JP2022068791A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masahito Yamaoka
洋平 蒲生
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Abstract

【課題】 画像形成部を支持する支持枠体に対して、第1の現像剤補給容器を回転駆動する第1の駆動装置及び第2の現像剤補給容器を回転駆動する第2の駆動装置を固定する際の、組み付け性を向上させる。【解決手段】 第1の画像形成部及び第2の画像形成部を支持する第1の支持枠体と、第1の現像剤補給容器の装着方向に関して第1の支持枠体よりも下流且つ第2の現像剤補給容器の装着方向に関して第1の支持枠体よりも下流に配置され、第1の画像形成部及び第2の画像形成部を支持する第2の支持枠体と、第1の駆動装置及び第2の駆動装置を支持し且つ第2の支持枠体に固定された支持板金と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図6

Description

本発明は、現像剤補給容器を回転駆動する駆動装置を有する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、像担持体と、像担持体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置と、を有する画像形成部(画像形成手段)を備える。また、画像形成装置は、現像装置に補給用現像剤(トナー)を補給する現像剤補給容器(トナー容器)からトナーを排出させるためにトナー容器を回転駆動する駆動装置を備える。
特許文献1に記載の画像形成装置は、画像形成装置の前側に配置され且つ画像形成手段を設置するための支持体として機能する枠体(前側板)と、画像形成装置の後側に配置され且つ画像形成手段を設置するための支持体として機能する枠体(後側板)を備える。この画像形成装置には、イエロー(Y)用のトナー容器からトナーを排出させるために当該トナー容器を回転駆動するイエロー用の容器駆動装置が後側板に締結されて固定されている。また、この画像形成装置には、マゼンタ(M)用のトナー容器からトナーを排出させるために当該トナー容器を回転駆動するマゼンタ用の容器駆動装置が後側板に締結されて固定されている。また、この画像形成装置には、シアン(C)用のトナー容器からトナーを排出させるために当該トナー容器を回転駆動するシアン用の容器駆動装置が後側板に締結されて固定されている。また、この画像形成装置には、ブラック(K)用のトナー容器からトナーを排出させるために当該トナー容器を回転駆動するブラック用の容器駆動装置が後側板に締結されて固定されている。
特開2014-119714号公報
特許文献1の構成では、Y、M、C、Kの各色用のトナー容器のそれぞれを回転駆動する各色用の容器駆動装置を後側板に固定するために、後側板に対して各色用の容器駆動装置をそれぞれ別個に締結する必要があり、組み付け工数が多くなってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、画像形成部を支持する支持枠体に対して、第1の現像剤補給容器を回転駆動する第1の駆動装置及び第2の現像剤補給容器を回転駆動する第2の駆動装置を固定する際の、組み付け性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、第1の像担持体と、前記第1の像担持体に形成された静電潜像を第1の現像剤を用いて現像する第1の現像装置と、を有する第1の画像形成部と、第2の像担持体と、前記第2の像担持体に形成された静電潜像を第2の現像剤を用いて現像する第2の現像装置と、を有する第2の画像形成部と、前記第1の現像装置に補給される第1の補給用現像剤を収容する第1の現像剤収容部と、回転駆動を受ける回転可能な第1の駆動受入れ部と、を有する第1の現像剤補給容器を装着可能な第1の装着部と、前記第2の現像装置に補給される第2の補給用現像剤を収容する第2の現像剤収容部と、回転駆動を受ける回転可能な第2の駆動受入れ部と、を有する第2の現像剤補給容器を装着可能な第2の装着部と、前記第1の装着部に前記第1の現像剤補給容器が装着された状態で、前記第1の現像装置に前記第1の補給用現像剤を補給するために前記第1の駆動受入れ部へ駆動力を付与する第1の駆動装置と、前記第2の装着部に前記第2の現像剤補給容器が装着された状態で、前記第2の現像装置に前記第2の補給用現像剤を補給するために前記第2の駆動受入れ部へ駆動力を付与する第2の駆動装置と、前記第1の画像形成部及び前記第2の画像形成部を支持する第1の支持枠体と、前記第1の現像剤補給容器の装着方向に関して前記第1の支持枠体よりも下流且つ前記第2の現像剤補給容器の装着方向に関して前記第1の支持枠体よりも下流に配置され、前記第1の画像形成部及び前記第2の画像形成部を支持する第2の支持枠体と、前記第1の駆動装置及び前記第2の駆動装置を支持し且つ前記第2の支持枠体に固定された支持板金と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成部を支持する支持枠体に対して、第1の現像剤補給容器を回転駆動する第1の駆動装置及び第2の現像剤補給容器を回転駆動する第2の駆動装置を固定する際の、組み付け性を向上させることができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 第1の実施形態に係るトナー供給装置の斜視図である。 第1の実施形態に係るトナーカートリッジの(A)斜視図、(B)部分断面図である。 第1の実施形態に係るトナーカートリッジ装着部の斜視図である。 第1の実施形態に係る(A)駆動供給部の斜視図、(B)トナーカートリッジ装着状態のトナーカートリッジ装着部の側面図である。 第1の実施形態に係る(A)駆動供給ユニットの斜視図、(B)駆動供給部を連結板金と組み付ける方向を表した模式図である。 第1の実施形態に係る支持枠体と各ユニットの位置関係を示した側面模式図である。 第1の実施形態の構成における振動の伝播を表す模式図である。 従来の構成における振動の伝播を表す模式図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本発明は、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。尚、構成部品の寸法、材質、形状、及びその相対位置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1の実施形態]
(画像形成装置の構成)
図1は本発明に係る画像形成装置の一例の構成を示す模式図である。図1に示す画像形成装置100は電子写真式のフルカラーレーザープリンタである。
画像形成装置100は、画像形成装置100の内部に並設されている第1、第2、第3、第4の画像形成部Py,Pm,Pc,Pkによって異なる色の4色のトナー画像を帯電、露光、現像、転写の各プロセスを経てトナー画像を形成するようになっている。異なる色である4色は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)である。
コントローラーはCPUとROMやRAMなどのメモリとからなっている。コントローラーは、ホストコンピュータなどの外部インターフェースから出力されるプリント指令信号を入力するとメモリに記憶されている画像形成制御シーケンスに従って画像形成部Py,Pm,Pc,Pkを順次動作させる。
各画像形成部Py,Pm,Pc,Pkは、像担持体としての感光体ドラム1と、感光体ドラム1に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像器4(現像装置)と、を有する。各画像形成部Py,Pm,Pc,Pkにおいて、感光体ドラム1が所定の周速度(プロセススピード)で回転する。そして、各画像形成部Py,Pm,Pc,Pkの感光体ドラム1に跨るよう、無端状の中間転写体である中間転写ベルト7が、駆動ローラ6aと従動ローラ6bとテンションローラ6cに掛け渡されている。中間転写ベルト7は、駆動ローラ6aによって各感光体ドラム1の回転周速度と対応した周速度で回転される。そして1色目のイエローの画像形成部Pyにおいて、感光体ドラム1の外周面(表面)は帯電ローラ2によって所定の極性・電位に一様に帯電される。続いて、露光装置3が外部装置からの画像情報に基づいて生成したレーザー光を感光体ドラム1表面の帯電面に走査露光する。これにより感光体ドラム1表面の帯電面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。そしてこの潜像が現像器4によってイエローのトナー(現像剤)を用いて現像され、感光体ドラム1表面上にイエローのトナー画像(現像)が形成される。同様の帯電、露光、現像の各工程が、2色目のマゼンタの画像形成部Pm、3色目のシアンの画像形成部Pc、4色目のブラックの画像形成部Pkにおいても行われる。
各画像形成部Py,Pm,Pc,Pkにおいて感光体ドラム1表面に形成された各色のトナー画像は、中間転写ベルト7を挟んで感光体ドラム1と対向配置された一次転写ローラ8によって中間転写ベルト7の外周面(表面)上に順次重ねて転写される。これにより中間転写ベルト7表面上にフルカラーのトナー画像が形成される。トナー画像転写後の感光体ドラム1は、感光体ドラム1表面に残留している転写残トナーがドラムクリーナ5によって除去され、次の画像形成に供される。
一方、給送カセット10から記録材Pが送出ローラ11により搬送路12aを通じてレジストローラ13に搬送される。次いで記録材Pはレジストローラ13により中間転写ベルト7と二次転写ローラ14との間の二次転写ニップ部Tnに搬送される。そしてこの二次転写ニップ部Tnで記録材Pが挟持搬送され、この搬送過程において二次転写ローラ14により中間転写ベルト7表面上のトナー画像が記録材P上に転写される。トナー画像転写後の中間転写ベルト7は、中間転写ベルト7表面に残留している転写残トナーがベルトクリーナ9によって除去され、次の画像形成に供される。
記録材Pは、未定着のトナー画像を担持した状態で定着装置15のニップ部に導入される。そしてこの記録材Pは定着装置15のニップ部で挟持搬送されることによってトナー画像が記録材P上に加熱定着される。記録材Pの片面だけに画像を形成する場合、定着装置15から排出された記録材Pは排出ローラ16を通して画像形成装置100の側面に設けられている排出トレイ17上に排出される。
(トナー供給装置の構成)
続いて、現像器4にトナー(補給用現像剤)を供給するトナー供給装置18について説明する。トナー供給装置は図1に示すように、画像形成装置100の上部に配置され、中間転写ベルト7をまたいで画像形成装置100の装置本体奥側で現像器4に接続されている。
図2にトナー供給装置18の斜視図を示す。トナー供給装置18は、トナーカートリッジ19(現像装置に補給される補給用現像剤を収容する現像剤補給容器)と、トナーカートリッジ19を装着可能であって、現像器4と接続してトナーを現像器4に供給するためのトナーカートリッジ装着部20を有する。また、トナー供給装置18は、トナーカートリッジ19を交換する際に開閉する交換扉21と、現像器4にトナーを供給する(現像装置に補給用現像剤を補給する)ためにトナーカートリッジ19に駆動を供給(駆動力を付与)する駆動供給部22と、を有する。
(トナーカートリッジの構成)
続いて、トナーカートリッジ19について説明する。図3(A)にトナーカートリッジ19の斜視図を、図3(B)にトナーカートリッジ19のトナー排出口194近傍の断面図を示す。トナーカートリッジ19(現像剤補給容器)は、図3(B)に示すように、内部にトナー(補給用現像剤)を収容するトナー収容部191(現像剤収容部)を備える。また、トナー収容部191内のトナーを外部に排出するためのトナー排出口194(現像剤排出室)を備える。さらに、トナーカートリッジ19内には、トナーを搬送するための搬送リブ196と搬送部材192が内設されており、それらによってトナー収容部191からトナー排出口194までトナーを搬送する。また、トナー収容部191の開口部近傍には、トナーカートリッジ装着部20と係合するカートリッジフレーム193が備えられている。カートリッジフレーム193はトナー収容部191を回転可能に支持するとともに、トナーカートリッジ191が画像形成装置100の装置本体に装着された際に、画像形成装置100の装置本体内のトナーカートリッジ装着部20に支持、固定される。
(トナーの搬送機構の構成)
続いて、トナーの搬送機構について説明する。トナー収容部191は円筒状で、内壁にらせん突起状の搬送リブ196があり、画像形成装置100の装置本体からの駆動を受けてトナー収容部191が回転することで、内部のトナーを搬送リブ196によってトナー排出口194方向へ押し出す。これにより、トナー収容部191の内部のトナーを搬送部材192近傍まで搬送する。さらに、搬送部材192もトナー収容部191に固定されているため、トナー収容部191と一体で回転し、それによって、トナーを重力方向上側に持ち上げ、搬送部材192の形状に沿って滑り落とすことでトナーを排出口194近傍まで搬送する。尚、第1の実施形態では、トナー収容部191が回転することにより、トナー収容部191の内部のトナーを搬送し排出する例について説明するが、これに限られない。トナー収容部191の内部にトナーを搬送し排出するためのスクリューを有する変形例にあっては、当該スクリューを回転駆動することにより、トナー収容部191の内部にトナーを搬送し排出する。この変形例では、駆動供給部22から付与された駆動力によりトナー収容部191内のスクリューが回転駆動される。
(トナーカートリッジ装着部の構成)
続いて、トナーカートリッジ装着部20について図4を用いて説明する。図4は、トナーカートッリジ装着部20の斜視図であり、トナーカートリッジ装着部20のトナーカートリッジ19が装着されていない状態を示す。トナーカートリッジ装着部20は、カートリッジトレイ203、カートリッジマウント204、引き込みフック205で構成されている。カートリッジトレイ203は、トナー容器191を回転可能に支持する。カートリッジマウント204は、カートリッジフレーム193を支持する。引き込みフック205は、カートリッジマウント204に配置されカートリッジフレーム193を固定する。
(トナーカートリッジの装着動作)
続いて、トナーカートリッジ19のトナーカートリッジ装着部20への装着動作について説明する。図5(A)は、トナーカートリッジ19に駆動力を供給する駆動供給部22(駆動装置)の斜視図である。図5(B)は、トナーカートリッジ19が装着された状態のトナーカートリッジ装着部20および駆動供給部22の側面図である。
トナーカートリッジ19は図5(B)に示す装着方向に沿ってトナーカートリッジ装着部20に対して挿入される。カートリッジフレーム193が引き込みフック205に突き当たり、そこからさらに挿入方向にトナーカートリッジ19が押し込まれる。このとき、カートリッジフレーム193を抱え込んで引き込みフック205が回転し、トナーカートリッジ19を装着状態で固定する。トナーカートリッジはカートリッジフレーム193が画像形成装置100の装置本体の奥側(トナーカートリッジの装着方向下流側)で、トナーカートリッジ19の長手方向(回転軸線方向)が水平になるよう装着される。
トナーカートリッジ19がトナーカートリッジ装着部20に装着された状態では、トナー排出口194は接続パイプ201(図4参照)と接続する。また、トナーカートリッジ19の外周面で、かつ、トナー排出口194よりもトナーカートリッジ19の装着方向上流側には、駆動入力ギア195(回転駆動を受ける回転可能な駆動受入れ部)が配置されている。トナーカートリッジ19がトナーカートリッジ装着部20に装着された状態において、駆動入力ギア195は、駆動供給部22に備えられた駆動出力ギア202(図5(A)参照)とかみ合う。そして、駆動出力ギア202を介して駆動入力ギア195に駆動力が伝達されることにより、トナーカートッリジ19が回転駆動される。
(駆動供給部の構成)
続いて、駆動供給部22(駆動装置)の構成について説明する。図5(A)に示すように、駆動供給部22は、駆動源であるモーター212と、トナーカートリッジ19に駆動を伝達する駆動出力ギア202、モーター212から出た駆動軸を折り返して駆動出力ギア202に連結させる連結部222を有する。
図5(B)のように、トナーカートリッジ装着部20にトナーカートリッジ19が装着された状態では、トナーカートリッジ19の駆動入力ギア195と、駆動供給部22の駆動出力ギア202は係合している。この状態でモーター212が回転駆動すると、駆動力は連結部222を介して駆動出力ギア202に伝わる。そうすることで、駆動出力ギア202によって駆動入力ギア195、ひいてはそれと一体であるトナー収容部191が回転させられる。それによって、トナーカートリッジ19内部のトナーが搬送される。
(駆動供給ユニットの構成)
続いて、駆動供給ユニットの構成について図6(A)及び図6(B)を用いて説明する。図6(A)は駆動供給ユニット30を示す斜視図、図6(B)は駆動供給ユニット30を側面から見た模式図である。
駆動供給ユニット30は、各色(第1の実施形態においてはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色)に対応する駆動供給部22y,22m,22c,22kが横方向に並べて配置されている。駆動供給ユニット30は、駆動供給部22y,22m,22c,22kが横方向に並べて配置されている。このような配置状態で、駆動供給部22y,22m,22c,22kのそれぞれが、連結板金40(支持板金)に対して図6(B)の矢印方向(トナーカートリッジ19の装着方向とは反対方向)へ取付けられて、固定されている。
駆動供給部22yは、第二支持枠体(後側板)に設けられた開口部をトナーカートリッジ19が貫通し且つトナーカートリッジ装着部20にトナーカートリッジ19が装着された状態で、ボトルギア195へ駆動力を付与する。
駆動供給部22mは、第二支持枠体(後側板)に設けられた開口部をトナーカートリッジ19が貫通し且つトナーカートリッジ装着部20にトナーカートリッジ19が装着された状態で、ボトルギア195へ駆動力を付与する。
駆動供給部22cは、第二支持枠体(後側板)に設けられた開口部をトナーカートリッジ19が貫通し且つトナーカートリッジ装着部20にトナーカートリッジ19が装着された状態で、ボトルギア195へ駆動力を付与する。
駆動供給部22kは、第二支持枠体(後側板)に設けられた開口部をトナーカートリッジ19が貫通し且つトナーカートリッジ装着部20にトナーカートリッジ19が装着された状態で、ボトルギア195へ駆動力を付与する。
図7で後述する第二支持枠体(後側板)には、駆動供給部22y,22m,22c,22kのそれぞれが連結板金40(支持板金)に対して固定されたユニットの状態で支持される。
続いて、各画像形成部Py,Pm,Pc,Pkやトナーカートリッジ19、それらの駆動源の位置関係について図7を用いて説明する。図7は第二支持枠体130と各ユニットの位置関係を示す側面模式図である。
各画像形成部Py,Pm,Pc,Pkやトナーカートリッジ19は、トナーカートリッジ19の装着方向上流側の第一支持枠体120(前側板)と、トナーカートリッジ19の装着方向下流側の第二支持枠体130(後側板)とに挟まれた位置で支持されている。第1の実施形態では、第一支持枠体120及び第二支持枠体130のそれぞれが金属の板状部材で形成されている例について説明するが、第一支持枠体120及び第二支持枠体130のそれぞれが樹脂により形成されている変形例であってもよい。
第1の実施形態では、画像形成部Py,Pm,Pc,Pk、及び、画像形成部Py,Pm,Pc,Pkを駆動させる画像形成駆動部50が、第二支持枠体130に支持されている。又、第1の実施形態では、駆動供給ユニット30が、駆動供給部22y,22m,22c,22kを支持する支持板金(連結板金40)に対して駆動供給部22がY,M,C,Kの4色まとめて連結されたユニットの状態で、第二支持枠体130に固定されている。
尚、第1の実施形態では、駆動供給ユニット30が、連結板金40に対して駆動供給部22がY,M,C,Kの4色まとめて連結されたユニットの状態で、第二支持枠体130に固定される例について説明したが、これに限られない。駆動供給ユニット30が、連結板金40に対して駆動供給部22がY,Mの2色まとめて連結されたユニットと、連結板金40に対して駆動供給部22がC,Kの2色まとめて連結されたユニットの状態で、第二支持枠体130に固定される変形例であってもよい。
連結板金40を含む駆動供給ユニット30を、第二支持枠体130に対して取り付ける際は、連結板金40を含む駆動供給ユニット30を、第二支持枠体130に対して、図7の矢印方向(トナーカートリッジ19の装着方向とは反対方向)から取り付ける。そうすることで、トナーカートリッジ19を回転駆動する駆動供給部22の取り付けを、画像形成装置100内のユニットと干渉することなく、一つの方向から容易に行うことができる。
そして、第1の実施形態では、連結板金40を含む駆動供給ユニット30を、第二支持枠体130に対して取り付けたら、第二支持枠体130に対して連結板金40をビスにより固定する。尚、第二支持枠体130に対して連結板金40を固定する方法としては、ビスに限られず、レーザー溶接であっても、加締めであってもよい。
第1の実施形態では、Y,M,C,Kの4色分の駆動供給部22を、連結板金40を介して連結し、駆動供給ユニット30として、第二支持枠体130に対して取り付けて固定されている。これにより、一度の操作で、駆動供給ユニット30を第二支持枠体130に対して取り付けることができるので、部品交換の際の操作数(組み付け工数)の低減が図られる等、サービス性が向上する。即ち、Y,M,C,Kの各色用の駆動供給部22を、第二支持枠体130に対してそれぞれ別個に締結して固定する場合と比べて、駆動供給ユニット30を第二支持枠体130に対して取り付けることで、組み付け性を向上させることができる。
更に、第1の実施形態の構成を採ることにより、画像形成時における、振動の影響を軽減することができる。その理由について図7、図8、及び図9を用いて説明する。
図8は、第1の実施形態の構成における、駆動供給部22y,22m,22c,22kから画像形成部Py,Pm,Pc,Pkへの振動の伝わり方を模式的に表したものである。
図9は、従来の構成(比較例)における、従来の駆動供給部22y,22m,22c,22kから画像形成部Py,Pm,Pc,Pkへの振動の伝わり方を模式的に表したものである。
第1の実施形態の構成は、Y,M,C,Kの4色分の駆動供給部22を、連結板金40を介して連結し、駆動供給ユニット30として、第二支持枠体130に対して取り付けて固定されたものである。一方、従来の構成では、Y,M,C,Kの各色用の駆動供給部22を、第二支持枠体130に対してそれぞれ別個に締結して固定されたものである。
例として、イエローのトナーカートリッジ19が駆動している状態の場合について説明する。イエローのトナーカートリッジ19が駆動する際には、モーター212yが振動する。第1の実施形態では、図8のように、モーター212yから生じた振動は、駆動供給部22yを振動させ、その後、連結板金40に伝播する。そして連結板金40を通して駆動供給ユニット30の全域に拡散する。同時に、モーター212yから生じた振動は、連結板金40を通して第二支持枠体130に伝播する。そして、第二支持枠体130に伝播した振動は、図7に示すように、第二支持枠体130に固定されている画像形成部Py,Pm,Pc,Pk、及び、画像形成駆動部50y,50m,50c,50kへと分散して伝わる。そのため、一つの画像形成部Py、および画像形成駆動部50yへ伝わる振動は、各所に分散されている事により、モーター212から生じている振動よりも、大きく減衰して伝わることになる。
一方、従来の構成(比較例)では、図9のように、モーター212yの振動は、駆動供給部22y、第二支持枠体130を伝って、画像形成部Py、及び、画像形成駆動部50yへと伝播する。この際、従来の構成では第1の実施形態の構成と比較して、画像形成部Py、画像形成駆動部50yに伝わる振動は、もともとのモーター212の振動が第1の実施形態の構成と比べて、直接的に伝わることになる。
画像形成部Pyに伝播した振動が、駆動列や部材剛性に影響を与えるほど大きかった場合には、画像形成駆動部50yによる駆動が乱され、回転周期が一定でなくなったり、画像形成部Pyの一部が振動してしまったりする。これにより、感光体ドラム1と中間転写ベルト7の間の隙間が広がり、トナーの転写具合が変わってしまった場合、画像不良が生じる虞がある。一方、第1の実施形態の構成では、モーター212から生じる振動が同等であっても、画像形成部P、及び、画像形成駆動部50へ伝わる振動を弱くすることができるので、従来の構成と比べて、画像不良が生じる虞を低減させることができる。
1 感光体ドラム
4 現像器
19 トナーカートリッジ
20 トナーカートリッジ装着部
22 駆動供給部
30 駆動供給ユニット
40 連結板金
100 画像形成装置
120 第一支持枠体
130 第二支持枠体
191 トナー収容部
195 駆動入力ギア
202 駆動出力ギア
212 モーター
222 連結部

Claims (3)

  1. 第1の像担持体と、前記第1の像担持体に形成された静電潜像を第1の現像剤を用いて現像する第1の現像装置と、を有する第1の画像形成部と、
    第2の像担持体と、前記第2の像担持体に形成された静電潜像を第2の現像剤を用いて現像する第2の現像装置と、を有する第2の画像形成部と、
    前記第1の現像装置に補給される第1の補給用現像剤を収容する第1の現像剤収容部と、回転駆動を受ける回転可能な第1の駆動受入れ部と、を有する第1の現像剤補給容器を装着可能な第1の装着部と、
    前記第2の現像装置に補給される第2の補給用現像剤を収容する第2の現像剤収容部と、回転駆動を受ける回転可能な第2の駆動受入れ部と、を有する第2の現像剤補給容器を装着可能な第2の装着部と、
    前記第1の装着部に前記第1の現像剤補給容器が装着された状態で、前記第1の現像装置に前記第1の補給用現像剤を補給するために前記第1の駆動受入れ部へ駆動力を付与する第1の駆動装置と、
    前記第2の装着部に前記第2の現像剤補給容器が装着された状態で、前記第2の現像装置に前記第2の補給用現像剤を補給するために前記第2の駆動受入れ部へ駆動力を付与する第2の駆動装置と、
    前記第1の画像形成部及び前記第2の画像形成部を支持する第1の支持枠体と、
    前記第1の現像剤補給容器の装着方向に関して前記第1の支持枠体よりも下流且つ前記第2の現像剤補給容器の装着方向に関して前記第1の支持枠体よりも下流に配置され、前記第1の画像形成部及び前記第2の画像形成部を支持する第2の支持枠体と、
    前記第1の駆動装置及び前記第2の駆動装置を支持し且つ前記第2の支持枠体に固定された支持板金と、
    を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の駆動装置は、前記第2の支持枠体に設けられた第1の開口部を前記第1の現像剤補給容器が貫通し且つ前記第1の装着部に前記第1の現像剤補給容器が装着された状態で、前記第1の駆動受入れ部へ駆動力を付与し、
    前記第2の駆動装置は、前記第2の支持枠体に設けられた第2の開口部を前記第2の現像剤補給容器が貫通し且つ前記第2の装着部に前記第2の現像剤補給容器が装着された状態で、前記第2の駆動受入れ部へ駆動力を付与する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記支持板金は、前記第2の支持枠体にビスにより固定されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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