JP2022065370A - 流量制御システム、及びそれを備えた燃焼制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
当該均圧弁方式の燃焼制御システムでは、コントロールモータ及び制御弁のリンケージは、熟練者により手動で調整されると共に、調整は1点合わせで空気比変更等をするには、再度、熟練者の手動調整が必要となる。これは、ダブルリンケージ方式の燃焼制御システムも同様である。
他の構成として、電子リンケージ方式の燃焼制御システムが知られており、当該電子リンケージ方式では、例えば、バーナに連接されて都市ガス13A等の燃料ガスを通流する燃料配管と、同じくバーナに連接されて燃焼用空気を通流する空気配管と、工業炉の温度に基づいてバーナの出力を制御する温調計と、当該温調計からの信号を受ける制御部と、燃料配管を通流する燃料ガス流量及び空気配管を通流する空気流量を計測して制御部に送信する電子流量計と、制御部からの信号に基づいて、燃料配管を通流する燃料ガスの流量を制御する燃料流量制御弁、及び空気配管を通流する空気の流量を制御する空気流量制御弁を備えて構成されている。
当該電子リンケージ方式では、電子流量計による燃料ガスや燃焼用空気の流量、及びそれに基づく空気比を監視しており、制御部での設定により当該空気比の変更も可能である。
また、出力や空気比の調整に熟練者の手動調整が必要になるため、省人化による効率化を図ることが難しいといった問題もある。
一方で、電子リンケージ方式では、燃料ガスや燃焼用空気の流量及び空気比の自動監視及び自動調整が可能であるものの、比較的高価な電子流量計を設ける必要があり、経済性の観点から問題がある。
前記制御対象気体が通流する現場配管に設けられ、流量制御部の制御指令により開度を制御する流量制御弁と、
前記現場配管で前記流量制御弁の出口に設けられ、前記流量制御弁の二次側出口に設けられる第2圧力計の計測結果に基づいて前記二次側出口の圧力を調整可能な二次側圧力調整機構と、
前記現場配管で前記流量制御弁の一次側に設けられ、前記流量制御弁の一次側入口に設けられる第1圧力計の計測結果に基づいて前記一次側入口の圧力を調整可能な一次側圧力調整機構と、
前記現場配管と同一径の試験配管に前記流量制御弁と前記二次側圧力調整機構と前記一次側圧力調整機構とを備えると共に前記試験配管の流量を計測する流量計を備える試験設備において、前記流量制御部が、前記制御対象気体を前記試験配管に通流させて、前記流量制御弁を所定の初期設定開度に維持した状態で前記二次側圧力調整機構にて前記二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧に設定した後、前記一次側圧力調整機構にて前記一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力に維持している状態で、前記流量制御弁の開度と前記流量計にて計測される流量との開度流量関係を記憶する記憶部とを備え、
前記現場配管に前記流量制御弁と前記二次側圧力調整機構と前記一次側圧力調整機構とを備えた現場設備において、前記流量制御部が、前記制御対象気体を前記現場配管に通流させて、前記流量制御弁を所定の初期設定開度に維持した状態で前記二次側圧力調整機構にて前記二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧に設定した後、前記一次側圧力調整機構にて前記一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力に維持している状態で、前記記憶部に記憶された前記開度流量関係に基づいて、前記流量制御弁の開度を制御して前記制御対象気体の流量を目標流量に制御する点にある。
更に、試験配管で流量制御弁の一次側に設けられ、流量制御弁の一次側入口に設けられる第1圧力計の計測結果に基づいて一次側入口の圧力を調整可能な一次側圧力調整機構を備えることにより、当該一次側圧力調整機構により流量制御弁の一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力に維持した状態で、得られる流量制御弁の開度と試験配管を通流する流量との開度流量関係は、当該試験配管と同一径の現場配管を有する現場設備において、そのまま利用することができる。
つまり、試験設備にて取得した開度流量関係は、流量制御弁の二次側の圧損が異なる種々の現場設備においても、共通で利用できるから、現場設備においては、比較的高価な電子流量計を設けることなく、既知の開度流量関係に基づいて、流量制御弁の開度を制御することで、現場配管を通流する制御対象気体の流量を所望の流量に制御することができる。
更に、当該制御には、熟練者の手動調整が不要であるため、省人化による効率化も図ることができる。
以上より、電子流量計を設けることのない簡易な構成を維持して経済性を向上しつつ、流量等の各種調整の自動化による省人化を実現できる流体の流量制御システムを実現できる。
前記記憶部は、前記試験設備において、前記流量制御部が、前記流量制御弁を所定の初期設定開度に維持した状態で前記二次側圧力調整機構にて前記二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧に設定した後、前記一次側圧力調整機構にて前記一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力に維持している状態で前記第2圧力計にて計測される前記二次側出口の圧力と前記流量計にて計測される流量との圧力流量関係を記憶するものであり、
前記流量制御部が、前記開度流量関係にて前記流量制御弁の開度を制御して前記制御対象気体の流量を前記目標流量へ制御しているときに、前記第2圧力計にて計測される前記二次側出口の圧力と前記圧力流量関係とから導出される流量が、前記目標流量と異なる場合に、流量制御異常と判定する異常判定部を備える点にある。
即ち、当該原理を用いて、異常判定部は、開度流量関係にて流量制御弁の開度を制御して制御対象気体の流量を目標流量へ制御しているときに、第2圧力計にて計測される二次側出口の圧力と圧力流量関係とから導出される流量が、目標流量と異なる場合に、流量制御異常と判定することで、制御対象気体の流量の目標流量への制御の異常を良好に判定できる。
前記現場配管としてバーナに連通接続する燃料配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃料ガスの流量を制御する前記流量制御システムとしての燃料流量制御システムと、
前記現場配管として前記バーナに連通接続する燃焼用気体配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃焼用気体の流量を制御する前記流量制御システムとしての燃焼用気体流量制御システムとを備え、
前記流量制御部は、前記燃焼用気体の流量を前記目標流量に制御すると共に、前記燃料ガスの流量を前記目標流量に制御して、前記バーナで目標出力及び目標空燃比となる前記燃焼用気体及び前記燃料ガスを供給する点にある。
前記現場配管としてバーナに連通接続する燃料配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃料ガスの流量を制御する前記流量制御システムとしての燃料流量制御システムと、
前記現場配管として前記バーナに連通接続する燃焼用気体配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃焼用気体の流量を制御する前記流量制御システムとしての燃焼用気体流量制御システムとを備え、
前記流量制御部は、前記燃焼用気体の流量を前記目標流量に制御すると共に、前記燃料ガスの流量を前記目標流量に制御して、前記バーナで目標空燃比となる前記燃焼用気体及び前記燃料ガスを供給し、
前記異常判定部では、異なる種類の前記バーナに対し共通の前記圧力流量関係を用いて前記流量制御異常の判定を実行する点にある。
前記流量制御部は、異なる種類の前記バーナに対し共通の前記開度流量関係を用いて前記制御対象気体の流量を制御する点にある。
前記一次側圧力調整機構は、前記現場配管を通流する前記制御対象気体の前記一次側入口の圧力を設定圧力に自動調整するガバナ、又は前記現場配管に前記制御対象気体を圧送するインバータ方式のブロアから構成される点にある。
前記二次側圧力調整機構は、前記現場配管を通流する前記制御対象気体の前記二次側出口の圧力を弁体の開度を変動する形態で調整する圧力調整弁又はバタフライ弁から構成される点にある。
以下、図1~7に基づいて、当該実施形態に係る流量制御システム100、200、及び燃焼制御システム300について説明する。
より詳細には、燃料現場配管H1には、上流側から、第2安全電磁弁SV2、第1安全弁SV1、ガバナGA、第1燃料圧力計P1g、燃料流量制御弁RVg、第2燃料圧力計P2g、二次側燃料圧力調整機構GV、バーナBNaが、記載の順に設けられている。
当該構成により、燃料流量制御システム100は、燃料現場配管H1に燃料流量制御弁RVgと二次側燃料圧力調整機構GVと一次側圧力調整機構としてのガバナGAとを備えた燃料現場設備100aにおいて、燃料ガスGを燃料現場配管H1に通流している状態で、燃料流量制御弁RVgを所定の初期設定開度(例えば、100%開度)に維持した状態で二次側燃料圧力調整機構GVにて二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧(例えば、4kPaG)に設定した後、ガバナGAにて一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力(例えば、8kPaG)に維持している状態で、燃料流量制御弁RVgは、記憶部S3に記憶された開度燃料流量関係(図6に図示)に基づいて、燃料流量制御弁RVgの開度を制御して燃料ガスGの流量を目標流量に制御する。
より詳細には、空気現場配管H2には、上流側から順に、ブロアB、第1空気圧力計P1a、空気流量制御弁RVa、第2空気圧力計P2a、バタフライ弁BVa、第3空気圧力計P3a、バーナBNaが記載の順に設けられている。
ここで、第3空気圧力計P3aは、空気現場配管H2のバーナBNaの一次側入口でバーナBNのヘッド圧を計測するものであり、図5に示すように、バーナ1~3毎にヘッド圧と流量との関係が既知の値と整合性があるかどうかを確認可能に構成されている。
当該試験設備400は、燃料現場設備100a(現場設備の一例)、空気現場設備200a(現場設備の一例)にて用いるために、上述した開度燃料流量関係(図6に図示)や開度空気流量関係(図3に図示)を予め取得することを目的として、燃料現場設備100a、空気現場設備200aとは別に設けられるものであり、制御対象流体が燃料ガスGである場合、燃料現場配管H1と同一径の試験配管Hを用い、制御対象流体が燃焼用空気Aである場合、空気現場配管H2と同一径の試験配管Hを用いて試験を実施する。以下では、燃料ガスGに係る開度燃料流量関係を取得する構成例及び方法について説明するが、燃焼用空気Aに係る開度空気流量関係を取得する構成例も、実質的に同一の構成例及び方法にて取得可能である。
当該試験設備400は、図2に示すように、燃料現場配管H1と同一径の試験配管Hに燃料流量制御弁RVと二次側圧力調整機構としてのバタフライ弁BVと一次側圧力調整機構としてのインバータ式のブロアBとを備えると共に試験配管Hの流量を計測する流量計Fを備えている。より詳細には、上流側から順に、ブロアBと、流量計Fと、燃料流量制御弁RVの一次側入口の圧力を計測する第1試験圧力計P1と、燃料流量制御弁RVと、燃料流量制御弁RVの二次側出口の圧力を計測する第2試験圧力計P2と、バタフライ弁BVと、試験用のバーナBNとが、記載の順に設けられている。
当該試験設備400において、制御装置Ssに設けられる流量制御部Ss1は、燃料ガスGを試験配管Hに通流させて、燃料流量制御弁RV(流量制御弁の一例)を所定の初期設定開度(例えば、100%:燃料現場設備100aでの初期設定開度と同一の開度)に維持した状態でバタフライ弁BVにて二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧(例えば、4kPaG:燃料現場設備100aでの初期設定二次圧と同一の圧力)に設定した後、ブロアBにて一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力(例えば、8kPaG:燃料現場設備100aの流量制御圧力同一の圧力)に維持している状態で、燃料流量制御弁RVの開度と流量計Fにて計測される流量との開度燃料流量関係(燃焼用空気の場合は、開度空気流量関係)を、制御装置Ssに設けられる記憶部Ss3に記憶する。
当該構成を採用することにより、圧力損失が異なるバーナ(図3、6でバーナ1~3)に対し、共通の開度空気流量関係(図3の関係)及び共通の開度燃料流量関係(図6の関係)に基づいて、燃料流量制御弁RVg及び空気流量制御弁RVaの開度を制御できる。
尚、制御を継続して実行しているときにおいて、燃料流量制御弁RVg、空気流量制御弁RVaの二次圧は、目標出力や目標空燃比等への制御の成り行きにより、初期設定二次圧から変動するが、燃料流量制御弁RVg、空気流量制御弁RVaの一次圧は、一次側圧力制御機構としてのガバナGAやブロアBにより一定に保たれることになる。
そこで、当該実施形態に係る流量制御システム100、200、及び燃焼制御システム300では、異常判定部S2により以下の制御が実行される。
当該異常判定部S2は、燃焼用空気Aに係る空気現場設備200aとしての流量制御システム200の場合、流量制御部S1が、開度空気流量関係(図4に図示)にて空気流量制御弁RVaの開度を制御して燃焼用空気Aの流量を目標流量へ制御しているときに、第2空気圧力計P2aにて計測される二次側出口の圧力と圧力空気流量関係とから導出される流量が、目標流量と異なる場合に、流量制御異常と判定する。
当該異常判定部S2は、異なる種類のバーナBNaに対し、共通の開度流量関係(開度燃料流量関係又は開度空気流量関係)を用いて流量制御異常の判定を実行することになる。
(1)上記実施形態において、燃焼用気体として燃焼用空気を例示したが、例えば、酸素を富化した酸素富化ガスを燃焼用気体として用いても構わない。
また、流量制御システム100は、バーナ等の燃焼装置に関わらず、種々の気体の流量を制御するシステムに対して、好適に組み込むことが可能である。
即ち、試験設備400において、開度流量関係を試験配管Hを通流する制御対象気体の温度毎に取得すると共に、現場配管H1、H2にて計測される制御対象気体の温度に対応する温度における開度流量関係に基づいて、燃料現場設備100a、空気現場設備200aにて、制御対象流量の流量制御を実施しても構わない。
100a、200a :現場設備
200 :流量制御システム
300 :燃焼制御システム
400 :試験設備
A :燃焼用空気
B :ブロア
BNa :バーナ
BVa :バタフライ弁
F :流量計
G :燃料ガス
GA :ガバナ
GV :二次側圧力調整機構
H :試験配管
H1 :燃料現場配管
H2 :空気現場配管
P1 :第1試験圧力計
P1g :第1燃料圧力計
P2 :第2試験圧力計
P2a :第2空気圧力計
P2g :第2燃料圧力計
P3a :第3空気圧力計
P2 :第2圧力計
R :工業炉
RV :燃料流量制御弁
RVa :空気流量制御弁
RVg :燃料流量制御弁
S :制御装置
S1 :流量制御部
S2 :異常判定部
S3 :記憶部
Ss :制御装置
Ss1 :流量制御部
Ss3 :記憶部
Claims (7)
- 燃料ガス及び当該燃料ガスの酸化剤としての燃焼用気体を含む制御対象気体の流量を制御する流量制御システムであって、
前記制御対象気体が通流する現場配管に設けられ、流量制御部の制御指令により開度を制御する流量制御弁と、
前記現場配管で前記流量制御弁の出口に設けられ、前記流量制御弁の二次側出口に設けられる第2圧力計の計測結果に基づいて前記二次側出口の圧力を調整可能な二次側圧力調整機構と、
前記現場配管で前記流量制御弁の一次側に設けられ、前記流量制御弁の一次側入口に設けられる第1圧力計の計測結果に基づいて前記一次側入口の圧力を調整可能な一次側圧力調整機構と、
前記現場配管と同一径の試験配管に前記流量制御弁と前記二次側圧力調整機構と前記一次側圧力調整機構とを備えると共に前記試験配管の流量を計測する流量計を備える試験設備において、前記流量制御部が、前記制御対象気体を前記試験配管に通流させて、前記流量制御弁を所定の初期設定開度に維持した状態で前記二次側圧力調整機構にて前記二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧に設定した後、前記一次側圧力調整機構にて前記一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力に維持している状態で、前記流量制御弁の開度と前記流量計にて計測される流量との開度流量関係を記憶する記憶部とを備え、
前記現場配管に前記流量制御弁と前記二次側圧力調整機構と前記一次側圧力調整機構とを備えた現場設備において、前記流量制御部が、前記制御対象気体を前記現場配管に通流させて、前記流量制御弁を所定の初期設定開度に維持した状態で前記二次側圧力調整機構にて前記二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧に設定した後、前記一次側圧力調整機構にて前記一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力に維持している状態で、前記記憶部に記憶された前記開度流量関係に基づいて、前記流量制御弁の開度を制御して前記制御対象気体の流量を目標流量に制御する流量制御システム。 - 前記記憶部は、前記試験設備において、前記流量制御部が、前記流量制御弁を所定の初期設定開度に維持した状態で前記二次側圧力調整機構にて前記二次側出口の圧力を所定の初期設定二次圧に設定した後、前記一次側圧力調整機構にて前記一次側入口の圧力を所定の流量制御圧力に維持している状態で前記第2圧力計にて計測される前記二次側出口の圧力と前記流量計にて計測される流量との圧力流量関係を記憶するものであり、
前記流量制御部が、前記開度流量関係にて前記流量制御弁の開度を制御して前記制御対象気体の流量を前記目標流量へ制御しているときに、前記第2圧力計にて計測される前記二次側出口の圧力と前記圧力流量関係とから導出される流量が、前記目標流量と異なる場合に、流量制御異常と判定する異常判定部を備える請求項1に記載の流量制御システム。 - 請求項1又は2に記載の流量制御システムを用いた燃焼制御システムであって、
前記現場配管としてバーナに連通接続する燃料配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃料ガスの流量を制御する前記流量制御システムとしての燃料流量制御システムと、
前記現場配管として前記バーナに連通接続する燃焼用気体配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃焼用気体の流量を制御する前記流量制御システムとしての燃焼用気体流量制御システムとを備え、
前記流量制御部は、前記燃焼用気体の流量を前記目標流量に制御すると共に、前記燃料ガスの流量を前記目標流量に制御して、前記バーナで目標出力及び目標空燃比となる前記燃焼用気体及び前記燃料ガスを供給する燃焼制御システム。 - 請求項2に記載の流量制御システムを用いた燃焼制御システムであって、
前記現場配管としてバーナに連通接続する燃料配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃料ガスの流量を制御する前記流量制御システムとしての燃料流量制御システムと、
前記現場配管として前記バーナに連通接続する燃焼用気体配管を通流する前記制御対象気体としての前記燃焼用気体の流量を制御する前記流量制御システムとしての燃焼用気体流量制御システムとを備え、
前記流量制御部は、前記燃焼用気体の流量を前記目標流量に制御すると共に、前記燃料ガスの流量を前記目標流量に制御して、前記バーナで目標空燃比となる前記燃焼用気体及び前記燃料ガスを供給し、
前記異常判定部では、異なる種類の前記バーナに対し共通の前記圧力流量関係を用いて前記流量制御異常の判定を実行する燃焼制御システム。 - 前記流量制御部は、異なる種類の前記バーナに対し共通の前記開度流量関係を用いて前記制御対象気体の流量を制御する請求項3又は4に記載の燃焼制御システム。
- 前記一次側圧力調整機構は、前記現場配管を通流する前記制御対象気体の前記一次側入口の圧力を設定圧力に自動調整するガバナ、又は前記現場配管に前記制御対象気体を圧送するインバータ方式のブロアから構成される請求項3~5の何れか一項に記載の燃焼制御システム。
- 前記二次側圧力調整機構は、前記現場配管を通流する前記制御対象気体の前記二次側出口の圧力を弁体の開度を変動する形態で調整する圧力調整弁又はバタフライ弁から構成される請求項3~6の何れか一項に記載の燃焼制御システム。
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