸a1~a4等は、車幅方向に出っ張ること等で、サービスカーAの通常走行の支障となることはない。
ここで図4~図6を参照して、折戸a1~a4における、折戸ガイドレールbに沿っての開閉動作について詳細に説明する。図4~図6は、サービスカーAを上から見た場合の折戸a1~a4の図式的俯瞰図である。下記説明における左右方向は、図4~図6における左右方向である。
図4は、折戸a1~a4で構成される扉fが閉じた状態の一例を示す。各折戸a1~a4は、例えば2枚のパネル部が少なくとも1つのヒンジ接続部によって長手方向に接続されて構成されてよい。折戸a1と折戸a3は、例えば、車幅方向に二層になるように重ね合わされ、両端部で接続されて左折戸セットを形成してよい。
左折戸セットの右端部には、例えば、折戸ガイドレールbをスライド可能なピンP1が設けられている。ピンP1は、左折戸セット(即ち、折戸a1及び折戸a3)を折戸ガイドレールbに沿って可動にするガイドとして機能する。左折戸セットの左端部は、例えば、折戸ガイドレールbの左端部又は折戸枠cの左端部に固定されていてよい。同様に、折戸a2と折戸a4は、例えば、車幅方向に二層になるように重ね合わされ、両端部で接続されて右折戸セットを形成してよい。右折戸セットの左端部には、例えば、折戸ガイドレールbをスライド可能なピンP2が設けられている。ピンP2は、右折戸セット(即ち、折戸a2及び折戸a4)を折戸ガイドレールbに沿って可動にするガイドとして機能する。右折戸セットの右端部は、例えば、折戸ガイドレールbの右端部又は折戸枠cの右端部に固定されていてよい。
扉fが閉じた状態では、図4に示すように、各折戸a1~a4を構成する2枚のパネル部が180度開いた状態(以下、「パネル開状態」という。)となる。パネル開状態の左折戸セット及びパネル開状態の右折戸セットは、折戸ガイドレールbに沿って隣接する。これにより、サービスカーAの通路口部が閉じた状態にする。
図5は、閉じた状態の扉f(即ち、折戸a1~a4)が左右に開かれる途中の様子を示す。図5に示すように、折戸a1~a4が開かれる際、左折戸セットのピンP1は折戸ガイドレールbを左方向にスライドし、右折戸セットのピンP2は折戸ガイドレールbを右方向にスライドする。これにより、各折戸a1~a4は折戸ガイドレールbに沿って変位する。具体的には、各折戸a1~a4は各ヒンジ接続部で折り曲げられる。折戸a1及び折戸a2の夫々は、家窓e側(即ち、サービスカーAの外側)に向かってヒンジ接続部を張り出すようにヒンジ接続部を山部にして折り曲げられる。折戸a3及び折戸a4の夫々は、サービスカーAの内側に向かってヒンジ接続部を張り出すようにヒンジ接続部を山部にして折り曲げられる。左折戸セットの折戸a1と折戸a3とは、例えば、図5に示すように、折戸ガイドレールbに関して対象に変位してもよい。右折戸セットの折戸a2と折戸a4とは、例えば、図5に示すように、折戸ガイドレールbに関して対象に変位してもよい。
図6は、扉f(即ち、折戸a1~a4)が開かれて、折戸a1~a4によって形成された壁によって、家BとサービスカーAとを連結する通路が構築された状態を示す。図6に示すように、左折戸セットのピンP1が折戸ガイドレールbの左端部に到達し、右折戸セットのピンP2が折戸ガイドレールbの右端部に到達すると、折戸a1~a4は開いた状態となる。折戸a1~a4が開いた状態では、各折戸a1~a4のヒンジ接続部は閉じた状態となる。折戸a1~a4が開いた状態では、各折戸a1~a4はヒンジ接続部を山部として折り畳まれた状態となる。折り畳まれた折戸a1及び折り畳まれた折戸a2は、折戸ガイドレールbから家窓e側に(即ち、サービスカーAの外側)に向かって張り出している。折り畳まれた折戸a3及び折り畳まれた折戸a4は、折戸ガイドレールbからサービスカーAの内側に向かって張り出している。
各折り畳まれた折戸a1~a4は、各折戸a1~a4の幅の中心部にあるヒンジ接続部を山部としているため、折戸ガイドレールbから張り出した長さは折戸a1の幅の約半分である。折り畳まれた折戸a1及び折り畳まれた折戸a3は、例えば、車幅方向に関して直線状に延びて、家BとサービスカーAとを連結するように幅方向に延びる通路の左壁を形成する。折り畳まれた折戸a2及び折り畳まれた折戸a4は、例えば、車幅方向に関して直線状に延びて、家BとサービスカーAとを連結するように車幅方向に延びる通路の右壁を形成する。なお、内側の折戸a3及びa4の可動範囲によっては、扉fが開かれる際に折戸a3及びa4は取り外してもよい。
図4~図6に示したように、折戸a1~a4により構成される扉fは、狭い空間でも左右に開閉が可能であり、しかも、開いた状態(図4)でも閉じた状態(図6)でも、パネルが重なるように構成されている。このように、折戸a1~a4で構成される扉fや壁を二重パネル構造とすることにより、例えば、断熱効果(即ち、空調効果)及び防音効果を得られやすい。更に、例えば、各パネルの重ね合わされる側の側面の少なくとも一部に、断熱材及び/又は防音材を付与することにより、断熱効果(即ち、空調効果)及び/又は防音効果を高めることが可能である。
折戸a1~a4の上記開閉動作は、例えば、利用者の所定の操作により開始され、各種センサからの信号に基づいて自動的に実現されよい。折戸a1~a4の上記開閉動作は、例えば、利用者の手動操作により利用者の目視によって行われてもよい。
次に図7~図10を参照して、折戸枠c、スライド天井d1及びスライド床d2の外方(即ち、家壁側へ)のスライドについて説明する。
図7及び図8が示すように、スライド天井d1及びスライド床d2は、例えば、折戸a1~a4が開いた状態の際に、家窓eが設けられた家壁に向かって張り出した折戸a1及び折戸a2と共に、家壁側へスライド可能に設けられている。従って、折戸a1~a4が開いた状態において、家壁に張り出した折戸a1及び折戸a2に関して、天井部分がスライド天井d1により形成され、床部分がスライド床d2により形成される。但し、図7及び図8に示す例においては、家壁に向かって張り出した折戸a1及びa2と家壁との間には、隙間が存在している。
折戸a1~a4が開いた状態(図7及び図8)において、図9及び図10が示すように、折戸枠cをサービスカーAに設けられたガイドに沿って家壁側に向かってスライドさせると、スライド天井d1及びスライド床d2は折戸枠cと共に更に家壁側にスライドする。また、折戸枠cには、例えば、折戸ガイドレールbが固定されているので、折戸a1~a4は折戸枠cと共にスライドする。これにより、家壁に向かって張り出した折戸a1及びa2と家壁との間の隙間を調整するように、開いた状態の折戸a1~a4全体を家壁側にスライドさせることができる。即ち、家壁に向かって張り出した折戸a1による壁及び折戸a2によって形成された壁を、更に家Bに近づけることができ、折戸a1及び折戸a2により形成された壁と家壁との連結を可能にする。
折戸枠c、スライド天井d1及びスライド床d2の上記スライド動作は、例えば、利用者の所定の操作により開始され各種センサからの信号に基づいて自動的に実現されてよい。折戸枠c、スライド天井d1及びスライド床d2の上記スライド動作は、例えば、利用者の手動操作により利用者の目視によって行われてよい。
なお、サービスカーAは、家Bの駐車場において扉f(サービスカーAの通路口部)が家窓e(家Bの開口部)と向い合うように近くに駐車されることが望ましい。そして、扉fを開く前に、例えば、サービスカーAの車高調整機能等を用いて、サービスカーAの内部の床高さが、家窓eの底辺高さ(或いは、家B内の床高さ)に応じて調整されてもよい。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、サービスカーAと家Bとを連結するように構築される通路の壁を規定する折戸a1~a4は、閉じた状態であっても開いた状態であっても二重パネル構造となるように構成されている。従って、通路により連結されたサービスカーAの内部の部屋内及び家Bの室内における断熱性や防音性が高められる。特にサービスカーAを家Bと長時間連結させて使用する際に、利用者をして快適性が改善される。
付記
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
[付記1]
本発明に係る付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両は、住宅と連結されて前記住宅の一部として使用される車両であって、該車両の内部の部屋を、前記住宅に設けられた開口部を介して前記住宅の室内に連通させるための通路口部と、該通路口部に設けられており前記通路口部及び前記開口部を介して前記部屋及び前記室内間を相互に連通する通路の壁を規定するように張り出し可能な折戸とを備えることを特徴とする。
本発明に係る付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両は、住宅と連結されて前記住宅の一部として使用される車両であって、該車両の内部の部屋を、前記住宅に設けられた開口部を介して前記住宅の室内に連通させるための通路口部と、該通路口部に設けられており前記通路口部及び前記開口部を介して前記部屋及び前記室内間を相互に連通する通路の壁を規定するように張り出し可能な折戸とを備えることを特徴とする。
付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両によれば、車両が住宅と連結される位置にて、折戸が通路口部から外方に(即ち、通路口部から、車両の通路口部に面する住宅の開口部の方に)開かれる。或いは、これに加えて、折戸が通路口部から内方に(即ち、車両の通路口部から、当該車両の内部の部屋の方へ)開かれる。すると、張り出すよう(即ち、少なくとも車両側から住宅側に張り出すよう)開かれた折戸により、少なくとも部分的に囲まれた通路が、車両及び住宅間に存在する隙間或いは空間に構築される。即ち、住居及び車両間を繋ぐ通路の壁が、該開かれた折戸によって、少なくとも部分的に又は完全に若しくはほぼ完全に規定される。従って、該開かれた折戸によって、通路により相互に連結或いは連通された車両の内部の部屋内及び住居の住居内における断熱性や防音性が格段に或いは確実に高められることになる。また、通路口部付近から入り込み得る雨風の類についても、張り出された折戸によって低減可能となる。特に当該車両を住宅と長時間連結させて使用する際に、利用者をして室温や騒音に係る快適性が大幅に改善される。加えて、住居及び車両間を繋ぐ通路を、住居における廊下と同様或いは類似の質感或いは居住性を持つように構築することも可能となり、利用者が当該通路を行き来する際の快適性を高めることも可能となる。他方で、当該車両が、通常の車両として走行する際には、折戸を閉じて或いは折り畳んでおけば、走行の邪魔にはならないで済む。
[付記2]
本発明に係る付記2に記載の車両内蔵型住宅用車両は、前記折戸は、各々開閉可能な複数の折戸板と該複数の折戸板を前記通路口部から前記室内に向かう外方向にスライド可能に構成された折戸枠とを有することを特徴とする付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両である。
本発明に係る付記2に記載の車両内蔵型住宅用車両は、前記折戸は、各々開閉可能な複数の折戸板と該複数の折戸板を前記通路口部から前記室内に向かう外方向にスライド可能に構成された折戸枠とを有することを特徴とする付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両である。
付記2に記載された車両内蔵型住宅用車両によれば、車両が住宅と連結される位置にて、車両及び住宅間の隙間が、住宅の開口部に向かっての(即ち、外方向に向かっての)折れ戸板の張り出し長さを上回る場合に、折戸枠を外方向にスライドさせることで、当該隙間を埋めることが可能となる。即ち、折戸板の張り出し幅を折戸枠のスライドにより増大させることによって、住宅の開口部と通路の壁をなす張り出された折戸との間の隙間をなくすこと或いは低減することが可能となる。よって、住宅に対する当該車両の停車位置の精度を、ある程度低めたとしても、折戸枠のスライドによって、車両の内部の部屋内及び住居内における断熱性や防音性が確実に高められる。
[付記3]
本発明に係る付記3に記載の車両内蔵型住宅用車両は、前記通路の天井及び床を構築するべく、前記折戸枠と共に、前記通路口部から前記外方向に夫々スライドする天井部及び床部を更に備えることを特徴とする付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両である。
本発明に係る付記3に記載の車両内蔵型住宅用車両は、前記通路の天井及び床を構築するべく、前記折戸枠と共に、前記通路口部から前記外方向に夫々スライドする天井部及び床部を更に備えることを特徴とする付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両である。
付記3に記載された車両内蔵型住宅用車両によれば、車両及び住居間を繋ぐ通路を、夫々住居側に張り出された折戸並びに天井部及び床部から、渡り廊下の如き上下左右が密閉された通路として構築でき、該通路内を含めて車両の内部の部屋内及び住居内における断熱性や防音性が確実に高められる。
[付記4]
本発明に係る付記4に記載の車両内蔵型住宅用車両は、前記折戸として、(i)前記通路口部から前記開口部に向かう外方向に夫々開かれ且つ該外方向に交わる方向に夫々閉じる一対の外折れ型の折戸と、(ii)前記通路口部から前記部屋(即ち、前記車両の内部の部屋)に向かう内方向に夫々開かれ且つ該内方向に交わる方向に夫々閉じる一対の内折れ型の折戸とを含んで構成されていることを特徴とする付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両である。
本発明に係る付記4に記載の車両内蔵型住宅用車両は、前記折戸として、(i)前記通路口部から前記開口部に向かう外方向に夫々開かれ且つ該外方向に交わる方向に夫々閉じる一対の外折れ型の折戸と、(ii)前記通路口部から前記部屋(即ち、前記車両の内部の部屋)に向かう内方向に夫々開かれ且つ該内方向に交わる方向に夫々閉じる一対の内折れ型の折戸とを含んで構成されていることを特徴とする付記1に記載の車両内蔵型住宅用車両である。
付記4に記載された車両内蔵型住宅用車両によれば、車両が住宅と連結或いは連通される際に、一対の外折れ型の折戸が、住居に向かって開かれて、通路口部から住宅に至る通路の少なくとも一部が構築される。これと相前後して或いは並行して、一対の内折れ型の折戸が、通路口部から内方に向かって開かれて、通路口部から車両の内部の部屋に至る通路の少なくとも一部が構築される。これらの結果、車両の内部の部屋内及び住居内における断熱性や防音性が確実に高められる。
本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車両内蔵型住宅用車両もまた本発明の技術思想に含まれる。
サービスカー ……A
家 ……B
折戸 ……a1,a2、a3、a4
折戸ガイドレール ……b
折戸枠 ……c
スライド天井 ……d1
スライド床 ……d2
家 ……B
折戸 ……a1,a2、a3、a4
折戸ガイドレール ……b
折戸枠 ……c
スライド天井 ……d1
スライド床 ……d2
Claims (1)
- 住宅と連結されて前記住宅の一部として使用される車両であって、
該車両の内部の部屋を、前記住宅に設けられた開口部を介して前記住宅の室内に連通させるための通路口部と、
該通路口部に設けられており前記通路口部及び前記開口部を介して前記部屋及び前記室内間を相互に連通する通路の壁を規定するように張り出し可能な折戸とを備えることを特徴とする車両内蔵型住宅用車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020178702A JP2022069817A (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 車両内蔵型住宅用車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020178702A JP2022069817A (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 車両内蔵型住宅用車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022069817A true JP2022069817A (ja) | 2022-05-12 |
Family
ID=81534343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020178702A Pending JP2022069817A (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 車両内蔵型住宅用車両 |
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Country | Link |
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2020
- 2020-10-26 JP JP2020178702A patent/JP2022069817A/ja active Pending
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